川崎フォトエッセイ  その1162  自然賛美       HOME

 自然現象を見ていると、太古から繰り返されている何かを見出すことがある。そのリズムなどを人々は見ており、様々な意味づけをしてきた。

 町中で暮らしていると、自然と接する機会が減り、自然なリズムを感じにくくなりそうだ。

 人の暮らす場所は、天然自然とした場所ではない。小賢しい知恵で、覆われていることも多い。

 人工環境は神経をすり減らすような場なのかもしれない。

 自然を賛美すること事態、不自然な作り事のように思える。つまり、不自然なのだ。

 だが、人工的な世界で暮らしていると、賛美したい気持ちにもなる。賛美したからと言って、その人が自然を愛する人であるとは限らない。

 単に好みの問題で、その人のメインではないだろう。