川崎フォトエッセイ  その1232 仕草      HOME

 何かを語ろうとするとき、ビジュアルだけではよく分からない。

 それを作った人は、意味を込めて作り、また、その説明を周囲の人も聞いていただろう。

 ところが、形だけ残った映像は、イメージの世界に入るため、感性で受け止めるとかの応用問題となる。

 その形やその仕草の意味を知らないで、見ていたのでは、本意は伝わりにくい。

 逆に、正反対な受け止め方をする人も出てくるだろう。

 映像で伝えることは、言葉で伝えるよりも分かりやすいとされているが、そこに載せている情報によりけりだ。

 相手の仕草や、相手の笑みなどは、曖昧な情報で、しっかりと言葉で発していない場合は、どちらとでも受け取れる情報になりかねない。

 言葉も人を騙すことが多いが、イメージ的な誤解は少ない。