川崎フォトエッセイ  その593  忌み嫌う      HOME

 ある世代が忌み嫌うものでも、別の世代はそれがノーマルで、さらに別の世代では新鮮である……と、感じ方に違いが生じることがある。

 当然同じ世代でも、同じように感じているわけではない。それを言い出すと、一人一人の感じ方が違ってきて、その種の腑分けが出来なくなる。

 価値観の相違、主観の相違などは、対象の持つ因果関係、いきさつ、周囲での思われ方などの情報によって左右される。

 本当に自分自身が嫌悪感を感じるほど忌み嫌っているのではなく、周囲の影響で、植え込まれたり吹き込まれていることのほうが多い。

 自分との関係で対象物との関係が生じるのではなく、他者との関係で、対象物を判断することのほうが多い。

 そう思っているという自分を他者に示しているよう対象との関係である。