川崎フォトエッセイ  その1088  精神疲労       HOME

 精神的な疲労のほうが回復が面倒な事がある。頭や神経がホットになり、オーバーヒート気味だと、それを冷ますのが大変だ。

 躁状態が続き、寝る時間になっても、頭の回転速度が落ちないとなると、睡眠もままならなくなる。

 精神疲労の回復には、ぼんやり過ごせばよいことは分かっていても、その時間や暇がない場合、妙なものが蓄積するかもしれない。

 時代が進むにつれ、頭を使う機会が多くなりすぎたように思える。確かに自動化などで時間を短縮できるのだが、それだけ多くの事が出来るようになり、負担度は逆に増えているのではないだろうか。

 目的場所まで行くのに一日かかっていたのが数時間に短縮されるのは確かに便利なのだが、出発した日のうちに、目的地で用事をする事になってしまう。

 その日は、移動するだけで費やすほうが、楽なような気がする。