川崎日誌 2020年2月 川崎日誌  HOME


 

 
 
■■ 2020年2月29日 土曜 午前9時35分
 
 今朝は曇っており、そして寒い。雨がすぐにでも降りそうだ。雨の日は暖かいはずなのだが、気温は低い目。しかし体感温度は高い目なので、ものすごくは寒くない。湿気ているためだろうか。いわゆる低気圧の接近。これは体調に響く人もいるだろう、
 空は暗く、町も暗く、厳しい冬空というより、鬱陶しい感じが全体を包んでいる。まあ、そういう日もよくあることなのだが、晴れているときの良さが引き立つ。そしてなかなか安定した晴れた日々というのはないのだろうか。冬場は安定しているのだが、今年は違うようだ。寒いが晴れているのが冬なのに。
 夏は暑いだけで、こちらも晴れている。ずっと晴れが続いていたりする。暑いとき、一雨来ればいいのにと願ったことがある。しかし、雨はめったに降らなかった。だからずっと晴れていたのだろう。その印象が残っているが、雨ばかりの夏もあった。そんな年は一度だけだが、梅雨がまだ続いているような夏だった。当然梅雨明け宣言は出なかった。
 今朝はまずまずの時間に起きてきたので、早起き路線は維持されているとみていい。これはそれまでが遅すぎたため。少し早い目に戻そうとしていたのだが、それに成功した。しかし、理想的な起床時間ではない。もう少し早い時間がそうなのだが、今ではこの理想、早すぎる。一日が長くなりすぎて、持て余すだろう。
 今朝は一発起きで、二度寝はない。時計を見ると、いいタイミングだった。起きてもいいと同意できるほどの。一人で同意する。独り合点だ。
 朝、目が覚めても、目を開けないことがある。まぶたを開かない。その状態はもっと寝たい状態で、下手に目を開けると起きてしまうため。
 目を開けていないのだから、室内の明るさも分からない。朝なら明るいだろう。夜なら暗いまま。それでおおよその判断はつくのだが、それもしない。これが悪い目覚めで、そこで起きることはまずない。起きる気がないのだ。目は覚めているが目は閉じたまま。
 
 桜の開花予報が出ていた。大阪方面は三月の中頃の終わりがけから下旬。まあ四月になるまでには咲くので、遅くはないようだ。桜は二週間ほどで終わってしまうので、一瞬だ。だから桜などあまり見ないまま終わってしまうこともあるだろう。長くて三週間。これは一本の桜。別の桜がまだ咲いていたりするので、それらを含めると、三週間ほどは花見ができるということだ。日曜日の花見なら三回はチャンスがある。
 いつも見ている桜群がある。その中の一本がすぐ近くにまで寄れる。それでつぼみを毎日見ている。変化はまだないが、少し赤みを帯びてきたのではないかと思われる。膨らみはそのままだが、ある程度で止まるだろう。これは冬場でもある。春になったのでつぼみが出てきたわけではなく、枝に膨らみが冬でもある。
 
 米は結局コンビニで小袋を買った。これだけは避けたかったのだが、スーパーから持ち帰るタイミングがなかった。米だけ買いに行けばいいのだが。
 コンビニ米はどこの米か分からない。産地がない。国内米となっているだけ。
 葉物野菜が切れている。ほうれん草がほしいところだ。一度買うと長く持つ。その場合、しおれてくるが。
 茎がやたらと長く、葉が少ないほうれん草もある。安いと思い、買ったら、そのタイプだった。それも切れた。これは味噌汁に入れる。ないときは白菜でもいい。白菜は長持ちする。そして安い。これはコンビニものでもいい。とりあえずの野菜ということで。
 白菜の青いところ少しで、後は白い。だから白菜だ。安物の中華丼だと白菜ばかりだ。八宝菜もそうだ。白菜がやたらと多く入っている。これで盛りが多く見える。
 
ゲートウェイの続き
 せっかく契約しているポケットWi−Fiなので、充電し、持ち出すことにした。
 どうせ喫茶店でしか使わないのだが、これがあるとアマゾンKindleの本を外でも買うことができる。しかし、今読んでいる「樅の木は残った」は長いので、当分落とす必要はない。
 次はファイルの同期だ。
 これは外で書いたものがそのまま同期されるので、戻ってからノートパソコンをまた開いて、同期させる必要がない。それだけのことだ。別に今まで通りでも不便はないが、一手間省ける。
 喫茶店滞在時間中ネットを見るというのはほとんどない。用事がないためだろう。しかし、いつでも調べられるようになる。上新とかへ寄ったとき、そこで見た機種などのスペックをさっと調べられる。これも、まあ、どちらでもいいが、家電店ではなく、喫茶店に入らないと、検索したりしにくいだろう。ここはスマホなどの勝ちだろう。
 ポケットWi−Fiはデジカメほどの重さがある。バッテリーが入っているためだ。
 まずは電源を入れる。その後、画面をスライドさせればオン。それが終われば鞄の中に戻せばいい。
 そしてパソコンを起動させると、自動的に繋がる。周りにめぼしい電波がないためもあるが、一度使ったのは覚えているようで、それを自動接続にチェックを入れておけば、勝手に繋がる。部屋のWi−Fiへ繋げようとはしないのは、電波が来ていないためだろう。
 まあ、電源を入れてスライドさせ、パソコンをしまうとき、電源ボタンを押して消す。それだけのことだ。
 ファイルの同期はマイクロソフトのもので、最初から入っている。
 だからテキスト系ファイルは、全部そこに入れているのだが、使っているファイルだけ。だから何十ファイルもない。
 買ったばかりのパソコンでは、ネット上に保存しようとする。それをローカルにも保存をチェックしておかないと、ネットがないところでは読み込めない。まあ、ネットのないところでノートを使っていたので、それで当たり前だが、ウインドウズの初期状態ではクラウドタイプになる。ローカルのフォルダにファイルは並んでいるが、これはショートカットのようなもの。
 同期のタイミングは少し間があったりするが、パソコンを再起動させれば、起動後すぐに同期してくれるので、同期を待つより、そちらの方が早い。
 最近のウインドウズやパソコンは起動が速いので、タブレット並み。だから休止とかの必要はない。終わればスリープではなく、終了でいい。
 
 マイクロソフトオフィスが入っていたのだが、これももったいないので、使うかどうか検討している。これが入っていたので、少しだけ割高。買えば高いだろう。
 ワードは軽いので、一太郎よりもいい面がある。
 エクセルは表計算ソフトだが、スケジュール表にもなるし、メモ帳にもなるし、絵を貼り付けることもできるだろう。エクセルの表をコマと見立てて漫画を書いたりできる。実際エクセルでウェブデザインのレイアウトをこしらる人もいるだろう。
 それとメーラーも入っている。それとプレゼンソフト。いずれも本来の使い方ではない使い方ができそうだ。
 表計算のエクセルで私小説を書くとかも可能だ。実際これでプロットを作っている人もいるだろう。並べ替えなどが簡単なので。
 
 それでワードのアイコンがあるので、それを押すと、オフィスが立ち上がった。後はシリアル番号のようなものをタイプするだけ。これは小袋の中に入っているカードに書かれているが、十円玉がいる。急にいわれても十円玉がない。それで、削っていると、破片が出る。あまりいいものではない。
 それで暗号でも打ち込むように、何か後ろめたいような感じになるのは何だろう。正規品だし、買っているのだが。
 それで、ワードのアイコンから入ったが、結局はオフィス全体。その中にワードが入っている。
 そしてすぐに文章を打ち込むが、初期画面の書式は文字が小さく、読めない。フォントサイズを大きくすると、それは解決。そのまま、それを初期書式とする。つまり、新規ファイルを作るとき、その状態になるように。いじったのはそこだけ。
 ワードの欠点だった最下行での未確定文字列が消えてしまうのは改善されたようだ。ただしマイクロソフト製の日本語変換に切り替えないといけない。ATOKのままだと、最下行にかかると消える。
 以前はマイクロソフト製日本語変換ソフトでも消えていたのだから、これは改善されたのだろう。いいことだ。それで安心して最下行近くでのタイピングができる。何せ今まではタイプしても画面から出てしまうので、打ち込んだ文字が見えなかったのだから。
 保存は自動的にクラウド上のドキュメントというフォルダに入るのだろうか。それをローカル側にも保存するようにしておけば、ネットが繋がっていなくても使える。
 ワードの起動は一太郎よりも遅い。逆転したのだろうか。
 ワードとマイクロソフト製日本語変換ソフトの組み合わせは軽快。初期設定でも自動変換されるので、変換キーを押さなくてもいい。以前は句読点が来ると変換されたが、それがなくても、自動変換されるようになったのだろうか。ほとんど使っていないので、ただの印象だが、初期設定をほとんどしなくてもなんとかなる。
 逆に一太郎はスペースを入れると、タブと見なされたりする。または文頭に記号などをタイプすると、段落がガクンと落ちたりする。アウトライン編集画面のように。数字を入れると連番になる。
 だから一太郎屋敷の方が複雑怪奇で、初期設定では都合が悪い場合が多い。
 まあ、ワードは軽快なエディタとして使えるだろう。ワードで作ったファイルは、ワードの入っていないパソコンでも読める。ワードパットが入っているためだ。
 また、一太郎の画面でテキストをコピーし、貼り付けようとすると、書式までついてくるので、テキストファイルのようにはいかない。ワードなら、そのままコピペできる。
 まあ、せっかく入っていたのだし、これで割高になったゲートウェイパソコンなので、使ってみることにする。
 
 朝の喫茶店などにゲートウェイノートを持ち出すが、やはり場所をとる。特に後方。まあ、分かっていることだが。
 ただ、タイプ感は非常にいい。そして動きは快適で、問題なし。
 これが上新リアル店で一番安いノートパソコンかと思うほど、もうレベルは上がっているのだろう。というより、SSDのおかげで、高速機との差がなくなったような印象だ。
 
 
 
■■ 2020年2月28日 金曜 午前10時33分
 
 今朝は晴れているが、寒い。後半、冬が粘っているようで、春が来るのが遅くなるかもしれない。十日間ほど先の予報を見ると、暖かい日があまりない。逆に今よりも寒い日があったりする。それはいいのだが、暖かい目の日がないのがおかしい。だからそれを見ていると冬に向かっているのではないかと思うほど。
 昨日は寒いし風も強かった。春一番のような感じだが、その翌日である今日は晴れていていいのだが、気温は低い。
 去年の今頃のデータと見比べればいいのだが、その必要もないのだろう。別に困ることはない。この時期なら、こんな感じの気温なので。
 ただ、毎日長期予報が出るので、それが気になる。先のことは先になってみなければ分からないのだが、予想されたとおりだと、期待していた気温の上昇がないので、少し不満。下手に先のことが分かっていると、そういうこともある。春に向かっているという感じが損なわれる。
 それを見ていて春が遅いのではないかと、思う程度だが、春が来ないわけではない。
 今朝は遅起きになってしまった。目は覚めていたのだが、また寝てしまったようだ。起きるかどうかと、考えていたのを覚えている。そのとき起きれば早起きだろうが、目を開けていなかったので、時計は見ていないので、実際はどうだか分からない。早すぎると、また寝るだろう。
 それで朝の喫茶店へ行ったのだが、すでにパチンコ屋は開いていた。これで分かる。並んでいる人がいない。
 だが、この時間は喫茶店はすいており、誰もいないときがある。好きなところに座れる。遅起きの時の特典だ。
 朝は晴れているが、雲が多くなり出し、曇りだし、そして雨が降り出すかもしれない。朝だけは持っていたりする。日差しが出ている下では暖かい。これだけでもいい。
 二月も終わりがけだが、もう一日ある。元々日が少ない月なので、あっという間に過ぎるわけではないが。
 三月の声を聞くと寒さはましになるのだが、下手に長期予報を見たので、そうなっていないので、こう言うのは見なくてもいいのだろう。明日のことは分からない。その長期予報、実際にはそれ自身変わっていき、書き換えられるので、本当のところはその日が来てみなければ分からない。
 
ノートパソコンの設定
 ゲートウェイ12インチ分離型ノートパソコン。これはジャンル的にはタブレットパソコンだが、上新のネットではノートパソコンのジャンルに入っている。
 だが、最初からキーボードがついているのだから、組み立てノートのようなもの。12インチのタブレットとして使うのは大きく重すぎるので、部屋で使う程度だろう。軽量ノートパソコンよりも軽いが、画面が大きすぎる。キーボードを付けると1キロを超える。普通の12インチノートの重さだ。
 それで昨日は、セットアップ。
 
 まず梱包を開ける。これがかなりきつい。きちきちに包まれていた。簡単には中身が取り出せない。
 いい厚紙を使っているのだろう。手でビリビリやると手を切りそうだ。
 中は本体とキーボードと、コール類。それとペンの入った小さな箱。細い筆箱程度。
 ぺらっとした多国語の並ぶ紙が出てきて、これが最初見るべきものだろう。電源コードのつなぎ方を絵で示している。どの穴に突っ込めばいいのかと。
 コードは一本で、中継はない。しかし、USBでも充電できるので、携帯充電器でもいける。まあ、それのない人向けだろうか。細い針がついており、穴に突き刺すタイプ。これは方向がないので、突っ込みやすい。いずれもモニター側に差し込む。
 その状態にしておいて、電源ボタンを押すと、ウインドウズのセットアップが始まるのだが、解説はそこまで、セットアップの段取りはウインドウズのに指示に従えということだろう。そこまでの解説はない。
 
 薄いがマニュアルが入っており、それで各部名称とかが載っている。キーボードの個々のキーまでの説明はないが、音声とバックライトの調整キーは書いてある。いずれも矢印キーに仕込まれている。ファンクションキー側ではなく。だから、手前で調整できる。
 メーカーによって癖があるのだろう。キーボードの配列とか。
 後は、サポートとか、細々としたことが載っている。
 同じものがネットにもある。
 
 オフィスソフトの古いバージョンが入っているが、使っていない。アイコンがあるので、押せば起動するのかもしれない。最初から入っていたりする。オフィスのシリアル番号などが書いてある小袋がある。まだ開けていない。
 まずは動きを見ようと、一太郎を入れる。これはものすごく時間がかかる。
 ついでなので、ポケットWi-Fiの接続。パスワードのようなのを忘れやすい。これで、外でもネットができるが、その用はほとんどなかったりするが。
 大昔に契約したのだが、会社も変わり、サービスも変わり、今に至るということだ。これは解約してもいい。
 
 ウインドウズの設定は、まずはワンクリックにすることだろう。それで押すだけでアプリは立つし、ファイルも押すだけで開く。
 起動時にピンというのを使うのだが、マイクロソフトのパスワードなどを入れるよりも早いが、それも面倒だと、パスワードなしでもすっと起動するので、その関所は簡単に外せる。チェックを外せばすむ。複数の人で使うパソコンではないので。
 
 ペンティアムがこんなに早いのかと、昨日は驚いていた。起動も速い。
 しかし、よく考えると、昔との違いはただ一つ。ハードディスクからSSDになったこと。だからCPUの差を、これで超えてしまう。その効果はすごい。しかし、安いノートなので、120いくらかしか容量はないので、ハードディスクとしては小さいが。
 足りなければSDカードを突き刺せばいい。データファイルよりも、プログラムファイルが早いところに入っているので、それで早い。
 だから、ペンティアムが早いのではなく、SSDかSDDかは忘れたが、それが早いのだ。これで、差がほとんどないほど。
 このペンティアム、一応4コアタイプらしい。頭が四つあるのだ。上新の宣伝では、それで快適となっていた。しかし、ペンティアムだが。
 どちらにしても安くて、スペックも低いノートパソコンだが、SSDのおかげで、サクサクと動く。ただ、重い作業をしていないので、軽い作業なら、これで十分だろう。
 それよりも前回で触れたように、キーボードがいいし、配列もいい。これだけでも値打ちがある。これは安いものだろう。ただのキーボードだ。しかも外付け。おまけのようなキーボードだが、このパソコン、ほとんどの人はノートパソコンとして使っているはず。
 外付けで、磁石でくっつけているだけだが、傾斜を選べる。だから、それだけでも打ちやすい。またキーボードのファンクションキーなどがあるところのすぐ上がもう液晶で、接している。だから、液晶箇所がかなり低いのだ。これは顎をあげなくていいので楽。下を見る感じになるので。それと傾斜したキーボード、その組み合わせがいいのだろう。さらに布のような感触なのはカバーのためだが、微妙にきしむ。だから弾力があり、押したときのたわみがクッションになり、指に優しい。たわむが、ペコペコしていないのは、少し分厚いためだろう。それはキーボードのストロークが深い目なのとも重なり、絶妙のタイピングになる。
 ゲートウェイがそれを考えて、そう作ったとは思えない。マイクロソフトのノートの真似をしただけだろう。それがいい風に出ている。偶然だろう。
 まあ、それは展示されている状態で、キーを少し押したりしたとき、気づいていた。これならいけると。
 ゲートウェイと上新が共同で作ったパソコン。まあ、上新の売り場で、安いパソコンとして並べたかったのだろう。国産モバイルノートは高すぎるのだ。
 しかし、たった4メガのメモリしかないのに、よく動いている。
 高いカメラも安いカメラも、それほど写りに違いがないのと、なんとなく似ている。
 
 パソコンを買うと、忙しくなるのだが、今回はそれほど手間取らず、簡単に使えるように整えた。環境設定などは簡潔なもので、アプリもそれほど使っていないので、いろいろとインストールする必要はない。
 エディターを常に入れていたのだが、ウインドウズに入っているワードパットか、そう言うので十分だ。メモ帳もあったはずだが、探していない。折り返しの改行が面倒なためだろう。
 できればウインドウズに入っているものを使っている。インストールする必要がない。それで写真関係も「フォト」というのを使っている。最初からある。
 ほとんど写真修正しないので、修正が巧みなソフトはいらない。どうしても暗く映ったり、明るすぎるとき、調整する程度。カメラ側で露出補正しなくても、なんとかなる。
 そうして年々簡潔になっているので、いろいろなソフトを入れる必要がなくなったので、それほど忙しくない。
 
 今回はお絵かきができそうなペンが入っていたので、お絵かきソフトをまた探さないといけない。いろいろと持っているのだが、あまり本格的なのはしんどい。
 お絵かきは手書きの方が楽しかったりする。ソフトはいらない。
 
 12インチノートなので、結構大きいため、喫茶店などではテーブルが狭くなる。また、ついたて式なので、その足場が必要で、後方にもスペースが必要。首が安定していないので、モニターを持って閉じようとすると、パタンといく。また、キーボードを掴んで近づけようとしても無理。モニター側を持たないと、動かない。
 だから喫茶店では設置時間が少しかかる。それさえ終われば、後はモニターも大きい目だし、キーボードもゆったりとしており、打ちやすいので、快適。
 モニター、本体は片方を持ち上げれば取れる。しかし、このタイプ、分離させることはほとんどなかったりする。12インチタブレットは大きすぎて、取り回しが悪いし、そういう使い方をすることはあまりなかったりする。
 しかし、このからくりのおかげで、キーボードに傾きができ、カバーでもあるので、質感が布のように柔らかく、いい感じだ。冷たいメタル感がない。
 カメラもそうだが、少し大きく重いタイプの方が使うときは安定感がある。持ち運びは重いが、使い心地は非常にいい。
 
 

■■ 2020年2月27日 木曜 9時17分
 
 今朝は久しぶりに晴れている。しかし、気温は少し低い目。これはこの時期としては普通の気温だろう。まだまだ寒いという感じ。
 寝起き、すぐにいく喫茶店の前まで来ると自転車が一台も止まっていない。まさか定休日、と思ったが、この前、定休日だったので、これは違う。では臨時休業、とも思ったが、明かりがあるので、開いているのだろう。
 それで入り口までいくと、常連の人が座っているのが見えたので、ドアを開ける。結局客が少ないだけだった。
 今朝は早い目とはいかないが、まずまずの時間に起きてきた。これは喫茶店前のパチンコ屋がまだ開いていないので分かる。
 昨日は遅かったが、それまでは早い目だった。そこに戻れた感じだが、少し眠い。標準とか、いつもの、とかは変わるようで、移動している。大きな変化ではないが、わずかに動いている。だから固定していないのだろう。まあ天気も毎日変わっているし、季節も徐々に動いている。移っているだけのことだが。
 今朝は老眼鏡を忘れた。昨日の昼間も、忘れてしまった。それで困らなくなったのだが、やはりしっかりとは見えないので、老眼鏡はいる。
 その老眼鏡、部屋置きと持ち出し用があったのだが、持ち出し用の引っかけが外れたので、部屋置きを持ち出している。それで、持ち出すのを忘れるのだ。
 カメラ、たばこ、このあたりはポケットに入れるので、忘れない。ポケットに入らないカメラは鞄に入れるが、それなりに重いので、出るとき分かる。たばこはたまに忘れる。眼鏡となると、これは持ち出さなかったので、確認する癖がついていない。
 使っていない老眼鏡があるが、どれも度が強くて使えない。だから度の低いのを買う必要がある。そうでないと、忘れるためだ。
 今朝は晴れているが、日差しが途切れたりする。安定していないのだろうか。季節の変わり目にさしかかっているので、そんなものかもしれないが、そうでなくても、この冬は天候が不安定。
 いずれにしても、変化はつきもので、これは自然の摂理。
 
ゲートウェイノート
 カメラはP950で一段落したので、次はパソコンというわけではないが、これは順番。
 パソコンの方はしばらく静かにしている。それで、久しぶりに軽く一台ほど欲しくなり、滅多に入り込まないパソコン売り場で見学していたのだが、ノートパソコンはほぼ20万円台。これは驚く。NECや富士通、東芝などのメーカーものなので、高いのだが、それにしても高すぎる。それとモバイル系も最近は13インチになり、軽いが結構大きい。そして高い。モバイル系が少なくなったのはスマホの影響かもしれない。
 以前ならASUSやエイサーの二万円台や三万円台、高くて5万円台のモバイルノートがあった。10インチや11インチまでで、その当時の11インチというのはかなり大きく重く、安いほど重いのか一キロ半ほどあった。当然遅いパソコンなのは、値段的に仕方がない。
 その一番安いタイプが消えている。しいて言えばマイクロソフトのタブレットパソコンが安い。ここでやっと10インチが出てくる。何とかGOというやつだ。しかし、キーボードとペンを買うと、それほど安くはない。それでも、ずらりと並んだ20万以上するタイプに比べると、安く感じるほど。
 それで、先日見たのは上新オリジナルのゲートウェイのノートパソコンで、マイクロソフトノートのパッチもの。そっくりだが、値段は半額以下。ペンもキーボードも最初から付属品として入っているので、取り寄せたり、ネットで買う必要はない。
 それよりも、遊びで買うのなら、これだろうとすぐに決めた。それなりに早いノートパソコンは既に持っているので、最下位機を買うのは余裕だ。ゲートウェイと言ってもエイサーか、ASUSか、どちらかのものだ。その中にゲートウェイというブランドが入っているだけ。上新だけで売られているのではないかと思える。上新と組んだ安いパソコンがよく展示されていた。二万円台のノートもそうだった。決して動かないわけではない。
 それで、すんなりと、見た翌日買うことにした。このすんなり具合が快い。抵抗がない。安いというより、上新に置いてあるパソコンの中で一番安い。この気楽さがいいのだろう。
 どこかコンパクトデジカメの安いのを買いに行くような感じだ。
 それで、店員にすぐに声をかけると、別の人がやってきた。最初の店員は偉いさんだったようだ。
 展示品特価のはずなのだが、在庫を調べてくると言いだした。その偉いさんが。それは既に買った人がいるかもしれないためだ。
 しかし、阪神タイガースのユニホームの店員は端末で確認を取っている。すると、在庫品が他にもあるということだ。
 そしてレジまで案内され、そこで支払う。奥から出して来たのは元箱入りの未開封機。まだ数台あるとか。二年前の製品。まだ売れ残っていたのだろう。
 だから展示品でなくて、よかった。それにその方が受け取りが早い。梱包するまで、待たないといけないためだ。
 
 スペック的にはCPUはペンティアム。化石のようなものだ。
 メモリは4ギガ。ギリギリ動く程度。8ギガは欲しい。ハードディスクに相当するメモリは128ほどだろうか。これは64よりもいい程度。まあ、遅いマシーンで、ウェブを見たり、メールしたり程度のスペックだが、オフィスの古いバージョンが入っている。これで、少し割高になるのだが、それを抜いた物はネットの上新にはあるが、既に売り切れているようだ。
 ワード、エクセル、メーラー、パワーポイントの旧バージョンだが、ずっと使えるタイプ。
 まあ、一太郎が重くて、厳しいようなら、ワードを使うしかない。ワードは軽いというより、ATOKが重いのだ。
 
 モニターは12インチと、結構大きい。10インチに比べると。
 この12インチはマイクロソフトノートに合わせてきたのだろう。12インチのタブレットにもなる。しかし、結構重いので、据え置きタブレットだろう。このタイプの分離型を買ったことがあるが、離して使ったことがない。マウスコンピューター社などから、このタイプはよく出ていた。安くて小さかった。
 
 筆圧感知1000レベルのペンが付く。今は4000ぐらいのがあるので、何とも言えない。
 当然タッチパネル。
 このゲートウェイは通路の晒し首台にあったのだが、その近くにマイクロソフトノートがいいところにおかれており、いろいろと試していたのだが、キーボードはゲートウェイの方が上。これが決定打だろう。最低でもテキスト打ちだけはキーボードでは勝てる。
 ストロークが十分あり柔らかい。そして同じ12インチなので、その幅のキー配列だが、打ちやすい。安くても、いいところがあるのだ。
 
 それらのスペック的な問題、今回は敢えて遅いマシーンの味わいを優先させた。まあ、安上がりでいいし。
 遅いマシーンでも、そこそこ動くではないかという感じがいい。今回のポイントはそれで、ゆっくりやろうという感じだ。
 
 パソコンを無事買い終え、喫茶店で一服し、戻ってから初期設定をした。
 一太郎などをインストールする。そして、今そのゲートウェイでこれを書いているのだが、12インチモニターのためか、文字が小さくなる。表示範囲を広げたためだろう。それが推奨拡大率だが、いつもの11インチノートや13インチノートに比べて小さい。
 裸眼でも見えなくはないが、システム文字のファイル一覧などはかなり小さく、判別がしにくい。老眼鏡をかければ別だが。
 最近は老眼鏡なしでも喫茶店で使っている。しかし、しっかりとは見えていないが。
 複数の窓を開けたりするようなことはしないので、文字が大きい方がいいだろう。それにそんなハードなことができるだけのパソコンではないので。
 
 注目していたキーボードはかなりいい。最初から手に馴染んでいる。これだけでもう十分満足を得たようなものだ。多少ボコボコ音を立てるが、音が柔らかい。
 今、考えると10インチのノートのキーボードはやはり狭すぎたのだろう。13インチになると幅が広くなりすぎて、指を伸ばすのが大変になる。だから11インチや12インチがちょうどいいのかもしれない。12インチだと少しだけゆとりができ、窮屈さがなくなる。
 
