川崎フォトエッセイ  その1379 クラシック       HOME

 クラシックは暗いイメージがあるのは、古いためだろうか。

 その古さは、いつの時代の古さを指すのかは、それと対峙した側の問題になるのだが、古いものほど、情報量が少ないため、それにより印象が左右されてしまう。

 日本的クラシックは古典とされているものだが、確かにシックなイメージが多い。

 クラシックは地味な印象を受けるが、それを求める気持ちがあるためで、落ち着いた雰囲気や、静かなものなどが歓迎されるようだ。

 そのジャンルに求められているものがあり、それはこちらが求めているだけのことではあるが、それで成立している。

 クラシックは、求めているものが多く含まれているだけのことで、日本的なクラシック性の実体とは違っているかもしれない。

 それは求めていないものを、あえて注意深く見ないためだろう。

 

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