川崎日誌 2017年11月 川崎日誌  HOME


 

■■ 2017年11月30日(木) 午前8時09分
 
 今朝は曇っている。雨も降っていたようだ。そのためか夜は10度以上あり、朝も変わらず。雨の日は一日の気温が安定している。差が少ない。そして気温が高い目になる。
 最低気温が10度あたりだと平年並か、それよりも少し暖かいかもしれない。これは雨が降っているので、当てはまらないかもしれないが。そのため、昨夜は電気毛布なしで寝た。朝方少し寒く感じたが、これはそんなものだ。
 寝起きの喫茶店へ行くとき、ひんやりとした空気で、気温のわりにはそれほど暖かくはない。真冬の服装で充分。しかし湿気がありそうで、少しむしっとする。冬場は空気が乾燥しているはずなので、湿気は合わない。雨なので、当然湿気るが。
 暑いのか寒いのかよく分からないし、気温の数値がそのまま反映しない。風はなく、穏やかだが、空は真っ白で、また降り出すかもしれない。
 今朝は少し早い目に起きてきたので余裕。朝の喫茶店の開店直後に入る理想的なタイム。先日から寝る時間を後退させたためだろう。それで十分な睡眠が取れるはずだが、もう一段後退させると早く起きすぎになりそうだが、充分すぎる時間眠れる。二度寝か三度寝までできそうだが、これは眠れるときで、それ以上眠れないときは、朝の喫茶店までの時間がありすぎて、時間を持て余す。
 
 11月は今日で終わり、明日から12月。12月といえばクリスマスで、クリスマスは無条件でカメラを買ってもいい。そういう決まりは世間にはないが。
 先日買ったニコンの旅カメラはコンパクト系のダメ押しで、これでもう充分望遠域を含むコンパクトカメラ路線は充実した。だから無理に探さないと、次のカメラが出てこないのだが、こういうときは中古カメラ屋周りをすると、偶然の発見があり、こんなカメラがあったのかと思うところだが、実際にはめぼしいカメラとはもう遭遇しない。中古でどんなカメラがあるのかは分かっており、初めて知るようなカメラがデジカメの場合、もう見付からない。これがフィルム時代のカメラなら、謎が多い。それはまだ生まれていない頃に出たようなカメラや、海外製もあるためだ。しかし、デジカメ時代になると、話が違ってくる。それは機械ではなく、デジタル処理で決まる箇所が多いためだ。だから新しいほどレベルが上がっているのだが、見た目では分からない。
 カメラを買い換えるのは、中のエンジン部を買い換えるようなもので、機械的には殆ど同じなのだが、新しいほど早かったりする。そのため、機械式だけのカメラのように長くは使えないことになる。つまりデジモノは寿命が短いのだ。見た目の変化は少なくても、中身がごろっと違い、別のカメラになっていたりする。ただ、写りが段違いということはなく、昔のデジカメで写したものを今見ると、意外と写っていたりする。ただ液晶が見えにくかったり、一枚写したあとの二枚目を写すとき、かなり待たされたりする。感度が低く、上げると、暗い場所はノイズだらけになったりする。
 しかし、カメラがいくらよくても、写すものとの兼ね合いがある。用途だ。1キロを超えるようなカメラを毎日鞄に入れて日常を写せないだろう。最初はいいが、そのうちくたびれてくる。撮影に行くのならいいが、日常のちょい写し程度では持ち出す頻度が落ちる。だから用途とカメラとが合わない。このミスマッチを楽しむ方法もあるが。
 今年はもう充分カメラを買ったので、買いすぎの反省をしないといけない。その後使っていないカメラがあるためだ。これは気分的に買いやすいカメラに多い。特に安いカメラ。
 先日はキヤノンのX7という世界最小最軽量の一眼レフ、レジまで迫り、財布から札を出したのに買う直前で在庫切れだと分かり、これは縁が無かったのだと思うしかないが、それ以上追わなかった。取り寄せの手もあったのだ。ネット最安値の値が上がっており、タイミングを逸している。買うべきチャンスはいくらでもあったのだが、全て未遂に終わっている。これは値段が高い目のコンパクトデジカメと変わらないほど下がっていたためだろう。それと、一眼レフ系ではこの小ささ軽さがましな方。大きく重いと持ち出せない。しかし、望遠を付けるとかなり大きく重くなる。これでぞっとするので、なかなか追い込めないのだろう。標準ズーム付きだけなら軽くて軽快なのだが。
 といっても一眼レフの形をしているため、日常の中で気楽に振り回せるタイプではない。写しに行ったときは快適なのだが、滅多に行かない。
 日々の用事での移動先も同じ場所の移動なので、用事で知らない町へ行くと言うことは最近ない。また用事があるとき、そちらに気を取られるだろう。
 撮影用途や、その他諸々の事情を無視してでも欲しいと思うカメラは滅多にない。
 ただ、そこを強引に掘り返すと出てくるカメラがある。これは毎回最後の最後に出てくるカメラ。それはソニーのα6000だ。
 このクラスで、この小ささ、この軽さがポイントだ。標準ズームだけを付けた場合、ポケットに入ってしまうのが味噌。クリスマス、買うとすればこれで、これは三年越しだ。毎年買えないでいる。
 

■■ 2017年11月29日(水) 午前8時21分
 
 今朝は曇っている。そのためかそれほど寒くはない。平年並かもしれないが、最近寒い日と、ましな日が交互にあり、安定しない。夏なら暑いだけの日がずっと続いているが、冬もそうなるはず。冬がもう少し深まってからだろうか。
 しかし一度真冬並に着込んでしまうと、脱げないものだ。
 今朝は雨が降っているのかと思うほど暗い。雨の日でも明るいことがある。空が灰色になっているためか、夕方のように暗い。そのため、目が覚めたとき、部屋が暗いので、まだ明け方だと思っていた。夜の暗さではないものの、時計がしっかりと見えない。ここでしっかりと見えると朝になっている。読み取れないとまだ夜。時計を見る前に大凡のことは分かる。しかし夜は長いので、朝ではない程度の違いしか分からないが。
 11月もそろそろ終わり、師走の12月。先生も走るほど忙しい月らしいが、年の暮れにやる用事が多いのだろう。
 この12月は一気に過ぎるのだが、それは12月中にはあまり感じない。最中のためだろうか。そう感じるのは断層があるため。年越しだ。そして年が明けてから思い出すところの12月。ただの12月ではなく、去年の中に含まれるため、去年の12ヶ月間も含まれるためかもしれない。月間と年間の違いだ。
 年明けで年を越したことで、意識が一日で去年になる。この思いは月を超えた程度では感じない。ただ、季節を越えたときは感じられるが。
 雨戸を閉め切り、部屋の中で閉じ籠もり、外との接触を一切絶った状態なら、感じないかもしれない。単に一日が過ぎ、一日が始まる程度。または起きた程度、寝た程度。
 年を越えたというのは本人の生理的なことではなく、そう言う情報が色々と入ってくるためだろう。
 こういうのは単独ではなく、集団で生きている群れの中の一人という猿が残っているのだろう。
 ボス猿というのがいるのかどうかは分からない。ただ大きく強いオス猿がボスのようになるが、これは単に仲裁役かもしれない。ボス猿の言うことなら聞くという約束のような。これがさらに進めば、神になる。ただのまとめ役かもしれない。
 ボス猿は大きいと強い。強いからボス猿。しかし普通の大きさでも強ければボス猿になれるだろう。しかし大きい方が有利だし覚えやすいので、大きな猿がボス猿になることが多いのだろう。
 いずれも人間から見た観察で、実際に猿はどう思っているのかは分からない。人が思っているようなボス猿ではなかったりする。
 
 ここ数日スーパーへ行っていないので、野菜がない。芯だけになりかけのキャベツと、長ネギが数センチある程度。
 それでスーパーへ買い出しに行く。野菜は相変わらず高いが、四国から取り寄せたらしいホウレン草が100円台後半。いつも飛騨ホウレン草とかは高いまま。普通の菜っ葉が400円台している。
 だからこのスーパー、安い目の野菜を仕入れてきたのだろう。普段は置いていない四国徳島産。
 いやに太くて泥が付いているような色の悪いネギが安かったので買う。白ネギの倍ほど太い。これも何処かの県の特産で、たまに出る。煮ると意外と美味しい。
 遅い目に行ったので、半額ものが多い。特価台があり、これはただの箱だが、その中に出物がある。遅く行き過ぎると、それらは消えているが、早いと、まだ出ない。
 卵も切れていたので、買う。おでん用の具が色々と出ている。練り物だ。その中でヒロウスのようなものがあったので買う。おでんを作るかどうかは分からないが、練り物と先ほどの汚いが大きなネギと、豆腐を甘く煮れば、おかずになる。ホウレン草は別枠で、これは卵と一緒に焼いたり、味噌汁に入れる。ホウレン草なので、さっと入れるだけでいいので、味噌汁を作るときには便利だ。青いものが入っていればいいのだが、普通のネギでは食べた気がしない。
 冬は腹が減りやすいので、間食も買う。クラッカーがあっさりしているので、それを買う。乾パンのようなもので、封を切らなければ、長持ちする。最近は小袋に入っているので、一気に食べなくてもいい。
 蓬莱の豚まんがあったので、それを買う。大きくて詰まっている。これは昼ご飯になる。しっかりと蒸せば美味しい。
 玉葱も買う。これは一つだけ買う。いつも残るからだ。玉のままなら保存は利くので、小玉が大量に入ったものを買うほうがお得だが、大きい方が肉厚で美味しい。微塵切りにすれば同じことになるが。
 肉や魚は買っていないが、練り物の中に魚のすり身が入っているはず。
 
 
 
■■ 2017年11月28日(火) 午前8時12分
 
 今朝は寒くなっている。寝る前は電気毛布はオフにしたが、朝近くに寒くて目が覚め、スイッチを入れる。12月から一応は冬。11月までは一応秋。これは目安だ。正確なものではないが、11月から冬にすると、春は2月から。これは一番寒いときなので、それでは困るだろう。1月を冬にすると4月から春で、丁度いいかもしれない。春は4月5月6月となる。しかし6月は梅雨。既に初夏がかかっているので、都合が悪いかもしれない。夏は7月8月9月。確かに9月に入っても暑い日があるが。そして秋は10月11月12月になる。12月の暮れ、つまり大晦日、それを秋だとは言えないだろう。クリスマスを秋と言いにくい。雪が降っていたりするので、やはり無理が出る。だから12月からが冬の方がいいのだが、今年の冬が二回できてしまうところに問題がある。今年の冬は明日からだが、今年の初めに既に今年の冬は体験している。今年の冬が二回あるとややこしい。冬がやってくるのだが、既にやってきた。そして12月なので、年はまだ明けていないので、来年の冬とは言えない。そこで今冬という言葉ある。今の冬で、その前の冬ではないという分け方。これはよくできている。
 今季もあり、季節名は言わなくても、分かるだろうということだ。今シーズンでもいい。
 
 昨日はユニクロに寄ると、冬物コート類が新価格になっていた。冬物シーズンが始まった直後に飾ってあったものが奥へ行き、安くなっている。本格的な真冬ものが前面に出たためもある。1割とから2割程度安い。2割だと普通の店と同じ。それがレジにて半額とまでいかないと、バーゲンらしくない。しかしバーゲンはすぐに終わるが二割引とかはずっと続くので、いつでも買える。
 少し丈のあるオーバーが1万円近くしていたのだが、7千円台に落ちていた。中綿はない。このダウンジャケット版が今一番前に飾られており15000円。長い目のダウンジャケットだが、フードが付いているのが気に入らない。それよりも、そんな値段のものなど買えない。ダウンジャケットは汚れやすい。毎日着ていると、一年ほどで厳しくなる。たまに羽織るのなら問題はないが。
 そのオーバーを試着したが、やや窮屈。ダウンジャケットのようなフワッとした柔軟性がない。それと表生地は分厚いのだが、生地が気にいらない。ウール風なのだが、毛羽立ちがない。そしてSサイズで丁度なのだが、袖が短い。やはりMでないと手の指まで隠れない。これは自転車に乗ったとき、手袋代わりにするため。そして、このオーバー、柔軟性がなく、伸びない。だから腕が曲がらないほど窮屈ではないが、引っ張られる感覚がある。肩や背中側から引っ張られているような。これはハンドルを握ったとき、妙な引力を感じたりして、あまりよくない。
 もう一つの特価ものはスタジャン風の冬物。これも中綿はないが、表生地がフワッとしている。そして手首のところに絞りがある。これなら大きい目を買った場合も手が出る。絞りで止められるためだ。ただ襟が頼りない。ただの丸首。だから襟は立たないので、マフフラーが必要。
 試着した感じでは体にフィット。しかし窮屈ではない。下にセーターを着ての試着なので、着込んだ状態でもいけることを確認。自転車に乗る場合は、このスタジャンタイプがいいだろう。その偽皮タイプや、表地がナイロンタイプもある。これのいいやつは米空軍のパイロットが着ているタイプになる。高いところを飛ぶため、寒いのだ。だからスタジャン風は運動性を考慮されている。腕に負荷がかからないように。
 買うなら、これだろう。そして値段が下がったので、いいタイミングだ。値段はオーバーよりもうんと安い。真冬でもいけそうだ。子供の頃は、このタイプのジャンパーで真冬を越したので。そしてダウンジャケットは飽きた。
 
 ニコンA900とパナソニックTZ90を比べてみる。どちらも9ナンバーまで進んでいる旅カメラトップクラスのシリーズ機。トップクラスとは、同タイプではそれ以上の機種はない最上位機という意味で、クラスとはズーム比と受光素子の大きさ。
 大きさは似たようなもので、横幅はほぼ同じで、TZ90がやや分厚い程度。
 気になるのは、電源を入れてから、さっと構え、液晶を見たとき、A900は露出がまだ決定していないのか、暗い。これはニコンのネオ一眼も同じで、立ち上がりが薄暗いので、被写体がよく見えない。それとオートだとストロボを上げてくださいと白い文字が表示されるので、それが目隠しになり、被写体がすぐに見えない。望遠でサーとすぐに寄りたいのにターゲットが見にくいのが少し難だが、慣れれば問題はない。しかしすぐにズームは動くし素早い。起動もズームもTZ90よりも若干早い。TZ90はたまにズームが引っかかることがある。これは故障ではなく、起動しきっていないのだろう。これはたまにそうなることがある程度。両機とも急がないで写せば問題は何もない。
 A900はシンプルなので設定もシンプルなものだが、TZ90はものすごい多機能機で、設定が迷路のようになっている。機能のオプションが多く、選択肢が非常に多い。これはフルオートなら、弄らなくてもいいが。
 重さはニコンの方が少し軽い。しかし、パナソニックの方が貫禄がある。
 一番の違いは、ファインダーのあるなし。猫の顔だと思ってアップで写すと足の付け根だったりする。そういう模様のある猫のためだが、頭と足を間違えるのは液晶ではよく見えないためだ。こういうとき小さくてもファインダーがあると便利だ。これが値段の違いの最大のものだろう。4k動画とか4kフォトで写したあとからピントが選べる機能はおまけのようなもので、そういうシーンは滅多にない。
 どちらのカメラもそれなりに大きいので、しっかりと写せる。小さいカメラほどズームレバーが硬く、シャッターボタンも硬くなることが多い。両機ともシャッターは軽く、ズームレバーも軽快だ。
 まあ、値段の違いがあるので、パナソニック旅カメラの方が比べると有利だが、液晶の回転ではニコンの方が優れており、ハイアングルに対応している。少し引っ張り出さないといけないが、真上から写しやすい。
 
 

■■ 2017年11月27日(月) 午前8時11分
 
 昨夜は雨で暖かかったが、雨が去ったためか朝の一番寒い時間よりも、日が出てからの方が気温が下がっていた。本来なら、夜明け前が一番寒く、そこから上がり出すのだが、下りだしている。これは昨日の雨で暖かすぎたのだろう。そのため、寝るとき、電気毛布を付けると暑かった。
 今朝は晴れており、雨の気配はない。しかし昼間の気温は昨日ほどには上がらないだろう。平年並かと思われる。月曜なので、週明け。晴れている方が仕事へ行く人はいいだろう。これが月曜から雨なら厳しいかもしれない。
 今朝は二度寝したが、寝過ごすことなく、起きてきた。朝、もう起きる時間にいきなり起きると、これは淋しい。目がしっかりとさえ、もう寝たくないのなら別だが。
 だから予定の時間よりも早く目が覚めた方がいい。その時間なら起きる必要がない。堂々と二度寝できる。しかしこれが曲者で、これで寝過ごすことが多い。
 早寝というほどではないが、早い目に寝るようにしている。朝、頑張って起きるより、早く寝ると頑張る必要がない。夜更かしすると睡眠時間が減るため、いつもの時間に起きるのがしんどくなるためだろう。そのまま寝たいだけ寝ると、夜更かし分ズレる。
 
 デジカメニュースを見ていると、情報が遅いのだが、売上げベストテンが始終出ている。一番売れているカメラがこれで分かるのだが、今回は意外なカメラがトップになっていた。パナソニックの型落ちのミラーレスだ。これは二年か三年前の発売。まあ、型落ちなので、安いので、買う人が多いと言うことだが、キヤノンのX7やソニーのα6000がそのタイプ。このあたりのカメラで充分なのではないかというのが先ずある。つまりその後出た新製品とそれほど違わない。新製品としての売りがそれなりに追加されているのだが、値段との折り合いが悪い。そして新製品ほど大きく重くなっていたりする。
 パナソニックのそれはファインダーのないミラーレスで、液晶が回転する。ここで断層があり、それより古いタイプだと回転しないはず。自撮りが流行っていた時期だ。自撮りをしなくても、ファインダーのないタイプは背面液晶だけが頼りなので、回転する方が好ましい。そしてタッチパネル式。
 このパナソニックの旧機が売上げトップになった。一度もトップになったことはなく、ベスト10に入っていない時期もあったはず。前回もベストテンの下の方にいたのだが、いきなりトップに躍り出た。これは不思議だ。
 レンズは24から70あたりの沈胴機械式。だからズームは沈胴だがパワーズームではない。普通に手で回すタイプ。ダブルズームキットのもう一つは望遠ズームだが80から200ほどで大人しい。このタイプなら80から300だろう。200しかないが、その分短く軽い。昔のフィルム時代の80から200は定番中の定番だったが、それに比べると小さく軽い。ハーフサイズのためもあるが、可能な限り軽く小さくしたのだろう。
 この時期、同じハーフサイズのミラーレスはオリンパスでも同じようなものが出ているが、そちらは沈んでしまったのは電子ファインダー付きが出たためだろう。
 このカメラ、コンパクトデジカメの高い目よりも安い。こういうのが中古で転がっていると、手を出しやすい。
 いつもトップ近くで安定して上位にいたキヤノンのX7は品薄になったのか、後退している。最新機が反省したのか、少し軽くなったためだろうか。
 X7の最安値は49000円。それが上がりだし、結構高いものになっていた。今は5200円あたりで落ち着いている。この前エディオンで六万近くなるが、買いに行ったのだが在庫なしで、危ないところだったが、一時の高値から落ちているので、エディオンで高いのを買う必要はなかった。上新では消えていた。
 このカメラは結局は昔懐かしいベーシックな一眼レフと言うことだろう。そして一番軽くて小さい。
 電子ファインダーの優位性や、その見やすさなどはあるが、光学ファインダーのトロンとした見え方の方が写真を写しているような気がする。このクラスでは視野率が低く、四隅は見えていないし、ファインダーも小さい。ハイビジョンの映画を液晶テレビで見ているのと、昔のフィルム時代の映画を見ているほどの差がある。そのファインダーで覗いた絵通りには実際には写っていないのだが。ピント合わせなどはシンプルで、単純な機械として扱いやすい。
 