 すぐに試したかったペンだが、これが結構いける。まあ、モニターの表面がヌメッとしており、液タブのそれとは違うためか、途切れたりはすることもあるが、これは落書き程度なら使える。滑りにくいのでギザギザになりにくい。
 このノートの宣伝にはお絵かき云々とかは書かれていない。マウス代わりにペンで画面をスクロールしたり、ファイルを選んだりとか、その程度の扱いだろう。だが、あまり滑り心地はよくないが、ヌルッと線が引ける。ここを心配していたのだが、安い割には問題はないようだ。ウインドウズペンなので、その企画のペンなら使える。ワコムのいいのを買えば、また書き味が違うのかもしれない。
 マイクロソフト製は1万円ほどしている。別のメーカーなら1000円だったりするのもある。このゲートウェイは最初から同梱なので、値段は分からない。
 
 少し使ってみただけだが、化石と馬鹿にしていたペンティアム機だが、結構早い。これで十分だろう。
 なぜか一眼レフの画質もコンパクト系の画質も、比べて分からないような感じに似ている。確かに早さ比べをすると数値ではっきりと出るのだが、重いソフトや複雑な作業、負荷のかかることをしなければ、上位機と変わらない動きだ。
 かなり早いのを持っているが、別段どうということはない。瞬時に起動しても、頭が動き出さないと、何もできなかったりする。
 このゲートウェイの売り文句は、上申の説明文では、ウェブ閲覧やメールチェック程度となっている。そしてオフィスのワードなどだろう。テキストものはそれほど負荷はかからない。エクセルの大きな表とかは、厳しいだろうが、個人がそんなものをどの程度作るのだろう。手に入りにくい小さな電池で動く。上新で一つだけ売っていたとき、買っている。
 
 キーボードの打ちやすさで、一安心したが、これは買う前から触っていたので、いけると思っていた。ただ、ペンの方は未知数で、かなり悪いのではないかと思っていたが、案外いけたりした。
 だからキーボードとペン。この二つが満足を得るものだったので、値段の割にはいいという感じだろう。期待していなかった分、よかったことになる。
 ただ、モニターの拡大率が推奨ではなく、一段大きい目にしたのだが、ここだけは予想外だった。展示品だが、さらし首台に移動していたので、コードがないのだろう。だだから、テキスト文字の大きさや、アイコンの並び方で拡大率の見当がつくはずだが、見ていないので、仕方がない。
 
 12インチモニターだが、外枠がかなりある。最近はその枠が細くなり、12インチでも11インチほどの面積しかなかったりする。だが、このパソコンはタブレットにもなるので、あまり際際の細い枠では危ないのだろう。持つところがなくなる。
 おまけとしてカメラがついている。フロントとリア。リアは外を向いているが500万画素程度でAFはないだろう。固定焦点だと思える。こちらを向いているカメラは解像力がさらに落ちる。ウェブカメラだろう。テーブルの向こう側の風景などが一応写せる。そんな機会があったらの話だが。
 
 このタイプの分離型ノートは、モニターを低くできるので、上の方を見なくてもいい。背の低いモニターの方が見やすいので、分離型のメリットが、そういうところに出る。それを調整できたりする。
 だが、首が安定しないのはついたて式のため、蝶番がないため、ぐらぐらするので、持つときはモニター側でないと、キーボードをつかむとモニターがたれてしまう。本体はモニター側にあり、キーボードはカバーなのだ。そして軽い。
 電源ボタンや、その他の接続用のものはすべてモニター側にある。キーボード側には何もない。
 ついたては板ではなく、フレーム。これがかなり倒せることができるので、絵を描くときは便利だろう。キーボードをつけたままの方がお絵かきソフトの短縮キーが使えるので、その方が楽なためだ。
 絵といっても落書き程度のものだが、本格的なのはいらない。おまけでついているようなのでいい。
 当然ウインドウズ用のソフトは全部使える。これがフルOSの良さだろう。ただスペックは低いので、簡単なものになるが、それで十分だろう。
 
 重いATOKの変換などでもたつくと思ったが、意外とすんなりといく。先読みをしたりするとき、動きがぎこちなくなったり、間が開いたりするのだが、そんなことがない。重いはずのAI変換をあっさりとこなしているので、驚く。これはきっと最新バージョンのATOKが軽くなったためかもしれない。
 だからテキスト打ちでの問題はない。安いし遅いパソコンなので、心配していたが。
 
 上新で一番安いパソコンで、しかも二年前のもの。ウインドウズ7終了セールとなっている。とりあえずウインドウズ10に変えたい人向けではないが、そのセールのため、安くなっていたのだろう。
 朝の喫茶店に持ち出して使ってみると、すんなりとしたもので、ものすごく打ちやすい。モニターも見やすい。単にテキストを打つだけならキーボードだけのスペックになる。キー配列も好みのもので、癖がない。そして一番いいのは打ちやすいこと。かなり早く打てる。買ったばかりのパソコンの場合、そのキーボードに慣れるまでしばらくかかったりする。指が合わしていく感じだが、このゲートウェイは最初から合っている。これだけでも使いやすい。
 高速ノートパソコンと変わらないほど早いというより、遅いと感じないのが不思議だ。では高いパソコンのスペックは何だったのかということになる。ただ、テキスト打ちに限られるが。
 
 
 
■■ 2020年2月26日 水曜日 午前10時15分
 
 今朝は曇っている。昨日も曇っており、薄暗い日だったが、今朝も似たようなもので、空が暗い。しかし気温は高い目で夜も暖かいほどで、電気毛布は付けていたが弱にしていた。布団から出るときも寒くない。雨は余分だが暖かい目の日。昼ではなく夜が寒くないのでいい。夜だと雨が降っていても外に出ることはないので、問題はない。
 寝入りばな、雨の音を聞いた覚えがある。記憶だ。しかし、もの凄く大事な記憶ではないが、動物的には非常に大事だろう。
 今朝は続いていた早起きが途切れた。昨日と同じような時間に起きてきたと思い、朝の喫茶店まで行ったのだが、パチンコ屋が既に開いている。これでおかしいと感じるはずだが、パチンコ屋が開いていることは異変ではない。普通だろう。そうではなく、一時間ほど時計を見間違えたようだ。喫茶店内の時計でそれを知る。
 もしそのまま気付かなかったとしても、ここで日誌を書くので、そのとき日付を入れる。ただ、これはオートで、「にちじ」とタイプしているだけ。変換候補の中に日付がある。しかもこれはカスタマイズでき、全角でも半角でもいける。作っておかないといけないが。また、日付の表示方法も変えられる。変換での順番とか、候補に入れないとか。
 いずれもATOKがやっていることで、これだけでも助かるが、実際には日付が自動的に出ても、見ていない。だから困ることもある。一時間遅く起きてきたのに気付かないままになることもあるだろう。しかし、それが問題になることはないが。
 遅起きになったが、遅い目に起きてくるのが標準だった頃は、その時間に起きていたので、そちらのほうが慣れていたりする。良いことではないが。
 夜更かしはしていないが、朝、それなりの時間になっているのに二度寝した。三度寝までしたかもしれない。これだろう。犯人は。だから確信犯。
 
 米を買わないといけないと思いながらも何度もパスする。一度目はティッシュペーパーと重なったので、パス。次も米と多い目の食材が重なり、重そうになったので、パス。やはり米は米だけを単独で買いに行かないと無理。一番小さいタイプならいいが。すぐになくなり、すぐにまた買いにいかないといけない。ただ、小さい袋は軽いので、食材やティッシュペーパーと重なっても問題はない。
 まあ、米らなら毎朝、喫茶店からの戻りにコンビニで買えば済む。しかし、その銘柄ではなく、違うものが欲しい。
 昔はどうしていたのか。米屋が持ってきてくれた。お使いで、それだけをいいに米屋にいったことがある。電話はまだなかった。
 また米屋を外で見付けたとき、ひと言伝えるのだろう。持ってきてくれと。米が配給だった頃もある。しかし、近所の人は闇米を買って食べていたようだ。戦中戦後の食糧難。食べるものがないということは、近所ではなかったようだ。ただ食材がガクンと減っていた程度だろう。それで、庭を畑にして、何か育てていたはず。
 
 昨日は久しぶりにノートパソコンを調べていた。もの凄く小さいのがあるのだが、それの新製品だろう。国産はもうない。全て中国産。出資して貰い、新製品を出すというのから始まっている。7インチタイプが初代で、そのあと、別のメーカーが同じようなのを造り、追い越してしまった。
 最新タイプは8インチあるので、少し大きいが、キーボードは英字キーだけなら普通の横幅を維持している。ポメラと並べている写真もあったが、それよりも英字キーだけだと長かったりする。
 さらにまた中国メーカーがそのタイプの安いのを投入。だからマイクロノートパソコン戦争は中国だけでやっているが直販もあるが、日本代理店もできているし、アマゾンにも出店を持っているので、簡単に買える。まあ、上新では売っていないが。
 その上新が作っているノートパソコンがある。ゲートウェイだ。これもレノボに吸収されたはずだが、ブランド名は残っている。だから上新の企画で作ったのが上新店で売られている。
 これはマイクロソフト製ノートパソコンのパッチ版。液晶分離タイプで、タブレトにも、液タブにもなる。ペンとカバーであるキーボード込みの値段なので、安い。それが上新の通路側の晒し首台で晒されていた。展示品一台限りとして。これにキーボードを付けると、1キロを超えてしまい。少し重くなる。ペンやキーボード付きなので、安い。上新にあるマイクロソフト製ノートは別売りのキーボードやペンがなかったりする。だから買ってもすぐには使えない。
 超ミニノートパソコンもペンが使える。マイクロソフトノートと互換性のあるペンで、ワコムから出ているペンとの互換性もある。1万円ではなく2000円ほどの値段だ。モニターを逆転させることができるので、タブレットや液タブとして使える。そして比率が正方形に近いので、お絵かき向けとしてはいい。3対2の比率の液晶。そして、iPadなどよりも解像力が高い。
 ただ8インチモニターでお絵かきソフトを起ち上げたとき、アイコン類などほとんど見えないだろう。だからWindowsに付属してる簡単なお絵かきソフトやOneNoteあたりのシンプルなソフトならいけるだろう。
 または非常に簡単な絵ならいける。
 そのミニノート、8インチになったので600グラム台になった。軽さだけなら富士通の13インチが700グラム台なので、それほど軽いとはいえなくなったが、8インチなので、非常に小さい。しかし、タイプしやすくなったので、これはいいことだ。
 ちなみにポメラなども600グラム前後の中にある。確かに600グラム台は軽い。しかも小さいとなると、どんな鞄の中にも入る。
 スマホやタブレットではなく、フルOSが使える端末でないといけないという人もいるはず。同期が面倒だし。
 その他、あまり知られていないのが、グーグルのノートパソコン、これを入れている台湾か中国のメーカーがある。グーグルから出ているわけではない。
 ASUSか、acerだろう。しかし、1キロを超えている。まあネットに繋いでおかないと、起動しないのではないかという話もある。ネット上で記憶しているとか。
 欲しいとすれば、8インチで英字キーだけが馬鹿でかく、そしてWindowsノート互換のペンが使えるタイプだろうか。ワコムのペンが使えれば、液タブになる。まあ、その値段で、ワコム製パソコン付きの液タブが買えたりできるのだが。その小ささ、キーボードの工夫などで、普通のノートパソコンとしても使えるほうがいい。
 まあ、外でノートを使うとき、一太郎しか起動させていない。だから複数作業などない。
 だからポメラレベルで十分なのだが。
 
 
 
■■ 2020年2月24日 月曜日 午前9時33分
 
 今朝は寒い。そのかわり晴れている。一雨ごとに暖かくならないようで、逆に寒くなってしまった。これは朝だけで、昼はもう少し上がり、暖かくなるかもしれない。
 二月もそろそろ終わりがけだが、まだ二月なので、寒くてあたりまえだろう。
 昨日は曇っていたが、春の草などを写す。冬の終わり頃に生えだしている。伸びてきている。白い点々が一杯付いた草。細くて長い。これが目立った。これがでてくると春が見えてくる。毎年それを写すのが、写しているときは寒い。まだまだ冬そのもの。それを毎年やっている。同じ場所だ。同じものがそこにあるわけではない。そのあたりにある。一年中生えていないので。
 タンポポが珍しく早く出ていた。タンポポに似た別種ではない。タンポポは桜の花が咲いているとき、咲いていたように思う。まだ早いのではないかと思える。見たのは、そこだけで、別の場所では見ていない。
 レンゲとかクローバーは全滅している。タンポポは無事のようだ。菜の花はもっと早く咲いており、既に食べた。これは栽培されたものだろうが、南の方から仕入れたのが、スーパーにあるのだろう。真冬でも菜の花が咲いていたりするので。
 あとは、小さな豆がなる草で、小さな花が付く。畑で栽培されているものに比べ、小さい。小さすぎる。
 他にも芽を出し、茎を伸ばし、葉を付けているものもある。ほぼ出そろったのではないかと思える。
 昨日は背景をぼかそうと、一インチタイプのネオ一眼を持ち出した。一眼タイプの方が受光素子がさらに大きいので、ボケやすいのだが、深度が浅すぎると、逆にマクロ的なのはピントがしんどい。
 パナソニックのFZ1000で、レンズの太い大きなネオ一眼だが、最近はニコンのP950ばかり使っているので、軽く小さく見える。
 ついでに雀が木の上にいたので写す。400ミリまでの望遠だが、それでは遠い。だが、ここからデジタルズームで1600ミリまで伸ばせる。一眼レフでは無理な世界。ミラーレスならデジコンが使えるタイプもあるので、可能だが、望遠レンズが大きすぎる。
 町内で野鳥撮影用のレンズを持ち歩けないだろう。
 マクロで草を写し、さっと鳥を撮す。こういうのを一台のカメラで気楽にできるのがネオ一眼の良さだ。
 今朝のお供のカメラは、同じ1000でもA1000でニコンの旅カメラ。ポケットに入る。今朝は写す気がないので、とりあえずのカメラをポケットに入れる。まあ、このカメラ、とりあえず写せる。電子ファインダーも付いているし、液晶も回転するので、付くべきものはなんでも付いている。
 写りはP900やP950とそれほど変わらない。ただ、望遠が800ほどまでなので、物足りないという程度。ちょい写しで、とりあえず、なら800もあれば十分かもしれないが。それとデジタルズームも効くが、あまり無理はできない。
 まあ、普通の標準系ズーム付きのカメラを持ち歩いていると思えば、望遠はおまけ。
 がっちりとしたカメラで、それなりの大きさ重さはあるが、小さすぎるよりも構えやすい。
 
 NTTひかりTVのお試し期限が近付いて来たとき、まだ決めかねていたのだが、電話がかかってきた。そのまま継続するかどうかということだろう。しかし、あまり見ていないので、まだよく分からない。
 ハードデスクを買い、録画できる状態に持ち込んでいるが、番組表を見ないと分からない。これは紙の番組表が郵送されるので、それを見るか、またはチューナー側にも番組表はある。そこで録画予約ボタンを押した方が早いのだが。
 映画やドラマなどの見放題はネット上にもある。アマゾンなどで十分なのかもしれない。また、昔はユーザーがアップしてくれていたのだが、最近は厳しいようで、もう見かけなくなった。
 しかし、そういうもの、見るのに時間がかかる。
 
 

■■ 2020年2月23日 日曜日 午前9時14分
 
 今朝は寒いが晴れている。風も穏やか。季節の変わり目に近付いているのか、空が安定しない。まあ、安定しているはずの冬場も、結構天気が変わっているが。
 晴れたり曇ったりだけではなく、空気の変化が大きいのだろう。十日ほど先までの毎日の天気図を見ていると、意外と三月の初め頃が寒かったりする。今日とか、明日よりも気温が低い。これはあまり楽しくない。三月になると暖かくなり始めると思っているだけに、戻っている。まあ、予報などで、近付くと変わるが。
 それでも最低気温が低い日の方が最高気温が高かったりする日もある。どう受け止めたらいいのだろう。昼間は暖かい目だが、朝夕や夜は寒い。逆に最高気温はさほどではないが、最低気温は高い目で、寒くない。これは雨の日や曇っている日に多かったりする。やはり雲布団が効いているのだろうか。
 今朝はいつものように寒く、当然真冬の服装。一番寒いときの服装のまま。春へ向かいそうで、向かわない。
 昨日は雨で、昼の喫茶店へ行くとき、かなりきつかった。気温はそれほど低くはないが、雨が厳しい。幸い風がないので、雨は上からしか来ないので、傘で防げる。土砂降りに近い強さでも風さえなければそれほど濡れない。
 当然雨の日なので、昼の喫茶店はよくすいていた。自転車置き場もスカスカで、好きなところに止めることができた。少しだけ屋根がある箇所があり、そこが狙い目。
 今朝もいい感じの時間帯に起きてきたが、少し眠い。まだ、寝ていたいという感じがある。だからあまりいい目覚めではない。夜更かしはしていない。
 日曜だとは分かっていたが、日の丸が出ている。何かの日だろう。すると、明日は振替休日かもしれない。特に影響はないが。
 今朝は晴れているので、散歩には丁度いいが、寒さがまだあり、これが厳しそうだ。気温もそれほど上がらないようだ。
 早い目に起きてきたので、余計な寄り道をすると帳消しになる。早起きの成果を見るには、そのまま戻った方がいい。
 こういうときは、戻り道を少しだけ変えることだろう。時間的にも距離的にも同じ。だから早起きが帳消しにならないですむ。
 先日、久しぶりに近所のスーパーへ行く。これは早起きしたので、行けるようになった。そこで食材を買うのだが、米が切れかかっているので、それも買おうとしたが、ティッシュペーパーも切れかかっている。これは数個積み重ねたパックで、米ぐらいの大きさになる。どちらにすべきか。
 結局米は諦めた。まだ、残っているので。米を買いそびれたときはコンビニで小さな袋を買うのだが、これは避けたい。これならいつでも買えるのだが、産地が分かっている銘柄がいい。それだけで食感が違ったりする。近江米とか、丹波米とかがある。風景まで見えてきそうだ。
 
ニコンA1000
 ニコンP950に慣れてきたので、その前に買った、もう一年になるが、同じニコンのコンパクト系の旅カメラを取り出してみた。A1000だ。
 このカメラもネオ一眼と同じように、ずっとニコンは出して続けている。花形カメラの旅カメラのためだ。ポケットに入る高倍率ズームカメラ。
 型番が変更になったりしたが、その最新版がA1000だが一年前。去年誕生日カメラとして買っている。そろそろ次のが出てもいい頃だが。
 P950に近いのはB系で1400ミリまであるファインダーのないネオ一眼などもある。当然P900の2000ミリを1400ミリにしたタイプもある。
 いずれもニコンのコンパクト系は簡単なものが多く、高級機ではない。
 さてA1000だが、ファインダーが付いたのが目新しかった。これでパナソニックと並んだ感じだ。
 ただ、電子ファインダーの大きさ解像力はそれほど大したことはないが、このクラスとしては十分だろう。ピントはあまりよく見えないので、構図を取りに行く程度になる。望遠は別だが。
 このカメラ、見た目は堂々とした高級機で、がっちりとした骨格のニコンらしいカメラ。頼もしいほど。それにあるべきものはほとんど付いているが、ファンクションボタンなどはない。あっても使わないだろう。
 ズームは24から800ミリまである。カメラの大きさから言えば十分だろう。手ぶれ補正はそれに合った程度のもので、特に強烈というわけではない。レンズの明るさもクラスでは一般的で、暗い方。
 感度はそれほど上がらないので、夜とかは苦しい。これは買ったときにいろいろと試したので、当時の日記に詳しく書いている。
 感度上限は6400あり、十分高感度だが、手動でないと、使えない。オートで感度はそこまで上がらない。暗いとき、メニューを繰って合わせるのは面倒。ただ、普通の夜景なら、フルオートでも写せる。
 最近のコンパクトデジカメは高い。それほど大量生産していないのだろう。作ってももう売れるものではないので。それで高いのかもしれない。
 しかし、値段相当のものは色々と付いている。液晶は上下に回転する。少し固いが。
 P950の写りがいいので、このA1000を見直すことにした。
 少し寝かしておいた方が、いいカメラもある。
 AFはP900時代のものと似ており、大人しいタイプ。あまり自動認識はしない。P950は被写体を囲んだりするようになったのだが、これは一年の差だろうか。P950は出たばかり、A1000は一年前。その差だろう。
 このカメラは撮影というより、移動中、少し止まってパチリと一枚写してさっと去る程度の使い方が似合っている。まあ、旅カメラなので、旅先で撮影などしないで、たまにパチッと写す程度。メインは旅で、撮影ではない。だから、出掛けたときには、この程度のカメラが使いやすい。日常移動でもそうだ。ただ、いい被写体があった場合、何枚か写したりしたくなる。構図も色々工夫して。そうなると、このカメラでは頼りなくなる。
 だからストリートフォトが似合っている。このカメラのかなり前の機種をプロカメラマンが使っており、街頭スナップをし、写真展もやっていたようだ。数あるコンパクト系から、ニコンを選んだ意味は分かりにくいが、絵がきついことが大きいかもしれない。ドキュメント性が高いというか、きつい絵になるので。だから家族写真のようなほんわかとしたのはキヤノンになるのだろう。それはイメージではなく、そういう画質になる傾向が高いようだ。これは手元にあるキヤノンのデジカメがそれを語っている。
 雨が降っている日など、ポケットに入るので、取り出しやすい。また一寸外に出るとき、鞄を持って出ないとき、ポケットに入るので、そんなとき重宝する。
 ただ、このカメラをメインにして写しに行くと、一寸頼りないが。
 このカメラ、特徴といえば、この小さめのカメラにファインダーが付いていることだろう。この機種から付いたのだが、これで覗いて写すと、写真を写しているような気になる。小さいファインダーだが、見え方は悪くない。鮮明さよりも、雰囲気が。
 だから、コピーライカ系の写し方に近い。デザインは無骨。あまりオシャレではない。しかし、街頭で取り出しても目だたないし、喫茶店のテーブルの上に置いても違和感がない。小型カメラの系譜のためだろう。それとデザインが地味なので。
 当然写りはP900やP950系に近い。明快な写りで、外連味がない。
 
 

■■ 2020年2月22日 土曜日 午前9時07分
 
 今朝は雨。微雨。傘を差さなくてもいいほど。気温はまずまずでそれほど寒くはない。風がないので、いい感じだ。しかし、空は暗い。雲が空を覆い蓋をしている。雲の輪郭はない。これで暖かいのか、そして風がないのか。ただの鍋蓋程度の話だ。
 一雨ごとに暖かくなる、春前の雨だろうか。これは冬の終わり頃に降るが、その雨が冷たいと、そうではない。やはり暖かい目の雨が降らないと、春前の雨とは言えない。一雨ごとに春に近付くのだが、降らなくても春は来る。
 一雨と一雨の間隔、ここが問題で、それが長いと季節はそれだけ進むので、暖かくなる。
 毎日降っておれば、普通に一日しか経過しないので、季節の歩みに大きな変化はないだろう。間隔を置くと、少しだけ分かる。変化がある。
 桜のつぼみは冬に見たままの大きさ色で、変化はない。まだ二月なので、それはまだ早い。咲くのは三月の末。四月になってやっと咲く年もある。だから桜はまだ気にしなくてもいい。
 今朝は三日坊主ではなく、四日目も早い目に起きてくることができた。しっかりと早寝したためだろう。すぐには眠れなかったが。それと暖かかったようで、電気毛布が暑苦しく感じられた。それで弱にすると、すぐに寒く感じたので、また強にする。今度は暑苦しくなかった。
 昨日は昼の喫茶店で、眼鏡を取り出したとき、何かおかしい。軽くなっているし、持ったときバランスが悪い。ケースから出したときの感じが違う。レンズが外れているのではなく、足がもげていた。バッタのように。接合部に突っ込むが、もうスカスカで突き刺せるが角度を変えると外れる。こういうことは滅多にない。ケースは分厚い目のビニールケースで、買ったときおまけで付いてきたもの。一応眼鏡専門店で買ったので、そういうサービスがある。屋台の眼鏡特売の倍の値段だが。
 問題は裸眼でノートパソコンの文字を見ないといけないのだが、最近老眼が進むのではなく、後退している。だから老眼鏡も度数の小さいのに変えている。
 それで、眼鏡なしでいつものようにタイプするが、文字は見える。近付けばシステムフォントで小さくなっているファイル名も何とか分かる。これは漢字なので、何とか分かる。
 ワープロで表示される文字は完全に読める。鮮明ではないが。
 しかし、眼鏡をかけていても、レンズの上から見ていることがある。だから裸眼で見るのは最近珍しくはない。ただ、しっかりとは見えないが。
 以前は眼鏡なしだと、まったく読めなかった。文字が分からない。目をうんと細め、目の絞りを最小絞りまで絞れば何とか見えるが、それでは眼力がいるし、瞬間しか、それはできない。
 それで、モニターを見ないで、キーボードだけの感触と、手応えだけでタイプしていた。誤入力すると、手応えが違うのだ。それが分かる。そしてATOKが考え込んでいる状態も分かる。誤入力の場合、候補を探すため、少しもたつくためだ。
 それで、打てないことはないので、打ち込んだが、あまり楽しいものではない。
 昨日は眼鏡なしでもいけるまで老眼が回復している。不思議な話だ。特に何かしたわけではない。部屋の大きなもニーターも最近は眼鏡をかけなくなった。癖でかけていたのだが、レンズの上から覗くほうが多い。裸眼の方が楽なためだ。
 どちらにしても度数を落とした老眼鏡を買わないといけないので、壊れたので、丁度いい。今朝は部屋で使っている度数が小さいタイプを持ち出したが、これは部屋用。これを持ち出す場合、忘れることがある。だから鞄に常駐させるのがいい。
 
 今朝は早い目のスタートなので、喫茶店からの戻り道に大回り散歩ができる時間があるのだが、雨では何ともならない。それと暗いし。寒くないので、いい感じなのだが。
 今朝も鞄の中にニコンのP950を入れている。重いので写さないと損だ。雨の日はポケットに入るカメラの方が取り出しやすい。そういうときはその前に買ったキヤノンのG15がいい。古いカメラだが、新品で買っている。P950よりもG15の方が少しだけ受光素子が大きい。高級コンパクトというより、キヤノンコンパクト系の最高峰だったカメラなので、このクラスのカメラ全部の中でもトップにいるカメラ。一インチタイプが出る前の話だが。
 しかし、写りは今の安い目のカメラと同じような感じになっている。それだけ映像処理が上手くなったのだろう。
 
 
 
