川崎フォトエッセイ  その1113  並ぶ       HOME

 何かが並んでいたりすると、何か意味があるのかと考えてしまう。

 規則性がそこにあると、一つ一つの物の意味を越えた、違った意味が生まれてくる。

 並べることにより、何らかの用途に叶う状態になるのだろうか。

 しかし、偶然、ある規則性のある並び方になっていることもある。こちらが想像しているような、また期待しているような意味で、並べたのではなく、偶然、その並べ方になる例もある。

 何かがそこに仕掛けられていると思っても、それを仕掛けた人は、そのつもりはないこともある。偶然、そんな並び方になっただけで、作為はない感じだ。

 しかし、自然界の振る舞いと違い、人が造ったものや、人が並べた物などは、何らかの仕切があり、それは無作為でもないし、自然な振る舞いでもない。

 単に、目的が違うだけだけなのだが、それを受け取る側は、勝手な解釈をすることも多い。

 

 

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