川崎フォトエッセイ  その1010  予想       HOME

 意図してもなかなかそうならないことがある。予想通りにならないのだ。

 予想はあくまでも予想で、約束されたものではないが、その確率が高いことは確かだ。

 予想通りの展開を期待しすぎると落胆も大きい。そのため出来るだけ予想することに対し、意識的になるまいと考えることがある。予想に対しての予想だ。

 予想しない場合でも、いつものことがいつも通りいかないと、不可解になる。別に予想を期待しているわけではなくても、違った展開になると困惑する。

 その場合、予想することをサボっていたかのように感じることもある。いつも、そうなのだから、今回もそうだという感じでだ。

 その意味で、外れるかもしれないという予想のほうが柔軟だ。外れたときのショックを押さえる工夫だろう。

 予測に反し、思っても見ないほどの好ましい展開になったときは、儲けものだ。