■■ 2020年2月21日 金曜日 午前8時49分
 
 今朝は寒く、風もあるが、晴れている。しかし雲があるのか、陽射しが消えたりする。朝はそんな感じだが、昼頃は暖かくなるはず。そういう予報だ。
 春の気配は既に草花の芽吹きで分かる。冬場は見かけない草が頭を出している。その中には春の七草も混ざっているのだろう。ひよこの餌になるような。これは軟らかいのがいい。また、庭鳥の草というのがあった。そういう学名はないだろうが、葉が広く茶色い。他にも便所草とかも。そういう場所に咲いていたり、植わっていたのだろう。観賞用ではなく。
 二月もそろそろ終わりがけ。すぐそこに春が来ているように思えるのは、これから寒くなるコースではなく、暖かくなるコースになったためだろう。真冬に向かうコースは終わった。だからますます寒くなることはないはず。
 ただ、寒波というのがあり、これはまだ来る可能性がある。天気図的にはあり得ないかもしれないが、春が見えているときに、もの凄く寒い日がある。
 ただ、今年は大して寒くはなく、冬の厳しさはなかった。むしろ冬の初め頃の方が寒かった。手が悴んだりとか。
 それと氷が張っていることもなかった。雪はぱらっとしただけで、降ったとは言えないほど。そのほとんどは雨。
 今朝は早く起きてきた。この二日ほど続けて早い目に目が覚めている。今日もそうだったが、起きないといけないと思いながら寝てしまったようだ。起きる夢でも見ていたのだろうか。そして、二度寝になったかと目を覚まし、時計を見ると、早い。早起きコースなのだ。
 昨日と同じように早い目に蒲団に入ったが、すぐに寝入ったわけではない。
 どちらにしても三日続けて早い目に起きていることになるが、三日坊主というのがあるので、明日は遅起きかもしれない。
 それで昨日は夕方前の喫茶店へ行くとき、日はあり、しっかりと眩しい。そして戻るときは沈みかけており、夕焼けになりかかっているが、赤みが少ない。雲が少ないためもある。夕焼け空の変化がそれほどない。やはり雲が色々な形を作ってくれるので、そこが見所。
 特に早起きに努めたわけではない。
 まだ、寒いので、自転車でウロウロできない。もう少し暖かくならないと、長距離散歩も無理。だが、年々出るのが億劫になるようだ。そして出やすい季節は限られていたりする。暖かくなりすぎ、暑くなると、もう無理だ。
 これは気持ちの問題が多い。実際に寒くても出てみると、それほどでもない。だが、寒さを突いて出るほどのことではない。
 
都はるみが歌う昔の名曲
 最近YouTubeでアップされているまだ聞いたことがないような歌があった。都はるみの歌ではなく、カバー曲。しかし、どれも有名どころで、一度は何処かで聞いたことがある。
 その一番は三橋美智也の哀愁列車だろうか。これを現役で聞いていた年代の人はかなり年寄りだ。
 子供の頃、ラジオから流れていたのが、この哀愁列車。
 都はるみの曲で言えば「さよなら列車」に近いだろう。
 三橋美智也、春日八郎と都はるみとの距離は少しあるが、同じ番組で一緒に歌っている映像もある。三波春夫や村田英雄などとも同じ場所に立っている。
 三橋美智也は民謡、三波春夫や村田英雄は浪曲、浪花節から来たのだろう。
 そういった歌謡界の大御所の中では当然都はるみは新人。
 都はるみの少し前の人として、同じコロムビアの畠山みどりがいる。都はるみの師匠は畠山みどりの曲がヒットし売り出し中の若き市川昭介。
 畠山みどりは女浪曲師のように袴をはいていた。そう言った流れの末に都はるみがいる。
 さて、哀愁列車だが、都はるみが歌うと楽しい曲になってしまう。これは何処かで聞いたのだが、それを証明するような歌い方だった。
 まだ、十代かもしれない都はるみが歌っている。声が若い。歌い出しの高音が見事。三橋美智也の得意技の高音を最初から決めてくる。
 別れの歌なのだが、楽しそうに歌っている。春日八郎が都はるみのことを褒めているのだが、彼女は何でも歌えるし、美空ひばりとの違いは、個性があることだと。
 だから昔の名曲を次々に都はるみに歌わせた。中には唸りを入れているのもある。まだ若い都はるみに歌わせるのが面白かったのだろう。
 愛染カツラの「旅の夜風」について、以前も触れたが、これももの凄く楽しいのだ。まあ、そんなに悲しい内容ではないので、そんなものだが。
 歌い方が素直で、しっかりと聞き取れる発音。言葉が聞き取りやすい。そこは丁寧。だが、そこに自然発酵するように、個性が滲みだし、都はるみ風になり、所謂はるみ節とのちに言われるところへといたる。唸りだけに注目してはいけない。ただ、どのカバー曲にも、唸りが少し入る。こっそりと。
 哀愁列車は「ほーれーてー」と頭から高い音だが、これがのちに「惚れちゃんだよ」になると、頭から唸りが入り、とんでもない世界へ行っている。
 
 次は調子のいい曲で、股旅物、三度笠もの。
 高田浩吉の映画で主題歌も歌っている「伊豆の佐太郎」
 こういうのは夏など屋外やっていたような映画だ。巡回映画で、広場でスクリーンを張って上映する。何処からでも見えてしまう。風で幕が揺れ、映像も揺れ、顔の形が変わったりするし、始まる前、決まって子供が手腕を伸ばして指で影絵をするやつだ。映写機の位置が低いので、入ってしまうのだ。
 生まれ在所の伊豆の実家、近くまで来たのでよって帰ろうか、幼馴染みの娘もいる。
 ストーリーは知らないが、断片的な映像は残っている。東映のお姫様女優が相手役で、町娘のお嬢さん役をやっている。
 きっと災難に遭い、生まれ在所は悪いやくざに好き放題にされ、荒れているのだろう。
 そこへ颯爽と現る高田浩吉。まあ、そういう筋書きだと思われるが、これは想像。所謂「シェーン」タイプ。
 高田浩吉の歌い方ものんきなもので、悲壮感の欠片もない。それを都はるみが歌うとさらにそれに輪をかけて軽快で楽しげ。
 股旅物の時代劇もタイプがあり、長谷川慎原作のは重々しいが名作。明るく楽しい三度笠ものは美空ひばりの「花笠道中」や大映では市川雷蔵と橋幸夫のコンビが明るい。
 舟木一夫、橋幸夫、このあたりは都はるみの少しだけ上にいる。非常に近い。西郷輝彦はほぼ同期と言ってもいい。まあ、十代半ばでデビューしたので、そんなものだろう。
 
「赤城の子守歌」もカバーしているが、これは大御所の東海林太郎だった思う。直立不動で、丸眼鏡を掛けて歌う人。
 都はるみが歌うと、子守の娘が歌っているようで、可愛らしい。
 
「流転」になると、一寸淋しくなるが、それがあまりならないのがいい。これもけなげに歌っている。
 その他「おしどり道中」などもある。
 三度笠もの、股旅物の都はるみオリジナルは当然「はるみの三度笠」で、これは男装した女性が主人公。流石にこれは映画化されていない。時代劇のためだろう。
 意外なのは「上海帰りのリル」で声が全く違う。すんなりと、あっさりと歌っている。そして美声。この歌い方が、素の声に近いのではないかと思われる。当然演歌っぽくない。
 声を使い分けられる。そして、一曲の中で多彩な声の出し方をしている。これは真似できないだろう。
 
「裏町人生」も歌っている。これも多くの人が歌っているが、都はるみは年齢的にも子供っぽく、拗ねた小娘風で、可愛らしい。円熟した美空ひばりと聞き比べれば、都はるみは子供だ。
 
 股旅物もそうだが、牧歌的な世界が都はるみにはある。オリジナル曲では「さすらい小鳩」だろう。
 
 いずれも懐メロと言えば懐メロなのだが、懐かしがるにも、聞いたことがない歌もある。その歌は知っているが、都はるみで聞くのは初めて。それらの名曲に、まだ若い都はるみが、どう挑んでいたのかが聞き所で、オリジナル曲よりも、都はるみらしさが分かるのではないかと思われる。
 一口で言えば個性だが、「大阪しぐれ」あたりから、個性重視をやめたようだ。カラオケの時代になり、ニュートラルがいいのだろう。
 まあ、漫画も小説も、誰が書いたのか、分からないほど似ており、同じような絵柄で、同じようなストーリーで演出も同じ。それと似ている。
 カラオケで素人が歌う時代、漫画もそうだ。そしてみんな上手い。
 そういう歌い方と都はるみはどう違うのか。これは解答が難しい。受ける感じが違うとしか言いようがない。
 つまり、都はるみを他の歌手がいくら歌っても、都はるみにならない。そしてそういうカバー曲を聞いたあと、都はるみを聞くと、しっくりさが違う。歌唱力というのは曖昧。心で歌うというのも曖昧。
 どれにも当てはまりにくい。だから謎。しいていえば演じ方が違うのだろう。
 また、個性と言ってしまえばそれまでだが、人柄だろうか。
 
 

■■ 2020年2月20日 木曜日 午前9時15分
 
 今朝は寒いが風がないだけまし。ただ少しの風でも空気が冷たいのか、結構寒い。半分ほど晴れており、半分ほど曇り。陽射しが豊かに注いでいない。寒い日でも陽射しで助かることがあるが、今朝は少し弱い。まあ、雨が降っていないだけ、ましだろう。雪の方がよかったりする。豪雪地帯ではないので、積もらないし、また払えば落ちるので、濡れない。
 今朝は昨日に続いて早起き。昨日も早めに寝た。あまり眠くはなかったが、習慣化に持ち込むためだ。その時間になると、もう蒲団に入る。特に用事がないし。
 夏場なら無理だが、冬だと寒いので、蒲団を被ってじっとしていると、そのうち寝てしまえる。閉鎖的な方が寝入りやすいのだろう。
 朝、喫茶店へ向かうとき寒いのは、少しだけ時間が早いので、まだ気温も低いのかもしれない。ただ、日は既に昇っているし、明け方ではないし、明けてまもなくの頃の寒さではない。
 今年は暖冬だったが、終わりがけが厳しい。後半に本気を出してきたのだろうか。それでも大した寒さではないのだが、それまでが暖かすぎたのだろう。
 早起きしたので、夕方前に行く喫茶店はまだ日がある。夕日ではない。これは日が落ちるのが遅くなったためもある。
 戻り道、日が沈みかけ、夕焼けになることが多かったが、あれはいつの頃だろう。そういう季節だったに違いない。もう少し日が高い頃だ。春になってからかもしれない。
 早起きをすると、朝に入る喫茶店からの戻り道に散歩ができる。遅起きだとまっすぐ帰る。しかし、早起きでも寒い日は行く気がしないが。
 今朝の朝の喫茶店は早いためか、客が多い。いつもはガラガラで無人のときがある。早起きはいいのだが、都合の悪いこともある。すいている方がいい。しかし、すきすぎている喫茶店は、廃業になるだろう。
 二月も下旬に入っている。この下旬は二月なので短い。29日まで。しかし28日の年もあるので、30日まである月に一日足りないだけなので、それほど差はないのだが。
 田んぼを見ると、もう春の野菜が植わっている。豆とか。
 水田をそのまま放置して休ませているところもある。春野菜を作っているところは、それなりの風景になる。見た目はその方がいい。
 
一太郎2020インストール後
 ほとんどかわりはないが、動きが早くなったような気がする。気のせいかもしれないが。
 何か少しでも良い事があるはずと、期待していたのだろう。折角バージョンアップしたのに、以前と同じでは値打ちがない。
 不思議とタイプが軽くなった。これはATOK側だろうか。こういうのはパソコンのCPUに依存するのだが、少しだけ軽快になったように見える。だが、気のせいレベルなので、当てにならないが。
 それと、ATOKの変換だが、少しだけ変えてきている。いつも出るような漢字とは違うのが出たりする。これはまだ学習していないからではなく、言い回し、前後の言葉から推測して、これだろうという言葉を出してくる。ごく一般的で、当たり障りのないような。これは以前よりも頻繁になる。いつもなら多く使っている言い回しを学習していたりするのだが、そうではなく、文節というか、常套句に近い常識的な漢字が出る。漢字と言っても言葉なので、かなの場合もある。漢字だと意味が全く違ってしまうが。
 だから、ATOKのAIも以前よりも賢くなったということだろう。特にベタ打ちの自動変換だといちいち変換キーで確認しないで打ち続けるので、AI任せになる。そのほうがタイプするリズムが狂わなくていい。いちいち変換された漢字を確認してからだと気が散って、次の言葉が出かかっているのに引っ込んでしまう。いいフレーズだったのに、忘れてしまったことがある。だから誤変換でも誤字でも誤タイプがあっても先に掃き出す方がいい。
 結局賢さよりもリズムだろう。打つ側の頭の中のものを引き出すとき、邪魔しないようなリズム。これができるのは一太郎しかない。ATOKの機能で、ATOKは他のソフトでも使えるが、ワープロの一太郎と組み合わせたときが最高。これはレンズ一体型のコンパクトデジカメと同じ。そういうチューニングが本体で成されているためだろう。だから、最下行でタイプ中の未変換文字列が下へ行ってしまい、隠れてしまうようなことはない。しっかりとスクロールしている。これで、リズムを崩さず、ベタ打ちができる。
 おそらく、今、考えられる限りの最新技術を使った文章打ちの世界ではないかと思える。日本語に限られるが。
 当然内部辞書の大きさ、外部辞書、外付けの広辞苑とか、大辞林とか、国語事典の大物を同時に引くことができる。
 いずれも単体でも売っているが、バージョンアップのとき、プレミア版を買うと大物辞書が付いてくるので、それが自然と溜まるのだ。当然類語辞書もある。
 それらの辞書引きは、カーソルを当てて再変換するなり、コントロール二度押しで辞書にアクセスできる。
 さらにワードでもあるが、一度確定したものでも再変換できる。このとき、辞書引きも同時にしてくれるので、有り難い。
 さらに感太と言うのがあり、これは適当な言葉を別窓でイラストや絵入りで花札のように表示してくれる。スライドショーのように。何が飛び出すのかは分からない。聞いたことのない草の名前とか。これも辞書引きできる。
 これは何の意味があるのかと、最初はいぶかったが、感太なので、感性の刺激に役立つのだろう。これは何分おきかで表示が切り替わる。前後に何の関連性もない。ただ、冬だと冬の言葉が加わり、夏の言葉は出なくなる。草花の場合、別名が出たりする。そして色の名前も多い。
 埋もれてしまい、もう誰も使っていないような呼び方や、当て字などがある。また、ワンフレーズものもある。「一箱のマッチ」とかだ。
 これが、ヒントになる可能性もある。
 こういう遊びも入っており、結構憩えたりする。
 
 
 
■■ 2020年2月19日 水曜日 午前9時35分
 
 今朝も寒いが、氷点下云々の寒さではない。そして晴れており、風がなく、穏やか。いい感じの冬だろう。この感じが月末まで続くようだ。それほど暖かくはならず、寒い状態を維持している。最低気温も5度を切る日が続いていたりする。5度以上あれ暖かいのだが、そうはいかない。最高気温も10度以上あればいい。これも10度を切ると、寒い。昼間の暖かい時間で10度は厳しい。
 十日間予報を見ていて、気温が高くなるのを期待しているのだが、なかなかそうはならない。ただ、今日見た十日後と、実際の十日後は違う。
 十日後の天気は毎日変わる。その十日に近付くほど正確になる。今朝出した十日後の答えは、毎日変わるということだ。
 そのため、先のことはまだ決まっていない。寒くても過ごしやすい日もある。これは風や湿気も影響しているのだろう。気温は低いのだが、いい感じの日がある。
 また、気温は高い目で春めいているのだが、何か気持ち悪いような暖かさがあり、いい感じではない日もある。
 今朝は少し早起きした。昨夜寒かったので、早い目に蒲団に入ったため。
 この効果は抜群で、いつものように寝入れたので、睡眠時間がそれだけ増えたのかもしれない。早寝したときはなかなか寝入れないものだ。それなら起きていたほうがまし、と言う日もある。昼間動き回って体力を使った日などは、さっと寝てしまうが。
 これで、早寝というか、いつもは遅い気味が標準になっているので、早起きに努めるよりも早寝を努めた方が早かったりする。無理なく起きてこられるし、二度寝しても、それほど遅くならない。
 昨日は昼に行く喫茶店の入っている施設がメンテナンスで年に一度の休みとなったので、昆陽の喫茶店へ行く。これは方角が逆だ。以前もいつもの喫茶店が工事中のとき、毎日行っていた。十日ほどだろうか。
 それで、昨日は久しぶりだったのだが、無事に店は営業していた。よりにもよって昨日は寒いとされる日だったが、大したことはなかった。以前行った日は暖かい日が続いていたので、不思議だ。春に近付いているはずなのに、以前の方が暖かい。
 お供のカメラはニコンのP950で、買ったばかりなので、それを持ち出している。少し鞄が重くなるが。
 方角が違うので、沿道も違うが、そこも見慣れた場所。しかし毎日通っているわけではないので、それなりに新鮮。そして、いつもよりも遠い場所なので、一寸した散歩。
 昆陽には昆陽寺があり、西国街道沿いに山門がある。仁王門で、仁王さんがいる。かなり劣化している。網の中に入っているのは、鳩除けだろう。裏側にも二体、小さい目の仏像があったのだが、絵を飾っている。傷みすぎたので、引っ込めたのだろうか。以前はあった。この二体は等身大。
 ここは昔、子供の頃、連れて行ってもらったことがある。自転車の後ろに乗せられて。ほとんど覚えていないが、仁王さんが怖くて、近付けなかったとか。
 その仁王さん、人よりも大きい。巨人だ。
 お寺の伽藍を守る仁王さんだが、痛みがひどい。弁慶の立ち往生状態。
 この周辺は前回十日ほど通ったので、もう写すものはないが、仁王さんは忘れていた。まず最初に目を引くのがこの山門だが、見慣れすぎて、珍しくはないので、無視していたのだろう。それよりも、境内の隅にある石仏など、珍しいものを探していた。
 P950は過不足のないカメラなので、何でも写せる。ここが心強い。このカメラさえ持ち出せば、何とかなる。
 寒いので、ウロウロしないで、最短距離の往復だったが、意外と時間は早かった。それほど遠くはなかったのだ。
 昆陽へ行くと、必ず寄る中古屋も、寒いので足を伸ばさなかった。どうせ以前と同じものしか並んでいないので。
 このところ寒いので、春はまだまだ先だろう。
 
 

■■ 2020年2月18日 火曜日 午前9時42分
 
 今朝は寒い日だが、明日もあさってもまだ寒い予報がある。一日だけのはずだが、続くようだ。といっても一月半ばから二月半ばにかけてが一番寒い時期。寒くて普通。
 予報と違い最低気温は氷点下にならなかった。しかし5度以下に落ちているので、寒いことは寒い。だがそれが普通の冬の寒さで特に厳寒ということはない。朝の喫茶店までの道も手が悴むほどではない。
 今年は暖かい目なので、平年に戻った程度。寒さの見返りに晴れている。最近晴れ間が少ないので、これはありがたい。カメラを買っても、晴れの日が少ないと、晴れがましく写らない。それと被写体が減る。空が白いと、構図から外したりする。
 今朝もいつもの喫茶店へ行くが、電気が消えている。まさかと思い曜日を確認すると、火曜日。だから定休日なのだ。今日は月曜だと思っていた。曜日の確認といっても何かを見たわけではない。思い出しただけ。そういえば月曜は昨日だったと。
 それで、いつものように週に一度の個人喫茶へ。ここは高いだけあって暖かい。暖房がよく効いているし、おしぼりもあるし。
 それよりも、今日は昼に行く喫茶店が入っている施設事メンテナンス。年に一度。これで年中無休は崩れるのだが、そのことには触れていない。一応年中無休。メンテナンスは休むわけではないためだろう。臨時休業でもない。結果的には臨時休業だが、臨時というより、これは決まっている。だから急に休むわけではない。
 よりにもよって寒い日に休みなので、寒い中、ウロウロしないといけない。かわりの喫茶店はない。年中無休なので、探す必要がないためだ。その近くに個人喫茶があったが、お爺さんがやっており、廃業したようだ。違う店、焼き肉屋か何かになっていた。だから、ここはもう使えない。
 まあ、予備に取ってある喫茶店があるので、そこへ行けばいいのだが、方角が違う。いつもの道を通って喫茶店へ入るというコースがいい。喫茶店までの道込みで。
 寒いのに今朝は早い目に起きてきた。夜更かしをしていたのに、逆に出た。そのため、今日は眠いかもしれない。昼寝が長くなりそうだ。それに寒そうだし。
 
 最新一太郎の2020を入れたのだが、ほとんど変化がない。いつもの画面だし、いつもの使い方とまったく同じ。だが、これも変わるとギクシャクし、継続して使っている慣れがとれてしまうので、問題だが。
 しかし、折角アップ版を入れたのだから、その成果を見たいものだが、ほとんど変化はない。
 しかし、目新しいものとして、デスクトップ画面にフォトモジというアイコンができている。スマホで写した写真の中にある文字だけをテキスト化し、一太郎に取り込むという今回の目玉機能。そのアイコン、あるにはあるが、スマホはないので、使いようがない。だが、スマホアプリなので、タブレットでも使えるはず。しかし、あまり用事がない。ここが目新しいものだが、使わないのなら、残念な話だ。
 ワープロ機能、エディタ機能はやり倒したので、もうすることがないのだろう。できればファイル管理系をやって欲しい。以前それがあった。一太郎dashなどが出ていた時代だ。起動画面がファイル一覧。ここからの方が見晴らしがいい。
 ただ、NECパソコン時代から続いているのはEscキーからメニューを出すという仕掛け。これをまだ付けている。まあ、メニューの階層を、ここからたどれ、英字キーを覚えれば、見なくても必要な機能が出てくるというやつ。ほとんど使わなくなったのは、ウインドウズになってからだろう。マウスでやる方が多くなったが、本当によく使うのはやはり短縮キーだろう。しかし、あまり使わない機能は、短縮キーも覚えていない。
 テキストをベタ打ちして、保存したり、読み込んで修正する程度では、多くの機能は必要ではないため、使う機能はほんの一部。
 HTMLに書き出したり、PDFに書き出したりとかは、それをやる用事がなかったりする。
 いずれもその時代時代に必要とされたものが、まだ残っているのだろう。最近ではイーパブ書きだし。
 そういうのを積み残すことなく、詰め込まれている。
 
 
 
■■ 2020年2月17日 月曜日 午前10時16分
 
 今朝は天気が荒れているのか、曇っていたり晴れていたりで、よく分からない空模様。黒い雲がかかっているかと思うと、急に陽射しが出る。当然雲がそれだけ動くのだから、風があるが、風向きがよく分からない。暖かいようでいて寒い。掴みにくい日だ。朝はそんな感じだが、そういう一日が続くかどうかは経過しないと分からない。
 明日は寒くなるようで、これが最後の寒さだろう。だから明日を冬の底だと思えばいい。その後、厳しい寒さは来ないだろう。予報最低気温が氷点下になるような。
 昨日は雨で、小雨だが傘を差さないと濡れる。差すかどうかが微妙なところだったが、差すとすぐに微雨に変わり、やがてやんだ。わかりにくい空模様だった。
 まあ、ザーザー雨が降り続ける日ではなかっただけでもいいのかもしれない。
 春の嵐、春一番でも吹きそうな気配だが、それはもう少し先だろう。寒さから抜け出さないと、春一番も来ないはず。
 まだまだ冬なのだが、生温かい夜があり、電気毛布が暑苦しくなることもある。それで低くすると、寒くなる。
 明日は昼の喫茶店が入っている施設がメンテナンスで休み。年中無休だが、年に一度だけ、その日がある。毎年なので、覚えているが、日にちまでは分からない。しかし、今年もそういう日が来たのかと思う。少し早いかもしれない。
 その喫茶店は一週間以上工事で休みだった。工事後喫煙室が狭くなり、窮屈になった。満席も多い。それで去って行った常連客もいるだろう。
 日々はそれなりに変化し、動いている。
 
一太郎2020購入
 雨が降っていたが、上新リアル店へ一太郎の年貢を払いに行ったのだが、置いていない。撤退ではない。前のバージョンはしっかりと棚に並んでいる。そして2020は予約中となっている。つまりリアル店での発売はまだなのかもしれない。ネットでは売られているので、あるものと思っていたのだが。
 それで、戻ってからダウンロード版を買う。こちらの方が安いのだが。
 買ったのは基本の一太郎とATOK。一番安いタイプだ。
 それで早速インストールする。環境などは引き継がれるので、すぐに使えるが、まったく変化なしというのも新バージョンの顔が見えないので、せいがないが。まあ、基本ベースのレイアウトなどは変わらない方が使いやすいが。特に学習することや覚えないといけないこともないので。
 ただ、起動後、すぐにスマホの写真を一太郎に送る機能は大きく出ていた。そこで設定をするのだろう。写真の中の文字だけをテキスト化して、一太郎側に送る機能だろうか。よく見ていないので分からないが、スマホ版となっているので、タブレットでもいけるのだろう。同じスマホアプリなので。
 タブレットいってもAndroid版と言うことになるが、最近は使っていないので、持ち出すこともない。だから、これは無視。これが目玉だったようだ。
 
 文字数リアルタイプ表示はいい感じだ。いつも右肩に表示させている窓に「文字数」を出しているが、何もしなくても、文字数が計算されていくのが見える。
 ただ、目まぐるしく数字がカウントされるわけではないが、これは文字が確定されたときに、出てくるようだ。確定された後に変化がある。
 そのタイミングが指定できるようで、時間がずらりと並んでいるのだが、初期値は「なし」のようだ。確定すれば更新されると言うことだろう。
 さらに文字タイプを表示することもできる。全角とか半角とか、記号とか。どういう文字種が使われているのかを計算し、一覧で見られるようになっている。これは別画面だ。
 また、目標というのがあり、そこに予定文字数を入れると、何か起こるのだろうか。
 四百字詰めの設定や二百字詰めの設定もあり、用紙を選べる。その行数や枚数に目標枚数や、目標行数を記入すればいいようだ。
 あと何枚とか、あと何行とかで出るのだろうか。まだ、使っていない。
 これは大きな変化だ。いつも見ているのは、手動で更新したもので、書き終わってから。途中では見ていないが、カウントされているのが、よく分かる。これは個人的には目玉で、大きな変化だ。
 また、総文字数にスペースを入れるかどうかの設定もある。かなり細かい。
 印刷書式の行数ではなく、四百字詰め換算での数値なので、書式に関係なく、使える。
 今回の一太郎。一見してすぐに目だつ変化が、この文字数表示だろうか。これはよく使う機能として、右端にいつも出しているので、分かったのだが、色々な機能の窓があり、まあ、プロパティ集のようなもの。文字数表示はその中の一つ。偶然それをいいところに出しているので、変化が分かったのだろう。
 残念ながらワープロソフトなのに、文章を印刷するような機会はないが、表示だけの画面でも、十分落ち着ける。これは日本語ワープロの良さで、最下行での切れがいい。変換途中の文字が下の方に行ったとき、しっかりとスクロールしてくれるので、見えなくなることはない。
 一太郎を手放せないのは、他のワープロやエディタでは、それができないためだ。日本語変換との絡みだろうか。これはワードでもできない。未変換文字列とか、入力中のまだ確定していない言葉が幽霊のように画面に現れるのが日本語変換の特徴だろか。この変換しつつある文字列の扱いが、一太郎は上手い。ただ細かく変換キーを押し、確定しておけば、最下行を超えることはない。だが、自動変換でのベタ打ちでは最下行の下までかかってしまう。ATOKの自動変換を使うには、一太郎がいいということだろう。
 そして、ATOKの自動変換。変換キーを押さなくても変換されていき、さらに進むと、前の方から変換されていたものが徐々に確定されていく。その間かなり長いので、変換がおかしいとか、文字がおかしいとか、打ち間違いとかがあれば、気付いたときに確定されない間に修正すればいい。
 要するに一太郎というのは文章をタイプするときの場として、落ち着いているのだ。
 それで、今年も年貢を払ってしまった。やはり最新一太郎と最新ATOKを使いたいのだろう。
 