 
 
■■ 2017年11月26日(日) 午前9時11分
 
 今朝は曇っている。気温は見ていないので分からないが、寝る前に寝たときはそれなりに下がっていたが、朝は暖かいかもしれない。下にセーターを着込んでいるのだが、そのせいかもしれない。これを脱ぐと、寒いかもしれない。こういう中に着込むセーター類は一度着てしまうともうだめだ。春を過ぎてもまだ着ていたりする。そして毛玉ができたりする。その頃着心地が安定する。
 今朝は起きるのが遅くなってもいいと思い、朝、目が覚めかけたが、無視し、確信犯的二度寝となった。昨日は少しだけ早寝したのだが、効果はなかった。
 少し風邪っぽいかもしれない。この時期、寒いのでそんなものだ。風邪なら睡眠が必要なので、寝過ごしてもいいから寝ていた方がいい。寝過ごしても、それほど困ることはないので。
 ただ、寝過ごすと、朝の喫茶店の客層が変わる。伊丹モスはパチンコ屋が前にあるので、パチンコ客が来る。パチンコやスロットルだ。賭場だ。だから博徒客が来る。
 そういえば伊丹はパチンコ屋が多い。昔はよくパチンコをやっていたが、伊丹ではなく、梅田まで出ていた。まだ手打ち時代だ。最近はやっていない。
 昨日はヒロウスや練り物を買っていたので、簡単なおでんを作る。少量の煮物だ。ジャガイモとニンジンも入れる。葉物は高いので、白菜を入れる。味だけはおでんなのは、おでんの素を入れたため。顆粒だ。これが安くていいのだが、少量入れても濃い味。何が入っているのだろう。
 寒いためか、カロリーを欲しがるようだ。そのためか食欲がある。
 
 韓国時代劇ドラマ「花たちの戦い」は復習タイプの悪漢もののようだ。その前に見た「華政」と時代が重なるので、結末が分かる。ある武官の側室の娘がどうやら主人公で、身分的には低い。この人が王の側室にまで上り詰めるのだが、末路は分かっている。だから「女人天下」と同じタイプだろう。そのときの俳優が王の役をしている。重臣達はお馴染みの顔なので、覚えやすい。
「華政」での悪役達が主人公。
 こういうのは上り詰めたあと、破局を迎えるのだが、見るのはそこまで。上り詰める過程が楽しいはず。李王朝時代一番の妖婦らしい。三代悪女とか、そういう言い方もある。しかし、その活躍は痛快だ。出世談でもあるので。
 理想の国を作るために活躍する「華政」と、私利私欲や恨みに走る物語の二つのタイプがあるようだ。
 
 
  
■■ 2017年11月25日(土) 午前8時35分
 
 今朝も寒いので、一番分厚いダウンジャケットを着て、朝の喫茶店へ。これは二番目に暖かいタイプで、一番はまだ先。この二番目は下に着込む必要がない。ユニクロのウルトラスーパーライトだ。分厚いと言うより、風船だ。昨日まで着ていたのよりも少し高い。それだけの差だが、中にセーター類を着込まなくてもいい。本当は着込んだ方がもっと暖かいのだが、そのとき着ていたものが結構分厚いため、窮屈になる。厳寒なら別だが、まだ11月。それで、薄い目のセーターが欲しい感じだ。ピタリとした。そうでないと下に着込めない。それまで下に着込んでいたのは、それはそれで上着となるタイプなので、上着を二枚重ねているようなもの。
 これは去年買ったもので、軽いので肩が凝らない。襟は最初から立っているようなもので、救命具のようにそこも風船になっている。
 夜は5度ほどあり、それほど寒くはなく、朝も特に寒くない。風がないためだろうか。しっかりとは晴れていないが、曇ってはいない。雲でたまに日差しがなくなる程度。
 いつの間にか土曜になっており、朝の小学生の登校風景がない。まだ金曜あたりだと思っていたのだが、違っていた。
 最近起きる時間が遅くなり、一日が慌ただしい。朝の出遅れが一日影響する。そのため、朝の喫茶店からの戻り道大回り散歩も省略することが多くなった。
 よく考えなくても、寝るのが遅いためだ。それで昨日は早い目に寝る。睡眠時間を計算すると、最近は短い。それで昨夜早く寝た。朝、目を覚ましたとき、二度寝したが大丈夫だった。冬の朝の二度寝三度寝は一万両ほどの値打ちがあるらしい。ものすごい価値だ。一万両得たときと同じレベル。大金を得るよりも、朝、もう少し寝てもかまわないというのが価値あることなのだろう。それで、寝坊にはならず、二度寝したのにそれなりの時間に起きてきたのなら影響はない。
 寝坊と言えば選挙の投票所が寝坊で開いていなかったというニュースだ。これは毎年恒例で、ニュースと言うよりトピックス。季節ものに近い。桜の開花や花見のニュースに近い。
 選挙は大事で、その関係者は責任重大。ただものすごい数の投票所がある。だから確率的に寝坊しても不思議ではない。これがいつもの仕事なら、昨日と同じことをその日もやればいいのだが。
 朝の二度寝は一万両。投票所に遅刻しても寝ているだけの価値がある。
 逆に寝られないと苦痛だ。朝方、もうこれ以上寝られないという満腹状態でなら、起きやすいだろう。
 好きなだけ寝て、好きなだけ自然に目が覚めたときに起きてくるということをやっていると、起きる時間がずれてくる。自然の目覚めでいい時間に起きるには、夜更かしをしないことだろう。何処で着地するかはスタートで決まる。15分以内の誤差なら、ものすごい命中率。しかし、せっかく目が覚めたのに、二度寝すると何ともならない。これはまだ寝足りないということだろう。すっきりとした目覚めは二度寝心が起こらない状態を指すのだろう。遅く起きてくると、寝るのも遅くなる。朝の目覚めはコントロールしにくいが、蒲団に入る時間はコントロールできる。
 冬場は寒く風邪も引きやすいので、十分な睡眠をとり、充電時間を長めにとる方がいい。
 
 昨日はご飯が切れたので、スーパーで弁当を買う。ついでに野菜も切れているので、買おうとしたが、また値段が上がっている。どの野菜も高くて買えないが、白菜が百円台だった。しかし四分の一カットもの。それでも普通の葉物よりも量が多く、長持ちする。キャベツに近い。
 弁当は一つだけ残っていた。来たのが遅かったためだろう。このスーパーは住宅地の中にあり、閉まるのが早い。だから閉店間際ではないものの、それが迫っている時間だったのか、半額ものがある。
 残った一つだけの弁当は幕の内系。これが半額なので、安く付いた。百円台だ。
 葉物野菜が高いためか、漬物をいいところに出してきている。またカット野菜のパックも。この前まであった90円台の水菜が消えている。三百円近い。一度下がったのだが、また上がっている。
 ホウレン草が280円。湯がいてぐっと握れば、僅かな量。安い野菜と言えば、野菜ジュース。しかし、あれを飲み続けると、手が黄色くなったりする。飲むのを辞めると治る。二人ほど、その例を知っている。体質にもよるのだろう。しかし、高いものが安くなっている特価品はいいが、最初から安いのは怪しい。野菜ジュースは匂いで飲めない。これは体によくないと何となく分かる。野菜を取るのはいいことだが、犬や猫のように、鼻で先ず確認するわけにはいかないが、一気に食べないで、少しだけ囓って、舌で検閲をやっているのだろうか。いけそうだが、やはりだめと、ここでストップするようだ。喉を通し、胃に入っても、少量ならまし。だから動物は食べ慣れていないものは軽快して一気に食べない。
 
 
 
■■ 2017年11月24日(金) 午前8時32分
 
 今朝は寒くなっている。雨が降っていた日に比べ、ガクンと下がった。手が冷たく感じるようになっているので、本格的な冬だ。
 寒いがよく晴れている。もの凄く寒い日があったが、それよりもましな日が続くはず。寒波が来ていなければ、真冬でもそれほど寒くはない。つまり寒さは寒波次第。その寒波の気温次第。これが冬の正体だろう。
 夏から冬までが早い。この前まで暑い暑いと言っていたのだから。
 そしてもう年末の声が聞こえてくる。クリスマスの飾り付けが出ており、これはもう年末がそこまで来ていることが分かる。クリスマス規模の何かがその間がないので、あればもう一枚入るはずだが、カボチャの次はクリスマスとなっている。これはまた別の暦だろう。正月飾りはクリスマスを飛ばすわけにはいかないので、クリスマス明けから始めるのだろう。
 年末までは冬としてはまだ暖かい方で、正月明けあたりから本当に寒くなる。そして真冬となるのだが、その頃、年末の頃を思い出すと、寒さはまだましだったはず。そして寒いのが意外と11月で、最初に来る寒波のようなもので、これで驚かされる。12月に入ると、寒さ慣れ、寒さも安定しているので、こなしやすくなる。初っぱなが寒い。
 
 この前、見付けた韓国時代劇ドラマ「秘密の扉」だが、途中で、辞めてしまった。トンイの息子時代で、その孫がイ・サン。そのお父さんが主人公なので、トンイの孫の話だが、ひと世代計算違いをしていた。
 それで、主人公の運命が分かった。イ・サンはまだ10才ほどだが、このお父さんであり、このドラマの主人公でもあるのだが、王にはなれず、箱のようなもの、米びつだろうか、それに閉じ込められているシーンを思い出した。イ・サンがまだ子供の頃。
 つまり、この主人公は残念な結果になり、その意志はイ・サンに引き継がれることになるのだが、これは見たくない。ここは歴史ドラマなので、生死に関しては動かせない。
 それで、別のを探していると「花たちの戦い」だったと思うが、それを見ている。これは、その前に見ていた「華政」と重なる時代。清との戦いに負けた後の話で、時代はもう少し古くなる。これもまた派閥争いに絡む女性達の戦いのようだ。華政の主人公は奥に引っ込んで出てこないかもしれない。
 この時代を生きた人達の末路は華政で分かっているが、誰が主人公なのかは一話目ではまだ分からない。展開としては「女人天下」に近いかもしれない。だから王やその後継者や派閥などとのバトル。これはいつものパターンだが、そのやり取りが楽しめるはず。
 
 
 
■■ 2017年11月23日(木) 午前8時31分
 
 夜は雨だったが、朝は晴れていた。雨が降っているときは暖かいようで10度台の夜。その前日は2度台だったので、ものすごい差だ。2度に比べ10度は暖かいのだが、冷やっとしている。10度そのものが寒いためだろう。20度を切ると、少し肌寒く感じる。だから10度では本当に寒いと感じるので、今朝は10度あるが、それほど暖かいということではない。
 昨日の夕方、雨に濡れた。そのあたりから降り出したのだが、遅い目に喫茶店に入ったので、戻り道の食堂で早い目の夕食を食べた。食堂といっても牛丼屋だ2度台ではないが、200円台の牛丼。この店では牛めしといっている。牛が食べるめしではない。それなら餌だが、そのカウンター席に座ると、牛小屋の牛のように感じてしまう。ここは松屋。一番お気に入りの牛丼屋。安いし、味噌汁が付く。ここは自販機なので、久しぶりに行くとメニューの階層が分からなかったりする。自販機のトップ画面にずらりと品物のボタンが並ぶのではなく、操作ボタンで画面を切り替えながら選択する。
 それ以前に、そこで食べるのかお持ち帰りなのかを先ず選択しないといけない。
 牛丼などを持ち帰るとき、客が「お持ち帰りで」と言っている。丁寧な客と言うより、店側視点だろう。忘れた傘を持ち帰るとき、お持ち帰りしますとは言わない。相手側の言葉だろう。しかし「お持ち帰り」で一つのメニューなのだ。符号だ。「お持ち帰り」という名のサービス名なのだ。名詞なのだ。
 夕方前なので客は少ないが、店員は一人。オバサンだ。人手不足だろうか。それで店の雰囲気が小さな洋食屋になった。
 それで、また雨に濡れながら帰ったのだが、戻ってしばらくして、うたた寝をしたようだ。休憩のつもりで横になったのだが、寝てしまった。牛丼が効いたのだろうか。胸焼けとまではいかないが、雨に打たれたこともあり、眠くなったようだ。雨は眠くなる。
 最近は寒いので、夕食後の徒歩散歩はしていない。用事で外に出るのはいいが、歩くためだけに外に出るというのは、今一つ。また一寸外の空気を吸いに、ということでは良いが、寒いので、身体を冷やしに行くようなものだ。頭を冷やしに行くのならいいが、首から下も冷える。
 しかし、用事で外に出るときは自転車ばかり。だからあまり歩いていない。夕食後の徒歩散歩は20分ほど。雨とか寒いとかで、出たがらない。
 今日は登校風景がないので、土日かと思ったが、まだ早い。では一時間ほど遅く起きてきたのかと不思議に思っていると、その先の家に日の丸。何かの日だ。こういうとき、祭日か祝日が解なのだが、その解は、この家が教えてくれる。いい目印だ。日の丸が出ていたので、解決。
 朝の伊丹モスでは客の咳などが目立つ。風邪を引いている人が多いようだ。しかし、寝込むほどではないので、仕事に行くところなのだろう。その前に喫茶店で休憩するようだ。コーヒーだけの人もいるので、ここで朝を食べてから、ということではないようだ。
 
ニコンA900の続き2
 詳しいマニュアルはネットにあるらしいが、見ていない。元箱に入っていた簡単な説明で十分だが、パソコンに繋いで充電できることは書かれていなかったようだ。このカメラの前機を持っているので、それとあまり変わっていないので、詳細は必要ではないのかもしれない。ものすごい機能が隠されているわけではない。
 好感が持てるのはカスタマイズ性が低いこと。だから設定方法で迷う必要はない。細やかな設定がないため、画像の大きさや補助光の有無や、操作音やシャッター音をどうするか程度。それと、写したあとの確認をするかしないか。流石にそういう設定はできる。
 AFが自動的に追従モードに入ったり、一度掴んだ被写体を離さないで追いかけるという機能はこのカメラにはない。だから誤操作がない。動いていると動体と思い、追従モードになり、ピントを常に合わせ続けると言うこともしない。あれば便利なようだが、木の葉の揺れを動体と勘違いし、そこにピントを合わせようとすることもある。まあ運動会で子供を撮すのなら、その機能は便利だ。うちの子だけにピントを合わせると、その子以外にはピントは来ない。そして追い続ける。
 便利な機能としては望遠で写していると、ボタン一つで引いてくれることだ。それで全体が分かる。その全体の中に、今ズームしている狭い範囲が枠で囲まれる。望遠だと被写体を見失うので、そのフォローだ。これはキヤノンが先で、その真似だが、そのボタンの位置はニコンの方が使いやすい。このボタンは押している間だけ有効。一時的に広角になる。
 液晶はタッチパネルではないので三インチそのままが使える。明るさはそこそこあり、日中でも何とかなるレベル。決してもの凄く見やすくはないが、反射防止がされているようで、これが効いているが、ものすごいものではない。ここは背面液晶だけの撮影の欠点なので、どの程度ましか程度の差だろう。ただ、液晶を回転させて角度を変えると、見やすくなることもある。液晶の明るさは六段ある。これは明るくしても、似たようなものになるが、初期値は3だったが4にした。屋外での撮影の方が多いためだ。
 電源を入れてから望遠端までの寄りはもの凄く早い。これだけでも十分価値がある。当然ピントも早い。遅いのは凄く暗い場所なので普通の室内とかなら問題はない。
 
 写りは前機と同じようなもので、ふんわりとしているので絵が柔らかい。写真アルバムソフトなどで、自動補正を掛けると、シャープに見えるが、写真としての滑らかさが消えたりする。こういう機能は失敗したときの救済用だろう。そして補正を掛けると、どの写真も似たようなタッチになり、そのカメラで写したという感じがしなくなる。画質の一寸した甘さは欠点ではなく、味。滲んだように写っている場合でも、そういう滲ませ方を作る方が難しかったりする。
 明暗比があるとき、明るい側に合ったとき、暗いところが真っ黒になる。これがいい。階調拡大機能などはない。当然二枚写して合成して白飛びを押さえ黒つぶれを押さえるという機能はない。ただ、写したあとから少し修正できるようだが、あまり潔くはない。黒が締まっている方が、いい感じになる。
 画質はフワッとしているが、階調が豊かなわけではないし、解像力が高いわけではない。そのソフトな写りは結構憩えたりする。
 画質の高すぎるカメラよりも使いやすいのが、このタイプの特徴で、画質に頼れないので、どう写すかにかかってくる。
 望遠で、ピンポイントを抜くのは結構楽しい。
 
 
 
■■ 2017年11月22日(水) 午前8時53分
 
 今朝も寒く2度台になっていた。電気毛布を付けていたが、寒いためか目が覚めた。そのまままた寝てしまったが、弱では寒かったようだ。真冬は強にしているが、まだ早い。温度調整は手の届くところでできるので、レバーを動かせばいい。見ながらだと目を開けないといけないので、適当にずらす。弱だとスイッチが入っていないような感じになるが、ほんのりと暖かいのだろう。この状態が眠りやすいとなっていた。
 そして、強にするのは最初だけで、起動時だけと、解説にある。これは何か事故でもあったのだろう。
 しかし夜中中2度台では流石に寒いが、それなりに慣れてきたようで、朝の喫茶店までの道も、それほど寒くはない。気合いを入れて寒さに耐えているわけではない。ただの慣れ。
 この寒波はそのうち去るので、そのあと春が来るわけではないが、ましになるだろう。といってもまだ冬の初め、徐々に底が低くなっていくはずで、昼間の最高気温が厳しくなる。冬なので、仕方がない。
 マフラーをしている人が多い。マスクの人は一時ほど多くはない。服の襟の暖かいタイプも良いが、襟を立てていても、襟に温かいものが仕込まれていても、亀のように首をすくめてしまう。その方が首あたりに襟の暖かい箇所がかかりやすいためだ。これで肩が凝る。肩を立てると襟が上がる。この姿勢もよくない。だからマフラーの方が好ましい。寒いと思えば指で引っ張り上げれば良いのだ。そして、マフラーはコートやジャンパーなどの内側に入れるのではなく、その上に被せている人が多い。ぐるぐる巻きが多く、カタツムリのように丸くとぐろを巻くように。
 首輪タイプもあるが、暑くなったとき、緩めることができない。ボタン式のものもあるが、そういうのは喉に当たったりしそうだがボタン式は丸い輪だが頭から被らなくてもいい。
 昔から首輪のようなマフラーがあり、腹巻きにもなる。少し緩いが。
 今朝はマフラーはしていないが、中にフード付きの綿の部屋着のようなものを着込んでいる。このフードがマフラー代わりになる。
 
