川崎日誌 2021年2月 川崎日誌  HOME


 
■■ 2021年2月28日(日) 午前11時01分
 
 今朝は晴れているが、少し寒い。風も少しある。二月も今日で終わるのだが、日付だけ見ていれば、まだ28日で月末までまだあると思ってしまうだろう。29日でも同じ。やはり30日とかにならないと、月の終わりだと気付かない。29日でもまだまだ。ましてや28日など余裕がある。しかし今年の二月には29日はない。すっとワープするように明日は三月になる。
 まあ、他の月でもいつの間にか月が変わっており、気付かないときもあるが。逆に二月は短いので、意識しているので、分かりやすいかもしれない。
 三月に入ると、春めく。三月からは実は暦の上では春。三月四月五月が春。それだけでも春を感じたりするのは、そろそろ春めくような感じを受けるためだろう。ただそれはイメージで、具体的なものではない。
 今朝などもそれほど暖かくはなく寒いほど。それはまだ二月のためだとすれば、では明日は三月なので、暖かいのかとなると、そうでもなかったりする。しかし二月に暖かい日はいくらでもあり、もう春ではないかと思う日が続いていた。
 しかし暦は目安になる。そこから見て暖かいとか寒いとかを感じる。ズレや違いを分かった上で。
 梅は満開で、次は桜だが、これはまだまだ。しかし蕾はかなり大きくなっている。色はまだ茶色いが。遠くから見ると、色がかかっているのではないかと思えるほど。茶色なのだが、少し明るい茶色。赤みとは言えないが、モヤのようなものが赤く感じられる。つまり暖色系に。
 寒桜は既に咲いている。次はソメイヨシノだが、これが一番桜のイメージに近い。その他、色々な種類があるのだろう。ひとの家の庭に咲いていたりするが、桜か梅かよく分からなかったりする。色が濃すぎると梅だが、桜にも色々あるので、梅だと思えば桜だったりしそうだ。
 今年ももうすぐ桜が咲くのだが、今年はどんな感じで桜を見るのだろう。去年見た桜などは忘れている。どんな気持ちで見たのかも忘れていりる。きっと何もなかったのだろう。写真の被写体だけに過ぎなかったとかは平和でいい。
 まあ、出掛けなくても日常移動コースに咲いているので、いやでも目に入るが。
 しかし、桜そのものを見ることも出来ない人もいるだろう。
 季節ごとの風景を暦代わりにする。または気温を暦代わりにする。それもいいだろう。
 今朝のお供のカメラはパナソニックの旅カメラ。ポケットに入る。ファインダーも付いている。ミラーレスのファインダーよりも見やすかったりする。小さい目だが、それなりにクリア。解像力は大したことはないが、小さいので必要ないのかもしれない。その前の機種よりも少しだけ大きく、少しだけ解像力も増えたようだ。地味なバージョンアップだ。
 同じようなカメラでニコンも出しているが、ファインダーとの自動切り替えのセンサー位置が悪いのか、構えたとき指がかかってしまい、液晶撮影中なのに、ファインダー撮影に切り替わったりする。写りはニコンの方がメリハリがあり、強い目の写りで、濃い写真になる。パナソニックは大人しい写り。
 ファインダーはどちらも良い。まあ、背面液晶で写す方が多いが。
 ソニーからも同タイプの旅カメラが出ている。非常に小さい。そして軽い。ファインダーはポップアップ式。しかし、ファインダーなしのタイプが気に入っているので、それで十分。
 最近はパナソニックの旅カメラが気に入っている。その日の気分にもよるが。
 この気分というはお天気と同じで変わりやすい。
 
 

■■ 2021年2月27日(土) 午前10時45分
 
 今朝は晴れているが寒い。真冬に戻ったような感じだ。
 今朝は体調が悪いので、喫茶店行きはお休み。喫茶店が休みなのではなく、本人が休み。
 昨夜は夜食がなかったので、コンビニで久しぶりにチキンラーメンを買う。電気薬缶の出番だが、麺だけのラーメンは何か不気味。麺もスープも全部味がついているのだが、何故か味気ない。
 まあ、他のインスタントラーメンでも似たようなものだが、滅多に買わない。買っても何か具を入れたりする。
 夜食用に餅があるのだが、昨日はラーメンを食べたかった。カップラーメンでもよかった。あれは中がよく見えないので、いい。それと、申し訳程度の乾燥ものが入っている。
 
雨の日常移動撮影
 昨日は雨なので何ともならないので、ポケットにパナソニックの旅カメラを入れる。自転車の前籠に鞄入れているが、カバーもしている。これを外すのが面倒なので、ポケットに入るカメラが雨の日はふさわしい。どうせ写さないのだし。
 雨は小雨。しかし寒い。
 一応信号待ちのとき、人がいない瞬間、通りを写す。まあ、雨でも喫茶店内の写真は写せる。テーブルものだが。
 カメラが小さいと目立たなくていい。
 あとは戻り道、傘を差している人を写す。朝はそれだけ。
 昼の喫茶店往復も雨。何ともならないが、たまにやんでいたりする。
 いつも通る道に小さい子と親たち、6人ぐらいが道一杯に並んで歩いていた。そして傘。これがいい感じなので、望遠端で写す。雨で暗いのだが、ピシッと写っていた。光線状態が悪くてもいけるカメラだ。晴れているとき以外でも使える。
 まあ、雨なので、途中で止まりたくなく、早く喫茶店へ行きたかったので、急ぎ気味。
 雨で猫も出てきていないので、そこも省略。
 そして、梅。またか、という感じで、同じ梅を色々なカメラで写している。同じ絵だったりする。
 昨日はその中でもミラーレスでもなく一眼レフでもなく、ただのコンパクトデジカメ。一番弱いカメラなのだが、先ほどの望遠端での傘の集団がピシッと決まっていたように、梅も鮮明に写っていた。
 雄しべか雌しべかは知らないが、伸びている細い線状のもの。ここがピシッと立っておれば、シャープに見える。それが成立していたので、驚くほど。
 720ミリまでの望遠があるので、当然それで写した。
 ただし600ミリぐらいまでなら1メートルまで寄れるが720ミリだと1.5メートル。これをよく忘れるが、最短撮影距離は表示されるので、忘れても大丈夫。
 雨はやんでいたので、水滴はあまりついていなかった。チャンスだったのに。
 フルオートのお任せモードで、露出補正も何もしないで写した。ただし、このカメラ、フルオートでも露出補正はできる。
 そしてどのモードでも電源を落とせばリセットされるので、親切。パナソニックのネオ一眼と同じだ。同じ時期に出たカメラだろう。
 水瓶に浮かんでいる椿の花もついでに写す。構図だけ取って、さっと撮しただけなのに、しっかりと写っていた。
 喫茶店からの戻り道は、前日と同じで、雪柳を写す。白くて小さい花だ。これもまずまず写っていた。良い方だ。まるでカメラテストのような花だ。
 踏切待ちをしていると、暇なので、電車が来るとこを写す。逆光だったのか、合成撮影になったようだ。二枚ほど写すのだろう。だから動いているものがあると、おかしなズレが出るが。ピントは踏切に来ていたので、電車には当たらなかった。125分の1秒になっていたので、止められないだろう。電車の正面ならいいが。
 次は古墳に寄る。その濠の中に石で作った島があり、小さいのだが、そこに鴨がいた。珍しくも何ともない。いつもいるのだから。
 しかし島の向こう側に家が写っている。反射だ。それで鴨が高いところにいるように見えた。いい感じなので写す。鴨だけなら写さない。いつもいるし、よく写したので。
 畑の前を通ると、大根が目立った。大きいので。しかし大きさを比べるものがないと、大きく見えない。大根は今は安い。これも旅カメラの望遠で抜き取る。
 足元を見るとカーネーション。冴えない場所にいるのだが、一応写しておいた。
 上を見ると、光るものが近付いて来る。ヘリコプターだ。最大望遠の720ミリで写す。AFは自動認識なので、簡単に合った。灰色の中にいる塊なので。
 次はいつもお辞儀している白い花。真ん中部分は黄色い。
 液晶を持ち上げてローアングルでレンズを向ける。適当に写したのだが、よく写っていた。
 それで昨日はパナソニック旅カメラが大活躍。
 
 
 
■■ 2021年2月26日(金) 午前10時43分
 
 今朝は雨。何か久しぶりな感じ。それなりに雨の日はあるのだが、傘を差して雨の中、自転車に乗ったのは、前回、いつだったの忘れるほど。しかし、思い出そうと思えば、出てくる。しかし、それは前回ではなく、前々回かもしれない。まあ、覚えていても大した意味はないが、記録を見ないでも降っていない期間が分かったりする。しかし、夜中、降っていて、気付かない日もあるだろう。
 雨と何かが絡まないと、思い出しにくい。
 今朝の雨はそれなりに冷たい。天気予報で傘マークのある日があることは知っていたが、それが今日だったのだろう。傘マークを忘れていたのだろう。降ってから思いだした。天気予報も覚えていないと役立たない。しかし、十日間予報なので、無理だ。最長十日前の記憶になる。それでも傘マークがあることは覚えていた。
 今朝の雨は小雨。傘を差さなくてもいいが、冷たいのが顔に当たるし、上着も濡れる。幸い風はない。これは助かる。傘は紳士傘。大きいが重い。まあ、昔よりも軽いはず。カーボンとかを使っているためだろう。風に強い柔軟性があるが、曲がりやすい。剛性があると松茸になる。その方が安全かもしれない。腕が楽になる。帆を張り続けているようなものなので。
 今朝は寒いし、雨。冷たい雨。これも久しぶりだが、大晦日前の雨に比べれば楽なもの。あの日が一番寒かったように思われる。真冬よりも。
 その真冬もよく分からないまま過ぎていく。しかし春が来たわけではない。まあ、春が来ても冷たい雨は降るだろうし、雪も降るだろう。そして真冬かと思うような寒い日も。
 二月もそろそろ終わろうとしている。短い月なので、目立たない月。如月というより短月。何か陰に籠もった月だ。何々の如し、などの如し。悟ったような月だが。ただの受けたイメージで、しっかりとした意味があるのだろう。意味というより、名付けたエピソードが。ただの洒落だったりしそうだが。
 今朝は雨なので、朝の喫茶店からの戻り道散歩はないだろう。まあ、本人が決めることで、本人次第だが、雨の日はまっすぐ帰る。最近は毎日のように寄り道散歩をしていたのは、暖かいためだろう。雨だと行かない。寒いときも。暑いときも。
 また連日だと飽きてくるので、行かない日もできる。しかし、日常移動は毎日続けている。
 昨日は夕食のおかず買いに近所のスーパーへ行く。アルミ鍋焼きうどんが半額になっていたので、それを買う。夜食用だ。夕食のおかずはほとんど売り切れていたので、あまり手を出さないイワシのフライを買う。アジではない、イワシ。アジに比べて弱い。
 うどんはうどんコーナーを見る前に賞味期限間近台を先に見る。これは三箇所あるので、注意が必要。冷蔵庫が必要な品のコーナーがあり、うどんはそこにある。果実のコーナーや、常温保存できる品のコーナーもある。都合三箇所。
 アルミ鍋焼きうどんは高いタイプで、100円のうどんパックとの差が少しある。100円うどんパックをアルミ鍋に入れたものが次に高いが、中身は同じ。鍋が付くだけ。だからアルミ鍋代。
 アルミ鍋焼きうどんになると、温泉卵と生ネギ、ワカメ、七味唐辛子がつく。天麩羅うどんの場合、天麩羅は同じものを使い回しているように思われる。そのメーカーのものなら。
 当然衣だけの天麩羅。柔らかいので少し煮ると、溶けてしまうタイプ。しかし、出汁と合体したとき、いい感じになる。
 野菜が切れていたので、ついでに買う。朝の味噌汁に入れるホウレン草が安い。パックされていないためだろう。根が付いている。こちらの方が長持ちする。
 ニラ玉用にニラを買う。これも長持ちする。菜の花が売られていたので、それを買う。九州産だ。花とかつぼみは付いていない。これは柔らかい。旬だ。この時期にしかない。卵で綴じて煮ると、かなりいい。これは別鍋で作りたい。
 水菜がかなり安かったので、それも買う。買いすぎだが、用途が違う。
 玉葱も切れていたので、それを買う。色々買ったが700円ほどだった。
 
パナソニックネオ一眼散歩撮影
 このカメラのホームページを見ると、日常写しとなっている。それが気に入っている。日常というのはかなり幅が広い。だから幅広い画角で切り取るのがいいのだろう。それで20ミリから1200ミリが付いている。20ミリの超広角で、バッサリと日常を切り取る。1200ミリの超望遠で日常を切り取る。いいだろう。それぐらい必要だ。何せ日常シーンは範囲が広いので。
 そのため、その扱いはコンパクトデジカメと同じ。少し大きく重いが。安定感はある。
 それで昨日は朝から鞄に入れていたので、喫茶店までの道を写したりした。青空が拡がっていたので、それを写しただけだが、20ミリでバッサリと、広々と写すと、気持ちがいい。
 写していると、リュックを背負ったランナーが追い越していった。早い。さっと望遠にし、さっと撮した。これが日常なのだ。
 市街地の狭い道に足場組みのトラックが止まっていたので、そのケツを写す。昨日はなかったし、今後も同じ場所で見る機会はないだろう。住宅だったか、店舗だったか忘れたが、角の建物。これも日常的に見る風景だが、同じ場所では滅多にない。
 これも20ミリの超広角で、バッサリと写す。周囲も少し入り、通りも入っている。日常の中にある出来事だ。異変でもないし、事件でもないし、ハプニングでもない。
 次は信号待ちで、商店街の通りを写す。白髪の老婆が自転車で来ていたが、遠いので、問題はない。丁度美容院の看板前。白髪染めの文字がある。偶然だ。
 いつもの喫茶店内も広い目に写せる。24ミリと20ミリの差はいうほどないのだが、ひと枠広く感じる。そのときのレンズの開放値はF2.8なので、結構明るい。一番安いネオ一眼にしては明るいので、得をした気分。ほとんど気分の問題だが。
 喫茶店を出て、寄り道散歩へ行くとき、広場のベンチに座っている人がいたので、写す。目立たないように背面液晶で写す。ファインダーを覗かなくても、結構写せる。カメラはがっしりしているし、グリップもあるので、安定感がある。ここは普通のポケットに入るコンパクトデジカメよりも写しやすい。小さいカメラほど片手は無理。
 次は連日続いている寒桜撮影。もう既に飽きたが、メジロが来ていた。しかし位置が悪い。枝が邪魔するし、日陰に入るし、それに一箇所でじっとしていないので、写しにくい。1200ミリまでの望遠で足りるはずだが、いつの間にかデジタル域に入っていた。2400ミリになる。大丈夫なのか。しかし画質で見せるカメラではない。
 次は猫。久しぶりに登場したが、寒いのか、じっと座っている。前を通ってもカメラを向けても無反応。餌を見せると芸をしてくれるはず。
 次は光の反射がきつい繁み。電子ファインダーで見ると荒れるのだが、このカメラ、ファインダーが小さく、解像力もないので、気にならない。ここは得した気分。そういうこともあるのだ。むしろ、この貧弱なファインダーの方が綺麗に見えたりする。
 竹があったので、それを写す。白飛びしそうなので、露出補正を掛ける。これはフルオートでもできる。背面ダイヤルを押して回せばいいだけ。露出補正ボタンとかはない。電子ダイヤルに仕込まれている。押せば露出補正になるのが初期値。
 露出補正は電源を切ると解除される。有り難い。初心者向けだ。どのモードでも解除される。プログラムモードだと解除されない機種もある。
 解除されないと、戻し忘れになることが多い。その後、全部暗い写真になったりする。
 そのあと、また寒桜があったのでそれを写す。前日や前々日のソニーやパナソニックのミラーレスで写したものとほとんど変わらない。1200ミリまでの望遠が効くので、ネオ一眼の方がお得。絵は本当に変わらない。望遠だと背景は結構ボケるし。
 まあ、違いの分からない人のネオ一眼だが。
 黄色い花がびっしりと咲いているので、それを液晶で写す。ピントは何処かで合っているだろう。コンパクト系なのでピントは深い。
 そしてまたメジロ。今度も位置が悪い。こういうのは運だろう。カメラではない。
 市街地に戻り、信号待ちで、遠くで信号待ちをしているおばさんを射貫く。普段着での買い物の戻り道だろうか。買い物袋を持っていて、ハレの場ではなく、日常シーンだろう。
 歩道の植え込みに、立派なスミレ。かなり大きい。高そうだ。椿もあるが、これも大きい。そういう品種だろうが、これも高そうだ。
 かなり見栄を張った歩道脇花畑。すぐそこに文化会館があるので、ここはハレの場だろう。だから良いのを植えている。
 次の信号待ちでは、老紳士が歩き去るのを写す。寒いのにスーツ姿だ。紳士帽も被っていた。お出掛けスタイルだが、医者がよいかもしれない。いいのを着ていく人がいる。
 住宅地に入ると、大きなクマのぬいぐるみが蒲団干しのようにバルコニーにいた。熊は日向ぼっこをするのかどうかは分からない。
 田んぼの前を通ると、春の草。いとも簡単にピントが来るし、かなりアップで写せた。
 そして空を見ると飛行機雲。ジェット機だろう。そのアップを写す。ジェット機は確認できなかった。
 あとは自転車の影などを写す。ペダルだと分かる影。
 昼の喫茶店への往復も、そのカメラ。
 熊の小さなぬいぐるみが電柱にかかっていた。小学生の通学路なので、落としたのだろう。街中でよく熊を目撃する。そして落ちている熊は結構いる。
 あとはいつもの猫。白くて上品そうで高そうな猫が尻を向けて寝ていた。
 その次の猫は二匹とも寝ており、動きはない。
 そして梅。これは場所が悪い日影。しかし一部光をおびているので白飛びする。いずれも背面液晶だけで写す。
 喫茶店からの戻りは雪柳の垣根。白い小さな花なので、難しいが、意外とミラーレス系や一眼系で撮したものより、しっかりと写っていた。不思議な話だ。
 そして菜の花。これは本当に咲いていた。それを20ミリで寄って写したり、中望遠で写したりと、構図を変えて写してみた。
 少し広角気味にして、背景が入った写真の方が抜けがいい。風景写真になる。菜の花だけでは図鑑になるので。
 すぐ横を見ると、カラスがいた。シルエット状態なので、影絵のようになった。
 いずれも日常移動時での被写体で、撮影に出て写したものではない。
 日常を切り取る。このカメラの宣伝通りの使い方になった。
 まあ、普段からしていることだが。
 
 

■■ 2021年2月25日(木) 午前10時44分
 
 今朝は快晴だが、寒い。空気そのものが冷たい。風はないのだが手が冷たい。気温はそれほど低くないかもしれない。昨夜がそうだった。しかし、足がひんやりとし、冷たかった。身体の芯が冷たいような、奥まで冷えるような。
 晴れていて気持ちがいいのだが、春近き暖かさへと至る雰囲気ではない。だが草木は春を始めている。
 今朝は少し早い目に目が覚めた。春の目覚めではないが、いい目覚めだ。起きようと思ったが、まだ早いので、二度寝。これが怖い。下手をすると遅起きになる。しかし、少し寝ただけで、目を覚ますと丁度の時間。寝起き行く喫茶店の開店時間と合わせるように。
 昨夜、少しだけ早寝したためだろうか。眠くなかったが、蒲団に入った。区切りがいいためだろう。
 昼の喫茶店に入るとき、目に入る衣料品コーナーがある。通路から見える。まだバーゲンをやっている。冬物最終バーゲンで長い。売り尽くそうとしているのだ。
 数日、長くて一週間ほどがバーゲンの日数だが、それが長い。ほぼ常設だ。かなり前、そのバーゲンで偽ウール地のコート風のジャケットを買っている。あれからずっとまだバーゲン中なのだ。暖冬なので、売れないのだろう。それで期間が長い。
 当然真冬ものよりも、春まで着られるような薄手に人気があるはず。この時期のバーゲンはブランド物の高いのが多く出ている。
 今、買っても着るのは春を過ぎ夏を過ぎ秋が深まった頃になる。しかし、今も、まだ寒いので、すぐに着ることはできるが。
 今年の冬は、もう一度来る。ややこしい。
 春めいたと感じるのは寒桜が咲いているためだろう。梅も咲いている。満開になっている梅をあるが、まだこれから、という梅もある。日当たりに関係しているのかもしれない。日当たりの悪いところにある梅があり、それが遅いので。
 いずれも日常移動範囲内にあり、通り道にある。毎日見ていると、変化が分かる。花はいきなり咲くことがあり、驚く。徐々に咲くのではなく、一日でぱっと咲く。
 出掛けやすくなってきたが、今日などもまだ寒いので、いつもの散歩コース程度の近場で済ませてしまいがちだが、少し遠くへ行きたいものだ。
 先日、寒いときに尼崎方面にある中古屋まで行ったが、それほど遠い場所ではない。しかし、戻ってきて、いつもの日常と合流するのだが、かなり押し気味になる。
 中古屋で見たソニーのレンズや、キヤノンの世界最小最軽量一眼レフなども気になる。ソニーのレンズは単焦点レンズで、35ミリ相当でそれなりに明るい。しかし、その値段で、キヤノンイオスキッスX7のダブルズームキットが買える。
 そんなことを考える楽しみがあるが、買うとややこしくなる。
 世界最小最軽量のX7に38ミリ相当の小さなレンズを付ければ、コンパクトデジカメ並になる。
 この38ミリ相当というのは、昔のコンパクトカメラに付いていたような画角。
 望遠ズームは、かなり昔にキッスの初代の次ぎに出たキットものを中古で買ったで、それを持っている。しかし、古い。デザインは同じでも、型が古いのだろう。
 ミラーレスではなく、一眼レフをコンパクトデジカメのように使う。これだろう。
 それには38ミリレンズを別にまた買わないといけないが、X7用に出したようなレンズ。
 α6000と供に、欲しかったのはX7だった。
 
散歩撮影
 昨日は前日と同じようなコースで、繰り返しになる。多少は違うが、同じコースを行ったので、そんなものだろうか。
 寒桜が咲いているので、それを写すが、まあ、同じ木を写し、同じ花びらを写したのではないかと思われる。どうしてもその木になり、その花びらになるのは、一番いい感じのためだろう。
 カメラはソニーのα6000をパナソニックのGX7に変えた程度だが、似たようなもの。どちらも似たような望遠ズームを付けていたので。
 しかし、寒桜へ行く手前の道で、前日とは違うものを写している。同じ道でも、写すものが違っていたりする。同じものを写しても仕方がない感じだが、良いものなら、何度も写してみたい。だが重なってしまうが。
 画質の差とか操作性の差はあまりない。
 昼の喫茶店への往復はペンタックスの一眼レフ。こちらは広角を含む望遠付きなので、便利がいい。これも猫を写したり花を写したりした程度。やはり生きているものは変化があるので、そちらに目が行くのだろう。
 少し寒さはあったが、春めいているためか、柳に芽が出てきている。枝だけだったのに。それと雪柳、さらにびっくりしたのは菜の花が既に咲いている。まあスーパーでも菜の花が売られているので、驚く必要はないが。当然食用だ。これは柔らかくて非常に美味しい。しろ菜に近い。
 ミラーレス、一眼レフ。あまり写りが凄いというわけでもない。これなら不便なレンズ交換式ではなく、コンパクトデジカメでもいいのではないかと思ったりした。
 それで引っ張り出してきたのが、パナソニックのネオ一眼。しかも一番安い普及機で、各社のネオ一眼の中でも一番安い。しかし、これが結構よく写ることは既に知っていた。
 それで、ミラーレスなどのスペックとの違いなどを見ていたのだが、まずはファインダー。
 パナソニックのネオ一眼FZ85のファインダーは小さく、解像力も低い。しかし見やすい。これは何だろうかと考えた。
 安っぽい普及機なので、それなりのものを付けているだけ。それが見やすいとはどういうことだろうか。逆ではないか。
 まあ、ファインダーが小さいので、解像力はそれほど必要ではないのだろう。
 解像力の高い電子ファインダーは、肉眼で見たものと同じ鮮明さを求めてしまう。しかし、ファインダーが小さいと、構図だけ見るような感じ。それとピントが合っているかを見る程度。ただ望遠でないとピントの山など見えないが。
 風景などでは全体の構図を見たい。小さいと、有利だ。それだけのことなのだ。
 ここ数日使っているミラーレスで写していて、浮かび上がってきたのが、このパナソニックの安いネオ一眼。これはキヤノンのネオ一眼でもいい。
 しかし、ここはよりスペックが低いパナソニックのFZ85の方が際立つ。キヤノンのネオ一眼はかなり優れもののためだ。
 このFZ85は何度も取り上げているので、繰り返しになるが、20ミリからの超広角から1200ミリの超望遠まで。20ミリのときのレンズの明るさはF2.8と明るい。1200ミリでもF5.6少しと、これも超望遠なのに明るい。
 電子ファインダーと液晶との切り替えはボタン式で、自動ではない。まあ、接眼部近くにボタンがあるので、すぐに手が届く。自動よりも電子ファインダーの起動が速いのではないかと思われる。最初から電子ファインダーで起動させると電源を入れれば、即営業中。待たせない。
 欠点は視度補正ダイヤルがすぐに回るので、毎回合わせ直さないといけない。だから、テープで留めてある。また暗いところでは補助光が出るので、黒テープを貼っている。フルオートでは補助光を切れない。他のモードでは切れる。これは薄暗い喫茶店などで写すとき、光ると困るため。
 欠点といえばそれぐらいだ。
 一番の欠点は画質が悪い、となりそうだが、それはない。薄暗い室内でもピントは合うし、写りもいい。一眼系やミラーレス系と比べても違いが分からないほど。
 ここが意外なのだ。
 さらに中望遠でのマクロが凄い。170ミリあたりで30センチまで寄れる。あとは徐々に遠くなるが、600ミリで1メートル。望遠端で1.5メートルと、もの凄く短い。夏場、セミのアップを写すとき、2400ミリでどアップが写せた。デジタルズームになるが。1メートル半離れれば、2400ミリが使える。
 こういう無茶ができるのは、写りがメインのカメラではないためだ。
 そこがいい。
 
