川崎フォトエッセイ  その1474 座敷      HOME

 座敷には入るではなく、上がると言ってしまうのは、段差があるためだろうか。その段差は、地面よりも高いためだろう。

 家に上がるや、上げるとも言う。どこに乗るのかというと、やはり畳の上だろうか。板敷きであっても、縁の下ではなく、縁の上に当たるため、やはり、一段高い。当然、はいているものを脱ぐ。

 縁の下とかがあるのは、風土的に湿気やすい気候のためだろう。梅雨があるためだ。

 畳の間を座敷と言うだけあって、座る場所だ。座敷で立ってもあまり落ち着かない。

 座る場所が座布団で、一段高くなっている。敷き布団とかわらないものだが、そうなると長座布団となるだろう。

 時代劇などを見ていると、円陣を組んで座っていることはあるが、テーブルは囲まない。

 時代劇でよく見かけるのは書見台で、囲むものではない。

 

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