川崎日誌 2016年9月 川崎日誌  HOME


 



■■ 2016年09月30日 金曜日 午前7時19分
 
 今朝は寒い。17度。これは聞いていなかった。予報にはない寒さだ。しかし昼間の気温は上がるらしい。そして珍しく朝は晴れている。晴れの日の朝は寒いのかもしれない。これは僅かな晴れ間で、一週間予報では雲マークがずらりと並んでいる。傘マークにはしにくいのだろう。曖昧なまま。
 昨日は肌寒く、暖かい目のカッターシャツを買おうとしたのだが、迷った末、買えなかった。似たようなのを持っていたような気がするからだ。
 狙っていたのは分厚い目のカッターシャツだが、生地がポリエステル。少しふんわりとし、柔らかい。見た目、普通のカッターシャツなのがミソ。同種のものを探すと、冬場に特価でよく出るポリエステルのふんわりとしたTシャツだ。あれに襟とポケットを付け、ボタンを付けたような感じ。それで、生地が今一つ気に入らない。感触は柔らかくていいのだが。
 次にGUへ行くと、本当に分厚いカッターシャツがずらりと並んでいた。これだと思ったのだが、デザインは普通。所謂ネルシャツなのだが、お馴染みのチェック柄ではないのがミソ。生地の分厚さが、この時期好感が持てる。昨日は涼しすぎたので、暖が欲しいところなので、丁度。
 コート系は真冬の手前あたりの軽いタイプが売られており、まだこの季節、早い。中綿はなく、裏地のボアもなく、分厚い目の綿生地だけ。まあGジャンを大袈裟にしたようなもの。Gジャンというのは短い。それをコートにしたような感じだが、何処かミリタリー風で大袈裟。見た感じ暖かそうなのだが、大したことはない。
 次はパーカー。こちらは大人しい。分厚い目のカッターシャツにフードを付けた程度だが、生地がいい。襟がフードになっただけではなく、胸ポケット一つのネルシャツに比べ、脇にもポケットがある。おそらくこれがいいと思えるが、これを着たまま昼寝をすると、フードが首に入り、痛いことがある。カッターシャツ系は襟の汚れが気になるが、フードはあまり気にならない。分散するためだろう。常に同じ位置に首が来るとは限らないためだ。
 しかし、この季節、長袖のカッターシャツが合っている。それでは寒いときがあるので、分厚い目の生地がよい。または綿ではなく、ポリエステルの暖かそうなタイプ。これは裏地があり、ツルッとしているため、袖を通しやすい。まあ、ポリエステルのくにゃっとした生地なので、真がない。
 また定番としてはGジャンではなく、Gシャツだ。ジーンズ系のカッターシャツ。Gジャンよりも生地は薄いが、これは馴染むと、ずっと着ていたりしそうだ。生地はそれほど薄くはないが、分厚くもないので、年中着られる。
 ただ、そういうタイプは青い。これでブルージーンズや、紺系のズボンだと、真っ青だ。背の青い魚のようになる。
 やはりこの季節、少し毛羽立ったネルシャツの暖かみがいい。ネルシャツは寝るシャツなので、そのままパジャマになる。だから張りのある生地ではなく、パジャマのようなタイプが好ましい。
 さて、GUだが、ズボン系はネルパンが多い。ポリエステルのツルッとしたのもあるが、これは夏場だろう。ネルの柔らかいタイプのゴムパン、紐パンが好ましい。ただ、ネルになると前のファスナーがない。ポリエステル系はあるが、今だと薄くて頼りないだろう。これは中綿式の防寒ズボンで、表面がツルッとしたポリエステルズボンが復活するのだが。
 GUの店頭でマネキンが着ているのは白い長袖のTシャツ。しかし裏を見ると、ボア入り。これでもいいのだが、襟がない。首元が寒い。
 やはり本命はポリエステルの柔らかそうなカッターシャツ。裏地があるので一枚物のカッターシャツよりもお得。このカッターシャツ、スーパー側にあり、ずらりと並んでおらず、サイズ違いで三枚あるだけ。
 それで似たようなものを持っていないかと探すと、軽いセーターがそれに相当する。ただ、襟はない。それにダブッとしていないので、結構窮屈だった。昨日見た衣料品は殆ど似たようなものを持っている。やはりあのポリエステル裏地入りカッターシャツが本命だろう。そのカッターシャツ。シャツコーナーではなく、一寸した上着コーナーにあった。
 
 昨日は秋鮭が特価で売られていたので買う。焼くタイプではなく、骨を全部取ったバター炒め用。まあ、網で焼くのもフライパンで焼くのも変わりはない。フライパンの上に乗せ、そのまま動かさないと、焼いていることになる。網焼きと違い、くっつかないのでよい。
 大根が一本150円で、かなり大きいのがあったので買う。これは百円になったりするのだが。しかし、大きすぎる大根は扱いにくい。
 それで、分厚い目に輪切りにし、おでんの大根のように煮る。流石に全部は入らないが、三分の一分はあるだろう。これで野菜は当分ある、しかし大根の中身は殆ど水だったりするが。
 そのため、大量の大根下ろしを作り、それを保存している方がいいかもしれない。
 脂っこい物を食べるとき、大根下ろしがあると助かる。またちりめんじゃこなどと一緒に食べると、非常に食べやすい。少し辛い方がよかったりするが、どのタイプの大根にあたるのかは囓ってみないと分からない。ただ、煮物向け、大根下ろし向けの箇所がある。大根の先か、葉のある方かで、使い分ける。先に行くほど辛い。
 
 ゲーム信長の野望の本能寺後のシナリオはかなり難しい。いつもの調子で、天下を取れない。
 東北を取れば、一気に北条を倒し、そのまま東海道を進めば徳川や織田は倒せるというか、殆どここが決戦になる。ここで勝てばあとは簡単。その勝つまでが楽しいのだが、今回はそうはいかない。
 畿内は骨肉の争い。分裂した織田軍団が大名になり、大きな領地を持っている。それだけではなく、織田家も二つに割れ、ゲームでは岐阜織田家と、尾張織田家に別れ、この兄弟同士でも戦ったりするし、尾張織田家は何と徳川と戦っている。もう仁義なき戦いだ。徳川が攻めてきたのではなく、織田が攻めているのだ。
 このシナリオ、同じシナリオでも毎回状況が違う。今回は秀吉が強い。これは隣接する宇喜多を取り、毛利も窺っている。これで領地が増えるため、兵が多くなる。さらに四国にも上陸し、徳島あたりは取っている。本来なら畿内へ兵を送るにも、毛利が尻を囓るので、手間取るのだが、中国方面を取ると、逆に有利になる。毛利はそれほど強くはない。
 強いのは秀吉のライバルの光秀。ゲームでは織田家最強となっている。早く光秀の領地と取らないと、柴田が先に取ってしまう。それだけではなく、尾張織田家の勢力が結構あり、既に伊賀を取っている。
 柴田は隣接する敵は上杉程度。謙信なき上杉家は領地も狭くなっており、それほど強くはない。だから安心して近江に入っていける。そして岐阜織田家を取っている。しかし、そこで止まっている。
 柴田の動きは、朝倉の動きと同じになる。実際に、そこに居城を構えており、上杉を取ろうとしているが、中原が忙しいので、上杉とは同盟したかもしれない。秀吉軍が近江に迫っているのだ。所謂賤ヶ岳の戦いだろう。このとき、いち早く柴田は上杉領を取っておれば、越前越中越後の兵をぶつけることができる。織田軍主力の柴田軍も謙信軍には勝てなかった。まあ、武田信玄軍には徳川も勝てなかったようなものだろう。
 その武田は勝頼の代になっており、徳川と北条に囓られている。これは亡びるだろう。ただ、武田の家来はどれも強い、それを得ると、強くなる。武田の武将に大軍を任せれば、かなり強い。しかし、老武将が多く、年寄りなので、寿命で亡くなることが多い。
 今回は真田は生きている。二城が一城になったが。攻めているのは上杉で、これは問題なく落とせるのだが、真田の後ろに北条がおり、北条が援軍を送り続けている。
 さて、今回も山形の最上でスタートした。東北を全部取れば、天下は取れる。そして、今回も東北は簡単に取れた。しかし、伊達が取れない。これは姻戚関係で同盟しているため。伊達を敵に回すと、最上は北へ向かっても、伊達に尻を囓られる。その憂いが同盟しているのでない。だから伊達のおかげで、安心して東北を取る、領地的には伊達領を超えているのだが、城が少なく、兵も少ない。
 いつもなら、伊達が何処かで戦っているとき、一気に伊達が取れたが、今回の伊達は領地が広い。同盟でも、姻戚でも、解消することができるので、いつでも攻められる。
 ただし、普通の状態では無理で、伊達の兵が減っているときに限られる。北条はまだ伊達領まで来ていない。佐竹が北条と接しているが、結構強いので、北条は上がって来れない。
 もう一つ大きな勢力は蘆名。これは日本海側へ抜けられるのだが、そこは上杉がいる。その上杉が蘆名を狙っている。この蘆名、結局は伊達が取ってしまう。するとますます伊達が大きくなり、東北の北側から北海道までの兵を持つ最上でも、兵力的には難しい。だから、佐竹と伊達が戦っているときに、一気に南下するかしかないので、そのタイミングを待っている。これは待ち続けると、ますます伊達が大きくなり、手に負えなくなる。しかし、同盟を続けている限り、伊達領を超えて兵を動かすことができる。また援軍も可能。しかし、それで取った領地は飛び地となり、これは守り切れない。
 暇なので、上杉領に攻め入ってもいいが、それをすると、北条と接してしまう。上杉領を取っていくと、柴田や徳川とも接してしまう。これは勢いが強いので、相手にしない方がいい。それだけの兵を東北から送り続けられない。城を攻撃されたとき援軍に間がかかるため、取った領地を守り切れない。
 
 
■■ 2016年09月29日 木曜日 午前7時18分
 
 今朝も雨。それどころか西日本は大雨になると、予報があった。本当に長い雨だ。この長雨で野菜の値段が高くなるかもしれない。また稲刈りのタイミングも難しいだろう。田植えは雨の中でもいいが、稲刈りは刈った稲を乾燥させたりするため、晴れている方がいい。昔は長い竿で蒲団を干すようにぶら下がっていた。今は稲藁そのものも跡形なく消えるが、濡れている稲を刈りたくないだろう。
 この長雨の影響か、体調もよくない。かんかん照りの真夏の方がよかったかもしれない。まあ梅雨時の鬱陶しい時期と同じだろう。
 何か目的があり、それに熱中しているときは、体調はあまり関係なかったりすることがある。これは熱中しているので、分からないのだ。特に何もない日、目的も用事もあまりない日は体調が目立つようになる。目的や、熱中してしまうようなことをしていると、身体も頑張っているのだろう。そういうのが終わると、疲れがどっと出たように感じる。無理をするというのは、無理をしていることに気付かないだけで、その無理が終わったとき、疲れたように感じる。実際には疲れた状態でやっていたのだろう。
 精神力で身体を引っ張っていけるのだが、それはそれで、また問題だ。りんごは何も言わないけれど、ではないが、身体は何も言わないことがある。まあ、喋り出せば五月蠅くて仕方がないだろうが。
 だから雨の日など、体調が思わしくないときは、いいタイミングなので、休むことだろう。それに雨や低気圧でしんどいので、休みやすい。
 一番の休みは睡眠。これは毎晩取っている。ここを奪われるほど忙しいことを連日やっていると、身体を壊すだろう。まあ、まとめて寝るというのもあるが、その日の疲れはその日の睡眠で取る方がいい。
 精神的なもの、気合いとかも、体力の内で、それが弱っていると、気合いも出ない。そう言うときは気合いを入れないで流していくのがいいだろう。
 しかし、寝過ぎると逆にしんどい。必要以上に寝る場合、体力がいる。適度さ、これが意外と難しいが、調子の良いときは、寝付きもいいし寝起きもいい。
 まあ、人は身体だけを動かしているわけではなく、色々なことをしているので、気疲れとか場疲れとか精神的疲労も大きい。
 程良く疲れ、程良く休むのがいいのだろうが、休んでばかりいると、逆にまたよくない。程良さ、これが難しい。
 雨にも負け、風にも負け、夏の暑さにも負け、と負け続けている人の方が無難だったりする。
 
 カメラ方面はあまり熱心でないときや、とりあえず何か持ち出すときは、パナソニックの旅カメラTZ70をポケットに入れている。これで24から720ミリまで写せ、ファインダーも付いている。液晶が回転しない程度で、全部詰まっていて、さらに軽い。
 夜景なども結構写せる。レンズは明るくないが、広角端だとブレも分かりにくい。あるタイミングで連写で合成モードに入るのだが、ある距離、これは数メートル先にピントが来ていることが条件だろうが、所謂手持ちストロボなし夜景モードに入る。連写となるので、これでぶれたりする。少しの間、じっと構えていないといけない。瞬間ではない。少し間がある。
 しかし、連写合成でなくても、結構写っている。感度上げと手ぶれ補正だけ、暗いレンズでも何とかなっている。
 流石に旅カメラで、旅行に行ったとき、全景を入れたいとか、アップで撮りたいとか、屋内でも撮りたいとか、食べ物を撮りたいとか、夜景も撮りたいとか、そう言ったものを全てポケットに入るカメラで撮ってしまえる。ファインダーを覗けることも効いており、液晶では見えにくいものや、超望遠で狙い撃つするときなどは、ファインダーがあるとないとではかなり違う。
 日常の移動シーンは旅ではないが、それでも旅行に出たときと同じように、色々な被写体がある。写真的にはジャンルが全く違うものが同居していたりする。花をマクロで撮っているかと思えば、鳥を撮したりとか。
 風景写真のように撮しているかと思うとドキュメンタリー風なのを撮したり、街中のオブジェを撮したりと、これは旅行に行ったときに似ているのだ。
 このカメラを持っていると、猫や鳥と遭遇したときも、安心だ。
 鳥や猫は構えたとき、もういないことがある。ポケットに入れていると取り出すのが早いので、間に合いやすい。また、自転車などで遠ざかる人も、望遠があると、追いかけられる。結経距離が遠くても、まだ間に合う。
 まあ、そういうとりあえずのカメラは、雨の日も使える。ポケットから取り出すので、わりと簡単に出せ、しかも傘を差していても片手で写せる。
 このカメラ一台でも良かったのではないかと思うほどだが、気合いの入っているときは、少し物足りない。
 

 


■■ 2016年09月28日 水曜日 午前7時32分
 
 今朝も雨。当分はっきりとしない日が続くようだ。雨が降っているのなら、はっきりとした日だが、たまに晴れたりするし、また真夏のように昼間暑かったりする。そして台風が発生し続けている。一寸掴みようがないのが、今年の秋。そのうち日本晴れの日が続くはず。
 雨が降るのはいいのだが、自転車移動中だけ、やんでいてくれれば問題はない。傘を差すのが面倒なので。
 今朝は雨空だが、喫茶店へ行くまでの間は降っていなかった。幸いだ。
 昨日は結構温度が高かった。扇風機が必要で、真夏と変わらない。まだ9月なので、夏がまだ残っているのは仕方がない。10月になると、かなり切り離せる。夏用ではなく、冬によく着ているカッターシャツだと、結構暑い。ただ、喫茶店内では、これで丁度か、少し寒い程度。暑い日は冷房もしっかりかかっているため。
 いつも行くスーパーの二階にある衣料品店に鞄がある。鞄屋もあるが、ぽつんぽつんと靴が置かれている。今年の新作だろうか、布リュックがある。生地を変えてきたのだ。しかし、少し大きい目で、リュックなので縦型のため、底が井戸のようになり、取り出しにくい。そのためか、ポケットが使いやすくなっていた。前ポケットが二つあり、ポケットの上にポケットが重なっているような感じ。だから、縦型リュックが三階建てのようになっている。その一つが非常に大きく、底まで行っている。レンズが飛び出し、嵩張る一眼レフでも楽に入る。ここに入れていると、取り出すとき、楽だ。メインポケットは深すぎるので、掘り出さないといけない。
 鞄が大きすぎるのが難。ただ、自転車の前籠に入れるには、丁度かもしれない。籠の横幅に収まるのは縦型のため、横幅は大したことはないためだ。横型のショルダーだと引っかかる。それで取り出すとき、擦り、偽皮箇所が禿げてきた。樹脂製の籠でも、毎日擦っていると、そうなるのだろう。偽皮は禿げると色が変わるが、布製は目立たない。
 内側を見ると裏打ちされている。多少の雨でも何とかなりそうな内側カーテンのようなものだろう。だから布一枚ではなく、裏地がある。布一枚だと濡れると染みこむのが早いだろう。アウトドア風デザインだが、防水性はない。
 一番気に入っているのはノートパソコンを差し込む個室があることだ。当然背面のクッションがある箇所。メインポケットはこれだけでいいのではないかと思えるほど。実は深い方の前ポケットに、ノートが入ったりする。これはもうポケットではない。
 底は幅があるので、広いが、これは絞れるかもしれない。背負い紐は普通。幅があり、クッションが入っているが、特に仕掛けはない。実際には片掛だろう。背負うほどの距離を移動しなかったりする。
 ショルダーバッグとの違いは、肩に掛けている状態で、鞄から財布などが取り出しにくいこと。トートバッグなどはそのまま中のものを取り出せる。リュックは肩掛けにして、少しひねらないと無理。紐が短いためもある。そのため背中側にサブポケットがあったりするのだが、このリュックはそんな仕掛けはない。ポケットは横にもあるが、これはケータイ程度しか入らない。片側だけで、二つない。しかし輪っか類がかなりあり、これで吊せる。ここに色々なものを吊すと小学生の登校風景になる。ものすごい数の袋を吊している。ランドセルに入らないのだろう。それに最近は普通に水筒を持ち歩いている。水筒など遠足のときのアクセサリーだ。喉が渇けばその辺にある水道の水を飲んでいた。暑い盛り蝉捕りに行き、駅で水を飲んだことがある。駅へ行けば水が飲める。改札の中だが、言えば入れてくれた。まだ公園に水飲み場などなかった。
 当然学校で喉が渇くこともあるが、それは給食のときぐらいで、何かを食べたあとだ。それ以外で、喉が渇くことがあった場合、学校にお茶がある。タンクのようなものに入っており、コックをひねるとお茶が出た。コップは横に並んでいる。あれはアルミではなく、真鍮だったのかもしれない。それは一箇所にあり、給食を作っている場所だ。給食係になると、おかずの入ったバケツを運んだり、薬缶を運んだりした。湯飲みは学校にあった。それも運ぶ。
 中学になると、同じように薬缶を運ぶ係がある。これは日直の仕事。その薬缶のお茶、どうして飲むのかというと、まさか口のみできないので、弁当箱の蓋で飲んだ。わざわざ湯飲みなど持って行かなかった。
 だから、小学生の荷物が多いのは、スリッパとか、そういった授業以外の何かで使うのだろう。
 その近くの中学生は手提げ鞄ではなく、リュックを背負っている。これは運動具入れとかのはずだが、そこに全部入れているのだ。当然手提げとリュック両方の子もいるが、リュックだけの子が多い。サイズは同じで、横幅が結構ある。だから小さな子はリュックが歩いているようだ。若い頃から重いものを背負わされているようなものだ。学生服にリュック、これは歩兵だ。
 中学生といっても、この前まで小学生。だから、もの凄く小さい子もいる。しかしリュックは大きい。しかも横に広い。
 リュックは楽しいもので、これはハイキングや、遠足だ。そういう遊びに行くときの鞄だった。だからリュックにはおやつが入っている。
  
 
■■ 2016年09月27日 火曜日 午前7時52分
 
 今朝も少し遅く起きてきた。いつもの時間に目が覚めたのだが、二度寝したのがいけなかったようだが、寝やすい季節になっているのだろう。また、少しだけ夜更かししたのかもしれない。
 寝る前は暑かったので、窓を開けていた。途中で寒くなり、閉めた。それが明け方近い。昼の長さと夜の長さが同じという日は通過したので、昼の方が短くなるのだろう。今でも結構暮れるのが早い。明けるのが遅いのは朝方に目を覚ましたとき、朝なのに夜のように暗いので、朝が分かりにくくなる。いつもの時間まで寝ていれば分からないが。
 秋になると心細く感じるのは、日暮れが早いためだろう。人は夜行性動物ではないので、夜を恐れるのかもしれない。これはよく見えないためだ。ものがよく見えないと不安だろう。
 闇を恐れる。化け物がいる。しかし、化け物は暗闇でも目は見えるのだろう。そうでないとウロウロしにくい。
 天気は梅雨のように悪く、一週間予報に晴れマークの日がない。雨の中、稲刈りをしていた。昔は藁を干していたのだが、その風景はない。藁の塔が立っていたりする。その藁、使いようがないのだろう。昔なら土塀を塗るとき、藁を入れたりしていた。今は藁はその場で粉々にしてしまうのだろか。まあ、その藁でワラジや縄を作るような時代ではない。家畜の寝床どころか、昔は藁布団で寝ていた時代もあるらしい。小屋のような家だと床がない。土間に藁を敷いて寝ているのだ。
 
 昨日はスーパーで焼き魚を買う。いつも見ているのだが、高いので、なかなか買えない。鮭が二つ入って300円ほど。これは値引きされた値段。生の切り鮭とあまり変わらないので、買った。安い生鮭は5つ入りとかになり、結局冷凍しないといけない。当然焼くのは面倒だ。焼いてしばらくたった焼き鮭は硬い。焼きたてより美味しいときがある。身が締まっているように感じるからだ。生鮭はなかなか一切れ100円にはならない。たまに500円で、五切れ入りがあったりするが、小さいのも混ざっている。そういうのは下の方に重ねてある。一番大きな切り身を前に出し、あとは徐々に重ねるように並べている。
 コンビニにも焼き魚や煮魚は売られているが、焼いていないような焼き魚だ。焦げ目がない。骨はなく食べやすいが、生鮭をレンジでチンしたような感じだ。
 スーパーの焼き魚は売れ残って古くなったのを焼いたのだろうか。焼かないでそのまま放置すると、干し魚になるのだろうか。
 
 ゲーム信長の野望の、本能寺後のシナリオをやっているが、その後の展開を見ていると、強いのは柴田だった。秀吉は毛利と接し、ここと戦っていた。光秀は秀吉と柴田、そして織田本家に攻められ領地が減ったが、まだ生きている。柴田が強いのは接している上杉が出てこないため、安心したように近江に出てくる。そして北陸から美濃を攻め、もう一つの織田家の城を奪っている。だから岐阜城も取っている。秀吉は摂津の一部、和泉、河内、大和を取っているが、それ以上東へ出て行けない。逆に毛利に尻を囓られている。
 四国の長宗我部は四国を全部取り、瀬戸内海を渡って、毛利の腹を囓っている。この長宗我部、後方の敵がいない。四国の白は小さく兵も少ないが、集めればかなりの兵力になる。
 毛利は山陰と山陽に敵がいる。しかも東も西も。西は九州と接し、そこで大友と戦っている。長宗我部は全軍で毛利にぶつかれる。それで、毛利も敵が多いので、それ以上動けない。
 敵と接していても、その敵がそれほど強くないのが柴田で、しかも兵の多い城を取っている。
 真田は二城あったのだが、北条と上杉に攻められ、同盟などで何とか持たせていたが、北条に取られて、真田家は消えた。問題は徳川。これが武田領をほぼ取り、上杉領に迫っている。北条も武田領に侵入し、取り合いになる。いずれ徳川北条戦になるだろう。
 ゲームとはいえ、徳川は織田本家の尾張を攻めない。おそらく同盟しているはず。
 今回の北条は結構強く、もう東北の入り口まで来ている。いつもより早い。弱いのは上杉だ。謙信がいないからと言うわけではないが。いつもよりも、この時代の領地が小さい。旧本願寺了だった城の兵が多いのだが、最初から柴田のものになっている。だから能登方面がない上杉は兵が少ない。
 伊勢、伊賀、尾張を取っているもう一つの織田本家が意外と強い。尾張の兵が多いためだ。それと家康は攻めてこないし、真上にいるもう一つの美濃の織田家とは戦わないようだ。しかし、そこを柴田が取ってしまったので、柴田との戦いになるかもしれない。
 光秀は防戦一方で、何ともならない。秀吉は長宗我部とも接している。何処と同盟しているのかは、その大名にならないと分からない。長宗我部は毛利と戦っているので、いきなり海を渡って畿内に入ってこない。まずは淡路島を取るだろう。
 和歌山の雑賀家は健在で、秀吉に攻められるが、長宗我部の援軍で、秀吉軍を跳ね返している。
 今回は織田軍団同士の戦いに直接参加しない山形の最上家でやっている。まずは見学だ。

 


