川崎フォトエッセイ  その784  普通の水平       HOME

 人は思わぬ行動をとることがある。それがぴたりと意味ある行為に当てはまらず、単に運動しているだけのポーズとなることもある。

 一人でいるときと、人がいるときとでは当然ながらポーズや動きも違ってくる。特に人が行き交う場所では目立たない動きをするものだ。「人様と同化する」感じの方が、往来では叶っている。

 例えば足の怪我で、歩きにくい状態になると、人と同じような歩き方がしにくくなる。その場合「怪我をしている人」というパターンに当てはめられるため、歩行ポーズが多少おかしくても問題はない。

 普通の人と同じ状態は安定している。多数の人を味方につけているようなものである。しかし、それは見かけで、実際での一人一人は決して普通ではあり得ない。

 ただ、漠然とながらだが「普通の水平」は存在している。