川崎フォトエッセイ  その1506 賽銭      HOME

 賽銭箱がある。小銭を入れるのが普通だ。

 賽銭は神仏とのやりとりである。しかし、実際にはそのお金は社寺が受け取り、社寺のものとなる。社寺への寄付のような感じとなることを知っているので、大金を投げることはない。

 お金は、気持ちとして投げる。または入れる。少しは具体的なお礼が必要なため、願ったり、礼を言ったりするだけでは、頼りないので、お金を使う。

 そのお金は神仏には届かないことは知っているが、気持ちの証のようなものが加わることで、無料で願い事を聞いてもらったり、お礼を言っているわけではないことを示せる。

 しかし、大金を出した場合、それらは社寺との関係が深まりすぎ、現世的なリアルなものが見え隠れする。

 賽銭は神仏に対してのパフォーマンスで、お金はその道具だろう。

 

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