川崎フォトエッセイ  その1130  足袋       HOME

 足袋は一枚革で作られた履き物だったようだ。どの時代かは分からないが、革靴のようなものが、存在していたようだ。単袋(たんび)からタビになったとある。

 今、足袋と言えば、和服とセットになっている。革ではなく、布になり、直に道を歩く履き物ではなくなっている。草履や、下駄が必要だろう。

 地下足袋は、足袋の下にゴム底を付けたもので、強引に言えば、靴底付きの靴下のようなものだ。

 靴下は、靴の中にすっぽりと足を入れるため、あまり分厚くできない。靴と靴下はセットである。

 下駄や草履は、露出部が多いため、防寒性が薄い。そのため、靴の靴下のような感じで、足袋が必要だったのかもしれない。草履を脱げば布製なので、廊下や座敷も歩ける。  足袋が靴下より頑丈に出来ているのは、靴のように草履や下駄は防御力が低いためだろう。

 人が作ったものには、それなりの実用性から生まれたはずなのだが、いつの間にか儀礼的な衣装や装飾品として、生き続けることもある。

 

 

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