■■ 2016年09月26日 月曜日 午前7時55分
 
 今朝は曇っているというより、雨が降っていたようだ。最近やはり雨が多い。しっかりと晴れた日が少ない。まるで梅雨のようだ。しかし、まだ9月。来月になると、秋の中頃。このあたりから秋晴れの日が続くのかもしれない。そして、かなり涼しくなっているだろう。といっても明日から晴れが続く可能性もある。これは一週間予報を見れば、すぐに分かることなので、可能性があるのかないのかも、おおよそ分かったりする。しかし一週間予報は毎日変わる。
 昨日は少し暑かった。夏がまだ抜けていない。
 今朝も少し遅い目に起きてしまい、寝起きに入る喫茶店での席を心配したが、月曜のためか、客が少ない。または既に帰ったのかもしれない。つまり一番の客が帰ったあと。
 よく見かける常連の自転車が今朝はない。これは帰ったのではなく、来ていないようだ。
 昨日は鰻丼を食べたくなったので牛丼屋へ行く。しかし、もうそのシーズンではないらしく、幟が揚がっていない。カウンターではなく、テーブル席に着くと、メニューがない。しかしテーブルの上におすすめ品のようなものがある。新メニューだろうか。要するに豚丼の高いタイプ。炭焼きがどうのとなっている。牛肉より安いためか、良い肉のように思えた。牛丼との違いはキャベツ。牛丼だと申し訳程度の玉葱、それがキャベツのサラダのようなものになり、酸っぱい。ドレッシングが最初から付いているようなものだろうか。そのため、丼が酸っぱい。どうせ野菜は少ないと思い、味噌汁付きのポテトサラダも頼んでいたので、これがだぶった。だから結構な量の生野菜になる。しかし、キャベツの微塵切りはそれほど量はないはず。こういうのは煮ると、三分の一以下に減る。
 それで食べ終えたとき、壁を見ると、まだ鰻丼のポスターがある。もう豚丼を食べたあとのなので、何ともならないと言うより、満腹感が勝り鰻丼を食べたいとは思えなくなっていた。これで都合700円。高いものになった。牛丼だけ、豚丼だけなら安いのに。
 しかし町の大衆食堂は、すっかり牛丼屋系が取って代わったようなものだ。それ以前にコンビニの弁当類も大きい。中華からイタリアンまで、ほぼ揃っていたりする。しかし、大衆食堂の丼物、玉子丼や他人丼、木の葉丼など、種類が多く、しかもその店だけの味になる。そのため当たり外れがあるのだが、どういうのが出てくるのかが楽しみだった。
 今もそう言う食堂があり、しっかりと営業している店もあるが、結構高い。
 最近の牛丼屋はカウンター席だけではなく、普通のテーブル席が増えた。昨日などは家族で食べに来ている人がいた。そんなときテーブル席があった方が好ましいだろう。小さな子はあの高い止まり木には座れないだろう。それに椅子が回転したりして、結構不安定だ。昔はカウンター席だけで、ブロイラーの鶏状態だった。
 
 ゲーム信長の野望は勝ちパターンが分かったのだが、シナリオというか時代設定があり、それを順番にやっている。
 今回は本能寺後。尾張美濃、畿内から姫路の先、日本山陰側もかなり西まで取っており、四国はまだだが、長宗我部が大半は取っている。北陸は能登半島の付け根あたりまで織田軍団。これら全て織田家の領地。ゲーム的には天下統一に近い感じだ。京の二条城を取り、列島の半分を取れば一応覇者になる。その手前で織田家が分裂。
 ゲームでは織田本家を兄弟が分け合っている。尾張美濃伊勢あたり。それなりに大きな勢力。
 織田軍の武将、これは軍団長だが、それぞれ独立した。一番大きな勢力はゲームでは明智光秀。近江、山城、丹波あたりを取っている。次が秀吉。これは姫路だけかと思っていたらそうではなく、摂津や河内を取っている。
 歴史的には秀吉と柴田の対決になるのだが、兵力や武将の強さから行くと柴田が有利。ただ上杉と接している。しかし謙信は既にいないので、大したことはない。
 要するに有利なのは光秀。畿内の城は大きく、兵を多く持っている。しかし、秀吉と柴田と戦わないといけない。両方から攻められると、これは負ける。秀吉は毛利と接しているが、これは同盟すれば、背後の心配はない。だから光秀を倒した方が勝ち。
 この場合、柴田は不利。冬場は行軍が遅い。ゲームでも雪が降る。それと畿内への攻め口が細い。だから明智軍の城を落としていくのに時間がかかる。一方秀吉は畿内に接する城を複数持っており、しかも攻め口が複数ある。だから早い。
 尾張美濃伊勢や伊賀あたりまで持っている織田本家は残念ながら二家に別れている。尾張の城は大きく、兵も多いが、隣接する徳川よりも領地が少ない。これが動くと、亡びる。本家にいる武将が弱い。
 明智軍は版図は広いが、守れないだろう。全部敵に囲まれている。
 明智が勝つとすれば、秀吉の攻撃を何とか凌ぎながら、尾張に出る事だ。つまり織田本家の二家を取れば大軍を得られる。
 武田は徳川が取るだろう。しかし、下手に西へ進むと、背後の北条がいる。畿内に突入すれば勝てるだろうが、北条に尻を囓られるはず。まあ、その北条も、ばらばらの東北方面を伊達かまとめれば、関東は東北兵で倒せる。そして背後に敵がいないので、かなり有利。
 そこで、伊達ではなく、最上でやることにする。山形だ。最上と伊達は姻戚関係。だから伊達を気にせず、北方を全部取れば良い。
 北方で強いのは南部程度。そして小国が多いので、それらを潰せばそれなりの兵力になり、南部を倒せる。畿内での戦いなど、ここでは関係がない。まあ、それではゲーム的に面白くないのだが、機内の様子は見学できる。
 ただ、信長の次男と三男の家で、尾張を取っている方でプレイするのもいい。まずは二家を統一すること。武将は弱いが、その勢力で小さくなった武田を取りに行ける。これは隣接している。徳川も武田を狙っているはずなので、素早く取る。これで強い武将が得られる。そのまま関東に出るのではなく、武田から独立している真田を取り、川中島から上杉を取る。上杉は日本海側に伸びており、これは東北まで行ける。そして、光秀や秀吉と戦い、疲労しているはずの柴田を打つ。これで機内へも出て行ける。畿内ではまだ秀吉と明智が戦っているかもしれない。
 要するに織田本家の次男か三男の家が天下統一するというパターンだが、大名が弱いので、大軍を任せられないところが弱い。ゲームでは大名の兵はかなり大きい。一般武将よりも。
 
  
■■ 2016年09月25日 日曜日 午前7時42分
 
 今朝も朝は晴れている。しかし黒い雲が多い。寒くもなく暖かくもない。丁度いい感じだ。昨夜は寝るのが遅くなったので、朝も遅い目に起きてきた。日曜なので、客が多いのだが、時間差攻撃のように、少し遅らせたおかげか、朝一番の客がいなかったりする。土日の客のメンバーはよく分からない。通勤前の人は来ないが、何処かへ遊びに行く前に来る人がいる。また家族でモーニングを食べに来るとかも。だから朝の客は読めない。
そういう読めない日がたまにあるのだが、祭日だったりする。昔のように日の丸が立っていないので、分からなかったりする。祭日や祝日、別に日の丸を出す必要がない場合もあるのだが、習慣になっていたのだろう。今はそう言う世代がいなくなったので、家に日の丸の旗があっても出さないのだろう。しかし、正月は結構見かける。
 日の丸はお日様のように見えるので、新年にはふさわしいのかもしれない。日の出のようで。
 昨日は大阪に出る用事のついでに梅田の紀伊国屋へ行く。紙の本を買いに行くためではなく、三菱ユニのエアーボールペンを買いに行くためだ。売り場は昔と変わっていないはずなので、裏側から入る。地蔵横町側、新阪急ホテルの裏側。そこに三番街への降り口や紀伊國屋の横の入り口がある。そこに喫茶店があり、ここは業界の人向けだった。本屋横のシンプルな喫茶店、これは打ち合わせなどには都合が良い。かなり昔にそれは消えており、足の裏か何かのマッサージ店になっている。
 その入り口から入ると文房具コーナーが近いと言うより、すぐに文房具売り場だった時期もある。
 しかし、思ったより狭くなっており、品揃えが少なそうなのだが、エアーボールペンはすぐに見付かった。流石これは百均にはない。筆圧感知のボールペンで、高い。
 試し書きすると、思ったより太くならない。力をかなり入れないとだめだ。傾けた方が早かったりする。イメージがかなり違うので、買わなかった。
 その代わり、パイロットのサインペンがあり、これがよかった。しかも百円だ。水性インクだが耐水性がある。細い、中間、太い。の三種類があり全部買う。これで300円。スーパープチとなっている。太いタイプは少し太すぎるが、中間が良い。三種類ともペン先の形が違う。筆のように徐々に先へ行くほど細くなる。ペン軸は細く長い。これは道具として使いやすい。このタイプは使い捨てなので、安いのだろう。
 また水性サインペン、マーカーは結構安い。その特徴は力を入れなくても同じ幅の太い線が引ける。傾けても太さは変わらない。また滑りがいい。紙に押しつける感じではなく、筆に似ている。
 文具コーナーには当然万年筆コーナーがあり、そこは店員がいる。値段的に高いためだろう。しかし、製図用品が見付からない。スクリーントーンやロットリングなどがない。その周辺を見たが、それらしいコーナーがない。インクは売られているが、これは万年筆用だ。製図用インクが近所にないので、ネットで買ったほどだ。
 紀伊國屋の次は地下鉄御堂筋線乗り場近くの画材店。ここは地下道だが、その下に店がある。この店はまだ潰れないで営業していた。ここならロットリングや漫画関係の道具類が売られているはずだが、時間がないので、寄らなかった。
 次は中古カメラ屋。いつもはソフマップだが、遠いので、大阪駅への中央通路にある八百富。しかし、大阪駅は模様替えをしており、旧街道となっている。沿道の店も違う。しかし、地下の通路までは変えられないので、そのトンネルはそのまま残っているはず。先ほどの地下にある画材店から御堂筋線の改札を横切り、そのまま地下通路を進めば郵便局まで貫通しているはず。その大阪駅中央前に八百富がある。しかし、地下にあったのか地上にあったのかが曖昧になってきた。それにそんな埃をかぶったような中古カメラがメイン通りにあるのはおかしい。オシャレな店が並んでいるのだ。しかし、前回行ったとき、八百富を見た。だから場所が変わったのだろうか。土産物用の菓子などが並ぶ店が近くにある。大阪土産なのだ。
 まあ、このあたり、唾やたんや煙草の吸い殻で一杯の場所だった。また、その通路、ダンボーの家がずらりと並んでいた。そういう風景の中なら、埃のかぶった中古カメラ屋があっても違和感はない。またカメラの屋台も出ていた。これは通路に出ていた。
 探せば八百富は発見できるかもしれないが、時間がないので、そこで探索を終えた。
 本来なら、そこから郵便局まで行き、四つ橋線沿いの桜橋あたりに固まってあるカメラ屋を回るのだが、潰れている店も多いだろう。古書店も結構あった。
 そう考えると、郊外に点在しているリサイクルショップの中古カメラの方が量が多かったりする。ただ、梅田中古屋回りは、用事で梅田に出たとき、ついでにやるようなもので、それが目的で梅田まで出ることもあるが、用事が済んだ後の楽しみだった。
 何十年前からある喫茶店はまだ無事で残っていたので、来たときと帰るときに入った。分煙などやっていない。しかも駅の改札へ上がるエスカレーターのどん前の店だ。店員が注文を聞きに来るとき、灰皿とお冷やを持ってくる。これが普通だったのだ。その店が二店、近くにある。そして示し合わせたようにアイスコーヒーが410円。
 さて、大阪駅ビルよりも、難しいのは大阪駅越えでヨドバシへ行くことだ。地下鉄御堂筋線の改札とソフマップは繋がっているのだが、端っこだ。ここが攻め口のため、人が多い。地下鉄の客も多い。
 そのヨドバシ、さらに高い建物にするらしく、そのとき、大阪駅の中央部から穴を掘り、行き来がしやすくなるとか。
 阪神百貨店方面からの地下は、大阪駅のど真ん中へと突き刺している。八百富はその良い場所にあった。元は八百屋だったらしい。
 だから、そのメイン地下通路、大阪駅を正面で貫いて、ソフマップ側に出るようにするのだろうか。
 梅田に出ないとものが揃わない。と言うようなことは最近ない。日本橋まで出ないと、パソコン関連の品物がないというのも、最近はない。結構郊外で揃うのだ。当然ネットで大概のものは揃うが、ユニのエアーボールペンのように実物を見ないと、分からないものもある。
 


■■ 2016年09月24日 土曜日 午前7時09分
 
 今朝は19度。20度を切っているのだが、それほど寒くない。空は晴れている。しつこく居座っていた秋雨前線が消えたのだろうか。
 喫茶店の冷房が緩むと言うより、換気だけになる季節。これで寒くなくてよくなる。夏場の喫茶店は寒い。冬よりも寒い。そのため、長く座ってられない。滞在時間が一番短いのは夏だ。
 台風や秋の長雨で、雨が続くと、体調が悪くなる場合がある。低気圧の影響だけではなく、雨で濡れると、風邪を引きやすい。夏は夏風邪があるので、冬だけのものではないが。今朝はカラッと晴れているようで、これは久しぶりかもしれない。日向が懐かしいような気がするが、日向ぼっこにはまだ早いかもしれない。
 しかし最近は雨や曇りのためか、夏の道を通る機会がない。この道は日影の道で、他の通行人にも人気がある。そこを通る必要が最近なかった。ここは夏季限定で、そのシーズンも過ぎようとしている。
 冬の道というのがあるわけではないが、狭い路地に入り込んだ方が風がましだ。ただし高い建物があるとビル風が厳しい。その横の歩道の植木が揃って傾いている。風のためだ。
 季節は確実に秋になっている。紅葉が始まり、色の付いた葉が落ち始めている。まだ全部紅葉していないのに、先に落ちてしまうのは台風の影響かもしれない。青い葉は台風程度の風では落ちない。また枝も折れないが、弱っている枝や、葉などは落ちる。ものすごい突風で古木が倒れることはあるが、粘りを失っているのだろう。草花なども風で飛んだりはしない。桜の花が風で舞っているのは、あれはもう落ちる頃なのだろう。
 また、風を利用して、種を運んだりする。当然花粉も飛ぶ。それらはオートに見える。自動運転のように。毎年毎年、それを繰り返している。
 
 50ミリ標準レンズの広告のような記事があったので、読む。以前にもあったのだが、別の記事だったのかどうかは忘れた。いずれも価格コム直結で、すぐに買えるような仕掛け付きの記事だ。ただ提灯ではなく、全メーカーの標準レンズをマウント別に紹介されている。前回見た記事は1万円か2万円で買える交換レンズ特集だった。今回は50ミリだけ。
 しかし、全ての50ミリレンズではなく3万円あたりまでで買えるタイプ。
 受光素子の大きさで50ミリ相当のミリ数が違う。ハーフサイズだと25ミリと、分かりやすい。一般的な一眼レフだと35ミリほどだろうか。しかし、50ミリを少し越えたりするのもある。
 人が見たときの大きさ距離感に近いのだが、これを背面の液晶で見ても、大きさは分からない。見た目と液晶とでは大きさが違うためだ。ファインダーで覗いても、50ミリで等倍ファインダーでないと、実物の大きさと同じ大きさにならない。しかし、等倍で見える距離があり、近付きすぎると、当然肉眼で見るより大きくなる。50ミリが85ミリほどになる。ただ、距離感は分かる。手前のものと背景のものが、見た目通りに、液晶でも見える。
 ただ、撮したものをもう一度液晶で見ると、50ミリらしい大きさになっているのは、他の画角と比べての話だ。それほど小さくなく、また大きくない。
 その記事では、標準レンズが撮しやすいとなっている。それは実物を見て、そしてそれをカメラで見た場合、特に変化が無いためだ。広角だと風景が逃げるように小さくなる。そして変形している。望遠だとターゲットを探さないといけない。部分を切り取るため、カメラを向けただけでは主要被写体に当たらない。50ミリだと見た目に近いので、すんなりと構図で囲んだりできる。つまり出合い頭に強い、立ち上げが早いという感じだろうか。だから使いやすいとなる。
 しかし、標準ズームに比べ、最初は不自由だ。寄ったり引いたりをズームできないので、自分で動かないといけない。自転車からの撮影なら降りないといけない。これは不便だが、慣れると、その距離感が分かるようになり、自転車でもう少し寄ってから撮したりする。ただし、アングルが変わるので、出合い頭で見た構図と変わってしまう。建物の前まで行くと、後ろの建物がもう写り込まなかったりする。移動したので重なり具合が変わる。こういうとき望遠があれば、その印象を写せる。望遠側はきりがないが、標準ズームの85ミリでも、無いよりましになる。50ミリと85ミリの差は、屋外での風景ではあまりないが、50ミリよりも望遠だ。ほんの気持ち。ここは最低200ミリは欲しいところだ。135ミリでも何とかなる。
 しかし、不思議なもので、50ミリだけのカメラで移動しているとき、望遠の目になっていない。50ミリの目になっているので、望遠的な風景は見ていないのだ。50ミリの目とは特に何もしていない目で。普通に見ているときの目だ。だから、すんなりと撮しやすいのだろう。
 50ミリを境に広角側と望遠側に分岐するので、50ミリが中間なのだが、50ミリだけを付けていると、最初から中間。だからこれは中ではない。広角と望遠を行ったり来たりするときの中間だが、実際には両端ばかり使っており、ズームで敢えて50ミリに合わせるときは希だったりする。偶然50ミリあたりになっていた程度。
 また、自然な見え方に対しても、人がぼんやりと全体を見ているときの画角28ミリだったり21ミリだったりする。魚なら魚眼だろう。また一点を注視しているときは結構望遠になる。目のピントというのは意外と浅い。だから、一点以外はボケているが、ボケているが見えている。ピントを当てる必要性のないものは当てない。
 だから28ミリから135ミリ、または28から200や300あたりの高倍率標準ズームが、自然なのかもしれない。望遠側は伸びる方が良いが、その分重く大きくなる。まあ、普通のコンパクトデジカメなら、大人しいズーム比として、普通に売られているのだが。
 それよりも、普通に最初から付いているキットレンズの標準ズーム。28から85あたりだが、これがズームとしても一番コンパクトで軽くて安い。そのため、単焦点の50ミリ付きから、この標準ズームが標準になったのだろう。
 それで、50ミリ単焦点は、今の時代、珍しかったりする。普通に買えば最初から付いてくるレンズではなくなったので。
 明るく、撮しやすい50ミリレンズ。これはシンプルでいいのかもしれない。
 

 


■■ 2016年09月23日 金曜日 午前7時13分
 
 今朝は曇っている。ずっと秋雨前線という奴がいるためだろ。台風のときもおり、去っても、まだいる。まるで常駐ものだ。台風がいくつも来たのだが、この前線が居座っているため、台風一過で晴れ、というのがない。ただ、前線は同じ場所にあるようで、少しは移動している。それが非常に長いので、移動したと言うより、角度が違う程度。直線になったり曲がったりもする。そして尖っているところに強い雨が降る。そこが前線の最前線だろうか。しかし、何の前線なのか分からない。前線と言うより気圧の谷間だろうか。気象に関しては、テレビやニュースで言っていること以上のことは知らない。そこで言っているような言葉程度。ただ、気象用語も、変化している。違う言い方になったりする。
 天気予報、一般の人向けではなく、軍事向けだったのかもしれない。地図もそうだ。当然通信装置も。しかし、インターネットはどうだろう。
 昨日も雨で、夕方前に行く喫茶店へ行くのが遅れた。強く降っているときに、わざわざ出ない。朝なら別だが、夕方前の喫茶店は多少遅れもいい。それでやむのを待った。降ったりやんだりする雨の方が都合が良い。雨間に動けば良いのだ。しかし、その待ち時間は一時間ほど。それ以上だと、降っていても出掛ける。
 涼しくなってきたので、昼寝をしやすくなったが、寝付きの悪いときがある。これは暑さとは関係がない。逆に暑いときの方がバテて寝てしまったりしそうだが、暑すぎると、その状態で寝るのは危険なのか、すぐに起きてしまう。昼寝はうとっとした程度でいい。三十分か一時間ほどだろう。それ以上寝てしまうようなことはない。身体が夜ではないと分かっているためだろう。
 
 カメラショーでもあったのか、新製品が展示していたらしく、それをレポートした記事があるので、朝から読んでいた。いずれもクリスマス商戦あたりに出る。既に夏前あたりに出るはずの新型カメラがニコンにあるのだが、地震の影響で、部品が足りないらしい。それで遅れている。
 目玉はやはり1インチタイプ。ニコンも三機種ほど出すはず。パナソニックも1インチコンパクトを出してきた。LXシリーズだ。ここがゴチャゴチャしている。ズーム比は似ているのだが、受光素子の大きさで三種類もLXシリーズがある。普通のコンパクトデジカメよりも少しだけ受光素子が大きいタイプ。そして1インチ。そしてハーフサイズ。1インチが旬なので、1インチで作り直すような感じだ。ネオ一眼系もそうだ。
 LX7だったと思うが、開放が1.4の明るいレンズの付いたタイプの1インチ番が出る。それのミラーレスと同受光素子サイズで、既に出しているのだ。しかも電子ファインダーまで付けて。しかし、少し大きく重くなる。液晶は回転しない。
 主戦場はポケットに入るコンパクトな1インチタイプで、これはソニーが最初に出した。そしてキヤノンとやり合っているのだが、そこにニコンまで出したのだが、これが発売が遅れている。パナソニック1インチ物は既に出しているが、ネオ一眼タイプなどは既に製造中止。しかし、懲りずにその新型を出している。
 目玉はパナソニックの明るいレンズと1インチタイプ。今回はLX初かもしれない液晶が回転する。これでぐっとローアングルでの接写が楽になる。まあ、斜め上からでも見えないわけではないが。
 24ミリf1.4だと思うが、これでレンズ先ぎりぎりのところで撮すと流石に背景はボケボケだろう。今の普通のコンパクトデジカメでも1センチ接写などをすると、もの凄くボケる。問題はそのボケ具度合い。ボケすぎると、背景が分からない。受光素子やレンズの明るさで、背景を何処まで残すのかが決まったりする。ボケすぎると、せっかく良い背景なのに、ただの色模様になる。
 よりぼかしたいのなら、LX100だったと思うが、1インチよりも受光素子は大きい。パナソニックのミラーレスと同じタイプだ。つまりハーフサイズ。これがボケすぎてマクロでは主要被写体そのものもボケの中に入ってしまい、ほんの一部しか鮮明でなかったりする。だから絞りたいところだ。ぼけを楽しむのならいいが。カシオなら、至近距離から背景までボケないで写せる機能がある。ピントを変えたものを複数撮し、合成しているのだ。反則だ。また背景ぼかしもあるが、これは境界線が見えてしまう。エッジがおかしい。
 一度の撮影でピントを変えた写真はカシオだけではなく、最近のパナソニックにも入っている。
 さて、ピントが浅くなりすぎるのも困るというわけではないが、LXシリーズではレンズ根元に絞り輪が付く。コンパクト系で、絞り優先で撮すとき、これは都合が良い。変なところに入ってしまうこともあるだろうが、常に絞りを見ながら撮す癖が付く。ニコン1に50ミリの明るいレンズを付けたとき、殆ど開放優先のプログラムラインになるが、明るいレンズなのに、プログラムモードだと開放にならなかったりする。もったいない。暗いときは開放になるが、それほど暗くないときは絞られる。これが惜しい。
 また、先ほどのように、少しでも絞りたいときでも、絞り輪をさっと回せば最小絞りまで持って行けるのはありがたい。コンパクト系でも、そういう配慮がある。以前のLXならその一は画面比切り替えだった。あまり使わない。ただ、受光素子が小さいほどあまり絞ると、厳しい画質になるらしい。
 絞り優先を使いたいのは、ぼけ具合を調整したいため、だからシャッター優先モードよりも早い。成り行きではなく、決め打ちだ。
 LX5という少し古いタイプを持っているが、その写りはニコン1の1インチものと変わらないほど。ピントが深い分、得をしていることもある。その最終機はLX7。そのあと受光素子を変えてきた。だからポケットに入らないほど。それで1インチでポケットに入る小さいのを出してきたのだろう。それなら、LX7で良いのではないかと思える。かなり中古で安い。ただ、液晶が回転するのが良い。これがあるとないとではぜんぜん違う。空を撮すときや、真上を撮すとき、首を上げなくてもいい。また、路面すれすれのものを写すとき、広角マクロには都合が良い。
 結局このあたりのLXなどのポケットに入るタイプは、撮影ではなく、普段持ち歩いていて、出合い頭に撮したりする。今なら落ち葉が良い角度で落ちていると、背景込みで撮したくなる。ただ、小さすぎたり、寄れなかったりした場合、ズームがあると、救われる。その望遠側の最短撮影距離が短いほど助かる。こういうのが得意なのはオリンパスだろう。
 そういうのを踏まえた上で、最近は50ミリレンズだけで写していたりする。これならカメラを選ばない。一番ありふれたレンズなので。
 寄れない引けないレンズだが、寄れる引けるレンズでもある。その限界内で撮すとき、諦めが付く。あとは創意工夫で、ただのアップや、ただの展開風景ではない何かを入れることになる。
 