 
  
■■ 2021年2月24日(水) 午前10時52分
 
 今朝は晴れているが寒い。風も北からなので、朝の喫茶店へ行くときは向かい風。それで、ペダルが重い。晴れているだけましだが、そういう日は室内が寒かったりする。
 まあ、天気はいいのだろう。晴れている。寒いだけ。それは冬なのだからと思えば普通だろう。晴れているのでいい天気ということになる。
 まだ二月。寒い盛り。それを忘れるほど、暖かい日が続いていた。そのため、冬が戻ったような気になる。まだ冬なのに。しかし、春のように暖かい日が続いていたので、錯覚するだろう。その気になってしまう。
 まあ、今朝は寒いといっても大した寒さではない。暖かくないというのが気に食わないだけ。今年は暖冬だが、春を過ぎても、冬がしつこく残っていそうだ。何処かで帳尻を合わせられてしまいそうな感じがする。夏が逆に冷夏とか。または猛暑とか。
 それは春になり、夏になるまで分からない。予報はできるが、当たらないと言うことが分かっている。予測不可能。
 この時期、花粉が飛ぶのだろうか。黄砂とかも。だから春が来ているのは確か。
 今朝も真冬の服装で、今年はダウンジャケット一本槍で過ごした。高かったが、分厚い。今まで買った中で一番暖かいジャケット。高いだけのことはある。しかし特価で安かったが。
 電気炊飯器は、この前買ったのをやめて、古いのに戻す。すると湯気のしずくがご飯に落ちて一部お粥さんになる現象がなくなった。また保温時間が長いと一部硬くなる箇所があったが、それもない。古い炊飯器ので、内釜は分厚く重い。ご飯に滴が流れ込まないのは水はけが良いためだろう。
 それで、買い換えるのなら、そのメーカーのものを選ぶのがいいかもしれない。シャープだったかもしれない。
 まあ、この前に買った炊飯器のご飯は美味しい。だから保温しないのなら使えるが。
 昨日の夕食はご飯が切れていたので、弁当にする。ハンバーグや海老フライや目玉焼きの入った洋食弁当。たまになら、いいだろう。
 夜食は久しぶりに雑煮。一つ一つパックしてあるので、長持ちするはず。しっかり煮込んで溶ける寸前に火を消す。鍋の底に餅の欠片がくっつくと、洗ってもなかなか取れない。すぐに洗っても駄目。だからこびり付く寸前で火を消す必要がある。早い目だと餅がまだ硬い。微妙だ。
 餅のお粥さんのように、とろとろの餅汁のようなのがいい。
 
散歩撮影
 昨日の朝の喫茶店からの散歩撮影はスタンダードコース。しかし寒桜が咲き始めているので、変化はある。
 カメラはソニーのα6000と望遠ズーム。この組み合わせでもかなり軽い。スカスカ。ボディーが異常に軽い。ハーフサイズミラーレスの方が重いのだから、どうなっているのだろう。
 喫茶店を出てから通りを写す。チョコクジという看板。婦人用洋服屋だ。3000円以上買うと、引けるようだ。チョコレートが当たるのだろうか。
 望遠ズームの端は80ミリか90ミリほどだろうか。中望遠。ポートレート画角。50ミリよりも狭いが、写しやすい。
 街行く老夫婦の後ろ姿なども写す。背面液晶撮影で、チルト式液晶で、軽く持ち上がるので、ウェストレベル撮影にすぐに持ち込める。流石に望遠なので、背景がよくボケる。
 お寺のある広場で樹木などを写す。その横にお堂があり、地蔵とかが詰まっている。一体一体写してもいいのだが、全部まとめて写す。集合写真だ。
 これもたまに写している。
 さて、メインは寒桜。300ミリほどしかないので、かなり近付いて写す。何とか花びらのアップまでいける。手の届くところには咲いていない。
 予備でポケットに同じソニーの旅カメラがあり、720ミリまでいけるので、いざとなれば、これを出すしかないが、その必要はなかった。写りのメリハリはコンパクト系の方が良いのだが。
 青年がスマホで写していた。花びらのアップは無理だろう。
 桜はこれから飽きるほど見ることになるのだが、咲き始めは目立つ。
 次は紫色の花を写す。桔梗に似ているが、何か分からないが、プロペラのような花びらがいい。これも遠くから望遠で抜く。最短撮影距離1メートルなので、寄れない。しかし、それなりの大きさに写る。それで寒桜は終わりかと思ったが、戻るとき、公園の背後に別の桜があった。
 そこにメジロだろうか、それが花びらを食べていた。例年のことで、よく見かけるイベントのようなもの。一羽で来ているようだ。
 300ミリなので、大きくは写せないが、その分、桜が咲いている面積が増える。我慢して超望遠が使える旅カメラは出してこなかった。
 そこから椿を写す。まだ咲いている。これは椿ではなく山茶花かもしれない。
 次は猫。これは偶然。猫じゃらしがびっしり生い茂っている更地で寝ていた。寒いのか暖かいのか猫に聞いてみないと分からない。
 戻りにいつもの田んぼの横を通ると、春の草が出てきていた。これも毎年写している。白い小さな花を付け、それなりに背が高い。
 また、春めいてきたのか、放置している畑にびっしりと春の野草が咲いていた。タンポポやクローバーとかはない。時代は変わった。
 ソニーのα6000と望遠は軽快で、ネオ一眼よりも軽かったりする。
 昼の喫茶店は似たようなカメラとレンズの組み合わせだが、パナソニックのGX7と電動望遠ズーム。
 どちらにしても広角とか標準とかではなく、望遠ズーム。
 まずは歩道の余地にあるスミレを写す。植えるものの少ない冬場はスミレが多い。植え替えるとき、引っこ抜かれてゴミ扱いになる。枯れてから抜けば良いのだが、次に植えるものが来ているのだろう。そういうのが回ってくるはず。
 そしていつもの寝ている猫。二匹ともいたが、かなり離れて寝ていた。
 喫茶店からの戻りは垣根代わりの雪柳だろうか。背は低い。その花が咲いていた。白くて、小さい。ピントが危ないし、白飛びするのは分かっているが、何とかなった。
 日が沈んでからスーパーへ弁当買いに行くとき、まだ少しだけ明るい空と鉄塔を望遠で写す。明かりの入ったスーパーの表口なども望遠で遠くから写すが、問題なく写せた。結構GX7でもいける。
 スーパーからの戻りはもう暗い。神社を写すが、これも遠くから。これも見事に写っていたので、感心した。
 ただ、このカメラ、AFがバタバタする。勝手にAFフレームが一点になり、とんでもないものを掴んで離そうとしない。それを解除するのが一手間。人通りが多い場所とか、動くものがある場所とかでは、そういうことが起こりやすい。それで、良いものを掴んでくれたためしがないので、残念。こういうのをAFがバタバタするという。
 しかし、電動ズームで720ミリまでデジタルズームですっといけるので、そこは便利。最短撮影距離は90センチ。近くのものをかなりアップで抜ける。画質は劣化しないとされているタイプ。
 写りは悪くない。カメラもレンズも古いのだが、あまり関係がないかもしれない。見た目では。
 
 

■■ 2021年2月23日(火) 午前10時40分
 
 今朝は少しひんやりとしている。曇っているが、陽射しもある。黒い大きな雲が出ている。白い雲もある。予報では午後から少しだけ晴れるらしい。
 昨夜から少し寒くなった。昼間は暖かかったが。
 また寒い日が来るようだ。長期予報を見ると、それほど暖かい日はない。極端に寒い日もないが。十日間予報の十日目の気温が、あまり高くない。昨日や一昨日の方が高いほど。十日立っても、それほど気温は上がらないのだろうか。
 春を待っている場合、がっかりだが。
 まあ、まだ冬なので、寒くてあたりまえなのかもしれない。
 今朝は少し早い目に目を覚ましたが、喫茶店がまだ開いていないはずなので、二度寝する。これで寝過ぎることがあるのだが、短い目の二度寝だったようで、時間的には申し分ない。早く起きたときの喫茶店を決めているのだが、まだ行っていない。早い目に起きることが滅多にないためだろう。それに、早い時間だと、起きる気がしない。まだ寝ていなくてはいけない時間帯と思うため。
 昨日は春が来たようないい日和だったが、今朝はガクンと落ちた。冬の曇天。何か景気が悪いような感じだ。景気と景色と風景。この「景」とは何だろう。
 天気はあまりよくないが、空に変化がある。雲が動いているし、空がざわついている。陽射しが出たり、出なかったり、黒いのもあるし白いのもあるし、灰色のもある。青空だけの晴れ空よりも複雑だ。
 雲の中の池のような青空。これもいいだろう。
 春待ちと言っても、春に何を待っているのだろう。だから春を待っているのだ。暖かさを。それだけで十分だったりする。寒いので、暖かさを望む。それだけのこと。
 先日買った電気釜、保温にしていると、しずくがご飯に落ちるのか、部分的にお粥さんになる。以前そういう電気釜を使っていたときは、保温は使わなかった。そのあと買ったのはしずくがご飯に落ちなかった。そのテフロン加工が禿げたので、先日買い直したのだが、しずくが落ちるタイプに戻されていた。
 それで、以前使っていた電気釜に戻す。こういうのは使ってみないと分からない。また、保温すると硬い飯が一部できる。これも以前の電気釜ではなかったこと。
 あのとき、選択しなかったもう一台の電気釜がある。そこまで戻り、やり直すこともできるが、これも使ってみないと分からない。
 そのもう一台は、第一印象が一番よかったタイプ。それを選ばなかったのは、少しだけ頭を使ったためだ。まあ、小さいタイプなので、1万円を切っているので、買い直してもいいのだが。余計な出費だ。
 象印やタイガーよりも、シャープとか、東芝の方がよかったりする。パナソニックはなかった。小さいタイプは置いていなかったが、一合炊きというもの凄く小さいのを昔、買ったことがある。
 昔は、保温はなかったので、お櫃に入れていたのを思い出す。子供の頃だ。簾とか布巾を間にカマしていた。
 
散歩撮影
 昨日は晴れていて暖かいので、当然朝の喫茶店からの戻り道散歩をする。日常移動撮影ではなく、散歩撮影。しかしコースはスタンダードコースなので、通り慣れた道。
 パナソニックのミラーレスに50ミリ単焦点レンズを付けての撮影。果たして、何処まで行けるかが問題。
 50ミリの撮影距離というのがあり、近くのものが良い。マクロまで行かない距離。
 路地の車止めの鉄柵のアップは物撮りに近い。背景がボケるので50ミリの守備範囲。それにレンズが明るいので、さらにボケる。これは背景のボケを楽しむ感じだが、手前にそれらしいものがないとできない。主要被写体よりも、ボケを撮っているようなもの。
 次はゴチャッとした通りを遠くから写す。まあ、手前と奥との距離間が、人の目に近いため、誇張がない。圧縮効果狙いの望遠や、後ろを引き離す広角効果などではなく、そのまま。まあ、誇張がないということ。50ミリで写した写真の場所へ行くと、ほぼそのまま同じ風景がある。
 石垣を写す。これも50ミリの好きな近い距離から。すると後ろの道路がボケる。それだけの芸だ。
 次はいつも通る広場の前の道。左側に寺が見える。これも寸法が同じ。距離間が同じ。だからすぐに思い出せる。いつも見ているのと、同じ姿のためだ。
 次は信号待ちのとき、いつも見ている前方のビル。商工会議所だろうか。50ミリなので、ビルの腹しか入らない。下の道路は入るが。だからそれなりにボリューム感がある。ここは望遠で写したような感じになる。50ミリは少し望遠気味なので。
 次は神社の境内にある公園のようなもの。しかし滑り台が一台ある程度。玉垣の上にカメラを伸ばし、中を写す。ピントが何処に合っているのか、確認できなかったが、全体に合っている。パーンフォーカスだろう。明るいので、絞られたのかもしれない。フルオートのお任せモードなので。
 これも見たままだ。少し狭いが。これはやはり41ミリが標準レンズと言われているので、50ミリは少し狭いのだろう。
 パナソニックに40ミリの神レンズと言われているのがある。ライカ版がない。それほどいいレンズなので、ライカ版を作る必要がなかったといわれている。そちらはパンケーキレンズのように薄いが、レンズは明るい。ここはハーフイズ用のレンズなので、それができるのだろう。
 次はずっと気になっていた寒桜の開花。まだかもしれないと思いながら、その前に行くと二人ほど見ている。それで、咲いているのだなと分かった。桜を見る前に人を見る。
 いくつか咲いていた。咲いたばかりのようだ。
 流石に花びらのアップは50ミリでは無理。そこで出てくるのがポケットに入っている同じパナソニックの旅カメラ。720ミリで抜ける。
 一応昨日の目的を果たした。あとは自由行動というわけではないが。
 しかしミラーレスではなく、コンパクトデジカメが目的を果たした。まあ、分かっていたことだが。
 ファインダーの見やすさもコンパクト系なのに、そちらの方が見やすかった。接眼レンズの差だろう。接眼部から覗くときの目の角度による変化がない。ミラーレスの方は解像力は高いが、ど真ん中に瞳を当てないと、周辺が流れたりする。だから、解像力や像倍率よりも、接眼レンズの良さが決め手になるが、そんなことはカタログには書かれていない。それが良いのがニコン。
 レンズ交換式のミラーレスの電子ファインダー、一体何をしているのだ。コンパクトカメラやネオ一眼より劣るのを付けている。
 まあ、構図ぐらいは分かるので、よしとする。しかし撮影を目でも楽しみたいときは、やはり光学式の一眼レフの方が良い。もの凄く明るい光の中でゴチャゴチャあるものを見たとき、電子ファインダーは、ガサガサしたり、白飛びしたりする。デジタル臭だ。光学式なら、滲んで綺麗だ。
 リアルな光、リアルな反射を見ているためだろう。
 あとは50ミリなので、淡々と写すが、写しただけ、という写真になった。
 戻りに市街地に入ったときは、旅カメラの出番。遠くに止まっているバスを写していると、人がこっちにやってくる。当然超望遠域なので、目の前に来ているわけではない。それをパチッと写す。50ミリではそんな芸は出来ない。
 商店街のトンネルを横切るとき、人がこちらを向いていないので、さっと旅カメラで望遠で、抜く。スナップ向け、ストリートフォト、散歩カメラは広角から標準までが多いが、実は超望遠が一番写しやすい。
 それで、結果を出したのはパナソニックの旅カメラ。50ミリフナ釣り撮影など遙か彼方へ行ってしまった。やはり実用を取る。
 昼の喫茶店へは、横綱、大関クラスのキヤノンの中級機を持ち出す。光学式一眼レフで、結構重い。28から200までの大人しいレンズ付き。キットレンズなので、純正品。
 やはりこれぐらいのカメラになると、がしっとした撮影になる。カメラが重いためだ。
 畑の脇に黄色く小さな花が咲いている。小さすぎる。豆粒のような花びら。200ミリしかないので、厳しいが、自転車から降りないで、そのまま写す。200ミリでも45センチまで寄れるが、それほどのマクロ性能はないが、かなりボケる。だから主要被写体は小さくても、背景がボケるので、目立つ。ここはやはり受光素子サイズの大きさでボケやすいので、いい感じだ。
 小さなものにでもピントが来る。流石キヤノンの中級機。
 あとは蕾が出ているゴツゴツの庭木。白い派手な花が咲くはず。
 そしてタンポポに似た黄色い花。これも大きく写せないが、背景ぼけで切り離せる。だから花だけが浮かぶ。
 次は高くて大きな木、神木だが、そこに止まっているカラス。200ミリでは小さくしか写せないが、木も入るので、様子が分かる。
 次は放置自転車。これもピントが浅いので、浮かび上がる。広角で写しても遠方はボケている。自転車との距離はそれなりにあるのに。コンパクト系なら全部にピントが来る。それでピントが来ていない背景箇所がそれなりにあるので、写真が柔らかくなる。
 次は寝ている猫。もう飽きた。
 次はまた梅。露出補正が必要。ファインダーでも確認できる。逆光で花が暗いので。ボディー背面の円盤形の輪のダイヤルでダイレクトに露出補正できる。一度シャッターボタンを半押しすれば、それがスイッチになり、後ろダイヤルを回せば露出補正オンになる。半押し後、少し立つと、消える。だから電源を入れていても、露出補正ダイヤルをうっかり回してしまい、ということにはならない。シャッターボタン半押しがきっかけ。
 これも200ミリで写す。背景はボケボケ。実は近代的な建物なのだが、ボケて、姿が分からなくなったので、都合が良い。
 次は桜の花芽。まだ蕾の大きさは変わっていないし、色も茶色いまま。変化なし。
 そして喫茶店に入り、スーパーで天麩羅の盛り合わせを買い、その戻り道、斜光を受けた椿の鉢植え。後ろは店のシャッターだ。これも露出補正を掛けるが、そのままでもよかった。
 そして春になると出てくるマメ科の草。既に花が咲いていた。食べられるほど大きくない。
 日が長くなったのか、昨日は夕焼けシーンはまだ早かった。
 
 
 
■■ 2021年2月22日(月) 午前11時10分
 
 今朝は晴れており暖かい。まるで春が来たようだ。実際に来ているのではないかと思える。ただし昼の気温が一番高い時間帯だけだが。
 昨夜は寒さが収まったのか、室温も高い目で、この前までの暖かさに戻った。今朝は真冬の格好では暑苦しい。しかし、起きたばかりなので、どんなものなのか、分からないまま外に出たので、そんなものだろう。
 寝起きの室内は、暖かいとか寒いとかがない。だから気付かない。というより、気にならない。
 朝の喫茶店までの道で気付いた。陽射しが強いような感じで、眩しい。まあ、真夏はもっと眩しく、陽射しのあるところなど、まともに見られないほど。日影ならいいが。
 まあ、天気が良いので、出やすい。遠出しても良いような気分になる。これは長期予報で見た月曜の暖かさだろう。月曜が暖かいというのを数日前、確認し、覚えていた。よくズレるが、当たっていた。
 ハズレるのではなく、ズレるのだ。
 昨夜は少しだけ夜更かしだったが、今朝はまずまずの時間に目を覚ました。遅くはない。いい感じだ。二度寝もなかった。そして部屋が明るい。陽射しが明るいためだろう。これは冬の朝の部屋の明るさとは違うかもしれない。
 二月も下旬、そしてその下旬が二月は短い。あっという間に月末になり、三月になるだろう。ただ日の流れの速さ遅さは曖昧で、決まったスピードで過ぎ去るわけではなさそう。そこにエピソードが入るためだろう。いつものエピソード、チャプターなら同じスピードかもしれない。
 昨日は喫茶店からの寄り道散歩をしなかったので、寒桜が咲いたかどうかは未確認。咲いている可能性が高い。
 今朝は天気は絶好調なので、行く可能性が高い。
 明日明後日がまた寒いと、喫茶店内から聞こえてきた。天気予報を見なくてもいい。どの程度の寒さかが楽しみ。この時期の寒さは大したことはないはずだが、まだ冬なので、寒さの勢いが消えたわけではないので、もの凄く寒い可能性もある。
 少しだけ遠出したい気分になるのは気候だろう。単純なものだ。
 昨日はしろ菜をポテポテに煮て、卵で綴じた。しろ菜とは菜っ葉のことで、近所の畑でもよく見かける。それが安かったので、買っていた。
 要するに草を食べる感じ。草だけを食べる。それでは頼りないので、卵を溶いて流し込んで蓋のようにしたが。これは薬草のようなもので、他の具は入れずに、それだけを食べる。コツはポテポテになるまで煮込むこと。青いのが茶色くなるほどに。
 醤油を入れすぎたのか、辛くなった。しろ菜から出汁が出るので、少量でよかった。水を入れて薄めた方が良さそうだ。
 醤油は濃い口と薄口がある。淡口は色が付かない。濃い口は茶色い色が付く。しかし塩分は薄口の方が強いようで、薄口の方が辛い。薄口なので、味も薄いのかと思っていたが、逆だった。これは多い目に入れてしまうのが原因かもしれない。
 油揚があれば、細かく刻んで、入れるといいのだが、なかったので、卵だけ。
 このしろ菜、温室育ちが多いが、旬のときはかなり安い。子供の頃、春先によく食べた記憶がある。
 菜っ葉かと、がっくりしたものだが。
 
パナソニックGX7
 昨日はパナソニックのGX7を取り出して、弄っていた。一番小さく軽いGF系を買ったときのキットレンズがあるので、それを付けたりした。50ミリ単焦点レンズと、24から60ほどのパンケーキレンズ。
 このカメラにはいつも電動パンケーキレンズや電動望遠ズームを付けていたのだが、新しいタイプの手動沈胴レンズの方がいい感じなので、それを付けたり、50ミリを付けたりしていた。
 電動望遠ズームは昔買ったもので、G5を買った後なので、かなり古い。しかし、写りもいいし、軽いので、それを使っている。これは古いレンズだがまだ現役機だ。
 GX7に50ミリを付けると、渋い組み合わせになる。縛り撮影だが、スナップのときなど、最初から50ミリなので、逆に使いやすかったりする。
 レンズは明るい。これをオリンパスの一番安いファインダーのないミラーレスに付けて夜などは、これで写していた。ポケットに入るし。
 望遠や広角が欲しいときはポケットに旅カメラを入れておけば問題はない。それなら、最初から旅カメラだけでも良いのではないかという話になるが。
 写りはほとんど変わらない。
 望遠の電動ズームが有利なのは、望遠端175ミリで、35ミリフィル換算でハーサイズなので、倍の360ミリになる。そこからデジタルズームで倍になり、720ミリに達する。これはイケイケだ。別に切り替えなくてもいい。
 この720ミリというのは、パナソニックの旅カメラの望遠端と一致する。
 ただし、旅カメラは24ミリスタートで、広角もあるが、望遠ズームは90ミリから。かなり望遠気味のスタート。そのかわり望遠側に伸びている。
 90ミリというのはかなり狭い。しかし、スナップなどでは切り取りやすい。最初から狭い目の画角なので、楽だ。
 手動ズーム式もいいのだが、このパナソニックのレンズはズームしても全長はそのまま、天狗の鼻のように伸びないし、ピントを合わせてもレンズは出てこない。これは動画用だったりしそうだ。手動ズームよりも電動ズームの方が滑らかにズームできるためだろう。それで古いのに、まだ現役レンズとして売られている。中古なら1万円ほどだ。かなり前だが、それを買っている。
 手ぶれ補正は二段で、この時代、少ないが、GX7はボディー内手ぶれ補正があるので、そちらの方が段数は多い。まあ、静止画用と言うより、歩きながら動画を写す人向けのようだ。
 GX7は、レンジファインダー機のような形をしている。ストリートフォトカメラとして売り出しているのは、あまり大袈裟なカメラではないため、街中でも出しやすいという程度。だから別にストリートフォトとかスナップ専用機ではなく、普通に写真一般を写せる。それだけの機能はびっしりと詰まっている。ただ、小さいが見た目に比べ重い。グリップも浅い。
 まあGFがさらに小さく、ポケットに入るミラーレスなので、それに比べると、大層だが、ファインダーが使えるのがいい。それと写した気になる。
 まあ、ミラーレスカメラなので、レンズ交換ができるので、それで飽きてきたら、付け替えたりする。しかし、交換レンズを鞄の中に入れて持ち歩くようなことはしない。
 まあ、パナソニックのカメラは中古ではかなり安いので、気楽だ。
 今朝はその50ミリとの組み合わせで、喫茶店へ向かったのだが、レンズ交換やズームが面倒な人向けだろうか。画角を考えなくてもいいので、そこだけは楽。
 フナ釣りレンズでもあるので、これをマスターすれば良いのだが、一番易しいレンズが一番難しいという境地は、なかなかやってこない。やってくるのはズームがあれば楽なのに、と思うことだろうか。
 昔、一眼レフを買えば、50ミリレンズが付いてきた。初心者向けというより、レンズがないと写せないので、広角でも望遠でもない50ミリレンズを一応付けて、そこから始めようという感じ。
 50ミリから始まり、50ミリで終わる。
 フナ釣りから釣りを始め、色々とやってきて、最後はまたフナ釣りに戻る感じだろう。
 近所でフナが釣れる川や溝があったが、今はない。だからフナ釣りのたとえは、もう通じないかもしれない。
 