 その後も都はるみの動画を中国サイトなどで探して見ているのだが、「好きになった人」の動画が結構多い。デビューして三年目の曲だが、コンサートの動画では最後はこの歌を歌うことが多いようだ。一時引退したときの紅白では大トリで「夫婦坂」を歌ったのだが、紅白史上初めてのアンコールかリクエストかは忘れたが、二曲歌うことになる。そのときの曲が「好きになった人」
 そしてニューバージョンの「好きになった人」となり、アクションが加わる。じっとしていないで、舞台をウロウロしながら、歌う。
 イントロダクションが始まるとしゃがみ、肩を振りながら徐々に立ち上がり、そこで右足で横蹴り。蹴りを入れているのだ。客席からどよめきや笑い声のようなものが聞こえる動画もある。要するにじっとせず暴れ回っている。横蹴りなのは、真っ直ぐだと客を蹴るようになるので、それは避けたのだろう。
 昨日はNHKの歌謡コンサートだろうか。そこでそれを一発カマしていたのだが、フォロー的な解説が入る。この歌は好きになった人と別れないといけないのだが、その感情を体で表したアクションということらしい。
 これをテレビで見ていた作曲家で師匠の市川昭介は、この当時、五年前になくなっているが、生前、これを見て大笑いし、思う存分やりなさいと言ったらしい。という解説が入る。そして都はるみも、この歌ができたときのエピソードを語っている。デビュー後三年の時、初めて師匠にリクエストしたらしい。ザ・ピーナツの「恋のフイガー」だったと思うが、同じ言葉の繰り返しがある。そういうのを頼んだらしい。貰った歌を歌っているだけではなく、まだ十代なのに、積極的に関わっていたのだ。これは師匠の人柄も大きいだろう。テレビに出たときはいつも笑っているような人で。さよなら都はるみコンサートのとき、多くの歌手や関係者が舞台に登場して、お別れをするのだが、泣いている人は多いが、一人だけこの師匠は笑顔だった。
 昨日見た動画は、NHK歌謡コンサートの「さよなら」とか「別れ」などをテーマで組んだものらしいが、大物として美川憲一が出ているが、当然都はるみがトリ。哀しい歌が多いのだが、最後が「好きになった人」で大暴れするのだから、これは何だろうと思った。
 この曲、新曲として夜のヒットスタジオで歌っている動画ある。当時のものだ。だから都はるみも若すぎる。司会の前田武彦が海坊主と名付けたのだが、それを聞いて都はるみは機嫌を損ねたのか、驚いたのかは分からないが、曲名を聞かれても小さな声で、聞き取れない。これは反発したのではないかと邪推したりする。
 しかし、この蹴りを入れて歌う好きになった人は楽しい。いつ頃から蹴り出したのかは分からないが、紅白の晴れ舞台でも復帰後「千年の古都」や「古都逍遙」といった大人の落ち着いた歌ではなく、この好きになった人ニューバージョンを暴れながら歌っていた。最初それを見た人は、あきれかえるかもしれない。やり過ぎなのだ。しかし、このあっけカランとした明るさは楽しい。長年積み重ねた実績があり、もう大御所なのだ。そして歌の上手さには定評がある。声が多少でにくくなっても、ものすごい技術で、それをカバーし、ひと味違う歌い方に変えてきている。だから踊りながら歌う必要はない。歌だけで聞かせることができるのだから。
 しかし、若い頃はできなかったことを、好きになった人でやっているのか、または単なる客へのサービスなのかは分からない。
 さて、イントロ後の蹴りだが、誰に対して蹴っているのだろう。そしてさよならさようならと軽く振っていた腕を高く付きだし、まるでコブシを上げるようにも見える。これは別れた相手に対してのように見えるが、それだけではないだろう。
 蹴りを入れるところで、さっと画面が切り替わる動画もある。行儀が悪いので、そこを写していないのだ。しかし、どよめきが聞こえる。
 さよならコンサートで客席に降りてきて、テープまみれになりながら歌っていたのもこの好きになった人。当然その頃はおしとやかで、蹴りなど入れていない。その歌詞は都はるみとのお別れの歌でもあり、都はるみから見ても客とのお別れの歌でもある。好きな人に限らず、好きなもの、好きなことと置き換えればいい。
 花も夢も帰らずというフレーズの歌がある。しかし、年取ってからの、この「好きになった人」は若かった頃の都はるみがそこにいる。
 
 
 
■■ 2017年11月21日(火) 午前8時07分

 
 今朝も寒い。3度台。真冬だ。昼間も10度なかったりした。
 真冬の寒さなので、真冬の服装をしている人が多い。一番分厚いものを着ているのだろう。マフラーも目立つ。しかもバスタオルほどの面積の。これは片掛ではないかと思われるが、首に巻いている。当然女性だが。
 さらに毛布のようなのを肩にかけている人もいるはず。これは形がはっきりしないので、良いのだろう。着こなしが良いというのは洋服ではあまりない。なぜなら形がはっきりと固定しているため、誰が着ても同じようなもの。着こなしが難しいのが着物だろう。形はあるが、その形になるように着付けないといけない。作らないと。そして着物は着ると同じような形になる。デザインはほぼ同じ。違うのは生地。これは織り方だろう。糸もあるが。そしてガラ。これは色柄。一番大きな変化はこの色柄で、一番分かりやすい。つまり、絵なのだ。当然無地もあるし、縞模様もある。プリントゴッコで絵柄を付けるわけにはいかなった時代、染めや色の違う糸織りの技術が必要で、だから着物は高い。本物は。機織りはもの凄く昔からあったようだ。
 寒いので、今朝も真冬の服装で朝の喫茶店まで行くが、服装にも限界がある。あるところまでは何とかなるが、それ以上着込んでも効果がない寒さがある。真冬の寒さがそれで、暖かい服装をしていても限界がある。いくら着込んでも、冬は寒い。
 昨日は衣料品売り場を覗いてみたが、まだ真冬のゴツイのは吊されていなかった。あるにはあるが、数が少ない。
 表地が綿の少し分厚い目のジャンパーが高い値段で出ていた。中綿はないし、裏地の毛もない。これは秋物の売れ残りではないかと思ったが、以前は見かけなかった。これでは寒いのではないかと思えるが、首回りはかなりガードされている。これは何だろうと思いながら、見ていた。これで暖かいはずはないのだが、これで冬物だとすると、中に分厚い目のセーターを着込まなければ何ともならないだろう。しかし、大袈裟な上着ではなく、こういうのは意外性がある。まあ、小学校の頃は、このレベルのものを真冬着ていたので問題はないかもしれないが。
 中綿入りのコートを着ている人よりも、ペラッとしたコートを着ている人の方がかっこよく見える。あれで寒くはないのかと思うのだが、慣れるとそんなものだと思うのだろう。
 今年はまだ真冬の上着は買っていない。去年買ったダウンジャケットが汚れてきた。だから普段着として安心して着ていられる。しかし、ダウンジャケットは無機的。しかし、目立たなくていい。
 一寸個性的な上着とかになると、臭くなる。これは凝ったものを着ているのが丸わかりのため。
 今朝は理想的な時間に起きたので、朝の喫茶店は一番客となった。客はまだ誰もいない。開店してから数分。以前ならシャッターが開くと同時に客が入って来ていたので、早い目に来ても、既に誰かが座っていた。今朝はそういう人がいないためか、誰もいなかった。
 昨日は遅い目に起きたので、夕方前に入る喫茶店も遅い目になった。遅い目に起きてきたのに長い目の昼寝をしたので遅くなったのだろう。寒いときは蒲団滞在時間が長くなるのか、また昼寝も夏場よりも長くなるようだ。これは冬眠しようとしているのかもしれない。もしそうなら春まで寝ていることになる。
 それで喫茶店を出たときはもう暗い。時間的にはそれほど遅くはないが、帰り道に鍋焼きうどんを食べた。寒いので、こういうのを食べたかったのだろう。早い目の夕食となる。
 しかし、鍋焼きうどんのスターである海老の天ぷらが小さくなっていた。以前は鍋からはみ出るほど大きかった。それが小さい目の海老に変わっていたので、少しガッカリ。値段は同じだ。実質的な値上げに近い。海老の大きさで100円近い差が出るはず。この店の鍋焼きうどんは海老ではなく、底の方に沈んでいるカシワがメインかもしれない。そちらの方が存在感がある。カシワはあまり好きではない。
 寒いとカロリーを必要とするのか、食欲がある。食べると温かくなる。特に満腹になれば、ガソリン満タン状態で、安心するのだろうか。
 通り道の庭で放し飼いにされている犬が、陽の当たるところに座っていた。寒いのだろう。
 しかし、この寒波が去れば、平年並の気温になるらしいので、この寒さがずっと続くわけではなさそうだ。まだ11月なのだ。しかし下旬には入ったが。
 
 
 
■■ 2017年11月20日(月) 午前9時03分
 
 今朝は寒くそして曇っているのでたちが悪い。しかし昨日よりは少しだけ気温は高い。曇っているためだろうか。雨が来るのかもしれない。
 天気図では冬型になっているようだ。西高東低。それよりも、寒波が下りてきているようで、それで北の方は真冬並の寒さとか。暦に関係なく、寒波が来れば真冬並となる。この寒波は上空の冷たい空気だろう。その空気が低い。低いから真冬並。冬だから空気が低いのか、空気が低いから冬なのか。しかし冬は、冬は知らない。知らないと言っている冬は気温のこと。気温は冬だろうが夏だろうが、そんなキャラではなく、ただの温度だ。ではただの数値かというと、これもまた結果だろう。結果は終わったことになるので、まだ移り変わる現象のようなもの。だから自然現象と呼んでいる。
 どちらにしても冬は寒いので、当たり前のように受け取っている。これは人の力では何ともならない。
 今年も寒い冬がやってきたということだが、夏が陽なら冬は陰で、表側ではなく裏側、日向から日陰に入ったような気になるが、少し気温が低いだけ。
 真夏から見れば、その裏側の冬の寒さがよかったりする。寒いほどの涼しさを暑い日は望んだりする。
 今朝は寝過ごすだろうと思っていたら、やはりそうだった。しかし最初に目が覚めたとき、時計を見ると理想的な時間だったが、また寝てしまったが、すぐに起きた。しかし一時間ほど経過していた。だが最初に目が覚めたときの時間と変わらないかもしれない。時計を見間違えた可能性がある。二度寝時間はよく分からない。数分だと思っていても一時間ほど寝ていたりする。その逆もあり、一時間ほどは寝過ごしたと思っていても、数分だったりする。
 どちらにしても最初に目が覚めたとき、起きる気がなかったのだろう。寒いのでもっと寝ていたい。これが夏ならさっさと起きるだろう。そして早く起きた方がまだ朝は凌ぎやすいので。
 今朝の道行く人達は真冬の服装。寒いので、下にセーター類を着込まないといけないほど。その状態が数ヶ月続くことになり、これが結構長い。冬は12月から。しかし11月からもう真冬並の寒さとなっているのだから、入り口も出口も秋や春に食い込んでいる。
 晩秋の紅葉狩り、真冬の服装では絵にならない。
 そういえば花見も真冬の服装だった。冬は長い。
 
 ニコン旅カメラA900の続き。
 写りに文句はないので、次は操作感だ。撮影モードダイヤルがあり、これが軍艦部に目立つようにある。フルオートモードは奥に隠されており、シーンモードの中にシーン自動認識モードがあり、シーンモードの中の一つなので、階層としては一発では入れないが、一番最初にあるので、ダイヤルを回せばそのモードになるが、あまり前面に出てきていない。それほど凄い機能ではないようだ。一般的なカメラなら、このシーン自動認識に合わせば、もう他のモードは必要ではないので、一生回す必要はないだろう。
 このカメラの初期位置はオート。これは昔からあるモードで、その横がプログラムモード。どう違うのかというと、オートモードの方が設定が簡単と言うことだろう。このオートモードが進化し、自動認識などが加わったので、今では尾てい骨のようなもの。オートモードはプログラムモードから進化したもので、よりイージーに使える。妙なボタンを押しても反応しなかったりする。また設定できるものも限られていたりする。
 次がお馴染みのプログラムモード。これは絞り優先やシャッター優先モードの次に来たモードで、どちらも合わせる必要がない。絞り優先なら絞りの調整が必要。シャッター優先もそうだ。しかし、プログラムモードになると、シャッターを押すだけでいい。
 オートモードとプログラムモードとの違いが出るのはマクロ操作。どちらも最初はマクロにはなっていないので、マクロボタンを押さないといけない。最近のカメラはマクロモードでも無限までピントが来るので、最初からマクロモードにした方が良いのだが。
 オートモードでマクロモードにしても、電源を切ると戻ってしまう。マクロではなくなるが、プログラムモードでは記憶している。だから毎回マクロボタンを押す必要がない。
 また、オートモードではAFを選べない。AF枠だ。自動選択のピントにするか、顔認識にするか、中央部一点にするか、マニュアルにするかなど。プログラムモードなら選べる。この二つのダイヤルは隣り合わせにあるので、ピンポイントのピントを使いたいときはプログラムモードにすればいい。
 露出補正はどのモードでもできるようだ。だからシーン自動認識モードもできる。
 シーン自動認識は、至近距離だとマクロだと思い、マクロモードになる。切り替えなくてもいい。ただ、シーン認識の数が少ない。マクロや風景とか、ポートレートとか、その程度で、ポートレートは可能な限り絞りを開けるとか、風景なら絞る程度の違いだろうか。ただ、このクラスのレンズは絞りは二段階だったりするので、何ともならない。
 エフェクトモードがあり、これは撮影ダイヤルとしてあるので、優遇されている。色目の違う写真を四枚ほど写す機能だ。これはあとからでもできるだろう。
 当然シャッター優先や絞り優先などもあるが、絞りの幅が小さいので、あまり効果がない。
 一番簡単で、それなりに写せるのがシーン自動認識なのだが「ストロボ上げてください」と、起動のたびに表示が出るので、うるさい。だからオートモードかプログラムモードが良いだろう。
 ただ、プログラムモードは結構スローシャッターが切れるので、手持ちでは無理なことがある。まあ、滅多にそんな場所はないのだが。
 プログラムモードの中央部一点AFにするとAF枠が出るので、狙いやすい。ただ、AF枠の大きさは変えられない。このあたりが高機能機ではなく、標準機の差だろう。ライバルはパナソニック、キャノンは極小までいける。まあ、小さいと、外しやすいことがあるので、とっさの場合の撮影では難しかったりする。ピンポイント過ぎると、AFが苦手とするフラットな物に当たっていた場合、合わない。
 結果的に、ピントの打率が高いのはピント位置自動の一番イージーなモード。中央部一点では合いにくくても、その周辺で合わせてくれる。これはピントの幅が大きい小さな受光素子のカメラなので、多少距離の違うものに合ってしまっていても、深度内に入っていたりする。レンズも暗いので、最初から絞っているようなものなので、それでよりピントが深くなる。
 それでこのカメラではシーン自動認識モードが一番いいかもしれない。これにすると、ピントも自動認識になるが、他のカメラと違いニコンは穏やか。中央部一点に切り替えなくても済むことが多いようだ。
 
 スマホなどの転送などが簡単にできる機能があるが、それは使わないので、無駄な機能だが、その部品が増えたためか、軍艦部が少し盛り上がり、段差がある。そのため、軍艦部はフラットではないが、デザイン的には空母のようなものよりも、少しだけ軍艦らしく見える。シャッターボタンは金属製。当然カメラ正面もメタル。ブラックボディーではなく、シルバーを買ったので、カメラっぽくなったが、クラシックデザインではない。ニコンの安い目の一眼レフよりも高級そうに見える。白銀のカメラということで、それなりにカメラらしい。決してシンプルなデザインではないが。
 まあ、そういうデザインは、写しているときや持ち歩いているときには関係ないので、取り回しの良さの方が大事。
 そして、このカメラの最大の良さは超望遠があることではなく、動きが速いこと。待たせない。電源を入れると同時にさっとズームも動くし、シャッターも切れる。薄暗いとき、AFが少し遅い程度。これは余程暗い場所の場合。
 バッテリーは小さいが300枚近くまでいける。実際にはその半分として、本気で撮影に出たとしても、100枚も写すようなことはない。フィルム時代でもそんなに写さない。それは風景が多いので、百枚も写すほどの風景などないためだ。
 そしてUSB接続で取り込みと充電を同時にやるので、バッテリー切れはない。そろそろ充電しないと、というのがこのタイプにはないので、日常使いでは理想的。さらにニコンのこの方式が一番楽。カメラ側の操作を一切しなくても、取り込みと充電を自動的にやってくれる。
 日常でも、一寸した散歩でも、ポケットに入り、850ミリあるので、鳥などもそこそこの大きさで抜ける。近付かなくても猫の顔のアップも写せるし、当然草花も。ただ中望遠の接写はやや苦手とするが、以前よりも寄れるようにはなっていた。
 冬場、撮影枚数が減るので、持ち出しやすいカメラで、簡単にさっさと写す方が好ましい。こういうコンパクト系は写真になりにくいものでも、気楽に写せるので、それが一番いいのかもしれない。絵になりにくい日常風景に迫るには、このタイプのカメラがふさわしい。
 
 

■■ 2017年11月19日(日) 午前8時23分
 
 今朝は晴れているが寒い。また5度台になっている。雨の日は高い目だが、晴れると平年並に戻る。11月も中頃、この頃が意外と寒いのは、冬にまだ慣れていないためだろう。それと冬支度を怠っていたりする。何処かまだ夏仕様のものが残っていたりする。
 晴れており、陽射しがあるが、寒い。これは何ともならない。朝はそんな感じだが、昼間はもう少し気温が上がるはず。雨の日は朝夕の気温はほぼ同じで逆に安定している。悪いなりに安定。悪いときの方が安定している。良いときは安定しないのかもしれない。最上位と最下位では最下位の方が不動の安定を維持できそうだ。それ以上落ちないため。
 カレーが続き、カレー地獄になっていたが、今回はおでん地獄。しかしカレーほどには続かなかった。具はおでんセットのもので、ほぼ練り物。そこにジャガイモとニンジンを入れる。この二つはカレーの食材の残り。それと小松菜が安かったので、それも入れる。ベースはそれで、そこにおでんセットのメインを入れる。コンニャクもあり、これだけは別の袋に入っていた。コンニャクは水がないと持たないためだろう。だから水入りの小袋に入っていた。三角だが薄く小さい。それでもまだ大きいので、煮るときは半分に切った。おでんは具が大きいと飽きる。
 ジャガイモとニンジンが煮えたところに、おでんの具を入れる。同時に濃縮出汁も。
 それでまた煮るが、練り物が膨らむはずなのだが、それがない。倍に膨れるタイプもあるが、高いタイプのおでんセットにしたので、練り物も上等なためか、または保存系のものが少ないのか、それはよく分からない。
 これはカレーよりも充実した。カレーは一度作ると、しばらくはもう食べたくないが、おでんセットはまた作ってもいい。それはいつもの煮物、鍋物に近いためだ。その延長線上におでんがある。これは筑前炊きに近いかもしれない。筑前炊きはカシワが入る。それで焼き豚の残りを入れてみた。
 大阪方面ではおでんのことを関東炊きと呼んでいた。では関西炊きがあるのだろうか。しかし畿内の人は関西とは言わない。外から見たとき、関西だ。
 大まかな分け方は時代によって違うようだ。この関は関所のようなもので、箱根や逢坂が区切りになったりする。逢坂は大阪ではない。今の滋賀県にある。
 一度煮物を作っていると、何食分か持つ。これも作りすぎると、同じものが続くので飽きてくる。そして煮物は夏場は食べたくない。鍋物と同じで、寒いときでないと、食べる気がしないのだろう。冷や奴が湯豆腐に変わるようなものだ。カレーは年中いけるが、シチューになると、これは冬だろう。
 練り物だけならコンビニのおでんは高く感じる。レジが混んでいるとき、思案しながらおでんを買うのは気が引けるし。しかし、コンビニおでんを買ったのはもの凄く昔。珍しかったためもある。そのコンビニにもおでんセットが売られていたりする。そちらの方が安い。
 コンビニおでんなら、おでんセットに入っていないようなすじ肉とかロールキャベツなどが良いだろう。
 スーパーにもおでんセットがあるが、これは惣菜コーナー。おかず売り場。スーパーで作ったおでんで、一人分の小さなパック。意外と高かったりするが、肉が結構入っている。
 煮物以外に、鍋物の季節だ。まあ、鍋は楽でいい。スーパーなどへ行くと鍋の出汁が多数出ていいるが、出汁だけなのに結構高い。醤油だけで茶色くなった出汁より、白い出汁が良いのだろう。醤油コーナーにもそういう出汁が並んでいるが、これは癖がある。
 具は同じで出汁だけ変える。同じ味ばかりでは飽きるためだろう。しかし具は同じだ。
 
