手書きの看板は、ある意味で目立った存在だ。看板は目立たせるのが目的の一つなのだから当を得ている。
最近の看板類は、やたらビジュアル的で、結局何の看板なのかがわからない場合がある。確かにインパクトがあり目立つのだが要領を得ない。
文字だけの看板は、地味だがわかりやすい。下手にデザイナーが触って見栄をよくさせたものよりも、実直でよいと思う。
最近のHPも、過度にデザインを凝らしたものが多くなっていて、何のHPなのかがわからないものがある。デザインはデザインで楽しむ……という趣旨はわかるが、フォントサイズが小さすぎたり、日本語でもかまわない言葉まで、英語になっていたりすると、デザインが優先され過ぎて、コンテッツとのバランスが悪くなってしまう。
元来デザインは、より、わかりやすく見せるための効果や演出だったはずなのだが……。