川崎フォトエッセイ  その1305 あるレベル      HOME

 その人がいつも見ているレベル、また、暮らしているレベルとは、異なるレベルに入ることは、たまにはよい。

 異なるレベルは、常にそこにいるレベルではなく、僅かなタイミングで、入る世界だけに、普段とは違ったシステムが働く。

 長くそこにとどまることがないと分かっているので、多少苦痛でも、耐えやすい。

 また、その異レベルで、瞬間的なくつろぎや、安らぎを感じることもある。

 いずれも継続性がないだけに、日頃は忘れてしまっていることも多い。

 その異レベルも、周期的にやってくることがあり、二度三度、それを体験することで、僅かながら経験値が付く。

 日常の中には、たまに訪れる異レベルがあり、常に接しているわけではないが、それなりに、自分のシステムに組み込まれることもある。

 

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