 
  
■■ 2021年2月21日(日) 午前11時46分
 
 今朝は晴れていることよりも暖かい方が目立つ。見事な青空ではなく、白みがかっている。この前の寒さが嘘のような暖かさで、そういう日が続いていたのだが、寒波で中断した。秋は台風で中断する。今までのリズムとは異なるものがいきなり来る。しかし、台風が去れば、去る前のリズムになる。秋なら秋らしい秋の日々のような。しかし、寒くなっていくが、秋の初めはいい感じだ。やっと涼しくなってきたので。
 今はまだ冬なので、寒波が来て、調子が狂うというのはあること。この暖かさでは寒桜が咲くだろう。昨日は見に行かなかったので、咲いていたかもしれないが。寒桜なのだから、寒いときに咲かないといけないが、その寒桜、遅い。普通の桜に追い越されることはないだろうが、僅かな差だったりしそうだ。品種はそうなっているが、早く咲くわけではないのかもしれない。去年も普通のソメイヨシノと同じような時期に咲いていたように思われる。だから、ただの名前かもしれない。
 寒椿もある。これはわざわざ断らなくても真冬でも椿は咲いている。だから全部寒桜になってしまう。
 その寒桜だが、木札があり、そこに寒桜と書かれている。それで、寒桜と思っているが、幹や枝などを見ての判断ではないし、またそれを見ても分からない。場合によっては桜だと言うことも分からなかったりする。しかし、一言、寒桜と書かれていると、もうそれに頼ってしまう。調べないで。これが間違いだということもあるだろう。桜の木は間違わないが、人の書きものは間違う。
 また言葉通り、名前通りに受け取ってしまうと、それが間違いだったりする。呼び名の謂れを知らないためだ。
 しかし、その寒桜、ほぼ寒桜だろう。少しだけ早く咲く程度の。
 去年はどうだったのかは覚えていない。その木に鳥がよく来ていたので、注目ポイントは鳥。今年は珍しく、その寒桜の蕾を観察している。かなり赤くなり、具が見えだしていた。今日はもう一つぐらいは咲いているかもしれない。
 今朝は早い目に目が覚めたのだが、早すぎた。それで二度寝したが、まだ早いので、三度寝した。するとかなり遅くなっていた。もったいない話だが、よく寝たので、満足度は高いが、残念さもある。
 昨夜、少しだけ早寝したので、早起きだったのかもしれない。そういう因果関係がしっかりとあるわけではないが、そういった傾向がある。確率だ。
 起床時間、目が覚めるタイミングは他のこと、色々なこととも絡んでいるのだろう。気温とか、湿気とか、体調とか。外からの刺激とか。だから早寝すれば早く起きてくるとは限らない。もの凄く早く寝た場合は、早い目に起きるだろうが。
 また、寝ても寝てもまだ眠いというのもある。春眠は特にそうだろう。
 冬眠から起きてきたのに、早速春眠に入ったりする。
 だが、春めいてきたので、動きやすくなるのか、活動的になる。大した活動はしていないが、活気づく程度。それで、出掛けたくなる。これは春先によくあること。
 しかし、この時期、昼間は暖かくても夕方前になると、少し冷える。
 
スーパー買い物
 昨日は少し早く起きたわけではないが、近所のスーパーへ夕方、行くことができた。日が長くなったので行きやすくなる。一番近いところにあるスーパーなので、往復移動も早い。
 井村屋のカレーまんが賞味期限切れ台にあったので、買う。カレーまんが欲しいわけではない。選べるのなら、普通の豚まんかピザまんにするだろう。あんまんは駄目。カレーまんは、まあ、ましだろう。ピザまんに近い。
 これで夜食ができるが、100円の天麩羅うどんを買う。アルミ鍋入りではないので、安い。出汁はそのままが入っている。うどんは腰がなく、しょぼい。夜食には丁度いいが、天麩羅がいけない。まあ、油気が欲しいので、きつねうどんは避けた。
 ミカンを買う。小さい方が良いと思っていたが、意外と内側の皮が固かった。それで逆を踏む意味で一番大きいサイズを買う。袋にいくつか入っているが、値段も高かった。触ると柔らかかったので、これならいける。
 井村屋の豚まんもそうだが、小さいので、二つ食べないと、普通の豚まんの一個分に相当しない。しかしあっさりしていて良い。安いし軽い。スカスカの豚まんだが、今回はカレーまん。
 バナナも買う。これは三段階ある。まずは普通のバナナ。定価だ。次は100円タイプ。同じバナナだが少し古いので、皮に斑点が出始めている。次は賞味期限間近台のバナナ。ほぼ捨て値。そのかわり黒い。もう食べ頃なので、こちらの方が良い。黄色くて堅いバナナはしばらく寝かせておかないといけない。だからかなり寝過ぎたバナナを選んで買う方が良いのだが、先に100円になっていたのを籠に入れたので、それを戻してまで、買う気はしなかった。十分安いし、それなりに腐りかけているので。
 バナナは腐りかけが美味しい。
 昔は高かったので、病人への見舞い品。そして、普通に食べるときも、すぐに食べるのはもったいないので、寝かしていた。その方がいつまでもバナナがあるように思われるので。
 次もバナナ。こちらはお菓子で、中にアンが入っている。形はバナナ。それが大きな袋に入っている。小腹が空いたとき、それを食べる。カステラではないが、生地的にはどら焼きとか鯛焼き系だろう。
 メインのおかずはハンバーグ、海老フライ、スパゲティ、ゆで卵、鶏の唐揚げ。ウインナーソーセージ、それらがパックとなった洋食惣菜。まあ、そういう弁当もある。しかし、これは弁当よりも安かった。ご飯は入っていないが。
 鶏肉は食べないので、もったいないが。
 次は潰れ明太子。千切れたのだろう。そういうのを集めて詰め合わせたパック。これがかなり良い。ものは同じだ。熱いご飯と一緒に食べると、おかずはそれだけでもいいほど。ご飯が足りなくなるだろう。
 それは流石に夕食には食べなかった。おかずがないとき用なので。
 ニラを買い忘れた。最近ニラ玉を作っているので、切らしたのだろう。ニラは結構長持ちする。
 野菜は前回行ったときに買っているので、昨日は買わなかった。夕食のおかずがないので、それだけを買いに行けばよかったのだが、バナナが切れているし、おやつも切れているし、ミカンも切れているので、丁度良かったのかもしれない。しかしいらないといえばいらない。
 だが、たまには果実も食べた方が良いだろう。ミカンもバナナも高くない。苺は高いが。
 子供の頃はミカンが大量にあった。正月用に段ボールで買っていたようだ。
 段ボールなので、机にならない。あれは木の箱で買わないと。
 ミカン箱机で勉強。もうそんな子はいないだろう。
 
 
 
■■ 2021年2月20日(土) 午前10時49分
 
 今朝は気温はまし。厳しい寒さではない。また、西風が吹いている。これは太平洋側からの風だろう。それで暖かいのかもしれない。太平洋側からの風は暖房、北側からの風は冷房。
 朝の喫茶店へ行くとき、いつも北風なので、向かい風。風向きなどは考えていないが、自転車のペダルが重い。しかし、今朝はそれほどでもない。そして北へ進み、東へ入り込むのだが、このときペダルがもの凄く軽い。西風なのだ。
 しかし、帰りはその逆になるので、同じことだが。
 風向きは見えない。旗でもあればいいが。また場所により、風の流れが違う。厳しいのはビル風。だから風の強い日は、高層マンションなどの前の道は避けている。かなりの突風だ。それもいきなり来る。
 狭い路地とか、裏道に入り込むと、まし。風除けがあるので。
 今朝はまずまずの天気なので、喫茶店からの戻り道散歩ができそうだが、寒桜が咲いているかどうかを見る程度。これが目的。昨日は咲いていなかった。
 今朝はまずまずの時間に目が覚め、一発起き。二度寝はない。昨夜は早い目に寝たので、いい感じだ。時計を見ると、二度寝する余裕がない。それで一発起き。隙あらば二度寝に持ち込みたいところだったに違いない。
 この二三日ガクンと気温が落ち、寒かったのだが、回復していくようだ。長期予報を見ると、まだ寒い日はあるが、当然だろう。例年二月いっぱいまでは寒いどころか、一番寒い真冬の底のはずなので。
 暖かくなればなったで今度は暑いとなる。暑さでダレてしまう。春になり、暖かくなった場合でもそうだろう。だから多少寒いほうがましなのかもしれない。しかし、それはまだまだ先。
 暑さ寒さも彼岸までというか、そこを越えれば季節が入れ替わるのかもしれない。春の彼岸は昼の時間と夜の時間が同じ日のはず。冬至と夏至の丁度中間あたり。三月の中旬あたりだろうか。桜の花がそろそろ咲く頃だろう。桜を見た方が、季節が分かったりする。春分。分けているのだ。
 二月の下旬に入ろうとしている。三月の声が聞こえそうだ。これは春が近いが、二月はまだまだ冬。
 御水取りの頃をすぎないと冬は終わらないというのがある。関西方面だけの話だが。
 
尼崎方面散歩
 昨日は晴れていたがそれなりに寒いが、日がまだあるだけまし。昼の喫茶店からの戻りに、逆方向の尼崎方面へ南下し、大阪寄りの東へ向かうコース。これは中古屋コースで、久しぶり。
 その途中に植物園があり、あまり普通の家の庭先にはないような花もある。冬なので、花が少ない季節だが、それなりに咲いていた。
 中には野草もある。これは植物園が植えたものではなく、草の生えているところに勝手に生えたものだろう。敢えて抜かないのは、植えなくても植わっているためかもしれない。
 カメラはニコンのA1000というカメラ。いつも使っているニコンP950が一眼レフタイプだとすれば、こちらはライカタイプ。ポケットに入る。写りはどぎつい。ニコンらしい。
 散歩とは言え、目的地があるので、ウロウロするわけではないし、それに寒いので、この程度のカメラで十分。それでも24から800ミリまでのズームが付くので、一般的な風景なら十分な望遠。
 植物園を出て、一寸した下町を通り抜け、一直線に幹線道路で中古屋へ向かう。途中、あまり良い場所はない。幹線道路沿いなので。
 中古屋に入り、カメラを見る。
 キヤノンの世界最小最軽量一眼レフX7が元箱入りで出ていた。最近よく見かける。どっと中古で出ている。もうかなり古いためだろう。X9があるので、もう遅い。
 その他のカメラが消えている。売れたのだろうか。コンパクト系の安いのが並んでいたのだが。
 富士の単焦点レンズを前回見たが、今回は全て消えていた。中古といっても結構高い。買う人がいるのだろう。半年ぶりなので、色々と変化があったのだろう。
 道路のこちら側から向こう側の店舗などを写した程度で、A1000でも十分間に合った。そして日常移動コースに戻ってくるあたりでいい被写体があった。だから遠くまで行くことはなかったようなものだが、中古屋が目的なので、それは仕方がない。
 普段とは違う風景が目に入るのだが、ピンとこない。写すようなものがない。逆に日常移動コースの方が撮すものが多い。
 最後は神社を前景にした夕焼け空。そして住宅に当たる西日。などを写した。いつも通っているところだ。
 かなり冷えたので、コンビニでおでんセットを買う。鍋で自分で温めるタイプだ。おかずが切れていたので、丁度良かった。野菜の煮込み鍋はあるので、おでんは別鍋で温めることになる。
 それと豆腐が切れていたので、それも買う。またコーヒー牛乳も切れかかっていたので、それも買う。
 たまにしか行かない店だが、いつものコンビニとは違う系統なので、少しだけ見慣れないものがある。
 寒いので冷えたが、日が長くなったので、そういうことができるようになったのだろう。
 このA1000はファインダー付きの旅カメラ。パナソニックもそうだ。
 それでよく使うのはパナソニックで、カメラの動作が良いので、こちらばかり使っている。ニコンの写りは強いがパナソニックの写りは優しい。だからあまりパナソニックの旅カメラは迫力がないのだが、ピントもよく合うし、暗いところでも何とか合う。
 昨日のように自転車で、一寸距離があるところへ行くときは、猫や鳥は滅多にいない。まあ、近所の日常移動範囲ではいるところを知っているので、その差だろう。だから超望遠は必要なかったりする。
 しかし、パナソニックは700ミリ少し、ニコンは800ミリまであるので、超望遠といえば超望遠。
 車道を挟んで、向こう側の店舗などを写すには少し望遠がいるが、200ミリもあれば十分だろう。
 だから一眼レフのキットレンズでよくある28から200とか300とか400あたりの高倍率ズームがあれば十分。しかし、気楽な散歩というより、目的地までの道沿いをちょい写しする程度なので、コンパクト系で十分。まあ、あまり写す気がないためだろう。そしてポケットに入るのがいい。
 昨日はそれで久しぶりの遠出に近い。しかし、たまに行くコースなので、新鮮さはない。先日は武庫之荘の喫茶店まで行ったので、いつもの日常移動コースの圏外にそろそろ出てもいい気候になってきている。昨日はまだ寒かったので、それ以上遠いと、厳しいが。
 しかし、武庫之荘へ行ったのは、いつもの昼の喫茶店が休みのため。昨日は中古屋が目的のため。だから、純粋に散歩で遠くへ行ったわけではない。やはり目的がないと、行く名目がないので、出にくいのだろう。
 
 
 
■■ 2021年2月19日(金) 午前10時50分
 
 今朝は曇っており寒いが、風がない。それだけで随分違う。気温は低い目だが、昨日ほどではない。夜から朝にかけても氷点下にはなっていない。だから昨日よりも、少しはましだが、肌寒いことは確か。昨日との違いは晴れていないので、陽射しがない。これがないかわりに風がない。
 昨夜も寒いので、固まっていた。ただ布団の中は暖かい。電気毛布を強い目に最初からしているので、温泉。
 そして冬らしく、乾燥しているのが分かる。雨が降っているときでも、湿度が低い。カサカサしている。湿度計がそれを示している。湿気が少ないのは良いのだが、指の滑りがよすぎる。
 今朝はまずまずの時間に目が覚めた。いい感じだ。しかし、ほんの僅かだが二度寝。それでも数分も経っていないので、問題はなかった。
 夜中に一度もトイレに立たなかったので、よく寝ていたのだろう。その前の晩の眠りが浅かったためか、眠りが足りないので、昨夜は深く寝たのかもしれない。夜中に目を覚まさない方が良い。
 朝の喫茶店はガラガラで誰もいない。開店しているはずだが、まだ準備中のような感じ。しかし、それほど早く来たわけではない。朝一番の客はもう帰ったのかもしれない。二人ほどいるが、さっと来てさっと出る。
 早く暖かさが戻れば良いのだが、例年この時期はまだまだ寒いはず。しかし、今年は暖かいので、この寒さは余分だと思ったりする。本当はこの寒さで普通なのかもしれないのに。
 まあ、そのうち暖かくなっていくだろう。黙っていても。そうでないと四季は回らない。これは勝手に回っている。人の意志とか思いとかに関係なく。だから待てば暖かくなる。春が来る。
 その証拠に日が長くなっているのが分かる。夕方が遅い。まだ日があるのかと思うほど。
 今朝は曇っているので、寄り道散歩は考えもので、行く気はしないが、ニコンのネオ一眼を鞄に入れている。信号待ちでポチッと写すが、大袈裟なカメラだが、意外とさっと出してさっと撮してさっと鞄にしまえる。人が多い場所なので、背面液晶撮影。
 いつもの信号待ちの場所から見る空。それで天気が分かる。曇っているので、それが白い。今朝は曇っているというだけの写真だ。
 昨夜は朝の喫茶店で客から貰ったインスタントラーメンを夜食で食べる。袋の絵を見ると、お湯を注いでいるところがあるので、チキンラーメンのようなものだと思っていたが、麺が妙。ビーフンかと思ったが、湯で戻るのだろうか。
 それで薬味などを入れ、湯をかけて三分以上待つ。スープは後入れのようだ。
 食べてみるとソーメン。だからにゅうめんだった。温かいソーメン。まあ、味噌汁の中に入れることもあるのだが、にゅうめんはラーメン風。椎茸とかえのきの欠片が入っていた。それは別袋。そして七味。
 そのため、あっさりとした夜食で、夜食としてはこれは理想的。ただ三分以上蓋をしたままなので、伸びたのではなく、熱くなくなっていた。やはりアツアツを食べたいところ。
 このにゅうめん、もう一袋ある。客から貰ったのだが、国から送ってきたとか。いったい何処の都道府県だろう。
 最近夜食を食べているのは、昼を抜いているため。夜食を食べるので、夕食は早い目でもかまわなくなった。あまり早く食べると寝る前、腹が空く。しかし、夜食があれば問題はない。
 二月も下旬に近付いている。早いと思うか、まだ二月なのかと思うかは、日々の暮らしぶりによるのだろう。ただ、月日を気にしているときに限られる。
 二日ほど前の朝の散歩のとき、いつもの寒桜を見たがまだ咲いていなかった。寒い日で雪が舞っていたのを思い出す。今朝はどうだろうか。
 
日常移動撮影
 昨日は寒いので、何ともならないので、散歩はなし。いつものように昼の喫茶店の往復で、少し写しただけ。
 カメラはキャノンのネオ一眼、その前はニコンのネオ一眼。猫や鳥に強い。まあ、風景は同じでも鳥はいきなりそこにいる。猫は定位置があり、そこへ行けばいる確率が高い。昨日は一匹だけ猫がいたが、寒そうに寝ており、反応がない。同じ絵になるが、まあ少しは光線が違うし、また寝方も違う。ぐるっと輪を描くように尻の方に頭を持っていって寝ている。これが一番暖かいのだろうか。そして寝るための姿勢なので、楽。
 その手前にある道沿いのフェンスに傘が置いてある。忘れ物ではなく、落としたのか、捨てたのかもしれない。長く置いてある。細い傘で持ち手も細い。婦人用だろう。これをキヤノンのネオ一眼でファインダー撮影。背面液晶でも良いのだが、このカメラは液晶の反応が良いし、ズームも滑らかでいい感じなので、使いやすい。そしてこのカメラもファインダーはイオスM系ミラーレスと同じファインダーのようなので、まさにミラーレス並。だからファインダーを使わないと損というわけではないが、そのようにできている。メインはファインダーで、ファインダーはおまけでメインは液晶のカメラとは違う。
 背面液晶は横開きだが、滅多に開いたことはない。ファインダー撮影の方が多いためだ。
 ローアングルでもしゃがみ込んで写した方が構図が取りやすい。
 戻りはまだ太陽が高いので、夕焼けまで間があるので、夕焼け写真はなし。そのかわり川沿いにカラスがいた。こういうとき、ネオ一眼を持ってきていると、助かる。標準ズームでは写せない距離。まあ、鳥は無理なので、最初から見向きもしないだろうが。
 陽が当たっているカラス。だから真っ黒ではない。しかも傾きかけている太陽からの直射日光。
 それで数枚写す。また三羽ほどいるのか、何やら集会でもしていたのか、悪さを仕掛ける前か、さっと散ったが、まだ近くに止まっていた。そちらは逆光だが、カラスの輪郭に光が来ている。光のエッジが立っている。
 1300ミリ近くの超望遠搭載ネオ一眼なので、こういうのには強い。カメラも小さく軽い。まあ、一眼レフに比べての話だが。
 P950だと、もっとアップで写せたし、画質もニコンの方が良いが、素早さではキヤノンが強い。
 そのあと、川の側面に浮かぶ影などを写す。今さっき超望遠を使っていたのに、今度は21ミリの超広角で全体を写す。この幅の広さ、一台のカメラでさっと切り替えられる。
 ただ撮影好きの人のカメラで、カメラ好きの人のカメラではなさそうだ。
 鳥や猫などを写さないのなら散歩撮影では望遠は200ミリもあれば十分だろう。一般的な風景なら。一眼レフの28から200ミリ相当の高倍率標準ズームがあれば、それで十分かもしれない。最低でも135ミリあれば、何とかなる。
 
 
 
■■ 2021年2月18日(木) 午前11時02分
 
 今朝も寒い。しかし天気はいい。晴れている。風は昨日よりもまし。だが気温は昨日よりも低いかもしれない。これは寒波だろう。ガクンと寒くなった。
 暖かい目の日が続いていたのが嘘のようだが、これが去れば暖かくなるようだ。天気予報ではそうなっている。日曜とか月曜の気温が高い。20度近くまで上がるようだ。
 今朝と言うより、昨夜から早朝にかけての最低気温はマイナス3度。これは伊丹空港のもの。当然瞬間的にそこまで下がっただけで、ずっとマイナス3度ではないが、眠りが浅かったような気がする。一度朝方目が覚めたのだが、寒さのせいだろう。電気毛布を強い目にした。そうでないと寒いので。
 その前の晩はそんなことはなかったので、昨夜の寒さは結構きつかったように思われるが、果たして、そんな予報があったのだろうか。
 十日間予報にあったかどうかは見ていない。最近は穏やかな日が続いているので、注意して見ていなかったためもある。
 穏やかな日々、このまま春になるのではないかと思われたが、ガクンときた。気温が。
 そういった自然界のリズムというか、筋書きは、他のことでも起こっているのかもしれない。ある日突然ガクンとくるような。
 しかし、いずれ回復するのが天気。このまま春が来ないわけではない。
 昨夜も寒くて、久しぶりの真冬。かなり春に近付いていても、寒い日がまだあるはず。春になっても寒い日があるのだから。
 こういった寒暖差で、体調を崩しそうだ。
 今朝はまずまずの時間に目が覚めた。二度寝はないが、よく寝たという感じがしない。良い時間になっていたので、起きただけ。もう少し早ければ二度寝しただろう。
 昨夜は残っている讃岐うどんでかき揚げうどんを作る。スーパーで買ったかき揚げを入れるだけ。下手な天麩羅よりも、ボリュームがある。中に野菜の切れ端や乾燥海老の大きいのが入っている。
 讃岐うどんを伊勢うどんのように煮込むが、それほど柔らかくならなかった。これを夜食にしたので、身体が暖まった。残っているのは焼きうどん。
 五パック入っており、あとひとつで、全部食べたことになる。しかし、讃岐うどんは腰がありすぎて、夜食には合わなかったりする。もっとしょぼいうどんがいい。まあ、一番安いうどん玉を買えばいいだけのことだ。出汁も売っているし、惣菜売り場で天麩羅を買えば、それで、天麩羅うどんになる。
 先日、武庫之荘の喫茶店まで寒くて風の強い日に往復したので、これぐらいの寒さでも、遠出ができそうな雰囲気だ。ただ、風景を楽しむような散歩にはならないので、やはりもう少し暖かい日が良い。そういう日はかなりあったのだが、川西方面へ、一寸突っ込んだけ。もう少し距離が欲しいところ。
 遠くまで来たという感じがしないので。
 