 
■■ 2016年09月22日 木曜日 午前7時14分
 
 今朝は雨は降っていない。しかし、雲が多く、このまま晴れるかどうかは分からない。予報では晴れるとはなっていなかったようだが、昨夜の予報なので、今朝の予報ではないので、今朝はまだ見ていないので、リアルを見るしかない。雲の間から陽射しがある。しかし朝の天気は朝だけの天気で、昼間は全く違っていたりする。朝だけ曇っている日もある。それで1日曇りかと思うと、昼間はよく晴れていたりする。
 今朝はそれほど寒くはない。20度台はある。これが10度台になると寒くなる。冬に近付くと、この20度台の頃はよかったと思うだろう。涼しいとも言えるし、寒いとも言える。
 自転車散歩で遠くまで行ける気候になっているのだが、台風や雨でなかなか行けない。晴れていても、何となく行くきっかけがなかったりする。これは日常の結界のためだ。縄が張られているわけではないが、そこから出るには少し決心がいる。だから普段は結界内にいることになる。自分の縄張り内というわけではないが、普段の立ち回り先だろう。
 特に用事がない日というのはない。何かしている。
 勤めている人は、週五日なり、決まった時間を毎日取られている。これは外せない。だから休みの日にしか出掛けられない。当たり前の話だが。しかし意外とそういう休みの日が出掛ける日として習慣化していたりする。だから休みの日はじっとしてられないで、出掛けたりする。それは出掛ける日のためだ。
 ずっと休みの人は、意外と出掛けない。休みの日は出掛けるとなると、毎日になる。いつでも出掛けられる場合、出掛けなかったりする。
 近くにある名所など、いつでも行けるので、行かない。だから来ている人は遠くから来ている人が多い。
 
 昨日はいつもの八百屋へ寄るとサツマイモの笊盛りがあったので買う。夏場はなかった。長い芋で、それが三本入って200円。一度に一本は多すぎるほど。それに長いので蒸し器に入らないので半分に切っている。蒸し器と言っても普通の鍋だ。そこに蒸し器用の穴の空いた容器を入れているだけ。これが偶然填まる。しかし傾いたりする。蓋も別の蓋だ。だからこの三つ、どれもきっちりと填まらないのだが。
 サツマイモのシーズンになると、昼食が楽になる。ただ久しぶりに食べたのか、腹が張った。
 
 今朝のお供のカメラはニコンのB500。これはファインダーのないネオ一眼。ニコン1を買いに行き、品切れだったので、ネットでこのカメラを買っている。そのあとニコン1のミラーレスを重ねて買ったのだが、B500だけでも良かったのではないかと思うほど、実用性が高い。ミラーレスや一眼レフなどいらないほど、これ一台で何でも写せてしまうので、非常に強いカメラだ。
 それで、最近は高い目のカメラで撮していたので、このカメラを持ち出すと、スラスラ写せる。受光素子が小さく、しかもレンズも明るくないので、ピントが深い。だからあまりピント位置などを考えなくても写せるが、これはスキャンしているようなものだ。とりあえず写しておけ、という感じで写すことになる。いかにもデジカメららしい写し方になる。
 しかし、中古で買ったニコンの一眼レフで写していると、これもデジカメなのだが、普通の撮影スタイルになるため、昔からの写し方が確認できる。そういうのを踏まえた上で、今の簡単に写せるコンパクト系デジカメがある。
 50ミリフナ釣り撮影をしていると、このB500で写すとき、その規制が外れ、自由に泳げたりする。
 ネオ一眼は強い。

 
 


■■ 2016年09月21日 水曜日 午前7時16分
 
 台風一過だが秋雨前線が居座っているため、晴れない。暑い時期なら涼しくていいのだが、この時期は寒い。それでホームゴタツを付けている。20度を切ると、付けてもいい。昼間も窓を閉めないと寒い。しかし、外を行く人は半袖。年寄りは長袖が多くなっている。次に着込むとしてはチョッキだろう。カッターシャツは一応ネルシャツに替えた。真夏の薄いタイプでは流石に寒い。その上にジャケットを羽織りたいのだが、そんな人は見かけない。
 分厚い目のカッターシャツがジャケットやパーカー類と一緒に吊されていたのを見た。裏地があり、それがツルッとしたスーツの裏地のような感じ。だから二枚だ。見た感じカッターシャツなのだが、生地の感じが妙。昔で言えばビロード。これなら普通のカッターシャツと見た目は変わらない。値段を見ると、ネルシャツ程度。前は小さなホックでパチリと止める。ボタンが取れなくて良いし、引っ張れば外れる。パチッとするとき、胸が痛かったりする。ボタン指圧だ。
 これなら普通の長袖のカッターシャツと見た目は同じ。似たようなタイプで、畝の入ったカッターシャツもある。冬用のズボンでよくある。名前は忘れたが、畝のある分、分厚い。しかし、これは蒸れる。コールテンだ。
 台風が来ているとき、天気予報を見ると、気温が出ない。台風一本になっていた。雨の情報はあるが、気温がない。台風情報よりも、気温はどうなっているのかを知りたいところだ。なぜなら昼間なのに20度少ししかない。これはこの時期としては異常なほど低いのに、そのことを触れない。昼間なのに寒いのでホームゴタツを付けたほど。台風の接近で雨や風や崖崩れがどうのも大事だが、この低温も大事だ。台風よりも、こちらの方が影響が大きかったりする。涼しくなってよかったという話ならよいが、寒かった。
 昨日は台風が来ていたのだが、いつも通り喫茶店などへの移動はしていたので、ズボンや靴が濡れた。靴下も濡れているので、渇くまで別の靴が必要だ。それも濡れると、少しだけ乾いている靴を履くことになるが、滅多にない。強い雨のとき、二回までは耐えられる。三度になると、濡れているので、それで限界だ。しかし、晴れてくれば濡れ靴もそのうち乾燥するので、そのまま履いていてもいい。昨日は都合三回出たが、三回とも雨なので、限界値を超えたので、別の靴を履いた。換えの靴と言うより、あまり履いていない靴があった。古い靴も、捨てないで放置していると、こういうとき助かる。
 上着はマウンテンパーカーのおかげで濡れなかった。パーカーは濡れるが染みこまない。水滴が浮く。だから中は無事だ。そういう雨の強いとき、背中が冷たくなる。防水性がないと、染みこんでいくのだ。
 傘に穴が空いているのを発見。雨漏りがするのか、ぽとんぽとんと落ちてくる。この傘も、ここが限界だ。この傘は喫茶店で入れ替わってしまったのだが、良い傘だが、得だったのか損だったのかは分からない。少なくても前の傘は穴は空いていなかったので。
 
 秋カメラというわけではないが、新製品が出る。結構大物カメラの新バージョンなどが出ている。オリンパスの最高級機や、キャノンイオスのミラーレスの最高級品。変わったところでは富士から中判デジカメ。そのいずれもミラーレスというか、電子ファインダーだ。
 富士はフルサイズを飛び越えて中判カメラ並の受光素子を付けてきた。これなら35ミリフルサイズを超えているので、文句なしだろうが、ライバルはペンタックスだろうか。まあ余程専門的な写真でない限り、普通の人は手が出せないが、中判カメラで写している人は結構いた。
 35ミリフルサイズの一眼レフは出ているのだが、その普及機のようなものは見かけない。あまり受光素子の大きさの差がないためか、またそれに匹敵するだけのレンズは高いものになるので、ボディーだけでは何ともならない。
 新製品はAFの速さや、追従性がよくなっており、動いている物でもピントが合いやすく、追い掛け続けやすいと言うが、シャッタースピードが低いと止められないだろう。だから感度上げをして撮してもいいように、高感度でも常用できる程良くなっていたりする。今のコンパクトカメラでもピントはかなり早いのだが、さらに悪い条件でも合うと言うことだろうか。滅多にない条件だ。
 それよりもAFは万能ではなく、苦手なものがあり、合わないものは絶対に合わない。だから置きピンか最後はマニュアルになる。しかし、切り替えが面倒だろう。
 ペンタックスの一眼レフ、ピントリングを回すと一時的にマニュアルモードになるようだ。かなり前からそういう仕掛けがある。こちらの方が使いやすそうだが、ペンタックスの一眼レフは店頭には滅多にないので、確かめる機会がない。
 AFがあるのに、わざわざ手動でピントを合わせている人がいる。こちらの方が撮した気がするのだろう。ぴたりと鮮明に見えたとき、確かに楽しい。
 ライカ系の距離計連動カメラより一眼レフの方に人気が写ったのは、ピントを実際に目で確認できるためだ。実像を。
 どちらにしても、電子ファインダーの時代になるのは、デジカメのデジとは、デジタルのことで、だからファインダーもデジタルで良いのだろう。
 


■■ 2016年09月20日 火曜日 午前7時15分
 
 今朝も雨。台風本体が引き回している雨雲だろうか。かなり離れているが、雲は長く伸びている。これはイメージで、雲だけに色を付けて表示させたもの。下からそんな全体が見えるわけがない。誰も日本列島の形など見たことはない。山の上からではなく、もっと上空からでないと、それは見えないだろう。しかし、上から見える前に、既にその形を知っているので、これは凄い。地図の完成度が高かったのだろう。そのため、宇宙飛行士が見た日本列島。これは地図と同じだと思ったに違いない。
 その地図がなければそれが日本列島だとは思わないだろう。しかし、そういう地図などを作る技術があるので、そんな高いところまで飛べるようになったのだろう。
 実際には雲に覆われ、形などはっきり見えないかもしれないが。
 この日本列島、ゲーム信長の野望をやっているとき、毎日見ている。山岳地帯なども見えるし、冬は雪で白いし、雲も湧いており、列島がうっすらとしか見えない。流石にこれではゲームができないので、拡大していくと、しっかりと見える。
 戦国時代の武将の話なので、本州九州四国と北海道の一部まで。佐渡島はあり、城もある。淡路島は当然ある。当然城も。種子島になると曖昧だ。種子島家というのがいたはずなのだが。畿内が中心の信長の野望なので、南や北の果てはあまり見ていない。
 このゲームの初期は、近畿と中部地帯、つまり信長が実際に戦った国しか出てこないので、全国版ではなかった。
 しかし、このゲーム確実に勝つには、北の南部か、南の島津でやる方がよい。南部ではなく、津軽でもいい。その上の北海道にも大名はいるが、津軽、南部を滅ぼすのは少しきついかもしれない。時間がかかりすぎると、大国しか残らないので、戦いにくい。
 膨大な数の武将が出てくるのだが、詳細がない人もいるが、顔の絵はある。秀吉などは年齢別にある。後半はお爺さんになっている。顔はどれも光栄の売りではないが、リアルで素晴らしい。リアルな絵ほど書き分けが大変だろう。だから表情や武具などで何とかしている。
 そんな顔の人がいたわけではないが、肖像画が残っていても、それらしく見えないので、目鼻立ちは全く違っていたりする。信長がそうだ。そして名前だけが分かっている武将は適当に書いてあるのだろう。城をクリックしたり、兵をクリックすると、顔が出る。だから目印なのだ。イメージ的な。
 さて、今朝は雨で寒いほど。しかし、寝る前の気温の方が低かった。朝の方が気温は上がっている。逆になっていた。
 雨で寒いので、長袖のカッターシャツだけでは頼りないので、カッパのようなものを羽織る。雨の中を自転車で喫茶店へ行くためだ。降りがきついので、傘を差していても濡れるのは分かっている。それでカッパだが、それは持っていない。その代わり防水性のあるパーカーがある。ぺらぺらのマウンテンパーカーだが、スーツの上から着るタイプのようだ。そういう売り場で特価で出ていたのを何年か前に買った。イズミヤで買ったのだが、イズミヤブランドのようだ。だから安い。
 まあ、レインコートのようなものだろう。季節的にはコートはまだ早いのだが、雨の降っている日はいい。雨具なのだから。
 この安くてぺらぺらのマウンテンコート、梅雨時や、今頃の季節は丁度。もう少し寒くなると、このコートでは寒い。見た目は大層だが、ぺらぺらなので寒いのだ。ただ雨風は防いでくれるので、よい。そしてまだ気温の高い今頃でも、暑くならない。
 これと似たデザインで、綿タイプがある。防水性はないが、こちらの方が暖かいだろう。それが衣料品屋で売られていたので、気になるところだ。アウトドア用のポケットが大きく多いタイプで、大きい目のコンパクトや、先日買ったニコン1のミラーレス程度なら入る。
 それとは別に、綿のリュックがあったので、それを弄っていた。こちらも防水性に問題があり、全部染みこんでしまうタイプだが、感触がいい。しかし少し大きい。ただ、ノートパソコンを入れる内ポケットがしかりとある。当然横入れではなく、縦入れ。縦長のショルダーは面倒だが、リュックだといける。
 
 涼しくなってきたので、煮物がしやすくなる。朝は真夏でも味噌汁程度は作っているのだが、煮込まないと柔らかくならない野菜がある。ジャガイモやニンジンだ。大根もそうだろう。まあ、かなり薄くとか、細かく切って入れれば問題はないのだが。
 それで今回からはその味噌汁を作るだけの小さな鍋で煮物を作ることにした。それは今まで作りすぎて、飽きてしまうためだ。そして煮物の中に鍋物のように肉類を入れないこと。厚揚げやちくわ程度。だからせいぜい二食分か三食分程度。二回分あればいい。味噌汁の中に色々と入れると、それはもう汁ではなく、味噌煮込み鍋になってしまう。メインがあり味噌汁がある。メインの合間の休憩が味噌汁。味噌煮込みにしてしまうと、休む場所がない。
 夏場、サツマイモがよくない。そろそろサツマイモが出る頃だ。昼などは、これ一本でいい。蒸かすのに時間がかかるが。
 パンやうどんよりも、サツマイモの方がよい。パンもうどんも小麦粉なので。
 長く使っていた電気炊飯器では保温をしたままだと汁が垂れてきてお粥のようになったのだが、買い換えたタイプはそれが一切ないので、冷やご飯にして残す必要がなく、保温のまま残せるのだが、やはりお茶漬けがいいのか、ご飯は温かいのだが、お茶をかけて食べたりする。これは習慣だ。またご飯が進まないとき、途中でお茶をかけると、一気に食べられる。特に何も入れない。お茶の香りだけでいい。おかずは必要だが。
 そろそろ秋だ。
 

 


■■ 2016年09月19日 月曜日 午前7時09分
 
 今朝は雨。降っている最中に喫茶店へ行く。いつもはその時間だけやんでいたりするのだが、今朝は自転車載る前に強く降り出した。小雨の中行くのと、強い雨の中を行くのとでは濡れ方が全く違う。傘を差していても結構濡れる。しかし、昨日からのこの雨、ざっと降ってすぐにやむ。小雨がしばらく続き、またどっと来たりする。良いタイミングでその間移動すれば良いのだが、結構周期が短かったりした。
 気温的には雨なので低い目。空気は湿っているが、寝る前扇風機はいらなかった。当然熱帯夜ではなかったが、そうでない夜でも蒸し暑いときがある。温度と関係なく、湿度で暑いのだ。
 昨夜は早く寝たのか、朝の目覚めが早かった。そして二度寝をしたのだが、これが寝られないことがある。今朝はうまく二度寝をした。早く起きすぎると、喫茶店がまだ開いていないためだ。
 雨の日の喫茶店、これはすいている。住宅地にあるので、通勤前に来る人は少ないが、工事や外で働いている人が来る。雨だと仕事は休みなのだろう。
 いつも見かける背の高い老人がいない。必ず来ているのだが、徒歩なので、雨の日は来ないのかもしれない。またはやんでからか。
 雨の日はショッピングモールも自転車が半減する。下手をすると三分の一、四分の一と、ガラガラになる。雨の影響は大きい。買い物客ではなく、店側が。
 どんなに良い品を置き、安いとか、サービスがよいとかでも、雨なら客は来なかったりする。成績が悪いように思われそうだ。実は雨が降ったので、客が少なく、売上げが減ったと、業務日誌には書けないかもしれない。個人日誌では良いが。
 雨の日、客が少ないことを心配してか、雨の日セールをやっている。雨が降っている時間帯に限り、割引セールをやっている。何店かそれに参加している。これで客が増えるわけではないので、逆に値引きした分、さらに損になる。雨なので特価なので、行こうという人が何人いるだろうか。衣料品などは帰り道濡れそうだ。クルマできている人も多いのだが、雨の日は車も少ない。駐車場は地下や建物内。だから濡れないのだが。
 
 ニコンD5100の続き。
 一通り弄ってみて、細かい箇所まで設定できるのだが、これはコンパクトカメラでも一緒だが、ミラーレスではないので、ファインダーと背面液晶の切り替えなどのレバーがあったりする。ボタンで切り替える機種もある。ミラーレスで電子ファインダーの付いているカメラなら自動切り替え。
 切り替えるとき、ガシャッと音がする。ミラーアップだ。昔の一眼レフでミラーアップなどする機会など殆どないだろう。だからミラーアップボタンやレバーを探さないといけないほど。これは舌を上あごに当てるようなもの。反射させる鏡が上がってるので、ファインダーは見えなくなる。塞いでいるのだ。だから、これは顕微鏡撮影など、振動を減らすため。要するにミラーショックというのがあり、音がするし、振動もある。手に僅かに伝わる。これを殺すためのミラーアップ。
 ミラーを上げなければ背面液晶撮影にならない。しかし、これで普通のコンパクトデジカメ並みになる。このカメラはレバー式で、良い場所にあるため、まるでメインの電源レバーのようで使いやすい。喫茶店内で撮すとき、ファインダーで覗くのは憚られるので、液晶で写したりする。テーブルものなどもそうだ。
 桜のシーズン、桜を写しているおばさんがいた。一眼レフで。そしてファインダーを覗かないで、背面液晶で写している。ネオ一眼かと思っていたのだが、一眼レフ。しかし、ミラーレスで電子ファインダー付きのパナソニックだった。こちらは電源を入れれば液晶撮影できる。ファインダーを覗けばファインダー撮影になる。だから、そのまま桜を写していたのだろう。しかも手かざしで目の高さで。これはファインダーを覗くのが面倒だったのかもしれない。
 このパナソニックの電子ファインダー付きミラーレスの古いタイプを持っているが、そのマニュアルには、昼間見えにくいときはファインダーで撮影して下さいなどと書かれていた。まるで付録だ。今の電子ファインダーは背面液晶の解像力の倍ほどあるので、そちらの方が綺麗だ。
 しかし、D5100の光学ファインダーを覗きながら撮すと、結構気分がいい。すっきりとしているというか透明感がある。その印象は記録されない。リアルの前にもう一枚あり、その一枚は残らない。これは儚い話だが、現実の映像が三枚あることになる。一枚は生の映像。二枚目はレンズで見た映像。三枚目は実際に書き込まれた映像。光学ファインダーの、このワンクッションがよかったりする。記録されないのだが。
 さて、写りだが1インチ受光素子と小さい目だがニコン1の方が綺麗だったりする。ただ、D5100と比べるためには標準ズームで写す必要があるのだが、ニコン1のズームはあまり使っていない。いつも50ミリだ。
 しかし、D5100で写す風景は柔らかい。これはピントが合っていないのだ。家を撮すとき、その手前の電柱にピントが合ってしまったりする。僅かな距離差なのだが、流石に受光素子が大きいので、ピントが浅いのだ。そして家が鮮明に写っていないのだが、手前の細い電柱はしっかりピントが来ている。しかし、ピントから外れた家がいい感じ。少しボケているが。これが軟らかさの正体で、ボケているのだ。これが普通のコンパクト系デジカメなら全部ピントが合うだろう。標準系だと。
 ピントが浅いので、そう言うときは絞らないといけない。絞り優先にするなり、プログラムシフトで、絞り気味に合わせるとか、こちょこちょ弄らないといけない。そういうのを本格的撮影というのだが、実際には補正だ。1インチのデジカメはピントが深いので、その手間がなかったりする。さらに受光素子の小さなカメラなら、まったく弄らなくてもいい。スマホで風景を写したとき、綺麗なのは、絵はがきのように全部にピントが合いやすいので、隅々まで鮮明に写っているように見えるため。
 しかし、ぼかし合戦をすると、一般的な一眼レフ系の方が強い。ただ、ボケすぎて、背景が何なのか、分からなくなることもあるが。
 ニコンの一番安いデジタル一眼レフと、1インチのニコン1の値段がそれほど変わらないのは、そういう意味だ。
 ただ、光学ファインダーを覗いての撮影は、違った写真を写せたりする。何でもない日常の風景を、大層なカメラで撮すのも悪くはない。これが基本で、ニコン1などはそれを略している。この省略分を補う意味でも、普通の一眼レフ撮影は勉強になる。
 

■■ 2016年09月18日 日曜日 午前7時34分
 
 今朝は雨のようだが、喫茶店に行くときはやんでいた。夜、降っていたのだろう。空が暗いので、朝になっていても分かりにくい。それで寝過ごしたわけではないが、起きるのが遅くなった。明けるのが遅くなっている上に、雨の暗さが重なる。寝る前は熱帯夜で、久しぶりに扇風機を付けて寝た。もういらないと思っていたのだが、そうはいかない。しかし、夜中冷えてきたので止めた。こういうので風邪を引く。もうそれほど暑くないので、行楽には良いはずだが、雨では仕方がない。
 台風がまた近付いて来ているのだろうか。今朝は天気予報をまだ見ていない。大阪方面に来るとしても、いつもの九州経由で来るコースなので、分かりやすい。影響が出やすいのは四国の南側から来るタイプ。まだ上陸していないので、勢力が強いまま。しかし、台風が多いと、何発も魚雷を撃ち込まれているようなものだ。
 台風の影響かどうかは分からないが、湿っている。湿気が結構ある。雨が降っているときはそんなものだが、湿気た空気が入り込んでいるのかもしれない。だから雨も降るのだろうが。
 湿気ていない雨の日もある。カラッとした雨というわけではないが、身体がべたつかない。
 
 先日買った一眼レフ。その特徴の一つはやはりファインダーだろ。
 先ずは視野率。これは普通の液晶で見慣れていると、100パーセントが当たり前。ところがペンタックスは別だが普及タイプの一眼レフは視野率が低いので、四隅は見えていなくても写っている。ああそうだったのかと思い出す。昔はそれでよかったのは、そんな四隅はどうせ切れてしまうためだ。引き延ばすときなどに。
 しかし、デジカメになり、その殆どはモニターで見るようになってから、四隅までしっかりと見えてしまう。余計なものが入り込んでいることもあるが、フレームからはみ出してしまった場合でも写っていて助かったこともある。ここは細かい話だ。
 しかし、ファインダーは流石に自然で、この透明感が良いのだろう。実際にはレンズの開放で見ているので、実際の写り方とは違う。絞ったままで見ると、本当のぼけ具合が分かるのだが、それではピントの山が見えにくい。それで開放でピントを得るために見ているようなものだ。このとき、レンズの明るさに依存するので、明るいレンズほどファインダーも明るく、またピントの山もはっきりする。だから明るいレンズは一眼レフのファインダーで見るほうが値打ちがある。高くて明るいレンズを買ったのに、ファインダーでは同じように見えてしまう電子ファインダーとは違う。逆に言えば暗いレンズでも明るく見えるのが電子ファインダーの良さだろう。
 しかし、暗い標準ズームでも85ミリ側で見ると、結構ぼけが見えるし、ピントの山も掴みやすい。28ミリでもレンズは暗いが、かなり寄ると、背景がぼけているのが見える。そして明るければ、さらにピントの山が掴みやすいはず。レンズの影響がモロに出るのが一眼レフのファインダーだ。ここが素朴でいい。
 ただ、光学ファインダーは芸がない。暗い被写体は暗いまま。電子ファインダーなら、照明を当てたように明るくなる。
 このカメラにもライブビューが付いており、液晶撮影も可能だ。こちらの方が撮しやすいかもしれないが、室内なら良いが、屋外ではよく見えない。これはどの液晶でも同じ。だから被写体をそれほどよく見ないで写している。電子ファインダーや光学ファインダーで覗くと、被写体がしっかりと見える。まあじっくり見ている暇がなかったりするが。
 一眼レフのファインダーか、ライカ系の透視ファインダーの違いかは、もう今で同じようなもの。光学式か電子式かの違いになっている。
 光学式の良さは生の光に近いものを見ていること。これは欠点でもあるのは太陽を覗けない。目をやられるだろう。電子ファインダーなら覗ける。太陽を見ていないのだ。電気を見ているようなものだ。明るいときは明るく、暗いときは暗い。これが光学ファインダーのリアリティーだろう。肉眼で見ているのとあまり変わらないので、芸がないと言えば、ない。しかしファインダーを覗いたときの明暗差がない。そのため、目には優しい。体調が悪いときなど、明るい電子ファインダーが目に来たりする。
 普通の一眼レフのレンズなのでズームも機械式。あらかじめ画角を決めて電源を入れることができる。当然一眼レフは電源が入っていなくてもファインダーは見えるし、マニュアルフォーカスもできる。
 しかし、それらはもう珍しいものではなく、遙か彼方の昔からあることで、新味がない。そのため、あまり進歩はないが、それでもできるだけファインダーが明るく見えるようにと改良はあるだろう。
 最新のデジカメと言うより、AF一眼レフ時代からだが、ゴチャゴチャと色々なモードが入っているのだが、基本的なことは変わっていない。
 しかし、コンパクトカメラよりも、マニュアルが分厚いのは、設定項目が多いためだろうか。
 そのマニュアルに、これを買った人が購入日を記入している。2011年9月27日購入と書き込んである。こちらがそれをバトンタッチ式に買ったのは同じ9月。昨日なので、16日だ。流石に9月27日に買っていたら、凄い偶然になるが。
 今年は2016年。5年前のカメラ。そのカメラのマニュアルに2011年と書かれている。だから出た年に買っているのだろう。
 
