川崎フォトエッセイ  その1085  色々       HOME

 色には、色々があるが、同じ赤でも、その中にも色々な赤がある。一口で赤と言っても、種類が多いのだ。

 白と黒に関しては、色々はない。数値的に白も黒も存在しているのだが、現実上では、逆に存在しない色かもしれない。

 例えば、真っ白な紙がそこにあったとしても、それが置かれている場所で、他の色の影響を受けたりするためだ。

 その意味で、白も黒も、純白の手前、純黒の手前の色しか、現実上では見ることが出来ないだろう。

 しかし、現実では、より白ければ、それは白として流通する。または、黒ではないという意味で、白いとかもある。

 また、その色が、乗っている、つまり反射させている物によっても、決まってくる。色だけが単純にそこに存在するような現象は、日常の中では、意味はないだろう。

 その色から受ける印象は、周囲との関係で、見出されるような気がする。

 

 

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