 

■■ 2020年2月16日 日曜日 午前10時23分
 
 今朝は雨。しかし、生温かいというか、寒くはない。このあと寒くなるようで、氷点下になる。最低気温で、瞬間的なものだろう。これがこの冬最後の寒い日になるかもしれない。その後、低い気温の日は特にない。十日ほどの予報だが。
 今朝は気温は高い目。だから暖かい雨と言うべきかどうかは疑問。冷たくないだけという感じだろう。風がないため。これで風があれば、冷たく感じるかもしれない。
 風がなく、小雨。癖のいい雨だ。しつけがいい。
 雨の日曜日。出掛ける人は鬱陶しいだろう。まだ冬なので、この時期行楽は適していないが、もっと寒いところの人は南の方への行楽ならいい感じかもしれない。かなり距離を稼がないと、気温は変わらないが。
 しかし、山から里へ下りてきただけでも暖かいのではないかと思える。行楽なので、里から山へという感じになるのかもしれないが。自然に触れるというのが行楽のメインだったこともあるのだろう。野山が綺麗とか。まあ、里も田畑が綺麗だが。
 日曜の朝と昼の間の喫茶店は客がいない。いつも行く店だけのことかもしれないが。それと雨なので、ウロウロしている人がいないのだろう。何かを見に行くとかの一寸した遊びで出ている人。買い物に来ている人は別だが、駅前ドーナツ化現象で、昔の賑わいはない。駅前で派手にやっているのは飲み屋ぐらいだろうか。朝から客は来ないだろう。
 どちらにしても雨で鬱陶しく、移動するのが面倒。しかし、虫は暖かくなってきたためか、移動するというか、動き出している。寒いときはじっとしていたのだろう。春を知らせる。虫の知らせだ。
 
一太郎2020
 出ているのは分かっていたし、ダウンロード版も既に出ている。以前はしばらくしてから出ていたのだが、今年は早いのだろうか。去年は見ていなかったので、去年も早かったのかもしれない。
 毎年複数のタイプの一太郎が出るが、今年の基本は二タイプだけ。
 標準一太郎と、プレミア一太郎。そしてスーパープレミア一太郎が以前はあった。おまけの違いだ。
 プレミア一太郎には図形ソフト花子やPDFソフトやメーラーの手裏剣が付く。さらに大きな辞書が付いてきたりする。その大きな辞書目当てに去年はプレミアを買った。いいおまけがある時だけ、買っている。少し高い。
 スーパープレミアはブツのおまけが付いたりする。ジャストシステム通販で売っているような一太郎キーボードとか、そのあたりは忘れたが、ソフトではなく、具体的なものが付いてきたりしていた。
 さらにスーパーは表計算ソフトなども付く。
 それらはバージョンアップ版で、オフィスユーザー版や、学割版もある。当然、そういうのを一切持っていない人向けのもあるが、これが一番高い。
 まあ、昔は59800円もしていたのだから、それに比べるとバージョンアップ版でダウンロード版だと5000円少しだろうか。パッケージ版でも6000円かそこらのはず。
 今回は大きな目玉になるようなのはないが、実際には使わないので、無視しているソフトが入っている。これが目玉なのだが、スマホ向けだ。写した写真の文字をテキスト変換してくれるのだろうか。だから、名刺とかならいいかもしれない。スマホで写し、文字だけ認識して、テキストにしてくれるので。絵は保存しなくてもいいだろう。ただの写真なので。いるのは文字。これを書き出すとなると、それなりに面倒。
 それに名刺に限らず。スマホのカメラでさっとスキャンした文字列の写真がテキスト化されるのなら、便利かもしれない。ただ、使わないので、無視しているので、どういう機能なのかも調べていないが。
 
 さて、今年はどうするかで、迷っているが、その目玉のスキャンテキスト化アプリではなく、本体を少しだけ調べたのだが、これは毎年郵送されてきているので、それを見ればいい。
 小さな追加機能で、リアルタイプ文字数勘定がある。計算してくれる。これは別画面を見れば、分かるのだが、押さないと更新しない。それに別画面を出さないといけない。まあ、右肩にいつも出ている窓なので、いいのだが。スイッチを押さないと表示されないのが、面倒。
 それがリアルタイムに、表示し続けてくれる。まあ、行番号を見れば分かることだし、行数を指定すれば、ページ数も分かる。
 ただ、四百字詰め原稿用紙風行数と桁数では一行が短すぎて、空白が開く。だからタイプしやすい、または表示しやすい行数と桁数にしてタイプする。だから使っているときはエディタと同じ。ただ、印刷と連動しているので、そのまま印刷できるが。印刷することは先ずない。
 この随時表示の文字数表示機能は目玉としては小さすぎ、これがあるので、買う気になったと言うまでにはならない。
 しかし、画面に行数を表示するのは好みではない。
 また、テキストのボリュームというか、どの程度書いたのかは、常に画面左にサムネイルで一枚一枚出る。そこに枚数が書いてある。まあ、これはいつもの画面で、いつもの書式での話なので、原稿用紙換算ではない。
 原稿用紙換算値を知りたければ、右側に出る文字数の窓を見れば、出る。総文字数と、四百字詰め原稿用紙換算値。これで、ページが分かる。これは毎日使っている。見ている。それは、小説などの枚数を書き込むときだ。ただし、書いたあと。
 書きながら表示されるのは、まあ、悪くはない。カウントされ続けるので。
 しかし、タイプしていて、大凡のボリュームは分かるものだ。短いとか、少し長くなっているな、とか。こちらの方が分かりやすかったりするが。
 
 次はATOK。類語だろうか。似たような言い回しがないかどうかを調べる機能。ATOKか一太郎家に既にあったような気がする。連想変換とかで。
 それが変換中に教えてくれたりするらしい。今までどうだったのか、よく見ていないので、忘れた。
 変換候補欄の中に、別の言い回しの候補などが出るとありがたい。
 カタログでの例では「忙しい」とタイプすると「せわしない」もあるでよ。表示されるよう絵がある。つまりそういった辞書があっても、奥に隠れていたのでは、使う機会がないということだろう。まあ、これも得点1で、ポイント1加算程度で目玉までとはいかないが。
 ATOKでの一番の売りは、推測何とかというやつで、一言タイプすれば、そのあとに続く文章が出てくる。まあ、一度使った言い回し。挨拶文などが、そうだろう。何度も同じ言い回しを毎回タイプするのが、面倒といういうときには役立つ。
 スマホ版の日本語入力にありそうな機能だ。タイプが苦しいスマホではあれば有り難いだろう。
 
 それで、一太郎本体はどう変わったのか。実は変わってしまうと、これまでの慣れがなくなるので、困るのだ。あるべきところにあるべきものがないと、操作性が変わると使い続けた意味がなくなる。
 既にカスタマイズ一太郎などで、業種にあった画面にできるようになっている。こういうのも継続して搭載させ続けないといけないのだろう。
 今回は辞書のおまけがないというより、既に品切れ状態だろう。大物の大きな辞書のATOK版はほとんど出ている。あるとすれば、令和版辞書だ。大きな国語事典も更新されるので。
 これもネットで見れば分かることなのだが、変換中、変換候補と一緒に巨大辞書の項目が読めるというのがATOKの値打ちだ。かなり省略できる。当然ネットに繋がっていなくても問題はない。
 
 昨日はポメラを持ち出していたが、やはりノートパソコンと一太郎でのタイプのほうがすらスライク。やはり慣れだろう。
 単純なことだが、次画面前画面、画面めくりだが、ポメラは左手と右手両方がいる。NECのノートは右手だけでできる。これはファンクションキーが右側にもあるためだ。HP社のノートなら独立したキーがあるので、片手だけで操作できるので、読み返しているとき、楽。小さない話だが。
 また文末、文頭もポメラは左手側は二つのキー同時押しで、さらに右手も使う。このあたり、キーボードが小さいので、駒を増やせないのだろう。将棋ではないが。
 それとポメラの液晶。やはり鮮明さがない。文字がくっきり出るノートパソコンの解像力の高いタイプには負けてしまう。それで、ぼんやりとして、キリッと見えなかったりする。
 液晶を使わないアマゾンキンドルのような電書端末のモニターなら綺麗なのだが、DM200はギリギリの解像力しか無い普通の液晶で、バックライト。以前はポメラもそのタイプだったのだが、暗いところでは厳しかった。キンドルのように横からライトを当てるタイプにすればいいのだろうが。
 それとポメラでたいぷしたものや、修正中のテキストとかをパソコン側で取り込むとき、他のノートパソコンとの共有がしんどい。テキストファイルだけなので、一度一太郎に取り込んで一太郎ファイルにする必要があったりする。一太郎側で文字数や枚数などが一発で出るので、テキスト物は一太郎に持ち込む方がいい。
 ノートパソコン同士や、デスクトップパソコンとのやり取りは、ウインドウズに付いているソフトで十分。何もしなくても言い。勝手に同期してくれるので、操作はいらない。
 まあ、そういったテキスト扱いの道筋が出来上がっていると、それがメイン通りになる。
 
 機能はそれを再確認し、やはり一太郎とノートパソコンとの組み合わせがいいというのを改めて感じたので、その勢いで一太郎2020を買う気満々だったが、時間が遅くなっていた。上新はまだ開いていたが。
 それとその日、上新から誕生日ハガキが来た。これで5パーセント引きになる。去年もその頃そのハガキを持って一太郎を買いに行ったのを覚えている。
 そろそろ一太郎年貢の納め時だろう。
 
 
 
■■ 2020年2月15日 土曜 10時53分
 
 今朝は曇っており、そしてひんやりとしている。暖かいのは去ったのだろうか。しかし、これから暖かくなっていくので、また暖かい日が来るだろう。
 春一番が吹きそうだという話もある。木枯らしは一号だが、春は一番。木枯らしは冬の一部だが、秋から冬への頃。春一番は春そのものなので、大きい。木枯らしは現象のようなものだろう。天気でいえば風だけを差している。
 しかし、今朝は寒いので、春はまだ遠い。相変わらず真冬の服装。町ゆく人もそうだ。少し暖かかった日も、その服装の人が多かった。春の暖かさだが春ではないので、春物に着替えるのは早い。冬服の薄い目程度でいいだろう。しかし、それが春物だったりしそうだが、中にアンコが入っている綿入りかどうかで春物と冬物の違いがあるようだ。それと裏地がボア。このボア入りは春になってもまだ着る。
 今朝は遅い目に起きてきたが、これは確信犯。本当はかなり早く起きてきた。春の目覚めのように。そのペースに乗れば、早起き路線になるのだが、それを避けた。その前日も早く起きてきたので、それが習慣になる可能性が高かったのだが。
 目が覚めたとき、起きる元気がないというか、ここはまだ寝ていた方がいいという判断が勝った。誰が判断したのだろう。
 遅い時間帯に朝の喫茶店へ行くと、やはりすいている。無人だったりする。土曜のせいもある。土日休みの常連もいるはず。
 まだ金曜だと思っていたのに土曜のことがよくある。水、木が紛らわしい。似たような漢字だ。
 しかし曜日をカレンダーとかで確認することは希。その日、用事があるのなら確認した方がいい。
 一日ほど違っていたりするので。いずれも流れで見ている。だから実際には見ていない。そのあたりだろうと見当を付けているだけ。特に用事や約束がなければ、違っていても困らないためだろう。
 
ポメラ
 久しぶりにポメラを取り出す。放置していても、バッテリーが減っていないのが不思議。デジカメでは減るのに。
 放置しているときは、コードは差していない。一般的なが携帯充電器と同じタイプなので、そのコードは数本持っているので、困らないが、長く使わないときは、充電しっぱなしはバッテリーに悪そうなので、抜いている。
 このポメラDM200で、数あるポメラの現役機では最高級機。お馴染みの折りたたみ式ではない。長い筆箱のような感じ。
 それだけに高いポメラだが、ATOKの辞書が大きく、しかもAE変換で重いんだが、ポメラのCPUもそれに合わせて早いタイプにしたようだ。だから、これだけでも高い。
 
 一太郎2020が既に出ているのだが、今年はパスするか、ダウンロード版の一太郎本体だけにするかと考えている最中。今回は目玉がない。
 2018から2019に変えたときも、広辞苑が付いてきただけで、一太郎そのものはほとんど変わらないのだ。今回もそうだろう。文章を打ち込むソフトなので、そのメインは日本語変換ソフトのATOK。これが大きな変化でもあれば、買いたいところだが、あまりないようだ。
 それで、ポメラDM200だが、数年前の商品。だから数年前のATOK。これはバージョンアップできない。ポメラ専用のためだ。次にポメラDM300でも出たときは、またジャストシステムで特注で最新ATOKを作って貰うのだろうか。それは分からないし、ポメラの次の機種があるのかどうかも分からない。あまり売れていないようだ。ポメラDM200のATOKはスマホ版ではない。
 ワープロ機能、これはテキスト入力や編集などのエディタだが、これもローカルで使う。まあ、ポメラはネットには特殊な方法では繋がるが、メールだろう。だから。更新などは受けられない。
 昔のワープロ専用機のようなものだろう。更新しないで、新機種が出る。だから更新とは、新機種を買うこと。ワープロ全盛期での話だが。
 
 少し放置していても、蓋を開ければ以前の画面に復帰。使い方は単純なものなので、そのまま使えるが、短縮キーなどは忘れていたりする。
 こうして変わらないもの、以前と同じものというのは妙に落ち着く。ネットに繋がらない端末なので、静かでいい。そしてこの端末は、これしかできない。つまりテキスト打ちしかできない。まあ、スケジュール表やカレンダーもあるし、その中にもメモ画面があったりする。ポメラはポケットメモの略。だからメモ帳の中にメモ帳があるようなもの。これは別ファインで記録されるが、使っていない。暦を見る程度。
 小さく軽いので、立ったままタイプができたりする。しかしスマホの数倍はある。それだけに画面は広く大きいので、読み書きは楽。
 だが、あまり上等な液晶ではないのか、解像力は低い。ただ、表示させるのは専用フォントの二種類だけなので、問題はない。ただ、モニターに映る文字はノートパソコンのほうが綺麗。これは解像力が高いためだろう。きめが細かい。まあ、そこばかり見ていると、そう見えるが。
 
 喫茶店に入ったとき、テーブルを広く使える。天井が低いので、ポメラの無降雨側に置いた飲み物を取れたりする。頭が低いのだ。それで見晴らしがよくなるが、盾にならなくなった。
 ATOK以外の外部辞書も入っているが、広辞苑や大辞泉などのレベルではない。だが、一般的な言葉なら知っているので、何とかなる。それとDM200になってからの目玉は角川類語辞典。ポメラの辞書一覧では先頭に出る。いずれも単独の辞書なので、いちいち起動させないといけないが、画面一杯に表示されるため、一太郎のATOK内の辞書よりも読みやすい。
 まあ、辞書を使わなければ書けないような言葉は使わないことだろう。
 
 
■■ 2020年2月14日 金曜日 午前9時35分
 
 今朝もまだ暖かいが、曇っており、雨が降りそうだ。昨日の暖かさは特別だが、その後、暖かい目の気温が続くが、一日だけ氷点下の日がある。数日後だろう。それを挟むが、全体的にもう真冬の寒さらしい気温ではなくなっている。二月の中旬、真冬の底から抜ける。これは例年のことだが、それが長引くことがある。そこが長い。今年は、それほどでもなさそうなので、春は近いかもしれない。まあ、まだ二月。春は四月が本番。三月から春なのだが、まだ寒い。三月は見えている。今日のほぼ延長だろう。だから、冬がかかりすぎていて、寒い。四月になると桜が咲いているのだが、真冬の服装だったことを思い出す。冬の分厚いのを脱ぐのは五月頃だろうか。流石にゴールデンウイークごろに真冬のコートなど着ていなかったので。
 しかし、五月でも肌寒い日があったのは覚えている。着ていくときの服装で、その記憶がある。
 早春とは春が早く来ることかと思っていたら、そうではなく、春の初めらしい。「そうしゅん」と読めば、初々しさを感じるが「はやはる」と読めば、今年の春は早いのかと思ったりする。正月に使うのは初春。だから、春になって、初春とはいわなかったりする。言えば、めでたいやつだ。
 こういうのは耳で聞こえてくる。その記憶だろうか。誰かが言っていたのを。
 今朝は少しだけ早く起きてきた。いつも遅すぎるのだ。それに比べて早いだけで、決して早起きではない。
 昨日は遅起きだったが、結局夕方の喫茶店は早い目に起きた時間と同じだった。何かを省略したのだろう。
 昨日より早いので、朝の喫茶店は混んでいる。そういう時間帯なのだ。遅い目に来ると、すいている。どちらがいいのだろうか。遅起きにもいいことがある。
 昨夜も、その前の夜も暖かかったので、電気毛布を強にしていると暑苦しかった。寒いよりも暑い方が寝にくいようだ。
 いずれにしても季節の変わり目に差し掛かっているのだろう。
 昨日は春が近いと咲き出す野草を見た。これが咲くと春が近い。畑の隅とか、余地に他の草と一緒に咲いているのだが、これが春を知らせる最初の目印。わかりにくい花びらで、形が掴みにくい。それに小さい。アジサイのような葉をしている。それを縮小したような。こういうのは類似する植物と比較しながら見るのだろう。判断基準というのは、そういった記憶からだ。その花ではなく、他の花で近いものを探す。まあ、よく見かける花でも、それ自身、別の花にも似ている。その似ている花も、また違う花と似ている。
 そう言った変化は、毎日ではないが、それなりに起こっている。いつも見ているものより、違うものを見る。違うものの方が目だつためだ。
 
ニコンP950雑記
 軍艦部を見ると、すっきりしている。手前の角に電子ダイヤルがあるが、あまり回していない。裏側のコンロロールダイヤルの方が使いやすい。
 ただ、シャッター優先とか、絞り優先とかのとき、それを回すのだろうが、そんなモードに入れることは先ずない。
 軍艦部とグリップが合体し、広く見える。この形はクラシックスタイルではないが、手が痛くならない。まあ、外付けのグリップが最初から付いているようなものだろうか。
 ファンクションボタンが一つだけある。ほとんど使わない。これが五つも六つも付いているのがある。どのボンタンも好きな機能を登録できるが、忘れるだろう。
 一つだけあるファンクションボンタンは目だつ。登録はそのファンクションボタンを押して、一番下の欄に出るファンクションを選ぶと、メニューの階層を伝って、一つの項目を登録できる。だからファンクション設定はメニューからではなく、そのファンクションボタンからできるということだ。
 ここにAFフレーム切り替えを登録した。初期値はドライブモードだった。
 しかし、あまり押していない。いらないのかもしれない。ただ、撮影中、指がかかりやすい位置にあり、操作性はいい。
 電源ボタンは押しやすい位置にあり、周囲に何もないので、野の中の井戸のように、それしかないので、押しやすい。
 AEとAFロックボタン。これは露出とピントだが、押せばロックされる。いい位置にあるが、押したままシャッターを切るとぎこちない。露出ロックのときだけはホールドになる。つまり一度押すと継続する。だからロックボタンを親指で押しながら人差し指でシャッターを切るという指がつりそうなことをしなくてもいい。
 これはプログラムモードだけではなく、オートモードでも有効。電源を切ればホールドは解除されるので、癖がいい。
 露出補正もオートモードでは電源を切れば解除されるが、プログラムモードでは維持されるので、注意が必要。
 AEロックは、暗いところに当てて、そこでボタンを押すと、暗いところが明るい目に写る。当然構図を変えて写すわけだが、このときはその構図での測光になるので、暗いところはそれなりの写り方になる。それを避ける一番簡単なのが、このAEロックで、露出だけもらいに行くのだ。ただ、荒っぽい露出だが。光源が入っているとき、それに影響されて、暗くなることがある。だから、光源を入れない状態にしてロックをかける。露出補正よりも早い。
 ただ、最近のカメラは光源を無視してくれるので、露出に影響しないことがある。評価測光だ。この精度が上がっているので、余計な修正をしなくてもよかったりするのだが。
 ほとんどの場合、カメラ側の露出で十分で、そのまま写してもいい。
 逆のパターンとして、そのままでは明るく写ってしまうというときに、その明るいものにカメラを向けてロックすれば暗い目の写真になる。これは露出補正でやっても同じこと。まあ、それよりもワンボタンで済むので、楽ということだろう。
 露出の調整は色々あり、これは好みだ。使いやすい方法と慣れ。しかし、そのまま何もしないで、シャッターだけを押しても、問題はない。だから、露出もあまり弄らなくてもいいのだが、出来上がりイメージがある場合、そうなるように、調整する程度だろうか。ほとんどはそのままでいい。だから、一切使わなくても、何とかなる。
 こういうカメラというか、今のカメラ、下手に弄らない方がよかったりする。
 露出補正も、補正したばかりに、暗い目になりすぎたりする。このP950は白い花を写すと、飛んでしまうと思いがちだが、そうではなく、いい感じにタッチが入っているので、驚く。補正しないと飛んでしまうのが普通だったりするので。
 過剰補正の方が危なかったりする。
 ずっとオートで写していると、そのカメラの出方が分かるようになる。P900は白飛びや明るすぎる露出になることがあったが、P950は安定している。腕を上げたのだ。ユーザーではなく、カメラが。
 
 腕を上げた中で、夜間での撮影に見るべきものがある。画質がよくなっているというより、かなりの暗さでも写せるので驚く。スペック的にはレンズの明るさは同じだし、感度の上限も同じ。
 肉眼では暗くてよく見えないところでも写せる。これは一眼レフや、感度がもっと上がるカメラや、明るいレンズのカメラでないと写せないようなシーン。それを難なく写せたので、これは驚き。いったい何処を変えてきたのだろう。
 ただ、感度は6400までしかないので、スローシャッターになる。たとえば4万超えの高感度で写せるペンタックスの一眼レフよりも、すんなりと写っている。まあ、その超高感度、暗いところでも動きをそれなりに止められるので、使い道はある。
 
 ファインダーだけが綺麗になったのではなかったのだ。
 これは、画像処理系かもしれない。それが上手くなったとみるべきだろう。スマホの写真が綺麗なように。
 つまり、カメラ側がお絵かきをしてくれるのだろう。
 
 劣化を抑えたデジタルズームで3000ミリや4000ミリまで写せる。これは鳥を撮したのだが、見事なものだ。ただ、4000ミリになると、かなりぐらぐらする。揺れているがガタガタしないのは手ぶれ補正だろう。しかし、画面がフワーと流れて止まらない。流石にこれは厳しいが、シャッターを切って、後で見ると、ブレブレではない。2000ミリまでならピタリと止まる。ただし、カメラの角度にもよる。
 P900のデジタルズームは使えないほど劣化したが、P950からは使えるので、これだけでも大きい。
 4000ミリになると、AFは中央一点になる。パナソニックはデジタルズームでもAF機能はフルに使え、自動認識も顔認識するのだが、まあ、それは仕方がない。パナソニックはサービスがいいのだ。
 
 今朝もその一キロのP950を鞄に入れている。持ち歩ける重さだ。カメラが大きく重いので、ゆったりとした気分になる。ただ、人前で取り出すとき、少し気が引けるが。出してしまい、構えてしまえば、堂々といける。
 カメラは鞄に入れている。紐は付けていない。だから写すときは鞄から出す。写し終えれば鞄に仕舞うが、移動しながら続けて写すときはグリップに指を引っかけてぶら下げる。両手を使うときは、カメラは鞄に入れる。
 鞄はトートバッグで、いつも開いている。だから、取り出しやすく、仕舞いやすい。
 結構日常携帯できる。これはP900のときと同じ。常に持ち歩けるカメラだ。鞄が重くなるが。
 
 
 
■■ 2020年2月13日 木曜日 午前10時33分
 
 今朝は暖かい。雨が降っていたようだが、以前予報されていた20度近くある人は今日のことらしい。最高気温の予報が19度となっている。よく予測できたものだ。十日ほど前だろうか。
 意外と早くやってきたが、これで春ではない。予報の先を見ていくと、氷点下の日もある。そして10度を切る日も続いている。
 季節は行きつ戻りつなので、飛び出したかと思うと引っ込む。そのため、滑らかではない。
 寒いのは普通になってきているが、暖かいというのは久しぶりなので、これは大きな寒暖差。決して夏のように暖かいわけではないが、何か生温かいと気分が悪くなったりしそうだ。生温かいというより、生臭い。この臭さは畑の匂いだろうか。耕すので、掘り返し、その匂いが来る。中に虫とかいるのだろう。また地面から出てくる草とか。
 今朝は無事、いつもの喫茶店へ行く。火曜が定休日になっていたのかと思い、別の喫茶店へ行き、水曜になったので、前まで行くと閉まっている。定休日はいつだ。
 しかし、昨日、店の前で確認すると、振り替えらしい。やはり火曜日が定休日だったのだ。しかし旗日と重なるので、開けたようだ。それでかわりに翌日の水曜日が休み。そういうことだった。
 定休日でも火曜日が開いていることは貼り紙を見ていなかったので知らなかった。遠いところから見ていると開いている。自転車が二台止まっているし、店内に明かりもある。しかし、火曜日は定休日という頭があるので、前まで行って引き返すのは手間なので、無視した。このとき突っ込んでおれば、入れたのだろう。
 以前、完全に定休日を忘れていたことがある。定休日などなかったのだ。だから、最初の頃だ。ついつい癖で前まで来てしまった。そして自転車も止まっているし、店内に明かりもある。それで、普通にドアを開けようとすると開かない。中に客がいる。その客がドアを開けてくれた。よく見ると店員だった。そして定休日だと教えてくれた。それがあるので、自転車が止まっており、店内に照明があり、人の姿があっても営業していないときがある。この記憶が邪魔をしたのだろう。だから、火曜日もそんな状態だった。
 しかし、定休日は火曜日というのは、正しかった。週明けの次の日が休みと覚えていたためだ。
 今朝は暖かく雨もやんで晴れてきており、気温はさらに上がるので、散歩日和だが、起きたのが遅かったので、寄り道散歩はできない。しかし、昨日は少しだけ早い目だったので、寄り道散歩をほんの少しだけする。
 久しぶりの散歩道。風景は冬のままで、椿がまだ残っている。山茶花かもしれない。違いは分からない。同じ椿でも、種類がある。ぱっと開いたものから壺型まで。
 その通り道は木々が多いのだが、桜はあるが、梅がないようだ。こういうのは植えないとないのだろう。
 葉が全て落ちた枝だけの大木というのは、結構幾何的。自然が描く線の組み合わせ。まあ、骸骨のようなものだが。
 
ニコンP950その他について
 AF補助光は止められるが、オートモードでは止められなかったりするカメラがあるが、このカメラはオートモードでも光らない。夜間の路面などを写すとき、光ると目だつためだ。どうせ届かないのに、光っているし。
 夜間の喫茶店なども暗いので、光ったりすると、面倒。それがないので、ここはいい。
 