 このカメラ初心者向けの入門機なので、それほどダイヤルやボタン類がゴチャゴチャ乗っているわけではないが、実際には使わないだろう。オートモードにしておれば、触らなくてもいい。
 しかし、AEロックボタンは昔からあり、これも使う機会は滅多にないが、シャッターボタンを半押しにしながら親指で背面のそのボタンを押すのは面倒臭い。しかし、カスタマイズでき、一度押すと、離してもロック状態を続けることができるようだ。もう一度押すと解除される。これなら使いやすい。AEロックボタン単独でもロックが効くようだ。これは逆光で写すとき、敢えてシルエットのように暗くしたいとき、明るいところにカメラを向けて、そこでロックしてしまえばよい。AEとAFは別なんで、シャッター半押しでのロックでは、ピントまでロックされるので、これは使い分けが必要だ。これも切り分けることもできるようだが。
 しかし、光学ファインダーなので、ファインダーに露出は反映されない。だから露出補正のようなものはカンでやることになる。まあ、シャッターと絞り値を見ると、何となく分かるが、そんなものを見ながら写すのは希だ。
 マニュアルフォーカスが懐かしい。昔はレンズ側のメインの機能で、レンズ側のいいところにある。しかし、AFカメラになると、必要性が薄くなり、スカスカの輪になる。そのため、非常に軽いのだが、回すとレンズが繰り上がったりする。機械式だ。これはAFは万能ではなく、早いとか遅いとかの問題ではなく、合わないものには合わない。
 AFでも合うが、何処に合わせればいいのか分かりにくいものがある。花びらなどがそうだろう。花の全体を見ながら、ぼけ具合を見ながらピントリングを回す。こういうピント合わせは結構楽しめるが、撮しても良い場所に限られる。通常は人の家の塀際などの花なので、あまり立ち止まれない。

 プログラムモードにはしっかりとプログラムラインが公開されており、非常に機械的だ。明るさしか気にしていないという感じで、ここがオートモードやシーンモードと違うところ。プログラムラインを見ていると、絞りとシャッター、両方が上がったり下がったりしている。だから、暗い場所でも、少し明るいと絞られる。シャッターも上がる。
 オートモードだと、できるだけ低速シャッターにならないようにシャッターが上がるが、レンズはそれ以上明るくならない。だから感度が上がる。たとえば100でもまだ大丈夫なシャッタースピードでも上がる。プログラムモードで100に合わせれば100のまま。それではシャッターが遅くなりすぎるのだが、スローシャッターの下限を15分の1秒あたりに設定していると、それを越えたときだけ感度が上がる。非常に細かい話だ。これはできるだけノイズが出ないようにしたいためだろうが、あまり変わらなかったりする。3200ほどの感度でも、結構それなりに写っているので、拡大しないと分からない。
 標準ズーム程度なら、85ミリが一番ブレやすいが、8分の1秒程度なら問題はない。四分の一秒が限界だろう。これは手ぶれ補正があっても、それ以下になると曖昧だ。
 アーサー500が250になる。これはいつも朝の喫茶店での逆光気味の室内だ。それほど暗くないが。
 この自動感度上げは、感度を合わせ直さなくても良いので楽だ。その上限も指定できる。これはコンパクトカメラでもできることだが、絞りが二段とか三段では何ともならなかったりする。
 また、昔はフィルムの感度を途中で変えるようなことは有り得ない。双子のようなカメラに、感度違いを入れるしかない。
 まあ、プログラムモードが一眼レフに付いてから、露出のことはもう考えなくてもよく、被写体やピントに専念できる。感度がどうの、ノイズがどうのとけち臭いことは、あまり気にしなくてもよくなっている。
 しかし、そういう細かいことを色々とするのが好きな人がおり、これは楽しみでやっている。まあ、個人が勝手に写しているような写真で、個人が楽しむ写真なので、それでいいのだろう。
 
 


■■ 2016年09
月17日 土曜日 午前7時23分
 
 昨夜は前日よりも気温が高かったようで、寝る前は熱帯夜。朝方は下がったので、ひんやりとしていたので、この季節並みだろう。だから天気予報を見る必要がないほど。気にしているのは雨でもなく晴れでもなく、気温だ。こちらの影響の方が大きい。ただ、晴れていれば気温が高く、雨だと低くなるので、涼しさを望むのなら雨がよい。しかし、気温は晴れていても下がることがある。当然冬に近付くほど全体に下がる。
 そのため暑さ寒さが問題で、晴れや雨は二の次だったりする。暑さ寒さは晴れや雨の結果なのかもしれない。
 寝ているとき晴れでも雨でもあまり関係がない。しかし気温は関係する。寒いと目が覚めるし、暑いと寝苦しい。
 昨日の昼間などはまだ夏で、日陰の道に入る必要があった。この必要がなくなれば秋だ。
 
 連日続いている中古カメラめぐり。昨日はついにキタムラで陥落してしまった。ゲットしたのはニコンの何世代か前の一眼レフD5100。値段は2万少し。標準ズーム付き。これは沈胴にはなっていない以前のタイプ。
 久しぶりにキタムラへ行ったのだが、中古品の動きが目まぐるしい。やはりカメラ屋だけあって、ここで中古を売ったり買ったりする人が多いのだろう。しかし、衣料品も売っている中古屋で買う方が好きだ。1万円を超える中古は住所などを書かされる。これが面倒。
 キタムラではニコンの一眼レフが二台出ていたので、これがどうなったのかを見に行くのがメインだったが、キヤノンイオスの新しいタイプが並んでいた。x7iとかだ。流石に新しいだけあって高いが、二台か三台ある。一番見やすい棚だ。そこにこの前まであったニコンは上の棚に移動している。少し見にくい。しかし、二台とも残っており、売れていない。
 さらにニコンD5000のボディーだけが1万円台。品物がボロボロではなく、中古価格がボロボロだ。少し古いとそうなる。
 店員を呼ぶと、前回ニコン1を買いに行ったとき、品切れで買えなかったので、そのまま帰ったときの店員。取り寄せなくてもいいのですか、と、聞いていたが、無視して帰った。
 その同じ店員が出てきたので、D3100とD5100の両方を出してもらう。デザインはほぼ同じ。見分けられないほど。ただ、3100の方が使い込んでいるのか、またはそういうものなのか、レンズのズームが少しぎくしゃくする。少し引っかかるが、5100に付いているのはすんなりと回る。これは同じレンズなのだが、個体差があるのだろう。
 さらにファインダー内のゴミが3100にはある。やはり使い込んだ人なのだ。その値段の差は数千円。それに5100の方が上位機だ。液晶の解像力が高いし、回転する。感度の上限も高い。それで、51000にする。どちらも程度はB。
 欠けている品は元箱程度で、コード類などは袋に入れてあった。これが結構重い。マニュアルも入っていたが、まるで本。単行本だ。しかも判型が大きい。これは書籍だ。
 標準ズーム付きだと、富士のネオ一眼と重さはあまり変わらないが、ボディーがでっぷりとしている。この大きさ重さで28から85あたりまでかと思うと、損をしたような気になるが、中判カメラで撮していると思えばいい。
 全体的な印象はニコンのAF一眼レフ時代と変わらなかったりする。ぼってりと肥えてしまい、今では大層な形に見えるのは、ミラーレスの薄いボディーが出てきたためだろうか。
 ミラーというか、ペンタプリズムのある、今では旧式のように思えるカメラだが、電子ファインダーよりも目には優しい。裸眼で見た物に近いのだが、ファインダーの仕掛けは、まあ一種の眼鏡のようなもので、光学的な像を結ぶ。だから眼鏡なのだ。
 像倍率、このカメラは高くはないが、全体がよく見えるので、目玉を動かさなくてもいい。一眼レフのファインダー。これは昔は憧れだった。
 要するにD5100がどうのというより、普及タイプの一眼レフを懐かしむような感じだ。実際2万少しの値段で、一眼レフの中古は手に入らなかった。フィルム時代でも。
 初心者モードは、どうやらオートモードのようだ。ここはグリーン色になっている。その横にストロボマークが。つまり、オートモードで、ストロボを使わない設定だろう。わざわざそのために、そんなモードが用意されている。これは普通のオートモードでは勝手にストロボが上がるためだ。暗いと飛び出す。そんなものはストロボボタンのようなもので、オフにしておけば、それで次回からはオフを維持し続けるはずだが、そのボタンはあるが、オートモードでは機能しないようだ。このオートモードがフルオートモードで、融通が利かないモードなのだろう。
 早速部屋で、暗い照明の下で、いつもの試し撮りをするが、レンズが暗いので、シャッターも遅い。手ぶれ補正は、レンズ側で、この標準ズームは3段ほどらしい。写りは満足なものだったが、当然だろう。こういう室内では50ミリの明るいレンズがあれば平気で写せる。ニコン1がそうだ。夜道も写せる。ただ、一眼レフを常に持ち歩けないので、暗い場所での撮影はあまりないだろう。ボディーが大きく重いためか、それだけでもブレにくい。
 そのキタムラに、ニコンの50ミリの明るいレンズが売られていた。2万円。これを買えば、ファインダーによるフナ釣りができるのだが、それはニコン1で撮す方が早かったりする。
 朝の喫茶店へ行くとき、公園で花を見付けたので、ファインダーで覗く。流石に自然だ。ピントが合ったときは綺麗だ。もうこれだけでいいのではないかと思えたりする。
 標準ズームはキットレンズなので、ボディーのマニュアルにスペックが書かれている。200グラムほどで、最短撮影距離は全域28センチ。これは遠いように見えるが、ボディーが分厚いしレンズが飛び出しているので、レンズの先からではないので、結構寄れる。だから10センチ以上飛び出しているので、レンズ先端から15センチほど離れれば写せる。だから喫茶店などでノートパソコンのキーボードも写せたりする。
 このカメラ8000円で買ったペンタックスの一眼レフと重なるのだが、ファインダーが明るい。AFがどこで合ったのかのポーズが出る。大きさ重さはそれほど変わらないが、5100の方がぼってりしている。レンズが太いためだろうか。そのため、ペンタックスの方が精悍に見えたりする。
 大きな違いは液晶でも写せることだろう。そして回転する。ここはコンパクトカメラに近いのだが、地面すれすれの草花などを写すとき、重宝する。液晶が横開きなのが気に入らないが。
 1インチ受光素子の高級コンパクトや、電子ファインダー付きミラーレス一眼レフに注目が集まっているためか、こういったオーソドックスな古典的一眼レフが、逆に新鮮だ。こういう大層なカメラを弄りながら、この文章を朝の喫茶店で書いていると、隣の席の馴染みの老紳士が話しかけてきた。この紳士、マクドからの難民で、煙草が吸えなくなったので、こちらへ来ている。
 年齢的にはこちらよりも上だろう。体調が悪いらしいが、ショートホープを吸っている。その友達などがパソコンやカメラを買って、何やらやっているらしいことを話していた。それを聞いていても何も分からないらしい。つまりAFがどうのとか、ストロボを殺す方法はないかとか、撮したときのアーサー感度などの詳細表示はどうやって出すのかとか、そう言う話を聞いていてもさっぱり分からないらしい。その老紳士の友達もデジカメをやっており、とりあえず撮すだけ撮して、良いのだけを残すことに努めていると話していた。フィルム代がかからないためだ。そしてプリントなどしないのだろう。
 D5100を弄っていると、本格的なカメラですねえ、といっていた。いくらぐらいしますかと聞くので、2万円とこたえた。2万円を少し越えているが安い目に言った。いやいや本格的ですよと、素人目にも一眼レフの大きさ重さはそう見えるのだろう。中古で買えばコンパクトカメラよりもはるかに安いのに。
 ただ、この老紳士、こういう道具類にはさっぱりのようで、喫茶店では新聞を読むことと、電子辞書を読むことが日課で、これはマクド時代と変わらない。電子辞書は確かに電書だ。デジタルものに苦手そうだが、それは良いのだろう。
  

■■ 2016年09月16日 金曜日 午前7時44分
 
 今朝も涼しい。21度とか22度。これは寝ているときの気温。朝方が一番涼しい。最低気温が出るのはその時刻。その最低気温は瞬間最低気温で、ずっとではない。まあ、寒暖計を見ていても、違いはあまりない。目の前で動いているわけではない。朝と昼とでは違うが、その動きをじっと見ていても変化がないだろう。そんなにすぐには変わらない。ただ、晴れて暑いとき、雨が降り、一気に三度ほど下がることがある。じっと見ていても分かる変化だが、見ているときは既に気温が下がっていたりする。降る前に見ていたのなら、違いが分かるが。それよりも身体そのものが寒暖計のようなもので、そちらで感じる方が早いだろう。
 昼間は夏がまだ残っているはずなのだが、天気が悪く、雨模様の日が続く。そのため、気温が上がらないままなし崩しで秋になるのだろう。今度晴れても、もう大したことはなかったりする。
 涼しいので、夕方、自転車散歩に出る。日はもう落ちかけているので、遠くまでいけない。それで、夕食を買いに行くつもりで、昆陽の中古屋へ向かう。他へ向かっても良いのだが、何か目的地がないと、走りにくい。
 前回は池尻の中古屋だったので、そのシリーズだ。いずれも中古カメラ見学だ。
 前回昆陽の中古屋で富士のネオ一眼を買ったのだが、それ以来だ。しかしショーケース内の様子は前回と同じ。自分が買った分、一台減った程度。これはカメラのキタムラの中古コーナーに比べると、変化が少ない。決してものものは高くない。キタムラより安かったりする。中古で並べると、すぐに売れてしまうはずの防水カメラタイプも、まだ残っている。中古屋と言っても家具や自転車まで売っており、鞄や服も売っているため、客層がカメラ屋とは違う。そのためかもしれない。
 この中古屋が良いのは消費税込みでの価格のためだ。2万円後半の商品でも、結局3万してしまう。安いと思っていたら、消費税抜きの価格の値札だったりする。
 この店での狙い目はキヤノンイオスX2ダブルズームキット29000円。それが一番良さそうなのだが、前回は富士を買っている。これは出物で、手に入りにくいためだ。それに15000円と安かった。
 キタムラの狙い目はニコンD3100標準ズーム付きで1万円台。イオスX2も似たような古さ。ダブルズームキットの望遠側を抜くと、価格は同じになる。1万円代。皮肉にもキタムラにこの望遠ズームが1万円で出ている。だから計算しやすい。
 しかし、中古価格ではかなり安い。
 ここでニコンとキャノンの対決になる。イオスX2の方が少し大きく重い。望遠ズームを付けたときなら、本当はカメラが重い方が安定するのだが、ニコンは軽いと言っても、それほどでもない。だから差はほぼない。像倍率が若干イオスの方が高い。ファインダーが少しだけ大きい。だから少しだけピントが分かりやすくなる。これは僅かな差。今の電子ファインダーの大きさ鮮明さに比べると、光学ファインダーは地味だ。
 ボディーはでっぷりとし、分厚いと言うより箱のようだ。まあそれが普通の一眼レフデジカメのスタイルなのだが、いつ頃からこんなに太ってしまったのだろう。AF一眼レフになってからだろう。
 このイオスX2、よくある一眼レフとして一台欲しいところだが、尼崎中古で買った8000円のペンタックス一眼があるので、それと重なる。しかしファインダーが暗く、画像を拡大するとき、ダイヤルを使うのだが、それがボケている。まあ撮影には関係がないのでいいのだが、ニコンD3300あたりに興味がいったのは軽いためだ。ペンタックスも軽い方だが、それよりも軽い。古いカメラほどしっかりとしていたりするので、軽くするため、メタルやガラスを使っていなかったりする。たとえばマウント部まで樹脂製だったり。
 まあ、前回このイオスを選ばないで、富士のネオ一眼を選んだのは、実用性では広角から望遠まで一本でできるためだ。イオスの望遠は350ミリまで。その倍の700ミリを富士では写せる。ここがネオ一眼の真骨頂だ。広角も28ミリではなく24ミリまである。実際にこれで写しているのだが、写りに大した差はない。このネオ一眼、富士ではロングズーム機と呼んでいる。高倍率レンズ一体型デジカメのことだ。
 しかし、そのネオ一眼も、もうネオではなくなっている。ネオの前のただの一眼レフはさらに古い世代になっている。だから中古屋では普及タイプの一眼レフは激安だ。普及機でもボディーが10万円超えをしていたデジタル一眼レフ時代は昔の話しだろう。その頃は高かったと言うこと。
 そんなとき、イオスM5が出たというニュース。M5といえばライカではないか。
 イオスMはキヤノンのミラーレス一眼レフ。イオスから光学ファインダーを外したタイプなので、薄くて小さい。受光素子は同じ。
 今回のM5は電子ファインダー内蔵タイプ。見た感じ富士のミラーレスと似ている。ミラーはないが、一眼レフのようにペンタ部の膨らみが軍艦部にある。デザインもこれまでのイオスMのすっきりとしたものから、メカメカしたダイヤル類が並ぶタイプになっていた。実はこれがネオ一眼なのだろう。本当の意味での。
 そういうミラーレスを出していないのはニコンだけになったのかしれないが、1インチミラーレスは早い時期に出している。ニコン1だ。ペンタックスもQシリーズがミラーレスだ。
 しかし、そこからイオスX2を見ると、光学ファインダーが懐かしく感じられるだろう。
 最新の一眼レフより、1000万画素や1200万画素時代のカメラの方が写りが柔らかかったり、色目も自然だったりする。特にCCD時代のものが。ただこの時代のものは古すぎたりするが。その他の違いは映像エンジン。これは最新程良かったりするのだが、それはまあフィルム時代のカメラで言えばフィルムを変えてきたようなものだろう。それだけではなくAFが早くなったりするが、もう十分早い。そして合いにくいものは相変わらず合いにくい。そう言うとき、マニュアルフォーカスで、ピントの山を見ながら合わせるという楽しさもあるのだが、草花なら良いが、さっと撮したいときは無理だ。
 ニコン1からの流れなら、その母船のようなD3000系やD5000系が好ましい。キタムラなら1万円代である。しかし、もう売り切れているだろう。
 

■■ 2016年09月15日 木曜日 午前7時24分
 
 今朝は涼しい、22度。20度を切ると寒いとなるだろう。朝は寒くなると予報があり、数値も当たっていた。珍しい。どうせ当たらないと思い、そのままで寝たのだが、窓を閉めた方がよかったし、綿入りの掛け布団も必要だったようだ。寒いので、目が覚めた。昨日も昼間も雨で気温は上がらず、30度には達しなかった。もうそんな日はたまにしかないだろう。残りの炎天弾が切れかけている。
 しかし、朝、道行く人は半袖が多い。長袖になるのは10月からだろう。真夏でも長袖の人がいる。炎天下対策、日除けとしての長袖、自転車に乗っている人に多い。あれは暑くないのかと思うほど。
 これで、ぐんと自転車散歩がしやすくなったが、雨の日が多い。もの凄く長く延びた秋雨前線が居座っているためだ。朝の寄り道散歩や夕方の夕涼み散歩では遠くまでいけない。お昼は暑いので無理だったが、それが可能になった。しかし、昼寝をしてしまうと、もうだめだ。冬場は3時を過ぎると、もう太陽が頼りなくなる。今は4時頃までなら、日はまだ高い。冬場の陽は低いので、影が長い。これで暗く感じる。
 季候がよくなったと言うより、涼しくなってきたので過ごしやすくなる。暑さや寒さが邪魔をしなくなる季節だ。しかし、秋は台風のシーズンで、あまり天気はよくないのかもしれない。夏場ずっと晴れていたことを思うと。
 柿の実がもう柿色になっているのもある。柿の実は夏前に、既に青い実が付いていたりする。これは季節ものなので、見ないようにしている。実はコスモスも咲いているのだ。もう花が落ちて葉だけになっていたりする。これはコスモに似た花かもしれないが。コスモスの葉はモヤッとしているので、分かりやすいのだが。
 稲穂も実り、もうすぐ刈り入れだろう。6月に田植えをしたとして、3ヶ月か4ヶ月で、もう収穫。結構早い。年に二度の二毛作というのがあるが、もう少し刈り入れまで日数がかかると思っていたのだが、案外早い。この前、苗だったのに。
 この頃になると、雀が多く登場する。小雀はいつ頃産まれるのかは知らないが、この季節だと食べ物は豊富だ。しかし、子供を産む前の雀は肉食になるらしい。
 また、この季節、同じように蚊が活躍する。この頃の蚊は凶暴で、よく刺しに来る。特攻隊だ。これも産卵と関係しているのだろうか。しかし、去年もそうだが、蚊がいない。いつも来る蚊が引っ越したのかもしれない。よく刺すのは一種類で、他にも蚊はいるのだが、外でじっとしている。網戸の隅間から強引には入ってこない。
 
 今朝は先日昆陽の中古屋で買った15000円の富士のネオ一眼を持ち出している。それなりに古いのだが、この当時の富士の写りの方がよかったりする。もっとも最後に買った新品の富士のネオ一眼は、やる気がないようなカメラだったので、そのためかもしれない。ただ、ファインダーは綺麗だ。
 中古で買ったそれはファインダーはお粗末だが、反応が早いし、液晶とファインダーは自動的に切り替わる。だから、こちらの方が高級だ。しかもズームは機械式なので、手で実際に回す。さらに液晶は上下に回転する。ただ、液晶の解像力は低く、綺麗ではない。ここで時代を感じたりする。この良いタイプの最終機は水滴ぐらい大丈夫なようだ。まだ元気だった頃の富士ネオ一眼だ。これは種類が多いので、中古屋で見付けてもどれがどれだか分からないが。
 偶然昆陽で見付けたのがアタリで、手動ズームが気に入っている。そして上下に動く液晶。このタイプの最新機があればいいのだが、これが最後のようだ。その前の、もっと古いタイプで、受光素子が少しだけ大きい目のタイプがある。これがおそらく最高峰だろう。残念ながら液晶は横開きになっており、望遠も600ミリと控え目。そして800グラムほどあるので、これは重すぎる。
 その昆陽で買った富士のネオ一眼だが、望遠は700ミリまでと控え目だが、望遠端での失敗が少ない。ピントも早い。これが1000ミリを超えると、ヒット率が悪くなる。それにブレやすい。
 逆光に弱いようで、以前ほど派手なフレアやゴーストは出ないが、それが出かかっているのがファインダーでもよく見える。うまく弾き返せないのだろう。
 曇っている日でも、写りは悪くない。ただ、もの凄く鮮明に写っているわけではなく、普通に写っている。
 だから猫を撮したときも、毛並みのふわっとした感じになる。毛の一本一本までとなると、逆に生々しすぎる。ニコンのネオ一眼はそのタイプで、毛が立っているように写り、こちらの方がシャープだが、結構どぎつい。
 このカメラ、背面液晶がそれほど見やすくないので、電子ファインダーがメインになる。広角なら、背面液晶で十分だ。
 この富士のネオ一眼、カメラとしての世界がある。ちまちまと切り取っていく感じのズーム機で、音が一切しないので、非常に静かなカメラ。何事においても控え目なカメラで、逆にその方が癖がないため、道具として使いやすい。
 
 

