川崎フォトエッセイ  その1471 遊ぶ      HOME

 街から自然が消えると、子供の遊び場も消える。

 遊ぶための施設ではなく、自然そのものがそこにあると、様々な遊び方が出来る。

 また、自然を見ているだけでも十分得るところがある。居場所としての価値は高い。

 街中では子供は居場所がない。目的がなければ、子供が入れる場所でも行きづらい。

 街中で子供が遊ぶにはお金がかかる。それは商売でやっているためで、子供のために用意された場ではないためだ。

 自然が残っている場所が近所にあっても、子供はそこで遊ぶとは限らない。そこでの遊び方を教えられていないためだろうか。

 自然の中では遊ぶためのマニュアルはない。別に遊ぶ必要さえない。それを見ているだけでもいい。

 遊びとは、刺激的なイベントだけを意味するものではない。

 

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