川崎フォトエッセイ  その1420 現実の絡み       HOME

 リアルの世界では、色々なものが絡み合っている。

 それを解きほぐすと、現実感が希薄となる。

 複雑に絡み合ってこそ、現実の深みがあり、立体感、奥行きがある。

 現実の深みは、どこまで掘っても、限りがないほど、色々なものと繋がっていることだろう。

 そして、それを見ている側の現実があり、見ている側と見ているものとの関係にも、現実的な繋がりがある。

 共通しているとか、していないとか、好みであるとか、そうではないとかも、どちらであっても、それもまた、一つの繋がり具合なのだ。

 絡み合った現実を見ていると、解釈を受け付けない絶対的な流れを感じることがある。

 それは必然性の中の一つの流れなのだが、他の流れもあったのではないかと思えなくもない。

 

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