川崎フォトエッセイ  その27      ←前 次→  ホーム


 木枠の窓が、アルミサッシの窓に変わりつつある。気密性が高いので、エアコンをつけたときなど、有利だろう。

 木枠の窓は、建て付けが悪いと、閉めていても、何処からともなく隙間風が吹いてくる。これが自然の換気装置になっていたのかもしれない。

 採光窓は、自然の光りを部屋に引き込む仕掛けなので、照明設備だ。覗き窓は、外の様子を眺める窓で、平和なときは屋外観賞窓になる。

 古い街並みで、格子窓から外を覗く子猫を発見した。外の様子をうかがいながら、居眠りしていた。

 窓は内と外を繋ぐものだが、人は出入りできない。窓辺での会話は、訪問しているようであり、訪問していないようでもある。垣根越しでの会話もそうだ。

 この微妙な距離は、ネットのチャットとちょと似ている。