川崎フォトエッセイ  その905  体調       HOME

 体調を崩したとき、気持ちも沈むことがある。つまり元気を失う。

 そんなとき、元気になるような刺激を受けたとしても、身体そのものが、追従できないと、余計にストレスになることもある。

 沈んでいるときは、沈んでいるほうが好ましいこともある。体調が悪いのに、元気なときと同じ行為をするのは、どだい無理な話である。

 沈んでいるときは沈んでいる良さもあり、元気なときには見えなかったものにアクセスできる。

 世の中は元気な状態が標準であるかのように作られている。シビアな仕事の世界では、いくら元気を振り絞っても足りないほど過激だ。

 誰しも健康状態は万全ではない。無理をしながらある一線で頑張っている。

 そして病気とかでダウンするまで、無理なペースを続けることもある。

 休みたいとか、さぼりたいと思うのは、心身が出している警告だろう。