川崎フォトエッセイ  その1326 損傷      HOME

 多少損傷していてもやっていける。

 しかし、損傷していることを自覚しないで、動くとおかしなことになる。

 いつ、そのウイークポイントが、禍のタネとなるか、分からないからだ。

 しかし、完璧なものは存在しない。それが出来上がった時点で、既に何らかの欠陥があるかもしれない。

 世の中には動かしてみなければ、どの程度のものなのかが分からないこともある。

 実験できない事柄があり、いきなり世の中で動かさなければいけない。

 あからさまに損傷しているものに対しては、それが表に出ているだけに、それなりの対処方法がある。

 しかし、内部や内面の損傷は、外からでは見えない。

 だが、内側では自覚症状があり、その損傷を把握していることもある。大事なところで、それを隠すと、周囲が迷惑する。

 

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