■■ 2016年09月14日 水曜日 午前7時26分
 
 今朝は24度。熱帯夜ではない。しかし24度でも熱帯夜以上に暑い夜がある。蒸し暑い夜だ。昨夜はそれがなかったのか、掛け値なしの24度らしく、涼しい。
 当然扇風機もいらなかった。その扇風機がある場所に、今度は電気ストーブが来るのだが、それはまだ先だ。
 台風が次々に発生している。毎日一個ではないかと思うほどニワトリの卵のように産まれている。これは海面の気温が高いのだろうか。海水温か。温泉のようになっていると、海水温だ。
 夕方も涼しいため、少し自転車で走ってみた。出るとき、藻暗くなりかかっており、途中から夜になってしまった。まだ六時を過ぎたあたりだ。もの凄く早くなっている。日差しがましになる六時頃、散歩に出たことがある。まだ日は沈んでいなかったのだ。
 それよりも涼しいと走りやすい。特に目的地はないが、夕食を作るか、外で食べないといけない。食堂は結構あるが、一人では入れるそうな店は牛丼屋ぐらい。ラーメン屋も多くあるが、あのテンションが厳しい。ひなびたうどん屋なら入りやすいが、そんなものは大昔に潰れている。ファミレス系もしんどい。深夜ならいいが。カレー屋もあるが、具があまり入っていないので、ただの汁ご飯。
 結局遠い目の目的地を設けた。それは中古屋だ。最近見付けた店ではなく、宝塚寄りにある。大きなイオンというモールの手前。そこは尼宝線という尼崎と宝塚を結ぶ幹線道路が走っているが、鉄道を敷こうとして途中でやめたような道だ。尼崎から宝塚へ出るには、当然旧街道がある。小浜宿が有名だ。要するに武庫川を遡り、大阪平野が途切れるあたりが宝塚。昔は何もなかったのだろう。武庫川が平野部に入る狭苦しい場所で、川が近すぎる。少し高台に古い村がある。JRの駅もあったりする。
 暗くなってから宝塚まで行ったわけではなく、いつもよく行く昆陽の少し北だ。そこに中古屋があることを知っていた。イオンができる前からあるが、ここだったのかと、少し疑問に思った。もっと手前にあったような気がした。それはイオンの建物が周囲の風景を変えてしまったためだろう。そのあたりはまだ池尻の村道が走っていたりする。
 早速カメラを見るが、高い。中古カメラよりも高かったりする。大きなネオ一眼が3万円手前。流石に型は新しく、そのタイプではまだ新製品だろう。しかし、ネットで新品で買ったほうが安かったりしそうだ。中古の意味、それは安いことだ。それがない。また、手に入りにくいカメラ。だが、これもネットでほぼ出そろっている。それでも滅多に出ないカメラもある。前回キタムラで買ったような7000円ほどのライカだ。
 使えそうなカメラを探すと、ペンタックスのk50と言う一眼レフがあった。3万円台。新しいためだろう。多少の雨でも平気な一眼レフで、レンズもそうだ。それよりもファインダー倍率や像倍率が結構高い。入門機としては珍しい。前回尼崎で手に入れたのはもっと古いタイプだが9000円。新しいと高い、それだけのことかもしれないが、新しくても傷が多いとか、欠けているとかになると、値段がぐっと下がる。これが狙い目なのだ。写ればいいのだから。
 珍しいカメラとして、ペンタックスのミニ一眼レフがある。実際にはミラーレスで、レンズが変えられるコンパクトカメラだ。標準ズームでも結構長いので、ポケットに入らないが、握りやすい。手動ズームで操作性もいい。しかし見た感じはカメラっぽいため、コンパクト系のさっぱりとした形ではない。
 そういう中古を見ていると、キタムラにあった1万円台のニコンの一眼レフがやはりもの凄くお得な気がする。
 9000円の似たようなペンタックスを持っているのだが、ファインダーが暗いし、ピントが合いにくかったりする。これは古すぎるためだろう。ニコンD3300などに興味がいったのは、結構軽いことだ。そしてファインダーも明るい。
 昨日も、それで草などを写していたのだが、ピントが合わない。猫じゃらしだろうか、毛虫のような草。あれは合わせにくい。たまにそうして一眼レフも使っている。やはり基本はあのファインダーの世界のためだろう。造形的に撮すときは一眼レフで、電子ファインダーではなく、光学ファインダーで、実物を見ながら写す方がいい。この方が観察眼が高い。ほぼ肉眼で見ているのと同じためだ。実際には解像力に高い電子ファインダーで見ているほうが綺麗で鮮明だったりするが、生の光を見ているわけではない。電気の明かりを見ているようなものだ。写真になる前と、写真になってからの絵を見る違いがある。だから、写真になる前を見て写すのが光学ファインダー。ただ、レンズが暗いと、ファインダーも暗くなるが。最近のファインダーは標準ズーム程度の暗さなら暗さを感じさせない。
 今は常用しているニコン1のミラーレスだが、液晶の像がどうのよりも、裸眼ではよく見えないので、構図程度が分かる程度。ただ裸眼でも至近距離の被写体なら、ピントが来ているかどうか程度は分かる。だからこれはファインダーではない。
 まあ、そう考えると、キタムラにあったD3100とD5100。数千円ほど兄貴分のD5100の方が高いのは、液晶が回転することと、解像力があること。感度の上限が高いので、同じ感度で撮しても、ノイズが少ないだろうという程度の差。ただ、兄貴分は50グラム重い。バッテリーなしで400グラム台。結構軽い。
 このニコンの安い兄弟と遭遇する前に、気になっていたのは昆陽の中古屋で見たキヤノンのX2ダブルズームキットが二万円台。値段はニコンの標準ズーム付きD5100とほぼ同じ。ただ、キヤノンX2はかなり古い。今は8あたりまで出ているだろう。要するに望遠ズームが付いてくるのがいい。
 ここでニコンとキヤノンの対決になる。X2の中古が相場よりも安いのはUSBなどの専用コードがないためだ。これは欠損品となり、それで安い。ニコンの兄弟機は中古相場通りで、キタムラだから安いわけではない。
 まあ、このあたりの一眼レフは練習機のようなもので、お勉強向けの教材だろう。実際に写しにいったときはネオ一眼が強く。日常ではニコン1のミラーレスが小さく撮しやすい。
 ただ、ものをじっくり観察しながら撮すには昔ながらの一眼レフがよかったりする。たとえば有り難そうな地蔵さんを見付けたとき、背面液晶で、さっと写すより、光学ファインダーでじっくりと拝見しながら撮さないともったいない気がする。後光は見えないが、これは礼儀のようなもの。簡単に撮すと、礼儀知らずになるわけではないが。しかし地蔵を見ても、寺や神社へ行っても拝んだことはない。
 このあたり、肉眼で見ているより、ファインダーで見ている方がよく見える。それは視度補正でよく見えるためか、フレーム内の映像なので、そう見えるのかもしれない。
  
 
■■ 2016年09月13日 火曜日 午前7時22分
 
 今朝は雨のようだが、喫茶店へ行く道では降っていなかった。幸いだ。雨音は夜中にしていた。天気予報でも雨が降ると言っていたので、その音は雨音だろう。雨の予報がないとき、何か音がしていることがある。すぐに雨音だとは気付かないことがある。雨が降るという頭があるのとないのとでは判断が違ってくる。雨が降るはずなので、真っ先に雨音だと思う。しかし別の音かもしれない。これは先入観の一種だろう。しかし、雨の音である確率はかなり高いので、やはり第一候補は雨音になるのだが。そしてそれを確かめるため、外を見たりする。雪はサイレント。音がしない。降っていても分からない。
 しかし雪が積もり、晴れてくると、雪の音がする。積もっていた雪が落ちてくるのだ。降ったあとに音がする。
 この雨のためか、結構湿気ていて蒸し暑かったりする。朝の気温は24度と、熱帯夜ではないが、寝る前暑かったので扇風機を付けたまま。流石に夜中寒くなったので消したが。また、昨日の昼間も暑く、夏だった。
 
 久しぶりに手書きで絵を書く用事ができたので、やっている最中だが、CGとの違いが興味深い。お絵かきソフトなどにはツールがある。道具箱のようなものだ。それは何処にあるのかというと、大概はモニターの左端や右端、真上の場合もあるし、移動させたりできるし、パレットのように大きく開いたり、また別のモニターにパレットだけを表示させたりもできる。
 ではリアルではどうだ。道具は何処にあるのか。決まっていない。置いた場所だ。机があれば筆立てなどにペン類はあるが、実際には寝かせているだろう。しかし、具が大きい。鉛筆はシャープペンだったとしても実物大。当たり前の話だが、これがパソコンだと小さなアイコン。それが鉛筆かペンか分からないほど。実は同じなのだが、プロパティとか、詳細とかで線の太さ、線の濃さ。色。エッジのぼけ度。ブレ補正の有無とか、設定することで、鉛筆にもなればペンにもなり、筆にもなり、消しゴムにもなる。それでは紛らわしいので、設定したものを固定せるため、鉛筆アイコン、ペンアイコンとしてあらかじめ登録されてある。それをさらにカスタマイズして使う感じだ。だからあらかじめ太さの違うペンが並んでいたりする。
 リアルではどうか。シャープペンなら太さがある。0.5ミリとかだ。1ミリのシャープペンもある。ペンもミリペンと呼ばれているペンは0.1ミリから1ミリあたりまである。実際には0.1ミリは使えないほど細い。ボールペンも1ミリまであるが、それはペンとしては極太。そういうのを筆立てではなく、すぐ使えるように脇に寝かせていることがある。束になって。
 消しゴムは何処か。膝の上にあったり、常に左手で握っていたりする。いずれも手の届くところに適当に置いているはず。固定した置き場所もあるが、ラーメンを食べるときなどは移動させるだろう。場合によっては何かの下敷きになっていたり、重なっていたりする。まあ、大きい目の筆箱や、トレイのようなもの入れている場合もある。
 パソコンでの道具類を掴むには、マウスのポインタを持って行き、そこでクリックすればいい。間違ってその横や下を押すこともあるが。この行き来は指先だけになる。
 当然マウスやタブレットペンで選ばなくても、短縮キーに仕込んでいたりするが。
 リアルではどうか。原寸大の実物を握ることになる。ちなみにお絵かきソフトの鉛筆は鉛筆の絵が出るわけではない。邪魔になって下の絵が見えなくなるだろう。だからポインタの先が鉛筆らしいものに変わる程度。その太さや濃さなどは詳細側を見て判断する。リアルでは見れば分かるし、ペンなら、いきなりは書かないで、インクの出方を試してから書いたりする。それらの道具類は歯医者に近い。今すぐ使うものはあらかじめ皿のようなところに乗せている。この皿は回転したりする。
 それで、パソコンで書いている環境をリアルで再現させようとするような余計なことはしないが、その違いが興味深い。
 ペン類は先が問題だが、軸がある。サインペンでもマーカーでも形や色があり、太さもある。長さも多少違っている。消しゴムも次第に小さくなり、角がなくなり、細かいところを消しにくくなったりする。練り消しゴムもあり、これはクズが出なかったりするが、普通はクズがでる。それを払いながら下書きをしたりする。口で吹いて飛ばしてもいいのだが、田中邦衛のように唾まで飛ぶ。
 払った消しゴムのくずは何処へ行くのか、下に落ちる。だから掃除が必要だ。そのため、小さな電池式の掃除機で吸い取ったりする。まあ、その手間が面倒なので、普通はしないが。
 要するにどちらが早いかというと、リアルの方が圧倒的に早い。道具類へのアクセスの場合だが。ペンの交換が面倒なので、交互に使うペンは握ったままとか、口でくわえたり、耳に挟んだり、流石にケータイのように顎では挟まないが。道具類を小さなアイコン化をクリックするよりも早いと言うより、動きに違和感がない。ただ、何処に置いたのか、出てこないこともある。下に落ちていたりする。
 久しぶりに手書きで絵を書くと、道具類が懐かしい。その感触が。
 そういう絵を書くとき、その状況は歯医者のようだ。今日はここまで治療するという感じで、スタンドを付けるところからスタート。患部を見ながら道具類を当てていく。昨日は下書きをしたので、今日は神経を抜くとかだ。それらの道具類、ツール類はほぼ百均で売っている。安いので買いすぎて、だぶってしまったり、使わないペン類の方が多かったりするが。
 絵を書くときも、ここは広角で写すとか、望遠で写すとか、50ミリ標準で撮すとかもある。写真は一瞬で絵が得られるが真っ白な紙に、一から書いていく手書きの絵は、すぐには完成しない。まあ、写真もシャッターを押すまでの間の手間は絵を書く手間より大きかったりするが。シャッターを押せば絵が画けるのだが、その状況に持って行くまでが写真家の仕事だろう。家を出て、空を見て、雲を見て、さっと撮す程度の写真なら簡単だが。これがある目的のための写真なら、ぴたりと填まる雲が湧くまで待たないいけないし、そんな雲など出なかったりする。こういうときは絵の方が早い。ないものが画けるので、待ち時間はない。その雲の下の道に日傘の着物姿の人が欲しいと思っても、そんなもの余程の偶然でもない限り、ない。モデルがいるだろう。これは頼まない時計ない。そういう交渉事などで時間と手間がかかるのだろう。
 写真、絵、文。それぞれ掴みが違う。音は入っていないが。
文と音楽は少し近い。耳も使うためだ。
 

 


■■ 2016年09月12日 月曜日 午前7時08分
 
 今朝は寒くない。昨日の昼間かなり暑かった。夕方になっても気温は下がらず。蒸し暑い夜になり、久しぶりに扇風機を付けて寝た。もういらないのではないかと思っていたのだが。
 気温そのものは高くないのだが、蒸し暑い。室温のほうが外よりも高いようだ。流石に室温はネット上にはない。スポットでも無理だろう。外なので。この室温、ただの寒暖計だが、夏は外よりも涼しい。それが今朝は外よりも高い。これは冬によくある。というより、冬場は室温の方が高く、外の方が低い。このパターンに入っているのだ。夏場は室温の方がずっと低かったので、季節が移っているのが分かる。
 涼しくなってきたので、冬に入っても、まだ着れるような上着などを買おうかとしていたのだが、昨日の暑さで水を差された感じだ。まあ、買わなくても色々あるので、問題はなく、すぐに冬のジャンパーになり、その一着だけをずっと冬中着続けてたりするのだが。
 その冬中と言っても、それほど長い期間ではない。夏もそうだ。真夏にだけ着るカッターシャツがある。薄いタイプだ。それも考えれば僅かな期間だ。真冬でも着られないことはないが、分厚い目を着てしまう。その方が暖かい。
 だから、秋物の寿命は短いと言っても、似たようなものかもしれない。
 毎年試みていることがある。それは中綿入りの防寒着ではなく、中綿なしの上着で冬を越せないかどうかだ。それは可能だが、中に着込みすぎ、腕が曲がらないほどになる。効率が悪いのだ。しかし、大層な防寒着ではなく、ペラッとしたものの方が軽快だ。これは実際にそう言うジャケットがある。非常に薄いどころかポケットに入る。しかし、風船を着ているようで、着心地がよくない。繊維ものの方がいい。
 まだ、冬物など考える時期ではないが、秋になると、冬が視点に入ってくる。
 
 スマホの新製品で、28ミリf1.8だったと思うが、そんな明るいカメラが付くようになった。レンズがもう一つあり、そちらは55ミリほどだろうか。こちらもf2.8と明るい。要するに室内で撮すとき、都合がいいだろう。画素数よりも、受光素子のインチ数が知りたいところなのだが。
 これは1インチ高級コンパクトよりも使いやすいと言うより、使用頻度が高いだろう。コンパクト系カメラが苦しいのはスマホのカメラで十分なためだ。スマホに被せて一眼レフ並というレンズだけのカメラもあるが、それでは目立ってしまうしスマートさがない。だからスマホではない。
 スマホなので、液晶も大きい。町中でもスマホで写している人を結構見かける。スマホなので、すぐに取り出せるのだろう。最近は液晶カバーがブックカバーのようになっているのが多い。ケータイが出始めた頃、そこに付いているオマケのカメラだけで写していた人もいた。今も当然いる。動画なども簡単に撮せた。このあたりからコンパクトカメラがしんどくなってきたのだろう。
 昨日は近所の古墳にちょっと寄ってみた。公園化されているので、立ち入りやすい。堀があり、その周辺を外から回れるようになっていた。狭いが。そこに鳥がいた。カモだろうか。鴨の巣になっている。昨日は偶然ネオ一眼が鞄に入っていたので、鳥を撮す。カモは逃げないが、堀の向こうの古墳側にいるので、少し遠い。そんなとき1200ミリあるネオ一眼だと、簡単に鳥を抜ける。こういうのはスマホでは無理だろう。また一眼レフの望遠レンズでも1000ミリは持てないだろう。
 一眼レフのキットレンズは400ミリあたりまで行けるので、かなり伸びている。ぎりぎり撮せるが、鳥は1000ミリを超えないと、しんどい。被写体が小さいことと、遠いところにいるからだ。
 これをニコン1のフナ釣りカメラで撮すと、50ミリなので、鳥は小さくなるが撮せないわけではない。どういう場所にいるのかが分かる。また、実際に見たときの大きさに近い。遠いので小さく見えている。これがフナ釣りだ。人間の目は広角になったり望遠になったりしないが、広く見ているときと、一点だけを見ているときがある。写真を見るときもそうで、大きな写真なら目玉を動かさないといけない。全体を見るには小さい目の写真の方がいい。だから写真の印画紙というか、サイズも、そのようにできている。手に持ってみたときキャビネサイズが限界だろうか。六つ切りあたりになると、距離を置かないと全体が見えない。だから展示用なのだ。少し離れてみて全体が見えるような。ただ、これは標準レンズ基準かもしれない。手にとって鑑賞するサイズがあり、それが手札判。
 スマホで撮したものをスマホだけで見るというのもあるだろう。街中で簡単に自動プリントできる時代になっているが、パソコンがない人もいるので、大きなモニターで見るとは限らない。また写真スタンドのようなモニターもあり、それで見たりストックもできる。徒然家に液晶テレビがあれば、それで見られるが。
 また、多くはネットに上げてしまうのだろう。そして上げた写真をスマホで見る。
 当然タブレットがあれば、これは結構大きいので、六つ切りサイズはある。鑑賞するには丁度いい大きさだ。スマホだと手札判か、サービスサイズ。実際に手に取って見るには、サービスサイズで十分だったりするので、スマホだけで鑑賞するのもいい。
 つまりスマホだけで十分という話だろう。
 そう言う時代だからニコンの一眼レフが1万円代で中古で売られている。その基本は35ミリ小型カメラの写し方で、ここは変わっていない。昔からの普通の一眼レフの写し方と言うより、手持ちカメラの写し方だ。スマホの写し方はコンパクトカメラの写し方とほぼ同じ。手かざしで液晶を見ながら写す。それに類似するものは、アクションファインダーかもしれない。接眼部から目を少し離していても蹴られないで、見える。または中判カメラのフィルムパックを外して磨りガラスのファインダーに変えたような写し方だ。そんなもの室内でもよく見えないので、昔の写真屋さんのように布をかぶって、外光を封じて撮す。そしてフィルムではなく、ガラスの原板に書き込む。このガラスの原板が液晶のように見えたりする。
 また、二眼レフやハッセルのように上から覗くタイプがある。井戸の底を覗くように。
 レンズから入ってきた光の映像を直接見るのが一眼レフ。一眼があるのだから、二眼がある。二眼レフは上は見るだけのレンズ。下のレンズで撮影する。
 レンズからの光に拘るから面倒になるので、そのレンズ画角と同じ枠をカメラの上に置いて映し出す。その枠にレンズを付けたものは今でも売られていたりする。それを内蔵したタイプが出てくる。そしてピントはレンズを覗いてのぼけ具合ではなく、二重像合致式の距離計が付く。これが距離計連動カメラで、レンズを覗くやり方よりも、小さくできる。ライカやコンタック系の小型手持ちカメラの始まりだ。
 35ミリ映画用フィルムの流用だけではなく、16ミリフィルムからの流用カメラもあったが、今はもうない。
 そう言う流れの中で、今のデジカメもあるのだが、一眼レフデジカメというのは、かなり昔とそれほど違っていない。フィルムがデジタルになった程度で、外形がそれで変わったわけではない。相変わらずのファインダーで、レンズからの光を受け止めているが、その見え方は結構レンズに依存する。写りよりも、写し方が結構生々しい。そしてファインダーで見たものと、実際に撮したものはかなり違う。液晶撮影では、ほぼ完成品を見ながら撮しているようなものだ。写す前に、お持ち帰り品が見えるのだ。持ち帰っても、同じものが出てくる。
 一眼レフかレンジファインダーかの違いは、液晶や電子ファインダーで吹っ飛んでしまった。
 


■■ 2016年09月11日 日曜日 午前7時16分
 
 今朝は曇っている。このあとも雨模様のようで、梅雨ではないが、秋の雨だ。長雨になるかどうかは分からないが、春の長雨、秋の長雨はある。冬の長雨はない。これは雪だろう。しかし、冬の長雪はない。それに長雪という言葉を変換させるには大変だ。辞書にないのだろう。せいぜい長行きだ。
 秋は日本晴れで、天高くの空だが、雨も多いのかもしれない。春と違い台風という特配も受ける。
 今朝は昨日ほどには寒くはないが、寝ていて寒いと思い窓を閉めると、暑くなってきたりする。暑いのか寒いのかよく分からないような気候になってきている。これは夏は暑いだけ、冬は寒いだけだが、秋はよく分からない。また体調で暑く感じたり寒く感じたりもする。体調が悪いときは暑くなるようだ。熱を発しているのだろう。身体は身体で忙しい。色々と用事があるのでだろう。
 風邪を引くと悪寒がすることがある。また、冷え症というのもある。冷えると血行が悪くなるのか、あまりよくない。
 涼しくなってくると、夏場の疲れがどっと出るらしいが、その時期はもう過ぎたのだろうか。十分涼しくなっているので、今がどっと出る時期のはず。しかし、昼間は30度前後あるので、これはまだ涼しくなったとは言えないので、まだ先の話だろうか。実際には夏の終わり頃、暑さが少し引いた頃だと思うが、これは幅があるようだ。季節の変わり目、体調を崩しやすいと言うが、そのことだろう。要するに気温だ。気温の変化に体が付いてこないのだが、朝夕と昼との寒暖差は結構あるので、毎日寒暖差の練習をしているはず。すると温度ではなく、大気、空気かもしれない。空気の質が違うのだろう。
 
 先日カメラのキタムラで見たニコンの型落ちの初心者向け一眼レフが気になるので、実機をエディオンで見に行く。最新機は上新で触り倒していたので、古いタイプを。こういうときエディオンでは平気で型落ちを並べているので、重宝する。知らないと、これが一番新しいのではないかと錯覚しそうだ。
 一番安いニコンの一眼レフはD3300。キタムラで1万円代で見たのはD3100。流石にこれはなく、もう一台の2万円台のD5100系を見る。こちらの最新機はD5500。その前の機種がどうやらD5300らしく、並んでいた。これは親切だ。D5400はないのだろう。4が付くためだ。キタムラで見たのはD5100。だから少し古いが、重さや形は似ている。D5000系とD3000系ではD5000系が上。しかし、形はほぼ同じだったりする。スペック的に感度の高さ程度の違いと、背面液晶が回転するかどうか。
 しかし、ニコンの中級機よりも初心者向けの新しいカメラの方が写りが良かったりすることもあるらしい。エンジン部が最新のためだろうか。
 そのD5000系と3000系を同時に触ったのだが、似たようなもの。ついでにキヤノンイオスの一番小さいのを覗くと、こちらの方がファインダーが少し大きいような気がしたが、小さすぎて、シャッターボタンが窮屈。惜しい。おそらくこれが一番小さく軽い一眼レフだろうが、ネオ一眼の方がしっかりしていたりする。
 ついでにソニーのファインダー付きミラーレスを見る。覗くと目から鱗。視野率、像倍率がいずれも高いこともあって、ファインダーが大きく、さらに液晶なので、実像ではないため、鮮明に見える。一眼レフのペンタプリズム式光学ファインダーは、古いものになりつつあることが分かる。その横にソニーにフルサイズミラーレス。いずれも小さく薄い。
 ソニーのファインダー付きは7シリーズで、ファインダーなしは5シリーズに変わったのだろう。3が5になった。
 受光素子の大きさはニコンやキヤノンと同じ一眼レフ系。しかし、この薄さは何だろう。そして軽さは。
 このソニーの一覧レフ、ファインダー付きの初代と次の機種が二台揃って中古で出ていたが、あっという間に消えていた。結局ソニーのミラーレス精密感がある。精密機械の感触がある。形としては昔の距離計連動式カメラのニコンSPに似ていたり、ライカよりもコンタックスに似ている。また、ソニーのこのタイプ、液晶が上下回転なのがいい。これも昔からだ。
 それに比べると、ニコンやキャノンの一番安いタイプはファインダーが小さいので、ピントの山では電子ファインダーのソニーの方がよく見える。しかし、大きすぎて、構図が逆に確認しにくかったりするが。当然その横にオリンパスのミラーレスもある。ファインダーは同じく大きく綺麗。しかし、ミラーレスなのに、ペンタ部のようなとんがりが付いているのが気に入らなかったりする。一眼レフ時代のOMに似せるためだけだろう。だからペンに似させた最新機はペンタ部がないので、すっきりした。ペンタ部がない一眼レフペンFだ。実際には中にある。ミラーはしっかりと入っているが、横振りなのだ。
 オリンパスがしんどいのは、キットの望遠ズームが硬いこと。これはネジのように力を入れないと回らない。ソニーの望遠ズームは滑らか。ここにものすごい差が出る。硬いとズーム中構図が変わってしまう。カメラが動くためだ。
 まあ、キタムラで1万円代のニコン一眼レフを見て、安くて得だ程度の話で留め置いた方がいいだろう。
 昨日は書かなかったが、キタムラで怖いカメラを見た。ヨドバシで全ての一眼レフ系のカメラを弄り回ったのだが、その中で一番よかったカメラだ。それはパナソニックのG7。しかし7万円なので、手が届かない。これは28から280ミリのズーム付きキットだ。このタイプの高倍率標準ズームを付けた場合、一番軽くて小さくなる。受光素子がハーフなので、比べてはいけないが、このカメラが一番カメラっぽく、また手に馴染み、振り回しやすかった。しかし、値段が怖い。
 だが、キタムラ特価で、値引きして7万円代から落ちるのではなく、レンズ一本プレゼントとなっていた。そのレンズ、選ぶのではなく、決まったレンズ。それが何と50ミリ標準単焦点レンズなのだ。ただしライカの高いタイプではないが。これで2万弱値引きしたようなものだろう。フナ釣りなら、ライカ製の50ミリだけを付けて写せば凄いだろう。
 逆に、このプレゼントレンズばかり使うようなら、それよりも遙かに高い標準ズームの意味がない。まあ、広告文では暗い場所でも写せるとなっていたが、ズームの暗いレンズでも映せる。そして一本のレンズで済ませたいので、この組み合わせで買うのに、レンズが付いてくると矛盾してしまう。
 手に馴染み、ほぼ何でも写せるズームで、万能機なのだが、意外と何でも写せるカメラほど何でも撮さないもので、写す前から写せることが分かっているので、写さなかったりする。
 逆にこのカメラでは厳しいというようなものを、写そうとする。だから、素晴らしいカメラほど、あまり使わなかったりする。妙味がないからだ。
 また、新製品はいくらでも出るし、機能はどんどん上がっていく。そちら方面もいいのだが、多少不自由なカメラの方がよかったりする。不自由が自由になったのだが、あまり自由ではない。
 
