その1414 感受性 HOME
雨の日は、外に出るのは鬱陶しい。濡れるからだろう。
しかし、水に濡れた街角は、変化が楽しめる。
街は雨が降ってもかまわないように出来ている。かなり濡れても大丈夫だ。
雨が降ったときのことを考えて作られているためだろう。
アスファルトの道路も、雨に濡れると、鏡のように景色を映し出す。その変化は、そうでない日よりも多彩だ。
雨の日の情緒を楽しむレベルと、水害の危険性を考えるレベルとがある。
それは雨量の問題だろう。
大雨が降っている場合、さすがに出かけて、情緒を楽しむ気にはなれないだろう。
しかし、人の感受性にもレベルがあり、かなり際どいシーンでないと、情感が沸かないこともある。
それらは、ジャンルの違いと言ってもよい。
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