川崎フォトエッセイ  その1154  違和感       HOME

 馴染んでしまうと、違和感を起こしにくくなる。

 最初の違和感は、未体験で、未知なる接触の時に起こりやすい。それが、今までの自分が触れてきたパターンとは違う場合、新たな書式を作らないといけないためだろうか。

 今まで、使わなかった機能が必要になることもある。その機能がなければ、代わりのもので、代用させることもある。
 それが、つぎはぎだらけの仕掛けでも、よく使うことにより、慣れが生じ、道筋が出来る。

 一度通った道は、次回からは歩みやすくなる。そして、何度も繰り返されるような機能の繋がりは、一つのコマンドとしてパターン化される。

 次回からは、いちいち考えなくても、そのコマンドを押せば、実行される。

 慣れるとい言うことは、もうその現象に対して、細かく詮索しなくなり、そういうものだと思って、やってしまうことになる。