街中をうろうろしていると、予想以上に疲れることがある。別に特別なスポーツをしているわけではなく、単に歩いているだけなのに。
それは、思っている以上に長距離を歩いているためかもしれない。繁華街とかは郊外にある家から駅までと違い、見るものも多く、人も多いため、地下鉄のひと駅かふた駅は、飽きずに歩けるためだろう。
人の流れには、それなりのスピードがあり、標準速度がある。それよりゆっくり歩くと、後ろの人がいらいらするだろうし、早すぎると前の人を追い越すため、追い越し車線(笑)に出たりして、余計な距離まで追加される。
さらに店内に入ると、入り組んだ通路をくねくねと歩くため、歩数はますます増える。それをいとわないのは「目を射す刺激物」に引っ張られるためだろう。
そのため、繁華街ではのんびりとした散歩は望めない。