 デジカメ方面は結局ニコンの旅カメラA900を買ってしまった。それを買うつもりで行き、キヤノンの安い一眼レフへ走ろうとしたのだが、そちらへ向かわなかったことは、さいわいかもしれない。五万円以上するカメラはやはり手が出しにくい。キヤノンのX7は49000円の底値時代なら買えたかもしれないが、タイミングを逸した。
 それで予定通りニコンのA900を手にしたのだが、このときキヤノンの旅カメラも、もう一度確認した。こちらの方が小さいのだが、重かった。それを弄っているとき、店員が来て、何かあれば言ってくださいと言ってきたので、ここで断れば、さっと去ってくれるのが上新で、積極的に買わそうとしない。これは土日にいるようだ。
 それで、先ほど触っていたニコンを示すと、端末で在庫を確認し、さらに細かいチェック、これは五年保証やSDカードがあるかないかとかを聞かれた。そしてレジが通しやすいように上新カードの提示。このとき、新しいカードならクレジット機能がありりで、また自動的に五年間保証になるとか。切り替えますかと聞いてきたので、切り替えないと答える。書類のようなものに何か書くのが面倒だし、リアル店に来ているのは現金で買うためだ。
 それらを端末でチェックし、伝票のようなものを切ってくれた。これを持ってレジへ行ってくれと。だからレジでカードを見せる必要はなかった。
 土曜なので客が多く、三つか四つあるレジは客が立っている。だからそれが終わればすぐだ。そして、一人レジから立ち去ったので、行こうとすると腰の曲がった老婆が横から現れ、レジへ。店員が順番ですから、と言い出したので、老婆に譲る。電池を買ったらしい。
 それですぐに終わったのだが、まだ残っている。老婆は丁寧に礼を言うが、立ち去らない。
 そして先ほどの伝票を店員に示すと、奥から元箱を持ってきたのだが、老婆はまだいる。
 何かと思うと、目覚まし時計を手にしている。そして入れてくれ、となった。これは流石に店員に言っている。その電池入れを待っているとき、もう一つのレジが空いたので、そちらで支払いを済ませる。
 早速持ち帰り、パソコンに差しっぱなしのUSBをカメラに突き刺す。このカメラ、USB充電ができるので、付属の充電器は実際にはいらない。
 またニコンは進んでいて、差すだけで電源が入り、カードが入っている場合は、自動的に取り込みプログラムが動く。最初だけ、どのプログラムで開けますかと聞いてくるので、Windows付属のアルバムソフトを指定する。
 取り込みが終わってもそのまま放置すれば、充電になる。カメラ側で何かする必要はない。
 新品デジカメのバッテリーは少しだけ残っているので、簡単な撮影ならできる。
 それで、いつもの薄暗い部屋を試写。結果的には問題なし。以前使っていたこのカメラの一世代前よりもいい。
 ただ、暗いところに強いカメラではなく、オートでは感度アップは控え目で800までしか上がっていなかった。これではレンズも暗いので、4分の1秒ほどになる。それでもまだアンダー。一段暗い。これは補正で何とかなる。フルオートだとあるシャッタースピード以下にはならないようで、暗い目に出る。感度を上げたくないのだろう。だから夜の薄暗がりを写しても昼間のようにはならないタイプ。これは暗いところは暗く写るということで、悪くはない。
 35ミリフィルムカメラ換算で24ミリから850ミリのズーム。
 マクロは広角端で1センチ。望遠端で2メートル。中間はあまり寄れないが、そこそこ寄れる。中間域でのマクロはあまり期待できない。
 全て含めた重さは299グラムと、ギリギリ200グラム台。これは確信犯だろう。300グラム台にはしたくなかったはず。しかし1グラムの差なら300グラムだ。手にしたとき軽く感じるのはボディーが横長のためだろうか。高さや厚みは大したことはないが、横にやや長い。これで持ったとき、軽く感じるのだろう。
 液晶は奢っており、このクラスではトップかもしれない。液晶回転式だが、ぐっと引っ張ると、もの凄く手前に飛び出す。これはハイアングル用。普段使うことはないが、手を上に上げて高いところから撮影できる。地面なら普通に写せるので、ハイアングルの必要はないが、高い目のテーブルにあるものを真上から写すときは、このハイアングルが効く。実際にはそれがなかっても、カメラの底を上にすれば同じことができる。ただシャッターボタン位置などが裏向けになるので、押しにくいが。
 撮影される画像と液晶での見え方が他のカメラに比べ、撮影前はやや暗いようだ。しかしよく見ると現実の明るさに近い。薄暗いところでは明るく見える方が見やすいが、どちらが良いのかは分からない。
 電源ボタンは小さいが軽く触れるとオンになる。力がいらない。ただ電源ボタンの周囲に邪魔なものがあるので、指の腹で押しにくいことがある。親指の横腹なら問題はない。カメラを仕舞うとき、左手で持つことが多い。左のポケットに入れているためだ。そのとき、左手だけで電源ボタンを何とか押せる。少し指を立てないといけないが、電源ボタンがやや中央寄りにあるためだろう。
 今のカメラなので、起動も速い。電源ボタンを押した瞬間さっとズームができる。これがなかなかできない機種がある。液晶はつくが、まだ操作ができなかったりするし、ズームはできるが、引っかかったりする。何せ背面液晶しかないカメラなので、すぐに撮影体制になるため、アイレベルファインダーのように顔までカメラを上げる待ち時間がないので、電源ボタンを押した瞬間ズームをやってしまう。これは最初から望遠だと分かっているシーンのときだが。
 このスピードの速さ、ズームの速さは前機譲りで、ターゲットまで一気に寄れるので、ポケットなり鞄から取り出してシャッターを押す時間はかなり短い。これが先ずこのカメラの特徴だろう。そんなに急いで写す必要はないのだが、猫や鳥は逃げてしまうし、人も遠くへ行ってしまう。
 850ミリの望遠というのは、遠くの人の顔が分からないほど遠い。また遠いので、人影程度で。昔買ったニコンのネオ一眼が800ミリで、ものすごい超望遠レンズだと思っていたが、それがこんな小さなポケットに入る旅カメラに含まれるのだから、嘘のようなものだ。
 望遠端は流石に850ミリなので、手ぶれ補正があってもゆらゆらするが、これは仕方がない。ちなみに手ぶれ補正レベルというのがあり、三段とか四段などときされているが、300ミリあたりの中間での話で、端っこの効果ではない。
 またモニターでは止まっていても、実際にはぶれていたり、モニターではゆらゆらしていても、実際には止まっていたりするので、あまり当てにはならない。そのあたり、他の旅カメラとそれほど違わないので、差は出ないかもしれない。ただ、薄暗い場所でのピント合わせは苦手のようで、AFも行ったり来たりで、合いにくい。ここは他の旅カメラよりも弱い。まあ、そういうシーンは実際の撮影ではなかったりする。普通の日常範囲の暗さでなら問題は全くない。
 
 画質は前機と似たような癖を引き継いでいるのか、潔くベタになる。つまりあっさりと暗いところは黒になる。粘りがないのが潔く、綺麗な黒ベタの画質が得られるが、黒なので、情報はないということで、これは画質以前の問題だが、黒で締まる。要するに小さな受光素子で、しかももの凄く大きな画素数なので、豊かな階調の逆側を行く感じで、これは好感が持てる。そのためメリハリのある絵になる。
 色目は派手さはなく、結構忠実なのが妙だ。本来なら再現性が悪いはずなのに、リアルの色に近いためか、派手目に弄っていないのかもしれない。綺麗に見せようと、色目を鮮やかにするのとはまた別で、結構リアル。
 どちらかというとアート的ではないが、実際の被写体の色目がアート的でなければ写したものもアート的な色目にならなくて普通だろう。このあたりはリアル。
 上新では、同じ旅カメラのライバル機とは別のところの置かれていて、そのジャンル分けは標準機。ソニーやパナソニック、キヤノンの旅カメラは高機能機の棚にある。スペック的にもそんなものかもしれない。感度も低い目だし、カスタマイズする項目も少ない。その下のランクが入門機。
 高機能とされないのは、多機能製の有無だろうか。特にオートでの合成とかだ。このカメラは合成がない。独立したモードでそれがあるのかもしれないが、フルオートモードのお任せモードで、自動的にそのモードに入るはずなのだが、普通のプログラムモードとそれほど変わらない。だからオーソドックスなカメラだ。
 AFは自動的にターゲットを探すタイプだが、あまり探さず、あっさりと中央一点になってしまう。そのため、合っている箱のような枠が無数に出ないので、分かりやすい。それだけにカメラの癖がよく分かり、余計なものにピントが来てしまうことが少ない。広角時は自動的に被写体を選択しているようなのだが、自動選択が緩い。
 スナップで、道行く人を写すとき、フルオートだと人物ではなく電柱にあったりする。勝手に電柱に合わせてしまうことがある。カメラとしては合いやすいものに合わそうとするのかもしれない。とっさのとき、中央一点の方が狙いやすい。広角では何処にピントが来ていてもそれほど違わないが、望遠だとピントを外すとぼける。
 しかし前機に比べ、薄暗いところでもよく写るようになった。そして絵に少しだけ品がある。これは画素数を増やしすぎたことの悪い面ではなく、よい面で出ている。精細感がないのではなく、ふんわりとした柔らかい描写になっている。いつものどぎついニコンの写りではなく、そこは変えてきたのだろうか。主な撮影は子供とか人物のためかもしれない。ただ黒が締まるので、それでシャープには見えるが、タッチはやんわりとしている。これはよく解像していないことの逆目で、かえってその方が良い。皺まで解像されてしまうより良いだろう。
 ニコンのコンパクト系は、このクラスでは旅カメラが最高級品となる。つまり受光素子の小さいタイプだけを指すが。そして何種類かその下の機種も出していた時期があるが、そちらは今一つ動作が遅かったり、写りがあれだったりした。だから、受光素子の小さなコンパクトカメラを買うのなら、一番上位でないと、結構手抜きというか、差が出る。ズームの遅さや、一枚写してからの二枚目の遅さとかで。当然液晶も斜めから見ると、もう見えなかったり、昼間の屋外だと暗くなったり、反射してよく見えなかったりとかだ。
 このカメラ動作がキビキビとし、町中でさっと撮し、さっと立ち去れる。もの凄く単純な話だが、古本的なことが素早い。そしてフルオートでのAFでも余計なことをしない。
 まあ、カメラが余計なことをする副作用の少ない簡単なカメラで、オーソドックなカメラ。基本がいい。
 

■■ 2017年11月18日(土) 午前8時30分
 
 今朝は雨。晴れはそれほど持たなかったが、雨なので、気温は高い目。2度台だったのが10度台になっている。昨日と比べると凄い差だ。これでは冬物が売れないだろう。
 雨は小雨だが、傘は必要。野菜の値段は下がっていない。肉よりも高い。
 この雨がやめば、また寒くなり、昨日の2度台の続きになるだろう。寝ている間10度あったので、電気毛布は必要なかったのだが、一度温泉に入ると、これはやめられない。それに10度ほどなので、電気毛布を付けて寝てもよい温度だ。
 朝の喫茶店までの道で通学風景がないので、不思議に思っていたが、土曜になっていた。いつの頃から学校は土曜も休むようになったのかは記憶にない。現役時代はなかったが、それはもう何十年も前の話なので、それを言い出すと、もっと昔なら小学校さえなかったことになる。それよりも、土曜というものがなかっただろう。日曜日も。
 多くの人が農業だったとすれば、これはもう休みの日などあまり決まっていなかったのではないかと思える。土曜日は半ドン。これは役所の太鼓などの音だろうか。
 個人ペースでやる場合、定期的な休みは邪魔なことがある。職種にもよるが、毎日やり続けないと、調子が悪いこともある。休みで中断すると、次の日の立ち上がりが悪い。いやな仕事でも毎日だと習慣になり、諦めが付くが、休みが多いと、もっと休みたいと思う。勤勉さとは、勤勉にしていないと、まともに考えると、やめたくなるためだろうか。
 また勤勉な人はそれを仕事だと思わないで、個人的なことにしてしまう。その方がこなしやすく、長続きするし、いやさを誤魔化せる。または遊んでいても間が持たなかったり、それほど楽しめない人だろうか。
 
 先日はニコンの旅カメラを買うつもりで、キヤノンイオスX7を買おうとして、在庫切れで買えなったので、その続きを模索中。こんなことはしなくても良いのだが、その流れが興味深い。
 今、メインで使っているのは、パナソニックの旅カメラ。だからだぶってしまうのだが、ニコン旅カメラの値段が下がっており、これは気楽に買える状態なので、気が軽い。それで、またニコン旅カメラに戻ると、今度はキヤノン旅カメラが浮かび上がった。ニコンは800ミリ超えだがキヤノンは900ミリ超え。そのわりには小さく軽い。ニコンがいち早く液晶回転式にしてきたので、キヤノンも回転式にした。今のキヤノン旅カメラからだ。
 コンパクト系ではキヤノンの方が勢いが良い。ニコンはコンパクト系が淋しくなってきている。
 1インチタイプを含めたコンパクト系はキヤノンのラインナップが凄すぎる。
 しかし、このあたりはパナソニックが強い。ファインダーがあるためだ。そのため旅カメラとしてはこれが最高だろう。ソニーも引き出しし気のファインダーがあるが、その後継機はない。どちらにしてもポケットに入るので、今朝のように雨の降る日なども持ち出しやすい。
 図式的にはニコン旅カメラが欲しいと思いながらキヤノンの一番安い一眼レフを買いに行き、それがなかったので、キヤノンの旅カメラを買う、ということになる。しかし、旅カメラは既に持っている。ここで行き止まりになる。
 キヤノンX7からの展開だと、ニコンの一番安い一眼レフが視野に入る。また、ソニーやオリンパスのミラーレスも。その終点はソニーα6000だろう。しかし、このカメラ、標準ズーム付きだけなら軽くて良いのだが、望遠を付けると、一変し、大きく重くなる。それで、ハーフサイズのオリンパスの最高級機の型落ちと高倍率ズーム付きを付けた方が軽快だったりする。値段的にはα6000よりも高くなるが。収まりが良い。28から300までいける。どちらにしてもレンズ交換式タイプは面倒。
 このあたりはネオ一眼のほうがまとまりがあり、ズーム比は旅カメラよりも高い。しかしネオ一眼は一眼レフ並の重さがあるので、それほど気楽ではない。
 安いコンパクト系を何台も買うお金で、もう既に高級機が買えるのだが、写真にはあまり貢献しなかったりする。カメラだけがよかったりするものだ。
 
 

■■ 2017年11月17日(金) 午前8時34分
 
 今朝は寒い。昨夜からの最低気温は2度台。三度を切ってきた。これは寝る前以前の夕方あたりから下がりだし、寝る前、既に寒かったので、電気毛布のスイッチを入れて寝た。本来なら、途中で寒くなったときに付けるはずなのだが。おかげで寒くなく寝ることができたが、電気毛布は乾燥する。ただでさえ冬場は乾燥する。梅雨時の湿気が恋しかったりするが、加湿器は付けていない。暗い場所でもネオン行燈のように明かりが灯る加湿器があったのだが、部屋が湿気て何ともならないというような効果はなく、感じるのは視覚的なものだけ。実際には湿度が上がっているはずなのだが、感じられないほど。
 加湿器を付けると、カビが生えやすいといわれている。まあ昔はそんなものはなかった。木と土と草でできた家のためだろう。草は見えている。畳だ。壁の中にも入っている。
 昨日の夕方、スーパーへ行ったのだが、寒かったので、部屋で引っかけているものの上にダウンジャケットを羽織る。これで丁度ぐらい。要するに中に着込む季節となっている。中に分厚い目のものを着ると、一番上に羽織るタイプは結構薄いコート類でもよくなる。逆に細身の上着では下に着込むと腕が曲がらない。それで、いつも真冬のコートやジャンパー類はひとサイズ上のものを選んでいる。腰までのジャンパーが尻まで隠れたりする。値段は同じなので、こちらの方が得だ。袖も長いので、指先が出る程度。引っ張れば指も隠れる。自転車に乗っているとき、引っ張り出せば手袋はいらない。普通に歩いているときはポケットに手を入れればいい。それでも寒いときは手も冷たくなるが。これは冬なので、仕方がない。
 そろそろ真冬衣料のバーゲンが始まるかもしれない。今なら売れるはず。しかし、準備もあるので、今日やれば効果的だが、すぐにはできないのだろう。一応予定のようなものがあるはず。いつも行く衣料品売り場はバーゲンのとき、通路に台やハンガー掛けをおき、特設コーナーを作っている。店内にあるものを出してくるバーゲンなら、すぐにできるが、バーゲン用に用意したものなら準備がいる。安いのが出る日は、店内にはない商品を出すとき。
 
 昨日はキヤノンイオスX7を買う気満々で、まだ二台は残っているはずのエディオンへ行った。これはいつも通る道沿いにある。だから一番入りやすい。昔ミドリ電化があったところ。吸収されたのだろう。
 レジへ持っていくカードがあり、それが二枚残っているので、安心していたのだが、そのカードを持ち、レジへ向かう。店員は二人ほど近くにいたが、無視されたというより、自分のことで一杯一杯のようだ。言われた用事を果たすのが最優先で、客に邪魔されたくないのだろう。
 まさか、もしや、と言う勘がそのとき働いた。レジに行くと無人。奥の方にメンテナンス系、修理などのレジがあり、そちらに人がいるが、電話をしている。
 それで、少し待つと、気付いたのか、やってきた。もしか、と言う勘のおかげで、在庫の確認をした。店員は奥の倉庫へ行き、すぐに戻ってきた。ないらしい。しかしカードは二枚あった。そのカードに、在庫がないときは予約カードになるという表記で、在庫数だけカードがあるわけではなさそうなのだ。
 ありません。と言われ、頷くと、そのままさっと奥のレジへ引っ込んだ。本来なら取り寄せますか、となるのだが、省略。客の相手などしている時間がないのだろう。自分の仕事で一杯一杯。
 要するに平日なので、接客要員がいないのだ。その方が見学しやすいのだが。
 既に熟れてしまったのは、その値段だ。ネット最安値寄りも安い。だからすぐに飛んだものと思われる。つまりエディオンはX7の在庫があるということだ。別のエディオン店に。
 ネットでX7を調べると、安かった頃より一万円ほど高くなっている。49000円だった。これでも高いのだが、コンパクトカメラの新製品並み。
 つまり、今買えば6万円する。底値だった頃の値段だと中古になる。中古価格が以前の底値価格と同じ。タイミングを逸した。しかし底値だった頃はかなり前で、じわじわと値段が上がりだしていた。だから在庫を持っているエディオンは決して安くはないが、ネット最安値よりは安いという結果になっている。
 新品でまだ出て新しいニコンの一番安いタイプでも良いのではないかと思うが、結構高い。一番の特徴は軽いこと。世界最小最軽量のX7の重さに20グラムほど迫っているのがニコンの入門機。エディオンで前日持ち比べたが20グラムの違いは分からない。しかし、高い。この一眼レフ入門機はミラーレスに喰われてしまった。ファインダー付きのミラーレスが一般的になったので、そこで重なってしまう。当然ミラーレスの方が軽い。だから不動の地位で、ナンバーワンとなっているのは、ソニーの中級機α6000だろう。値段は下がっていない。X7と似ているのは、かなり昔のカメラなのに、今も一番よく売れていること。
 しかしイオスX7は落ちた。もう在庫というか、出荷がないためだろう。店にある在庫が出れば、それで終わるのだが、売上げが落ちている。一番よく売れていた機種で、何年も続いていた。これはα6000も同じだ。
 こういう一眼系やミラーレス系は今一つ買えないのは値段だけではなく、ダブルズームキットなので、使い回しが面倒。広角端も28ミリか27ミリ。ネオ一眼なら20ミリ。望遠ズームの350ミリか400ミリ少しまで。ネオ一眼なら1000ミリは遙かに超える。400ミリ程度では鳥は無理。遠くにいる猫も無理。だからポケットに入る旅カメラには勝てない。不便になる。それがあるので、今一つ押しがない。不満を持ったままのためだろう。
 まあ、それで光学ファインダーではないが、本命はソニーα6000だろう。昔のミノルタα7000のようなものだ。それよりも遙かに小さく、軽い。
 今回のエディオンでのX7,未遂に終わったが、危ないところだった。取り寄せする気がないというのも、ストップがかかったのだろう。未遂で終わって難なきを得た。
 