寒中日常移動撮影
 昨日は晴れていたのだが久しぶりに寒い。朝の喫茶店からの戻り道散歩をしたが、寒いので手が冷たくなりだし、雪まで舞ってきた。散歩どころではないので、一気に戻った。
 昼の喫茶店往復はニコンP950を持ち出す。
 寒いので、写している場合ではないが、晴れているので天気はいいのだろう。
 このカメラはメイン機。戦艦コンパクトデジカメだが、ファインダーはミラーレス並の大きさと解像力がある。やはり鮮明に見えているファインダーの方が良い。ギザッとしたものが出るタイプよりも。これはファインダーは大きくても解像力がないタイプに多い。
 逆に小さなファイダーで解像力の低いタイプは、意外とすっきりしている。中途半端なファインダーよりも。
 まあ、ファインダーだけなら、光学式の一眼レフのファインダーが一番しっくりとくるが。
 網のフェンス。それに沿った道から、網の目が詰まり、もう網ではなくなっているところを写す。斜めから見るとそう見える。当然遠くの方はそうなっているが近くは網の目状態なので、中が見えるが。
 だから、遠くの詰まって見えているところだけをくり抜いて写す。最初から望遠狙いだ。望遠でしかその絵は作れない。
 次は放置自転車、ミニサイクル。かなり前からある。数ヶ月だろうか。半年にはならない。それを真横からストレートに写す。こういうものも丁寧に撮ると、気持ちがいい。人がいないので、ゆっくりと構えられる。
 こういう自転車、錆が出ている自転車だが、フィルム時代にニコンF2というカメラで写したのを思い出す。ニコンの最高級機だった一眼レフだ。もうその時代は終わっていたので中古で安く買った。憧れのF2だ。F2フォトミックなので、露出計が付いている。取り外せる。針を見て合わすタイプ。ピントも合わせないといけないし、露出も合わせないといけないので、面倒な時代だった。今なら操作と言えばズーム操作とシャッターを押すだけ。
 AFで写せば、ほぼピントの合った写真になる。まあ、フィルム時代はフルサイズ一眼のようなものなので、ピントも浅いが、P950はコンパクト系なので、広角側はピントは深い。だから、さらに楽。
 次は寝ている猫。昨日はかなり二匹が近くにいた。くっついていないが。
 P950で写すと、解像力が高いため、毛がそれこそ毛羽だったように写り、リアルすぎ。
 次は、また梅。かなり咲いているので、今が一番良い時期なので、それを写す。ほぼ満開だろう。
 これも雌しべか雄しべか知らないが、その一本一本までキリッと写る。逆光だったが、露出も合っていた。白飛びしやすいのだが、何とかなった。
 しかし、このP950はフルオート撮影でも露出補正が効く。しかもサイドダイヤルを回すだけ。露出補正ボタンを押さなくてもいい。ダイレクトだ。だから露出補正に関してはファインダーを覗きながらレンズ側にあるダイヤルを回せばいいので手がすぐに届く。円盤形のダイヤルではなくコブだ。これが柔らかく、回してて気持ちがいい。引っかかりはない。スルスルと回る。レンズ側にあるので左手でできるので楽。
 寒いし、遅起きなので、戻り道はもう夕方。エディオンでマウスパットを買ったので、店を出たとき真正面に夕日。グランドのネットの向こうに鉄塔。いい感じだ。
 最後は枝だけになった柳の木。夕日を受けた雲が少し赤い。家や電柱に夕日が当たっているのか、色つきの電柱になった。柳の枝も、夕日で色付いていた。これはそれなりの望遠で切り取っている。
 流石メインカメラ、抜群の安定感だ。カメラも安定しているが、写りも安定している。
 戻ってきて、アップデータがあるかもしれないと思い、検索すると、バージョンがコンマだけ上がっていた。それまではずっとバージョン1。長い間そのまま。まあ、関係のない不都合のアップだったが、そのついでに、こっそり、不都合のあるところも直していたりしそうなので、更新しておいた方が良いだろう。
 
 
 
■■ 2021年2月17日(水) 午前11時56分
 
 今朝は晴れているが風が強く、そして少し寒い。昨日と同じような天気だ。
 風があるので寒いのだが、部屋の中でも寒い。それほどの冷え込みではないが、まあまあ寒い。寒さをめでているわけではないが。
 朝の喫茶店までの道も風が強く、ペダルに力がいるのだが、向かい風のはずだが、それほどでもないので、いつもの風の方角とは違うのかもしれない。白い大きな雲が出ており、それが不気味。夏の入道雲にしては低い。しかし、大きい。風の影響だろうか。攪拌、かき混ぜられて、そんな形になったのだろうか。
 それよりも、今朝は遅起き。かなり遅い。一度、目を覚ましたのかもしれないが、覚えていないので、二度寝ではない。昨夜少し夜更かし気味だったので、まあ、多少遅起きでも文句は言えないが、天気のせいかもしれない。少し寒いので。
 遅起きだとゴミの車が行ってしまうのが心配だったが、まだだった。助かった。年末に遅起きしたとき、行ってしまったあとだった。あれは年末最後のゴミ出し日だったためか、早い目に回ってきたのかもしれない。
 まあ、遅起きしても、影響が出るのはゴミ出しに間に合わないかもしれないことだが、毎日ではない。
 喫茶店に入ると、いつもと変わらない。時計さえ見なければ。
 客層も少しだけ違っているはず。いつもの時間帯にいるはずの客はもう出たのだろう。
 昨日今日の強い風、春一番なのかどうかは分からない。天気予報を見れば春一番とか言うかもしれないが。しかし、まだ早いような気がするし、この風、北側の低気圧から来ているので、普通の冬の風だろう。
 木枯らし一号と春一番の風の間が冬。
 それでやっと着られるようになった偽ウール地のオーバーのようなジャケットの出番がない。一応冬物なので、早い目に着ないと、時期が短い。春でも着られるほどすっきりとしているが。
 今朝はいつもの分厚い目のダウンジャケット。これは活躍している。まだまだ着る日が多いだろう。
 日の出は分からないが、日の入りが遅くなった。夕方が遅い。それだけで一日が長くなったような気になる。
 今朝のお供のカメラは久しぶりにパナソニックのネオ一眼。ズーム比を欲張らないネオ一眼で600ミリまで。しかしレンズは全域でF2.8というとんでもない明るさ。パナソニックネオ一眼の中では高い方。安い方は1200ミリほどあるし、広角は何と20ミリ。安い方もよく使っている。そちらの方が小さく軽いためだ。ただ、夜道などはしんどい。
 風が強く、起きた時間も遅いので、喫茶店の戻り道散歩は考えものだが、晴れているので、行こうと思っている。寒桜が咲いているかもしれないので。
 
武庫之荘へ
 昨日は昼に行く喫茶店が入っている商業施設が年に一度のメンテナンスで、丸一日休み。店屋は全部休み。それが火曜日だと言うことは知っていたし、昨日は火曜日であることも知っていた。しかし結びつかなかった。それで、平気な顔というか、平常通り喫茶店へ向かった。天のみが知るではなく、ほぼ来る人は知っているだろう。ただ、その貼り紙を見た人なので、よく来る人に限られるが。
 それで、これはまずいと思ったが、何ともならない。その近くに喫茶店があったが焼き肉屋になっているし、少し遠いがもう一店があるが、しばらく行っていないので、もう行けなくなっている。
 それで、塚口まで行けば何とかなるはずだが、行き慣れていない。ファスト系と個人喫茶があるのは知っている。それぐらいしかない。この塚口はコーヒーの青山の本店がある場所。だから青山が三店ほど駅周辺にあったのだが、影も形もなく、消えている。
 いつもの昼の喫茶店以外の店へ行くときは昆陽か、武庫之荘。どちらも地名。そういう町がある。
 しかし、昆陽の喫茶店は二店があったが、一店になり、その後、禁煙になったので、ちょと苦しい。
 残るは尼崎。禁煙になっていない喫茶店が多い。武庫之荘にも煙草が吸える喫茶店が二店ある。
 それで、武庫之荘まで行くことにしたが、方角は戻り道で、そこまで来た距離が余分。
 しかも昨日は寒く、風も強い。穏やかな日はいくらでもあったので、そんなときなら散歩撮影でも楽しみながら行けるのだが。
 そして武庫之荘の喫茶店に無事到着。店の人は同じ。バイト店員も前に見た人と同じ。秋の初めに来て以来。
 そこから遠征を目論んだのだが、まだ暑くて、行く気が失せたのを思い出す。
 店内は何も変わっていないが、客が結構多い。広いので、何とかなる。二階もあるが、そちらは禁煙だ。
 偶然その日、同じ珈琲館の前で写真を写したばかり。伊丹の店は禁煙になった。尼崎の店は大丈夫。店長判断でいけるのだろう。コメダは全部禁煙になっている。
 もう少しいい日和なら撮影を楽しみたかったが、そうはいかないので、さっさと戻った。ついでにスーパーで夕食のおかずを買った。小さなスーパーだが非常に安い。チェーン店ではない。
 それで、写真も少しは写したが、やはりネオ一眼の方がいいか、というのが感想。
 
 
 
■■ 2021年2月16日(火) 午前11時14分
 
 今朝は晴れているが、風が強く、少し寒い。天気予報を見ると北の低気圧が強いらしい。台風並みとか。
 このまま春になるのではないかと思っていたが、やはり北からの低気圧には勝てないようだ。冬に戻される。しかし、今年は暖かいので、これが例年なら普通に寒いという感じだろう。
 オーバーのようなジャケットは朝はまだ早い。昼間はそれで十分だが、夕方になると、それでは不十分だったりする。
 春は昼から来る。朝からは来ない。夕方からも。秋は朝から来る。夕方からも。昼はまだ夏。
 朝夕涼しくなってきたと言うのは秋の初めだが、春の初めはどう言うのだろうか。
 今朝はそれでいつもの真冬の服装で丁度いい。これでは暑苦しくて、首巻きを外したほどだが、今日は必要。
 今朝はそれほど早く起きてこなかったが、それなりにいい時間。少し遅いが、まずまず。これ以上遅いと、困る遅さになるが。まずまずの範囲内の端っこにいる感じ。昨夜は夜更かしではないので、もう少し早い目に目が覚めてもいいのだが、覚めても起きないので、それを学習したのかもしれない。睡眠機能が。
 目は覚めるが起きない。早いためだ。今朝は最初に目が覚めた時間に起きている。だから二度寝はない。
 眠いときは時計を見ないで、二度寝する。目も開けない。
 晴れているので、今朝は喫茶店からの戻り道散歩に出られるかもしれない。しかし、同じコースなので、結構飽きているが、寒桜が咲きかけているので、それがどうなったか続きを見たい。こういうどうでもいいようなことの方が引っ張る力がある。
 朝の喫茶店でもらい物をよくする。連続だ。昨日はみたらし団子を貰った。客が持ってくる。その前はカレーパン。今朝は国元から送られてきたという特産品のようなもの。いずれも客のおばさんだ。
 しかし、店からもよく貰う。チョコレートを先日貰った。しかもしっかりとした紙袋に入っていた。紐でぶら下げるタイプの。高そうなチョコレートが入っていた。コーヒー代よりも高いのではないかと思われる。
 カレーパンなどは、近くの手作りのパン屋があり、人が並んでいる店。そこで買ってきたものらしい。その前はクリームパン。これが美味しいらしく、クリームが違うと言っていた。
 こういうのは店の人が皿に載せて持ってきてくれる。朝からおやつ。これは戻ってからの朝食に影響するし、寝起きに甘いものは厳しい。カレーパンは甘くなかったが、かなりのボリュームで、行列ができるだけのことはある。大きいし。
 今朝貰ったものは夜食になりそうだ。
 昨夜の夜食はスパゲティ。三食分あるのだが、それで最後。粉末濃厚ケチャップソース付きとなっている。フライパンで炒めるタイプ。麺が柔らかいので、うどんよりも食べやすい。
 讃岐うどん五タイプパックはまだ残っている。これは腰のあるうどんなので、湯がき直すとき、時間を掛けた方がいい。伊勢うどんのように。
 先日買った一本丸ごとの大根は硬かった。半分タイプの大根が柔らかくて溶けそうな程で、それが二本続いたので、一本そのままを買ったのだが、失敗。煮込んでもそれほど柔らかくならない。いつもは葉のある部分。だから先の尖っている方は買っていない。一本丸ごとなので、先の方から食べている。そちらの方が硬いのかもしれない。葉のある箇所に近付くほど柔らかくなることを期待するしかない。
 今朝のお供のカメラはソニーのネオ一眼。これもミラーレスキラーカメラだ。当然ながら、写りは変わらないというよりも、こちらの方が写りに切れがある。α6000が出ていた時代に近いカメラで、その後後継機が出ていないので、ファインダーなどは小さい。しかし良く見える。解像力も低いが、ピントはよく分かる。これでいいのではないかという感じだ。
 当然、先日展示品特価で買ったα6000に標準ズームを付けたものよりも重いし大きい。どちらが高いカメラなのかがよく分からないほどデザインも垢抜けしている。それにレンズはツアイス。
 しかし、撮影感触はα6000の方がいい。小気味いいシャッター音とかで充実感がある。写したという。
 だから、ただの趣味性、好みだけの違いかもしれない。写りは変わらない。
 
日常移動中撮影
 昨日は雨が降っていたが小雨。富士の水中カメラで信号待ちのとき一枚写した程度で終わると思っていたが、喫茶店を出たとき陽射しがあった。しかしやはり雲が多く、すぐに曇りだし、雨もまた降り出した。
 それで寄り道散歩などはできなかったが、少しだけ、そのへんを回って写す。
 ソニーのα6000に標準ズームを付けた組み合わせ。
 特にどうということはなく、いつも写しているような場所なので、写真も似たようなもの。
 古い食堂があり、ここはお金のあるときに昔、行っていた。決して高いわけではない。大衆食堂と変わらないのだが、意外と大衆食堂の方が高かったりする。
 その店の前を写す。丁度人が途絶えたので。いつでも写せる店だが、タイミングがある。
 梅がまだまだ咲いており、飽きるほどだが、見ると写したくなる。花が多いと、選択の必要がある。数は多くても、丁度の花が意外とない。背景が悪かったり、重なり合いすぎていたりとか。
 最短撮影距離25センチまで広角端で寄れるが、少し物足りない。コンパクト系なら、もっと寄れるので、広角マクロができる。まあ、25センチ寄れれば十分だが。レンズ先端からではない。
 冴えない天気なので、何ともならない。雨が降っていないときもあるので、それだけでも幸いだろう。
 画面の左半分側にある被写体。こういうのも構図を変えないで、そのままシャッターを押せば左側に合ってくれる。最も近い距離だし、分かりやすい被写体なので。こういうのは流石に素早い。おそらくその距離ならマクロモードに入っているはず。シーン自動認識なので。
 風景モードに入ると、怖いほど絞るようだ。そこまで絞らなくてもいいときでも。
 そのため、横切る自転車を止められなかったりする。ピントは入っているのだが。
 70ミリほどしかない望遠だが、300ミリ近くまで伸びる。怖い話だ。電動ズームはイケイケなので、回せば一気に望遠端まで行ってしまう。これは戻さないと、荒れた絵になるのだが、そのまま写した。ピントさえ来ておれば、何とか使える。使えるというより、観賞に堪える。ただし、個人的にはそのレベルは低い。粗くても中味だ。
 昼の喫茶店往復は雨はやんでいたので助かる。前日は望遠ズームを持ち出し、梅を撮ったが、昨日は標準ズーム。
 そのかわりパナソニックの旅カメラをポケットに入れていたので、それで梅を写す。このカメラだけでもいいのではないかと思われるが、それを言ってはおしまいだ。
 ただ青い空に雲の写真は空の抜けがやはりミラーレスの方がいい。しかし良く見ないと分からない。受光素子の差など、本人にしか分からなかったりする。
 畑に咲いている赤くて小さな花が咲いている。それで、真っ赤になっているので、柵の隙間から写す。これは解像力が必要だろう。非常に細かい。だからもの凄く細かい書き込みをした絵のようなもの。これは流石ミラーレスという感じだった。
 橋の上から暮れかかる空を写す。これもしっとりとした絵だ。明るい目に出ないのは癖だろう。こういう光線状態の悪いときは、コンパクト系よりも強いが、その写真だけ見れば、何処がどう違うのかは分からないのだろう。
 次は西日がまともに当たっている植え込みと日影の道を写す。露出はどうなるのか。暗い目に出たので、明るい方に引っ張られたのだろう。シーンモードは見ていないが、ソニーにもスポットライト認識がある。しかし、結構光線が当たっているところは飛んでいるので、中間狙いだろう。これはいい感じだった。写してみるまで分からない写真なので。
 太陽がまともに来ている逆光。フレアが出そうだが、一本だけ光の線が走っただけで済んだ。影になっているところは真っ暗ではない。光源からの光をまともに受けているのだが、跳ね返してくれた。キットレンズの電動ズームなのに。おそらくソニーで一番安いレンズではないかと思われる。
 
 このα6000は作画用のアート作品ではなく、ドキュメンタリー系ではないかと思われる。小さく軽い機動力はコンパクトカメラ系に近い。安易に言えばお散歩カメラだ。
 逆にコンパクト系のお手軽カメラで、アート性の高い写真を写してもかまわない。道具を選ぶのは自由。自分に合ったものを選べばいい。
 逆に立派なミラーレスであるα6000でコンパクトデジカメ的に写してもかまわない。そちらの方がよかったりする。
 速写性がある。連写ではなく、電源を入れた瞬間シャッターが切れる。全てフルオートのシーンお任せモードで。
 写していて、画質ではなく、撮影での切れ味が鋭い。これはかなりの快感だ。
 
 
 
■■ 2021年2月15日(月) 午前11時20分
 
 今朝は雨。久しぶり。ずっと晴れていたわけではなく、たまに雨は降っていたのだが、なぜだか久しぶりに見るような感じだ。雨だけではなく風が強い。荒れているのだろう。まさか春一番ではあるまい。しかし、そういわれてもそんなものだろうと思ってしまうほど暖かい日が続き、春めいていた。今朝も暖かい。
 また、昨夜などはかなり暖かく、部屋の寒暖計は20度になりかかっていた。この時期は10度ぐらいだろう。当然これは室内なので、一般的な気象庁の伊丹空港の気温はその時間12度ほど。
 電気ストーブでは室温は上がらないのだが、上がったのかもしれない。部屋は締め切っていない。隙間風も入る。
 ひと雨ごとに暖かくなるのが、この時期なのかもしれないが、三月になってからの話かもしれない。だが、気温は二月ではなく、三月頃に近いのではないか。
 昨日の昼間の最高気温は20度。これは瞬間的に出た数値だが、かなり暖かいと言うより、暑かった。これは秋に20度ぐらいだと寒くなったと思う気温だが、真冬からの話だと身構えが違うので、暑く感じる。
 それで、昨日はやっと先日買った薄い偽ウール地のオーバー風のジャケットを着ることができた。軽快だった。
 今朝は雨なので、濡れることを考え、いつもの分厚いダウンジャケット。雨で気温が下がると思っていたが、それほど寒くならない。
 ビニール傘の曲がり具合がひどいので、今朝は普通の紳士傘。ビニール傘は心棒が曲がっているので、開いたり閉じたりするとき、力がいる。もう限界だろう。それにサビが入っている。こういう傘ほどなくさないで長生きしている。
 今朝は少し遅起き。雨のせいだろうか。ゴミの車が行ってしまう時間だが、出るとき見ると、まだゴミはあった。しかし、用意する気が最初からないので、間に合うが、そのまま喫茶店へ向かった。雨の日のゴミ出しは面倒。
 その雨は、朝はやんでいるのかと思うほど弱い。途中で傘を閉じたほど。風があるので、傘が煽られる方がきついので。
 まあ、大した雨ではなかったので幸いというべきだろうか。戻りは分からないが。
 二月も中旬に入った。ここまで来たかと言うことだが、冬越えの醍醐味はない。まあ、楽な冬越えで良いのだが、こんな年は初めてだ。
 しかし、寒桜はまだ咲かない。冷静だ。寒くないので、咲かないわけではない。今朝、咲いているのかもしれない。これは喫茶店の戻り道散歩の時に見る一本の姥桜。昨日、見たときは爆発しそうだった。
 今朝は雨なので、寄り道散歩はしないので、確認できない。
 姥桜対花咲か爺の話はない。何を対決するのだろう。よく考えると、爺婆バトル。
 今朝は雨なので、富士の水中カメラ。特に写すものはないが、信号待ちのとき、斜め後方を写す。手の平に隠れるほど小さいので、目立たない。ノーファインダーに近い写し方だが、このカメラなら許される。
 喫茶店内でも写しやすい。このカメラだけで、いいのではないかと思えたりする。
 
ソニーα6000散歩撮影
 展示品特価で買ったα6000という古いカメラ、昨日は早速朝の喫茶店まで持って行く。レンズは標準沈胴電動ズーム。だから縛り撮影で、望遠撮影はできない。しかし、広角端の最短撮影距離が短いし、70ミリあたりの望遠でも30センチまで寄れるので、至近距離での撮影では不満はない。
 ファインダーを覗くと、大きいのだが、解像力が少し足りないようだ。小さくすれば丁度だが、やはり大きい方が見やすい。
 橋の上から川を写すが、これはもう試写。特に良いものではない。動作を見るためと、視度が合っているかどうかを見る程度。視度補正ダイヤルは小さいが、それほど硬くはない。ぐるぐる回してもあまり変わらなかったりするので、不思議。目の方が合わせるのかもしれないが。
 それで喫茶店内を写すが、シャッター音があるので、気を遣う。
 そのα6000を同じソニーの旅カメラで写す。こちらはポケットに入るし、最新型だ。こちらの方がよく写っていたりするのだが、それは言ってはならないこと。
 喫茶店後はいつものスタンダードコースの散歩。前日もやったので、もう写すものがない。しかし、探せばあるものだ。
 写りは意外と地味。れよりも片手撮影になりやすい。まあ、その方が自転車の上からの撮影では左手でハンドルを握れるので、ガタンとならないので、安定感はある。かなり片手撮影がやりやすいカメラで、気が付けば片手で写していた。意外とラフに写している。コンパクト系の方が丁寧だったりする。逆だ。
 写りは、どのカメラで写してもそれほど違いはないような感じだが、このカメラは結構気楽。
 背面液晶も見やすく。明るいところでもよく見える。ファインダー撮影よりも、液晶撮影の方がさらにイージーな写し方になり、それもこのカメラには似合っている。
 標準ズームとの組み合わせはちょい写しが基本だったりしそうだ。さっさと写し、さっさと移動する感じ。
 昼の喫茶店は散歩ではなく、ただの日常移動。
 ピントが合いにくい細い枝にカメラを向けると簡単に合う。これだろう。このAFが欲しかったのだ。他のカメラでは合いにくい。ところがワイドAFでもソニーは合う。
 これはコンパクト系でもそうだ。
 次は猫。寝ている猫が一匹いただけ。もう一匹の姿がない。結構暖かい日で、暑いのかもしれない。猫が日陰を選ぶかどうかで、気温が分かったりする。
 昼は望遠ズームを付けて行ったので、猫を抜くが300ミリ程度なので、それほど大きくは写せない。
 梅の花がかなり咲いていたので、それも写すが、他のカメラで何枚も写していたので、似たような写真になる。特に凄いという写りではない。
 戻り道は夕日がそろそろ来る頃で、路面が反射していたので写す。カシッとした感じで、この一枚が一番よかった。写し方やカメラではなく、被写体なのだ。そして光線状態。
 戻ってくると、ゴミが写っている。センサーについていたのだろう。それで、少し水を付けてゴシゴシ擦る。
 消えたかどうかを確認するため、空を写すが、まだ付いている。それでまたゴシゴシ擦る。
 次は何とか消えたようだ。
 ゴミと言うより、センサーが汚れていたのだろう。振動では落ちない。
 流石中古という感じだ。怖い怖い。
 まあ、普通の中古カメラ屋なら点検したあと売る。だが上新はそのまま売っている。怖い怖い。
 
