川崎フォトエッセイ  その1072  犬のフン       HOME

 かなり前から犬の散歩にはビニール袋とかが必需品となっている。犬の大便を持ち帰るためだ。

 しかし、小便を飼い主が持ち帰ることは難しい。

 早朝など、雨が降った形跡がないのに、水たまりが出来ていることがある。犬が散歩する道筋は、アスファルトやコンクリートで舗装されていると、地面にしみこまないのだ。

 特に大型犬で、我慢に我慢を重ねたりすると、かなりの水量となる。当然犬の知ったことではない。

 猫は自分のフンを土を被せて見えなくしたりする。小便もそうだ。痕跡を消そうとしているのだろうか。

 同じ場所でも、昔、その辺りは農道で、肥を担いだ農夫が人糞を畑にまき散らしたり、牛が平気で道ばたで糞を垂れていた。

 犬もそう言う時代なら、放し飼いで、散歩も随時に行け、大小便を気兼ねなく出来たことだろう。

 

 

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