 
■■ 2016年09月10日 土曜日 午前7時11分
 
 今朝は寒い20度。最低気温は19度になっている。コタツがいる。夜からひんやりとしており、扇風機など以ての外。窓を閉めるのを忘れていたが、全部開けていなかったのが幸いしたが、それでも夜中寒くて目が覚めた。まるで冬だ。
 まあ、冬は電気毛布で暑苦しくなったりするが。
 台風が去り、暖かく湿った空気が流れ込まなかったのかもしれない。日本海側の高気圧が優勢だ。そして、南から来るのは春雨前線らしく、これが上がってきて、また雨が降るらしいが、熱帯性ではないので、台風のように生温かくないだろう。
 この生温かい空気で、東京方面が最高気温のトップに立った時間帯がある。
 これで夏が去ったような感じだが、昼間はまだ暑い。しかし、昨日なども日陰を選ばなくても、大丈夫だった。30度に達しないのだから。この陽射しのある道、夏の服装で寒いと感じ出せば秋だ。ジャケットやカーデガンのようなのが欲しくなる。
 自転車散歩がしやすくなるが、日が落ちるのが早いので、夕方前の散歩に出にくくなる。夜が早い。朝も早くから明るいのだが、それも暗くなるだろう。途中で目が覚めたとき、まだ暗いので安心していると、既に朝だったりする。
 昨日は定例キタムラ中古カメラ見学。夕方前の話だが、この時間暑いので、キタムラへ寄る気がしなかったのだが、昨日は涼しいので、西日を浴びながら向かった。日影がない。
 先ず目に入らなかったのはパナソニックの大きな1インチネオ一眼。大きいのですぐに分かるのだが、それがない。最後の展示品を特価で売っていたが、売れたのかと思っていると。中古コーナーに移っていた。ここは中古だが、別格で、新品中古というか、未開封の中古などがある。その値段が58000円が4200円。がたりと落ちた。人気がないのは大きいためだ。その横にキヤノンの1インチコンパクトの初代が並んでいるが、こちらも4万円。スペック的にはパナソニックが上で、比べものにならないのに、小さい1インチタイプと値段的には並んでいる。こちらも展示品だったカメラ。ここを晒し首台と呼んでいる。展示品特価でも、売れなかったため。
 驚いたのは、その次の本当の中古カメラの値段。ニコンの一眼レフがレンズ付きで1万円台。実際には2万円だが、そんなに落ちている。D3100だ。十年前のカメラではない。せいぜい5年か4年前だろう。二年で新製品が出るとしても、最新機はD3300。これも少し古くなっている。
 その横に雁首を並べているのが、その兄貴分のD5100。最新機はD5500。いずれもバッテリーを入れた状態でも500グラム少し。弟分は50グラムほど軽くなる程度だが、液晶が回転しない。
 つまり、一眼レフ本体の話ではなく、コンパクトカメラのように液晶が回転したり、タッチシャッターになったり程度の差なのだ。肝心要の一眼レフらしい光学ファインダーはあまり変化がないはず。この価格帯なら増倍率や視野もそれほど広く大きくはないし、上位機との差を付けるため、控えめだろうが。
 4年か5年前なので、レンズは沈胴にはなっていないが、あれはいらない。大して短くならないためだ。
 しかし消費税などを入れても2万円で一眼レフが中古で売っているのだから、凄い話だ。これは中古ネオ一眼よりも安かったりする。光学ファインダーがどうのよりも、大きく重いのがいけないのかもしれない。要するにカメラ屋で買うには買ったが、大きく重いので、撮したのは買ったときだけで、あとは普通のコンパクト系やスマホ系になり、押し入れカメラになり、それが中古屋へ周り、数が増え、安くなっているのだろうか。
 画質がこれだけ違うというのも、見慣れると大したことがないことが分かってくる。ピントの深いスマホやコンパクト系の方が逆に綺麗に見えたりする。
 しかし、撮影の楽しさではファインダーを覗いて撮す方がよかったりする。たとえば花などを撮すとき、小さな花なら、ピントは合いにくい。今のAFなら問題なく合うのだが、合う花が違っていたりする。これは液晶では分からない。ネオ一眼の粗い電子ファインダーでも分からない。しかし、光学ファインダーなら生々しく分かる。そう言うときは、一眼レフのファインダーはリアルで頼もしい。ただ、これも今のミラーレスの電子ファインダーは解像力が高く、増倍率も高いし、視野率も高すぎて目玉を動かさないと、四隅が見えないほど。そしてピントの山もよく見える。しかし、大きく重くなるため、散歩のとき、ポケットに突っ込めない。
 しかし、中古のオーソドックスな一眼レフの5年ものありからの値段は、今のカメラと変わらないのに、かなり安い。その敷居は受光素子がCCD1200万画素以降だろう。それ以上古いと、SDカードではなかったりする。標準ズームが初代から二世代目に変わったあたりだろうか。この標準ズーム、結構違うのが付いてきたりする。またキット専用で単品売りはなかったりするが、中古では1万円ほどで出ていたする。キヤノンのキットものの望遠ズームなどだ。
 2万円でニコンの一眼レフが買えるのなら、下手に新品コンパクトカメラより、こちらの方がお得だ。しかし、使用頻度は非常に低いだろう。それに28から85ほどのズームだけでは何ともならなかったりする。
 そこで登場するのがパナソニックの1インチ受光素子のネオ一眼だ。キヤノンのでかい一眼レフ中級機の横に置かれていたがそれよりも大きい。罪深い大きさ重さだ。しかし25から400ミリが付いている。これを一眼レフで満たそうとすると、28から400ミリ少しのズームだろうが、500グラムはある。軽量一眼レフと組み合わせても1キロを超えてしまう。しかし、パナソニックのそれなら800グラム。まあ、似たような重さだが。
 コンパクト系なら200グラム台で1000ミリまで行けたりする。
 しかし、超広角や超望遠ではなく、そういう安い一眼レフに50ミリ単焦点を付けた状態で使いこなすのがフナ釣り路線だ。
 大きく重い一眼レフでも50ミリ単焦点だけなら、すっきりする。
 今、ニコン1のミラーレスで50ミリフナ釣り撮影をしているが、それの一眼レフ版も好ましい。ファインダーで覗きたいときもあるためだ。このときのカメラの重さは600グラムほどだろうか。意外と標準ズームの方が軽かったりするが。
 この標準ズーム、腐るほど出回っており、またカメラを買うと嫌でも付いてくる。ボディーとレンズ別々に買う人は希だろう。その方が高いためだ。
 50ミリ単焦点レンズ撮影に慣れると、昼夜を問わず撮しやすい。特に夜はレンズが明るいので、何でも写せる。望遠へズームできないので、その心配もない。ぶれたりシャッターが遅くなったり、感度が上がりすぎたりしないためだ。
 そういうのを満たしているのは、1インチ高級コンパクト系で、広角端はかなり明るい。それにこのタイプでもキヤノンのように電子ファインダーを内蔵してきている。その値段を見ると、新品一眼レフよりも高い。ミラーレスの次は1インチコンパクト系だろう。要求を満たしているためだ。そして大きく重いと、もう買わない世界になっていたりする。
 だから、一眼レフの中古があれほど安いのかもしれない。


  


■■ 2016年09月09日 金曜日 午前7時19分
 
 今朝は涼しい。寒いほどだ。そう言えば昨日の夕方あたりから扇風機を付けていなかった。部屋にいるときは必ず付けている。いないときは回っていない。だから戻ってきたときは回っていない。そのままだと回っていないまま。暑くないと付けない。だから、暑くなかったのだろう。
 夜になると、窓を閉めないといけないほど涼しくなってきた。上に一枚羽織る。カーテンも半分閉める。まあ、過ごしやすい夜だ。熱帯夜は何処へ行ったのだろう。台風と一緒に消えたのだろうか。
 当然朝も涼しい。20度を切りそうだ。こういう寒いような日がこの前にもあった。あの日から秋になると思っていたのだが、違っていた。台風がその後、何個も来て、蒸し暑い日が続いていた。
 そのつもりではないが、昨日スーパーの衣料品売り場へ行くと、秋物どころか冬物が吊されていた。秋物と冬物との違いは中綿入りかどうかで分かりやすい。夏物から秋物への段差が凄い。一寸涼しい目の夏向けがない。長袖のカッターシャツも生地が分厚い。これではまだ暑いだろう。パーカー類も生地が分厚い。暑苦しくて着られないだろう。ジャンパー系もそうだ。ふわふわとしたものが裏側に入っていないだけましかもしれない。当然中綿入りの分厚いジャケットなども吊されていた。まだ早い。結局それを見ているのは半袖の人ばかり。だから、胴体が寒いので、チョッキ類がいいのだろう。しかし、チョッキでは腕が寒い。そうなるとカーデガンのようになったりする。
 夏用の薄いズボンはないかと見ていたのだが、半ズボンを吊っていたところに、いきなり分厚そうなズボンが吊ってある。中間はないのか。
 GIだったかどうか忘れたが、ユニクロよりシンプルで安い店屋がある。そこに薄いゴムパンが出ていた。寸法直しをしなくてもいいように足元に絞りがある。珍しくベルトの輪や、前ファスナーもある。それで2000円を切っている。安い。しかしよく見るとポリエステル。ツルツルだ。しかし、綿風に見える。ポリエステルだけのズボンは防寒ズボンのように見えてしまう。中に詰め物がないだけで。しかし、これが薄い。織っていないためだろ。
 アウトドア用の大袈裟なジャンパーもあり、長さ的にはコートだ。そしてゴアッとした粗めの綿風。コーヒー豆を入れる布袋のような。普通のGジャンも売られているが、ぴちぴちで窮屈そうだ。ポケットの多さや襟にフードを丸めたようなものが付いているので、こちらの方がお得だろう。カメラなどもすんなりと入りそうな前ポケットがある。しかし、これ、冬になると寒いだろうが、結構持つかもしれない。中に着込めば。
 しかし、これを買っても今すぐ着られない。Tシャツとタンパンで歩いている人がいるのだから。
 ズボンは防寒ズボンでなくても、ある程度生地が分厚いズボンなら真冬でもいける。分厚いと言うより、夏用のペラッとしたズボン以外なら。だから普通のジーパンならいけるが、ものすごい寒いとき、防寒ズボンを一度履くと、もうだめだ。履いた瞬間、足が暖かいのだから。
 秋物は寿命が短い。だから冬でも何とか着られるようなタイプが吊されているのかもしれない。
 
 ニコン1J5の続き
 フナ釣りにも二種類あり、上位フナ釣りと下位フナ釣り。上位フナ釣りは技術がいるし、臭い真似をしないといけない。下位フナ釣りはカメラを買ったばかりの人が最初に付いている標準レンズでうれしがって撮している状態に近い。実はこちらの方が楽しめる。
 50ミリで明るいレンズで、しかも1インチの受光素子なので、コンパクトカメラに比べればピントが浅い。かなり浅い。そのため、50センチほど離れたものを写すとき、そこだけがピントが合うので、ピントで、その個体だけを浮かせることができる。基本中の基本だが、それだけでも値打ちがある。室内などでは絞りは開放になるので、ぼかすには都合がいい。プログラムラインが開放優先になっているようなものだ。決して絞り優先にしているわけではない。だから黙っていても室内では便利だ。
 1インチのカメラなので、それほど寄れない。20センチほど。その代わり、50ミリはそれなりに狭いので、大きく写り込むので、それほど寄らなくてもかまわない。1メートル先までの距離なら、大体背景や手前はボケてくれる。それ以上遠いと、あまりボケない。当然屋外の明るいところでは絞られるので、ぼけは少ない。中景の距離だと流石に無理だ。その代わり、中景から背景まで全部ピントが合ったように写る。これは明るい屋外。そして全部にピントが合うと、広角で写したように見える。
 それよりも、いつも見ているような風景を写すとき、特に何もないので、撮さないで素通りすることが多いのだが、それが写せたりする。創意工夫などしないで、構図も構えた瞬間シャッターを押しているようなものだ。背面液晶撮影なので、細かいものは見えないこともある。だから、構図だけ。その構図も肉眼で見た物に近いので、すんなりと切り取れる。これは気楽でいい。
 後で見ると大したものは写っていないのだが、50ミリ単焦点だけのこのカメラだから写せる絵がある。高い買い物だっただけに、このメリットは大きい。
 また、このカメラ、玩具のように小さく、どう見てもコンパクトカメラなので、本格的に何かを撮すという気概が沸かない。そちらは、それよりもはるかに安いネオ一眼などの方がより作画的に撮したりする。逆なのだ。
 要するに高いカメラでフナ釣りをする。これだろう。
 そしてフナ釣りとは、フナ程度しか釣れないということでもある。子供の頃は雑魚捕りで、網ですくう。釣り糸を垂らして釣るようになったとき、フナがメインになる。フナよりもモロコの方がよく釣れるが、フナは結構大きいのがいる。フナがいるところには他の雑魚もいる。大物のフナを釣るのは子供にとっては名誉だ。特に他の子供と一緒に釣っているとき、大きいのを吊り上げると、歓声が上がったりする。してやったりとなる。しかし、魚釣り全体から見ると、たかがフナだ。一番簡単に釣れるし、その辺にいくらでもいる。そのため、初心者レベルの釣り。
 フナ釣り撮影で写した写真も、フナ程度。珍しい魚ではないように、珍しい絵ではない。
 子供の頃なら、フナを釣る場所はいくらでもあった。特に出掛けなくても、近場の池へ行けば。
 だからフナ釣り撮影とは、近場で写すということだろう。そして、それほど写真になるようなものでなくても。
 何かを撮すのではなく、撮す行為がいいのだろう。
 当然このカメラ、実用性では夜景に強い。レンズが明るいためだ。夜景と言うより、夜の街の通りなどだ。ズームなら、一番明るい開放側で撮すことが多い。そのため、超広角になったりし、ものが小さくなり、それこそ夜景になってしまう。背景だけ、という感じ。ところが50ミリだと、見たままの大きさに近いため、やや望遠気味に撮っている感じで、夜のボリューム感が違う。明るい目のズームレンズならある程度望遠が効くが、ブレるし、単焦点ほどは明るくはない。感度が上がり、抜けが悪くなったりする。これはドキュメンタリー的でいいのだが。夜や室内では明るい50ミリは強い。1インチの高級コンパクト機も明るいが、広角だけだ。
 しかし、1インチ受光素子の小さなコンパクトデジカメはヒットするはず。いつも持ち歩けるためだろう。
  

■■ 2016年09月08日 木曜日 午前7時18分
 
 今朝は雨。朝に雨になるのは久しぶり。しかし起きたときには降ってなく、喫茶店へ行く道で降り出した。それ以前にも降っていたのだから、雨間だったのだろう。雨が降ると喫茶店の客が少ないようだ。雨なら行かない。特に用事ではないためだ。朝、朝食を食べに行くような感じで、これは家でも食べられるだろう。しかし、定期的に来ている人は、習慣になっているのか、来ている。その場合、一人客だ。
 雨の日、傘を差したり合羽を着て自転車に乗りたくいないというのもあるだろう。個人の思惑まではよく分からないが、客が来ていないという現実だけはよく分かる。
 客商売は客が来なければ商売にならない。これは店屋に限らない。
 春頃できていたショッピングモール内の金比羅うどんの店、先日行くとシャッターだった。流石にモール内なので、露骨なシャッターではなく、化粧板。シャッターは扉で、毎日開け閉めするだろう。戸なのだから。しかし化粧板は工事中のような仕切りだ。これは普段使わない。
 きつねうどんが500円。これは高く感じたのだが、こんなものは立ち食いでいいのだ。テーブル席が三つ。カウンターに五人ほど座れる狭い店だったが、立ち食い蕎麦屋なら結構広いかもしれない。
 二回行ったが、三回目はシャッター。一回目は無人、あとで一人だけ来ていた。二回目は一人だけ客がおり、その後無人。三十分に客一人だと、一時間で二人。一人500円のうどんを食べるとして、売上げを考えると、赤字だろう。テナント代も高いはず。バイトは一人か二人。バイト代で売上げが消えていきそうだ。
 なぜ続かなかったのか。それは高いため。近くにフードショップコーナーがあり、そこにも讃岐うどんがある。ラーメンがある。チャンポンがある。
 このモール内に、実は座り食いだが簡単なうどん、そばの店があった。六人も座れないだろう。立ち食い系なので、安い。いつも客がいた。その横に簡単な喫茶店があり、そこも客が常にいた。このモールで働いている人などがよく来ていたのだろう。つまりハレの場ではない。
 ところが、潰れた金比羅うどんの店はハレの場だったのだ。場所が奥まっており、見付けにくいため、春に開店していたのに、何処にあるのか分からなかったほど。きつねうどんならその横のスーパーで百円であるだろう。カップうどんでもいい。
 讃岐うどんが食べたいのではなく、小腹が空いたので、簡単なものが食べたい。また、安く済ませたいので、うどんで済ませる。その需要を満たせなかったのは、金比羅うどんとして高くしたためだ。普通以下の柔いうどんでもいいのだ。
 あとは場所だ。これは立ち食い系にはふさわしくない場所だったので、何ともならない。通りからそれなりに見えていないと、うどんでも食べようかと思わない。最初からうどんを食べる気満々でも場所が悪いと、フードセンターのうどんへ行く。
 500円のきつねうどん。だからそこはハレの場だったので、二回しか行っていない。自分にとってはハレの場だ。
 そしてたまに行くのはフードセンターにあるスガキ屋だ。うどんの粉末スープで有名だ。ただ店でその粉末を使っているわけではない。うどん屋ではなくラーメン屋。これが300円台。出汁は中華だが薄い。あっさりとしており、冬場は暖まる。夏はぶっ掛けラーメンのようなものが出る。冷麺とは少し違うのだろう。これは麺が多いので、食べきれなかったりした。
 このスガキ屋ラーメンの安さが、同じフードコーナーにある京都から来たラーメン屋を倒している。
 そのラーメン屋のあとに入ったのが長崎チャンポンの店。これも讃岐とか、金比羅とかと似たようなパターンだ。チャンポンなので、野菜が半端な量ではないので、食べきるのは大変。まだ、潰れないでいるが、すぐに潰れる店は高い。これは軽食を期待する客の方が多いためだろうか。要するに小腹がどうので、間食に近い感じで食べる。だからおやつ代程度でないと、本物になってしまう。まあ、モール内のフードコーナーなので、社員食堂のような大広間で食べる感じだろう。子供はソフトクリームだけを食べていたりする。
 
 ゲーム信長の野望は時代設定でシナリオが違う。物語があるわけではなく、領土や同盟関係が違う程度。武将もそれに合わせて若かったり年寄りになっていたりする。しかし、有名ではない武将は同じ顔だ。
 前回は美濃を取ってからの信長。これはもの凄く難しい。信長以外でやる場合だが、それで手こずった。和歌山の城一つしかない雑賀では何ともならない。いつもは、この雑賀でやっても天下は取れた。もっと古い時代だ。
 信長が強いのは、美濃と尾張を取っているためだが、東の武田は松平がカバーしている。つまり同盟している。当時の松平は今川領を武田と取り合っており、結構大きくなりつつある。だから、武田の脅威、北条の脅威は織田家は心配しなくてもいい。安心して西、畿内を目指せる。そして西にいるのは浅井。この浅井とも同盟。浅井と朝倉も同盟。だから、この勢力に立ち向かえる大名が近隣にはいない。
 雑賀は和歌山から畿内を取るのは簡単だが、守り切れない。織田と浅井両方と戦わないといけないためだ。雑賀が美濃、尾張の信長を倒す方法は、朝井領の琵琶湖周辺と、その北の朝倉を倒し、畿内の兵と合わせて攻め込めば、よい。だから、その順序でやれば勝てるが、浅井を取りに行く前に、浅井と織田が畿内を押さえに来る。
 しかし、信長はそこまで。西へさらに行くと、毛利が出てくる。信長が伸びないのは、浅井のため。畿内のいい城を浅井が取っているのだ。同盟とはいえ、一緒に戦えるわけではない。畿内の大軍の半分は浅井が持っている。だから、信長が直接使えるのは半分。それでは毛利には負けてしまう。
 武田の脅威だが、これは大したことはない。織田領にも武田は来るが、防げる。しかし、いい条件で、早い目に畿内を押さえてもじわじわと毛利が西から来る。
 四国は長宗我部が取るが、毛利にやられる。
 雑賀では何ともならないので、別の武将でやる。上杉謙信だ。これは帯のように伸びた領地を持ち、畿内とは遠い。中原の戦いとは関係しない。ただ、北陸方面から朝倉、浅井を倒せば畿内に入ってこれるが、織田の勢力に対抗する後詰めがない。領地が長く伸びきっているためだが、その領内、殆ど敵がいない。武田がたまに川中島をやりに来る程度で、これは本気ではないので、防げる。それよりも北へ向かった方がいい。敵は弱く、勝てば領地に必ずなる。ただ、兵は少ないので、これで大軍になるわけではない。しかし、東北全部を取ってしまうと、一つ一つの城は小さく、畿内や関東ほどには大軍を養えないが、集めれば数が多い。ただ、函館から畿内への進軍はぎりぎりで、遠すぎると、そこまで行けない。兵糧切れで全滅したりするし日数がかかる。すぐに間に合わないので、北条などを倒すときは、数ヶ月前に出立させ、関東の入り口に集めておく。武将数、部隊数は多いが、まあ、雑魚キャラのようなもので、一部隊兵が少ない。
 さて、毛利だが、畿内に迫っている時期に、尻を囓られる。島津だ。その頃、島津は九州を抑え、本州に渡ってきており、毛利のケツを囓りだしたのだ。これで毛利の畿内入りが遅れる。
 このゲーム、じっと見学していれば、最後は島津と南部の決戦になるのではないかと思える。つまり、どちらも尻を囓られないためだ。敵は前にしかいないためだろう。南部は伊達などを押さえ東北を全部取る。流石に関東の北条は、北からの大軍に苦しむ。それに上杉や武田とも接しているため、こことの戦いがあり、集中できない。
 次のシナリオは信長包囲網。これの信長は強い。同盟国の浅井が敵に回るため、朝井領を取ってしまう。だから畿内は全て織田領。これは強い。毛利より先に岡山辺りまで取りに行ける。浅井を倒せば朝倉は簡単、そして北陸へ出て行く。ここは手取川の戦いになる。上杉と接するためだ。織田軍はそこで止まる。
 上杉が強いのは、強い敵に囲まれていないこと。そして最初から長細いが領地が広いこと。だから、中原の戦いに介入せず、織田が北陸に来ていても適当にあしらい、守備だけに徹すること。まだ織田との決戦は早い。その前に東北を押さえ、北条を取ることだ。そうすれば武田も松平も簡単に取れる。そして、本当の敵は北条でも織田でもなく、毛利だ。そして、ケツを囓られた毛利と、囓っている島津を同時にやっつける。
 東北や関東の兵で九州を攻めることも可能だ。要は動員兵力の強い武将が天下を取るという話だが、どのようにして動員兵力を増やすかが、このゲームの楽しさだ。もう勝つことが分かっていると、楽しくない。
 日本海軍というのもある。これは日本海側だけを先ず抑える。太平洋側の方が兵が多い。だから日本海側はすいている。これができるのは上杉だ。背骨を取り、それは一本の帯だ。そして道でもある。背骨を押さえ、流通をよくし、太平洋側へじわじわと出ていけばいい。しかし、この方法、北はいいが、毛利に接する前に若狭湾辺りで、織田軍が出てくるので、ここを突破するのが大変だが、全国規模の戦いに、全部接していることになる。これは守りに問題があるかもしれない。
 

