川崎フォトエッセイ  その1053  ガード       HOME

 ガードが施されているものは、何らかの危険な状態を想定していることになる。

 ガードがある場所は、その意味で安全な場所ではないのかもしれない。

 ガードは何かから何かを守るためにある。何を守ろうとしているのかは、施されているガード装置を見れば推測できる。

 当然、取り越し苦労なガードもある。安全を考え出せば、きりがないからだ。

 何らかの被害を一度被ると、それが注目ポイントになり、他の人よりも神経質になりやすい。

 苦い経験がガードへの要求となる。自分が体験していなくても、他の人が遭遇した悲惨な話とかを聞くと、自分もそうなりたくないため、ガードを施すこともある。

 いくらガードがあっても、実際での効果は薄いものもある。ないよりまし程度でも、備える行為が、安心感に貢献するようだ。

 ガードしすぎると、窮屈な状態が出るかもしれないが、安全と言うポイント値は高い。

 

 

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