 さてそれで一通り、日常移動コースをソニーのα6000で撮影してみたので、他のカメラと比較して、どうかという話になる。
 ポケットには入らないが携帯性がよい。これは標準ズームでも望遠ズームでも、それなりに軽い。ネオ一眼よりも軽い場合がある。
 あとは写すときの安定感。ここでポケットに入る小ささのカメラとの差が出る。程良い重さと大きさでラフに写せる。液晶撮影でも、ファインダー撮影でも、実に素早いし、買ったばかりなのだが、手に馴染み、構えやすい。いずれも、画質の話ではなく、カメラの柄の話だが。
 グリップからは小指ははみ出るが、指を逃がしやすいので、それは好み。カメラを掴んでいても、窮屈さはない。ストラップ類は一切使わない。カメラを落としたことは実はない。ポケットに入れていて、落としたことはあるが。
 ファイダーが覗きやすいのは、以前にも書いたように左目で覗くためだ。すっとカメラを顔に当てればそこに左目は自然とファインダー接眼部に来る。だからカメラは顔のど真ん中にあるので、完全に顔を隠すが、カメラの高さが低いので、全部隠れないが。だからレンズは一つ目小僧のようになる。
 カメラを構えた状態で、操作などしない。シャッターボタンを押すだけなので。だからファンクションキーとか、露出補正ボタンとか、AF切り替えとか、そう言った操作は先ずしない。ただ、普段はフルオート撮影なので、一点AFに切り替えたいときだけ、プログラムモードにする程度。
 要するに早撃ちではなく、早写しなのだ。
 このカメラ、シャッターボタン側に電源レバーがあるので、引いた指でシャッターボタンを押す感じだ。5ミリぐらいだろう。移動は。これが素早い。
 液晶もすぐに使えるし、ファインダーもすぐに見える。これが素早い。古いカメラだが、そのあたりはキビキビと動き、付いてきてくれる。
 まあ、要するに、もたもたしないでさっさと写せ、構えやすく、持ちやすく、それなりの重さもあるので、安心して写せる。一眼レフよりも軽く、コンパクト系よりも重いという感じで、丁度いいバランスだ。
 特にミラーレスカメラの中ではα6000はかなり軽い方。キットレンズを付けた場合だが。
 しかし、このカメラ、正面から見ると、コンパクトデジカメのように可愛らしい。迫力はないが。
 まあ、他のミラーレスでも同じようなものかもしれないが、電源を入れてからファインダーを覗いても、まだ営業していなかったりするタイプもある。ファインダーの通りが悪いというタイプだ。液晶からファインダーへの切り替えも、ワンクッションあったりとか。
 だからこのカメラ、道具性が非常に高い。グリップの飛び出しは小さいが、色々な握り方ができる。要するに指を逃がしやすいグリップなのだ。
 さらにシャッターボタンはグリップにあるが、ほとんど傾斜していない。僅かな傾斜で上を向いているといっても良い。これは何か。ローアングルやウェストレベル撮影での親指シャッターが切りやすいためだ。当然人差し指でも切れるが、融通が利く、どちらも使える。これもグリップががっちりしていると、そこで固定したようになる。
 グリップはそれほど浅くはない証拠に、少し重くて長い望遠ズームを付けたときも、軽く握れる。
 型が古いためか、AFは大人しい。バタバタしない。
 そしてかなり正確に合う。後ろに持って行かれたりしにくい。
 それと、ちょい写ししたくなるカメラ。特に背面液晶で、ラフに写したりとか。もったいない話だが、コンパクトデジカメの方が丁寧に写しているほど。
 何でもいいから適当に写してみたくなるカメラだ。ファインダー撮影ではなく、小さな液晶で。
 コンパクトデジカメよりも液晶サイズは小さい。最初不満だったが、慣れると似たようなもの。それに小さい目に見えるので、しっかりと写さなくてもいいような気がする。
 だから、このカメラ、あまり気負いがなく持ち歩ける。少し古いカメラなので、強度が落ちたので、気楽になった。
 
 
 
■■ 2021年2月14日(日) 午前10時44分
 
 今朝は晴れていて暖かい。もう春が来たのではないかと思えるほど。真冬の服装では少し暑苦しい。首巻きもいらないだろう。しかし、外に出てみないと分からないので、一応真冬の服装。これを変えると怖いような気がする。
 よくあることで、春先に薄着をして寒かったというのがある。だから徐々に変えていくことだろう。冬になる手前で徐々に変えていったように。それは秋から始まっていたのだが。
 晴れて暖かい日曜日。これはいいタイミングだろう。日曜が休みの日とは。そして晴れていると日曜という感じがする。曜とは日の光が美しく輝く云々となっている。まあ、字面で分かる。
 二月の中頃。例年、こんなものだろうか。少し春めきすぎているように思われるが。しかし昼間は暖かいが、夕方を過ぎると、やはりひんやりとする。昼間の暖かさではないが、それでもましなほうだろう。
 問題は気温ではなく、気温差。その影響の方が大きい。
 今朝はいい感じの時間に目が覚めた。しかし、まだ眠い。夜更かしはしていないので、睡眠不足ではない。もう少し寝ていたいという気はあるが、起きても良いという気もある。二度寝しても問題はない時間。それで、起きる方に決めた。そういうことを布団の中で考えていると、そのうち寝てしまうものだ。考えると寝る。じっとしているため。
 それで起きると、眠気は去った。そのとき、寒さを感じなかったので、これは気温が高いのだと分かったが、あまり気にはしていなかったはず。不足はないので。問題がないことは気にしない。
 朝の喫茶店までの道中は眩しい。そしてやはり暖かいのか、首巻きが暑苦しい。ポカポカ天気で気持ちがいいと言うより、これはバテそうな暑さに変わるかもしれないほど。冬に夏バテ。だから冬バテだ。
 春になってしまってからの暖かさよりも、今の暖かさの方がいいかもしれない。逆に春なのに、ひんやりとし、寒さを感じることもあるだろう。春なのに。
 こういう日は自転車で遠出したいものだ。最近一寸しただけで、それほど遠くまで出掛けていない。また未遂に終わることが多い。途中で引き返したりする。寒いとか、暑いとかで。まあ、遠出する気があっても、盛り上がりがないためだろう。
 遠出には目的地がいる。または何らかの目的や目標が。そういう引っ張りがないと、進みにくいようだ。そのお膳立ては自分で作らないといけない。
 朝の喫茶店はいつもの個人喫茶。少し早い目だったのか、半ば準備中。時間的には開いていてもおかしくないはず。開く時間は曖昧。開いているが準備をしながら開けている感じ。だから一応は入れるし、座れる。
 客は一人だけいた。いつも自分が座るところだ。やはり、その席が一番人気なのかどうかは分からないが、勉強向け。会話向けではない。
 今年に入ってから毎日来ている。ファスト系がまだ営業していた頃でも、個人喫茶の方ばかり行っていた。寝起きの喫茶店として、どうやら定着したようだ。
 
日常移動撮影
 昨日は晴れており、暑いほどの暖かさだったので当然朝の喫茶店からの戻り道散歩に出たが、相変わらずのコースなので、特に写すものはない。寒桜の花芽をアップで写したが、前回見たときと変わっていなかった。一日や二日では差が分からないのだろう。一週間後ならどうか。もう咲いていたりする。それでは遅い。咲きかけが良い。
 カメラはキヤノンネオ一眼。よく活躍している。特に写すものがないときでも、このカメラがあると、何とかなる。猫でもマクロでも、鳥でも。
 散歩コースはスタンダードコースで、ほぼ通過しただけで終わった。
 昼の喫茶店の往復は、先ず白くて上品な猫がいた。いつもの場所ではなく、下に降りてきた。道ではなく溝に。排水溝だが、猫は通れる。排水溝の中にまた排水溝がある。普段は水が来ないところにいた。
 いつも座っている猫だが、歩いている。動いているので、滅多にないチャンス。やはりキヤノンのネオ一眼を持ち出して正解。得意技だ。
 かなりの枚数写したが、それだけ動きが色々あったため。しかし似たような絵なので、枚数が多いだけ。ただ自分の影と猫が重なりかけているあたりはいい感じだった。
 次の猫はいつも寝ている猫で、昨日は一匹だけ。のびのびと寝ており、後ろ足を上に上げている。暑いのだろう。
 次も生き物で、カラス。これは古墳の上の高い木の上にいた。しかも二羽。つがいだろうか。ネオ一眼なら楽に届く。ただシルエットになったが。
 まあ、光線を受けていてもカラスなので、シルエットのようなもの。
 ネオ一眼大活躍。
 
ソニーα6000を買いに行く
 昨日は昼の喫茶店のあと、上新で展示品のα6000を買いに行く。これは迷わなかった。長い間待ったチャンスなので。
 土曜のためか、店員が多いので、すぐに見付けて呼んだ。お買い得ですよ。という話だが、物が古い。だが、その古いα6000でも展示品特価になる前は結構な値段がしていた。
 支払いを済ませたが、待たないといけない。梱包するため。
 しかしなかなかできないのか、待たされる。10分から15分と言うことだったが、それをオーバーしたためか、もう少し待ってくれとのこと。
 おそらく、このカメラの元箱、かなり古いので、新品時代に入っていたものがなくなっていたのかもしれない。カメラの掃除や、入れ直しだけなら15分もあればできるだろう。だから探していたのだと思う。
 暖かい日で、店内も暖房でムッとするほど暑かった。
 迷いなく、さっと持ち帰った感じで。すっきりした。
 
 戻ってから元箱を開ける。見慣れたボディーやレンズが二本。いずれもさっきまで店頭にあったものだ。同じもの。数年間、ずっとあった。
 標準ズームレンスは少しレンズが汚れている。これは拭いても無理なようだが、レンズの周辺なので、問題はないだろう。よく見ないと分からない程度。
 バッテリーを入れるが、全くないようだ。少しぐらい入っているのだが、それもない。
 充電はカメラ内充電。まあ、パソコンでも充電できるので、早い時代からソニーは、そういうことをしている。コードはよくあるタイプなので、ソニー製でなくても問題はない。
 今、パソコンに繋いでいるUSBコードでいける。これで他のデジカメもほぼ対応している。専用USBコードタイプは使わない。きりがないので。そのときはカードを抜いてパソコンに差し込む。
 ファイル取り込み後、電源を落とすと、そのまま充電してくれるので、バッテリー切れはないだろう。そんなに凄い枚数を写すわけではないので。
 
 それで、少しだけ充電し、写してみた。設定を全てリセット。客が弄っているはずなので。それは自分だったりする。その証拠に、視度補正は自分がセットしたままだった。
 それで薄暗いいつも部屋で写したのだが、写りは薄暗い。ほほーという感じだ。このα6000が出たあたりのソニーのコンパクト系デジカメを買ったことがあるが、その頃のものだろう。意外と暗い目に写る。かなり渋い。これは家族向けではないだろう。
 さらに写そうとしたが、バッテリー完全に真っ赤になり、×マークが出たので、それで終わり。
 試写の必要はないほど。
 望遠ズームの方が写りは良いようだ。手ぶれ補正の動作音が結構する。カメラを振ると慌てて補正にかかるようだ。またはAFがスタートし、AF作動音がなっているためだろうか。
 いずれにしてもアンダー気味に写る。
 撮影は全てフルオートモードで、お任せモード。シーン自動認識なのでカメラ任せ。
 ピントは流石に正確。細いものでも小さなものでも合ってくれる。それだけでも十分だろう。
 ここがソニーのAFの良さ。
 
 カメラは白ボディー。レンズも白い。ダブルズームキットなので望遠ズームも白い。こちらは表面はメタル製で、かなりいい感じだ。上等。高級感がある。
 電源レバーはシャッターボタン側にあり、柔らかい目なので、人差し指の腹も痛くない。この位置が一番素早いだろう。片手でできるし。
 グリップはほどほどに出ており、シャッターボタンはグリップ側にあるが、それほど飛び出したグリップではない。ボディーの軍艦部にあるよりも押しやすい。シャッターボタンは軍艦部の高さと同じだが、グリップが一段低いので、シャッターボタンに人差し指が行ったとき、低いところから入るので、非常に押しやすい。人差し指を遮るものがないのでいい感じだ。露出補正ダイヤルとか、撮影モードダイヤルとかが手前にあると、人差し指がその山を越えないといけないので、最悪。人差し指のコントローが悪くなる。だから、そういうカメラの場合、シャッターボタンのネジ穴に突起物を付けたりするようだ。まあ押しピンのようなものだ。
 グリップと供に、親指かけも一応ある。これがあるとないのとでは全然違う。軍艦部はフラットで、電子ダイヤルと撮影モードダイヤルが並んでいるだけ。どちらも飛び出していない。だから摘まんで回すのではなく、横から親指で回すタイプ。それで、軍艦部はフラット。凹凸がほぼない。左側は何もない。ストロボの格納蓋がある程度。それとアクセサリーシュー。これも出っ張りはなく、逆にへこんでいる。
 軍艦部だけを見ると四角な箱。それに結構薄い。良くここまで小さく詰め込んだものだと思われるが、実際にはこれ以上小さいと操作しにくい。このサイズ感やレイアウトデザインは最新機まで受け継がれ、ほぼ同じ形なのは如何にα6000のデザインがバランスよいかだ。これで完成品なのだ。
 
 ミラーレス機でデジタルズームができるが、キヤノン、ニコン、富士にはないようだが、富士も対応する機種もある。
 パナソニックはできる。オリンパスはテレコンで対応。
 それを考えると、ソニーはできるのだから、キヤノン、ニコン、富士などより便利。
 電動標準ズームは、望遠端になると自動的にデジタルズームになる。約二倍だ。劣化はほぼない。その先は全画素ズーム何とかという仕掛けになり、都合4倍。70ミリなら280ミリになる。まあ、数値だけなら望遠レンズはいらないことになる。
 画質を考えれば、2倍まででも良いだろう。ソニーのAFはデジタル域になると中央部の広い面積だのAF枠になるので、ピンポイントでは写せない。オリンパスはAF枠も大きくなる。パナソニックは普通にAF枠が使える。デジタル域に入っているのが分からないほど自然。ピンポイントでピントを合わせることも出来る。
 電動ズームではソニーもイケイケだが、普通のレンズだと、ボディー側でズームする。操作性はよくない。まあ、電動ズームなら滑らかにイケイケになるので、それだけはいい。
 4倍のデジタルズームは流石に厳しいので、2倍までだろう。ファインズーム域で、劣化が分からないほど。
 これで24から135ミリのズームを付けているような感じだろうか。このパンケーキ風標準ズーム、活躍するかもしれない。135ミリまであれば、何とか望遠域には入れるので。
 
 レンジファインダータイプのミラーレスなので左側にファインダーがある。レンズの位置とそれほど離れていないが、やはりズレている。しかし、左目で覗くので、そのまま顔を近付ければ、自然に覗ける。ファインダーに左目が行くためだ。顔を動かさなくてもいい。
 これを嫌う人は右目で見ているためだろう。右目で見ると左目はカメラから外れるので、前方を裸眼で見ながら写せるイカタイプの良さがあるのだが。
 しかし、片目を閉じた方が集中する。よく見える。幸い左目で見るので、顔を動かさなくても良いし、レンズの真上を両面で見ている状態のままファインダーを覗ける。だから違和感はあい。逆に中央部の光軸にあるファインダーだと、顔をやや右へ動かさないと、いけない。
 液晶はほぼ光軸の真ん中を通っているし、三脚穴も同一線上。そこはよく考えられている。
 
 背面液晶は横長で小さいが、軽く持ち上がるので、ウエストレベル撮影にさっと切り替えられる。
 接眼部が飛び出しているが、これは付属品で、填め込み式。それが少しだけ邪魔をするが、ぐっと液晶を引っ張ればよく見える。邪魔するものがなくなる。しかし、左上の端が少し邪魔する程度なので、問題はないだろう。これが軽いのでいい。
 ソニーのデジカメは上下回転式なので、これは個人的には好きだ。横開きよりも素早いので。上下回転式でも自撮りができるタイプもあるが、α6000は出来ない時代のもの。だから逆に仕掛けがすっきりしていて好ましい。
 ファインダーの解像力はそれほど高くはないが、像倍率0.7倍と、かなり大きい。
 AFは古いので、AF枠も大きい。小さな正方形がいっぱい出る最新のものではないので逆に枠が見やすい。明るいところで液晶で見るとき、小さいと見えにくい。
 この時代から瞳AFはあったのだろう。結構古くからあるものだ。まあ、個人的には関係のない機能だ。
 
 とりあえずα6000は長年欲しかったカメラなので手に入れた感じ。
 今、見ると、数あるミラーレスの中では、どうということのないカメラなのだが、そのさりげなさが良いのだろう。
 このカメラ、今回はすんなり買っている。すっと行ってすっと持ち帰った感じ。あまり感慨はない。何かあたりまえのことを自動的にやったようなもの。
 開封しても、何故か以前から使っていた古いタイプのカメラのように見えたりした。既に持っていたような。
 中古でも、手に入れると真新しい気持ちになり、テンションも上がるのだが、このα6000は、使う前からもう見飽きたような感じ。それでいいのだろう。気負いなく使える。
 
 ボディーは200グラム台というのは驚く。実際にバッテリーとかを入れると300グラム台になる。
 キットレンズは100グラム少し。だから400グラ台で収まる。持った感じ、オリンパスのようなズシリとした感じが全くない。キヤノンのミラーレスもズシリとくる。小さいが。
 これはグリップを握ったときのバランスの良さも加わるためだろう。
 電動沈胴式なので、電源を入れたとき、それが飛び出す時間があるが、ファインダーを覗いたときは既に写せる。素早い。電動沈胴ではないレンズなら、瞬時だろう。液晶とファインダーは自動切り替えだが、すっと通る。待たされない。これは凄い。
 電動ズームはいくらでも回るリング式。非常に軽い。指ですっと触るだけでいい。くにゃくにゃだ。力がいらない。それとは別にレバー式のズームもレンズ側にある。二タイプ付きなのだ。
 電動ズームは止めにくいのだが、そのかわり、軽い。レンズを握らなくてもいい。このクニャクニャのズームリング、マニュアルフォーカス時には、切り替わるのだろうか。それで、レバー式を予備に付けているのかもしれない。
 そういった感じで、非常に軽快なカメラで、街中でも振り回しやすいし、出しやすい。液晶が回転するので、ウェストレベルで写しやすい。当然ファインダーはかなり大きい目なので、視認性が良い。
 感心したのは、AEロックボタン。押しながらシャッターボタンを押すので、窮屈なはずだが、楽に押せる。位置がいいのだろう。
 
 軽く小さくグリップも効いているので、片手で写すときのバランスがいい。街頭では片手写しの方が目立たない。
 コンパクト系は小さすぎるので、片手では無理。シャッターボタンを押すとお辞儀をする。
 ポケットには入らないが、ラフな写し方ができる。よく見ると、このカメラ、デザインよりも、道具性が高い。持ちやすく構えやすいデザインのためだろうか。だから実用機だ。愛玩具ではなく。
 
 

■■ 2021年2月13日(土) 午前10時50分
 
 今朝は晴れている。気温も高い目だろう。それほど青空は冴えていないが、陽射しがきつく感じられる。今年の春は早いかもしれない。この時期、かなり寒く、冬の底のイメージだが、それがない。
 このまま本当に春になってしまうのかと思えるほど。寒波がまた来ているかもしれないが、天気予報は見ていない。来たとしても、すぐに終わり、また春めいた日が来るはず。そのままいってしまいそうだ。
 晴れか曇りで、雨がない。あっても少ない。まあ、長くいつまでも降っていた日もあったが、そういう日が少ない。雪を見たのも年末の頃だけ。正月あたりに降ったかもしれないが、見ていない。当然積もらない。
 冬は去年の暮れで終わってしまった感じ。氷が張っているのを見たのも、年末のこと。
 今朝は早い目に目が覚めた。昨夜早い目に寝たためだろうか。しかし、喫茶店が開いていない。最近見付けた喫茶店へ行く手もあるが、やはり寝た。そのあと起きたときは丁度いい時間。しかし、またうとっとしてしまい、二度寝。それはすぐに覚めたのか、それほどオーバーしていない。結局はいつもの喫茶店が開く時間に合わせて起きているようなもの。
 その喫茶店へ行くとき、もう一軒の喫茶店が見える場所を通るのだが、看板電球が点滅していない。土曜は休みなのだ。行かなくてよかった。寝ていて正解。ということは土日は休みなのだ。覚えておこう。しかし、まだ実行したことはないが。
 早起きしたときは、近所の喫茶店でもいい。前回はそれだった。以前にもたまに行っていたので、たまに来る客としてそれなりの馴染みはある。しかし石油ストーブで臭かった。だが、入ってきた本人が一番臭かったりしそうだ。
 昼の喫茶店は安定している。ファスト系だが、たばこが吸える。たまに満席になり、一般席に座らないといけないが。年中無休。しかし、商業施設内にあるので、そこが年に一度メンテナンスで、その日だけは休みになる。そのメンテナンス日が近付いているのだが、いつだか、忘れた。貼り紙があったのだが、消えていた。日を変えたのだろうか。
 習慣というのがあり、それに引っ張られやすい。自動運転、オートになるので、楽なためだ。当然習慣は変えられる。変えたくない習慣もあるが、変えないといけない場合は、仕方なく変えるだろう。また、新たにやり始めたり、変えたりする習慣もある。これは積極的だ。そこに何かあるのだろう。
 また、いつの間にか出来上がってしまった習慣もある。悪く言えばなし崩し的に。しかし、それも悪くはない。流れやすい方へ流れているのだろう。
 習慣を変えるというのも、オートかもしれない。自然とそうなってしまうので。
 興味や刺激。こういうのが引っ張っている。日常の習慣とは別の世界での話だが。
 見たい、知りたいというのがそうだろう。実用性はほとんどなかったりするので、興味本位。だから趣味のようなもの。なくてもいいようなもの。しかし、そういうものの方が引力は強い。
 
電気薬缶 湯沸かし ケトルを買う。
 電気湯沸かし器を使っていたのだが、保温したままで使わないことが多かった。十年以上使っていたためか、内部がかなり汚れたので、捨てた。
 一寸お茶を飲むときなど、あれば便利だし、お茶漬けのときも、便利。当然カップラーメンとかも。これはあまり食べないが。
 そのうち買いたいと思っていたが、保温タイプではなく、茶瓶タイプ。ボタンを押すと湯が下に落ちるタイプではなく、茶瓶と同じように注ぐタイプ。軽いので、移動できる。
 要するに電気薬缶だ。用途はそれだけ。
 それを買いに行ったのだが、通路に積まれていた。だから色々なタイプから選ぶのではなく、迷わずそれを買う。タイガー製。まあ、安いのだろう。
 800tタイプとなっていた。500tぐらいでも良いのだが、それほど変わらない。少量なら、すぐに湧くだろう。
 分離型で、取り外せるので、移動させやすい。保温はできないが、スイッチを押せば、すぐに沸騰するだろう。
 目盛窓が二つあるので、見やすい。また回転する。
 最初使うときは、いっぱいに水を入れて、一度湧かす。そして捨てる。まあ、湯洗いのようなものだろうか。
 600tなら3分。800tなら4分。薬缶よりも早い。沸騰すれば自動的にオフになる。薬缶だと止めに行かないといけない。
 ゴーゴーと音がするので、その音が消えれば、沸騰したのだろう。
 初めて使う場合の説明通り、800tの水を入れて電源を入れたのだが、意外と早い。
 その湯は使わず。掃除用なので、捨てる。
 茶瓶の時代から電気ケトルの時代になったのだろう。ケトルをどうしてもケルトと言ってしまう。ケトル神話だ。
 まあ、ケトル神話時代なら、まさに魔法だろう。
 
ソニーα6000展示品特価
 電気ケトルを買いに行ったついでにデジカメ売り場を見たのだが、ついにα6000が在庫切れになったのか、展示品を売っていた。当然値段はガクンと下がった。展示品は中古なので。
 しかし、本物の中古は相当古いので、バッテリーが厳しくなっているはず。自然劣化で。一度開封すると、使わなくてもちびる。展示品特価はバッテリーは開けていないので、新品バッテリーから始められる。
 α6000はかなり古いのに、未だに店頭で売られていたりする珍しいカメラ。そして新品でも中古でも値が下がらないカメラ。
 このカメラ、何度も買おうとしたが、駄目だった。最後に挑戦したときは注文カードを持ってレジへ向かったのだが、在庫切れ。危ないところだった。
 さて、今回は目の前に現物がある。ただし、誰かが先に買えば、それで終わりだが。
 最近は富士のミラーレスを中心にカメラを調べていたのだが、人気のE3や4やS10は小型軽量。
 そういうのはとっくの昔にソニーやパナソニックがやっていた。特にコピーライカはパナソニックのお家芸。実際にライカのレンズを付けたキットまである。
 一方ソニーは最初から小さく軽い。α6000系があるではないかということだ。しかもデザインをほぼ変えないで、何世代も続いている。
 α6000の中古を見て、買おうと思い、中古屋行ったとき、富士のコピーライカがあった。そちらを買ってしまったのだが、これも未遂に終わった例。
 今回は電気薬缶を買いにいったので、一緒にカメラを買うわけにはいかない。カメラを買いにいったのではないので。
 これを見て富士も、パナソニックも吹っ飛んでしまった。α6000系の最新モデルではないところがミソ。値段的もそうだが、手が出しやすい。最新モデルほどのスペックはいらないので。
 それよりもα6000は軽い。そして何処かにミノルタの系譜が残っている。αという言い方がミノルタのものなので。
 最新のα6400や、その普及タイプは優れすぎていて買えない。α6000なら古いので、穏やかに見える。あまり際立ったカメラは使いにくいし、買いにくい。
 キットものなので、標準ズームと望遠ズーム付き。標準ズームは電動沈胴式で電動ズーム式。パンケーキレンズという程の短さはない。しかし、これを付けたときは軽快。望遠ズームは遠慮なく長い。
 液晶は単純な上下回転式。自撮りはできないが、その分、液晶が軽く上がる。小さいが。
 いよいよそのときが来たのだろうか。
 
 

