川崎フォトエッセイ  その1083  黄金の日々       HOME

 同じものが、繰り返し繰り返し並んでいるのを見ると、景色としては退屈なのだが、その一つ一つが貴重なものである場合、豊かな気持ちになることがある。

 また、繰り返しパターンの場合、その一つを理解できれば、あとは省略できるため、理解しやすい景色となる。

 しかし、嫌なもので、埋め尽くされている景色は、ぞっとするのは言うまでもない。

 良いものが目の前にいっぱいあると、それは宝の山だ。宝物が山のように積まれている。逆にゴミの山もある。

 宝の持ち腐れ…という言い方もある程、宝物を得たとしても、それが最終的な目的だと、淋しい気がする。それを持つことにより、何らかの展開が欲しいところだ。

 日々の暮らしぶりも、同じパターンの繰り返しが多い。 「黄金の日々」とは、煌めくような日々が続くことだろうか。