川崎フォトエッセイ  その1510 連想の磁場      HOME

 それが作り物であったとしても、それを見た人の中に入り込むと、化学反応を起こすような化け方をすることがある。

 作り手の趣旨とは違う受け取り方をすることがあるのは、連想するものが違うためだろう。

 また、趣旨は分かっていても、理解していても、それとは違う面が見えてしまい、滑稽に見えることもある。

 受け取る側の経験値が高いと、連想範囲も広く、選択範囲も多くなる。

 それを高速演算したのが第一印象で、このとき頭の中に電気が走るような熱を感じるかもしれない。それを刺激的というのだろうか。

 だが、経験値が高いと、大きな驚きよりも、全体的な意味合いなども考えてしまい、刺激は少ないかもしれない。

 高速連想は、磁石のように、その人の磁場に吸い寄せられる。磁場とは、その人の得意ジャンルのことかもしれない。

 

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