 手ぶれ補正は数種類ある。P900はオンオフだけだったように思う。
 望遠だとぐらぐらする。それが止まったように見えるが、実際に写したものは構図がややズレている。このズレを防ぐオプションが加わった。
 それとブレのきつさによる選択。足場の悪いところでの撮影用と、標準に分かれ、それぞれ、画面ズレモードとの組み合わせが加わる。足場ではなく、こういう超望遠、上に向けたりすると、いくら手ぶれ補正があっても構えているだけでぐらぐらする。カメラを水平に構えたときは何ともないが、上を向けたとき、ブレが目だつ。重心が変わる。そういうことだろう。
 さらに従来通りの標準もある。ここは標準でいいのではないかと思える。このカメラ、P900と同等なら、あまりブレない。画面ズレで構図が変わるが、もの凄く変わるわけではない。この標準が一番ブレにくいのではないかと思える。
 詳しい説明は活用ガイドに載っているが、どれが一番ブレにくいのかはユーザーの話を聞くしかないだろう。分からなければ標準のノーマルにしておけばいい。工場出荷時の設定だ。
 
 露出が少しアンダー気味に来るようになった。P900は明るい目に来るので、白飛びが多かった。それを改善したのだが、暗い目にしただけで、階調が拡がったわけではないはず。そのため、少し渋い写真になる。よくいえば落ち着いた。
 こういう暗さは、ニコンらしい。明るいニコンよりも、一寸アンダー気味の写りがニコンらしい。
 暗いところを起こし、明るいところを押さえるという機能もあるが、オフにしている。出荷時もそうなっている。だが、オートモードではオンになるかもしれない。そこは分からないが、階調拡大といっても大したことはない。白飛びし、黒つぶれした方が潔くていい。
 
 手持ち夜景モードでの複数枚連写後の合成というのが消えている。ほとんど役に立たなかったモードで、連写合成が下手なのだ。キヤノンもそうだ。パナソニックも、上手くないので、実際には使えない。
 それが使えるのはソニー。そして消えてしまったが、カシオ。両者ともまるで明るいレンズで写しているように、見事。
 カシオはそのプログラムというか、そのソフトを海外から買ってきて付けたとされている。強力な合成ソフトなのだ。
 ソニーも同程度に見事だが、合成時間が少し遅い。待たされたりする。カシオは瞬時なので、高いのを持ち込んだのだろう。連写合成などしていないほど早く、さらに次々に写せた。まあ、反則技だが。
 ニコンもそれに近いのを入れていたのだが、使い物にならなかったので、今回は入れていない。また、フルオートのシーン自動認識モーとというのも消えているので、苦手なことは控えたのだろう。
 ただ、AFの被写体自動認識は腕を上げている。しかし、余計なことをしなくてもかまわない。ピントを何処に合わせればいいのかが分からなくなると、中央に合わせてしまうというP900の方が使いやすい。ただ、望遠で、彼方にいる人を中央一点で引っかけるより、それを引っかけてくれる方が楽。構図を変えなくてもいいので。望遠なので、カメラを振るだけで、ぐらっとくるので。
 だから、望遠での被写体自動認識の腕が上がったとみるべきだろう。楽に写せるが、余計な者を引っかけてしまうということもある。
 
 こういうコンパクト系のネオ一眼、最短撮影距離がよく分からないので、慣れが必要。ズームすれば、最短撮影距離も変わるためだ。
 欲しい大きさになるまでズームし、一度ピントを取りに行く。それでピントが来なければ、近すぎるということだ。それで、少しだけズームを戻す。それでもまだ合わなければ、さらに戻す。それを繰り返すことがたまにある。できるだけ大きく写したいときだろう。
 オートモードの初期値は常にピントを合わせ続ける設定。だから、カメラを向ければピントを取りに行く。そのままにしておけば、それなりのところにピントが来ている。何もしなくてもいいが、少し待たないといけない。半押しにすると、さっと合う。
 急いでいるときは、自動的にピントが来るまで待つのではなく、すぐに半押しにする。すると望遠でもほぼ瞬時にピントが来る。早い。
 シャッターボタンを押してから、実際に写し取る時間のズレがあり、これをタイムラグと呼んでいるが、P900よりも少し早くなったとか。ほとんど気が付かないが、ファインダーで横切る人がいるので、さっと撮すと、行きすぎていたとかがあるはず。覚えていない場合の方が多いが。
 また、液晶に表示されるまで、少しズレがあるはず。どちらもズレているのだが、昔の電子ファインダーと違い、今は早いので、分からない。
 P950の電子ファインダーは普通の液晶なので、早いタイプではない。しかし、そのタイプ。波打ったりギラついたりするので、普通の液晶の方が落ち着いていていい。それに光学ファインダーに近いとか。
 まあ、そのあたりは細かいことなので、問題になるようなことではない。
 電源を入れると、すぐにファインダーに像が写り、ズームレバーを引くと、ぐっと反応し、じわっとズームが始まる。巨砲なので重そうに。
 ヘビークラスのカメラだが、構えると、意外と軽く、コントロールしやすい。ほどほどの重みがあるので、抜群の安定感。やはりこの重さと大きさが効いているのだ。
 グリップが効いており、左手はレンズにそえる程度でいい。そのレンズが長いので、テコの原理で、バランスがいい。前の方を持てば、かなり安定する。レンズは握らなくても、指でそっと添えてやるだけで十分だったりする。本当は逆なのだが、グリップが効いているので、それができるのだろう。
 それほど力を入れなくても、難なく振り回せるカメラで、見た目ほどの大きさとは少し違う。
 
 大層なカメラだが、写りは非常にいい。これがこんな小さな受光素子で写したものなのかと思うほどだが、それはP900で知っているが、それに磨きが加わった。まあ、受光素子の大きな一眼系は階調がありすぎて、逆にぼやっとするのだろう。
 昔はズーム比が大きいほど、写りはお粗末なレンズになったが、最近のレンズは、そんなことはない。
 24から2000ミリといえば、その上に3000ミリまである兄弟機があるだけで、最悪のズーム比だろう。しかし、写りはいい。
 100メートル以上先にある文字が、50ミリで近くで写したものと変わらないほど、鮮明。
 少し望遠気味に写しても、手前から背景までピントが来ていることがある。画面の何処を見ても鮮明。絞りは殆ど開放。受光素子が小さいので深度が深いのだ。だから絵はがきにはちょうどだろう。
 ニコンの一眼にシグマやタムロンの高倍率ズームを付けて写したものより、はるかに鮮明。これはどういうことだっただろう。当然ニコン純正レンズでも、似たようなもの。P900には勝てなかったのを思い出す。それがP950になり、がさっとしたところが減り、磨きがかかった。そしてファインダーが大きくなり、ピントがよく見えるようになった。
 値段は発売日に買っているので、かなり高かったが、非常に満足を得た。
 
 

■■ 2020年2月12日 水曜日 午前10時06分
 
 今朝は少し暖かいかもしれない。しかし曇っており、雨が近そうだ。南から温かい空気が流れ込んできているのだろうか。最高気温20度と予測されている日はいつだったのか忘れたが、もうすぐだろう。まさか、今日ではあるまい。
 空気が冷たくない。そうかといって生温かくもない。寒いことは寒いが、大した寒さではないので、これは暖が勝っているのだろう。
 今朝も寝起き行くいつもの喫茶店へ行ったが店内の照明がない。自転車も止まっていない。まさか定休日を間違えたのではないか。今日がそうで、昨日はそうではなく営業していたのだ。すると、定休日が変わったのかもしれない。貼り紙を見ていなかった。しかし、火曜日が休みのはず。これは日誌を見れば分かる。先週や先々週に書いてあるはず。
 まあ、それだけのことなので、確認する必要はない。明日は開いているだろう。そのとき、貼り紙があれば、それを確認する。
 昨日は自転車が二台止まっていたので、開いているのではないかと思った。しかし火曜なので、休みのはずだと思い、別の店へ行った。この自転車二台が臭い。店員の自転車は覚えているが、いつも一台だ。隅に止めてある。一番先に来るためだ。客よりも。それが二台止まっている。また、自転車で来ない店員が入っていることもあるが、店員二人揃って自転車で来ているという例は今まで少ない。
 すると、水曜日が休みだったのだ。だから今日だ。水曜日と覚えていたはずだが、いつの間に火曜に変わっている。
 それで記憶を辿ると、やはり水曜日だと覚えていたような気がしないでもない。では、いつから火曜が入り込んだのだろうか。今週からだ。
 そして明日の木曜行くと、また閉まっている。本当は木曜日が定休日だったと、まあ、そんなことはないが。
 ここ数日暖かいかもしれないので、散歩に出やすくなるが、雨が伴うようなので、何ともならない。晴れている日は寒いので、それでは出る気がしない。しかし、日常移動で結構外にいる。これは寒くても出る。決まった道筋だ。それ以外の余計なことは寒いのでしない。やはり用事がないと、ウロウロできない。
 しかし、移動中も、ウロウロしているようなものだ。
 その移動経路の中に鳥もいれば猫もいる。花も咲いているし、夕焼けも含まれる。夜景も。家から数キロ以内だろう。ただ、あまり行かない方角がある。そちらに用事がないためだ。日常的な用事。それは毎日。
 今朝は少しだけ早起きした。早い目に寝たためだろうか。だから時間の貯金が少しだけ、今日はあるが、すぐに使ってしまいそうな量だ。遅いときは早い目にさっさとするが、早起きのときはゆっくり目。それで、遅起きのときと同じような時間帯になってしまう。夕方前など逆転していたりする。
 それで、今朝はいつもの喫茶店が休みなので、昨日と同じ高い喫茶店へ二日続けて行くことになる。だが、いつもの席が空いていなかった。これは時間帯によるのだろう。昨日は遅い目だった。
 
ニコンP950その他
 数日使っただけだが、雰囲気がまったくP900とは違う。やはりファインダーの差が大きいのだろう。覗いたとき、すっきりとした絵が見られる。普通のミラーレスと同じレベルだろうか。ただ、ロングアポイントにはなっていないようで、接眼部に目をくっつける必要があるが、少々離していても大丈夫だ。ピタリと顔を当てる必要はない。これは片目を瞑るのがしんどいとき、都合がいい。
 写りは少しP900から変わったような気がする。どぎつさが薄れているのだろうか。
 それと被写体自動認識で、被写体を囲むようになった。今までそんな芸はなかったように思えるが、それほど測距点は多くないはず。
 いろいろと試していたが、買った状態の初期設定のダイヤル位置がオートなので、それが一番無難な気がする。感度は1600まで上がるが、余程くらいときだ。だいたい800まで。望遠さえ使わなければ、暗い夜道でも何とかなる。
 高感度での画質悪化とかはあまり感じない。感度だけ変えて写した写真があるが、見た目、分からなかったので、高感度にしても大丈夫。
 生活範囲内の明るさなら、オートで1600まであれば十分。そこまで上がらなかったりするし。
 
 AF設定での距離の設定だが、マクロマークと山マークがある。マクロに入れなくても、至近距離で1センチまで寄れるので、入れる必要はないのだが、マクロに入れると中景から遠方には合わないようにしているのだろうか。だから至近距離で写すとき、背景に抜けてしまうのを防ぐときに必要なのかもしれない。
 同じように山マークにしていてもAFは動く。ただ、近距離ではAFは合わない。少し遠いところに合わすと、そこにあう。だから、無限モードではないようで、これはマクロマークと反対のことをやっているのだ。範囲内AFだろう。そういうことができるレンズがある。レンズ側で、範囲を限定できる。これは高級プロレンズだ。
 無限に合わせたいなら、やはりMFにして、無限まで持っていくしかない。端っこなので、突き当たりまでMFレバーを引けばいい。
 AFレンズで、距離目盛のあるタイプでも、無限を越えたところが突き当たり。これはAFの遊びを入れているためだろ。ガツンと当たらないように。だから、暗いところだと、無限マークにそっと合わすのは難しかったりする。回しきると、無限を越えるので。その意味で、ボディー内で合わせたほうがしっかりと無限が出るのかもしれない。
 
 オートモードではAFは自動選択になるので、ここというところに合わない場合、AFフレームを変えないといけない。これは少し手間なので、横のプログラムモードにその設定をして、中央一点にしていたが、反対側の横がシーンモードになっている。ここは任意のシーンを選ぶのだが、一番最初に出てくるポートレートモードが中央部一点。だから、ここでも同じ事ができる。
 ポートレートモードなので、開放気味に写すはずだが、このカメラ、絞り優先以外では、ほぼ開放になるので、同じことだ。AFフレームだけ、頂くという感じだ。
 
 月モードというのが撮影ダイヤルに独立してある。始終写すものではない。買ったとき、写す程度だ。
 その仕掛けはピントは無限になるはず。そしてそのモードにすると、真ん中に囲みが出る。OKボタンを押すと、一気にその囲みが画面一杯になる。1000ミリの囲みなのだ。だから覗いたとき、先ず月を広角で見付け、小さな四角のフレームに入れる。そしてボタンを押すと一気にそこまで寄る。まあ、探しやすいということだろうか。1000ミリに寄せてから、さらにズームすれば2000までいき、さらにデジタルズーム域までいけるので3000ミリ4000ミリまでいける。
 鳥モードはその500ミリ版。500ミリでしか写せないわけではなく、立ち上がりが500ミリということだろう。月モードと同じで、そのあとさらにズームすればいい。最初だけ、OKボタンを押すと、一気に500ミリまで自動的に寄ってくれるというだけ。ピント合わせは必要だが。
 オートモードと違い、AFフレームが中央一点になるようなので、これは都合がいい。自動選択では無理なときがある。枝などが邪魔をして。
 鳥だけが何もないところに止まっているのなら別だが。
 絞り優先やシャッター優先を使わないで、シーンモードを使う方法もある。たとえばスポーツモード。シャッターが早く切れる。だから蝶々などを写すとき、スポーツモードにすればいいのだ。シャッター優先のかわりになる。まあ、それらは絞り優先とか、シャッター優先とかのないカメラのときの、裏技らしいが。
 
 大きなカメラなので、人がいる場所で出すのは気が引けるので、写すときは、流石に手かざしになる。その状態でも超望遠で写せる。液晶を起こすと目だつので、胸あたりに構えて、液晶を斜め上から見る。しっかりとは見えないが、構図程度は何となく分かる。このタイプの受光素子のカメラはピントが深いので、多少AFが違うところに合っていても、深度内に入るようで、楽だ。ただ、超望遠域だと、流石にピントは浅い。合っていないと、すぐに分かる。
 カメラは堂々としたもので、大きいが、受光素子は非常に小さい。ここがいい。
 
 

■■ 2020年2月11日 火曜日 午前10時47分
 
 今朝は寒いし風も強いが晴れている。晴天。これは久しぶりに雲がなく、すっきりしていて、いい。昨日は雨がぱらっとしたのだろうか。傘を差した記憶はないが、雪が舞っていたのはその前の日か、昨日か、までは覚えていないが。まあ、忘れてもいいことで、実際に一年後は忘れているだろう。しかし、何処かで思い出すはず。雪が舞っていたシーンを。ただ日にちまでは覚えていない。さらに十年も経つと、いつの年だったのかも曖昧になる。二年か三年誤差があったりする。一年後なら月は覚えているだろうが、日時になると、推定でしかなくなる。おそらく寒い頃なので二月だろうと。一月かもしれない。これはもう一つ別の印象に残るものが加わっていないと、雪が舞っていただけでは単発なので、特徴がない。付随するものが欲しい。
 問題は、雪が舞っていたということを思い出すタイミングだ。そういうのはなかなか訪れないだろう。ただ、次に雪が降っているのを見て、思い出すかもしれないが。
 今朝はいつもの朝の喫茶店が定休日なので、その近くの高い個人喫茶へ行く。今朝はすいている。日の丸を見たので、今日は平日ではないようだ。何の日なのかは分からない。
 いつもの喫茶店なら、店の前にボードがあり、黒板のようなのだが、そこに何か書かれているはず。毎日季節的なものが書かれているので、今日は何々の日などとメッセージがあるはずだが、休みなので、見ていない。ただ、店内に明かりがあり、前に自転車も止まっている。掃除でもしているのだろうか。開いていると勘違いしそうだ。以前、それで、ドアを開けようとした。
 実際、開いていることもある。定休日だが、明けている日もあるのだ。当然貼り紙が少し前から出ているので、それで分かるが。まあ、火曜が休みだったのか、水曜が休みだったのか、曖昧になったりする。記憶では週明けの次の日が休みと覚えている。曜日ではなく、前後関係で。
 しかし、この店、祭日や祝日と火曜日が重なるとき、開いていることがある。だから、今朝は開いているのかもしれない。自転車が二台止まっているのがその証拠だ。店の人が二人来て、中で用事をしているというには多すぎる。
 広い目の道路の斜め前方からしか見えないので、よく確認できないまま、個人喫茶の方へ向かった。もし開いていたとしても、閉まっていたとしても、それほど影響はない。週に一度は、そのために行く喫茶店が決まっており、それが習慣になっているため。だから、いつもの感じ内に入る。
 晴れていて気持ちがいいのだが、寒い。最高気温が20度近くなる日がズレているし、それほど高くなくなっている。その日前後は雨のようになっているのだが、これら全て予報で、幻のようなもの。本当にそういう日が近いうちに来るのだろうか。
 20度近くあるのはいいが、雨では仕方がない。それに最高気温なので、昼過ぎだろう。逆にそういう日は朝が寒かったりする。
 一雨ごとに暖かくなるという、あの雨だろうか。
 
ニコンP950の続き
 AFで合いにくいときはマニュアルフォーカスに切り替えることがあるが、滅多にない。
 ただ、コントラストが低く、細いとか、小さいもの。そして背景の方が明るく、コントラストが高いと、そちらに合ってしまう。背景へ抜けるのだ。ワンポイントAF枠にしても、余程小さくしないと、抜ける。
 このP950はマニュアルフォーカスも新しくなっており、専用のレバーがある。これが非常に使いやすい。それは、同じようなのが付いているパナソニックのネオ一眼FZ300と同タイプ。
 レンズ鏡胴部の手がかかりそうなところにそれがあり、左の指で、軽く回せばいい。
 AFとMFの切り替えはボタン類ではなく、レバー切り替え。AEロックボタンの周囲にある。ここもFZ300やパナソニック系ミラーレスに近い。
 全てのメーカーの中で、一番ユーザーインターフェイスがいいのがパナソニックで、非常に使いやすく分かりやすい。それにならったのだろうか。
 そのレバーを回す。レバー一はAFとの切り替えだけなので、引き切ればいい。
 そして左手側の瘤のような柔らかかなレバーを回した瞬間、中央部が拡大される。しかし、鮮明になるまで回すにしても、その山が分かりにくいものだ。だが、初期設定では被写体の色目や輪郭あたりに、チカチカしたものが出る。モヤもやっとしたものが、これがピントなのだ。それが出るまで回せばいい。
 昔の一眼レフと違い、今もミラーレスや一眼レフのファインダーはAF時代になってから、真ん中にピントを示す粒や、目玉に線が入ったものが出ない。全面マットで合わすので、一番難しい。
 そこで出てきたのが、このデジタル測距表示。色目で示しているのだ。点滅するので、分かりやすい。
 これで、曖昧なピント合わせが確実にできる。誰でも。
 これはレンズ側のフォーカスリングよりも簡単で、指先だけで上下に引いたり戻したりすればいいだけ。輪っかを回す輪ではない。だから、力がいらないので、重いカメラを持ったまま、回さなくてもすむ。レンズにより、レンズ先端にピントリングがあるタイプもある。根本近くが回しやすい。
 マニュアルフォーカスにしなくても、合いにくいときの方法は他にもある。それは一度広角側で合わせておいて、そのままスーと望遠側へズームすることだ。こぼれないように。当然ズームすればピントが変わる。ズームしてもピントが付いてくるネオ一眼もあるが、それはライバルのパナソニックの動画が得意な1インチネオ一眼。
 この方法で、いきなり望遠で合わすのではなく、一度引いて、レンズを動かすことだ。その位置までレンズは動くはずで、距離的には近いところにあるので、そこで望遠で、もう一度半押しすれば、ピタリと合うことが多い。だからピントをこぼさないように、ズームする。
 キヤノンのネオ一眼の場合、一点よりも、被写体自動認識のときの方が合いやすい。この場合、カメラを何度か振ることで、主要被写体としてやり直させるのだ。
 まあ、それぞれのカメラに、そういった癖があり、AFが合わなくても、一寸したコツで合ったりする。だからマニュアルフォーカスは最後の手段。
 このデジタル的なピント合わせの恩恵で、最近のミラーレスなら、これが付いているので、AF非対応の古いレンズでも、楽々とピント合わせができるようになったのではないかと思える。
 当然、p950にも距離バーが出るので、それを見ながら目測である程度寄せてから、詰めるということもできる。まあ、そんな大層なことはしないだろうが。AFは万能ではないので、最後の手段だ。
 当然同じ距離にあるものに合わせれば、それで済む話だが、それがない場合は仕方がない。
 
 その後、試写ではなく、いつも写すようなものを写していたのだが、写りはやはりいい。それは分かっていることだが、見事なものだ。いじり回して写しているわけではなく、オートモードで、初期設定のまま写している。露出補正もしなくてもいいほどよく合っている。測光方法もそれなりに賢くなっているのだろう。
 少し大きく重く、大層なカメラで、まるで大型銃器。しかし、構えたときの安定感は抜群。
 グリップが効いているので、片手で楽々と持てる。ボディー側よりも、レンズが巨大で長いので、左手をレンズに添えないといけないが、これぐらいの大きさ重さとレンズの長さが構えやすいようだ。
 広角側で手かざしで写す場合も、ぐらぐらしないので、しっかり写せる。
 地面に落ちているものをローアングルで写すとき、始めてこのカメラで液晶を横開きしたのだが、意外と軽快だった。重くはなかった。むしろ中腰で手を突き出すスタイルになるので、カメラが小さいとフラフラする。その危なさがないので、逆に写しやすかった。液晶も3インチよりも少しだけ大きい。だから少しだけ、被写体が大きく見える。ほんの少しだが、それなりの差が分かる。
 鞄から取り出すとき、カメラが大きいので、手を突っ込んだとき、引っ張り出しやすい。T字型をしているので、鞄は貼るが、グリップ部を手探りで掴めば、さっと出る。首根っこを押さえるようなものだ。
 大きくて、大層なカメラだが、外で使うと、軽くて小さく感じるので不思議だ。
 
 次は夜景だが、月などは結構明るいので、問題はない。
 最近は一眼レフやミラーレスで夜景を写していた。暗いとコンパクト系普及機では無理なのだ。光源だけを撮る夜景ならいけるが、夜空を昼間のように少しだけ開けるとか、道路を少しだけ明るく撮るとかになると、コンパクト系では難しい。
 P950もコンパクト系だが、これが何とか写せるので驚く。ライバルのキヤノンSX70では感度が上がらないので、無理だった。しかし、明るい目の路面とかでは問題はないが。
 P900は何とかいけるが、今度のP950はもっといける。
 暗いので、ピントが合いにくいが、意外と中央一点ではなく、被写体自動認識の方が合いやすかった。これは意外だ。このAFモードはオートモードでは、それが固定。
 あとで、データを見ると、2分の1秒で切れていた。かなり暗いので、結果的に夜が夕方程度に明るくなるレベル。まあ、24ミリでの開放がF2.8あるので、これはそれなりに明るいし、広角なので、楽といえば楽だが。感度はオート撮影モードなので、感度もオートで800。オートモードではこれが限界で、ここで止まるようになっている。プログラムモードなどでは6400まで行く。
 これには少し驚いた。2分の1秒は低速すぎるが、手ぶれ補正が強いことと、カメラが安定しているので、ブレにくいことも手伝っている。
 同じシーンをプログラムモードで撮すと感度は上がる。そのかわりシャッタースピードはその段数分早くなるので、8分の1秒あたりまで上がる。これだけ上がれば望遠端でも写せる。手ぶれ補正のおかげだが、実際には望遠にするほど絞りも暗くなるので、そうはいかないが。
 しかし2000ミリの超望遠夜景撮影というのもできないわけではない。当然手持ちで。
 無理な場合は、カメラが大きいので、自転車のハンドルや前籠にレンズを乗せれば、何とかなるかもしれない。台の上に寝かせられるのが、大きなカメラの良さかもしれない。
 スローシャッターは何処までも行く。30秒ぐらいまでいくのではないかと思える。下限設定ができるようになっているので、1秒は無理だが、2分の1秒なら何とかなる。
 こういうのは室内で暗いところで試したので、それが役立っている。
 しかし、このカメラ、夜景まで平気で写せるようになっている。そして、夜景のとき、AF自動認識で写したとき、仕事をしているのが分かった。以前の自動認識より、よく仕事をしているようで、そのレベルが上がったのだろう。
 これで、夜景に強い一眼系やレンズの明るいネオ一眼を持ち出す必要はないかもしれない。P950でも何とかいけることが分かった。これは、このクラスのスペックのカメラとしては滅多にない。
 その条件で写したのをさらに見ると、鮮明度は落ちていないのも凄い。バケモノだ。
 
 

■■ 2020年2月10日 月曜日 午前9時10分
 
 今朝は寒い。夜中、氷点下のようだった。寝るときも寒かったので、前日とは違う。ここ数日普通に寒く、普通の真冬になっているので、暖冬は何処かへいった。すぐに戻ってくるはずだが、今度は春に向かうので、暖冬でなくても暖かくなっていくだろう。そのためには雨が必要。一雨ごとに春に近づくとされているあの雨だ。季節の変わり目は雨が降る。変化するので、不安定になるのだろう。
 今朝は寒いが風が弱いので助かる。晴れているのか、曇っているのかが分かりにくいが、青空があったような気がする。寒いので、上を見ていない。いずれも自転車から見た風景。
 このところ晴れていたので、そろそろ下り坂になるのだろう。
 梅は既に満開になっている木もある。黄色い梅は早い目に満開。咲くのも早い。白い梅は赤い梅と同じようなペースだが、少し遅いかもしれない。
 次は桜だが、まだ早い。しかし、桜の小枝が徐々に暖色を帯びる。これは木の塊、枝の繁み全体を見ると、霞んでいるように見える。赤いモヤができているように見え出すと、芽が膨らみ、色付くのだろう。これは近くよりも、遠くから見ていると、分かる。
 冬に咲いている花があり、背の低い花だが、結構目立つ。白と黄色がある。顔が下を向いていることが多い。冬の花は少ないが、この花は頑張っている。
 昨日は雪が舞っていたように思うが、その前の日だったかもしれない。積もらないし、上着についてもすぐに滑り落ちるので、服が濡れない。流れてきた雪だろうか。これだけでも寒いと思える。いい合図だ。
 今朝は珍しく早い目に目が覚めた。もう少し早ければ二度寝するのだが、まずまずの時間で、起きられそうなので、起きた。夜中一度も起きなかったので、中断なく寝ていたので、起きやすかったのかもしれない。
 そのため、今日は余裕。いつもより早いので。朝の喫茶店からの戻り道散歩もできそうなのだが、寒いので、それは控えるかもしれない。寒さを突いて行くほどのことはないので。別に用事はないし、しなくてはいけないことではない。
 これが元旦の朝なら、少しはそのへんを回るだろう。多少寒くても。
 今日も雪が舞い始めている。間隔が非常に広い降り方なので、大したことはないが、一応雪は雪。天気予報でも傘マークにはなるが、雪だるまは出ないだろう。
 
