川崎フォトエッセイ  その1043  秩序       HOME

 並んでいるものを見ると秩序を感じる。秩序のある世界は安定感や安心感を与えるが、行儀よく出来ないなど言う不自由さも感じてしまう。

 自由な振る舞いは開放的で、明るいイメージとともに、勝手気侭な振る舞いがぶつかり合うことによる事故の不安感もある。

 事故になる前に、対処するだけの知恵があればよいのだが、勢いづいてしまうと、周囲が見えなくなりやすい。

 人が並んでいるところへ割り込むと、並んでいる人達から苦情が出る。しかし性質の悪そうな相手だと、関わりたくないためか、文句が言いにくくなる。

 行列は、秩序だったもので、それがはっきりとしているので、分かりやすいが、そうではない場もある。

 何がそこではルールとなっているのかが把握しにくい場合だ。

 場には空気があり、その空気を読めない人は、悲惨なことになりやすい。そういう時は、しばらくその場の様子を観察することだろう。

 しかし、自分の都合に合わせた読み方をすることもあるので、注意が必要だ。

 

 

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