川崎フォトエッセイ  その1294 昼と夜      HOME

 昼と夜とがある。  昼は明るく夜は暗い。そのため、二分化された世界が、古くから展開されている。

 だが、暗いはずの夜も、明かりが点くことで、暗くない場所が増えてきた。

 それらの場所は、殆どが人が出入りしたり、人が暮らす場所に限られているが、昼間と同じように、動くことが出来る。

 確かに昼間より見通しは良くないが、全くの暗闇ではない。

 この強引な照明は、夜でも動く人がいるためだ。

 その夜も、日暮れ後の夜と、深夜の夜とがある。前者は、まだ日常生活範囲内で、人々は普通に動いている。

 深夜になると、さすがに動く人は少なくなるり、照明も少なくなる。そのため、多少は暗くなる。

 日常から闇が消えたわけではないが、リアルな闇を街中などで見る機会が少なくなったのも事実だ。

 

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