川崎フォトエッセイ  その178  休憩    ←前 次→  HOME


 何時間かを何らかの作業をやっていて、それを中断し、数分間休憩することがある。これは文字通りの休憩で、この休憩時間中は、特に何かをやっているわけではない。体を休めている状態である。

 休暇は、一日単位で休むことで、休憩よりも時間が長い。そのため、休暇中は、何かをしないといけなくなる。ほんの数分の休憩ならネタはいらないが、一日となると、暇を持て余してしまう。

 仕事日に対しての休暇日は、その日は仕事をしていないという意味での休みである。休暇日を一日寝て暮らせば、一番楽なのだが、よほど疲れているか、睡眠不足が蓄積していない限り、眠れるものではない。

 起きると何かをしないといけない。それで、溜まっている雑用をこなしたり、行楽や買い物に出かけたりする。しかし休暇日の行為は、仕事日よりも疲れることもある。ハイキングとかなら、肉体的疲労度は、仕事日よりきついだろう。

 何もしないで、骨休めに徹せられないほど、日常はあわただしい。