■■ 2016年09月07日 水曜日 午前7時09分
 
 今朝は涼しい。24度。熱帯夜から解放。寝る前も扇風機なしでよかった。台風が来ているようだ。列島を縦断しそうなので、影響が出るだろう。雨台風だろうか。既に秋雨前線とか言っているので、秋の長雨の季節に入ったのだろうか。台風はこの前、九州を抜けたと思っていたが、その下に、もう一つあったのだろう。温帯低気圧、熱帯低気圧、どっちだろう。台風が消えるとき、温帯低気圧というのか、台風になる可能性のある低気圧を熱帯低気圧というのか、分からない。温帯も熱帯も、似たよう感じで、あとは使われ方のリズムで分かる。台風は温帯低気圧に変わるでしょうと、台風は熱帯低気圧に変わるでしょうでは、どちらがよく聞くかで決まる。熱帯や温帯の意味ではなく。
 ユニボールペンの1000円タイプがコンビニで売り切れだったので、気になり、探したのだが、1500円のがあった。中身はゲルインクのいつものタイプで、三色とか、タッチペン付きとか、そういった多機能ペンタイプだった。
 それではなく、ボールペンの先にクッションがあるタイプだ。それでネットで調べると、三菱ユニのエアーだった。これは流石にコンビニには売っていないだろう。筆圧感知式のボールペンなど、あまり必要ではなかったりする。
 そのエアーボールペンが今のところ最高峰かもしれない。メーカーでは第二の万年筆のような言い方をしている。万年筆のような書き味なのだろうか。しかし、万年筆など長い間使っていない。最近だと百均の万年筆や、付けペンのような万年筆を少し試し書きした程度で、始終使っていない。
 結局このエアーボールペン、デザインペンとして捉えた方がいいのかもしれない。文字よりも絵を画くときの。それはペンのように強弱が付くからだ。ボールペンやサインペンはほぼ一定の線幅。強弱が付くサインペンとは筆ペンのことになる。しかし先が柔らかすぎる。シャープペンは折れるが、ボールペンは折れない。硬い。付けペンのペン先より丈夫だろう。
 力を入れると太く、軽く画くと細くなるようだ。当然傾ければ太くなる。軽く画いたとき極細なら、中ぐらいとか、少し太い目の線になると、少し力が入れなければいけないことになる。 百均の万年筆が使いやすいのは、最初から太い。力を入れなくても。力を入れても、それほど太くならないが、うんと入れると太くなる。これはペンなので、先が割れているためだ。このペンが一番お気に入りなのだが、残念ながらインクがブルーブラックだけで、黒がない。
 万年筆が付けペンよりも滑らかなのは、先の膨らみだ。小さな豆のようなものができている。玉とは言えないが、エアーボールペンは、その豆を大きくしたようなものだろうか。
 力を入れなくても太い線が引ける方がいいのだが、漫画などで太い線を使うのはメイン線だ。意外と素早く軽く引くのではなく、ジワーと引いていたりする。慎重に引かないと線の方向が変わるためだ。まだ曲がってはいけないところでカーブを初めてはいけない。それで、早すぎたと思い、戻ったりする。すると震えたような線になるが。だから、ここは力んでいるのだろうか。しかし、軽いタッチでさらっと描くことが多いのは漫画のためだろう。何度も書いているキャラの輪郭だと、さっと画けるが、大きい絵になると、そうはいかない。
 このエアーボールペン、ボールの縁が樹脂になっており、そこが摩耗するとか。だから書き癖が自然と出るとか。ペンが摩耗して癖ができるのではない。ボールは硬いだろう。ボールを囲っているところが摩耗する。そして樹脂なので柔らかい。ここで18金とか、金を使っている万年筆風になるのだろうか。非常に興味深い商品だ。これはフリーのイラストペン、デザインペン、つまりフリーとはフリーサイズで、線幅が固定していないタイプ。それに近いような気がする。だから、線画用のペンだろう。万年筆とはまた違う。筆圧感知で、寝かせると太くなる。だから、ハネとかがトメとかができる。これは習字だが。絵にすれば線画の世界だ。
 ただ、インクは水性となっている。これは今流行のゲルインクではないのかもしれない。そこまで調べていない。ただ、バイクでも自転車でもクッションものが好きだ。
 昔、少年サンデーなどの広告で、ペン先のない万年筆というのを通信販売で買ったことがある。要はロットリングだった。注射針のようなものだ。かすれて出なかった。注射針の先は傾きながら尖っているが、ペン先のない万年筆はただの水道管だった。一定の幅の線を引くには製図ペン、ロットリングがいい。しかし、硬いしかすれるし、詰まってしまう。これは製図用インクを入れているためだ。濃くて、それなりに耐水性があった。細い線でも黒が綺麗だ。
 この三菱ユニエアーボールペン、ネットで売っているはずなので、ペン関係の買い納めで、これをトリにする。ただ、大量にペン類を買ったのだが、百円なので、買いやすかったが、殆ど試し書きした程度で、使っていない。しかし、メイン線が引けるペンがその中にあり、これはペンバトルに勝ち残ったペンだ。高いものになったが、画いてみないと分からない。
 
 先日買ったニコンのミラーレスで50ミリフナ釣り撮影をしているが、ここというときの実用性がない。ここで広角があればとか、望遠があればとかのシーンが多発。まあそれを50ミリだけでどう写すのかが上位フナ釣りの世界だ。だからこれは練習のようなもので、実践向けではないのかもしれない。実践向けとは説明のための写真だ。アートではなく。
 しかし、下位フナ釣りというか、超初心者フナ釣りがしやすくなる。これはただ単に目の前のものを写す程度。あまり何も考えないで、通りをさっと撮すとかだ。実はこちらの下位フナ釣りの方が好きだ。写真で何かを表現しようとかの臭いこと抜きにすれば、写せるものが増える。まあ、後で見ると、ゴミのような写真ばかりになるが、そこはデジタル時代、フィルム代がかからない。
 さて、そのフナ釣りもいいのだが、何かを撮そうとしたとき、やはり50ミリだけではストレスだ。
 そういうのを見込んでいたのだろう。カメラのキタムラで、このカメラを買わないで、同じニコンのネオ一眼を買っている。ファインダーがないタイプなので、ニコンミラーレスと撮影スタイルは似ている。そのB500は強い。ニコン1よりも強い。超広角から超望遠まで撮せるためだろう。
 

■■ 2016年09月06日 火曜日 午前7時33分
 
 今朝は涼しい。雨が降っていたためだろう。寝る前も涼しく、扇風機はいらなかった。朝の気温は25度。熱帯夜だ。しかし、暑くない。雨で湿気ているためだろうか。一週間予報を見ると、はっきりしない天気が続くようで、晴れよりも曇りが多い。
 昨日は雨で、暑かったのか、涼しかったのか、よく分からない。日差しがないので、日影の道を通らなくていいので、いつもは避けている道を通る。しかし、こちらが実はいつもの道だ。その道は小学校の頃の細い通学路だった。左右は田圃で、今も少しだけ残っている。だから、そこを耕しているのは同級生かもしれない。まだ牛が引っ張っていた時代だ。その牛が道で糞をする。犬の量ではない。そして、いつに間にか消えている。肥やしとして持って帰る人がいたのだろうか。雨が降ると流れた。
 昨日の雨で、暑さがぐっと引くかもしれない。春の逆だ。一雨一雨暖かくなっていく春の反対かもしれない。
 昨日は丸筆を買い直しに行く。先がナイロンだったためで、安い方のセットを買う。一本か二本多いので、その分安いが、こちらは何の毛かまでは見ていないが。
 ついでに筆も買う。丸筆は塗り用だが、ただの筆は習字の筆で、文字を書くためのものだろう。二本で百円。その代わり筆が太い。こちらは馬の毛だ。
 ついでに葬式や通夜などで使うのだろうか、薄墨筆がある。筆が薄いのではなく、インクがグレーなのだ。真っ黒な文字で、堂々と書くのではなく、薄い色の方がよい場合があるのだろう。控えめな仕草に見える。
 習字の筆と言えば、墨がいる。百均では習字用品が揃っていて、まだ習字をする人がいるのかと思うのが、授業であるのだろうか。習字で使う道具類はほぼある。筆箱ではなく、筆をまとめて巻き込む簾のようなものもある。巻き寿司が作れそうだが。
 墨汁は二種類あり、どちらも同じようなもの、日本製かどうかの違い程度。大きな容器に入っているので、そこに筆を付けて書くというわけにはいかない。また口が横を向いている。これは注ぎ用なのだ。それ用の硯も売られている。四角い下駄のような箱だが、樹脂製。両面使え、墨汁はそこに流し込むようだ。余るので、もったいない話だが。もう片面はするところと溜めるところが付いたもの。樹脂製なので、百円。流石に墨は本物だろう。これも百円。それは買わなかった。一応墨汁を試してみたかっただけなので。
 さて、墨汁だが、これが濃い。筆ペンのインクよりも濃い。筆ペンで塗ると、塗りむらが出るのは、これは文字を書くための道具なので、塗り用のものではないためだろう。
 墨汁を習字用の筆に付けて塗ると、流石に歴史があるためか、綺麗な黒ベタになる。筆ペンでは、線の集まりになるが、筆だと腹が使えるので、一気に濡れる。それに水分が多いので、回りが早い。しかし、安いのか、または買ったばかりのものをそのまま使っていたためか、先が割れている。先が二つあったりする。それに細かいところを塗るには太すぎる。しかし筆ペンやマーカーで塗るよりもムラが出ないのはよい。水分たっぷりなためだ。
 そこで、一緒に買った丸筆が登場。これは先が尖った塗り用の筆だ。習字の筆と違い腰がない。これで薙刀塗りができる。早い。そして墨汁を使うことで、真っ黒な黒となる。塗りは最後の仕上げなので、水性でもいい。この墨汁、いつもなら水を付けてこすって、耐水性を見るのだが、その必要はなかった。これで線を引くのなら、耐水性が好ましいが。
 紙はコピー用紙の薄いものだが、これは上質紙だ。インクジェットプリンタのインクが乗るようにできている。だから、コピー用紙ではなく、インクジェットプリンタ用紙でもよい。表面に凹凸がなく、平面性が優れていればいい。
 このコピー用紙、150枚ほどあるだろうか。それで百円。参考のために買ったのだが、インクジェットプリンタ対応と書かれていた。勢いのいい線が引ける。
 百均の帰り、雨がまた降り出し、飲み物を買うため、コンビニに寄る。すると、雨宿りでコンビニにいる人が結構いた。
 ついでなので、文具コーナーを見る。コンパスをすぐに発見する。300円ぐらいか。百均で見た算数セットと似たようなものだが、コンパスの足が長い。最長30センチとなっている。樹脂製だが、途中で足を折ることができる本格派。しかし、これも教材用だろう。分度器や鉛筆や、鉛筆削りまで入ってのセットものだ。差し込んだ鉛筆を固定するネジが回しやすそうだ。当然、この値段では角度を固定する支柱やネジ類はない。股が途中で緩まないように、硬い目にしているのだろう。
 ちなみに短い目の鉛筆が最初から突っ込まれている。
 三菱ユニのボールペンの高いタイプがある。ゲルインクで滑らか、癖になる滑らかさと書かれている。これは耐水性に問題がある。すぐに乾くが、乾いてから耐水性にならなかった。これの高いやつが500円、1000と並んでいる。500円のは多機能ペンだろうか。シャープペンも内蔵されている。そして高いのはメタルになり、重々しい万年筆のように見える。1000円のは売り切れていてない。中身は同じなので、安いのでもいいが、それは既に買っている。それよりも1000円のはどうなっているのだろう。これだけが売り切れている。
 ユニボールペンで注目するのは筆圧感知、ボールペンの先辺りにサスが入っているのか、バネで沈んだりするのだろうか。だからより柔らかなボールペンになる。しかし、それをネット上で調べると、ペンをやや傾けると線が太くなるらしい。この傾けるが気に入らない。手の都合で傾いてしまうだろう。だから思わぬところで、線が太くなる。まあ、付けペンでもそうだが、付けペンなら力を入れると太くなる。
 この売り切れていた1000円が筆圧感知なら、参考のため、買ってもいい。それで、見学だけして、戻り道にもう一軒あるコンビニへ寄る。ここはセブンイレブンなので、品揃えが違うので、売り切れていた1000円があるわけではないが。
 それで、ボールペンの品揃えを見ると、ローソンの方が多いし、高いのも置いていた。
 だから、次回、別のローソンで、まだ売り切れになっていない1000円のユニボールペンを見に行くつもりだ。ただ、耐水性がしんどいので、普通のボールペンの方がいいのだが、滑らかさやかすれや、ゴミのように固まりがいきなり付いたりする。
 ゲルインクは水分たっぷりのボールペンだが、普通の油性ボールペンは水分不足で、潤いがない。しかし耐水性がある。
 こういう手書き用の道具。ずっと手書きで書いていれば、使う道具類は自然と決まってくる。一応試し買いして、使うためだ。ここで淘汰され、一番いいものが残る。しかし、久しぶりだと、何十年分もの試し書きが必要になる。それで紙は百均のコピー用紙でよかったりするのだが、画用紙やケント紙も買って試してはいる。漫画なら漫画専用原稿用紙が上質のいい紙を使っているのでいいのだが、青い線が入っているのが気に入らない。まあコピー用紙の分厚いものだと思えばいい。昔の西洋紙だ。
 ペンはゼブラの水性ペンと、ピグマのミリペンがいい。ピグマのミリペンとはデザインペンで、水性だが乾くと耐水性があり、水を付けた指で擦ってもびくともしない。製図用インクよりも強いのだ。しかし、メインのペンは何十年前使っていたものと同じ。ここはそれほど進歩はない。ただ、ピグマに1ミリがなかったりする。それで、メイン線は1ミリ相当の線が出せるゼブラの水性ペンとなる。違いは殆どない。意外とこちらの方が安い。百円なので。しかも太い線と細い線、両方付いていたりする。これは百均でいつでも買える。ピグマはサクラインクの製品だろうか。その関係からか、特定の文房具屋へ行かないと売っていない。その文房具屋へ行くには自転車が止められないところにあるので、面倒なので、行く気がしない。また行くついでもない。だから、自転車散歩中、見かけた文房具屋で買うのが好ましいが、文房具屋そのものが本屋と同じように少なくなったので、コンビニを見付けるようなわけにはいかない。
 これは梅田などに出たついでに買えばいいのだが、出る用事が殆どない。出たときは忙しくて、寄っている場合ではなかったりする。
 久しぶりに梅田中古カメラ屋めぐりをしてもいいのだが、最近はカメラ屋の中古ではなく、家電や服を置いている中古屋の方が出物が多い。ネットでは出ない。
 
 
■■ 2016年09月05日 月曜日 午前7時12分
 
 気温的には高くないのだが、妙に蒸し暑い。そのため、扇風機を付けたまま寝る。朝になっても寒くなかった。これは扇風機の風に慣れたためだろうか。もっと暑い夜の方が、扇風機の風が寒かったのだが。いずれにしても、寝る前、暑いと扇風機がないと寝入りにくい。
 台風が来ているようなので、その影響かもしれないが、数が多いと、何かよく分からなくなる。今回の台風は、いつものコースを通ってきた。九州方面にかかるコースだ。太平洋の東側からいきなり東北に上陸するような台風の方が珍しい。観測史上初めてらしい。しかしこの方面、冬の大雪のとき、吹雪く。このときの瞬間最大風速は台風を超えていたりする。雪には慣れているはずだが、台風が来るのは夏や秋が多い。雪ではなく雨。これは慣れていないのかもしれない。それに風の方向が違うだろう。
 台風が遠いところから来るのではなく、結構近海で発生し、そこでさらに勢力を増しながらやってくる。海面の水温が高いのだろう。ただの熱帯低気圧が、すぐに台風に化ける。だから、一寸低気圧の強いのが来るている程度の台風もある。来ているのか、来ていないのか分からないような。
 今朝は晴れており、雲も平べったい。いつまでも暑いが、昼間、部屋の中にいて、暑くて仕方がないということはなくなっている。夕方も楽になっている。
 百均で買った丸筆が四本入っている筆が硬い。よく見るとナイロンとなっている。硬いはずだ。丈夫だが、これではきつすぎる。本数が少ない方の丸筆を買ったので、こちらの方が上等だろうと思っていたのだが、相性があるのだろう。かなり前に買っていた似たような丸筆、これは普通の平筆などとセットのなっていた中の一本だ。先が曲がってしまい、戻らなくなっているのは、放置していたためだろう。また毛も抜け、毛羽立っているが、書くときは問題はない。むしろ毛先が少なくなり、細く濡れる。丸筆は先だけを使うのではなく、腹を使う。これで広く塗ったり、さっと履くように濡れる。だから腹も大事だ。その腹を使いすぎたのか、曲がってしまったが。庭箒でそんなのを見た覚えがある。
 だから、先日買った本数の少ないタイプではなく、多いタイプがよかったのかもしれない。これは五本ほど入っていて百円だが、実際に使うのは一番細い筆だ。筆なのでいくらでも太くなる。ただ、広い面積を塗るときは、太い方が水のためが多い。だから絵の具の溜が多いので、絵の具を付け直す手間が省ける。それよりも、絵の具を付け直したり、水を付けたりすると、タッチが変わる。急に濃くなったり薄くなったりと。しかし水彩絵の具だと、塗った瞬間はまだ溜まり水なので、筆で擦れば濃淡はまだ変えられる。また、水分の量が多いと、洪水を起こすわけではないが、紙に溜まりすぎるため、絵の具を付け直さなくても、その溜まっているところを使えばいい。箒でのように履くわけだ。このときナイロン筆では硬くて跡が残るというか線上になる。せっかく買ったのにナイロン筆との相性が悪い。安い筆を買い直す必要がある。平筆はあまり使わない。愛用の筆というのは意外とほつれていたりする。手入れが悪いだけかもしれないが。少し毛先が曲がっている方が、腹が使いやすい。薙刀のように。
 筆ペンも筆だが、毛ではなかったりする。毛の柔らかさが筆ペンにはない。少し高い筆ペンを買ったのだが、それは本物の筆だった。毛だったが、薄いし、また油性ではないので、使わないままだが、これが惜しい。まあ、直接筆に墨汁を付ければ、濃くて細い線が引けるので、普通の筆の方がいいかもしれない。柔らかい。筆ペンは殆どサインペンだ。これも柔らかいのだが、本物の毛に比べれば硬い。線ならいいが、塗りになると、柔らかい方がいい。それこそ腹が使いやすい。
 こういったアナログ的というか、力の入れ具合や、絵の具などの付け具合で意図しない濃さや薄さになったりするのは逆に新鮮だ。安藤昇ではないがアンドーが効かない。焼き物などもそうだろう。制御された世界ではなく、自然の振る舞いのようなものが加わる。それは狙えるが制御できない。だからそういうものは二度と同じものができない。結構偶然が左右している。
 しかし、この時期、絵を書いていると、夏休みの宿題をやってなくて、今やっているような感じになる。
 そんな雰囲気になるのは、百均のお絵かき道具コーナーで道具類を揃えたためだろうか。道具レベルは小学校低学年クラスだろう。一応水彩絵の具を使う授業のある年齢以上だが。
 その絵の具、固形絵の具が使いやすい。パレットがいらない。まあ、パレットで作った絵の具が残り、乾燥しているようなものだろうか。これはまた使える。水彩絵の具は混ぜ合わせると汚くなる。水の量も濃淡だけをコントロールすればいい。本当は三色もあれば十分だろう。
 水彩マーカーが一番安く、一番色目も多いので、お得なのだが、これは試し書き用だろう。サインペンと同じ先なので、擦るという感じになる。軽く撫でるというのができない。配色を確かめるのは便利だが。本番用ではない。やはりたっぷりと水を含んだ筆で塗る方が気持ちがいいし、早い。しかし、筆は思わぬはみ出しをしたりする。少し力を入れると、太くなるためだ。書くのではなく、撫でるという感じがいい。
 
 ニコン1J5の続き
 50ミリフナ釣りを考えながら、自転車でウロウロしていると、貼り紙があった。ガレージセールのようなものだろうか。道幅が狭くそれ以上引けない。斜めからなら、何とかなるが、貼り紙の文字が読めなくなる。ああ、28ミリがあれば、というシーンだ。寄れないのではなく、引けないというシーン。これは困った。50ミリフナ釣りは実性が低いのだろう。
 昔ならどうしたか。レンズ交換しただろう。三本セットというのがあり、トリオレンズだ。28ミリ、50ミリ、135ミリあたりを持ち歩いていた。35ミリ、50ミリ、135ミリでもよく、28ミリ、50ミリ、200ミリのトリオでもいい。
 常に50ミリを持ち歩くというか、メインとして使っていたのは、最初買ったときに付いていたレンズで、慣れがある。そして、28ミリや135ミリを買っても、まだ50ミリは持っていた。使わないともったいないからだ。だから持ち出していた。
 新品の一眼レフを買ったとき、35ミリから70ミリのズームが出始めていた。40から80もあった。それをカメラ屋で相談すると、暗いからやめておきなさい、そして写りは良くないと言われた。親切なカメラ屋さんだった。
 時代がAF時代になると、標準ズーム付きが主流で売られていた。35から70が35から115ミリになり、二倍ズームから三倍ズーム時代になっていた。また、レンズメーカーから28から85ミリが出た。要するに広角28ミリが入っているだけで、結構違うのだ。望遠が短くなってもあまり変化はないが。
 標準ズームよりも、望遠ズームが先ず来た。80から200までだろうか。結構大きく重い。しかし単焦点の200ミリとそれほど明るさなども変わらないし、重さも似ていた。先ず買うズームはそれだろう。ズームと言うより、二本目のレンズとして。
 そしてフィルムカメラ末期に28から200のズームがよく出ていた。最初からそのセットものが出ていた。これ一本ですむと。ここで一つの区切りで、その後のデジタル一眼レフとの間にはかなりの断層がある。高くて買えないためだ。
 だから50ミリ標準レンズだけで写すというのは、余程狙わなければできない世界になっていたのだろう。
 コンパクト系も35ミリから70のズーム付きがペンタックスから出た。あとは天狗の鼻のようなズームコンパクトが、伸びるだけ伸びた時代だ。普通のコンパクトでは二段式や、38から80程度だろうか。この辺りが主流の家族カメラになっていったように記憶している。
 デジカメで単焦点レンズが復活したのはコンパクト系からだ。38ミリが多かった。そしてすぐにズーム機が来た。まだ35万画素時代。
 そんな流れで見ていると、50ミリ単焦点レンズは新鮮なのだが、実用性に難があるのだろう。と言うようなことを思いながら、引けない場所で、貼り紙を撮したのだが、本当は建物全体がもう少し入らないと、貼り紙の意味が分からない。
 やはり不便なのだが、あちらが立てばこちらが立たず、が写真の原理原則だ。その代わり出合い頭の漠然とした風景が写しやすくなった。

 


■■ 2016年09月04日 日曜日 午前7時19分
 
 今朝は暑い。26度か27度ある。夜ものだ。熱帯夜。そのため、扇風機を付けっぱなしにしていても、朝になっても寒くはない。少しだけ蒲団を掛けていた程度。夏が戻っているのは台風だろう。これが暖かい空気を運んできているのだ。秋の涼しい目の頃でも台風か来ていると、生温かくなる。
 しかし、熱帯夜のわりにはよく眠れた。寝入りもよかったのは、疲れていたためかもしれない。夏の疲れが出たわけでもないが、そういう日がある。
 実はゲーム信長の野望で上杉謙信になり、奥の細道、つまり太平洋側を攻め、最北端の北海道経由で東北太平洋側の城を押さえる、これは南部や伊達なども含むが、それで東北方面をまとめて、一気に関東平野、これは都会だ。そこにいる北条を倒した。如何に城数や兵が多い大国北条も、兵は少ないが東北全土からの兵で攻めると、一気だった。北に脅威はない。だから安心して南下できる。
 いつも北条にひどい目に遭っているので、今度は北条を倒すことで、北条になる。北条の兵を使える。北条は追い込まれ、武田に援軍を頼む。今度は武田との戦い。そう言うことをしていたので、疲れたのだろう。上杉は川中島ではなく、東北を取り、関東を取ってから武田と戦えば、訳なく倒せる。
 さて、朝の喫茶店までの道が眩しい。よく晴れており、風がある。最近結構風が強い。台風が続けてきているため、空をかき回しているためだろうか。妙に荒れている。これはいつもの場所で煙草に火を点けるとき、点かなかったりするので分かる。何度も点けようとすると、指が痛くなる。炎を長くする。これで点くのだが、風でなびいて指に点いたりする。
 日が暮れるのが早くなったので、夕食を買いにスーパーへ行くとき、ついでに自転車散歩ができない。まあ、暑くてできなかったのだが、今度は暗くなるのでしにくくなる。夏場食欲がないと、食べる時間が遅くなる。すると、ますますスーパーへ行くのが遅くなる。冬場は夕日を見ながら行っていたので、そんなものかもしれない。ただ、やっと涼しくなってきたので、夕日も暑くない。
 夕食が遅くなっていたので、食後の徒歩散歩を最近やっていない。自転車でスーパーへ行き、戻ってすぐに食べ、そのあとまた外に出るのが大層になる。外に出るのは好きだが、間が必要だ。これは部屋でじっといていて、外の空気を吸いたくなるときに限る。用事で出たり入ったりするのなら別だが。
 徒歩散歩は、歩くとき、足が重いとか、足がだるいとき、積極的に歩くようだ。つまり歩き不足でのため。普通に暮らしていれば一歩も歩かないというようなことはない。しかし、ある距離をある時間、続けて歩くことは少ない。自転車置き場から店屋までの距離程度だろう。通勤通学で朝夕駅まで歩いている人なら問題はない。また駅を降りてから目的地までそれなりに歩くだろう。階段も多かったりする。そのため、毎日一定の距離を歩いているようなものだ。だから徒歩散歩など必要ではない。
 
 電書の読み放題サービスがある。それとは別に雑誌の読み放題も。これは複数の雑誌で、結構有名な雑誌もある。週刊誌とかも。しかし、雑誌を買わなくなったので、そういった定額読み放題雑誌が読めても、あまり有り難みがない。新聞雑誌はネットにある記事を読めば間に合ったりする。また主だったニュースは、そういうサイトにあるだろう。
 少し難しそうな専門書や、電書にはなっていない本などは、その本を読まなくても、その解説などがネット上にあたりする。そちらの方が要約されていて、分かりやすかったりする。いずれも興味本位で、是が非でも知っておく必要があるネタではなかったりするが。
 ニュースではないが、ある個人的な話がフェースブックなどに上がっていることがある。まあ、そういう使い方をするためにあるのかもしれないが、そこでは個人のニュースが掲載されているようなものだ。行ってきましたとか、見てきましたとか。食べてきましたとか。またはとんでもないことになりましたとかも。個人にとってはニュースだが、そんなものは新聞雑誌には載らない。しかし、一般のニュースやトピックスを読んでいるよりも参考になったりする。非常にローカルな話だが、みんなそのローカルな世界で暮らしているのだ。そしてみんな個々の事情の中で暮らしている。
 そういうのはニュースとは言わないだろうが、新聞も雑誌も、テレビもラジオもなかった時代に近かったりする。限られた人達、知っている人達からの話を、聞いたり見たりするような。当然、そこから広い世界への繋がりがある。その波を受けての話になったりもする。当然、今夜食べたおかずの話も。
 さて、専門書より、その解説記事や、感想記事の方が分かりやすいのは、ツボを押さえているためかもしれない。その本を読みたいのはそのツボの部分だ。いきなり解答を得ようというわけではないが、その程度の興味しかない場合もある。
 昼前に入る喫茶店で老人グループが朝会のようなものをしているが、その内容はテレビの話、スポーツの話、地域の話だ。あの店はどうなったとか、あそこの店の味は大したことがないとか、あそこの歯医者は朝一番に行っても終わるのは昼頃だとか。これは裏予約で、朝一番に行っても十何人目になっているので、次に来る日を帰り際に予約しておく必要があるらしいが、その歯医者、予約制ではない。しかし、実際には予約で一杯なのだ。とかそんな話だ。本当に必要な情報かどうかは分からないが、そう言う話を小耳に挟んでいると、世の中の、個々が分かる。世の中も個々の事情ででできている。
 この老人達はネットをしていない。ケータイは持っているがスマホは持っていない。電波代が高いと言っていた。
 人魂は燐が燃えているらしいが、その老人の中の一人は田舎育ちで、実際に何度も見たらしい。墓場で。気持ちがいいものではなかったとか。嘘をついている。錯覚だ、という感じではなさそうな人だ。そう言うのを聞くと、本当だろうと思う。直接聞いたわけではなく、盗み聞きだが。
 