ニコンP950での撮影
 届いたときは、もう暗くなっていたので、明るい場所ではまだ写していないので、朝、喫茶店へ行くとき、持ち出した。毎朝持ち出すカメラが違うのだが、流石に買ったばかりの大物カメラなので、これを持ち出すのは当然だろう。しかし、寒い朝だった。
 朝の喫茶店までの道。実は写すものはないのだ。しかし、晴れており、陽射しが通りに差しているので、こういう順光なら最初の一枚にふさわしい。失敗がないためだ。
 風景だけの通りなので、オートモードでいい。AFは自動認識。主要被写体か近いものに合うはずだ。あまり自動が効いていないので、主要被写体をカメラが探すほうが難しいだろう。曖昧な世界だ。
 次に自転車に乗った人の後ろ姿があったので、カメラを構える。だが、自転車は日影。こういうときは、そこにピントが来ない。中央一点が必要だろう。それで、カメラを適当に振り、自転車に合うようにしたが、なかなか合ってくれないので、同距離にあるようなものに合わせる。
 何故かP900よりも自動認識性が高まったのか、中央部以外で合わそうとする。P900はすぐに分からなくなり、中央一点になってしまう。これは望遠のときだ。だからP950は少し敏感になっているようだ。これはプログラムモードにして、中央1点にAFをセットしておいた方がいいだろう。オートモードのときは自動認識で、プログラムモードのときは中央一点と。
 屋外での撮影は、P900と似たようなものだが、少し絵が上品になっているように思われる。望遠端の描写力は健在で、文句なし。
 まあ、いつものP900の撮影と同じなので、違いはあまりないが、ファインダーがいいので、写していて気分がいい。
 P950の方が重くて大きいのだが、最初から重くて大きいカメラなので、手にしたときの違いはあまりない。
 カラスが日影で止まっているので写す。上の方に巣でもあるのか、よく見かける。集団ではない。そこにいるカラスが動かない。かなり近いのだが、逃げないので、写す。5メートル以内なので、望遠端は使えないが、アップで写す。カラスは黒いので、AFがしんどいときがある。小さい目ならいいが、画面一杯に黒いものがあると、AFが迷う。それで、少しだけずらすし、輪郭に引っかけるようにして写すと、ピントが来やすい。
 あとは道にいる人を、遙か彼方から写す。小学生で高学年の子たちが何人か固まっていたので、気付かれないような遠方から写す。狙撃だ。肉眼ではよく見えないほど遠い。
 逆に望遠で狙っているとき、すぐ手前に人がいることがある。画角が狭いので、手間の人はまったくファインダー内には入っていないのだが、その人は写されていると思うだろう。そういう死角がある。広角で覗いておれば、主要被写体になり、しかも顔認識の圏内になるほど、どん前にいたのだ。それほど2000ミリの画角は狭い。しかし、2000ミリまで伸ばしていなかったように思う。アップしすぎて背景が入らないためだ。ほどほどのところで止めるのが、望遠での一気寄りのコツだろうか。
 
 昼の喫茶店からの戻り道、今度は鳥がいた。サギだろうか。その横に大きいのがいる。P900のデジタルズームは使えなかったが、今回のP950は劣化を抑えたデジタルズーム領域が付くので、それで写す。これも2000ミリで写したものとほぼ変わらない画質だったので、これなら使える。3000ミリとか4000ミリまで持って行ける。だから、逃げる鳥の場合、余裕を持たせた距離から写せる。大きく写そうと寄りすぎて、逃げられるので。
 今回の目玉はファインダーと共に、この劣化を抑えたデジタルズームが値打ちだ。
 
 夕方で、もう暗くなっている時間帯に喫茶店へ行くのだが、少し遅すぎて、もう夕焼けはほとんどない。
 だから夜景。それを写すが、普通に写る。暗いところでも平気だ。感度は自動で6400まで来るので、切り替えなしでいけるので、写す気になる。
 月が出ていたので写す。まん丸い。ここでデジタルズームを使う。画面一杯に月になる。やり過ぎなので、輪郭が入るように写す。ただ、手ぶれ補正で揺れを止めているのだが、ファインダーで見たものと、写っているものが少し違う。
 そのため、今回の950は、そのズレをどうするかというオプションがある。三択か四択。意味が分からないので、試していない。活用ガイドが必要だ。少しだけ説明が欲しい。
 遠くのものを大きく写す。p950の得意とする世界。ただ、望遠鏡のようなことをしていたかと思うと、広角端で、レンズすれすれの位置でのマクロもできる。1センチまで寄れる。これで、ブロック塀にに被っている梅を写す。
 
 背面液晶が少しだけ大きくなったのだが、三インチを少しだけ超えている程度なので、それほど大きいとは感じないが、3インチよりは大きい目に見えるということは分かる。
 ただ、あまり明るくはなく、見えにくいことがある。ぜんぜん見えないよりはましだが、平均レベル。これは明るい目にセットすればいいのだが。
 また、液晶は横開きになるが、カメラが重いので、あまり動かしていない。
 人が多いところとか、カメラを向けにくいとき、背面液晶で写すことが多い。2000ミリ側でも液晶だけでも当然写せる。
 
 絵が、上品になったこと、暗い場所に強くなったこと、AFの自動認識が敏感になったこと。などが違いだろう。
 相変わらず操作はシンプルで、シャッターを押すだけのカメラ。一人前の大きさ重さなのだが、凝ったカメラではない。コンパクト系の普及機レベルの操作体系なので、初心者向けといってもいい。だから、難しいカメラではないので、扱いやすい。
 
 少し写したので、様子が分かってきたので、設定を考える。P900とは少しだけ動きが違うので、そこを弄る。またはP900でもそのままにしておいた機能などを使う。
 動きの速いものを写すときは、シャッター優先で最初から高速側に合わせておけば、それで済む。感度をオートにしておけば、早いシャッターでは露出不足になるのを何とかしてくれる。不足すれば、感度が上がるという仕掛けだ。当然昼間だけだが。夜は流石に被写体ブレを抑えるスピードにすると、感度上限を超えてしまうので。
 このカメラ、絞り優先もあるが、使えない。絞りの段階がなさ過ぎるので、二段か三段。これは受光素子の小さなカメラの場合、開放が一番よく写るので、そこから動かさない方がいい。またオートモードでも絞りはほとんど動かない。かなり明るい場所でも、シャッターを高くして凌いでいるようで、絞りには滅多に手を出さない。それと、絞ると、画質が悪くなるというのもある。
 ダイヤル的にはプログラムの横がシャッター優先なので、一つ回せばいいだけ。またプログラムモードのお隣はオートモードなので、これも一段だけ。だから切り替えが早いので、ここを多用した方がいい。一応撮影ダイヤルなので、丁度いい。お任せモード、シーン自動認識フルオートモードは、消えたようだ。探しても見付からない。
 通り過ぎる自転車はいいが、横切る自転車は苦しい。止められない。晴れていれば、シャッターも高速になっているので、いいが、少し日影だと、それほどシャッターはオートでは上がらないので、ここでシャッター優先を使えばいい。ただし、感度は上がるが。
 カメラが大きいと、そういったチマチマとした操作がしやすい。それだけのことだが。
 まあ、普段はシャッターを押すだけのオートモードでいいだろう。それで対応できないようなものに出合った場合、切り替えればいい。一番多いのはただの風景なので、オートモードだけで十分。ピントも自動認識で、適当に前方のものに合っていればいい。ただ、手前に電柱とかがあって、それに引っかかってしまうようなことがルので、そのときはプログラムモードに仕込んである中央部一点に切り替える。ダイヤルを回すだけでいい。
 フォーカスフレーム変更というのをファンクションボタンに仕込んでいるが、ダイヤルを回す方が早い。カメラが大きいので、ファインダーを覗いたままで回せる。窮屈さがない。
 まあ、色々とカスタマイズしても、忘れてしまうので、単純な仕掛けだけを使う方が好ましい。
 被写体を前にして、カメラを弄りたくない。さっさと出して、さっさと写し、さっさと去って行くのがいい。
 それほど拘らなくても、オートモードだけでも十分写せたりする。望遠になるほどシャッタースピードがが上がるので、結構動きを抑えることができる。
 普通の展開風景では、受光素子が小さいので、パーンフォーカス状態。多少望遠側にしてもピントは深い。だから、全部にピントが合った写真になりやすい。そのいずれもがレンズは開放になっている。望遠側になるほど開放が変わり、暗くなるが、それでもピントは深い。この特長を活かせば、結構楽に写せる。
 
 それで、日中から夜にかけて、移動中に写したのだが、写りは見事なもので、P900はきつい写真になるが、時代の影響なのか、少し上品さが加わり、腕を上げた感じ。いずれもこれが小さな受光素子で撮したものだと思えないほど、鮮明。
 このカメラ、形をよく見ると、太い筒なのだ。それに板状の箱がくっついている感じ。レンズがまるでメインのようで、レンズが本体のようなもの。それほど太く、飛び出しているが、ボディーがくっついているという感じだろう。
 まあ、普通の一眼レフに長い目の望遠を付ければ、そんな感じになるのだが、このカメラはネオ一眼なので、最初からその形で固まっている。
 カメラが立派なそうに見えるので、堂々と出して写せたりする。まさか、スマホレベルの小さな受光素子が入っているとは思えない。フルサイズデジカメではないかと思えるほど大きい。
 図体がでかいわりには肝が小さい。
 望遠以外の、広角から標準、中望遠にかけてもよく写すが、バランスがいい。カメラが動かないので、安定して写せる。
 ファインダーは予想以上だったし、写りも良くなっている。見違えるようなカメラになった。
 
 P900の後継機、このカメラの写りは実証済みで、一眼殺し。ファインダーさえこれでよければ、文句なしだったのだが、P950でファインダーがよくなった。それだけのことで高いお金を払って発売日に買い、あまりいいファインダーではなければがっかりだが、非常に見やすく、いいファインダーだった。光学ファインダーに少し近いタイプで、電子ファインダーのギラギラした感じや、波打ったりする電気臭さ、デジタル臭さが少ない。
 もうそれだけでも満足を得た。
 
 

■■ 2020年2月9日 日曜日 午前10時52分
 
 今朝は寒い。晴れているが、風が強い。昨日はそれほど寒くはなかった。その前日が寒すぎたのだろう。昨夜は氷点下にはなっていなかったようだ。夜中の一時間置きの気温の表があり、こちらを見たほうが天気予報よりも当たる。当たるというより、結果なので、当たるも何もなく、そのままだが。それに一時間前の気温を知っても予報にはならないが、流れというのが見える。さらに24時間分を見ると、リズムが分かる。当然天気予報もそういう過去のデーターを参考にしているのだろう。台風などは過去に通過したコースを参考にするはず。
 しかし、晴れているので、それだけは救われる。ただ、風が強いので、雲が移動し、陽射しが遮られることがある。日が出ているときは、有り難い。お天道様だ。しかし、それは冬場で、夏はそうではない。勝手なものだ。
 今朝も遅い目に起きてきたが、まあ、このあたりの時間帯が冬場の相場かもしれない。ただ、日が暮れるのが少し遅くなってきているのが分かる。いつもなら暗いのに、まだ明るかったりする。時計を見間違えたわけではない。なぜなら知っているからだ。そのため、意外ではない。
 二月も中旬に差し掛かる。立春は過ぎている。寒さは二三日で去るだろう。ただ、まだ冬なので、まずまずの寒さが続くだろうが。おとといが一番寒かったのではないかと思える。
 その日が冬の底だとすれば、それを過ぎたことになる。すると、春に向かっているといってもいい。これが真冬の峠。それを越えたのかもしれない。
 春の第一報は奈良のお水取り。このニュースが入ってくると、春を感じるはず。これを見た人、言った人よりも、ニュースで見た人の方が多いはずだが、毎年、こういう季節物のニュースを必ず入れる。だから、このニュースを見ると、今年もやっているのかと思う。見落とせば、分からない。それをいつやっているのかなど覚える必要もないし。
 また、このお水取り、近所で評判になるわけではないし、話題にならない。世間話の中ででも出てこない。ニュースで接するだけ。
 ただ、少し長話になり、お天気の話などをやっていると、話題がなくなれば、お水取りが終われば冬は終わる、などという人もいる。話すネタに困っていうだけだろう。
 
ニコンP950届く
 宅配便で来たのだが、時間指定。その時間に間に合うように、急いで出掛けて、急いで戻ってきた。自転車移動だが、全速で漕いだ。そうでないと間に合わない。それで足が怠い。自分の足で、足を運んで買いに行くより、足の疲労度は高いし、息も荒れた。
 しかし、宅配便は指定時間の終わり間際に来たので、急ぐことはなかった。これは来るまで分からない。約2時間ほどの間なので、まだましだ。
 それで、昼寝をしているとき、来たので、それを受け取り、すぐに開封し、数枚試写し、満足を得たので、また昼寝の続きをした。
 
 アマゾンの段ボールで来たのだが、ビリビリ手で開くタイプではなく、少し大きめの元箱が入っているためか、テープで留めていた。カッターナイフがないと、段ボールのテープが切れない。
 中を開けると、あっさりしたもので、それほど付属品は入っていない。
 本体、コード、充電用の差し込み、フード、レンズキャップ。バッテリー、ストラップと、結構入っているが、紙のマニュアルはなく、簡単な説明冊子だけ。活用ガイドのようなものはネットで落とすか、または、HTML版もあるようだ。HTML版は前夜にちらっと見たので、だいたい分かる。
 紙の活用ガイドは有料らしい。申し込めば届くようだ。同じものがPDFであるので、紙はいらない。それなのにHTML版もあるのは、PDFは閲覧ソフトがいるので、面倒くさい説明がいるのだろうか。閲覧ソフトをダウンロードしないといけないとか。そういう環境の人もいるはず。また、ネットを使っていない人もいるので、紙のマニュアルも必要。だが、有料だ。ただ、薄い冊子だけで、十分分かるカメラで、あまり複雑な仕掛けはない。特殊な機能とかが無いためだろう。
 
 バッテリーは開封するまで、確認していなかったのだが、違うタイプ。P900などのP系ネオ一眼共通のものではなく、新しいタイプ。少し分厚くなっている。以前のバッテリーが余っているので、もったいないのだが、予備を必要とすることは一度もなかった。しかし、別売りの純正品を買っていた。P900用に。未開封のまま終わった。
 これは伊勢に旅したとき、先代の800ミリまでのネオ一眼を持って行ったのだが、バッテリー切れで、困ったことがあったので、それに懲りたため。
 だが、最近はパソコンで充電できるし、携帯充電器でも充電できるので、パソコンに画像を取り込んだついでに、そのまま充電される仕掛けなので、いつも満タンなので、予備は使ったことがない。まあ、それほど枚数を写すわけではないので、そんなものだ。
 ニコンコンパクト系の充電が一番簡単でシンプル。差し込むだけでいい。すると勝手に取り込んでくれるし、そのまま放置すれば、充電になる。電源を一切弄らなくてもいい。ここは簡単でいい。手間がかからない。
 バッテリーが大きくなったのに、撮影枚数は減っている。きっとファインダーの電池消耗が大きいのだろう。このバッテリー、ニコンのミラーレスと同じではないかと思われる。
 
 レンズフードが付くのは初めてだ。しかし、短い。皿ぐらいの長さしかない。望遠では効かないだろう。しかし、2000ミリ用のフードなど付けると、広角側ではけられてしまう。だから、このフード、広角用だろう。また、レンズキャップを付けないで鞄の中に入れる場合、フードを付けていると、レンズを少しは守れる。鞄内での保護用だ。擦れないように。取り出すとき、レンズを擦ってしまうことがある。
 ただ、P900のレンズ、一度も拭いたことがないし、傷もない。汚れも。これはコーティングがいいのだろう。
 レンズ口径が大きいところに、皿のように大きなフード。凄い形になるが、長さはなく、邪魔にならないので、付けておくことにする。
 
 買った状態では撮影モードはオートになっている。シーン自動認識を探すが、ない。シーン別のモード内に、自動認識があったはずだが、ない。これは賢明かもしれない。何故なら、ニコンのコンパクト系のシーン自動認識が緩い。だから余計なことをするより、普通のオートでいいのだ。AI系に、あまり強くないので、無理をしなくてもいい。自動認識はできないが、シーンを選ぶ手動切り替えは有効。同じことだ。
 また、撮影ダイヤルに独立してあるのが、鳥モード。月モード。いかにも2000ミリまでを活かしたモードだろう。特化している。
 
 AF関係もニコンは被写体自動認識も鈍いので、実際には使いやすい。AFがバタバタしない。ほとんど自動認識しないので、中央一点になることが多いので、使いやすい。
 被写体自動認識というのは非常に曖昧な世界で、何を被写体かを知っているのは写す側だけで、カメラはそこまで読めないだろう。
 このモードもあるが、顔認識モードとあまり変わらない。顔がないとき、自動認識で、被写体を探すが、ないと近いところに合う。これも鈍いので、中央部で合うことが多い。いいことだ。
 画面上での面積だが、画面の端まで行かない。かなり中央寄り。これが一番使いやすい。誰が画面の端にピントが合わすのか、ピントが合っていても、端すぎて分からないだろう。
 全画面でピントがどの位置でも合うというミラーレスもあるが、余計なところに合ってしまう。また、動いている被写体を真っ先に捕らえて、掴んで離さないタイプもあるが、これも解除が面倒。
 このあたり、ニコンの良さだ。あまりそっちの方は強くないので。そのため、安定感がある。バタバタしない。
 AF自動認識といっても、9点しかない。上と下と横と斜めだけ。だから、分かりやすい。そして狭いのがいい。このAFフレームの大きさを変えることができるようになったのが、この新製品。当然十字キーで移動させることもできる。まあ、チマチマしたことを、この重いカメラでやってられるかということもある。望遠で構えているだけで、一杯一杯だろう。
 当然タッチパネルではない。これも重いカメラでのタッチはできない。写した画像を見るとき、指で拡大できたりして、いいこともあるが。
 
 感度はP900も6000まであったが、自動感度ではそこまで上がらない。手動になる。今回はオートでも6000まで上がることになったので、楽になった。ただし、オートモードではそこまで上がらないが。これは切り替えればいい。本当に暗いときはプログラムモードに。オートモードとプログラムモードとの差はほとんどないので、一寸した切り替え用で使うのがいいだろう。
 ただ、暗いところは苦手な、受光素子の小さなこのカメラだが、結構強くなった。というより、6000を切り替えなしで使えるので、扱いやすくなった。オート感度の上限は細かく設定できる。初期値は1600だった。余程暗い場所でなければ、十分だろう。
 しかし、このカメラ、P900が結構暗い場所いも強かったので、あまり苦手としていない。スローシャッターでの手ぶれに対応している。5.5段に増えているので、これは凄い。
 
 さて、目玉のファインダーの改善。これは目に来るだけに、一番の接点だろう。
 電源を入れ、覗いたとき、視度が合っていないので、直してもう一度覗くと、期待通り。見事なものだ。もうP900は使えないほど大きく鮮明なだけではなく、見やすい。やはり接眼レンズの光学系がいいのだろう。これで、ミラーレスはいらない。
 キヤノンネオ一眼SX70に比べると、暗いところでも鮮明。キヤノンはザラが出て汚くなる。それがない。見事なものだ。今回の新製品。ここだけでいい。この改善だけで。それでもう別のカメラ。
 図体が大きいのに、この小さなファインダー、という感じがなくなる。大きさ重さ相当の、ファインダーになっている。見違えるほど。
 また、長い間、何世代もシーン自動認識があったので、電源を入れると、ストロボを出してくださいという文字が画面一杯に出て、邪魔で仕方がなかったのだが、それを見ないですむ。フルオートシーン自動認識をなくしたのは懸命だ。あれば使いたくなるので。
 
 図体が大きいのに、電源はボタン。そのため、押しやすい。
 電源ボタンのところに他に何もないので、指がかかりやすい。
 また、このタイプは撮影画像を見るとき、そのボタンを押せば、電源も同時に入るので、レバー式よりいい。レバー式で人差し指の腹が痛くならない。固いのがあるのだ。それと切れそうなほど細いとか。
 電源を入れるとすぐにファインダーは営業中。早い。実際には電源を入れときは背面液晶撮影になるのだが、自動切り替えが早い。瞬時。これはミラーレスよりも早い。ストレスがない。待ち時間がない。
 これはP900から引き継がれている。
 まあ、電源をボタンを入れ、押せば写るという、最低、それだけで撮影できる。
 AFが大人しく、戸惑うことはない。最新カメラとしては珍しい。
 
 総重量1キロ5グラム。この5グラムの端数がリアル。見た感じ弩級クラスの戦艦で、ほとんど構造物、建物ようなカメラ。そのわりには普及機レベルのボタン類やレバー類だが、P900よりも増えている。
 一寸凝った撮影、たとえば絞り優先とかシャッター優先とかで、細かい技を使い、微調整したい人なら、最新カメラなら2ダイヤルが普通。電子ダイヤルのことだが、これが多い方がよかったりしそうだが、使ったことがなかったりする。
 このカメラは軍艦部に電子ダイヤルがあり、裏側にコントロールダイヤルがあり、これで2ダイヤルとなるが、レンズ側に瘤のようなもの出っ張っており、これも電子ダイヤルなので、三つもある。もうそうなると初級機カメラではなく、中級機クラスだだろう。特にレンズ側の瘤はパナソニックのネオ一眼にもあり、非常に操作性がいい。マニュアルリングにもなる。軽いのだ。しかも手が届きやすい。
 こういった電子ダイヤルで、一番多く回すのは裏側の十字キー周辺にあるコントロールリング。大きなドーナツ型。押せば十字キーになる。これが柔らかいので、十字キーよりも打ちやすい。次の画面、前の画面などの切り替えや、露出補正のなどで回すとき、軽くてシンプルで、回しやすい。
 見た感じゴツイ構造物のようなカメラだが、持つと意外と軽く、片手で楽々と振り回せる。見た目よりも軽く感じるのは、カメラが大きいためだろう。グリップの飛び出しが多く、そのため、深いので、がっちり握れる。小指まで入るので、指あまりがない。またボディーを指で挟んで持ち上げるときも、それほど重くはない。1キロあるのだが、そう感じないのが不思議だ。
 操作部は右手側に集中しており、左手側は別に使わなくてもいいようなズームレバーやズーム戻しのボタンや、先ほどの瘤のような電子ダイヤル。ここは全部無視していい。そして真上から見たとき、左肩には何もない。
 サイズが大きいので、面積も広いので、余裕のレイアウト。
 新しく加わったのはP1000譲りのAFとMFの切り替えレバー。ファインダーを覗いたままで切り替えられる。AFロックとしても使えるだろう。当然、そのレバーの真ん中にAFやAEロック用のボタンが入っている。玉の周りにレバーがあるような感じで、シャッターボタンの円形の周囲にズームレバーが入っているようなもの。
 そう見ると、かなり高級機っぽい。P900はコンパクトデジカメを大きくした程度のものだったが、P950は少し上級向けになっている。
 まあ、ファインダーがよくなったので、本気で使ってみようという気になるのだろう。そのとき、コンパクト系の普及タイプの機能だけでは頼りない。そして、これだけ大きいのだから、設置面積はいくらでもある。土地が広いのだ。
 
 レンズ側にある柔らかい瘤だが、初期設定では露出補正。ダイヤルだが、非常に柔らかい。これが露出補正に当てられているが、AF系の切り替え用にも使えるかもしれない。
 だが、ここでの露出補正は非常に使い勝手がいい。これはプログラムモードでも、オートモードでもできる。オートでは露出補正を使わせてくれないカメラも多いが、P系は大体使える。
 この露出補正一発で決まるので、露出補正押して云々はない。露出補正ボタンは別にあり、十字キーに仕込まれている。こちらも使いやすい。結構ユーザーインターフェースがいいのだ。これもカメラが大きいため、チマチマした感じではないので、おおらかに触れるので、使いやすいように見えるのだろう。敷地が広い。そして大きなカメラのわりには軽いので。
 
 ペンタ部のようなものが異常な長さで前に飛び出している。当然プリズムなどはいっていないが、デザイン的にどうなのかと思っていると、ストロボの問題だった。つまり、鏡胴が長いため、ボディーの中央部あたりだと遠いので、けられるのだ。それで、レンズ近くまでぐんとせり出していたようだ。ただのデザインではなく、必要なためだろう。
 初心者向け一眼レフは暗いと勝手にストロボが立ち上がる。大きな音がして、驚く。このカメラはP900では起動する度にストロボを出してくださいと、五月蠅く表示されていたが、勝手にストロボが立つことはない。手動だ。ボタンを押すと、バネ仕掛けで立ち上がる。使ったことはないが。
 その他外部マイク用の穴や、音声用の穴などが増えたようだ。動画は4K動画対応になったので、動画カメラとしてみた場合、2000ミリ望遠動画は珍しいだろう。
 
 さらに新しいところではズームしたとき、35ミリ換算値が出るようになった。今までは出なかった。まあ、倍率さえ出ないネオ一眼もあるので、上等だろう。このあたりはパナソニックが一番サービスがいい。それを追いかけるように、今何ミリで写しているのかが分かるので、参考になる。
 さらにデジタルズームに、劣化が少ないタイプが加わった。決して劣化しないとは言っていないのは、正直でいい。2000ミリが3000ミリから4000ミリを超える。これは記憶画素数によって変わる。その先も実はあるのだが、そこは従来の拡大するだけのデジタルズーム。ここは確実に劣化する。
 要するに、このファインズームというのが加わったことで、3000ミリなどは軽い物で、まだほんの入口。倍にもなっていない。だからP1000はいらないということになる。
 ただ、室内で確かめようにも2000ミリ越えでは5メートル離さないといけないので、すぐに壁に当たってしまう。このカメラ、槍なのだ。
 まあ、2000ミリばかり使っているわけではないが、小さな鳥が遠くにいるとき、2000ミリあればそれなりに写る。それでもまだ足りないと思うことがあるので、そのとき用だろう。
 他のネオ一眼で1200ミリあたりの望遠を倍で写してたりしているが、受光素子が小さいと、少し厳しい面がある。
 まあ、そこまで遠くのものを写す力が入っているだけでも、安心感がある。
 当然それだけに大きく重いが、それで広角で写すとき、もの凄く安定感がある。意外と広角で写すとき、気持ちがよかったりする。
 フードが広角用のお皿型なので、超広角レンズの明るいのでも使っているように思われるだろう。
 
