川崎フォトエッセイ  その1211 弁当の秘密      HOME

 行楽などで、野外で弁当をとることがある。家にあるような食器類とかがないため、弁当箱や、何らかの入れ物が必要になる。

 行楽では、重箱を持ち込む場合もあるが、容器そのものが重いだろう。

 学校や職場で、お昼に弁当を持ち込むこともあるが、これは行楽向けではないだろう。だが、仕事先が野外のこともある。

 最近は弁当屋やコンビニ弁当の普及で、外食する代わりに買うことがある。

 出来合いの弁当よりも、自宅で作った弁当の場合、それなりの差が出てしまう。家の事情が、それとなく分かる。

 そのため、弁当の中身を知られたくない子供もいるだろう。たとえば、ご飯の上におでんのちくわが一本だけ乗っているような弁当だ。

 この場合、単に一人で、山歩きなどをしているときなら、何ら問題はないが、多人数で、食べる場合は、人目が気になるものだ。

 弁当は食べるものだが、見せるものにもなっている。妙な弁当は人には見せられないため、弁当の時間が嫌になることもある。