 

■■ 2017年11月16日(木) 午前9時14分
 
 今朝は晴れている。やっとしっかりと晴れた感じだ。気温は低い目だが、陽射しがあるので、お昼頃は暖かいだろう。晴れている日は朝夕が寒い。この気温差は油断できない。この油断とは、大した油断ではないが。
 ただ、小さな油断、大したことのない油断の方が、意外と大きな災いへと繋がっていたりする。その油断ではなく、それに関わってくるものがあるのだろう。身構えているときは油断しない。油断しないように構えているためだろう。大したことではないと身構えない。多少油断しても、大したことにはならないと思っているためだろう。だから、こちらの方が本当は怖いのかもしれないが、それなら一日中身構えていないといけないので、肩が凝るだろう。
 蟻の穴から土手が崩れるなどのたとえもある。こちら方が怖いのだが、小さすぎて最初は見えないので、手当のしようがない。これは余程の偶然だろう。蟻の穴から堤防が決壊したという例は聞いたことがない。それが多いのなら、蟻の穴対策を土手を作るときに考えるだろう。ドジョウ保護で、鉄骨を入れるように柳の木を植えたりするのだろう。
 ことわざはその正反対のものもあり、これで対だ。
 
 最近は寝るのが遅くなったので、起きるのが遅くなった。遅く起きると、一日が短くなるので、夜側へまたシフトする。早い目に起きても、寝るとき、まだ昨日よりも早いと思い、起きていたりするというより、まだ元気なので、寝る気がしないのだろう。
 体調が悪いときは晩ご飯を食べたあと、もうそのまま寝てしまいたいときがあるが、そこで寝ると早寝しすぎになり、朝になる前に目が覚めてしまう。だから頑張って起きていたりする。
 
 カレーが続き、カレー地獄だったが、やっと抜け出した。結局最後は少し残した。
 それで昨日は豆腐と白ネギと余っていた焼き豚を甘辛く煮た。これはすき焼き風だ。煮物に砂糖を入れることは先ずないのだが、すき焼き風のときは別だ。特に豆腐は味がないので、甘辛く煮るのがいい。
 すき焼きのときは不思議とご飯を多く食べる。甘いためだろうか。焼き豚は最初から切ってあるタイプで、それなりに細く切った状態で一つの固まりとして売っていた。もう切ってますよというような名の商品だった。見た目切ってあることが分からない。指で簡単に剥がれる。
 それなりに薄く切ってあるが、もの凄く薄いわけではない。ラーメンに入っている焼き豚程度。形が長方形なので、ベーコンに似ていたりする。焼き豚なので、焼いてあるので、そのままでも食べられるが。
 焼き豆腐を煮込みたかったのだが、コンビニはなかった。いつもは絹だが、昨日は木綿にする。焼き豆腐にしっかりと味がつくまで煮込みたいと思ったのだが、それが外れた。すき焼きの中に入っている焼き豆腐がいい。肉より美味しい。麩もそうだ。しかし肉ケがあるので、豆腐もおいしいのだろう。それと砂糖だ。
 
 ニコンの旅カメラA900が気になるところだが、旅カメラは何台か持っているので、写し方も同じで、一寸新味がない。最後に買ったパナソニックはファインダーが付くことで、機能性が高い。被写体により、ファインダー撮影でないと、厳しいシーンもある。
 それで思い出したのが、キヤノンイオスのX7。これは一眼レフだが、世界最小最軽量。これは何度も買おうとしていたがなかなか買えないで、未遂が多い。といっている間に近所の上新から姿を消した。もう何年も前の中古のようなカメラのためだろう。X7が出てから、もう何台も出ており、最新はX9だろうか。世界最小最軽量も、その間ニコンが追い上げており、最新機種ではもう重さは変わらないほど。しかし、超えることができない小ささがX7にはある。
 それで、近所の上新から姿を消したので、その近くにあるエディオンはどうかと見に行くと、まだある。二台ほど残っているようだ。
 一眼レフがずらりと並んでおり、右端にX7、左端にニコンの一番安くて軽くて小さいのが鎮座している。値段差は二万円ほど。その差でコンパクトデジカメが買えるほど。これは古いカメラと新しいカメラとの差だろう。
 この左右の端にある両機を行ったり来たりしながら比べる。手にした感じはX7の方が良い。これはグリップの差だろう。ニコンはグリップがしっかりと飛び出ているが、横幅がないので、窮屈。X7は、このタイプのデジタル一眼レフにしてはグリップの出っ張りが少ない。だからしっかりと握らなくてもいい。まあ、グリップはしっかりと握るためにあるのだが、指が窮屈。逃げられない。グリップは小さいので、レンズ側をしっかりと握る必要があり、これは本来の構え方だろう。カメラは右手ではなく、左手で持つ。右手は軽くシャッターに指がかかる程度でいい。支えているのは右手ではなく、左手。支えながらズームを回す。もうフォーカスリングは回す必要がなくなったので、ズームだけでいい。
 ニコンの標準ズームは沈胴式になっているが、それほど短くならない。ボタンを押しながらズームすることで、沈胴解除。これが面倒だ。イオスはレンズを短くしてきているが、X7時代はまだこのレンズは付かない。望遠ズームはニコンは400ミリ超えだが、X7は300ミリ超え程度。これは重さに関係してくる。
 ファインダーはニコンの方が少し大きく見えるが、逆に小さい目のキヤノンの方が全体の構図が一目で分かる。あまり違いはないが、ニコンの方がファインダーは綺麗かもしれない。いずれも硝子製のプリズムではなく、鏡を使っているので、ファインダー倍率はそれ以上上げられないのだろう。その分、軽い。プリズム式と覗き比べても、あまり変わりはない。電子ファインダーよりはすっきりとしている。ここは光学製のよさだろう。電源が入っていなくても、ファインダーは見えるし、ズームもできる。
 このニコンキヤノンの見比べで、キヤノンの勝ち。
 そろそろ在庫切れになり、中古でしか手に入らず、新品は意外と高くなる可能性が高い。
 一眼レフは重くて大きくて大袈裟なので、持ち出す機会は少ない。だからそれをできる限り押さえたのがこのX7。結局コンパクト性が最大の特徴。要するに使えそうな一眼レフで、一番ましなのは、X7ということだ。ただしミラーレスは覗く、こちらの方がもっと小さく軽いため。
 しかし欲しいのは光学式ファインダーで見た絵だ。写す前の目の心持ちが違ってくる。
 X7の小ささ軽さ、これはその後出たいオスでも果たせない。だからこれ以上小さく軽くできない。それはより多機能になり、部品が増えたためだろう。だから小さく軽いコンパクトな一眼となると、もうこれしかない。片手ですっと持ち上がり、指先だけでも持てる一眼レフ。要はコンパクトがキーになっている。これにパンケーキレンズを付ければ、冬場の上着ならポケットに入ってしまうだろう。
 
 
 
■■ 2017年11月15日(水) 午前9時20分
 
 今朝は晴れている。やっと雨がやんだ感じだが、陽射しがあったりなかったりする。気温は温かい目だが、朝方寒かったので、電気毛布のスイッチを入れる。長く使っていなかったので、温まるかどうかは不明だったが、それに気付かず寝てしまった。温かくなるのを確認しないうちに寝たようだ。途中で目が覚めただけで、まだ外は暗いようなので、時計も見ず、さっと寝たのだろう。
 そのおかげで熟睡していたのか、もの凄く寝ていたようで、起きると喫茶店で座っている時間。夜更かしをしていたので、その分、取り返したのかもしれない。それよりも電気毛布のおかげで、よく眠れたのかもしれない。
 外に出る前に電気毛布を触ると、ほんのり温かい。自分の体温ではない。
 スイッチを入れると温かくなるのが電気毛布で、当たり前の話だが、十年以上、いや、それ以上使っていた電気毛布は、スイッチ程度ではつかないことがあった。本体との接続部分をもう一度抜き差ししないとだめなことも。だからここの接触が悪くなっていたのだろう。その箇所は毛布の横にあり、殆ど敷き布団の中にあるので、踏んだり上になったりする。電気毛布の幅は大したことはないし、これはズレる。
 それで、ついたりつかなかったりするし、途中で切れていたりするので、電気毛布を去年の冬に買っていた。まだ新しいので、しっかりとつく。一番安いタイプだが、これは冬場一番の効果がある。温泉が湧いたようなものだ。
 11月も半ばまで来ている。もう12月はすぐ。12月から一応冬になる。だから秋の終わり、冬の始まりと重なるのだが、既に冬は始まっていると見ていい。しかし、冬にしては昼間は暖かいときがあるので、これは秋がまだ残っているのだろう。夏は暑いという感じだが、秋は冷房も暖房もいらない適温の季節ということだろう。だから暑くも寒くもないので、特徴はない。逆に気温を感じさせなかったりする。
 
 昨日は韓国時代劇ドラマのまだ見ていないのを発見し、それを見ていた。以前からあったのかどうかは覚えていないが、ただのロマンスものだと思い無視していたのかもしれない。タイトルは「秘密の扉」だったと思う。
 前回見たのは「華政」。これも新しいが、それ以上新しいのではないかと思えるのが、この「秘密の扉」
 時代は「イ・サン」の父親の時代だろうか。英祖だ。その英祖の母親が、トンイだったはず。
 そのトンイの子供時代の子役が大きくなったのか、見た覚えのある顔だ。これが貸本屋の娘であり、トンイ時代の秘密結社の娘という設定だったが、今回も似たような設定になっており、トンイのように活躍しそうだ。
 イ・サンの父親はまだ若く、次の王になる人。「華政」に出ていた人だろうか。「イ・サン」や「トンイ」に出ていた人が多く出ているので、分かりやすい。キャラを覚えやすいためだ。
 だから「イ・サン」や「トンイ」を合わせたようなもので、良いところ取りをしている。
 こういうのを見ていると、夜更かしになる。
 
 

■■ 2017年11月14日(火) 午前8時57分
 
 今朝は雨。そして空が暗い。朝方目を覚ましたのだが、まだ暗いので、そのまままた寝てしまった。次に起きてもまだ暗い。既に朝になっていたのだが、暗いので、分からなかった。暗いことは分かっていたので、夜だと思ったのだろう。暗いことは分かっているのだが、朝だとは分からなかった。
 冷たい雨の降る中、自転車で寝起きの喫茶店へ行くのは厄介だが、それは日課。これが一日の始まりで、これがないと一日が始まらない。何をしようがしまいが一日は始まり一日は終わるのだが。
 朝の伊丹モスは暖房が効いており、暖かい。これでほっとする。雨のためか客が少ない。遅い目に入ると座れないほどの満席にはならないが、二年に一度ぐらいは座れないことがある。このときは喫煙席ではなく、一般席に座って待機する。席が空くと店員が知らせてくれ、トレイを運んでくれる。
 起きたとき、雨音が聞こえていたのだが、それなりに大きな音だったが、出るときはさほどでもなかった。これはさいわいだ。寒いだけではなく雨なので、二重の負荷。しかし雨が降っているためか、気温はそれほど低くないようで、雨が勝っている。
 しかし、また雨か、という感じだ。一週間予報を少し前に見たが、すぐに晴れに戻るようだったが、一週間予報は日々変わるので、どうなるのかは分からない。天気予報は流れで見ると分かりやすい。気温もそうだ。今の気温ではなく、それまでの気温を見れば、それが上がりつつあるのか下がりつつあるのか、それともずっと横ばいなのかが分かる。これは過去が分かるだけだが、その流れで行くと、こうなるだろうというのは何となく分かる。しかし先のことは実際には誰にも分からない。その時間、その日になってみないと。
 
 昨日はまたカレーを作った。適当なおかずがないため、何にしようかと考えていると、カレーが来た。これはよくあることだろう。実際には野菜の煮物をご飯にぶっ掛けて食べるというもので、丼に近い。食べるとき丼茶碗ではなく西洋皿とスプーンで食べるので、違いは食器と味付けだけ。
 安い八百屋があり、そこでジャガイモとニンジンを買う。人参が安いのは形が小さく、しかも形が悪いためだ。ジャガイモもそうで、小さいが量が多い。数が多い。そして値段は百円。玉葱も似たパターンで小玉。玉葱は残っていたので、買わなかったが。
 肉は前回作ったときの残りを冷凍していたので、それを使う。これで糸コンを入れれば、肉じゃがになるかもしれない。
 これでまたカレー地獄になるが、あとは温めるだけで良いので、ご飯さえあれば、何食かは持つ。これがカレー地獄になるのだが。
 
 ニコンの旅カメラが安くなっているので、これはいけそうだと思っていたのだが、ライバルのキヤノンも気になる。似たようなスペックだが、キヤノンの方が中間距離での最短撮影距離が短いようだ。それなりに近付いて望遠で写せる。遠方での望遠では差はないのだが、寄らないで大きい目に撮すとなると中望遠域での最短撮影距離が短いほどいい。ズームしすぎるとピントが合わないのは、最短撮影距離より近いため。これはズームしないと分からない。合っているように見えたりするが、遠くの方で合っているのだ。キヤノンのコンパクト系は中間距離で小さなものに合わせたとき、後ろの背景あってしまうことがある。抜けるのだ。これは普通の被写体なら問題はないが、のペッとした小さなものなどで、それが起こる。AFフレームをスポットにしても、だめなときもある。ニコンのコンパクト系は、そういうことは今までなかったので、ここで差が出るのだが、中望遠での最短距離がやや長いように思える。それで、ニコンで写すときは、できるだけ広角端で、近付いて写していた。ズーム時の最短撮影距離はスペック表にはない。中間は成り行きで決まるためだ。ただ、ズームレバーに連動して、液晶に今の最短撮影距離が表示されるので、それを目安にすればいいが、写しているときはそんなものは見ていない。小さな数字のためだ。
 ただ、スペック的にはキヤノンの旅カメラは高級機に近いが、ニコンの旅カメラは普及機レベル。この差は細かな設定などで現れるのだが、ニコンの方が単純明快。これはより進んだオート化での問題で、メーカーの問題ではない。
 さっと出してきて、さっと撮すとき、ややこしい機能などは使わないし、自動でやってくれる方が楽なこともあるが、自動が外れることが結構ある。特にAF系で。中央部一点の方が素早くピントを合わせることができたりするものだ。それで半押しでロックし、少し振ればいいことなので。
 
 

■■ 2017年11月13日(月) 午前8時57分
 
 今朝は寒いようだ。夜中の気温が5度台。寝ている時間だが、寒いというのは分かるようだ。昨夜は寝るのが遅かったので、朝まで一気に寝たのだが、途中で起きなかったのが不思議なほど。しかし、目は開けなかったが、寒いので何とかした方が良いと思っていたことは覚えている。蒲団の上に何かかけないといけないとか。蒲団は夏布団のまま。そこに膝掛けのようなものをかけているが、これではまだ寒いのだろう。そろそろ電気毛布のスイッチを入れもいいほどだ。
 少し離れているが、県内でも初冠雪。ここは寒い場所なので、雪ぐらい積もるだろう。雪が降るだけではなく、しっかりと積もるような場所。
 しかし、予想最高気温を見ると19度ほどある。結構暖かい。南から暖かく湿った空気が入り込むらしく、それで空も怪しくなり、曇ったり雨になったりするらしい。やはり雨が来ると温かくなる。南からの空気が来ている場合だが。これが北からの空気だと本格的な冬になる。寒気が降りてきているので。
 寒くて何ともならないが、これは夏場、暑くて何ともならなかったよりは、なり具合が違う。
 朝の喫茶店はしっかりと暖房が入っており、暖かい。今朝はまだ晴れており、しっかりと陽射しがあるのだが、手が少しだけ冷たい。流石にまだ手袋をしている人はいないが、バイクなどではいるだろう。
 もの凄く大きなマフラーをしている人もいる。しかし、軽いものを引っかけている人もおり、両者が混ざり合っている。流石に長袖のカッターシャツだけの人は見かけなくなった。軽く上に何かを引っかけている。これは底上げだろう。一番薄着の人が底だとすれば、それが上がっている。
 寒いときは暖かい服装が良いのだが、本人が暖かいと思えるような印象のものがよかったりする。フワッとしていて、触っただけでも暖かいようなタイプ。しかし、そういうタイプは意外と寒かったりする。
 今年はオーバーを狙っている。偽ウール地で、中綿がないタイプ。こういうタイプの本物はもの凄く重い。以前、福知山という兵庫県の真ん中にある盆地の町へ行ったとき、そこにあった商店街の中にある大きな古着屋で買ったのが、これが膝まで隠れるほど長い。そして片手で持つとき、力をいるほど重かった。昔の人が着ていたものだろう。本当に古いタイプの古着が吊されていた。当然着たのは一度か二度で、誰かにやった覚えがある。
 
 昨日は歯も痛いし、夕食のおかずも用意していないので、適当な惣菜を買うにしても、面倒なので、お茶漬けにした。千枚漬けがあると、おかずはいらないのだが、それでは足りないのか、腹が減ってきた。それでおやつを食べたりして誤魔化したが、まだ足りないようだ。寒いのでカロリーが必要なのかもしれない。燃やすものが。煙草も買うのを忘れていたので、切れかかっていたので、コンビニへ行く。そこで小さなパンを買ったのだが、夜、遅くなってから食べるのはよくない。これが風邪などでを引き、少し熱があって食欲がないときはお茶漬けだけでもいいのだが。
 こういうとき、カップラーメンとかがあると、すぐに食べられるのだが、買い置きはない。
 秋は終わり、もう冬だ。
 
 
 
