その842
ルール
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あまり効果のない標識は色あせていく。これは重要度に関わるのかもしれない。
町には様々なメッセージが満ちあふれている。量が多すぎるのだ。それらを全て把握するのは大変だ。
人がこの世で生きている限り、常識ある社会人でないと、トラブルを招く。社会にはルールがあり、それを破ると、どこかで衝突が起こる。それを知っているため、規則を守ることは身の安全にも繋がるわけだ。
しかし世の中には暗黙のルールがある。これは視認性が悪い。その意味でルールとしての機能はない。ところが、これが本来のルールよりも優先することもあるから厄介なのだ。
「誰でもやってることではないか」的な反則行為がまかり通ることがある。しかし、規則に反する行為は、まともなフォローは受けられない。
規則そのものを疑うこともある。人が作ったものだけに、絶対的なものではないし、現実にそぐわなくなっていることもあるからだ。