 届いてすぐに試写したのは数枚だが、写りは文句なし。いつもの部屋の中のいつもの構図でいつもの被写体だが、前回試写したキヤノンG15と同じように、鮮明に写っているので驚く。
 コントラストは強い目で、容赦なく暗いところを潰すのはいつもの画質。これで絵が引き締まる。これはきっと受光素子が小さいので、キリッとした絵に持って行くのだろう。悪くいえば中間の豊かな階調がないようにも見えるが、そうとも限らないようだ。
 暗いところでも試しに写したのだが、これもさっとピントが来て、さっと写せる。鮮明さはしっかりとあり、かなり明るい目に写る。感度が6400まであるので、楽だ。薄暗いところはかなりの望遠で撮っている。それ以上望遠にすると、最短撮影距離が長いので、ピントが来ない。
 これは実験用で、実際にそんな被写体を写すことはほとんどないだろう。あまり写真にならないし。
 届いてから昼寝を続きをし、起きてから夕方前の喫茶店へ行くとき、夕焼けが少しだけあったので、それを写す。空の僅かな箇所だけが焼けている。こういうときは望遠で抜くのがいい。
 相変わらず明快な絵で、分かりやすい絵になった。まあ、そういう夕焼け、どのカメラで写しても、似たような感じになるのだが。
 帰るとき、もう暗くなっていたが、自転車のベルを薄暗がりで写すが、見事なものだ。まあ、画質に関しては問題は何もないどころか、一眼やミラーレスで写したものより、明快な絵で、夜景も結構明るい。夜なのに昼のような空になる。だから、決して暗いところに弱いカメラではない。かなりのスローシャッターでもブレない。カメラが大きいので安定していることもあり、しっかりと写せる。
 
 ボディーは当然樹脂製で、カラカラした感じで、張りぼて。まるで箱のようなカメラ。
 しかし動作は早く。重そうな雰囲気だが、スピードのある相撲取りのように、結構早い。
 これは最初に時間合わせをしたとき、スラスラと動くので、それで分かった。滑らかで早い。
 まあ、一番の良さはファインダーだろうか。ミラーレスのファインダーと変わらない。それ以上に見やすいかもしれないほど。ここは手を抜いていない。いいのを付けていると思う。
 ミラーレスデジカメを買うより、こちらの方が一台で済んでしまうので、楽。
 まあ、安いミラーレスより高い値段がしているのだから、それだけの見返りはある。
 これだけいいファインダーと、この大きさ重さだとがっちりと写しているという気分になる。
 キヤノンネオ一眼並みにいいファインダーが付いたので、喜んでいたが、心配もしていた。だが、実際に覗いた瞬間、キヤノンを越えていた。綺麗なのだ。まあ、P900のファインダーが少し厳しすぎただけかもしれない。
 それと、急激なズームで、一気に寄るとき、露出がまだ決まらない状態でズームするので、暗かったのだが、それがなくなっている。さらにズーム中のピントの追従もあるようで、途中で、ぼんやりしない。これはキヤノンのネオ一眼が一番追従性が高いのだが、それに近いほど、ピントが途中でしんどくなるようなことはない。ただ、室内なので、それほど伸ばせないが。
 少なくともp900よりも早いし、ピントもP900よりも早くなっているのは確か。ここはあまり触れられていないが、自動ピントの追従性が凄い。
 何もしなくても、カメラを向けただけでピントが合うようになっているのだが、なかなか合わないことが多いのだ。まだ、シャッター半押しにしていない前の状態だ。
 この追従性がいいと、被写体まで一気に寄りやすい。パナソニック系のネオ一眼は途中で半押ししないと、ボケてしまう。
 ニコンコンパクト系はただのコントラスト式なのだが、結構早いし正確だし、暗いところにも強い。今回はファインダーも大きく鮮明になったので、喜んでいたが、AFもよくなっているし、バタバタしない素朴なAF方式も、安定感があって、カメラが勝手なことをしないので、分かりやすい。
 このカメラ、少し高いが、それだけの値打ちはある。ただのコンパクト系ではない弩級の戦艦カメラ。ズーム比だけを延ばす戦艦巨砲時代そのものだが、戦艦大和の一番高いところには巨大な二重像合致式の距離計がある。ニコン製なのだ。
 だから、何となくニコンの底力のようなものが、そこはかとなく、このカメラにもあるような気がする。
 
 
 
■■ 2020年2月8日 土曜日 午前10時42分
 
 今朝は晴れており、気温も昨日よりも高め。さらに風がなく、これが一番いい感じだ。寒さは風の影響が大きいのかもしれない。自転車を漕いでいても、向かい風がないので、楽。
 夜中も氷点下にはならなかったが、一日おいて、また寒い日が来るようだ。そのあと、ましになり、雨の日があり、ここの気温が高い。20度近くある。そんなに暖かければ、これは春が来たと思うだろう。果たして、そんな暖かい日が来るのだろうか。その日だけ飛び出している。あとはまだまだ寒い日が続く。
 昨日の氷点下の寒さは当たっていたが、次の20度近くの最高気温が出る日は当たっているかどうかが楽しみだ。明日のことではなく、数日後を当てるのだから、これは大したものだ。
 昨日は昨年着ていた偽ウール地のダウンジャケットを久しぶりに羽織ってみた。身体にピタッとするし、しかも分厚い。これはアンコの量ではなく、表生地がウール風なので、そこが分厚いのだろう。ただ、下に着込んでいるので、腕を曲げるとき、少し窮屈。それと丈が短いのか、またはピタリと締まるためか、身体を捻らすと、雑巾のように絞られる。それで、背中の筋を違えそうになる。身体にピタリとして遊びがないのだろう。
 今冬買ったタイプは伸縮性がある。ストレッチと表示されているだけあって、腕は軽く回るし、柔軟。この差だろう。
 そして今朝は、去年買い、冬に入ってからずっと着ていた長い目のダウンジャケット、ほとんどコートだ。これを着ると、薄いが暖かい。何故かと考えると、襟元のガードがしっかりしており、そこに暖かい材質のものがあてがわれているためだろう。フードもあるが、フードは外している。このコートのようなものはゆったりとしており、中に着込んでいても余裕。
 首元が暖かいだけで、かなりの差が出る。そして分厚さの差よりも、着心地がいいのが良さそうだ。ゆったりとしたのが冬物はいい。特に中に着込む場合はひとサイズ大きいのを買ってもいいほど。
 今年の冬物は既に最終バーゲンで買っているので、もう暖かくなるので、買うことはないが、ストレッチタイプのダウンジャケットいうのが、今年の目玉だった。首元の暖かさは、コート風の方がいいようだ。いずれもフードと襟が一体型よりも、独立した襟を持っているタイプの方が、首元は暖かい。専用なので。
 最近は夕方によく行っていたスーパーに寄る時間がずれて、行けなくなったので、朝の喫茶店の戻り道にある阪急のスーパーへ寄る。どうせおかずなどを作るのは朝なので、その方がよかったりする。夜は作らない。朝、作ったものや、その前に作ったものが残っているためだ。だから朝起きではなく、朝炊きだ。
 朝の炊き出しのようなもの。ご飯はおかずが余っているときは、夜でも炊くが、昼はご飯類は食べない。三食ご飯ではおかずが用意できない。
 おかずの煮置きは野菜類ばかりなので、メインがない。まあ、おでんのようにそれなりの具を入れれば、それがメインになるが。メインは厚揚げだったりする。
 野菜類が一切ない場合は、コンビニで白菜を買う。小さくて高いが、結構長持ちがする。細かく刻めば味噌汁の子に使える。すぐに煮えるので、煮こむ必要はない。白菜、キャベツは長持ちする。大根の太いタイプは長持ちしすぎて、しなびるので、小さいのがいい。または半分に切ったもの。
 それで、昨日は寒かったが、そのスーパーで野菜類を買ったので、当分持つ。ここはあまり混んでいないので、レジで並ばなくてもいい。それと阪急なので、上品。
 男性客も多く、似たような世代が普通に買い物をしていた。
 
ニコンP950
 発売日、寒い。その中を梅田のヨドバシカメラまで買いに行こうとしていた。それで昼の喫茶店を出て、薬局の自転車置き場に置き、少し歩いて駅に出るので、そのコースを進もうと思ったが、寒い。
 それに行っても在庫があるかどうか、分からないし、下手をすると別のカメラを持ち帰ってしまう可能性も高い。値段が高いので、気後れして、買えない可能性が一番高い。おそらくヨドバシリアル店は少しだけ高いだろう。ネットよりも。
 それで、ヨドバシ行きを諦める。そこへは以前はよく行っていたのだが、そのコースが、もうなくなっているのだろう。以前なら梅田ではなく、電化の街日本橋まで行っていたので、梅田は近いので楽なはずだが。
 それで、戻ってから、ネットで買うことにした。ここはコースができている。アマゾンで買い慣れているためだ。宅配便での受け取りも、もう日常化しているので、特別なことをするわけではない。段ボールの中身が違うだけだ。
 夕方前までに買えば、翌日届く。それまであと6分と表示された。これに押されて押した。
 どうせ買うのだから、グズグズしない方がいい。
 それにこのカメラが発表されたとき、即買いを決めていたのだから。
 P950はまだ国内では売っていなかったので、国内での動画はない。海外にはある。それで、どういうものか動く絵でそれなりに見ることができたのだが、当然ニコンのページへ行けば、細かいことは全て分かる。また、ニュースとしてもネット記事にあるので、どんなものかはもう分かっている。
 ただ、試用レポートはまだだ。発売日朝一番に手にした人でも、まだ試用レポートは準備中だろう。
 しかし、得体の分かっているカメラなので、P900とそれほど違いはないので、特に語ることもないのかもしれないが。
 楽しみなのはファインダーがどの程度よくなったのかだ。
 ニコンは1インチネオ一眼を出そうとしていた。既にスペックも分かっており、カメラの写真もある。だが、部品の調達が遅れ、発売が遅れた。その後、やめたと言うことだ。1インチタイプを三台ほど出すことになっていた。ニコン1というレンズ交換式の1インチミラーレスではなく、固定式のコンパクト系。1インチコンパクト系戦争に参戦する気だったようだが、やめている。採算が合わないというのが理由だったようだ。そのときの1インチネオ一眼のファインダーを流用しているのではないかと思える。手ぶれ補正も、この1インチミラーレスの遺産かもしれない。
 P1000のファインダーと共通のようだが、電子ファインダーはスペックを見ても分からない。問題は接眼レンズ系だ。これで、見え方がぐっと違ってくる。
 最近では新製品だったミラーレスに乗せているファインダーの評判がいい。接眼部がいいらしい。そこのレンズ構成をケチらないで、しっかり作れば、見やすくなるのだろう。また、ニコンの電子ファインダーは光学ファインダーに少しだけ近いという噂もある。いずれも実物を見ていない。ヨドバシへ行けば、すぐに分かるのだが。
 P900の不満はこのファインダー程度。受光素子タイプ別では、キヤノンネオ一眼SX70のファインダーが一番大きく鮮明。1インチタイプのソニーや、1インチタイプのキヤノンネオ一眼もあるが、キヤノンは外付もあるので、使い回しだ。一インチは高級機なので、ファインダーもいいはず。
 だから、小さな受光素子のネオ一眼はキヤノンだけといってもいい。だから写しやすい。気持ちがいい。P900は写りはいいしAFも安定しているのだが、ファインダーが、となっていた。ここさえ改善されれば、いいのにと思っていたのだが、それが今回果たされた感じだが、果たしてどんな見え方をするのかは分からない。以前よりまし程度だろうか。それに大きいので、像倍率も高くなり、被写体が見えやすくなる。それだけでもいいだろう。
 何せ、P900は高級機ではなく、普及機で、メニューも少なく、設定も簡潔。入門機程度の簡易なもの。だから凝った使い方をする人は物足りないはず。
 実際には2000ミリで構えてピントを合わせ、シャッターを切るだけで、一杯一杯だろう。
 ただ、今回は長時間露光、バルブができる。だから星空などで使う人は喜ぶかもしれない。また、最長シャッタースピードも60秒になったようで、ここは少し、こっている。
 広角は明るいが、望遠は2000ミリなので、当然暗く、また2000ミリでの最短撮影距離は5メートルという長槍。近付けない。しかし中間ではそこそこ寄れる。2000ミリがやり過ぎなのだ。2000ミリでマクロ的な使い方をするというのは、あまりないだろう。まあ、ニコンコンパクト系は、他社に比べ、中望遠マクロはそれほど強くはないが。
 メインは遠くにあるものだろう。5メートルほど先の小さな被写体などを写すとき2000ミリが効く。
 ニコンのカメラは、もうこの一台あれば、十分だろう。一眼レフはいらない。
 さて、それが今日届くのだが、遅起きしたので、時間指定した時間に間に合わないので、急ぐ必要がある。まあ、梅田まで出るよりも、楽だろう。
 ただのコンパクトデジカメだが、高い。しかし大きく重いので、グラムあたりの値段は安いかもしれない。
 
 

■■ 2020年2月7日 金曜日 午前10時28分
 
 今朝は寒い。予報通り、氷点下になっていた。夜だが。そして最低気温が出たのは6時頃。朝方。日の出前が一番冷え込むというのは本当だった。その最低気温は予報よりも少しだけ高いが氷点下2度台。ただし瞬間だろう。6時台がずっと最低気温状態ではなかったはずだが、寝ていたのだが、それでも寒かったのは覚えている。寝る前から寒かった。
 寝起き行く喫茶店までの道も、手が悴み、冬らしい。この時期、手が悴み、耳が痛いほどになるのは普通で、よくあることで、連日そうだった。今年に入ってからは、珍しく、それがなかったのだが、やっと冬らしい朝になった。このあと、春に向かうだろう。二月中旬あたりまでは真冬の底なので。
 今朝は早い目に目が覚めたのだが、寒いので、起きる気がしないので、二度寝をした。眠りに誘われて、寝てしまったのではなく、結構頭は起きていた。すっと起きれる感じで、眠りの引力はなかった。だから、寒いので布団から出たくなかったのだろう。
 晴れており、風もましなので、悪くはない。気温が少し低い程度。陽射しもあるので、それほどの厳しさはないが、空気が冷たい。
 路上に水がまかれていた。飲食店の前だろうか。既に日は昇り、気温は5度近く上がっているので、凍らない。
 喫茶店に入ると、いつもの常連さんがひと組いるだけで、喫煙席はすぐに無人になった。一般席もそうだ。寒いので、出てこない、と言うわけではないが、客が少ない時間帯のためだろう。これが昼近くになると、食べに来る人が増える。ハンバーガー屋なので。
 
 今日はニコンのコンパクトデジカメP950の発売日。この時期ニコンから一眼レフの新製品も出ており、そちらの話題が多い。ニコンもミラーレスを出したのだが、その話題は減っている。小さく軽くていいのだが。
 一眼レフの新製品はやはり大きく重い。それに匹敵するほど大きく重いのがP950。P1000というのがあり、そちらはさらに大きく重い。コンパクトデジカメとしては世界最大最重量のカメラ。一キロ半ほどあるので、これは持ち歩けないだろう。3000ミリの望遠が付いている。
 P950は従来からの2000ミリに抑えた新製品で、P1000の大きなファインダーをP900に付けたような感じ。それだけにファインダーユニットの容積が増えたのか、ペンタ部のようなのがせり出している。そして100グラムほど重くなり、高さや幅も長くなっている。
 背面液晶は僅かながら大きく三インチを超えている。比率を変えてきたのかと思ったが、そうではないようだ。カメラが大きくなったので、裏面の面積も広くなり、間が開いたわけではなさそうだが。
 どちらにしてもP1000は重くて持てないが、P900なら楽々持てるし、持ち歩ける。これにP1000のファインダーが付けばいいと思っていたのだが、それが実現したのが今回の新製品P950。
 今日発売なので、店屋へ行けばおいてあるだろう。ただし、梅田まで出ないと、近所の上新やエディオンにはない。キタムラはあるが、ラボだけの店。ただ、取り寄せてくれる。中古でもなんでもリアルキタムラ店にある品なら。送料無料。家に届くのではなく、近くのキタムラに届く。それを受け取りに行く。そのとき支払う。ただ、時間がかかる。日数が。
 梅田のヨドバシあたりなら、おいてあるはずだが、すぐに売り切れていたしまったと言うこともあるはず。それに高いだろう。交通費と時間を考えれば、さらに高くなり、行ったついでに外食もするだろうし、ウロウロして、疲れて帰ってくるのが、目に見えている。始終梅田まで出ていた時期ならヨドバシに寄るのは日常内だったが、今は面倒。
 これは家から駅まで自転車で行っていたのだが、駅前に止められない。だから駅まで歩くか、バスで駅まで出るしかない。面倒だ。
 また、駅前の盲点を何となく探しており、駅から離れているが、止められる場所を見付けている。
 まあ、探さなくてもJRなら、エディオンの駐車場に止めて、少し歩いて駅まで行くのが定番のようだ。さらに薬局が駅近くにできており、そこにもの凄い数の自転車が止まっている。薬局と診療所が複数あるが、その客ではない。多すぎる。
 しかし、梅田までは阪急で行きたいもの。JR福知山線は、何か寒々しく、殺伐としている。アマを突っ切って大阪駅まで出るためだろうか。昔の有馬街道だと思えばいいのだが。
 さて、どうするか。
 ネットで調べると、昨日の12時を回った時点で、予約が消え、翌日届く便までできていた。在庫は豊富なのかもしれない。まあ、値が熟れてから買うというのが普通だろう。ただ、今ならどの店で買っても値段の差はほとんどない。しかし10万円を切っている。
 10万円超えのカメラなど買った記憶は少ない。出始めのデジタル一眼レフが高かったとき、ペンタックスを買ったのだが10万円を超えていた。これが最高だ。
 ただし、チマチマと安いカメラを買っているので、それらを合わせればライカでも買えただろうが。
 10万超えで20万近いミラーレスや一眼レフにはあまり行く気はない。一番安い入門機なら手を出すが。
 しかし、コンパクト系で、10万円前後というのは一眼レフのダブルズームキットより高かったりする。受光素子の大きさが違うので、比べられないというわけではなく、写りはあまり変わらない。むしろニコンの安い一眼レフよりも、P900はよく写っているように見える。これが天と地ほど画質の差が出るのならいいのだが、逆転していることもあるのだから、画質の問題は受光素子とは関係なかったりする。
 しかし、一眼レフは重いので、コンパクトデジカメを、という路線が、このP900系では逆転してしまった。一眼レフを持ち歩くよりも重いのだ。それに大きい。これはニコンやキャノンの一眼レフの一番小さいタイプと比べてだが。
 だからそう言う一眼レフよりも、P900の方が構えたとき安定している。それと手ぶれ補正5段が効いており、画面が動かない。P950になると5.5段になる。まあ、差は分からないだろうが、2000ミリで覗いていても、ピタリと止まっているのだから、驚きだ。慣れると、あたりまえになるが。
 ただ、受光素子が小さいので、背景はあまりボケない。望遠端にすると、流石に背景はボケボケになるが。
 それで、今朝は昨日バッテリーを入れ忘れたパナソニックのFZ1000を持ち出してきた。こちらは400ミリまでだが、デジタルズームで1600ミリまでいける。画質が少し柔くなるが、一インチタイプなので、無理が利く。
 このFZ1000も、2000が気になっている。買い換え時なのだ。今のFZ1000でもファインダーは大きいし、解像力もある。これを覗いていると、P950よりもFZ2000の方がいいのではないかと横道に逸れる。FZ2000も高いが、P950よりも安い。
 ただ、FZ2000の値段で、一つ前のパナのミラーレスG8が買えたりする。ただ、望遠性は低いので、超望遠などは無理。
 まあ、素直にP950を買えばいいのだが、値段が。
 
 
 
■■ 2020年2月6日 木曜日 午前10時18分
 
 今朝は寒いが、晴れている。しかし風が強く、雲が移動し、陽射しを遮る。日影になると、さらに寒くなる。それよりも風が強い方が大きい。
 寒いが、晴れているので、気分は悪くない。これで曇っておれば暗い感じになる。そのかわり気温は少し高い目だろうか。
 この寒さは少し続くが、そのあと最高気温20度という日が見られる。長期予報のひとマスに、この日は何だろうと驚く。まだ中旬での話だ。
 寝る前は寒かったが、寝てしまうと分からない。朝は眠いが、何とか起きてきた。最近多い時間帯で、遅い目。
 まあ、年に一度越える冬の峠。毎年、これを越えているが、四季の変化というのは飽きさせない。個人が別に何かをしたわけではないし、団体で何かを企んだわけでもないし、誰が起こしたイベントでもない。しかし、そういう変化が自然にある。
 まあ、人も年々年が行き、自然と変化していくのだが、徐々なので、それは分かりにくい。二十歳ぐらいまでの間の変化は、別の生き物になるほど激変する。赤ん坊と成人とでは違う人だろう。その後の変化は僅かずつだが、面影は残っている。ただ、若い頃の写真と今の写真を見ると、別人だろう。ただ、知っている人が見ると、同じ人だと分かるのだが。
 年を重ねる場合、良い年を重ね、いい顔になるというのは嘘だろう。仏顔の悪人もいる。顔に出ない。背中を見ると人生が分かるというのも嘘。そういう体型の人なのだ。
 しかし、これは背中の形を見ているのではない。その人の過去か見ているのだろう。だから見知らぬ人の背中や肩を見ても、分からない。
 今朝は寒いが、寒いだけで、日常に差し障りはない。冬はそれで普通だという頭があるためだろう。
 
 今朝はカメラを持ってきたが、バッテリーを充電中なのを忘れていた。朝、それをカメラに入れればいいように、寝る前に充電したのだ。
 このカメラ、パナソニックのFZ1000で、パソコンでUSB充電できない。そのため、バッテリーを取り出し、充電器に入れる。だから、忘れる。まあ、しばらく持つので、始終充電しなくてもいいのだが、パソコンで充電できるタイプはバッテリーを抜く必要はない。ただ、同じバッテリーで動くカメラがある場合、取り替えたりすることもあるが。
 それで今朝は、朝の喫茶店往復中の写真撮影はなし。まあ、あまり写さないが。そういう見慣れたものを写すのもいいものだ。これは意外と難しかったりする。絵にならないので。
 FZ1000は一インチタイプのネオ一眼。FZ300の兄貴分のようなもの。受光素子の違いがあるが、大きさ重さはあまり変わらない。ただ、ファインダーはFZ1000の方が解像力があり、絵が細かく見える。そして結構大きい。パナソニックG7レベルのミラーレス並のファインダー。
 このFZ1000の後継機がFZ2000だったか、FZ1000マーック2だったのかは忘れたが、新製品として出ている。少し前だが。
 その新製品はパソコンで充電できる。そのため、バッテリーの抜き忘れや、バッテリー切れはない。まあ、しばらく使っていないと、バッテリーが減って、少なくなるが、よく使っていると、パソコンに繋いで画像を取り出すとき、充電する。だから、いつも満タン状態。
 ただ、パソコンで充電できるようになっても、バッテリーそのものが変わってしまうと、以前のものが使えなくなる恐れがある。バッテリーの型番を見れば分かるのだが、そこまで調べていない。
 コンパクト系はパソコン充電や、携帯充電器などで、充電できるタイプがほとんど。ニコン系はほぼそれができる。ソニーもカシオも早かった。
 いずれにしても独自のUSBコードを持っているカメラから、携帯充電器のような共通する端子、これは差し込む先っぽの形だが、それにならうようになってきた。だからFZ1000の次のFZ2000も新製品だけに、それにならってきたのだろう。
 パナソニックのデジカメは使い勝手がいい。カメラそのものの基本的な機能ではなく、操作系だろうか。カメラ本体のことではない。ボタンとかダイヤルなどが分かりやすく、いい位置にある。
 露出補正ボタンもあるが、電子ダイヤルを回すのではなく、押せば露出補正になる。押してすぐに回せば露出補正になる。さらに電源を切れば、リセットするオプションもあるので、戻さなくてもいい。電源を切れば戻る。戻し忘れで、暗い写真になったりとかすることがない。そういう細かいところの詰めがいい。よく考えられている。写り以前の問題だが。露出補正が面倒なのは、補正した分、戻さないといけない。一発で戻せない。それを小さなバーを見ながらでは、チマチマしたことを撮影後、しないといけない。
 AFは自動認識で、バタバタするタイプだが、ボタン一つで鎮まり、中央部一点になる。フルオートのお任せモードでもそれが効く。当然露出補正もフルオートでも効く。プログラムモードに入れないとできないカメラよりもいい。切り替えないといけないので。
 暗いところではAF補助光が出る。それをオフにしてもフルオートでは出る。ソニーは出ない。ここが苦しいのだが、マナーモードというのがあり、それに切り替えると補助光が出なくなる。マナーモードとは音を鳴らさないモード。元々シャッター音などしないカメラだが、僅かだが、音はする。聞こえないほどだが。電子音を切っても、その音がする。それをマナーモードにすると、機械式シャッターから電子式にかわり、無音になる。
 そういう静かな場所用なのに、AF補助光で光らせてはまずいはず。だから連動している。このあたりの配慮がよくできている。決してカメラ本体の良さではないが。
 だから、サービスのいいカメラで、パナソニックのデジカメの特徴となっている。写りの特徴とは関係はないが。
 こういうのを見ていると、いい装置だという感じがする。
 
 

