川崎フォトエッセイ  その1030  引力       HOME

 引力は、一つの力だが、エネルギーとなっているものは地球というものが詰まった塊だろうか。地球は土饅頭ではないが、巨大な重さのある玉だ。パチンコ玉よりは当然引力は強い。

 川の水が低い方向へ流れるのは、地球の中心へ引っ張られているのだろうか。

 人が見た場合、地球は足の下にある。雨水は地面へ吸い込まれる道より、横へ流れる道のほうが太い場合、川となって流れる。滝などはダイレクトに地球の中心へ向かって流れているように思えるが、高さは高が知れている。

 引力という概念がなかった時代でも、物は下から上へは落ちない。その場合は飛んでいることになる。

 正しい知識などなくても、それほど困った状態にはならない時代もあった。その困った状態は、それ以上どうにもならないことなら、知識も、そこが限界点になる。

 知識と知識がぶつかり合うというような新たな問題が生まれたりもする。