■■ 2016年09月03日 土曜日 午前7時15分
 
 今朝は25度で熱帯夜。台風の影響か、ただの雨空なのか、湿気が高い。暑くて雲が湧き、それで雨になるような俄雨系ではなく、最初から青空はなく、曇っている。こういうときの雨は長く降ったりする。
 蒸し暑いので、昨日は寝る前も扇風機を付けており、朝になってもそれほど寒くはなかった。まだ昼間は暑いが、夏はもう終わっている。真夏の暑い盛りでも、トンボが飛び出すと、秋の気配を感じたものだ。今もトンボはいる。今まで何処にいたのかは分からない。いきなりトンボになって空中にいるわけではないはず。何処か人が入り込まないような水路にでもいるのだろうか。
 子供がただの排水溝になってしまった昔の農水路で、盛んに網で何かをすくっている。この期間、ずっとだ。川の中を覗くが別に何もいない。しかし、何かいるのだろう。
 先日、小さな水槽に獲物が入っているので、覗くと、大きなエビガニ。子供は伊勢エビでも捕まえたと思ったのだろうか。しかし、エビガニは農薬で絶命したはず。それはもう何十年前の話だ。その死骸を川で見付けた。何尾もいた。その後、エビガニも蛙も見なくなった。ただ雨蛙は見る。さらに蝦蟇かウシガエルはいるようだ。これが鳴いているのを聞いたことがある。生き延びている奴がいるのだ。
 その狭いドブのような藻も生えていないようなところにエビガニなどいるはずがない。川海老がいるかもしれないし、海老の種類は多いので、小さな海老なら分かるが、真っ赤な大きなエビガニだ。これはアメリカザリガニだろう。だから、誰かが捨てたのだろう。
 エビガニと蛙はペアで、蛙を餌にしてエビガニを釣る。その釣り方を誰に教えてもらったのか、先日見た子供達は適当な棒に普通の糸を垂らしたものを持っていた。お爺さんに教えてもらったのだろうか。棒と言っても木の枝でいい。ただ、餌の蛙がいないので、別のものを付けていたのだろうか。エビガニは餌だと思いハサミで挟む。そのとき、ゆっくりと引き上げればいい。エビガニは最後までハサミを緩めなければ、釣り上げられる。一度挟んだ餌は離したくないのだろう。狭い水槽で住むことになるのを知らずに。
 また、エビガニは共食いをするので、海老で海老を釣る。より小さないエビを餌にして、より大きなエビを釣る。アメリカザリガニ以外にも、少し小さいが赤くないエビもいた。
 蛙はそのままではなく、皮を剥く。エビガニは二つにぶつ切りにして尻尾の方の肉のある方を使う。これができない子供は参加できない。まあ、給食のパンでもいいのだが。水に入れると溶けてしまう。だからメリケン粉の団子がいい。これで、普通の鮒なども釣れたが、ミミズなどの方が引きがいいのはいうまでもない。要するにメリケン粉の団子はダミーなのだ。餌に見せかけた。しかしコイなどは煎餅や、麩、当然パンも食べるので、小麦粉系の団子も美味しいのかもしれない。これに黄色い粉を付ける。この粉の名は忘れたが、これをまくと魚が集まる。
 
 昨日はコンパスがいるかもしれないと思い、百均へコンパスを買いに行く。こんなもの普段目にすることはない。その売り場へ滅多に行かないからだ。しかし、売っていた記憶があるので、近くの小さな百均へ行く。定規などを売っている場所を探すが、なかなか見付からない。別の百均で見たのだろう。または文房具屋で。
 諦めたとき、下の方にケースがあり、三角定規や分度器などを組み合わせたセットものがあり、その中にコンパスが入っていた。筆箱のようなケースで、算数か、数学かは忘れたが、そのセットと書かれていた。小学生低学年向けだろうか。
 また、手帳に付いているような小さな鉛筆のようなシャープペンまで付いている。さらに消しゴムや替え芯も。これだけ揃っていて百円。
 早速持ち帰り、コンパスにペンをはさむためネジを緩めているとき、潰れた。
 実際には取れただけで、組み立てれば直った。全て樹脂製。しかし、足の針だけは金属。ネジは輪っかと繋がっており、輪っかは円筒だが割れている。そこにコンパス側の支柱のようなものが出ており、ネジでこれを圧迫して、輪っかを閉めるのだろう。仕掛けが理解できたので、元に戻せた。
 このコンパス、20円ぐらいかもしれない。シャープペンも高いだろう。定規は大したことはない。ぺらぺらだ。分度器も。それにケースも付いているので、これは筆箱価格だ。
 シャープペンも短く、定規も短い。当然コンパスも短いが、このタイプのコンパスもある。
 要は角度ものの線が引ければいいのだろう。角度の違う三角形を書くとか。三角形を書くときは、三角定規の淵をなぞればそれでいいのだが、そう言う話ではない。一応数学的なことを踏まえて、その順序で。
 三角定規があれば、普通の定規と組み合わせれば斜め線の平行線が何本も引ける。また三角定規を垂直にすれば、定規に当てながら垂直線が引ける。要するに直角になっていればいい。
 この小さい方の百均の方が、文具の種類が豊富だ。たとえば定規にナイフを当てて切るとき、定規を削ってしまう。手作り鰹節のように。そのとき用に片側に金属を仕込んだ定規が売られていた。当然紙などを切るとき、その下敷きがいる。これはゴム製のが昔から売られていたが、それも売られている。ゴムではないが。
 その近くに小学校があるが、その小学校近くに文房具屋はない。田圃の中にできた学校のためだろう。少し離れた道沿いに店屋が並んでいるが、新しくできた小学校だけに、学校近くの文房具屋などは最初からない。その代わりコンビニがまずまずの距離にある。そこがやはり文房具屋の代わりをしているのだろう。ただ種類は少ない。だから百均の方がよい。その百均、コンビニよりも学校から一番近い。通学路だ。
 さて、そのコンパスや定規だが、これは演習というか、実習用なので、一度か二度使えばそれでいいのだろう。玩具のようなコンパス、途中で腰が緩んだり、角度が変わったりしそうだが、プラスチックだけで、よくここまで作れたものだ。針だけは金属などは、仕方がない。割り箸とゴムで、コンパスを作れないわけではないが。円を描く、これは大工道具で、あるかもしれない。
 
 ニコン1J5の続き
 キットでは50ミリと28から80ほどのズームレンズが付いていたのだが、どちらがオマケか分からないが、メインは一応50ミリだろ。広告写真でも50ミリを付けた状態で載っている。ズームはその横にある。こちらの方が僅かに小さい。
 その標準ズームも使ってみた。電動ズームなので、電源を入れると、レンズが飛び出し、レンズバリアが開く。殆どコンパクトカメラだ。
 電動ズームはスムースで、コントロールもしやすいのだが、音がする。コンパクトカメラと違い、シャッター近くにズームレバーなどはないので、ズームのときは両手が必要だ。当然起ち上がりは28ミリで、それなりに広い。そこからズームをしたいところだが、液晶で見る限り、いい絵になっていると、そのまま写してしまう。そのため、曖昧な写真になるが、周囲まで写り込んで、いい場合もある。望遠端は80ミリほどで、これは50ミリとあまり違わない。50ミリから80ミリに変えても大した望遠にはならない。ここはやはり110ミリあたりまでないと、差が出ない。しかし80ミリもある種の標準レンズでもある。フォルムが正確に出る。ただ、あまり80ミリや85ミリを標準レンズと見なして使っている人はいないだろう。35ミリはいるが。
 だから標準レンズと標準ズームのレンズ交換が必要だとすれば28ミリだろう。35ミリでは少しだけ広い程度で、あまり効果はないが、それでも50から80の変化よりも大きい。28ミリになると、これはもう立派な広角レンズだ。
 今回買ったキットでは50ミリが付いていたが、初代もキットでは28ミリが付いていたように記憶している。コンパクトカメラ的にも撮しやすいためだろう。また、高級コンパクトデジカメの単焦点タイプは28ミリが多い。最近なら富士から出ている。一番出番の多い画角のためかもしれない。特に普段使いで、適当に写すとき、とりあえず全体を撮すような。
 さて、ニコン1の、この標準ズームだが、コンパクトで好ましいのだが、50ミリのような潔さがない。こういうズームは両端ばかり使うようだ。そして広角はまずまずだが、望遠が物足りなく感じる。
 このカメラの目玉ではないものの、自撮りができる。そのときこのレンズの28ミリ側が必要だろう。50ミリではアップになりすぎる。最短撮影距離はどちらも20センチとそれなりに寄れるが。
 今回、このレンズはやはりオマケだ。似たようなものを写したとき、やはり単焦点レンズの力か、切れがいい。同じ撮すのなら、50ミリで撮した方が上がりがいい。
 このキットと、もう一つキットがあり、それで悩んだのだが、望遠付きのキットがある。しかし、50ミリは付いてこない。欲しいのは50ミリだったので、望遠付きのキットは諦めた。あとで買い足せばいいのだから。
 しかし、この標準ズーム、決していらないとか、使わないというわけではなく、部屋を出るとき、たまにレンズ交換している。少し目先を変えるためだ。しかし、他のカメラも待機しているので、結構忙しい。
 ただ、強引にこのカメラを買ったのは50ミリという基本中の基本に戻るためでもある。それがフナ釣り撮影のメインなのだから。
 
 

■■ 2016年09月02日 金曜日 午前7時15分
 
 今朝は昨日よりも涼しい。朝は秋、昼と夕方はまだ夏。だから、朝夕が秋ではない。まだ夕方は暑く、寝る前も、それほど涼しくはない。これがいずれ夏は昼だけになり、その昼も徐々に秋になるのだろう。
 涼しいのでよく眠れる。掛け布団が暖かく感じられる。朝はもう少し寝ていたいほど。これが夏だと、暑いわけではないが、寝たくても起きてしまった。これは体調にもよるのだろう。しんどいときよりも、元気なときの方がよく眠れる。
 昼間の自転車移動も楽になった。暑いと言うだけで体力を使っていたのだろう。今は軽い。この分だと自転車遠征ができそうだ。遠征と言っても、いつもの走り方、スーパーまでちょこちょこ行くようなゆっくりとした走り方を延長すればいいのだ。幸い周囲は市街地、平野部。細い道がいくらでもある。町内の道だ。生活道路のような。そう言うところを近所の人のように走ればいい。
 真っ直ぐ大きな道を進んだ方が早いのだが、それでは良い風景と出合わない。大きな幹線道路は村の辺鄙なところを走っている。昔の道は村の内部を貫いている。そういう道は大きな道ができると車も少なくなり、走りやすい。昔の村道なので、車が走れるようにはできていない。
 大きな道は田圃だったようなところで、村の中心部から離れていたりする。そこは宅地になっており、風景も、そんな宅地の風景となる。だからあまり特徴はない。
 しかし、そういった新しいはずの新道沿いにある一寸した商店通りは、今は寂れ、いい感じになっている。
 村時代の中心部は、雑貨屋が残っていれば分かりやすい。煙草やパンや日用品などを置いている。いずれもコンビニ時代になると閉めてしまったが。
 近所にもの凄く流行っているコンビニがある。レジにいつも人が並んでいるような。その道路沿いにライバルのコンビニができた。セブンイレブンとローソンの戦いのようなものだが、あとでできたコンビニは駐車場が広い。これで客が取られるはず。そのおかげではないが、レジが混まなくなるのは客としては歓迎だ。
 この二つのコンビニ、同じ道の片側。道向こうではなく、同じ側。だから通り過ぎても、すぐにもう一店あるので、便利かもしれない。コンビニ駐車場、買い物だけではなく、少し車を止めて休みたいときにも使われているのだろう。
 それで、古い方のコンビニだが、あれだけ流行っていたのに、少しだけ売上げが減るはず。これはショックだろう。バイトもそれほど入れなくてもよくなる。他の店よりもバイトが多い。それほど混んでいるためだ。客の流れには勝てない。しかし、客の流れで大勝ちしていたのだから、何とも言えない。
 しかしオーナーは、売上げが減ることは確実なので、予定が狂うかもしれない。まあ、商売とはそんなものだろう。
 新しくできたコンビニは、最初から競合することは分かっているのだが、その半分の売上げでも、十分なのかもしれない。つまり流行っていたコンビニは普通のコンビニの倍以上の売上げがあったはず。住宅地の中のコンビニで、レジにいつも客がいるような店など、滅多にない。
 
 ニコン1J550ミリフナ釣り撮影
 実際にはこれほど易しい撮影方法はないのだろう。つまり一番簡単なのだ。それに今のカメラなので、フルオート。カメラを向け、シャッターを切るだけ。ピントの問題はほぼ解決しているので、AFの恩恵で、初心者では難しかったピント合わせで躓くことはない。このカメなら液晶に指を当てれば、その箇所にピントが来る、シャッターまで切れる。
 次は露出だ。これはプログラムオートになってから、絞りとシャッターの関係などは考えなくてもよくなった。暗くて連動外になれば感度が上がる。その感度の高さは昔からある3200という超高感度フィルム並だが、素粒子写真のようにはならない。実際にはなっているのだが、ノイズ取りがうまいのだろう。
 当然絞りとシャッターの組み合わせで露出を得るのだが、その副作用で、ピントが深くなったり、浅くなったりする。動きが流れたり、止めれたりする。
 それよりも、このカメラで真っ直ぐな道を撮すと、遠方まで綺麗に写っている。明るい屋外で晴れているため、ピントが深いのだろうが、それにしても一番奥まで鮮明なので、これには驚いた。50ミリなので、まだまだピントが深いし、また1インチなので、深度は最初から深い。しかし、コンパクト系で広角で写したときよりも奥までしっかりと写っている。決してピントは奥に合わせたわけではないのに。
 つまり、レンズだろうか。ピントが来ているはずなのに、少しぼけているように見えることがあるのだが、それがない。まあ遠方に強いのかもしれない。これは受光素子が大きいメリットだとは思えないので、やはり単焦点レンズの良さかもしれない。レンズがいいのだ。しかし、ズームで写しても、同じように遠方までぴしゃりとくる。
 中景にピントを合わすと遠方までピントが来ることは分かっているが、これほど綺麗に来るとは思っていなかった。それでフナ釣りを忘れて、画質の良さばかり気になりだしたのだが、実際にそう言う構図は50ミリのフナ釣り撮影風に撮したためだろう。ただの通りをそのまま写しただけ。これは普通はもう一つ、何かがあるはず。手前に人がいるとか、ものがあるとかだ。しかしフナ釣りなので、撮せるタイミングのあるときに、カメラを取り出して撮した。一応撮しておこうと。それは何でもない通りで、写真にはならないが。
 50ミリ撮影の目的だった出合い頭の風景を、ほぼ見たまま写し取るのが簡単になった。単焦点レンズなので、50ミリからは動かないためだ。ズームしなくてもいい。だから、カメラを取り出して、さっと撮せる。芸も何もない。
 こういうのは撮影を楽しむと言うより、撮している場合ではないのに、撮すようなもので、だからさっと撮す程度。これがなかなかできない。立ち止まってカメラを取り出す行為がそもそも不自然なためだ。それと人が正面から来ると、これはもう写せない。だからカメラを取り出しても戻すことが結構多い。
 クルマが途絶えた道路。これは信号の関係だろう。すぐにクルマが来るはず、もたもたしていると、間に合わない。一秒以上は余裕はあるが、もたもたしていると、いいタイミングも逃してしまう。
 フナ釣り撮影、その初歩は、何でもないものでも撮す、ということだ。
 


■■ 2016年09月01日 木曜日 午前7時18分
 
 朝は秋だが昼は夏というのが、この時期だろうか。今朝は20度ほどで、昨日よりは涼しいが、寝る前は熱帯で、寝苦しかった。扇風機がいるかもしれないと思っていたが、後で一時間置きの気温表を見ると、朝に向かい下がり続けている。寝付きに朝まで下がるわけではないが、寝ている間に下がって、寒くなる。
 こういうことを去年の今頃も言っていたような気がする。しかし、朝行く喫茶店までが違っており、その道沿いも違う。だから去年と同じものを見ながら、朝の喫茶店へ行くのではなく、今年から違っているのだ。その前に行っていた喫茶店のさらに前も違う店へ行っていた。いずれも禁煙とか開店時間などの問題で、店が潰れたわけではない。しかし、行きたいときに行くと、まだ閉まっていたり、煙草が吸えないとなると、行けないだろう。どの喫茶店も特に行きたいと思う店はなく、選択肢がないためだ。朝のある時間帯に開いていることが条件。
 昼も夕方前にも喫茶店へは行くが、こちらは選択肢が多い。昼間なので開いている店が多いし、少し遠くてもかまわない。長く同じ店に行くのなら、個人喫茶店は避けたい。一度行かなくなると、二度と行けなくなるからだ。欲しいのは椅子とテーブル。店の人や客や、コーヒーを楽しみに行くわけではない。
 朝の喫茶店には結構そういう客が多い。常連客でも新聞を読みに来たり、ずっとスマホや帳面を見ている人とか、当然本だけを読みに来ている人も。

 手書きで絵を書く用事ができたので、書いていると色々な道具類がないことが分かる。捨てたのか、何処かにつっこんだのか、見付からない。
 メインのペンは数十本ほど買って試し書きをした。これは以前に書いた。いずれも百円程度のペンだ。それでペンは決まったのだが、鉛筆がない。あるにはあるが、今度は鉛筆削りがない。これはカッターがあればいいのだが、シャープペンで書いていたので、シャープペンが欲しい。これも探せば出てくるのだが、ボールペンとシャープペンが両方はいっているタイプだったりするし、少し重い。いつも使っていた鉛筆のような愛用のシャープペンがあったが、そんなもの、もう売っていない。それで、これも百均で買ったのだが、今度は消しゴムがいる。しかし、二十年近く消しゴムなど使っていないので、手元にあるわけがない。さらに消せばゴミが出る。それを払う刷毛がいる。これはあった。愛用の幅の広い刷毛で、これは水張り用だ。水張りとは、ベニヤ板に枠を付けたような板に、画用紙やケント紙などだが、それを貼り付けるとき、糊ではなく、水を付ける。それを塗る刷毛だ。これは45年以上前のもので、まだ持っていた。
 定規がない。これも探せば出てくるのだが、曇っているし、汚れている。
 紙がない。これは百均の画用紙で十分だが、A版や変形が多くB版が意外とない。百均でやっと見付けたのは色画用紙。それがB版。色画用紙の白。色が付いていないと画用紙は売れないのだろうか。
 今度はその画用紙を切るための定規が必要。これは金属製がいい。カッターナイフで切るときは。
 それで百均で、ペーパーナイフがあったので買う。こんなものでは綺麗に切れない。定規でパシッと引きちぎるように切ったのと変わらなかったりした。それで、非常に長いハサミも買う。全部百均なので、適当に買いそろえた。ところが、そのときB版のコピー用紙を見付けた。これなら切らなくても、折ればいい。サイズが小さいためだ。
 結局それを使っているのだが、ただのコピー用紙、しかも200枚ほど入って百円。まあ、コピー用紙は昔の西洋紙で、それで同人誌用の漫画を書き、閉じて回覧誌として回したことがある。着色した原稿もあった。生原稿を閉じていたのだ。しかも西洋紙。薄いだけで模造紙と変わらない。
 しかし、水彩絵の具を使うので、たっぷりと水を含んだ筆で、果たしてコピー用紙は耐えられるだろうかと言うことだ。そんなとき画用紙の方が良さそうだが、両方試してみた。水だけ付けて。
 どちらも似たような結果で、乾くまでは腫れ物ができたように膨らんでいる。乾くと、膨らみはとれるが、濡れた紙が乾いていくような状態だ。これは画用紙でもコピー紙でも同じだった。実際に色の面積がかなりある絵をコピー用紙でプリントアウトしたこともあるが、あれと同じだ。耐えられるのだ。
 ペンの走りは画用紙より、模造紙の方がいい。模造紙とコピー用紙は同等。漫画の場合、その専用紙は模造紙。デザイン的なものならケント紙。ポスターカラーなどを塗り重ねるため、分厚い目が必要。油絵になると、布だろう。
 ペンの走りは画用紙ではやや引っかかる。模造紙と同等のコピー用紙は引っかからない。意外と表面はツルッとしており、癖がない。ペン画と筆との違いだろう。習字用の半紙でペン画は無理なように。結局汎用性が高いのは模造紙。それの薄いのが西洋紙。今のコピー用紙。その下にわら半紙があった。学校でガリ版印刷されたプリントが配られた。あれがわら半紙。また、給食のとき、布巾を忘れると、わら半紙を先生に貰いに行った。そこにパンを置く。度々忘れると、もうわら半紙はくれなかったので、鉛筆二本で台を作り、そこにパンを置いた。
 また、テストのプリントもわら半紙。宿題もわら半紙で提出したりした。
 藁のような色をしているのか、藁が入っているのか、茶色い。安いので、今のコピー用紙のように大量に買い、それで絵コンテを切ったりしたものだ。流石にそれで本書きはしなかったが。
 手書きの絵というのは、百均やコンビニへ走れば、道具類は手に入る。分度器やコンパスまで売っている。これは小学生の教材だろう。算数の時間、いるのかもしれない。
 50センチで幅の広い定規も百円。竹のもある。メタル製は40センチだがこれも百円。まあ、その百均、西日本最大の売り場面積があるため、品揃えが豊かなわけではない。他の百均であるものがなかったりする。たとえば水性のサインペンがなかった。
 また、手書きのときは電気スタンドがいる。窓からの明かりだけでも何とかなるほど明るいが、鉛筆の線がよく見えなかったりする。これは枕元に置いているLEDライトで十分だ。と言うより、昔のような蛍光灯の電気スタンドなど売っていなかったりする。
 いつも座っているテーブルにはキーボードがどんと置かれている。だから絵を書く場所がないが、手書き時代はお座敷製図板を使うので、実はテーブル、机はいらない。膝の上に製図版を乗せて書いていた。これも40年ほど前に買ったものだが、これはしっかりと使っている。書類などを書くときに。
 T定規が付いていたのだが、流石にそれは壊れた。このT定規、角度を変えられる。それが潰れた。歯車で角度を合わせられるのだ。そのため斜め線を精確な角度で平行線なども引けた。
 漫画は三日書かないと、画力が落ちるとかの話は嘘で、画力のない人は三日でも三年でもずっと落ちたままだし、画力のある人は三十年ぶりに書いても落ちるものではない。それは手が覚えているためだ。これはいつもの書くペースに戻すのが大変という程度だろう。集中力が続かないためだ。毎日書いていると、その集中力がオート化し、さっさと書けるだけ。
 プリンタは故障していないのだが、インクヘッドがやられているはず。十年ほど使っていないので、根詰まりしているはず。しかし、手書きならプリンタはいらない。あの高いプリントインクも。
 キャノンのプリンタが3千円で売られていた。インク付きだ。だからインクを買うより安かったりする。写真用のインクを使うプリンターではないので、安いが、絵なら、これでいいだろう。そういうのを夏前に見ていたのだが、複合型が安い。スキャナ付きだ。しかし、コピーしたい紙を普通のプリンタ用紙を差し込むような仕掛けのため、これでは傾くだろう。このタイプを買い、往生したことがある。やはりスキャナは空母のような台の上に乗せて、角で平行を出し、蓋をそっと閉じるタイプがいい。当然蓋や台からはみ出す大きさでも問題はない。そのタイプの複合機になると、大きく重くなるが、コピー機になるのがいい。
 まあ、資料的にスキャンし、パソコンモニターで見るだけなら、デジカメで十分だ。最初からアップでスキャンできたりする。全部コピーする必要がないときなど。
 ただ、デジカメでアップで撮っても、拡大すると、結局は印刷の網目が見えるだけでだが。
 夏休み中、その百均が入っているショッピングセンターでアナウンスがあった。宣伝用の御案内だが、お絵かき画材を取りそろえてお待ちしていますと、百均の宣伝だった。
 夏休みの絵の宿題や、工作の宿題用だろうか。行くと、ワゴンが出ており、画用紙が積まれていた。残念ながらA版ばかり。しかし全部百円で揃えられる画材店であることは確かで、いい時代だ。しかし、絵を画く人など、増えているのだろうか。物だけは豊富で安く手に入るのだが。
 
 


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