■■ 2017年11月12日(日) 午前8時11分
 
 今朝は寒い。天気予報では北が荒れると言っていたが、大阪方面は風はないが、冷え込んでいる。朝だけかもしれないが、いつもより一段寒い。数値的には同じようなものだが、空九が冷たく感じる。まだ手が冷たいほどではないが、もう一枚中に何かを着込みたいほど。中に着込むと、真冬と同じになる。それ以上は着ない。だから中にセーター類を着込むと、最大の冬装備となる。ただ、まだ帽子は耳まで隠れるニット帽にはなっていない。
 やはり雨が去ってから寒くなってきたのだろうか。雨の降る日は寒くない。逆に暖かかったりする。ただ、昼間も気温が上がらないので、平均気温は低いかもしれないが朝夕が楽だ。しかし傘を差さないといけないので、楽とは言えないが。
 朝の喫茶店などはクリスマスの飾り付けになっている。来月の25日あたりまでは結構あるのだが、正月の飾りにするわけにはいかない。
 クリスマスの飾り付けは、クリスマスとは分かりにくいタイプが長持ちする。雪の結晶だけが張られ、トナカイやソリは出てこない。当然サンタも。電球が吊されているだけなら、何か分からない。そう言う風にしているのだろう。クリスマスとは分かりにくい飾り付け。
 ぐっと寒くなってきたので、真冬もののセールが始まるかもしれない。これは去年の売れ残りなどが安く出る事がある。この前のバーゲンは秋の最終バーゲンで、もしそれを買っていたとすれば、今頃寒いだろう。一番分厚そうなものでも、中綿は入っていなかったりする。そのとき買った軽いダウンジャケットは、今朝は寒いので着ていない。もう一段分厚いタイプににしている。これはもう汚れてもいい作業着のようなものだ。ゴミの日にウロウロしている人と似てしまうが。
 今年は中綿入りではないタイプに挑戦してみたい。ウール地風のオーバーだが、これはいい感じなのだが、見た目寒そうに見える。だから毎年パスしている。
 
 ニコンの旅カメラの値段が下がっているので、少し気になっている。出てから結構経つ。新製品を出さないかもしれない。
 このバージョンから液晶が回転するようになる。しかし結構薄型で横に長いがギリギリ200グラム台はキープしている。ライバルのキヤノンはさらに小さく軽く、望遠も900ミリ超え。ニコンは800ミリ超えまで伸ばしてきているが、次の機種でもっと伸ばすはずだが、700ミリ超えあたりで十分だ。ただ、数値は分かりやすいスペックの差となって出る。望遠が少し伸びても、似たような画角だ。ニコンはマクロがやや厳しかった。中望遠での寄りが弱かった。一番寄れるのはオリンパス。望遠端で60センチだったと思う。他社は二メートルとかになる。
 ニコンはその変わり、起動が速く、キビキビしている。電源ボタンも軽く触れるだけでいい。そしてやや横に長いので、バランスが良い。
 オート化はあまり進んでおらず、オリンパスと同レベル。オートで上手く填まるときは良いが、そうでない場合はオーソドックスなオートの方が使いやすい。オートの癖が分かるタイプだと、それを見込んで写せる。
 ニコンはオーソドックスで、あまりフルオートで勝手なことはしない。だから道具として、写す側の負担がかかるが、普通の風景を普通に写す場合は問題はない。
 そのため、ニコンやオリンパスの旅カメラは道具的要素が少しある。
 これは日本語変換と同じで、AIの自動変換で余計な予測をして、欲しい漢字に変換しないことがある。文節を解析して云々は普通の文章ではないが漢字を選びたいときは、学習されたものが最初に来る方が良い。だからそれが来るだろうと言うことがあらかじめ分かるので、何とかなる。最近の日本語ソフトは文節で漢字を変えてくる。読みが同じのとき、その分析にふさわしい漢字が優先される。これも普通の文章なら上手く填まるので、学習されているものがアホの一つ覚えのように出るよりはいいのだが。
 ニコンの旅カメラはスナップ性が高い。キビキビと動くためだ。
 二世代ほど前のニコン旅カメラを持っているが、液晶は横開きで扱いにくかった。それが縦開きになったので、ぐっとよくなり、写りも、いいレンズが一枚加わっているので、試したいところだ。
 
 
 
■■ 2017年11月11日(土) 午前8時46分
 
 昨日晴れたと思っていたら、続かなかったのか、夜中に雨が降り出したようだ。朝はやんでいるが曇り空。そして空は暗く、風もあり、今にも降りそう。良い天気は持たなかったようだ。雨の日は暖かいのか、寒くはないが、雨が去ってから冷えるのではないかと思える。天気予報を見ていないので、一週間予報も分からない。どんな感じの流れになっているのかを。
 晴れたり曇ったり雨が降ったりするのは日常事なので、取り立てていうほどのことではないが、それなりに影響する。葉物野菜の値段が回復しない。先日買ったホウレン草は百円台だったので、これで普通の値段に戻ると思っていたのだが、昨日見るとまた300円近い。同じタイプのホウレン草で、飛騨ホウレン草となっている。これはこのスーパーでは必ずある。だから100円台と200円台とか混ざり合っていた時間帯もあったのだろう。
 天気が悪いと、こういうところに影響が出るという話ではなく、気分の問題が大きい。
 まあ、昔は年中青い葉の野菜などなかったのかもしれない。野菜ではなく、野草なども食べていたはず。また昔の農村では野菜など買わなかったように思える。店屋がなかったりする。だから野菜が高いなどの話はなかったかもしれない。
 作りすぎた野菜などは土の中を冷蔵庫代わりにして保存していたと聞く。または漬物にして、長持ちさせるとか。乾燥させて、さらに長持ちさせるとか。
 最近気に入っている漬物はカブラの千枚漬け。これは少し高いが、美味しい。これだけでご飯が食べられるほど。冬場は温かいものを食べるのだが、漬物の冷たさを箸の間に入れると際立つ。そして酸っぱいので、食欲が湧く。
 季節季節の楽しみがあり、また楽しさに変える術を知っていたのだろうか。楽しいことが少ない季節などは、何とか見出すのだろう。
 
 先日買ったヘッドホン、耳が痛い。何十年か前に買ったタイプよりも、大きいので、これは楽だと思っていたのだが、耳ではなく、耳全体を押しつけるタイプで、完全に耳を塞いでしまうので、その音だけを聞くことになるのだが、これを付けて眼鏡をかけると痛い。耳の中ではなく、耳のひらひらが。その小さいタイプは耳掛けが付いているタイプで、これと眼鏡とは不思議と重ならない。角度が違うためだろうか。完全に塞ぐタイプは眼鏡と重なる。この接点が痛い。
 しかし長く使っているので、耳と接しているところが結構汚れている。それで買うことにしたのだが、大きすぎたようだ。これは冬場の耳当てのようなもので、ずっとそんなものを付けていると、耳が熱くなる。
 映画などを見ていると、字幕のある洋画は小さな音でも十分だが、吹き替え版や日本の映画はセリフを聞き取らないといけないのだが、映画の音は非常に小さい音と大きな音との幅がありすぎ、小さな声で喋っていると聞き取れない。だからイヤホンやヘッドホンがいる。
 当然スマホなどで音が出る何かを見たり聞いたり、当然電話もするだろうから、イヤホン売り場は結構賑やかだ。また、買い直さないといけないのは残念だが、耳が痛いのには勝てない。
 
 昨日はスーパーで半額になっていたにぎり寿司盛り合わせを買う。200円台だ。結局複数の魚をおかずにご飯を食べるということだが、刺身の盛り合わせよりも安かったりする。それよりもご飯が切れていたので、刺身だけでは何ともならない。それ以前に刺身など滅多に買わない。カツオのたたきは年に一度ほどは買うが、これは安いため。
 それと焼き豚を買う。こちらの方が保存が利く。
 秋は秋刀魚の季節だったが、食べなかった。
 
 
 
■■ 2017年11月10日(金) 午前8時28分
 
 今朝は冷え込み、少し寒い。5度を切ったことがあるので、それに比べればましだが。そのかわり晴れている。晴れている日の朝は寒いのはよくある。そして温度差がある。朝は寒いが昼はそこそこ暖かかったりする。
 今朝の晴れ具合を見ると、天気は回復したようだ。回復なのだから、雨の日は普通の日ではないのだろう。健康な日ではなく。そして元々が晴れているいうことになる。
 晴れているので、文句はないが、少し風邪っぽい。
 
 昨日は都はるみを特集したNHKのテレビ番組がネット上にあったので、それを見る。これが見たかったのだ。ユーチューブではなく、中国か台湾サイトのYOUKU。
 三宅アナがいる。だからそれほど古くはない。都はるみが60歳の時だろうか。「私のうたの道」だったと思う。同じように石川さゆりの番組がある。だからシリーズものだろう。
 この中国サイトに、引退したあたりの特集番組もある。紅白歌合戦に十年云々というタイトルで、都はるみが出た20回分を全部纏めてある。これは投稿者ではなく、NHKの番組。ただ、映像が無いのもあるようだ。それらはユーチューブと重なるところがあるが、曲で切り取るのではなく、まるごとアップされているが、途中で切れていることもある。
 また引退後、復帰していない状態で、紅白に特別に出ている。戦後の歌謡史を振り返るコーナーだろうか。そのラスト、この人を語らないで終わるわけには行かないと、都はるみを呼んでいる。その時歴史が動いたと同じ盛り上げ方で松平アナが紹介する。この盛り上げ方は結構効く。
 さて、私の歌の道だが、四つのコーナーからなり、都はるみの軌跡を追っている。まさに歴史番組だが、松平アナではなく、三宅アナの語り。そしてインタビューもある。
 唸り節でスターになるまでのエピソードが星野哲朗のインタビュー映像もある。星野の前で三曲ほど全部唸って歌えということで、歌ったらしい。最初から最後まで唸ると言うことなのだから、これは喉が続かないだろう。しかし、そういう声の出し方では喉がやられるらしいので、喉を潰さないで良いような唸り方を子供の頃からやっていたようだ。だから鍛え方が違うし、また綺麗な声も出せるのは、その発声法にあるらしい。これは同期らしい小林幸子も、最初聞いたとき、驚いたらしい。何処からそんな声が出ているのか、そして唸ったあとに綺麗な声に戻っている。これもインタビュー映像なので、本人が言っている。
 さて、何かの曲を三曲続けて全部唸ったのを聞いた星野哲朗は、煙草を持つ手が震えいていたらしい。これはものすごいものと遭遇した、作詞家としてもすごい場に立ったように感じたようだ。星野にとってもチャンスというより、何とかしないと済まされないような素材だったのだろう。こういうエピソードは好きだ。秀でた能力を誰かが見出すシーン。
 これが第一期の明るく元気な世界。当然そんな歌ばかりではなく、恩師でありプロデューサでもある市川昭介は唸りが入らない「涙の連絡船」を歌わせている。これは解説があり、唸りだけではなく、歌唱力を見たのだろう。そちらへの可能性を。これは涙歌。泣き節のようなものだが、涙の連絡船のサビの箇所でものすごい泣き顔になるのが印象的だ。顔をここまで崩して歌う気っぷの良さ、思い切りのようさが、その時からある。感情をストレートに。この活きの良さが第二期の明るく元気な路線「好きになった人」などにも続く。時代が右肩上がりの高度成長時代なので、これがいいと思ったらしい。それはそのまま紅白での映像で示される。映像はまだ白黒だ。この頃の曲に関して、コンサートのときに都はるみが語る映像がある。次に歌う曲を歌う前に、一番私らしい曲と言っているのが「あらみてたのね」という曲名。表記は曖昧だが、そういう曲で、これは音頭のような曲。これを真似る人いなかったりするのは、最後に「あら見てたのねー」というのが恥ずかしいのだろう。
 そして歌も多様化し、歌謡曲以外にも色々な歌が流行りだしてきた頃、第三期に入る。南こうせつが歌う神田川とかの世代だ。つまり売るためにあらゆることを考えて作り出す商業ペースでなくても、一人で勝手に作詞作曲して作った歌でも行けることがある時代になっていたのだろうか。
 それで路線を変えたのが北の宿。阿久悠作詞、小林亜星作曲。このコンビが作った水前寺清子の一曲が都はるみは気に入っていたようだ。しかし、フォーク系の語るような歌い方の南こうせつもいい。
 番組では、それを編曲した人の映像がある。最初の曲を、フォーク風に変えるシーンだ。凄いアレンジだ。これで歌謡曲風が、フォーク風になった。
 そしてこの北の宿がヒットする。紅白では二年連続同じ歌を歌うことになり、北の宿で明け、北の宿で終わると、紅白での司会者がいうほど流行ったのだろう。十以上の賞を総なめ。このとき28歳だろうか。頂点を極めたとなっている。
 北の宿後の紅白の曲は、あまりヒットしていない。「なんで女に……」とか「さよなら海峡」とかだが、紅白で勇ましく出てきて、本筋の演歌を歌う都はるみが、意外とよかったりする。大ヒット曲を出してからが勝負だが、第三期はカラオケブームと重なり、歌手の個性を引き出すのではない路線へと行く。そしてあまりくどい歌い方をしない「大阪しぐれ」がヒットする。
 そして引退のときに、星野哲朗に書いてもらった「夫婦坂」までが三期目らしい。
 そして復帰してからの二十年は等身大の路線らしい。
 番組が作られたのは都はるみ60歳あたりの頃。
 等身大の今の自分の気分のようなものを復帰コンサートで歌ったのが「小樽運河」らしい。そして京都での母の思い出のようなものを歌ったのが「千年の古都」らしい。レコード会社が作った歌の中の人ではなく、自分が主人公になっているという解説がある。
 この二作、作詞作曲者と同時に原案都はるみの名が出ることもあった。千年の古都の中に、衣笠山が出てくる。これを作詞した人のインタビュー映像がある。一つだけ聞いたことがあるらしく、それが子供の頃、何処で遊んでいたのか、という質問らしい。それが京都の北にある衣笠山で、バケツを持って雑魚捕りか何かは忘れたが、要するに子供の頃遊んでいた場所らしい。
「母が歌った星の歌」というフレーズも、本当なのだろう。そして「あの星はあなたにとってなんですか」というのを、最初聞いたとき、そのあなたとは母ではなく、聞いている人のことだと勘違いしたのだが、個人の話でも、もの凄く拡がりがある。置き換えるのだ。これは別れを悲しむ女性の歌でも、別のことに置き換えて聞いているのだ。涙暖簾レク線は、船だけを指していないのだ。
 この千年の古都は、復帰コンサートでNHKホールでやったものだが、2パターンある。昨日見たのは、最初からスタンドマイクが立っており、非常に硬い歌い方で、直立不動。もう一つ映像は、スタンドマイクを自分でとりに行き、ギリギリ間に合ってから歌い出すパターン。こちらの方が凄い。歌い終わったあとの笑顔が凄い。そこをスローで再生していた。
 番組の終わりかけ、第四期の今の都はるみが舞台化粧なしで出てくる。といっても60歳なので、これを書いているときは69歳なので、十年ほど前の映像だが、千年の古都が故郷を歌った曲とであることに引っかけるわけではないが、故郷のような原点となった曲として、最後に60才で歌う16才頃の「アンコ椿は恋の歌」。これは手強いらしい。いつでも、ここに戻れる場所、原点があるということで番組は終わる。
 しかし、復帰コンサートのとき、都はるみが喋っているのだが、今までは、歌、ふんっ、歌か。とかいっている。こんなことを平気で言える人も珍しい。しかし引退後の数年の間に歌への気持ちが変わったらしい。だから言えるのだろう。歌に対しての接し方を得たのだろう。だからこの復帰コンサートでの歌い方は非常に丁寧で、今まで適当に歌っていたわけではないだろうが、かなりいい。
 NHKの番組は纏めるのが上手い。実はそうではなかったということもあるだろうが、真実を知りたいのではない。
 
 

■■ 2017年11月9日(木) 午前8時36分
 
 今朝は天気が回復したのか、雨は降っていない。昨日は降っていたのだが、小雨で、傘がいらないほどなので、大した量は降っていない。しかし、まだ曇っており、陽射しが出たり引っ込んだりしている。雨が去った朝は寒いはずだが、それほどでもなかった。北の方は冷え込んでいるかもしれない。冬型の気圧配置になっているらしい。冬型というのは冬の間ずっとではなく、たまに緩むらしい。低気圧とか高気圧とかの位置なので、じっとしていないためだろう。
 今朝は寒いのかどうか分からないので、とりあえず分厚い目のダウンジャケットを羽織って朝の喫茶店へ行く。これを着てしまうと秋物が着られなくなる。
 先日バーゲンで買った薄い目のダウンジャケットは軽くて良いのだが、これでは寒い。買ったときより冬が進んでいるためだろう。しかし、中に何かを着込むと、まだいけるが、結構窮屈。これは重ね着にありがちな話。長袖のカッターシャツなどが手首までいかないで、奥にいたりする。だから、一着で済むようなタイプの方が好ましいのだが、それでは鎧のように大袈裟なものになる。その中でも軽量でシンプルなのがダウンジャケット。味も素っ気もないが、効率が良い。
 昨日の昼間、雨の中、喫茶店へ行ったのだが、せっかく来たのだから、同じ建物内にあるユニクロ見学。買わないで見学ばかりしている。これは季節の動きで、売っている物の動きを見るため。良いものがあれば買ってもいいのだが、ここは高い。しかし、季節から少し離れると、結構安くなる。新価格ということで。決して特価とは言わない。スーパーで賞味期限間近品を集めた台で漁っていりぅようなものだ。
 秋に出ていたペラッとしたウインドブレーカーが半額近くに落ちているのではないかと思える。二千円台で別の場所に追いやられていた。確かにこの季節では薄い。秋物なので、始末が悪い。これでレインコートになればいいのだが、水を弾く程度ではやがて浸みてくる。そのあたりは着てみないと分からない。いつまでも水滴が付いているタイプか、水滴が流れるタイプでないと、合羽の代わりにはならない。たとえばビニールなら、破れない限り、水は浸入しない。しかし、衣服として着た場合、ビニール生地では蒸れて仕方がないだろう。それに着るときに破れるだろう。百均の合羽のように。また、外からの見ずではなく、内から水が出そうだ。
 結構気に入っていたスタジャン風のものがあるが、これは値段が下がっていない。偽ウール地で、中綿はないが結構頑丈で分厚い。それなりに密着度があり、いい感じなのだが、襟がない。襟が立たない。丸襟のようなもの。試着すると下のカッターシャツの襟の山を越えるので、襟という折り返しがないだけのことかもしれない。
 その横に1万円のコート風も、似たような生地だが、襟がしっかりとある。しかも大きい。これは真冬もののオーバーだろう。ただ中綿はない。このタイプは暖かいのかどうかは分からない。中綿はないが、表面生地が分厚い。数十年前はこれより薄いのを真冬にずっと着ていたのだから、耐寒性はあるのだろう。毛布に近い。その毛布にツルッとした裏地を加えたタイプ。これで腕が通りやすい。またこの裏地で滑りがいいので、動きやすいかもしれない。ただ、表面生地が分厚い偽皮タイプなどは腕が曲がらなかったりする。生地ではなく、細いのだ。ユニクロなので、結構細身にできている可能性があるが、これは試着していないので、分からない。気に入っても1万円するので、ここで引くだろう。ダウンジャケット系に比べ、引っ張り出すとき、重かった。この重さが重いだけのことであっても寒いときは押さえになる。
 このオーバー、以前は店の入り口にマネキンが着ていたのだが、隅へ追いやられたようだ。
 それを見たあと、その上の階にある上新で家電見学。
 21インチの一体型パソコンで、8万円のレノボが消えていた。売れたのだろう。似たタイプのNECと富士通が横にあるが、スペック的にはレノボが二枚ほど上。日本のメーカーものは十万円を遙かに超え、しかもスペックはレノボより劣る。これは何だろうかと思うほど。スペックが低いので安いのではなく、高いのに安い。
 次はいつものデジカメ。特に目だったものはないがキャノンイオスのX7が消えていた。世界最小最軽量の記録を残して。
 コンパクト系ではニコンの旅カメラの値段が下がっていた。ニコンは中国の工場を閉鎖するとかのニュースがある。コンパクト系の工場だろうか。そしてコンパクト系の人員を削除とか。下手をするとコンパクト系から撤退するのかもしれない。そのニュースによると、ある程度需要がある一眼レフに力を入れるらしい。一眼レフ系の入門機はイオスの一人勝ちだろう。ミラーレスもあるし、1インチの一体型など種類が多い。ニコンも1インチタイプの新路線を作っていたのだが、開発中止になったらしい。だからコンパクト系の旗艦がない。
 だから生き残っているニコンコンパクト系の旅カメラが貴重品になったりする。次の機種が出なかった場合だが。そして値段が下がっているので、これは少し気になった。工場閉鎖。だからニコン旅カメラの新製品が出ないままかもしれない。
 
