川崎フォトエッセイ  その1344 健康       HOME

 健康を気遣うあまりに、逆に不健康なことをしていることもある。

 健康なときに、健康的な動きをしても、さほど健康を損ねることもないが、不健康なときには、逆効果になる畏れがある。

 健康状態が悪いときは、通常なら動かないだろう。静かに回復を待つのが自然なのだが、それでは不安なので、何らかの動きに出るのだろう。

 健康食品があるということは、不健康な食品が多くあることを意味している。そして、如何に不健康な食品が多いのかを暗に語っているようなものだ。

 しかし、健康食品が必ずしも健康をもたらすとは限らない。その人の体質にそぐわない食べ物なら、逆効果になるだろう。

 健康食品だから安全だということはなく、その食品が安全でも、それを摂取する側との相性で、毒になる可能性もあるのだ。

 ある錠剤を服用するとき、大量の水を一緒に飲んだとする。本当に効果があったのは、その水ではなかったのかと思えることもある。

 

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