その1078 　表情　 　 　 　HOME

　人が一人でいるときは、あまり表情はない。複数の人達と、いつも一緒に接触しているような人が、偶然一人で居るところを目撃したとき、別の人ではないかと思えるほど、表情や、雰囲気が異なっていることがある。

　ある意味でその人のリアルな面を見る思いだ。

　人は物を相手でも表情を変えることはあるが、やはり人間相手に対してのほうが表情は豊かだ。

　人の表情は、相手に見せるためにあるわけではないだろうが、表情という情報を与えることにより、次のアクションに効果的な演出を加えることがある。

　同じ動きや言葉でも、笑顔で言うのと、しかめっ面で言うのとでは違ってくるからだ。

　人は、人と接しているときは表情は豊かで、活きがある。一人で居るときは、死んでいるわけではないが、表情は省エネだ。

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