川崎フォトエッセイ  その1494 分かりやすい門       HOME

 いかにも門という感じの形をした門がある。非情に分かりやすい。

 漢字にはイメージを抱きやすい形がある。その漢字を書けたり読めなくても、見た感じで何となく分かることもある。  文字は発音では曖昧なため、ビジュアル的に示すことで、大事な情報を共有するために出来たのかもしれない。

 カタカナ語や英数字を使った言葉は、日本人の誰にでも分かる言葉ではなく、何らかの専門語であることが多い。

 それらを漢字にした場合、何となく意味が分かるのは、古くから使い続けている言葉の慣れで、その方向性だけでも理解出来る。つまり、とっかかり程度は分かるのだ。

 ところが、漢字や仮名に置き換えにくい言葉もあり、それに対しては暗記するしかない。

 たとえば地上デジタル放送での音関係の専用語などは、敢えて分かりにくい言葉を使っているとしか思えない。

 新しい言葉を覚える必要があるのだが、そのため、以前に使っていた言葉を忘れてしまうこともある。

 

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