川崎フォトエッセイ  その1298 雨の日      HOME

 雨は行動範囲を狭めることがある。

 目の前に壁が立ちはだかると言うほどではないが、多少は抵抗体となる。一番具体的なのは、濡れると言うことだろうか。

 当然路面も濡れ、滑りやすくなる。晴れの日と比べ、はっきりとした差がそこにある。しかし、それで、いつもの場所へ移動できないほど、深刻なものではない。通常の雨量なら、問題は少ないだろう。

 物理的な現象は、精神的にも影響を及ぼし、雨の日は、それなりの雰囲気や気分が漂う。別に外に出て濡れたりしなくても、雨の日は身体の調子が悪くなることもある。

 精神的な影響は、気の持ち方で、切り返すことが出来るが、かなり辛いときは、さらに辛くなる場合もある。

 濡れるのが嫌なのは、衣服が濡れるためかもしれない。傘をさしていても、防ぎきれない箇所がある。

 何かに遮られるような気分が、雨の日にはある。

 

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