川崎フォトエッセイ  その1541 ごちゃごちゃ      HOME

 昔の建物はごちゃごちゃしている。部品が多いのだろうか。

 今の建物はすっきりとしている。一体型が多いためだろうか。

 日常的な場所もすっきりとしている。

 ごちゃごちゃとしている物は見る面が多い。

 ごちゃごちゃとしていたものが整理されるとすっきりするのだが、物足りなさも感じる。

 凹凸が多いほど、メカニカルな感じがする。また、規模の大きさ、機能の多さなどもだ。

 しかし、すっきりとしていても、凹凸の多い物より、優れていることも多い。

 時代の進歩とともに、機能面は良くなるはずだが、それが見えない場所に仕込まれていることがある。

 凹凸を無理に付けることで、ごちゃごちゃ感を出す場合もあるが、それが表面的な処理だけのことだと、すぐに見抜かれてしまうだろう。