川崎フォトエッセイ  その645  携帯電話      HOME

 パソコンの普及率は確認しにくいが携帯電話は分かりやすい。使っている人を至るところで見かけるからだ。

 新しいコミュニケーション手段は、既にライフスタイルを完成させている人よりも導入に関しての抵抗感が少ないように思える。

 既に出来上がっているライフスタイルは安定しており、慣れもあり、それに関しても磨かれたものがある。その人のスタイルが定着した時代と今とでは情勢もテンポも変わっている。

 若い人ほど柔軟に対応していけるのは、商品やシステムも若いためかもしれない。誰にとっても初心者となってしまう新しい方法は、習うことでは現役の世代のほうが有利かもしれない。

 携帯電話などを持つと、さらに忙しくなるように感じるが、時代が忙しいだけに、携帯電話機能の素早さは理にかなっているように思える。