川崎フォトエッセイ  その1478 商店街      HOME

 コンビニやスーパーの影響で、衰退していく商店街が多い。

 商店街は個人商店の集まりであることが多く、また、二階が住居になっていることもある。

 商店街の多くは地面の上にあり、階段がない。また、レジは個々にあり、さらに、店先で代金を手渡しすれば、レジを通さなくても買える。

 ほぼ、同じ人が売り手であり、日によって売り手が変わることは少ないため、店の人と客とは顔見知りとなる。

 他の場所で出合った場合も、人間関係はそのまま維持されるのは、売り手がプロのためだろう。

 客の好みなどはデータ化されておらず、店の人の記憶の中に残っている。数値には表れない複雑な事情も、その記憶の中に含まれている。

 商店街が、活気を取り戻そうと、イベントを張っても、内部だけの活気で終わることが多い。

 

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