 

■■ 2017年11月8日(水) 午前8時07分
 
 今朝は久しぶりに雨。そのためか、気温は高い目。雨は小雨で、傘はいらないので、雨でも楽だ。風もなく、台風のときの雨と風から考えれば、楽なもの。
 さて、この雨空、どの程度続くのかは天気予報を見ていないので、分からない。この秋はよく雨が降ったので、もうそれほど降らないだろう。意外と冬は雨が少なかったりする。雪が降ることは大阪方面では滅多にないので、冬は雪ではなく、雨が多い。
 冬の雨は雪と被るので、扱いにくいのだろうか。季節感が出なかったりする。冬は雪だろう。北国ではそれが普通のはずだが、雪など殆ど降らない地域では雨になる。
 今朝は雨に強いジャンパーを羽織る。台風の日、傘が差せないとき、これを着ていた。大した雨ではなかったので、問題はなかったが、こういうときは表面がツルッとしたタイプが好ましい。着心地はそれほどよくないが、表面が意外と丈夫。汚れにくいのは染みこみにくいためだろう。
 このジャンパーは下に着込めば真冬でも行けた。中綿はないが、胴体部分に毛が入っている。腕にはないのが残念だが、腕がスースーするということはない。腕の箇所は表地だけではなく、裏にツルッとしたものが被さっているためだろう。その間に詰め物をすれば、綿入りになるのだが、綿入りの効果は何処まであるのかは分かりにくい。やはり表面生地が丈夫で、強いことの方が大きいかもしれない。
 昨日もそれを着て喫茶店で座っていると、暑苦しく感じた。脱がないといけないほど。それほど暖房が効いているのだろう。冬場の暖房、暑苦しく感じることもあるが、有り難い話でもある。もの凄く寒い店もある。
 今朝は理想的な時間に目が覚めた。その時間に起きると、喫茶店が開く頃に行ける。それ以上早いとまだ閉まっている。それ以上遅いと客が増え出すので、いつもの席が空いてなかったりする。最近は遅い目に起きることが多くなっているのか、理想的な時間に目が覚めたとき、もう少し寝たいと思った。寝たりなさがある。ここで二度寝すると、ものすごい遅い時間になるので、逆転する。せっかく早く目が覚めたのに、何の意味もなかったりする。
 
 昼はパンなどを買って食べているのだが、最近はお好み焼きを作っている。小麦粉を焼いただけのものだが、こちらの方が食べやすい。長雨の影響で葉物野菜が高かったので、まだましなキャベツを買っていた。これを微塵切りにし、小麦粉と卵を練ったところに入れる。さらに乾燥海老を入れる。色の付いたあれだ。味付けはしない。小麦粉はお好み焼き用になっているので、少し高いが、味が付いている。そして乾燥海老には塩気があり、これでソースなしでも水臭くない。これを小さくも大きくもないフライパンで焼ける量を作る。量を決めているのは小麦粉の量。多く入れすぎると硬いので、水をもっと入れる必要がある。そのため全体の量が増え、フライパンに流し込んだとき、一杯になりすぎる。コテが入れられるだけの隙間があるほど、底一杯ではなく、少し隙間が出来る程度の量が好ましい。
 これはすぐにできる。小麦粉を溶くのは卵焼きを作るときと似たような手間。キャベツを切る時間が加わるが、卵焼きの中に玉葱を入れるときにも、その手間がかかるだろう。だから卵焼きを作る程度の手間でお好み焼きはできる。
 お好み焼きなので、好みの焼き方ができる。この好みとは、好みのものを入れて焼くことだろうが、何も入ってなかってもいい。要するにあっさりとしたお好み焼きで、ネギだけだとネギ焼きになる。
 パンを買って食べるより、こちらの方が良いが、少しだけ手間がかかるが、食べやすい。当然焼きたて、出来立てなので、それだけでも美味しい。
 夏場は暑くて火の近くに行くだけでも嫌だったのだが、寒くなってくると、お好み焼きが作れるようになる。
 冬には冬の良さがあるのだろう。
 
 
 
■■ 2017年11月7日(火) 午前9時00分
 
 昨夜は十度を切っていたが、平年並だろう。まずまずの気温。この時期ならそんなものだと思う気温。これは特に言うことはない。普通なため。晴れているが、少しかげることがある。雲が多くなっているのだろうか。この数日晴れが続いている。これも雨が続いているときは注目するが、晴れていると天気は気にならない。そして今日は立冬らしい。意味は分からなくても、旅立ちのように、冬への旅立ち。冬が立つ。冬が立ち現れる。立冬が近付くときに、既に冬は立ち始めているので、立冬の日にいきなり立つわけではない。
 しかし、立冬や立春や立夏などは、少し早い目に来る。立春など真冬だ。2月4日なので。
 だが、10月頃から冬の服装をしていたのだから、体感温度は、もっと前から冬は立っていたことになる。冬が一年で一番長い季節かもしれない。これは服装に関してだ。春と秋が合体すればそれなりの長さになるが、この二つの季節は過程だろう。夏になるまでの。冬になるまでの。そして夏から冬への間。冬から夏への間。
 
 昨日は猿の惑星を二作見る。その前に見たのがどうも三作目だったらしく、順番が違った。猿が地球に来る話。昨日見直した一作目は人間が猿の惑星に行く話。そのあと続けて見たのが、続編。これから見ようと思っていたのだが、一気に三作目を見てしまったことになる。
「続猿の惑星」「新猿の惑星」。数値的な並びが「続」でも「新」でも行けるので、紛らわしい。
 二作目も、見た記憶があった。ニューヨークの地下鉄が出てくるシーンで思い出したが、ストーリーは飛んでいた。覚えていないので、初めて見るような感じ。覚えているのはコーネリアスという猿の名前。
 印象的なのはヒロイン的な女性。これは猿の夫婦ではなく、猿の惑星にいる人間の女性。ここでの人間は喋れない。言葉を知らないのだが、犬か猫程度に、何となくは分かるのだろう。
 このターザンに出てくるような女性が常に同行している。しかし、ただの色添いでいるのではなく、最後のクライマックスのアクション時、あわやというところで、この女性が初めて声を出す。叫び声ではなく、グレゴリーペックの名前を呼ぶのだ。これは言葉だろう。この猿の惑星で初めて言葉を話した人間になるのかもしれない。
 人間と猿とが逆転してしまうため、そこから出て来る違和感以外のものを考えさせてくれる。また猿の惑星の猿は一律ではなく、大人しいチンパンジーと、学者っぽい中間派のオランウータンと、好戦的なゴリラがいる。
 猿の惑星の学者は、猿の文明以前に進んだ文明があったことを知っている。立ち入り禁止にしている地域がある。一作目でグレゴリーペックが見た海岸線沿いにある自由の女神像あたりだ。
 この猿の惑星。最新作がある。しかし、それまでにも何本かあるので、人間と猿とが入れ替わった理由や、猿がどうして人間並みの能力を得たのかの理由が分かるだろう。
 これは地球がどうなったのか、猿がどうなったのかの話以上に、話をどう展開させ、どう辻褄を合わせていくのかの構想力のようなものの方が見所だろう。
 
 昨日は老眼鏡を買いに行った。いつもは屋台のようなところで、千円程度の眼鏡を買っている。しかし部屋でずっと使っている眼鏡は十年ほど前に眼鏡の三木で買った高いもの。眼鏡のチェーン店だ。店構えし、大きな駐車場がある。これだけでも価格に影響するだろう。だから高かったのだが、長持ちした。そして見え方がやはり良い。
 それで買いに行ったのだが、十年ほど前のタイプはなかった。メタルフレームで玉が大きい目のタイプ。まあ眼鏡屋なので、目に丁度合う眼鏡を作ってくれるのだが、老眼鏡の度数だけの問題なので、既製品でいい。
 大きい目の眼鏡はなく、樹脂製のフレームで、たまも小さい。その一種類の色違い程度しか置いてなかったが、それは十年前も男性向けと女性向け程度のタイプ別しかなかったので、似たようなものだろう。今は男女兼用タイプで、フレームの色目で変えているのだろう。
 年配の店員がすぐに後ろに来て、説明してくれる。そして度の違うものをかけて、これまで使っていた度数と同じものを選ぶ。
 支払いはレジではなく、その場で渡すと、店員は壁際の引き出しから化粧箱入りの眼鏡を取り出し、ケースを持って奥のレジへ行き。戻ってきたときは袋に入っていた。
 意外と値段が安い。2000円台だ。屋台の眼鏡の倍はするが、それでも昔買ったときよりはるかに安い。
 その眼鏡でパソコンのモニターを見ると、平面性が良いのか、歪みが少ない。レンズは一枚物で、虫眼鏡のようなものだ。樽形になったり、へこんだように見えたりするのは度数の問題かどうかは分からないが、いつも外で使っている眼鏡よりも、度数は小さい目なので、そんなものかもしれない。
 それで、しっかりと見えるようになった。十年以上使っていると、流石にレンズに付着したものが取れない。まあ、殆ど磨いたことがないので、そんなものだろう。
 屋台で売られている千円の老眼鏡は、人件費、設備費などを差し引けば、眼鏡屋で買ったものと同等のものになるのかもしれない。
 
 
■■ 2017年11月6日(月) 午前8時40分
 
 今朝は晴れているが寒い。昨日よりも寒いのか、夜中何度か起きてしまった。きっと寒いためだろう。あとで気温のデータを見るとやはり低い。これは一時間置きの気温。寝る間に見たとき、昨日よりも低い。これは前日の24時間データ。やはり寝るとき寒いのだから、夜中も寒く、朝も寒いのだろう。これは晴れているときで、雨が降っているときは、また違ってくる。夜中よりも、朝の方が寒いこともあるし、また、それとは関係なく、ある時間からガクンと落ち、そのまま寒くなったりする。これは夜中とか朝とかに関係なく。こういうガクン型のとき、その後、寒い日が続く。もっと冷たい空気と入れ替わった感じだ。
 今朝は分厚い目のダウンジャケットを引っかけてきたが、こういうのはとりあえず着る場合、都合がいい。その場合、安くて汚れても良いタイプで、実用性があるタイプ。汚れが目立たないように黒いのがいいが、汚れ隠しのために黒を選んだのではなく、色目がないほうがシンプルでいい。白ではなく、黒。黒は色がない。まあ純粋な黒も純粋な白も、実際にはないのかもしれないが。
 先日の冬物の安っぽいものばかりを集めたバーゲンはまだ続いているが、そのタイプでは寒く感じたりする。また、新製品も吊されていたが、そちらもそれほど分厚くなく、真冬ものとしては頼りない。
 安い冬物ジャンパー系は2000円だったが、1600のもあった。以前そのタイプはハーフコート風なもので、少しだけ防寒性があった。モコモコでも毛でもなく、薄い紙のようなものを貼り付けたようなタイプ。ただ表面生地は防水性がある。これとモコモコタイプを下に着れば、結構行けそうだ。都合4千円近くなる。それなら新作のジャンパーが買えるということになってしまうが。新作はウール地風の表地で内側はモコモコ。ただ、防水性は怪しいし、この偽ウール地、結構禿げる。
 一番貧乏臭くて薄い1600円タイプは、秋に出ていた980円のウインドウブレーカーの裏に少しだけ暖性を仕込んだようなタイプ。だから一応冬物だ。風よけと同時に雨にも強いということだ。冬物としては、紙のように薄い絨毯のようなものでは足りないが、下に着込めば何とかなる。
 それよりも、その薄さがよかったりする。ペラッとしているのでシワができる。フードも付いているが、裏地はない。真冬の分厚いタイプの逆を行き、これがかえって新鮮。そして、冬に羽織るタイプとしてはこれ以上安いものはこの店にはない。だから非常に分かりやすい。この薄さなら、真冬を越えて春になり、梅雨が明けるまで着られそうなほど寿命が長い。
 2000円のモコモコタイプは部屋着として着やすい。裏地のアンコ部分だけを着ているようなものだが。
 まあ寒いときは何を着ていてもまだ寒い。だから適当でいいのかもしれない。
 
 昨日は猿の惑星を見る。一作目のラストの自由の女神は印象的だったが、その続編の「続猿の惑星」を見た。これは新作を見るために、まずはその準備。一作目は覚えているのでパスしたが、二作目を見たとき、あの夫婦の猿を思い出し、また一作目も見たいと思うようになった。そこに解答が入っていたのだから。コーネリアスだったと思うが、その名前をずっと覚えていたのか、印象に残っている。
「続猿の惑星」は宇宙船が海に浮かんでいるところから始まるが、SF映画らしさはここだけ。アクションシーンもラストにあるだけで、大人しい映画だが、この続編を入れることで、猿の惑星になっていく過程が分かったりする。子供が産まれるのだ。だが非常に残念な結末になるのだが、こればかりはいわないことにする。ここにしか、この映画の意味がないためだ。
 この二作目の「続猿の惑星」何となく観た記憶があるが印象に残らなかったのだろう。初めて見るような感じだった。だから見ていないと思い、見た。しかしやはり見たことがあるようだ。テレビで見たのかもしれない。何か用事でもしながら、見ていたのだろう。
 その後の作品が何本かまだある。それらはまったく見ていないはず。
 この映画をネタに、「エテコの惑星」という漫画を書いたことがある。ラストはニューヨークの自由の女神像ではなく、大阪は新世界の通天閣が砂の上に飛び出ているところで終わる。廃墟となった地下鉄は御堂筋線で、駅は動物園前。
 猿の惑星の新作を見たいのだが、そのための準備で、新作がより分かりやすいように、前作を続けて見るほうが効果的だ。
 
 

■■ 2017年11月5日(日) 午前9時06分
 
 今朝は晴れているが少し寒い。この寒さは平均的だろう。つまり平年並。調べたわけではないが、流れとして、このあたりの寒さが普通に思える。この基準は曖昧だが、それまでの流れがある。台風が近付くと冷え込みはない。しかし、これは平年並ではないことは分かる。
 昨日はスーパー二階の衣料品売り場を遠くから見ると特価台が出ている。セールだ。これは平年並のバーゲンで比較すると、平年並。これを恒例というのだろう。大きなバーゲンではなく、それほど安くはないがこの時期らしいバーゲン。少し分厚い目の上着が並んでいたが、どれも安っぽいもの。一番安いタイプなのだが、これは毎年この時期になると前座のようにして先ず登場する。ここで早まって買っても、冬を越せるほどのものではないので、真冬ものバーゲンでもう一度また買わないといけない。その真冬ものはまだ置いていない。しかし、そういう冬物、買わなくてもあるはず。買うのなら、古いのを捨てることから始めた方がいい。そうでないと、このタイプは持っているとなり、変えない。これは自治用狙いではなく、気分の問題だろう。特に普段着は。普段を変えるようなものだ。
 2000円のモコモコタイプが先ずある。分厚いというより、毛羽っているだけかもしれない。秋向けのペラッとしたジャンパーに毛の生えたようなものだが、毛ではなく、モコモコ。そういう靴下があるが、あれと同じ。それよりも分厚いので暖かそうだ。裏表で一枚物の生地なのだろう。だから安い。これがレジにて2000円。首元は喉まで隠れるほどファスナーが上がる。しかし軽量だ。数年前はハーフコートが1980円で出ていたのだが、それがない。これが意外とよかったのだが、今年はない。
 あとはズボン。部屋ではくズボンだろう。これもモコモコ。これは一度はくとやめられない。上下付きはなく、下だけ。だから意外と割高だ。まあ、分厚さが違うのだろう。だから、この日のバーゲンはモコモコセールだった。外出着というより、部屋着かもしれない。寒いときや冷え込むとき、こういうのを引っかけるといい。安いので汚してもいい。ご飯を食べているとき、いいのを着ていると、汚すと残念なことになる。こういうのならいくら汚れても気にならないはず。それで外に出ないのなら。
 結局真冬を越えられないタイプなので、このあともっと寒くなるはずなので、これでは頼りなく思い、今一つ熱心には見なかった。そのモコモコのTシャツもある。分厚さで勝負しているのだが、Tシャツは綿がいいだろう。しかし、暖かそうだ。このモコモコTシャツでかなり暖かくなるかもしれない。
 今朝は早く目を覚ましてしまい、そのあとまた寝たのだが、これが長かったようで、起きると1時間ほど遅くなってしまった。あのとき起きていれば余裕なのだが、喫茶店が開くまで、部屋にいないといけないほど早かった。部屋にいるのなら寝ている方がいい。そして寝過ぎた。
 風邪が流行っているのか、そう言う言葉を道で聞く、誰かと誰かが挨拶しているのだが、風邪で寝ていたとか、そんな会話だ。まあ寒くなってきたので、風邪を引く人が多くても当然だろう。その会話では熱が出たので、寝ていたとなっている。喉が痛いとか、鼻水が出るとか、頭が痛い程度ならいいが、熱はいけない。動けないだろう。熱が出ているときは体が賢明に治しているときだろうか。それに協力する意味でも、静かにしている方がいい。
 風邪を引いている人が多いわけではないが、本格的な真冬の服装の人が結構多くなっている。今朝は冷え込んだためかもしれない。寒いときは暖かくしていた方がいい。冷えると風邪を引きやすいはず。風邪が入って来ても、抵抗力が違うのだろう。
 秋が深まっているのではなく、冬が始まっている。
 
 
 