■■ 2021年2月12日(金) 午前11時23分
 
 今朝は曇っている。気温は高い目だろう。この時期としては寒くない。この曇りは下り坂なのか、一日だけなのか、よく分からない。長く天気が悪いというのもない。どちらかというと晴れている日の方が多いような気がする。
 春の方が天気が変わりやすいはず。秋とかも。冬と夏は安定していたりする。春や秋というのはずっと季節の変わり目のようなものなので、不安定なのかもしれない。
 昨日はいつもの個人喫茶が臨時休業だったので、今朝は久しぶりという感じ。一日、行っていないだけなのだが、毎朝通る道も昨日は休み。昨日入った喫茶店も個人喫茶だが、近すぎる。
 そして、この前まで毎日行っていたファスト系の喫茶店など、もう完全に忘れている。長期休業のままで、もし再開しても、もう行かないかもしれない。ただ、このまま店はもう終わってしまうのではないかと思われる。
 今朝は不思議と自転車のペダルが軽い。いつも向かい風なのだが、それが緩やかなのかもしれないが。このペダルの感じで、体調が分かったりするが、気分の問題もある。気が重いとペダルも重いと。
 体調が悪いとき、逆噴射して、ハイテンションになることもあるので、一概には言えないが。
 昨夜は少しだけ夜更かし。起きたとき早かったので、また寝た。早すぎるので。すると、遅い目に目が覚めた。昨日と同じパターンだろう。二度寝するのは夜更かしを覚えているため。早く起きると、寝不足気味で、一日がしんどい。遅起きでもよく寝た方が一日が安定している。短くなるが。
 昨夜は早く寝ることもできたのだが、まだ眠くないので、起きていたかったのだろう。特に用事をしていたわけではない。
 昨日はスーパーでカレイの唐揚げが半額になっていたので、豪華な夕食になったが、前回よりも硬かった。このカレイの唐揚げ、いつ行ってもあるので、毎日あるのだろう。日によってものが違うのかもしれない。半額なので100円台になる。だから豪華だとは言えないが、平べったい魚ので、大きく見える。表面積が。そして食べやすい。
 この時期の大根が美味しいので、一本丸ごと買う。細長いタイプではなく、太いタイプを選ぶ。こうして買ったときほどいい大根ではない場合がある。このところ二本続けて美味しい。柔らかい。潰れそうな程に。いずれも半切りの葉の方を買っている。
 それと昨日は賞味期限間近台にスパゲティがあったので、それを買う。濃厚トマトソースとなっていた。二つ入っていた。フライパンで炒めるタイプ。焼きうどんとどう違うのかだが、スパゲティの方が麺が柔らかい。最近は夜食でうどんが続くので、スパにしたが、似たようなものだ。
 遅起きなので、昼は抜いているので、夜食で取り戻している。
 
携帯掃除機
 小さな掃除機で、小まめに掃除をしているが、砂状のものは良いが、豆腐の欠片などを床に落としたとき、吸い取れない。
 それと板の間の板と板の間の隙間に入った米粒。これは米を入れるとき、落としたのだろう。
 結局、ブラシとか、先の尖った串の先で掻き出す方が早かったりする。
 まあ、携帯掃除機にも先がブラシ状になっているものがあるが、撫でるだけだったりする。そして吸い込まないで、ブラシに付着してしまったりとか。それなら電気はいらないのではないかという感じだろうか。
 また爪の先とかも強い。付着しているものなどは爪で擦った方が早かったりする。当然雑巾の上から。それでも付いているものは、カッターで削るしかないが、これは付着物だけを削らないといけないので、かなり芸がいるだろう。
 やはり、ホウキやブラシ、または刷毛、そしてスポンジや雑巾が良かったりする。
 電気掃除機の方が早いのだが、取れていないと、がっかりする。
 人間の手仕事がやはり強い。
 
オリンパスEーM1移動撮影
 昨日は朝の喫茶店が近所だったので、寄り道散歩も何もない。やろうと思えばできたが、町内を一周する程度。近所で撮影することは先ずないが、夜は別。
 遅起きだったが、喫茶店が近いので、早く戻れた。かなり早い時間帯。
 朝の喫茶店は写す気がないので、パナソニックの小さなミラーレス。これで十分だ。ポケットに入る。
 戻りに花壇があり、梅の花が咲いていたので、適当に写すが、シャッターが切れていなかったようだ。二枚写したのだが。まあ、合焦マークが出ないと、シャッターが切れないモードにしていたためだろう。
 昼の喫茶店は、少しだけ寄り道をして行く。スーパーへ行く道と同じ。畑があり、杭とかを写す。
 カメラはオリンパスEーM1で28から300ミリ付き。本格的だ。一番高かった最高級機なので、グリップも出っ張っており、ファインダーも良い。解像力や像倍率が同じでも、接眼レンズが違うのだろう。ここが大事。だからニコンのミラーレスのファインダーが見やすいのはそのためだと言われている。贅沢なレンズを何枚も使っている。写真には影響しない。写りには。だが、そういう地味なところをしっかりと作っていたりする。
 椿が下にあり、その後ろに梅がある。椿の花と梅の花が同時に撮れるし、また梅の木には雀が群がっている。だから三つのポイントがある。いずれも被写体としては弱い。雀はよく見えないし、梅の花も白くて小さいので、分かりにくい。椿の花は赤いので、目立つが。もの凄い複合技だが、適当に写す。
 まあ、このカメラ、やはり最高級機だけあって歯切れが良く、動きもいい。電子ファインダーの追従性も良いし、シャッター音の切れもいい。中古で安く買ったのだが、古くても一番上位にあったカメラだけのことはある。
 いつもの白っぽい猫がいる。腹ばいで座っているが、やはり足が治っていないのか、だらっとさせている。
 次の二匹の猫。これも同じような場所で、同じような距離間で寝ている。位置が違うようだ。
 次は前日と同じような石臼のようなところに浮いている椿。水は雨水が自然に溜まったものらしい。
 最短撮影距離50センチ。全域だ。望遠は良いが、広角端はこれでは遠い。
 次はまた梅。流石に300ミリでは届かないので、デジタルテレコンで600ミリにする。画質は変わらない。しかし、背景が明るいので、それに引っ張られて梅は暗い。それで、露出補正で、明るくする。かなり露出を開けた。あまりオート露出には強くないカメラ。キヤノンなら、明るい目に写る。
 戻りは、前回と同じで、古墳のあるところに寄る。ここに寄るのは、横断歩道に信号があるためだ。手動。だからさっと青になる。
 古墳の上に高い木があり、そこにカラスがいた。これは300ミリでは無理なので、やはりデジタルテレコンを最初から使う。カメラを向けたときは、その状態になっているので、片手で写せた。
 自転車の上から振り返りながら写したので、両手は無理。やはりグリップが効いている。
 しかし、先日のペンタックスのような味わいのある写真ではなかった。解像力とかコントラストは良いのだが、しっかりと写っていると言うだけでは何か物足りない。
 夕方はスーパーへ行く。暗いので夜景にしかならない。さっと行きさっと戻る予定なので、パナソニックの小さなミラーレスを持って行く。これがあれば富士のE4はいらないだろう。小さく軽い。ファインダーはないが、街頭スナップでは覗いて写せる場合ではないだろう。もの凄く良いファインダーなら、覗きたいが。
 一眼レフでも背面液晶撮影ができるので、街頭スナップも、実はできるのだ。それと望遠があれば、気にせずスナップできる。
 街頭スナップ。実は望遠で写す方が簡単。
 
パナソニックG100
 このカメラ、出たときから気になっていたのだが、売りは動画。
 動画は写さないので、畑違いのカメラ。動画用の色々な仕掛けがあり、撮影ダイヤルにまで入り込んでいるし、動画ボタンがまるでシャッターボタンのように大きく目立つところにある。しかしその位置はやはりサブで、軍艦部の右端は、いい位置ではない。電源ボタンならいいが。
 写真用のシャッターボタンはいつものところにある。だから優先順位はやはり写真だろう。
 それとファインダー。これが馬鹿でかい出っ張りで、一眼レフのようなデザインになっている。フラットにできなかったのかもしれないのは、ファインダーの解像力が高いためだ。同クラスのミラーレスの中ではトップクラス。上位機のフルサイズミラーレスに匹敵するほど。これはどう見ても写真用だろう。それに動画用ならフラットボディーにすべきだと思う。そして動画を撮っている人は液晶を見ているのではないか。
 カメラは非常に小さい。それでいてペンタ部のように尖ったものがある。見た目一眼レフ。それの非常に小さいタイプ。
 だから、形だけを見ていると、超小型一眼レフ。
 最近は富士のミラーレスに興味が走っているが、その前から気になっていたのだが、このG100。G7やG8と続く路線と強引にG100が繋がる。この路線で持っているのはG5なので、そこから見ると、G100は満たしている。G7も買えず、G8も買えず、その後のG9やG99になると、さらに買えない。大きく重くなる一方。そこですっきりとしたのがやっと出たと思ったのが、このG100。
 動画に傾きすぎているのではないかと思ったのだが、そのファインダーの大きさを見て、これはスチール向け。しかもカメラはコンパクトデジカメより小さいのではないかと思えるほど。
 豆一眼レフスタイルで、グリップはそれほど出っ張っていないが、電子ファインダーの入っている箱は出っ張りが凄い。さらに接眼部もフラットではなく、しっかりの目を当てられるように後ろ側にも出っ張りがある。これでは上下回転式の液晶など付けられないはず。だから横開きにしたのだろう。
 レンジファインダースタイルではなく、接眼部は真ん中あたりにある。ここが一眼レフらしい。
 電子ファインダーなので、何処にあってもかまわないのだが、やはりレンズの光軸と同じところに覗き穴があった方がいい。
 ボディーをよく見ると、ベースは四角い。キリッとした形だ。
 ライカスタイルではないので、コピーライカではない。その方がよかったりする。
 
 

■■ 2021年2月11日(木) 午前11時02分
 
 今朝は晴れているようだが、しっかりとしない。陽射しはあるが、青空が濁っている。そのため、薄い青。だが、もう青とは言えないような冴えない青。白絵の具を混ぜすぎたような青。
 しかし、朝、それをいつもの道筋で見ているわけではない。道を変えたのではなく、いつもの喫茶店が休み。臨時休業。これは貼り紙がドアの内側にあった。一週間ほど前から貼ってあったので、急に休んだわけではなさそう。
 いつもなら、ファスト系があるので、そちらへ行くのだが、ファスト系喫茶店は長期休業で、もう起きないかもしれない。それで、もう一軒ある個人喫茶へ行くことにしたが、その前に、思い出した喫茶店がある。近所だ。
 その喫茶店は徒歩距離。近い。夕方、たまに行っていたこともあるが、いつも無人。客だけではなく、夕方になると店の人が買い物に行くのか、店は開いているが、ドアは開かない。
 今日は祭日のはず。この店は日曜は閉まっている。前をたまに通ので、それは分かっている。祭日も休むのではないかと思ったが、開いていた。置き看板の上に玉があり、それがチカチカと光っていれば営業中。光っていたので、自転車を店の前に止める。店の前の余地は広い。
 歩いて行ける距離だが、もしものことがある。閉まっていれば、そのまま別の店へ行かなければならない。
 ドアを開けると、ムッとする。エアコンではなく、石油ストーブかもしれない。しかし、かなり暖かい。だが、空気が。
 奥の方のカウンターに常連客が二人いるだけ。昼が近いので、昼時だと客が多いはず。まだ、その手前なので、テーブルは空いている。テーブル席三つ。
 まあ、何度か来たことのある店なので、初めての店よりも落ち着く。
 おしぼりはアツアツ。しかも大きい目。これは自分で用意した小さい目のタオルではないかと思われる。色が付いているし、柄もある。
 そして、普通にたばこが吸える。分煙もない。
 テーブルにガラスコップがあり、最初からお菓子が入っている。
 まあ、朝から喫茶店を探してウロウロしなくてもいいので良かった。ウロウロどころか、徒歩距離にあるので、移動距離は僅かですんだ。
 今朝はそれほど寒くはないが、冬は冬なので、やはり寒さはある。下手に薄着をすると、寒いだろう。
 ただ、今朝のように移動距離が短いと、暖かいのか寒いのか、よく分からないまま喫茶店に着いてしまう。
 起きたときはそれほど寒く感じなかったので、寒い日ではなさそうだ。
 昨夜は少しだけ夜更かしになったが、朝は早い目に目が覚めた。早すぎるので、寝ようとしたが、起きてもいい。その時間に起きると個人喫茶がまだ開いていないのだが、臨時休業なので、もう関係ない。しかし、眠いので、二度寝した。
 昨夜の夜食は、五袋入りの讃岐うどんの中のカレーうどん。前回はワカメうどん。
 カレーうどんは具が入っていなかった。粉末カレー出汁だけ。少しだけねばっとしている程度。これだけでは何なので、ホウレン草を入れる。
 五袋あり、きつねうどんや焼きうどんが残っている。あとひとつあるのだが、見ていない。
 今朝のお供のカメラは、近所の喫茶店へ行く程度の予定なので、パナソニックの小さなミラーレスをポケットに入れた。喫茶店のテーブルを写す程度なので、それでいい。
 最近、富士のE4が気になっているのだが、E3の方がいいのではないかと思われる。しかし、それなら、今朝持ち出したパナソニックでもいいような気がする。小さいし軽い。富士よりも。まあ、ファインダーは付いていないが。
 パナソニックにも街写しスナップ用のコピーライカ風なフラットなミラーレスがある。ボディー内手ぶれ補正なども付いているので、スペックは高いだろう。パナソニックの単焦点標準レンズを持っているが、レンズ側に手ぶれ補正はない。キットレンズだ。だが、明るいので、問題はないが、ボディー内手ぶれ補正があれば、安心する。
 ファインダーもしっかりとあり、意外と解像力や像倍率は高い目。ここもスペック的には高い。そしてかまぼこ形のグリップが優れており、手に吸い付く。ここもスペックは上。
 コピーライカ風だが、スクリューマウント時代のデザインに近かったりする。軍艦部に凹凸があり、段差もある。横長で、こちらの方がライカっぽい。
 
ペンタックスの一眼レフK70日常撮影
 昨日の朝の喫茶店からの戻り道散歩はスタンダードコースから少し離れたコースへ。この前に行った駄六川の左岸の堤防沿い。河口に向かっての左岸。カメラはキャノンネオ一眼。
 そこへ行くまでは路地を通る。スタンダードコースと少し入り方が違うのは、前日を同じようにならないため。
 路地を抜けていると、ドアが開いていた。店屋の裏口だろうか。そこに木乃伊が立っているのかと思ったが、マネキンだった。頭と腕がない。女性だ。
 こういう偶然がたまにある。普段は閉まっているし、そこにドアがあることも知らなかった。
 そしてスタンダードコースに乗るが、前回と同じなので、もう写すものがないので、竹柵の先っちょなどを写す。こういうのも作った人がいる。縄で縛ってある。釘や金具は使っていない。手作りだろう。
 21ミリで近寄って写す。
 そして駄六川の堤防道。堤防沿いにキンモクセイが植わっていた。この土手沿いに普通の家があるので、勝手に庭として使っていたりする。鉢植えではなく。
 まあ自然豊かな場所というよりも市街地にある河川なので、それほど風景はよくないが、空間が良い。建物が建たないためだろう。その幅は小さな川だがそれなりにある。
 さて、次は昼の喫茶店の往復移動なので、散歩ではなく、日常移動。久しぶりに一眼レフの清流、ペンタックスを持ち出す。ほとんど話題にならないメーカーで、まだあるのかという感じ。K70は普及機としては一番新しいが、それでも何年前のカメラだという感じになる。テンポが遅い。新製品を次々に出せば、それなりの話題になるのだが。
 まずは畑の柵を写す。細い針金にピントが来るので、流石だ。AFは中央一点で、何の芸もない。まあ光学式一眼レフならそんなものだ。
 いつもの寝ている猫を発見。二匹がそれなりの距離を持ったまま寝ている。くっついているときもあるので、仲が悪いわけではないが、くっつくことはほとんどない。いつも離れている。その距離間が良い。
 次は石桶の中の椿の花びら。前日も写したが、花の位置が変わっていた。
 28ミリから400ミリほどの高倍率標準ズームなので、400ミリ側で45センチほど寄れる。それなりの大きさに切り取れるが、絵はぼんやりとしている。
 梅の花も写すが、淡い。ふんわりとしている。合わせにくい逆光で、梅が小さいので、AFでは難しいのだが、枝に合わせて写した。同じ距離だろう。
 これもほんわりとした梅で、カリッとした解像感はない。
 喫茶店からの戻りはもう夕方。西日はそれほど赤く差し込んでいないが、堀の上に浮かぶ鴨の家を写す。これは色目だけの写真だ。不思議な色になる。特に自然のものを写したとき。
 そして黄色い花が歩道に突き出ているので写す。小さい。そして花びらがフラット。べたっとした花びらなので、質感が出ない。これも色目だけの写真。背景のぼけとかは流石一眼レフ。それに望遠端で写しているので、ボケて当然。それだけが狙いの写真だろうか。図鑑用になりそうな花の写真ではなく。
 次は畑の向こう側の畦道を散歩する犬と人。野原にいるような感じだ。これも明解な写りではなく、印象派。
 そして夕焼け。手前に良い風景がないので、困ったし、夕焼け雲もない。空が少しだけ赤みをおびている程度。大人しい。ペンタックスのカメラらしい写真かもしれない。地味だが味がありそうな。だから、地味という味だ。
 ペンタックスの一眼レフを清流と言っているのは、カメラだけではなく写り。濁っていない。下駄を履かせていない。最近のミラーレスの映像エンジンというか、加工処理が良いので、ペンタックスを使うと、おおっとなる。元々がこういうものだったのかということだろう。
 スマホが一眼画質に迫っているというのも、その加工だろう。
 ペンタックス独自の写りというのは、その特徴は、実は何もしていないということかもしれない。
 実際には色が何か一寸違うなあ、というのがあるが、富士のそれとは違う。
 聞くところによると、ペンタックスのレンズはコンピューターを使っていないらしい。真意は分からないが。
 要するに清流と思ってしまうのは、不自然さが少ないためかもしれない。清き流れの宮川の、ではないが、左近ショーになりそうだ。
 
 
 
■■ 2021年2月10日(水) 午前11時39分
 
 今朝は晴れており、暖かい。ここ二三日寒かったのだが、暖冬が戻った感じ。このまま春まで逃げ切れればいいのだが。また寒い日があるだろう。しかし、寒いと言ってもそれほどの寒さではない。
 天気も回復したのか、晴れている。冬は天気がいいはずで、安定しているはず。天気図などは見ていないが、北からの低気圧というのはあまりないのか、ここまでは来ないのだろうか。
 今朝は少し遅起き。一度起きたような気がするが、目を開けないで、そのまま寝続けたようだ。少しだけ夜更かしだったので、そんなものだろう。遅起きだったがゴミの車は行ってなかった。まだ出さなくてもいいので、問題はない。
 朝の喫茶店までの道が暖かい。これは少し暑いかもしれないと思えた。着ているものが真冬物なので、着ているものが暑苦しいためだ。一段緩めてもいい。先日買った偽ウール地のコートのようなジャケットでも着られそうな天気だった。
 寒ければ、下にセーターを着込めばいい。薄いのでいい。流石にそのジャケット薄いので頼りないので。
 しかし、軽いコート風のものだけを羽織っているのは、いい感じだ。
 それに気付かなかったのは、習慣だろう。出るとき、いつも着ているものを着るようだ。
 布団から出たとき、寒く感じなかったのだが、暖かい日だということは、まだ分からなかった。外に出るまで。
 朝、出るとき、着ている物の選択よりも、カメラの選択をする。鞄の中に入れっぱなしだと、そのままでいいが。
 まあ、暖かい日が二三日続くと、着ているものを変えたりしそうだ。その二三日後になると寒くなったりするが。
 流石にノートパソコンは同じのを使っている。元旦に買った目出度いノートで、高速機なので、非常に快適。キーボードも打ちやすく、モニターも見やすい。それで老眼鏡がいらない。
 柔らかなノートで、赤くて派手なのだが、今は、気にならない。そして軽い。
 当然、もうそんな意識もないまま普通に使っている。
 昨日はスーパーの賞味期限間近台で讃岐うどん5タイプ詰めパックを買う。計算すると一杯のうどんが50円ほどになる。うどんは固まっているタイプで、冷蔵庫に入れなくてもいいタイプ。百均のアルミ鍋うどんと同じだろう。それよりも安い。半額だ。
 出汁は粉末。これも百均と同じ。
 五種とは何か。ワカメうどん、カレーうどん、きつねうどん、やきうどん、あとひとつだが、忘れた。大きな袋に入っており、まるで鞄。その中に五袋入っている。
 作り方はラフなもので、湯がき直しの鍋に粉末出汁も一緒に入れるタイプ。具も。レンジでも作れるようだ。
 だから多い目の湯で湯がくと、出汁が薄くなる。いい感じで湯がけたら、湯を少し捨てた方がいいだろう。
 讃岐うどんなので、腰があり、硬いのではないかと思ったが、そうでもなく、またそれほど太くもない。ネチッとした餅系だった。
 これで、夜食に困らない。餅もあるし。
 夜中、うどんが食べたくなれば、乾麺を買っておれば、それを湯がけば済むが、セットものの方がいい感じだ。具も入っているので。しかし、焼きうどんが入っているのが意外。粉末出汁がソースなのかもしれない。具は何だろう。乾燥キャベツかもしれない。
 もう一つ忘れていたのは、釜揚げ。これは具は最初から無くてもいい。薬味が別袋で入っているのかもしれない。板野のたらいうどんを思い出す。土産でたらい付きを持ち帰ったのが、今でもある。
 
散歩撮影
 朝の喫茶店からの戻り道、スタンダードコースの自転車散歩に出る。それなりに晴れていたが少し寒い。陽射しがあるので、それだけは助かるが、少し陰りだした。
 よく通るスタンダードコースなので、目新しいものはないが、寒桜の芽を観察。それをキヤノンのネオ一眼でアップで写す。高いところにある枝。これを射落とせるのは超望遠が付いているため。よく働いてくれるカメラで、思っているところの被写体に届くので、助かる。そういうのを使っていると、ミラーレスの望遠など、こういう場合、役立たず。この差は大きい。ましてや標準ズームなら、何もできない。枝ではなく、寒桜そのものの全体が写せるが。それでも24ミリまでだろう。キヤノンネオ一眼なら21ミリの超広角までいける。引かないでも寒桜全体が入ったりするし、離れると、どういうところで生えているのかも分かったりする。こういう差、かなり大きい。
 次は落とし物。これもカメラを向けるだけで、その落とし物を囲んでくれた。構図を変えても大丈夫。掴んで離さないモードでなくても、塊や色具合で主要被写体と気付いてくれるのだろう。そこはコンクリートの上なので、分かりやすかったのだろう。0センチまで21ミリ側で寄れる。流石に順光なので、カメラの影が入るので、少し引いて、まずまずの広角で写す。背景がボケながら逃げていくのがいい。受光素子の小さなカメラだが、そこまで寄ると、背景は結構ボケる。
 あとは、特にこれといったものがないので、写さなかった。他のことを考えていて、被写体狩りを忘れていた。しかし前方や左右は見ているので、目立つものがあれば気付く。
 冬枯れの樹木と、葉を付けている樹木が重なって生えているので、それを写したりする。これも季節物で、この時期だけ。
 かなり遠くから切り取る。そういう絵ができるのも超望遠のおかげ。
 望遠と広角の中間域の被写体が意外となかったりする。これは既に写してしまったためだろう。
 昼の喫茶店もキヤノンのネオ一眼。曇っており、雨が降り出しそうで、それに気温も下がってきたのではないかと思えるほど。
 いつもの上品そうな白っぽい猫がいたが、同じポーズなので、同じような写真になるので、パス。
 次の猫は寝ている猫だが。二匹いた。少し距離を置いて寝ていた。これもよく写すので、同じ写真になるが、猫と猫との距離が微妙に違う。見る度に違う。
 次は椿。これも写しすぎて飽きたのだが、石桶のような中に浮かんでいた。誰かが無理に浮かせたのだろう。その色の椿は近くにあるが、落ちても、そこまでは飛ばない。これも毎年写している。年によっては石桶を満たすほど投げ込まれていたりする。餅をつくときの石臼のような感じだが、用途が違うのだろう。庭園用だ。
 金魚とかを入れればいいのだが、狭いので可哀想だろう。それに雨が降ると、屋根がないので逃げ場がない。
 その先は梅。これは前日写したので、パス。
 戻りも大したものはなかったが、畑でカラスが何かを食べていた。草だろうか。雀もいる。こういう畑に出てきて何かをしているカラスは年寄りで、二軍だろう。
 元気な一軍はゴミ箱を襲撃する。
 この時期になると目立たないが、赤い小さな花が咲いている。葉はアジサイに近い。しかし、かなり小さい。それが群れて咲いていたので、畑をすっかり占領していた。レンゲはもう見かけなくなったが、この花がそれに取って代わったようだ。レンゲよりも早い目に生えてくる。だから早い者勝ち。それでいい土を取ってしまうのだろうか。
 まあ、日常移動撮影は、こんなものだが、それなりの変化があり、昨日なかった物が今日あったりする。それが毎日だと、結構色々なものと遭遇することになる。
 それら多様な被写体や距離などを考えると、ネオ一眼の対応力は凄い。
 今朝も結局はキヤノンのネオ一眼を持ち出した。ポケットには入らないし、小さな一眼レフスタイルで野暮ったいが、グリップもしっかりとあり、構えやすい。一眼レフの形だが、結構軽い。日常撮影、街頭スナップ、散歩カメラ、旅カメラ、猫狩り、鳥狩り、何でもできる。当然小さな花をマクロで写せるし。
 こういう利便性の高いカメラを使っていると、不便なカメラによる縛り撮影が逆に新鮮になる。
 
