川崎フォトエッセイ  その1289 古本      HOME

 古書は、昔に書かれた情報のバックナンバーのようなものだ。

 数年前に出たパソコン関係の書籍は、実用書としての価値がしんどくなっている。情報が古すぎるのだろう。

 古いパソコンやソフトに関しての情報を得ることは出来るが、そうまでして使うような物があるのかと考えると、少し疑問だ。

 しかし、人にはどんな事情で、どんな用事があるやも知れず、また、古くても愛用している人もいるだろう。

 中古カメラなどを買うとき、古いカメラ雑誌のレビュー記事などは参考になるが、余程のコレクターか、愛好家でないと、そこまで調べないだろう。

 しかし、そうやって調べている人もいることは確かなのだ。その気対で古本屋へ行っても、需要の少ないものに対しての扱いは冷たい。

 時代は豊かになっているはずなのに、とんがった一点のみに集中するようだ。

 

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