■■ 2017年11月4日(土) 午前8時05分
 
 今朝も晴れている。気温もそれほど低くはないことからか、真冬の服装をしている人は少なめ。薄い目の上着を着ている人が目立つ。しかし、同じ服装のままも多いようで、よく見かける人は、気温の変化に関係なく、いつも同じのを着ている。薄い目を寒くても引っ張っている人や、寒くなったときの分厚い目を引っ張っている人。だから小まめに変える人とそうでない人とがいる。長く引っ張っている人も当然何処かで切り替える。切り替えるとその期間が長い。長期政権で、春になってもまだ引っ張っていたりする。
 そう言えば冬の初め頃は、冬服を意識しているが、それに飽きてくると、適当なものを引っかけるようになる。この適当とは、偶然が多い。その偶然羽織ったものをまた羽織る。気が付けばずっとそればかり。まあ、冬に羽織るものは一着あれば十分で、多いと仕舞うところがなくなるだろう。嵩張るので。
 着物を着ている人が昔は見かけたが、最近は少ないし、日常的には着ていないが、あまり着込めない。上に羽織るのは文字通り羽織で、寒いときはそれがドテラになる。浴衣が出る旅館で冬は褞袍も出るはず。温泉街を褞袍で散策している人もいる。草履ではなく下駄。これは足が寒いだろう。足袋までは用意されていないはず。当然靴下をはく。ここは洋式だが、鼻緒は入る。
 当然日常的には綿入りを着ている。これは子供を背負ったとき。ねんねこもそれに近い。
 つまり、伝統的というか、昔からある防寒着は綿入りなのかもしれない。まあ、蒲団を被っているようなものだ。それと毛皮。どちらが暖かいのかは、今もそこで競り合っている。詰め物のアンコが綿が羽毛になった程度の違いはある。これは鶏の羽根でもよかったのではないかと思える。また羽根ではなく、端切れをを詰め込んでいたりしそうだ。
 また貧乏継ぎというのも、一種の手だ。破れたところに布を縫い付けるのだが、破れていないのに、貼り付ける。しかも広い目に。これは重ね着に近くなる。ものを背負ったりする人は肩が擦れて破れたりするので、そこだけ補強したりする。肩当てのように。これは貧乏侍の絵として、時代劇などでよく見る。貼り付けてある縫い糸まで書くのがコツだろう。
 昨日は暖かかったので、冬物上着などには興味はなかったが、スーパー二階の衣料品売り場は寄り道のときの通り道なので、少し寄って見ると、新作が吊されていた。カジュアルものだが、新製品だと分かるのは、今までなかったタイプのため。これがまた長く吊され続け、いずれはレジにて半額まで落ちるのだろう。これはシーズンが終わる頃になるので、もう遅いのだが、その時期は意外と真冬で、まだ着られたりする。
 今、新製品で吊されているのはまだ軽い目のタイプ。
 表地がフワッとし、少し毛羽立ったタイプで、裏地がボア。スタイル的にはジャンパーだが、首だけはもの凄く凝ってあり、エリマキトカゲ状態。襟にファスナーがあるので、フードでも入っているのかと思い、開けてみるが何も入っていないが、そこにもボアが仕込まれていた。だから首は暖かいだろう。頑丈なマフラーのようなものだが、むち打ちの人のような感じになる。
 似たようなタイプが二種類ほど新製品で出ており、エリマキトカゲ状態のそれが一番高いが5000円はしない。安いのは2000円台。その変わり薄い。
 そのエリマキトカゲ状のものが気に入ったのだが、これの軽いタイプを特価で去年買っている。裏地に何も仕込まれておらず、生地は伸びるが、賺すと向こうが見える。だから風がスースー入り込む。
 新製品は冬物なので、ポリエステだが向こうが透けないタイプ。
 安いタイプは表地は似たようなポリの厚紙のようなものだが、裏地にペラッとしたものが仕込まれている。これは着るとき滑りがいいので、着やすいだろう。
 まあ、値段にふさわしい暖かさと、真冬の何処まで通じるかの違いだろう。襟だけは、一番ハードな真冬物の鎧のようなタイプよりも暖かそうだ。ただ、ウール風なので、雨風に関しては、曖昧だ。こういうのは濃い色だと、生地など分からない。ただ、このタイプ、禿げてくる。
 毛糸のパーカー風のものによく裏にボアが仕込まれているものがあるが、その新製品は表地が風を通しにくく、雨にも多少は耐えれそうなので、いい感じだ。そして襟の堅牢さは得点が高い。
 
 今月号の漫画雑誌アックスでつげ義春の特集をしていたので、それを読む。つげ義春という文字があると、引っ張られるものがある。80才になっているのも驚きだが、それを記念しての展覧会も東京のギャラアリーでやっている。ねじ式の人形なども展示されていたり、他の漫画家や画家や、造形作家などの作品も展示されている。絵だけではなく。
 アックスにもつげファンの漫画家が、それにちなんだ自分なりのつげ漫画を書いている。表現の領域において、これだけ影響を与えた作家は類を見ないだろう。そのため、ジャンルを超えたところでも、影響を与えている。実際には影響を受けた作家の一人だろうが、割り切れないような不思議な謎がまだ残る漫画で、そこから受けるインパクトは何処かに刺さるのだろう。この刺さり方が大きい。
 要するに何かに触れるのだ。それは自分の中の何かに。だから読者の数だけつげ義春がいる。
 今回の特集は人海戦術で、もう細かいことを抜きにして、それぞれのつげ義春を語るようなもので、これは自分自身を語るのに近いのかもしれない。つげ義春論は多数出ており、また評論家にとり、これは美味しいので、文章も多く残っているはず。
 ガロやアックスの作家だけではなく、つげ義春風のものを画く人は結構いた。これはそう言うジャンルの漫画雑誌や同人誌を見ているためかもしれないが。
 しかし、それは真似ができないことがすぐに分かる。何がどう違うのかだが、個性と言ってしまえばそれまでだが、真似ができない個性なのだ。この個性は誰にでもあるので、自分の個性とは別のものを真似ても、その人になれないのと同じ。
 だからつげ義春は読み手や書き手の数だけいる。
 この特集のメインは座談会で、林静一さん、池上遼一さん、南伸坊さん。それとアックスの編集長の手塚さん。
 つげ義春よりも林さんや池上さん自身の話の方が興味がいく。特に林さんの漫画の書き方は凄いものがあった。もっと林さんや池上さん御自身の話を聞きたかった。南さんは別にして、この二人の会話がいい。少し意見や方向が違うのはどの作家も同じことなのだが、二人のやり取りがいい。ややこしくなると、南さんが、まあまあと中に入る。
 この座談会、評論家が入っていないのでいい。また同じ話を聞くことになるのでガロ的には新人の評論家、若手の人に今の感覚でのつげ義春論を聞きたかったが、その若手も結構な年になっているので、似たようなものかもしれないが。
 この特集で一番よかったのは菅野修さんの実録漫画だ。つげ義春とついこの間喫茶店で会ったときのことを漫画にしている。これはページ的にも特集の最後のページ。だから紅白ならトリだ。知りたかったのは今のつげ義春なのかもしれない。
 
  
■■ 2017年11月3日(金) 午前8時07分
 
 今朝は十度少しあるので、切っていないので、それほど寒くはない。以前に比べれば寒いことは寒いのだが、厳しくはない。晴れており、風もないので、行楽日和だろう。今年最後の連休らしい。
 毎日連休のようなものだと、出掛ける気がしない。いつでも出掛けられるというわけではないが、たまの休みなので、この日を逃すと出掛けられないとなる。これは出掛けたくて出掛けるのかどうかは分からない。所謂お出掛けだが、誘われなければずっと家にいる人も多いはず。行楽地はネタで、人と会ったりするのが目的なのかもしれない。だから風景など見ていなかったりする。
 しかしこれも出掛けることには変わりなく、いつもとは違う場所へ身を置き、違うものを見ていることになる。これは大きな変化だ。
 ただ、体の具合が悪くて出掛けたくても、遠出はできない人もいる。当然出掛けるための切符が買えなかったりする人も。この場合のお出掛け先は行楽地が多いはずだが、交通費や食費ぐらいはいる。これが厳しい場合もある。それで近所をウロウロすることになるのだが、町内にも見知らぬ場所があり、それなりの散策が楽しめたりする。またバスで一寸だけ違う場所へ行くとかも。市バス料金で済むような。
 気晴らしで出掛けるというのもあるが、日々気は晴れている場合、必要がなかったりする。
 まあ、出掛けるというのは部屋から外に出るだけのことも含まれるので、一寸表に出て、さっと戻ってくるだけでも、外出だ。二歩外出。そして部屋にずっといるというのは一人暮らしでは無理で、日用品を買いに出たりする。だからこれもお出掛けなのだ。
 晴れていれば気持ちがいいし、木ぐらいは生えているので、紅葉も楽しめる。ただそんな意識はないだろうが。
 この前作ったカレー地獄が続いていたのだが、やっと解放される。しつこいものが続いたので、昨夜は百円のきつねうどんにする。アルミ鍋に入っているタイプよりも安い。また、もっと安くきつねうどんを食べるには、うどん玉ときつねうどん用の味の付いた甘い油揚を買うこと。さらに出汁まで買うと100円になってしまう。だから揚げは自分で砂糖を入れて煮ればいい。出汁は醤油だけでもいい。しかし、醤油だけではあの出汁にはならない。
 うどん玉を単に煮込むのもいい。鍋焼きうどんだが、野菜類を入れた煮込みうどん。
 だが、うどんを食べたいと思うときは、あっさりとしたもの食べたいと思うときなので、そんなコテコテのうどんでは目的から外れる。
 それで、昨日はその百円のきつねうどんと一緒に日清の焼きうどんを買った。どう違うのかというと、ソースが違う。中身はうどんとソースだけ。実際にはキャベツとかを入れないと、焼きうどんらしくない。キャベツは安かったので、買っているし、牛肉もカレーを作ったときのが余っている。ここまで揃っているので、焼きうどんが作れる。うどんだけだと淋しいものだ。
 しかし、うどんだけを食べる釜揚げうどんもある。湯豆腐と同じで、原価は非常に安い。しかし、観光地で食べるとものすごい値段をしている。これは普段の場、日常の場でないため、それでいいのだろう。
 自転車で少し遠くへ出たとき、観光地らしい場所に入り込むことがある。食堂や土産物が並んでいる。小腹が空いたので、一寸うどんでも食べようと思うのだが、値段を見て引く。それに一番安いきつねうどんが目的なので、あまりいい客ではないはず。それが混んでいる店ならいいが、誰もいない店だと、やっと来た客がきつねうどんかいとなる。ここはやはり尻尾だけが大物の天麩羅うどんレベルか、鍋焼きうどんあたりを注文しないと、居心地が悪い。すいているのは小腹で、中腹や大腹ではない。
 本当は素うどんでもいいぐらいだ。それを置いていない店が多い。
 
 
 
■■ 2017年11月2日(木) 午前8時55分
 
 今朝も十度を切っているが、晴れている。そのため晴れが続いている。昨日の昼は暖かかった。久しぶりだ。陽射しがあり、いい感じだ。真冬の服装では暑いほど。朝方寒かったので、その服装のままでは暑い。店屋などは暖房が入っており、さらに暑かった。ただ、暖房のない部屋では逆に寒い。日影のためだろう。日差しで暖かいのだ。それと暖房。
 昨日はスプーンを買いに行く。スプーンは貰いものが箱ごとあったのだが、捨てたのか、百均で買った一つしか残っていない。あれだけあったスプーン。引き出しに突っ込んでいたのだが、使わないで捨てたような記憶がある。それでもスプーンはいるので、全部捨てたわけではない。しかしスプーンを使う機会は滅多にないので、箸のように何本も箸立てに立てているわけではない。きっと何処かに紛れ込んだのだろう。
 スプーンを買いに行ったのは、カレーだ。唯一残った金属のスプーンは味噌汁用。味噌をスプーンで取り出すのだが、味噌が付いている。それでカレーを食べると味噌味になる。いつもはそれを洗って食べるのだが、一つでは不自由なので、買いに行くことにした。近所の百均だ。夕食の食材を買いに行くスーパーと同じような場所、同じような時間帯になったが、昨日はスプーンだけ。大きなスーパーなら、一寸した食器類も売っているのだが、百均の方が種類が多い。行きつけの百均は二店。ダイソーは西日本最大の敷地面積なので、食器類も豊富だが、夕方にはその方角へは行かない。夕方前に既に行っているので、同じ道をまた行くのは避けている。
 スプーンしか買いに行かなかったので、四本ほど買ってしまった。大きい目の匙二本と、小さい目の匙一本と、陶器製。木製もあるが、これは色が変わるし、禿げてくる。
 これで、カレーや焼きめしを食べるとき、味噌の付いたスプーンを使わなくてもよくなった。コンビニなどでスプーンは付いてくるのだが、これは使い捨て、一回きりだろう。汁でぬるっとしてしまう。あれは樹脂製ではぬるっとした感じが洗っても抜けない。洗剤は使わないので、洗うのに手間がかかる。それにそう言うのは食べたあとそのままにしているので、汚れがこびり付いている。
 金属製のスプーンは洗えばピカピカ光るほど汚れは取れる。木製や樹脂製の箸は染みこんでいるように見える。
 故人が個人が使っていた箸というのはもう家族は使わない。これは染みこんでいるためだろう。これはスプーンなら別かもしれないが、ご飯を食べるとき、スプーンを使うのは希。スプーンでないとすくえないものもあるが、それは家族共有のスプーンが多いだろう。誰々の専用のスプーンというのはなかったりする。
 そのスプーンも、全部金属に限られる。金属以外では汚れが落ちないためだ。
 その一家が代々使っている銀の匙のようなものがあったりするが、代々使っている箸はない。
 百均までの道で、自転車のタイヤが底付するような感じになる。空気が減っているのは知っていたが、これはパンクでもしているのか、抜けるような気がしていた。自動空気入れで入れたところなのに、ペコペコ。
 それで、手押しの空気入れで入れてみると、しっかりと張った。ということは、機械式の空気入れが故障していたのだろうか。これは無料の空気入れで、ボタンを押すと入る。十秒ほど押せばいい。しかし、しっかりと硬くならなかったことを覚えている。
 そして朝。タイヤを押さえると張っている。漏れていない。そして乗ると、ペダルが軽い。ずっと重いタイヤを引きずって乗っていたので、損をしたことになる。台風の日、ペダルが重すぎたのも、そのためだった。
 空気を入れるとスイスイ走る。これを応用すれば、空気という気を入れればいいのだ。空気は空。空気なのでよく分からないもの。目の前ににも空気はある。なければ窒息するだろう。空間ではなく、空気なのだ。酸素入りの空気だ。だから元気を入れればいいのだが、これも空元気というのがある。
 そう言う話をしていると、気功がどうの、呼吸法がどうのになるのだが、空気入れで入れる空気ではない気が問題。これをやる気とかいう。だから、これは普通にやっていることで、何かがあると元気になり、スイスイ走れる。それ以上の特効薬はない。ただこれは気候と同じで、時期がある。
 しかし、自転車が軽快だと、スピードが出てしまったりし、逆に危険だったりする。
 今朝は晴れており、休みも続くらしいので、行楽日和。大阪方面は紅葉はまだ。だから晩秋でもない。
 
 
 
■■ 2017年11月1日(水) 午前8時25分
 
 今朝も十度を切っているので寒い。しかし晴れている。晴れているので、朝が寒いことがある。そして昼間は気温は上がるが、それほど期待できない。陽射しがある分、外は暖かめだが、逆に屋内は寒々しい。
 今朝はストーブを出す。起きたとき、寒かったので、ホーム炬燵に入っても、まだ寒い。寝たままの服装のためだ。服をしっかりと着ていれば、ストーブはまだ早いが、それでも昨夜はストーブが欲しかった。まだ早いと思い、我慢していた。
 ストーブは新しいのを買っているが、古いのもあり、こちらは一本の棒のようなタイプで軽いので、先ずそれを持ち出す。切り替えはなく、常に同じワット数。まあ、それで十分だが、最初は倍ほど暖かい方がいい。だから新しく買ったのは二灯。方式が違うので、すぐには暖かくならないが、少しだけ待てばいい。
 もうストーブが必要な季節になっている。11月なので、そんなものかもしれない。冬本番の頃より、今の季節の方が寒いような気がするのは、今まで暖かかったからだろう。だから冬仕様でないところに冬が来たようなもので、それで余計に寒く感じるのかもしれない。
 夕方スーパーへ買い物へ行くときは、部屋では織っている綿のフード付き上着を脱がないで、その上に軽いタイプのダウンジャケットを羽織って行った。薄いジャケットだけでは寒々しいと感じたためだろう。フード付きの上着はマフラーになる。軽い目のダウンジャケットにはフードはない。下も上もフード付きだと、舌が二枚背中から出る。それは避けたい。
 だから襟の頼りない冬の上着の場合は、下にフード付きの柔らかいのを着れば、襟元の寒さは凌げる。それにダウンジャケットの襟というのは浮き輪のようにボリュームはあるが、ここが汚れる。だから、下に綿の洗濯のしやすいタイプのフードを着れば、汚れを持って行ってくれる。そのため、その二つがセットになったものがある。ただ、フードだけで胴体がないので、下に着込んでいるように見られるわりには暖かくないので、損だ。
 数年前から冬の上着の襟を注目していた。こういうのはマフラーをすれば解決する問題で、どんな襟でも実際にはかまわないのだが、最初から襟が立っているタイプは暖かい。しかし、すっきりとしない。襟を有効にするため、亀のように首をすくめたりする。これは自転車では肩が凝る。妙に力を入れているためだ。その方がより深く襟が首までかかるためだ。これがどうも不細工で、襟のためだけに姿勢を変えることになる。マフラーなら独立しており、鼻まで隠してしまえる。実際に覆面のようなお面のような顔当てもある。これはフルフェースマフラーだろうか。殆どプロテクター。鉄仮面だ。
 首元対策としては、徳利のセーターがいい。ハイネックだ。しかしこれは喉を締め付けられるような感じがして、息苦しい。ゆるゆるだといいが、きついと厳しい。それに暖かいところに入ったとき、脱ぐわけにはいかない。コート類は脱げるが、下のセーターまで脱げないだろう。だから、ハイネックの良さだけを抜き取ったのが首輪。しかし、被らないといけないので、付けたり外したりするとき、頭や顔と接触する。まあセーター類ならそんなものだが。
 そこで出て来るのがホック式の首輪。これは巻く感じだ。ただホックやボタンを留めないといけない。これが面倒だし、首輪のように融通が利かない。形が固定しているためだ。
 まあ、マフラーや首輪は百均であるので、これは使い捨てのマスクのようなものだと思えばいい。ただ分厚い目は百均でも高い。アクリルだが毛糸物は高い。
 マフラーなどは昔は母親が編んでくれた。だから買わなかったのだろう。
 昨日はフードをマフラー代わりにしてスーパーへ行き、カレーの食材を買った。ジャガイモは残っていたので、ニンジンと玉葱。葉物野菜は高くて、手が出せないが、このスーパー、そういうことを見込んで、安いタイプを良い場所に置いている。昨日はキャベツだった。ひと玉200円足らず。これはもの凄く長持ちするだろう。ひと玉のキャベツを枯らさないで使い切れるかどうか分からないほど持つ。白菜もそうだが、今はキャベツが安い。これを青いものとしてカレーに入れることにする。キャベツとカレーは合う。車で売りに来るホットドックにキャベツが挟まれているが、あのキャベツが美味しい。
 メイン用に牛肉とベトナムの小エビを入れる。肉と海老、どちらもメインが取れる。それで具だくさんのカレーを作る。家のカレーというのはそんなもので、汁だけのカレーなど有り得ない。野菜や肉の丼物に近い。具をカレーで味付けしたものだ。カレー屋のカレーはカレースープ。スープだけご飯にぶっ掛けて食べるような貧しさがある。またカレー屋のカレーにはジャガイモがなかったりする。これは溶けるためだろう。コンビニやセットもののおでんにもジャガイモがなかったりする。これは押すと潰れるためだろう。
 それで、カレー地獄にならないように小さな鍋で煮ていたのだが、具が多いためか、それでは溢れるので、中ぐらいの鍋に入れ替える。煮ていると蒸発するので、水を差す手間が減るので、小さな鍋よりも扱いやすい。
 しかし、少し多い目に作ったようで、ルーの数を増やさないと、水臭くなった。少し汁が多すぎたのかもしれない。その方がルーが溶けやすいので、水を足したためだろう。濃いのを作ると、鍋にへばりつく。あれを洗うのが嫌で、よく溶かしたり、煮込んでいるときは箸で底をかき混ぜる。これでジャガイモが潰れるので、ジャガイモは大きい目で、角を立てないほうがいい。四角く切ったジャガイモは丸くなる。溶けやすい。大きい目に切って入れて、大きすぎれば食べるとき、割ればいいのだ。
 カレーとシチュー、ハヤシもあるでよも具は一緒。ただシチューは牛乳がいる。珈琲牛乳は常に買っているが、牛乳は急にいわれてもない。だからすぐには作れない。
 カレーはご飯が見えないほど、具が多いタイプがいい。


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