 
 
■■ 2021年2月9日(火) 午前10時12分
 
 今朝は久しぶりに寒い。しかし、よく晴れている。天気は下り坂にはならなかったようだが、回復してきたのだろう。よく晴れている日はそれほど珍しくはないが、久しぶりのような気がする。そして寒さも。
 朝の喫茶店までの道も手が少し冷たい。最近そんな朝は少ないが。
 まあ、この時期としては、それで普通だろう。
 この前、春物か冬物か分からないような偽ウール地のジャケットを買ったのだが、コートのような感じにも見える。これを着るにはまだ早い。大袈裟なものではないので、長く着られるかもしれない。
 今朝は寒いので、いつものダウンジャケット。これは分厚く暖かいので、下に着込む必要はない。それに今年は暖かい冬なので、余裕がある。今朝も寒いが、真冬の寒さではない。
 今朝は少しだけ遅い目に起きてきたが、喫茶店に行くと、誰もいない。準備中だろうか。そんなはずはない。遅い目に起きたので。
 しかし、時計を見ると、まだ開いていないかもしれないほど早い時間帯。起きたとき、時計の短針を見間違えたのだろう。
 時計が止まっている可能性もあるが、それならかなり早い時間を指したままのはず。やはり見間違いだ。喫茶店の開店後、かなりしてから入る感じなのに、店の前で店の人がいる。水をまいたりしている。
 そこで、おかしいなあ、とは思ったのだが。これは客がいない間に表に出たのかと思ったが、違っていた。
 要するに時間を一時間ほど読み違えたのだが、早すぎれば置き看板は出ていないので、それで気付くだろう。
 それで今朝は朝一番の客になった。そのあと、朝一番の客が次々に入って来た。これが普通の開店時間だろう。ただし、時間は書かれていない。
 また、今朝のような時間帯に来たとき、看板がまだ出ていない日もある。だから開店時間は曖昧。ただ、ある幅のある中でのこと。
 朝一番の客が引いたとき、がらんとする。そして朝一番の客はすぐに立つ。長居しない。
 昨夜は少しだけ夜更かし気味だったが、そこから見ると、早い目に目が覚め、そして起きたようだ。まだ眠かったが、短針を見間違えたので、遅いと思い、さっと起きたのだろう。
 長針と短針を見間違えるときもある。そういう錯覚があるものとして見ているのだが、本当に遅起きのとき、何度見ても間違いではないと、がっくりする。
 最近も暖かいので、このまま春になるのではないかと思ったが、やはりそうはいかないようだ。いくら暖冬でも時節というのがあるのだろう。三月になれば春を期待できる。暦の上では三月から春なので、期待できるというより、春になる。
 
日常移動撮影
 朝の喫茶店からの戻り道散歩はなし。曇天で薄暗いし風景に元気がない。それで、ストレートに戻るが、信号待ちのとき写す程度。カメラはパナソニックのミラーレス。小さく軽い。ポケットに入る。写す気がないときは、こういうカメラがいい。
 しかし戻る途中歩道と車道の間のガード用の棒の上に可愛い手袋がはまっていたので、それを写す。前日は少し手前側にヘッドホンが置かれていた。いずれも落とし物。そのヘッドホンは消えていたので、持ち主が持ち去ったのだろう。
 しかし、夏に写した忘れ物の野球帽は未だに残っていたりする。冬を越しそうだ。
 パナソニックのミラーレスは液晶が上下に回転するので、側面からの撮影は見やすい。斜めから覗き込まなくてもいい。だがあまり明るい液晶ではない。コンパクト系の方が液晶が明るいというのはどういうことだろう。それほど古いカメラではないのに。ファインダーがないので、その液晶だけが頼り。しかし、このカメラなら、もう適当でいいかと、構図も大把握で写した。ただ、曇っていたので、晴れの日に比べれば、それなりに見えていたが。
 昼の喫茶店へはキヤノンのネオ一眼。あまり写す気はなかったが、このカメラは使いやすいので、よく持ち出している。
 猫もいなかったが、梅の花が咲いている。最初に開花した花びらを、このカメラで写している。その後、日数が経ったので、多く咲いていた。毎日見ているので、変化が分かる。
 これも思うところまでズームで寄れるので、1400ミリ近くの望遠撮影で一枝を切り取る。ピントはすっとくるし、合わせ直さなくても合ってくれた。合わないときは一点AFにすればいいのだが、その必要はなかった。
 次は川岸の草の中にいつものお辞儀をしている花が咲いていたので、それも橋の上からグーと望遠で寄って写した。標準ズームではできない。だからパナソニックミラーレスの標準ズーム付きを持ち出したときよりも被写体が増える。
 自転車から降りなくても、望遠で抜ける。
 あとは帰路コースの古墳へ寄り、堀に浮かぶ空などを写す。似たような構図で、風景だが、天気により浮かび上がる空が違う。
 そのあと、工事中の道があるので、別の道を通る。工事中だが通れるのだが、面倒。
 歩道の花壇に水仙のような花が咲いていたので、それを写す。これもアップで撮れる。中望遠での接写率が、このカメラは強い。ネオ一眼では一番かもしれない。だから非常に便利で実用性の高いカメラ。
 
富士の新製品の続きの続き
 富士の新製品E4が月末に出る。既にアマゾンで売られている。コピーライカ風と言うより、ミノルタCLE風。小さいので、そう感じるのだろう。しかし前機のE3も結構小さくスマート。だからこちらの方がいいのではないかと、前日話したがそれならCLEに近いのはX30ではないかというのも、以前話した。X30はコンパクトデジカメ。三代目だ。電子ファインダーが付き、液晶が回転するようになっている。今、このタイプのカメラはパナソニックからも出ている。それのライカ版もあるほど。しかし液晶は回転しない。ライカが嫌がるのかもしれない。背面液晶そのものもいらないような感じだ。
 また1インチコンパクト系がメインになり、ファインダー付きで、液晶も回転し、レンズも明るく、ポケットに入る大きさのカメラは、ソニーやキヤノンからも出ている。1インチ高級コンパクト路線だ。
 X30は七年ほど前のカメラではないかと思われる。このX30で打ち切りになる。時代は富士のT1かT2の時期と重なる。今はT4まで来ている。
 このカメラ、デザインで選ぶのなら、E4と比べても遜色はない。そして小さく軽いが、コンパクト系としてはズシリとくる重さだろう。
 オリンパスコンパクト系も、明るいレンズ付きの高級機を出して頑張っていた時代だ。
 ペンタックスも出していた。一台で終わったが。いずれも遠慮のない大きさ重さ。受光素子は少しだけ大きい目。そしてレンズが明るいのが特徴。
 X30を今、ネット上で見ていると、最初からクラシックカメラなのだ。これは長生きするだろう。
 当時、X30が出ていたのだが、X20にした。その前の10も買っていた。X30にせずにX20にしたのは光学ファインダーが付いていたことだ。
 それから七年。すっかり電子ファインダー時代になっていた。だからX30は早すぎたのだ。今なら、違和感はないだろう。
 ミラーレスは先ほどのキヤノンのネオ一眼やニコンのP950があれば、それでいいのではないか。超広角から超望遠までをレンズ交換式のミラーレスや一眼では、かなり難しい、一本のレンズでは済まない。
 標準ズーム域での撮影でいいのなら、X30が愛玩具的でもあるし、趣味性も高い。E4よりも可愛らしいし、レンズ交換ができないので、迷いもない。それにレンズも明るい。
 しかし7年前のカメラはバッテリーの劣化が進んでいるはず。5年前ならいいが、7年は少し長い。富士の映像エンジンも第4世代になっている。それもまた古くなりつつある。
 まあ、無難なのはE3だろう。ボディーだけならコンパクトデジカメより安かったりする。中古だが。
 富士がコンパクト系をやめたのは、安いミラーレスがあるためだろう。E3は新品では高いが、T200とかA系は、かなり安い。
 E4はデザインに走りすぎた。
 ミノルタCLやCLE時代、それを使い込んだのかというと、そうではなかった。CLはライカの好きな人に売っている。その人は、そのあと本物のライカを買った。
 そしてこちらは、普通のコンパクトカメラ、キヤノンのオートボーススーパーなどで写していた。カメラの良さと写しやすさとは違うのだろう。
 
 
 
■■ 2021年2月8日(月) 午前10時49分
 
 今朝は曇っており、少し寒い。冬らしい天気だ。陽射しがないので、空も暗く、街も暗い。道も暗いが外灯が点いているわけではない。
 雨が降りそうな雰囲気だが、この時期なら雪が降ってもおかしくない。このあたりで今冬を代表するような寒い日があってもいいほど。年末の寒さは今冬一番の寒さと言われていたが、ずっと一番のままかもしれない。それより寒い日がないのなら。
 しかし、今年も年末があり、また冬が来る。同じ年の冬だ。ややこしい。
 今朝はまずまずの時間に目が覚めた。まるで寝起き行く喫茶店の開店時間に合わせるように。別にセットしたわけではない。ただ、希望起床時間に近い。最近はそれ以上早い時間に起きることは望んでいないようだ。
 今朝のような時間に起きると、ゴミの日でも間に合う。
 昨夜は夜更かしだったので、少し眠いかもしれないが、目が覚めたとき、一発起きで、二度寝欲はなかった。最近昼寝も夕寝もしていない。昼寝は夏場のものかもしれない。暑いので、動けないので。
 どんよりとした天気なので、それに引っ張られるように、元気もない。今朝は喫茶店からの戻り道の散歩も行く気がしないだろう。しかし、こういう日の方が落ち着いているかもしれない。まあ、天気の悪い日は大人しくしているのがいいだろう。
 今年もあっという間に二月に入っているが、この二月、何か印象が薄い。毎年そんな感じだ。短いためかもしれない。31日まである月に比べ、今月は三日ほど違う。三日というのは一週間の半分ほど。だから月末が近いと思うと、あっという間に3月になっていたりする。それだけではなく、2月は目立たない。
 ATOKの辞書を見ると、梅見月となっている。確かにそうだ。梅は元気で、飽きるほど見る。
 三月はどうか。桜月だろう。梅見月に合わすなら、花見月になる。花は桜。花といえば桜のため。桜見月とならないのは、桜は三文字のため、語呂が悪い。
 花見といえば桜。紅葉といえばモミジ。しかし咲く花は色々あるし、紅葉する木も色々ある。
 
トラベルジャケット
 先日冬のバーゲンで見たのがよかったので、昨日の昼の喫茶店の戻りに買う。サイズはMとLとLLだろうか。またはLが二着か。特価品なので、あるだけしかないだろう。早く買わないと、売り切れてしまうと思っていたのだが、三着ともあった。
 それですぐにMを取り、レジへ。
 ただのオーバーか、コートのようなタイプで、凝ったものではなく、シンプル。だから調べる必要もないし、試着する必要もなかった。
 それで戻ってから分かったことだが、「るるぶ」と提携。どういうことかと思い値札などを見ると、トラベルジャケットとなっていた。トラブルではない。旅服だ。旅カメラと相性がいい。
 以前から、この店には旅シリーズのブランド品があった。名前は忘れたが、ヤングカジュアル系よりも少し高い。真冬のジャンパーやコート系も結構薄いのだが、高い。
 そういえば最近見かけないと思った。消えたのだろうか。
 買ってから旅ジャケットと分かったが、それなりの長さはある。セミコートよりも少しだけ短い目。袖の長さと胴体の丈の長さが同じ。そのためポケットが下の方にあるので、手を突っ込みやすい。
 表側のポケットは二つだけ。脇ポケットだけで、シンブル。胸ポケットはない。
 そのかわりタイプ違いの内ポケットが左右にある。これはアクセスしやすい。なぜならジャケットがボタン式のため、胸のボタンひとつ外せば手が入る。ファスナーよりもいい。
 ファスナーは引っかかる恐れがあるが、ボタンは外れる恐れがある。そのボタン、ユルユル。これは留めやすいが、切れそう。だが交換用のボタンや継ぎ当て用の端切れが入っている。値段だけのことはある。しかし値段のわりにはシンプル。高いほどシンプルなのかもしれない。
 旅といっても、歩いて行くわけではなく、登山でもない。飛行機や列車、バスや自動車だろう。るるぶなので。だから移動は座った状態。そのとき、アウトドアすぎる服装よりも、このタイプのジャケットが車内では過ごしやすいかもしれない。
 上に軽く羽織るウール地のセミコートのようにも見えるが当然偽ウールで、ポリエステル製。よく化けたものだ。だが、本物のウール生地よりも高かったりしそうだが。
 防水防風などの表示はない。ウールに準じるということだろうか。裏地はツルッとしているので、袖が通しやすいし、腕もダブッとしており、袖口も広い。下に何か、着込むことを前提にしているのだろう。通勤着ではなく、遊び着。
 以前、似たようなのを着ていたことがある。真冬でもそれを着ていた。中綿もなかったし、裏毛やボアなども付いていなかった。余程寒いときは下に毛糸のセーターを着込めばよかった。襟元もシンプルすぎて暖かそうではないが、これはマフラーを巻けば良いのだろう。
 今朝はまだ寒いので、着られないので、春待ちだ。
 
日常移動撮影
 昨日の朝の喫茶店からの戻り道散歩は簡略。ほぼストレートに戻った。それなりに早い時間帯だったの、時間はあったのだが、天気が下り坂のようで空に元気がないし、こちらもあまり元気がない。
 朝のお供のカメラはパナソニックのGFというミラーレス。非常に小さく軽い。ポケットに入る。レンズはパンケーキズームで、電動ではなく、手動。そして沈胴。その解除も手動。ただしボタンを押しながらではなく。
 それほど高性能ではなく、ボディー的にはオリンパスの同タイプの方がいいだろう。ただ、パナソニックの家電カメラだけあった雰囲気が明るい。当然映りも明るい目に写る。
 ズームの望遠端は60ミリほどなので、これはもう標準レンズの画角に近い。少しだけ望遠だが、昔は55ミリという標準レンズがあった。何が苦しいのか50ミリにはできなかったのだろうか。
 それで、遅い自転車に追い越されたので、その後ろ姿を写すが、遅いといってもカメラを構えたときは、小さくなっていた。急にスピードを上げたのだろうか。この自転車、あまりにも遅いので、追い抜いた。滅多にない。追い抜かれることはあっても追い抜くようなことはない。余程遅いのだ。
 しかし自転車を止め、写真を写そうとしているとき、追い越された。
 60ミリでは届かない。しかし、いつもの通り道がよく分かる拡がりのある中を行く自転車となり、これも悪くはない。その自転車の人がいいから写しているわけではない。道には誰もいない。通行人ゼロ。だからアクセントが欲しいだけ。
 喫茶店内では望遠側でアイスコーヒーのコップなどをアップで写す。かなり寄れるのだ。このカメラ、小さいものや、細いものにはピントが来にくいが、コントラスト式AFが得意とするものがあるらしく、ピントが来るときはしっかり早く来る。空間認識AFというパナソニック独自のもの。
 ただ、このカメラ、動作がワンテンポ遅いので、キビキビとした撮影には向かない。
 昨日はストレートに戻る予定だったが、少しだけ喫茶店の裏側の道を一回りする。撮影はほとんどが24ミリ。28ミリよりも広いので、ざっくりと写す感じだ。たまに60ミリを使う程度。そうでないと、24ミリでは周囲が入りすぎて、何を写したものなのかが分かりにくいので。
 単焦点レンズなら大変だと思う。レンズ交換しないといけない。
 細い路地などを写し、ファスト店の前まで戻る。長期休業の貼り紙を確認するため。
 前に見たのと同じ内容で、同じ貼り紙だった。店内にあったゴミとかが表に出ていた。傘とかも。忘れ物傘だろう。大量にあるが、ほとんどはビニール傘だった。とりに来る人もいないので、保存も大変だろう。それを捨てるようだ。
 それを見て、休業ではなく、廃業ではないかと思ったりした。
 戻り道、梅が咲いているので、写す。逆光で遠いし、何ともならないが、試しに写してみた。まあ何とか手前の梅にピントが合ったようだ。ただの記録のようなもの。これは60ミリで写した。
 その梅の手前の道で、ヘッドホンを撮影。しかし良く見ると耳当てたっだ。子供用だろうか。落としたのだろう。それが植え込みの上に置かれていた。
 これは背景との関係を考え、24ミリより、少し狭い目の40ミリあたりで写したものと思われるが、ズームなので、適当。これはいい感じの写真になった。このカメラを持ち出してこそ、ではなく、いい被写体を見付けた方が大きい。最近にない拾い物だ。ものは落とし物だが。
 あとは汚い家とか、排水溝の中とか、殺風景な田んぼとかを写す。畑にしないで、寝かしているが、綺麗に平されている。草は生えていない。
 まだ田植えまでかなりあるので、野菜を植えるのだろう。その下準備。
 昼の喫茶店往復もパナソニックの一番安いミラーレス。そして同じレンズ。写す気が全くない。
 いつも通る神社の前で、全体を写す。これは気楽でいい。
 踏切を渡るとき、遮断機が先に下りた。別の踏切まで横移動したかったが、面倒なので、待つことにした。そのとき、一枚写す。これも大雑把に全体を写す。
 曇っており、雨がぱらっと来ていた。24ミリなので、全部にピントが来る。まあハーフサイズの受光素子なので、ピントは深い方だが、あまり変わらない。
 いつもの猫を発見。昨日は二匹くっついて寝ていた。しかも雨が降っているのに、平気で寝ている。何を考えているのだろう。寒くないためかもしれないが、濡れるのを嫌がらないのは不思議。まあ、そこにいないと餌をくれる人が来ても貰えないので、お仕事なのだ。しかし、最初から雨の日は、出てこないが。
 白っぽい上等そうな猫も雨の中、辛そうに座っていた。寝ている場合ではないのだろう。戻るかどうか、考えているのかもしれない。
 喫茶店からの戻り道は、住宅地のブロック塀の鉢植えを写す。至近距離だ。高いところにあるので、写しやすい。キャベツのような花だ。
 雨は何とかやみ、夕日が来ていたが、もう遅い。
 そのあと、おかずを買いにスーパーへ行ったときは、もう薄暗く、半ば夜。夜景に近いが、このカメラ、暗いところでも写せる。レンズは暗いが、高感度が使える。日常の中に溶け込むようなカメラ。
 最近のカメラ、どのカメラで写しても綺麗に写る。問題はもうそこではなく、別のところにあるのかもしれない。
 
富士のカメラの続き
 新製品のミラーレス、E4を見ていると、E3でもいいのではないかと思えたりする。そんな人が多いと、E3の中古価格が下がらなくなるが。
 よく見ていると、デザイン的にはそれほど違いはないような気がする。どちらも小さすぎるほどでスマート。
 大きな違いはグリップだろう。E3にはありE4にはない。機能面ではE3の方がよい。AF切り替えレバーなどが正面側に付いていたのに、消えている。
 グリップのあるなしで、見た目が変わるが、外付けグリップがあるようだ。それをつけるとデザインが崩れるだろう。四角く切り取った箱のイメージが。
 E3のグリップは大して出っ張っていない。だからあまりいいグリップではない。S10のグリップの方がいいだろう。
 グリップがないと、望遠を付けたとき、指が痛い。カメラの角に当たるためだ。それとズームを回しにくい。力がいる。だから、E4は単焦点か標準ズームまでだろう。
 グリップのいいS10なら望遠も付けられる。それを言い出すと、ニコンの方がよかったりする。ファインダーも。
 また、それなりのグリップがつき、さらにファインダーの解像力や像倍率の高いパソニックのG100も良い。
 まあ、一眼レフの形をした野暮ったいデザインでは、持つ気がしないが、E3やE4なら持ちたいと思ってしまうだろう。
 だからE3は、いいポジションにいる。しかし、そういうフラットなボディーなら、ソニーでもいいのではないかと思ったりする。軽いし小さい。
 カメラは機能よりも、より趣味性の高い方へ傾きつつあるのだろう。写りや機能は、もういいから。愛着度とかになる。好みの問題が優先するような感じ。
 E4は二月末に発売される。既にアマゾンで売られている。
 評判が良く、かなり売れているのが年末に出したS10。こちらは実用機だ。グリップも飛び出し、ボディー内手ぶれ補正が付く。それとE4とは対照的だ。
 そういった最近の小さい目のミラーレスの新製品を見ていると、先ず引っかかったのはパナソニックのG100だ。これも写り云々のカメラではなく、どちらかというと動画向け。手持ち一脚の短いのが付くキットもある。一脚ではなく、卓上三脚としても使える。その棒に動画と静止画のボタンも付いている。それでいて上位機並みのファインダーを乗せている。このクラスでは珍しい。そのファインダーが欲しい。写りはいいから。
 出て間もないが、富士の新製品よりも安い。
 パナソニックのスタンダードミラーレスカメラG5からG7へ乗り換えるはずが、できないまま。今ならG8だが、それも越えてG9になってしまった。G99とかもあるはず。そしてガクンと小さくなってシンプルになってG100が出た。この分ではさらに削ぎ落としてG1000が出るかもしれない。
 ボディー内手ぶれ補正ができるようになれば、オリンパスのレンズも使える。
 しかし、それを買うのなら、パナソニックのネオ一眼の方がさらによかったりするが、そこまで行くと、実用機になりすぎる。
 まあ、そのあたりで、意外と、というのがE3だったりする。
 趣味性も大事で、デザインも大事だが、ずっと使っていると、自分のカメラなど見ない。
 そして写さないときや、弄っているときはいいが、いざ写す段になると、使いやすく、操作性が良く、構えやすいカメラの方がよくなる。道具とはそんなものだろう。
 
 

■■ 2021年2月7日(日) 午前10時36分
 
 今朝も晴れ。何とか晴れている。気温もそれほど低くはない。いい感じだ。
 本当にこのまま春が来そうな雰囲気。それなら楽でいいのだが、冬物衣料などは売れないだろう。まあ、この時期買う人は少ない。冬の手前か冬に入った直後あたりに買いやすい。ただ、冬物衣料など既に持っているだろう。一寸違うのを着てみたいので、買うのだろうか。
 昨日はいつもの衣料品コーナーで冬物バーゲンをやっていた。これが最終かもしれない。
 その中に春物らしいのを見付けた。綿入りではない。これが違いだ。偽ウール地のコート。シンプル。これが本物のウールなら重いだろう。中はスーツの裏と同じ裏地でツルッとしている。それだけだ。裏地に仕掛けはない。暖用の何かもない。ボタン式でファスナーはない。それでいて高い。当然バーゲンなどで半額になる。これだろう。
 今朝も街ゆく人の中で薄い目の上着を着ている人が目立つ。軽い目のダウンジャケットとか。その下はただのTシャツだったりする。これが真冬かと思うほど。中高年の女性の反応が早いのか、こちらも薄手の人が多い。
 昨日の昼間など、首輪をしていると暑苦しかったので、取った。また分厚いダウンジャケットも暑苦しく感じた。
 また、例年なら、中にセーター類を着込むのだが、今年は着込んでいない。手袋も付けていない。手が悴むほどの日は数回あった程度。しかも雨の日。雪ではなく雨。それだけでも暖かい。
 二月も上旬から中旬に差し掛かっている。二月半ば、三月が見えだしている。冬は12月1月2月。春は3月4月5月。だから、このまま春になってもおかしくないが、三月に入ってもまだまだ寒く、四月の花見の頃にも真冬の服装だったことを思うと、そう簡単に春うららにはならないはず。
 まあ、それだけは分からない。いつもの年とは違う年もあるのだろう。ただ、ここまでのところ、かなり暖かい冬で、そんな年は滅多にない。
 今朝はまずまずの時間に起きた。少し早いと喫茶店が開いていない時間。それを少し越えているので、寝起きそのまま行けば、喫茶店は開いているはず。だから起きることができた。少し夜更かしをしたので、もう少し寝ていたいところだが、目が覚めた時間帯がいい感じなので、起きた。
 毎朝行っていたファスト系を遠くから見ると、青いシートが内側からかかっている。長期休店の貼り紙だけがドアにある。パート募集とか、その他色々な貼りものは消えている。これは休店ではなく、終わったのかもしれない。その長期だが、どの程度の長期なのかは分からない。
 店の前まで行っていないので、貼り紙が違うかもしれない。別の紙に変わっている可能性もある。
 それで、交互に行っていた個人喫茶だけに行くようになったのだが、今朝は開店ギリギリらしく、客は誰もいなかった。朝一番の客になったようだ。
 
