川崎フォトエッセイ  その1241 画一化      HOME

 特に決まった規格がなければ、任意のもので統一する必要はない。

 その機能を果たし、また、その機能を果たすための物が用いられておれば、問題は何もない。

 任意の決まったものだけを使うことは、個人商店では考えなくてもよいことだ。同じものを複数の店で使うのなら、別だが。

 地域や、そこに住み暮らす人々などの揺れが、ある形となって現れるのは、ローカルな楽しさとしてリアルな美味しさがある。

 特に、拘らずに選択した場合、よりリアルな展開になるだろう。

 個性と画一化は正反対なものなのだが、個性を発揮するつもりはなくても、その周辺との関係での成り行きで、何かを選んでしまうことがある。

 画一化されたものは、深く読む必要がないため、機能だけを頂ける。

 どちらがよいのかは分からないが、画一化されたものは、それが及ぼす範囲も広いので、逆に個性的で有りすぎると、目障りになりやすい。