■■ 2020年2月5日 水曜日 午前10時34分
 
 今朝は晴れている。それほど寒く感じないのは、陽射しがあるためだろうか。部屋の中は逆に寒い。
 立春が過ぎたようだが、この冬一番の寒波が来ているらしい。年末から続く冬ではなく、今年に入ってからの冬。しかし、一番寒い時期なので、一番の寒さがあるのは普通だろう。この時期一番が出ないと逆におかしい。たとえ暖冬でも、暖冬の中で一番寒い気温になるはず。
 天気予報表を見ていると、マイナスになっている日がある。それが近い。明日か明後日だろうか。年末頃にもあったような気がする。まだ浅い冬の頃にも。
 最高気温10度、最低気温5度なら過ごしやすいだろう。厳しい冬ではない。それ以下になると、寒さが厳しい、となる。
 寒さと引き換えに晴れている方がよかったりする。雲の蒲団がとれるので、寒いのだろう。
 今朝も遅い目に起きてきたが、一発起きだ。二度寝できる余裕がないため。しかし、一度起きたかもしれない。よく覚えていない。そしてまた寝たことも忘れているほど。ただ、夜中一度も起きなかったようだ。トイレに立ったとすれば、それは覚えているはず。すると、よく寝ていたのだろう。夜中は寒かったので、固まっていたのかもしれない。
 冬の終わりがけ、まだまだ寒い頃だが、その頃に咲く野草がある。田んぼなどで咲いている。背は高く、小さな白い花を無数に咲かせている。春の七草の一つだろうか。それが昨日にょきっと出ていた。地面すれすれの低い草ではなく、飛び出している。それで分かる。去年もそれを写していたのだが、今年は早いかもしれない。二月の終わり頃、三月が見え始めた頃が時期だろう。今年は二月中旬にきている。しかし、曖昧な記憶なので、日にちまでは覚えていない。大凡の時期でしか。それは、寒さが少しだけましになり、冬の底から抜け出したのではないかと思える頃だ。しかし、まだまだ寒い頃。そういう記憶しか残っていない。ただ、この日誌を読み返すと、分かるだろう。だが、検索して見付けるほどのことではない。思い出せばいい。しかし、思い出せなければ、それまでで、その程度のもの。曖昧な記憶なので、勘違いもあるだろうが。
 二月の12日あたりだろうか。これも記憶。だが、その記憶は新しい。一月ほど前に知ったので。それはニコンのP950の発売日。その日が近付いて来るが、アマゾンなどでの予約販売価格を見ると高い。10万近いではないか。コンパクトデジカメなのに。
 P900は中古で買ったのだろうか。5万円以下だ。だから買えた。
 違いはファインダーのみといってもいい。他に変化した箇所、つけたされたところはあるが、ファインダーが一番の変化。ライバルのキヤノンネオ一眼SX70相当だろうか。だが、ズームのスピードと電子ファインダーのピントの追従性がどの程度なのかは分からない。SX70はピントの合ったまま望遠端までいけることがある。だから、狙撃しやすい。p900はすぐにピントがついてこなくなり、画面がぼんやりするので、被写体まで一気にズームインできない。一度シャッター半押しをしないと、露出も暗いままでよく見えなかったりする。少し暗いので。広角では何ともないが。
 この面がまだ分からない。ファインダーの大きさ解像力よりも、追従性だろう。まあ1400ミリ少しと2000ミリとでは差があるので、道中が長い。
 そのため、ファインダーが改善されたといっても、どの程度なのかは分からない。それと800グラム台が一キロになっている。まあ、この重さなら、似たようなものだが。
 それよりも、最近新品で買った10年近く前のキヤノンのコンパクトデジカメ最高峰のG15が気に入っている。当時はこれ以上のコンパクトデジカメはなかった。今も十分いい感じで写る。
 望遠は140ミリしかないので、物足りないが、基本的なトリオレンズの画角はカバーしており、普通の風景を普通に写すのなら、何も問題はない。
 レンズの明るさが余裕。
 このカメラの後継機を探していると、それはG16という最終機ではなく、現役機での後継者は誰かということになる。
 G系は兄弟が多くなり、一インチやさらに大きなサイズの受光素子を乗せ、ほとんど一眼レフと同等になっているものもあり、バリエーションが広い。子孫たちが反映している。分家がいっぱいできている。
 その中で、G15に近いものを探すのだが、それはポイントにもよる。何処を注目して探すかだ。
 画角的に近いのは24から120の一インチタイプ。まあ、G系は二タイプの例外を除いてインチに移行しているのだが。
 24から120で、レンズの明るさはG15と同等。そしてファインダーが付くタイプが一番近い。だが、それはかなり高い。ソニーの真似のような飛び出すファインダー付きで、この後出しはキヤノンらしい。ただズーム比はソニーは200ミリまである。ただそれでレンズは暗くなり、望遠端でもF2.8というのはなくなるが。
 パナソニックはレンズはもっと暗くなるが、350ミリあたりまでの望遠が付く。これは現役機だ。値段はパナソニックらしく、ソニー、キヤノンの半分ほどだろうか。ただ、ファインダーは固定式で、最初から覗き穴が出ているので、すぐに覗ける。まあ、それであたりまえだが。ただ、液晶は回転しない。これはライカブランド版を意識してのことか。
 キヤノンコンパクト系で別の系譜がある。それがイクシ。ステンレスボディーが新鮮だったカメラで、小さい。不思議と縦にしての写真が多い。首にぶら下げたとき、縦型になる。まあ、両吊りではないというだけのことかもしれないが。そして軽い、小ささ軽さではコンパクトデジカメの王道を行っている。いかにもデジカメらしい。
 望遠も300ミリまである。これはキヤノンコンパクト系の代名詞パワーショットシリーズとは別系列。イクシブランドとしてかなり昔から出ている。その初代を買ったことがある。これで取材仕事の写真を写し、それをプリントして、それを載せた。80万画素あっただろうか。それで、雑誌掲載OKだった。
 イクシ初代は液晶は小さい。切手程度。だから光学ファインダーが付いていた。それが長くあったのだが、尾てい骨と言われ出したのは液晶が大きくなり、液晶だけでも写せるようになったためだろう。
 その後、イクシを買ったことはあるが、小さく軽く、しかもファインダーがあるので、使いやすいという程度。
 今のイクシにはファインダーはないが、まだ売られており、撤退していない。
 今では一番安いコンパクトデジカメになっている。カメラ屋の陳列では、一番端にある。ここが淋しくなったのは、このタイプはほぼ撤退したためだろう。
 少し前に一寸だけ話題になったのは、最後のCCD受光素子のイクシ。これが売れたらしい。最新イクシは裏面何とかに変わったのだろう。これで感度が一段だけ高くなるようだが。
 その最新イクシシリーズの一番高いタイプが300ミリまでの望遠を飲んでいる。
 これと、一インチタイプのG系とどう違うのかとなる。当然、1000ミリ近くの望遠までいけるパワーショット系の旅カメラもあるので、そちらの方が人気機種。旅カメラなので、花形カメラで、ここは撤退できない。ポケットに入る。
 イクシは今ではその下のランクになるのだが、長年培われたイクシというブランドを背負っている。
 最新イクシをちらっと見ると、起動時間、ピントの早さ、タイムラグの短さなど、少し前の一眼レフを超えている。
 ただ、あまり多機能性や受光素子がらみのAF性はないので、最新エンジンを積んでいない。必要ないのだろう。
 P950の値段を見て、びっくりし、別のことを考えてしまった。
 
 
 
■■ 2020年2月4日 火曜日 午前10時19分
 
 今朝は寒い。しかし晴天。雲が見当たらない。久しぶりというか今年に入って何回もない。晴れと引き換えに寒い。そこそこ寒い。そして、これは少し続くようだ。さらに寒くなるらしい。あくまでも予報の数値だが。氷点下になる日も十日以内にある。そのあと、寒さは収まるようだが。
 要するに冬の底。それに突入という感じ。それを抜け出すのは二月半ば。そこから春へと向かうのだが、例年ならまだまだ寒いが、今年はベース気温が高いので、どんな感じになるのかは分からない。
 梅の花はもうすぐ満開だろう。これは咲きかけがいい。梅の蕾はまん丸で、寒いので引き締まっているのだろうか。桜のように爛漫としていない。梅干しは渋く、サクランボはすっぱい。
 今朝はいつもの朝の喫茶店が定休日なのを忘れていて、その前まで来てしまった。自転車が一台もないので、すいていると喜んでいたのだが。
 それで週に一度だけ行く古典の喫茶店へ。いつも座る入口近くのテーブルが禁煙席になっていたのだが、今朝入ってみると、そのマークがなくなっていた。禁煙テーブルは一つだけある。それを増やしたのだが、戻していた。それで、お気に入りのテーブルに着けた。二人掛けだが、テーブルは横長。だから勉強机のようで、都合がいい。
 今朝はそれほど遅起きではないが、早起きではない。最近の起床時間では平均的なものだろうか。まずまずという感じの。しかし、その平均が遅くなっている。
 
 お試し版NTTひかりTVだが、先日ハードデスクを買ったので、録画したのだが、上手く入っていた。ただ、パソコンで動画ファイルをダウンロードするのとは勝手が違うようだ。このNTTのチューナーがパソコンのようなもの。ただ、モニターはない。操作はリモコン。
 録画していたのは、録画実験の時に見た番組表。数時間後の番組だ。
 朝になると、チューナー側の緑のランプが消えている。終わったのだろう。ただ、チューナーそのものの電源を切ると、予約録画できないだろう。
 電源を切らないで、放置していると、繋ぎ放しになる。これはネットに繋がっている。しかし、しばらく使わないと、自動的に休止になるようだ。ノートパソコンのように。
 ただ、パソコンのように詳しい説明はない。そういうマニュアルも、パンフレット程度のもの。ただ、インターネット検索もできるようだ。だから、このひかりTVチューナーはボディーだけのパソコンのようなものだろう。
 それで、パソコンでひかりTV番組表で検索すると、レイアウトは違うが、色々なチャンネルの一覧がある。新聞のテレビ番組表のようなもの。ここにも録画予約とあるので、これでできるのだろうか。しかし、パソコンとチューナーとは繋がっていない。だが、同じネット接続。同じ回線で繋いでいる。根本はNTTのモデム。
 それとは別にひかりTVの冊子が郵送されてきた。それが番組表で、これを見れば分かるという感じだ。
 だが、アマゾンなどの見放題とどう違うのだろうか。保存はできるが、普通のファイル形式ではないように思える。一回だけDVDに焼けるタイプだろうか。まあ、ネット上にある見放題も、期限があり、消えてしまう。だから数年後も、見たいというのがあれば、保存できる方がいいのだろう。しかし、そんないいタイトルが果たしてあるのかどうかは分からない。別に見なくてもいいようなものばかりなので。録画も、見れば、消してもいいほどだが。
 まあ、テープのビデオより、小さな箱だけになるので、楽かもしれないが、元々、ビデオ録画などあまり関心はないし、テレビ時代も録画したこともなかったが。まあ、TV時代はまだ続いているのだが、ネットとの絡みが増えたのだろう。
 だが、その中の作品というのは、結構長生きしている。それをどの装置で見るか、どのシステムで、見るかだろう。作品の中身は当時のまま。
 まあ、紙芝居でも、飴を買わないで、見ることはできたが、それは始まってからだ。始まる前は買わされる。始まったあとは、紙芝居のおじさんも熱演中なので、見放題になる。
 
 昨日も昼間行く喫茶店までの通路に梅が咲いているので、それを写す。昨日はエース格のP900を持ち出す。流石に2000ミリあるので、遠くの梅の花をアップで撮れる。2000ミリでの梅撮影。超望遠梅撮影。これは狙撃だ。
 このカメラ、望遠端も鮮明で、画質が落ちないし、ピントも早い。そして絵は明快。性格がはっきりしているカメラで、超望遠も使えるというより、それに特化したようなカメラ。しかし広角もいいが。
 ニコンとしては、果たしてどうだろうかと思うのは、色目が暖色かかっている。これが暖かみのある絵になる。まあ、写っているだけでも大したものだ。
 ニコンコンパクト系の中の一台というより、別のカメラのように、写りがいい。これは本気を出して作ったためだろうか。
 他のカメラで上手く行かないとき、このP900を出してくると、ほぼ解決する。
 
 
 
■■ 2020年2月3日 月曜日 午前11時20分
 
 今朝はしっかりとは晴れていないが、暖かい。節分の頃、一番寒いのだが。
 まあ、寝起き寒い中を自転車で走ることを思えば、いいのかもしれない。ただ、冬なので、春のような暖かさはなく、寒いことは寒い。ただ、その寒さがましなので、暖かいと思うのだろう。基本的には寒い。
 暖かい冬だと、春の有り難みがないかもしれない。春が来たとき、その訪れがそれほどでもなかったりしそうなので。
 冬が暖かい年は夏は涼しくなるかもしれない。逆側に出る感じで。しかし、毎年、そんなことを言っているが、夏になると、そんなことなど忘れてしまう。
 今朝はかなりの遅起きになった。昨夜夜更かしをしたので、当然だろう。これで早い目に起きてきたとすれば、寝不足になる。
 冬場はもっと寝ていたいので、どうしても遅起きになる。布団の中が暖かいためだろうか。夏場なら、暑いので、起きてきたりするが。
 それと、少し風邪っぽい。こういう日は、少しでも遅起きした方がよかったりする。
 
 二日ほど前にハードデスクを買った。それを昨日開封し、設置した。そんなもの、繋げばいいだけの話だが、テレビ録画用なので、勝手が違う。
 こういうのは昔のメルコ、今のバッファロー。これは名古屋にあるためだろうか。それとアイオーデーターの二社が独占していた時代がある。メモリとかもそうだ。
 だから上新での売り場も、バッファーとアイオーデーターが並んでおり、その奥に違うメーカーのがある。パソコン用のハードディスクはSSDという高速タイプが流れとしてきているが、まだまだ高いし、容量が少ない。ノートパソコンの内蔵ハードディスクは、ほぼこれになっているが、外付けの保存用というか、バックアップ程度のものなら、スピードは必要ではないだろう。日常的にアクセスしないのなら。
 それでハードディスクだが、テレビ録画用が全面にきている。パソコン用とテレビ録画用。当然兼用もある。これはテレビメーカー、ソニーならソニーのテレビでの録画に対応しているかどうかで、決まるようだ。テレビ録画用は、ほぼ市販テレビメーカーに対応しているようだが、それを買った目的は、NTTのチューナーだ。テレビは映すだけのモニター。だからパソコンでも写せる。
 ひかりTVのお試し版だが、こんなものは録画しないと何ともならない。テレビのように、番組表があり、その時間でないとやっていないため。
 買ったのは、兼用タイプ。ただ、ひかりTVチューナー側でフォーマットされるため、テレビ専門になってしまうが。チューナーに繋いだ瞬間、フォーマットが始まる。その前に、分割すべきだったのだが、忘れていた。
 パソコン用の外付けもあるが、あまり使っていない。パソコンの引っ越しのときに使った程度だろうか。バックアップもサボっている。
 録画専用をやめて、普通のパソコン用にしたい場合は、ウインドウズ側でフォーマットすればいいのだろう。まあ、それほど必要性が高くないが。
 ハードデスクの値段が下がっており、4テラで一万円少しだ。3テラでも値段はあまり変わらない。2テラでも。旧製品だと、一万円を切っている。
 上新の入口にでんと液晶テレビがある。その売り文句はインターネット動画が見られるテレビとなっている。こういうのを録画するため、ハードディスクはまだまだ売れるのだろうか。
 少し前なら、テレビ付きパソコンがあった。
 ひかりTVとは、インターネットテレビなのだ。それを忘れていた。
 しかし、録画しても、見る機会があるだろうかという問題もある。
 それで、昨日は録画実験だけをした。予約録画。これはひかりTV画面に出る番組表から選び、そこにある録画予約というのを押せば、セットされるようだ。すると、チューナー側に見かけないランプがついた。これで、待機しているのだろう。
 本当に録画されたのかどうかまではまだ見ていない。
 
 
 
■■ 2020年2月2日 日曜日 午前9時57分
 
 今朝は寒い。真冬らしさがある。今朝は暖冬とは言えないだろう。寒いので。しかし、一日だけの暖冬がないのは、一日ではなく、冬の間中を指すためだろう。まさに寒中だ。
 寒いが晴れている。晴れているから寒いのかもしれない。晴れの日は寒暖差があり、朝は寒い。夜も。屋内と屋外との気温差も結構ある。
 昨日は遅起きだったが、今朝は普通に起きてきた。どちらも自然に目が覚めたときに起きている。特に何かをしたわけではないが、昨夜は夜更かし気味だったが、いい感じの時間に目が覚めることができた。だから早起きのコツはないのだろう。偶然とか、たまたま目が覚める感じ。しかし、一定の癖ができているようで、寝癖のようなもの。
 夜中は結構気温は下がっていたようで、寝る前から寒かった。前夜と同じように二度か三度まで下がっていたようだ。それまでは六度とか7度あったはずなので、それに比べれば寒い。
 しかし、寝起きの喫茶店までの道は晴れているので、気持ちがよい。晴れと曇りではコロッと変わる。雨の日はもっと変わる。ただの天気なのだが、その影響が気分にも出るのだろう。
 忘れていたが、今日は日曜のようだ。これが毎朝学校などに行っているころなら、日曜というだけで、気分がよかったのではないかと思える。この場合、雨が降っていても。休みというのは大きな陽だ。
 日曜のためか、朝の喫茶店はガラッとしている。やはり仕事などで朝寄る人が減るためだろう。だから常連さんも来ないのだろう。喫茶店だけを目的に来る人なら別だが。
 
 作っていたおでんがやっと減り、残り僅か。まだ残っているのだが、食べきって片付けたいところだが、それ以上食べられなかった。一度足しているので、それほど大量に作ったわけではない。練り物なので、早いめに使いきる必要があるし。
 このおでん、一度作り、しばらくそればかり食べていると、また作ろうかという気が起きない。ほとぼりが冷めるまで、忘れる頃まで間が必要。違うものを食べたがるためだろう。目先舌先の違うものを。
 これはそれなりに自然にできており、違う物を欲しがるのは、同じものばかりだと飽きるためだろう。それで、違うものには違う栄養分があるはずで、それでバランスが取れたりする。ただ主食のご飯は別だ。ただ、これも、麺類や粉物が欲しくなったりするので、三度の食事が全てご飯というのは逆に厳しい。ただ、米は付きもので、米ではなく、おかずが問題になることが多い。米は動かない。
 パンの方が簡単なので、それに引っ張られる。そのまま手にして囓ればいい。箸も茶碗もいらないし、食器も洗わなくてもいい。当然用意も必要ではない。自分でパンを一から作るのなら別だが。
 
 昨日も昼の喫茶店へ行くところに梅が咲いているので、趣向を変え、違うカメラで写す。カメラを換えると、気分も変わり、被写体も変わり、写し方も変わったりする。
 昨日はパナソニックのネオ一眼。25から600までなので、超望遠に強いネオ一眼ではない。望遠は半分ほどになる。控え目。しかし、最短撮影距離が600ミリでも1メートルと近い。これは単に望遠が短いから最短撮影距離も短いだけなのだが、取り回しがいい。超望遠の場合、ピントが合わないと思っていると、近付きすぎていたりすることがある。1メートル離れれば、このカメラ、写せるので、マクロ的な接写でもしない限り、最短撮影距離のことなど考えなくてもいい。
 600ミリしかないが、レンズが特別明るいため。F2.8ある。全域でだ。600ミリでF2.8はロクニッパ。このズーム比では他に類を見ない。それができるのは受光素子が小さいため。しかし、写りは特に変わらないので、お得だ。
 望遠だけを狙った場合の600ミリは短いが。
 ただ、デジタルズームが使えるので、1200ミリでF2.8とかになる。実際には1400ミリを少し越える。これは記憶画素数によって違う。それを増やすと、もっといけるが、まあ1400ミリあれば、十分だろう。
 レンズが明るいためか、それなりにボケる。写りは素直。さっぱり、あっさりとした地味な絵。
 パナソニックのコンパクト系は、際立った写りの特徴がなく、淡泊。あっさりしている。それだけに被写体を選ばない。
 電子ファインダーはそれなりに大きく見やすいのだが、解像力が少し足りない。ファインダーの大きさと解像力があっていないのか、やや不足気味。しかし、数年前のカメラなので、そんなものだろう。安い方のネオ一眼に比べれば鮮明で大きく見えるのだから。
 このカメラ、望遠狙いのカメラではなく、広角から望遠までの普通の撮影用だろう。受光素子の小ささを活かしての全域F2.8の優位性が特徴で、通しでF2.8というのはスペック的には凄い。しかも標準ズームではなく、高倍率ズーム。
 それで、昨日は梅を一枚だけ写したのだが、写りはそれほど違うものではなく、後で見たとき、どのカメラで写したの、分からなくなるので、写りの特徴と言っても、僅かな差で、写した人しか分からなかったりする。
 ただ、写す過程で、すっとピントが来て、すっと写せるとか、そういう違いがある。
 このカメラ、これ一台で十分メインを張れる。それだけ写す幅が広く、何でも写してしまえるし、抜群の安定感があるので、結構強いカメラだ。
 
 
  
■■ 2020年2月1日 土曜日 午前10時58分
 
 今朝もまた曇っており、天気が悪い。最近そういう日が多く、晴れが続かない。晴れても一日中ではない。
 朝晴れていても昼には曇っていたりする。今朝は曇りで寒い。曇り日は暖かいはずだが、それが通用しないのは、やはり真冬に入っているためだろうか。だが、今朝の寒さは冬の初め頃の寒さより、まだ暖かかったりする。最低気温が氷点下になっていたのは去年のこと。今朝は一番寒い時間帯でも二度か三度ある。五度以下なら寒い。ところがなかなか五度以下には下がらなかったので、寒さはましだった。
 昼間でも電気ストープを付けていても寒いほどだったのだが、年を明けてからは暖かく、そんなことは少ない。
 しかし、そろそろ冬も本気を出す時期。
 今朝は寒かったためか、遅起きになった。自然な目覚めでの一発目で既に遅かったので、二度寝ではない。寝る前から寒かったので、寒いので、眠りも奥まったのかもしれない。奥に入って、出てこない。
 それで、かなりの遅起きになったが、ここまで遅いと、もう急がなくてもいい。遅刻しそうなときは急ぐが、さらに遅いと、間に合わないので急いでも同じ。しかし、少しでも遅れを取り戻そうとするだろう。またはまだましな遅刻に。しかし、遅れすぎると、開き直るしかない。別の事情で遅くなったとか。
 寝坊というのがある。朝寝坊だが。坊やになってしまう。
 この朝寝坊で、大事な試験などに遅れて、その後の人生が変わったということもありうる。たとえばそれで成績が悪くなり、落第したとか。成績が悪いのではなく、試験を受けなかったためだ。
 落第すると、クラスメイトが変わる。もし落第していなければ、というもう一つの人生がある。
 当然目覚ましはかけていたはずだが、それでは起きない。または、気付かないほどよく寝ていたのだろう。さらに、気付いていたが、寝ることにしたとなると、これは確信犯。寝ている方を選んだ人生。世の中がどうなろうと、寝ていたい。これだろう。
 一月も終わり、二月に入ったのだが、あまり実感はない。この二月というのは区切りが悪い。季節的には冬最後の月。この月で一応冬は終わるが、一番寒い月。だからあまり明るい月ではない。それに短いし。
 一月が区切りとして大きいので、その派手さに比べれば地味。何となく通過するような月だが、寒いので、あまり動きたくない月でもある。
 
都はるみ谷村新司二人のワンマンショー
 これは最近YouTubeでアップされていたもの。NHKの番組だろう。時期的には二人ともまだまだ若い。都はるみは復活後数年あたりだろうと思える。この時期の動画はテレサテンとも同じことをやっており、まだ出てくるかもしれない。
 引退前の動画は非常に多い。それだけ、歌番組が多かったためだろう。40少しで復活し、50までの都はるみは、まだまだ若いのだが、この頃の動画は意外と少ない。どんな感じで老けていったのかの連続性が欠けるが、それを繋ぐ動画があると、埋められる。だから、徐々に年取っていったのだろう。いきなり六十後半の映像を見るよりも。やはり順番がある。そういうのをリアルタイムで見てきたはずだが、飛び飛びだ。
 またテレビを見ていない期間もあったので、その間の都はるみは知らない。
 
 さて、谷村新司とのショーだが、意外と、同ジャンルの演歌とか、歌謡曲の人ではなく、フォーク系の人との共演。
 これは「北の宿から」あたりで、既に都はるみはそういう感じのものを歌っている。かなり意識して。
 フォークがメジャーになったあたりから、フォークも歌謡曲的になってきた面もある。ポップス系の人も、演歌を歌ったりし、かなり交錯している。
 たとえばザピーナツの「大阪の人」。これは歌謡曲だ。だから、都はるみが歌っても十分歌える。逆にザピーナツが「大阪しぐれ」を十分歌える。
 だからフォーク歌手と言っても結構演歌より泥臭かったりするが、演歌の世界は日常からかなり離れているような別世界。それもまた現代だが、そんな人、何処にいるのかと思うような、空想の世界の人が多かったりする。フォークは日常的にによく見かけたりする世界で、時代はそちらのリアルさのようなものにいったのだろうか。
 それで、他流試合のような共演になるのだが、谷村新司に立ち向かえる演歌歌手は美空ひばり以外では都はるみしかいないだろう。当時既に美空ひばりは亡くなってるので、なおさらだ。そして、紅白でも、この二人は対戦相手になっていることがあったような記憶がある。
 そういう演歌代表とかではなく、谷村新司の土俵の上で、十分張り合える。つまり都はるみは何でも歌えるのだ。
 そのため、このコンサート。谷村新司に合わせたような選曲となっている。その逆は谷村新司はできないので、都はるみが合わせる感じで、谷村新司が作った歌を中心に歌っている。
 そのため、いつもの都はるみの歌というのは一曲もない、演歌が一つもない。
 ナレータの柳生何とかという人が、ゲストできており、二人の歌を、それぞれ朗読風に語るシーンがある。そのときやっと「あら見てたのね」を歌う。これ一曲だ。あとは北の宿は当然このショーでは一番相性がいいはずなので、それを歌う。
 谷村新司は代表曲、有名な曲を歌うが、都はるみは得意の演歌は歌わないまま。
 しかし、髪をアップにし、和服。これだけは押し通している。このスタイルで、谷村新司の歌を歌う。
 まあ、一時引退前にも、さだまさしの生ギター演奏で、歌っている映像もあるし、演歌意外の歌をかなり歌っている。
「シクラメンの香り」を布施明のいるところで、歌っているのだが、布施明は複雑な顔をして聞いている。夜のヒットスタジオにワンシーンだ。
 それを歌っているかと思うと、ど演歌とも言える「さよなら海峡」を声を張り上げて絶唱しているのだから、その幅の広さは、やはり歌屋なのだろう。ジャンルを取っ払った歌手だ。
 
 そして、二人が一緒に歌っているのを見て、歌唱力の差というのが素人目にも分かる。
「歌うように語り、語るように歌う」だったと思うが、そういう歌と芝居との対比があるらしい。芝居は語りだ。しかし歌うように語る。歌は歌だ。しかし語るように歌う。柳生何とかという人が言っていたのだが、正確には覚えていないが。
 語りの代表曲として美空ひばりの「悲しい酒」を二人で交互に歌っていたが、これは、まあ、都はるみの方が有利なのは分かりきっているのだが、谷村新司は目を閉じて歌い、顔でそれを語る。だが、都はるみは目をしっかりと開けたまま、表情は特に変化はない。谷村新司は顔で歌ってしまったが、都はるみは全身を震わせて歌っているのだろう。だから、特に表情は変わらない。
 都はるみが最後に持ち歌の一つとして、番組の最後をかざるのは「あなたの隣を歩きたい」で、もう演歌のような演じた歌ではない。
 
 都はるみの小学生時代の写真がステージにでんと立てられる。見たことがない写真だが、こういう子はどこにでもいた感じだ。
 谷村新司の冗談が面白い。都はるみはいじめっ子にいじめられたとき、武器を出す。それが唸り声。それで、いじめっ子たちは退散し、中には保健室に駆け込む子もいたとか。当然嘘だが。
 一方谷村新司の子供時代の写真、都はるみはオシャレなファッションだと言っている。タンクトップを着ていると。しかし、ランニングシャツだ。昔は子供は着ていた。肌着だ。白い。マークもない。山下清でお馴染みの、あのスタイル。
 この二人、出合うべきして出合ったショーだろう。何処かで一緒になるようなところがあったはず。都はるみは「北の宿から」を出すときのエピソードとして、フォークがメジャーになり始めたとき、かなり興味を懐いたようで、私はどうして、あの中にいないのだろう、などと思ったとか。歌いたかったのだろう。そういう感じの歌も。
 
 しかし、ショーとしてはよかったが、演歌量が少ないので、少し物足りなかった。
 都はるみの財産はあまり使わないで、演歌不足だが、その着物姿は、どう見ても演歌歌手だ。
 何故着物で出たのか。やはり、そこに演歌を残しているのだろう。
 演歌も歌える歌手ではなく、都はるみそのものが演歌そのものだった。

 

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