散歩撮影
 前の日に川西へ行ったので、昨日の朝の喫茶店からの戻り道はストレートに戻ろうとしたが、晴れていて暖かい。これはもったいないので、少し散歩する。
 カメラは久しぶりにキヤノンキッス。小型軽量の一眼レフ。光学式だ。それに28から85あたりの標準ズーム。キットレンズなので、軽い。ただ、沈胴とか、電動とかではなく、普通のズームレンズ。だから非常に使いやすい。
 まあ、喫茶店までの往復なら、十分すぎるほど。一眼レフを持ち出すほどではないが、ネオ一眼よりも軽くて小さかったりする。
 さっと出してさっと撮すと、ピントが来ていないときがある。カメラはそれほど新しくはないが、古くもない。だが、AFはかなり前のシステムをそのまま使っているらしい。だから合わないときが結構ある。これならコンパクト系の方がよく合う。ほとんど外さない。しかし、一眼レフの方がピントが来ていなかったというのは、妙な話だ。
 本当なら、キッスではなく、イオスの中級機を持ち出すはずだったが、写す気がないので、そうなった。ただ、中級機のレンズは200ミリまであるが、広角での最短撮影距離が長い。しかしキッスの標準ズームはかなり寄れる。だから喫茶店などでのテーブルものでは有利。
 色目は綺麗で、明るい。晴れ晴れとした絵だ。
 それで喫茶店の戻り、スタンダードコースに乗る。黄色い梅がまだ咲いているので、それを写す。85ミリしかないが、近付けるので、それなりに大きく写せる。ただ、寄れるところにあればだが。
 梅もそろそろ飽きてきたので、寒桜を写す。まだ枝に蕾が出ている程度が。まだまだ開かないだろう。しかし、最近暖かいので、あと一押しで咲くかもしれない。咲いておかしくない寒桜なので。
 遊具を入れ替えた公園を写す。その手前の木がいい。本来子供は遊具など使わなくても、木に登ればいいのだ。ターザンをするとか。周囲は樹木が多い。
 さらに行くと、いつもの猫がいる。カメラを向けると欠伸をした。
 スタンダードコースはそれだけで、撮影よりも自転車散歩だろう。あとは町並みをちょい写し。これは普通の往復道だ。
 昼の喫茶店までの往復は、今度もまたキヤノン。今度は旅カメラで、900ミリ越えのコンパクトデジカメ。これは世界記録だろう。普通は700ミリほど。ニコンが800ミリまでのを出したが、900ミリ、ほとんど1000ミリのキヤノンには及ばなかった。
 このキヤノンの旅カメラは、少し古い。新しいのが出ているが、このクラスのカメラは、結構高いので、下手をすると型落ちのイオスキッスが買えてしまう。
 このカメラは優等生だが味も素っ気もない。無難にこなすカメラ。遠くの方を歩いている人を写すが、1000ミリ近い超望遠などで、簡単に射落とせる。しかもポケットに入るカメラで。
 写りは優しく穏やか。画質的には面白味のない写りだが、ピントもよく合うし、早い。
 イオスキッスより、出来がいい。失敗がない。
 いつも、寝ている猫がいるところに、猫がいた。しかも二匹。揃って同じように寝ている。一匹がこちらをちらっと見たが、すぐに寝た。
 こういうときキヤノンコンパクト系は猫を四角く囲む。囲んだところで合焦する。大雑把だが、分かりやすい。そして囲んでくれるとほっとする。
 あとは西日の当たる建物や道を写すが、あっさりとした絵になる。やはりこれは人物を写すカメラだと改めて思ったりした。
 
 さて、最新カメラの話を少し。
 富士のE4がかなり臭いカメラで、これは何だろうかと考えてみた。
 グリップがない。これは望遠向けではない。単焦点レンズ向けだろう。だから同時発売で41ミリ相当の標準レンズも出るらしい。カメラとのバランスはこれが一番良さそうだ。
 E4が出るのなら、E3が安くなる。落ち武者狩りだ。E3は普通のミラーレスだが、四角な箱で、ペンタ部のようなとんがりのないフラットなカメラ。グリップは付くし、色々と出っ張りもあるが。
 要するにE3の発展型が、その延長がE4ではなさそうだ。簡素になり、シンプルになりすぎた。だから色々なレンズを付けて、という中で、望遠レンズが握りにくそうなカメラになるので、E4らしくなくなる。
 同じようにT30の次ぎに出るはずのT40がまだで、もう出ないかもしれない。T4の普及タイプだ。T40ではなく、S10が出ている。別系統の初代になる。ここでも変化が起こっている。T30よりもグリップを深くし、ダイヤル形式を一般的なものに変えた。
 似た流れは、パナソニックのG系にもある。最新のG系は二桁台になり、小さく軽くなっている。G100だ。
 まあ、ソニーのフルサイズミラーレスも、小さく軽いのが出ているので、同じような流れかもしれない。小さく軽くシンプルに。そういう流れ。
 特にE4はコピーライカ。ライカで望遠は似合わない。デザイン的には幻のコピーライカミノルタCLEを彷彿させる。ミノルタから出したライカマウントカメラだ。だからそのままライカのレンズが付けられる。逆にミノルタ製のレンズもライカに付けられるだろう。
 初代はミノルタCL。マニュアル機だ。露出計の針を見て合わせる。CLEはオートになった。これがまた高かった。実用性を取るのなら、ミノルタの普通の一眼レフを買えばいい。それにミノルタの一眼レフは安い。だからそれよりも高いのがミノルタのCLEだった。初代CLレンズの画角が40ミリだったと思う。ここだろう、今回のE4のデザインや、同時発売の41ミリ相当の標準レンズも。
 CLは持っていたが、人に売った。CLEはもう既に新品はなかった。CLEは28ミリが付いていたように思う。当然フルサイズだ。まあ、フィルム時代のカメラなので。
 要するにCLEの蘇りなのだ。それで、臭いと言っている。臭い球を投げてきたというより、本家ライカではなく、ミノルタCLEで来たかと言うことだ。
 まあ本家ライカのコピー版は、富士は既にあるので、もっと小さく軽い、CLE狙いなのだ。
 似たようなカメラで、ライカレンズをキットレンズにしたパナソニックのミラーレスもある。まあ、パナソニックのコンパクト系はまさにライカで、ライカ版も出ている。だからレンズのことを言っているのではないのだろう。
 先日買った富士の水中カメラ、そういう意味で買ったわけではないが、E4に対する当てつけのようなものかもしれない。
 コピーライカとは、ライカの形やデザインをしていないのかもしれない。
 今朝はパナソニックの一番安いミラーレスとキットレンズを付けたものをポケットに入れている。現役機で軽さと小ささではこれだろう。ファインダーはないが。
 これは富士のE4を意識して持ち出した。このGFでもいいのではないかと。
 
 
 
■■ 2021年2月6日(土) 午前11時55分
 
 今朝も晴れている。昨日よりも暖かいかもしれない。この分では本当に春が来そうな雰囲気。真冬は何処に行ったのだろう。この時期一番寒い頃のはず。
 昨夜も暖かく、電気毛布が暑苦しいほど。起きたときも布団から出ても何ともない。普通なら少しは寒さを感じるのだが、それがない。
 今朝は遅起きだったが、よく寝たので、満足。だから目覚めはいい。早い目に寝たので、睡眠時間もたっぷり。早寝して早起きだと、睡眠時間はまずまずだが、早寝で遅起きだと十分。こちらの方がいいのではないかと思われる。
 ただ、一日が短くなるが、最近日が沈むのが遅くなっている。夕方が遅い。冬至からしばらく立つので、昼の時間が長くなってきた実感が出るのだろう。
 しかし暖かすぎて冬らしくない。当然寒い日もあるし、またこのあと、ガクッと気温が下がるかもしれないが。まあ、その日、一日暖かければ、それでいいだろう。数ヶ月後の気温を気にする人はいないはず。明日も数ヶ月後も先の話だ。
 昨日は久しぶりに肉屋のコロッケ詰め合わせを買う。タイプが二つあり、安いのと高いの。いずれも200円台と300円台。しかし、100円引きになる。最後は半額になる。
 200円台を買う。300円台は多すぎる。100円引きになっていたので100円台だ。
 当然好きなコロッケやカツ類を単品で選べるが、パックの方が安い上、さらに値引きがある。まあ、普通のコロッケでもいい。カレーとか、すじ肉入りとか、色々とタイプはあるが。
 目玉焼きを上げたものもある。これをコロッケと呼べるかどうかは分からない。ジャガイモが入っていない。
 コロッケにポテトサラダ。これは重なる。しかし、コロッケではなく、ポテトサラダの方があっさりとしていていいのではないかと思ったりするが、マヨネーズが邪魔かもしれない。それに温かいコロッケの方がいい。
 先日買った大量の菊菜、煮すぎてとろとろになる。これが美味しい。菊菜など鍋物では色を添える程度で、大量に入っていない。自分で煮ると、好きなだけ食べられる。
 菊菜と厚揚げとの相性がいい。ジャガイモも野菜鍋に入れているが、固いのと柔らかいのがある。柔らかい方が美味しいが、崩れてしまい、消えてしまう場合もある。
 この時期の大根は柔らかい。食べ頃、旬だろう。夏場の大根は固い。それで、夏場は千切り大根にしている。これなら保存が利く。しかし本物の大根に比べ割高。
 先日買った炊飯ジャー、食べ終えたので、内釜を洗うが、洗わなくてもいいほど、ご飯粒がまったく付いていない。やはり新しいだけにテフロン加工がまだ有効なためだろう。そして内釜が以前のよりも軽い。赤銅何とかというのを使っているらしい。しかし、赤くない。テフロン加工が禿げてくると、赤いのが見えてくるのだろうか。
 
川西方面散歩
 昨日は晴れていて気温もまずまずだったので、いつもの朝の喫茶店からの戻り道散歩は、スタンダードコースから離れて、一路北へ。北へ行くと川西や池田に着く。まずは川西だが、ほんの入口。伊丹と川西の境界線あたり。昔は同じ郡だったと思う。市などなかった時代。複数の村が集まって、市になる。郡はそれらの市が複数集まった広さだろうか。要するに猪名川沿いの村々のこと。
 多田街道が走っているのだが、新しくできた産業道路が川西へ行く道になる。尼崎あたりから出ている道。
 多田街道は伊丹から出ているはず。伊丹坂のある西国街道が出発。東へ行けば京都。北へ行けば川西や池田。その先の山を越えたところに多田神社がある。かなり勢力のあった氏族がいた。多田源氏だ。
 まあ、猪名川沿いに行けばいいだけのこと。だから落語の池田の猪買いも。猪と猪名川の頭が重なるが、猪名部から川の名が来ていると思われるが、はっきり分からない。猪名部氏は渡来人。木工を伝えに来た人。
 その猪名川沿いを行った方が迷わなくていいだろう。大阪方面からなら。
 まあ平野から山と山の隙間、切れ目が見えているので、見たら分かる。その切れ目を猪名川が流れている。
 多田街道は伊丹市と川西市にまたがっている。途中で切れるが、川西側で、表示が出る。そこは古い村があるためだろう。村を突き刺しながら多田まで続いているはず。だから旧街道の面影は村落部にしかない。また旧街道はぐねぐねしているので、道を広げられない。だからそのまま残っている。
 見た感じ、ただの村道だが、由緒正しい道なので、多田まで行けるはず。
 その川西側の村で少し写真を写すが、以前にも二回ほど来たことがあったので、見覚えのあるものもある。しかし見落としていた寺があり、それが良かった。何度か入った寺は人形供養をやる寺。これは案内が出ているので、見付けやすい。
 村に複数の寺があり、このあたりの豊かさが分かる。
 ただ村の神社を発見できなかった。あったのかもしれないが、小さいので分からなかったのだろう。
 久しぶりの遠出というわけではないが、朝の喫茶店の戻り道散歩が長くなりすぎた。
 そのあたりに昔のソフマップがある。中古デジカメを売っていたのだが、もう何も陳列していなかった。ここはパソコンの部品などを売っている。
 もし中古カメラのいいのがあると、災難なので、ないほうがいい。
 昨日はパナソニックの旅カメラ。観光のようなものなので、丁度いい。
 ひと組だけ、多田街道を歩いていた。散策だろう。多田街道跡をたどっているのかもしれない。
 川西の市街地に入ると、どれが多田街道なのかは分からなくなる。以前辿ってみたが、さっぱりだ。しかし、よく調べると、細いが長く続いている真っ直ぐではない道があるはず。路肩に大きな石とかがあれば、間違いない。
 望遠はあまり使わず。使っても200ミリぐらいまで。それなら一眼レフのキットレンズの標準ズームで十分だ。ただ、背面液晶で、さっさと写す場合、コンパクト系の方がいい。
 戻り道は、違うところを通ったが、あまりいいものはなかった。そしてすぐにスタンダードコースまで戻れた。だからそれほど突きだしていなかったのだろう。一寸出ただけ。
 それほどの遠出とは言えないが、最近では珍しい。しかも朝の喫茶店の戻りなので、何も食べていない。
 以前、その状態で多田神社まで行ったことがある。流石に遠い。
 まあ、朝の散歩コースのすぐ先に、川西があるので、そこからのスタートだと、意外と近い。
 
 
 
■■ 2021年2月5日(金) 午前11時25分
 
 今朝は晴れている。久しぶりに快晴。雲ひとつない。探せば端っこの方にあるかもしれないが。
 天気は下り坂だと思っていたが、そうではなかった。冬の空というのは、曇っているイメージがある。
 今朝は晴れていていい天気だが、少し寒いかもしれない。だが、陽射しを受けるといい感じだ。日陰が寒い。晴れた日にはよくあること。
 冬としては適温かもしれない。それなりの寒さがあるので、蒲団に入るとほっとする。電気毛布が気持ちいい。これが少し暖かい目の気温だと暑苦しく感じる。そういう暖冬丸出しの日がよくある。調子抜けする。冬はそれなりに寒い方がいい。そういう服装だし、そういう構えなので。
 昨日はかなりの遅起きだったが、今朝は早い目に目が覚めた。起きる気持ちはあり、起きれたが、まだ喫茶店が開いていないので、二度寝した。無理に寝た感じだ。すると、それほど早くない時間になっていたが、昨日よりもまし。
 昨夜早寝したためだろう。まあ、夜更かしではない程度の時間帯なので、早寝とは言えないが、起きた時間が遅いので、夜に強くなるため、夜更かししやすい。それを食い止めた。
 早い目に起きても喫茶店開店時間という規制がかかる。そういう朝はもったいない。起きる気があるのに。
 いつもの個人喫茶よりも早く開いている店があり、その近くを毎朝通るのだが、その店に行くことも考えないといけない。自転車を止める場所がないのが、難。周囲はほぼ伊丹駅前。一番止めにくいというより、止められない場所。パチンコ屋は遠いし、それにまだ開いていないだろう。スーパーが近いが、駐車場の入口でいつも誘導員が立っている。
 残るは医院と薬局の前。この医院はよく行っていたことがあり、そこに自転車を止めていた。駅のほぼドン前だ。喫茶店が見えるほど近い。
 やはり喫茶店の入口の路肩に止めるのがいいかもしれない。数十年前まではたまに来ていた。そのときは、そこに止めていたが、お仲間がいた。先に止めている人がいた。いい例だ。
 ギリギリ喫茶店の敷地内なら、問題はない。しかし、はみ出してしまうだろう。
 先日買った炊飯ジャーを初めて使う。説明書通り、最初はやってみた。上手く炊けた。ふんわりとしたいい感じだ。水は多い目に入れていない。少しだけ多いだけ。
 湯気がいい感じで真上に上っている。前の炊飯器は上手く湯気を出せなかったのだろう。
 炊き終えたあと、しっかりとかき混ぜる。
 柔らかすぎるほどの水を入れていないので、普通のご飯になった。味が違うような感じだが、気のせいだろう。そのうち何も思わなくなるはずだが、ご飯が美味しいと、おかずがいらないほど。
 以前、旅先で食べたご飯が最高に美味しかった。それ以前もそれ以後も、そんな美味しいご飯を食べたことがない。これは水だろう。
 昨日は野菜が切れていたので、昼の喫茶店の戻りに八百屋へ行く。人参が切れていたので買うが太い。それを考えると安い。使い切れるかどうかが心配なほど。しなびてくるので。
 菊菜を買う。二パックタイプ。ばら売りはしていない。だから量が多い。多すぎると、これもしなびる。その二パックの一パックがさらに二パック入っていたので、合計四パックだ。ひとつの包みは小さいが。福岡産。根は切ってある。菊菜は砂を持っているので、笊に入れて浸すが、砂は落ちてこなかった。
 それで、大量の菊菜を食べる。柔らかくて、いい菊菜だった。まだまだある。
 ピーマンも二パック売り。これも数が多い。切って野菜鍋に入れる。葉物は長持ちしないので、よく切らす。
 この八百屋、安いのだが、仕入れが上手いのだろう。
 
日常移動撮影
 昨日は遅起きだったので、朝の喫茶店から真っ直ぐ戻るが、少しだけ曲がり道をした。商店街を横断するとき、人がいなかったので写す。広角とやや望遠で写す。広角だとやはり道ばかり。少し望遠だと、ぐっと具だけになる。店屋の感じが分かる。ただアーケードのある商店街の雰囲気はない。屋根が見えないため。
 まあ、こういう商店街、昔の市場だが、当時伊丹市内に嫁いできた人が、年取ってから来るような場所。昔を知っていれば、ここが一番華やかで活気のあった場所。今はダンジョン化。そのため年寄り向けの店が多い。安っぽい洋服とかだ。こういうのは千林が得意なはず。個人商店でも安いのだ。その中にトラップがあり、安いだろうと思い、買うと、とんでもない値段のものが混ざっていたりする。
 それとお菓子屋。これは年寄り向けの駄菓子屋だ。固い煎餅は売れないと思うが、無敵の入れ歯でいけるのかもしれない。
 といっても写した写真は無人。人がいたとしても年寄りだろう。
 次はその商店街の裏側。横裏だろう。いい坂があり、そこが撮影スポット。道を少しだけ上から見下ろせる。決まってその坂を年寄りが登ってくる。ほとんど下を見ているので、反応がないので、写せるが、やはり望遠でないと、近すぎると、駄目だ。
 この裏側は安い立ち飲み屋があったりする。座れるが。外に面したカウンターのようなものだろうか。それでは露店か屋台だが、厨房は屋根のあるところにある。また一寸変わった飲み屋もあるし、ゲイバーのようなのもある。昔はこのあたり、伊丹ジャンジャン横町といっていた。
 消防法の関係で、移転した店もある。消防車が入れないので。しかし、その横町の通りは健在。
 小さな洋酒系の店などもあり、若い人がやっているのだろう。
 戻り道、梅が咲いていたがモロの逆光で、蕾はいいが、花は白飛びした。桜の花のようになったが、蕾や枝振りで、梅だと分かるだろう。
 次も逆光で鉢植えから出ている長い葉っぱ。光っているように見えたので写す。露出はその明るさに引っ張られ、背景の家は夜のように暗いが、空はよく出ている。
 朝の喫茶店往復はニコンのネオ一眼P950。それを持ち出すまでもなかった。
 昼の喫茶店は、遅起きだったので、戻りは夕方になっていた。
 夕日を浴びた斜光の古い家を写す。また植え込みのある庭園の柵に買い物袋がぶら下がっていたので、それを写す。スーパーがレジ袋をくれないので、最近簡単な手提げ袋を使う人が多い。よく落ちている。レジ袋のように。
 夕方だが、いい夕焼けではなく、浅かったので、写し方が難しく、結局写せなかった。代わりに、柳の木を写す。もう外灯が灯っていた。
 カメラはパナソニックの旅カメラ。ポケットに入る。このカメラで、十分間に合う。夜は難しいが、完全に暗くなる前なら、何とかなる。
 朝のニコン、昼のパナソニック、どちらもファイダーが付いており、それなりに解像力もあるのだが、背面液晶で撮った。覗くまでもないのだろう。
 今朝はパナソニックの旅カメラをポケットに入れて喫茶店へ。
 それなりに撮しやすく、それなりに写りもいい。液晶の回転が柔らかいので、上げやすい。これで望遠にして、写すと、手軽に望遠スナップが写せる。目立たないのでいい。白ボディーなので、雰囲気が明るい。
 
 

■■ 2021年2月4日(木) 午後0時29分
 
 今朝はしっかりとした晴れではないのだが、陽射しがあるので、晴れているのだろう。雲が多いような気がする。青空が拡がっていると、分かるだろう。見てしまうので。
 気温がぐっと下がったようで、昨夜は氷点下までいったらしい。寝るときも久しぶりに寒かった。電気毛布を強めにしたほど。
 もしかして、これからが寒さの本番がやってくるのだろうか。長期予報は見ていない。しかし、ここまでは完全に暖冬だ。それでも寒い日は結構あったりし、ずっと暖かいわけではないはず。冬は冬。やはり寒いはず。
 それよりも、今朝はかなりの遅起き。時計の針を見て驚いたほど。昨夜も夜更かしをしていたので、起きるのが遅くなっても当然だが、それにしても遅い。夜更かしはその前の晩の方が遅かったが、二日続いていたので、そのためかもしれない。
 最近はまずまずの時間に起きていたのだが、また遅起きのペースになるのだろうか。それと昨夜、寒かったせいもある。
 かなり遅いが、いつもの個人喫茶へ行く。遅い目の時間に行き、帰るときの時間だ。そのためよく見かける客もいるので、いつもの感じを維持している。
 この時間、近くで勤める人が団体で来る。四人を越えている。それとかち合うのだが、まだ来ていなかった。
 飲食店の昼は人が多くて当然だが、純喫茶なので、食べたあとのお茶で来る人程度。
 今朝は遅起きだったので、ゴミの車は行ってしまったようだ。前回出したところなので、溜まっていないので、よしとする。
 やはり遅起き過ぎるとゴミが出せなくなる。遅いのはいいが、遅すぎるとまずい。
 今朝は寒いのだが、もう昼なので、手が悴むほどではない。だからいうほどの寒さではないのだろう。
 遅起きだと一日が短いので、夜側を延長しがち。だから遅起きの日は早寝した方がいいのだろう。
 今朝は天気が今一つだし、遅起きなので、喫茶店からの戻り道散歩は微妙なところ。どうするか、まだ決めていない。
 しかし、鞄には前日持ち出していたニコンのネオ一眼が入っている。昨日はそれで梅を写したのだが、やはりこのカメラの描写力はいい。
 最近は富士から出た二台のカメラが気になっている。二台とも小さく軽いミラーレス。
 そういうのを見ていると、ニコンのミラーレスが浮かび上がる。フルサイズではないタイプ。これも小さく軽い方。しかし、地味。
 ニコンP950を気に入っているので、その延長で、そのミラーレス版もいいような気がしている。
 しかし、利便性を考えると、24から2000ミリのP950の方が使いやすい。
 
炊飯ジャーを買う
 電気炊飯器、電気釜とか呼んでいるが、買った炊飯器は炊飯ジャーとなっている。
 選択で迷ったが、タイガーにする。下から二番目に高いタイプ。違いは液晶がしっかりあることだろう。しかし、炊飯と保温だけのボタンでも間に合う。炊くときに炊飯ボタン、空になれば保温を消すため保温ボタンを押すだけ。予約とか、炊き込みご飯とかのメニューは必要なかったりする。この液晶表示で少し高いのかもしれない。
 内釜に赤銅何とかというのが使われ、ふっくらと炊けると、上新が違いを書き加えていたが、マニュアルには出てこなかったりする。
 相変わらずのテフロン加工だが、この内釜の中で米を洗えるらしい。ただし手早くとなっている。
 昼の喫茶店に行ったときに買ったのだが、喫茶店が混んでいたので、先に上新で買う。
 前回は迷って買えなかったが、今回はあっさりと決めた。三合炊きだ。それ以下は一合半タイプが一台あるだけ。二合炊きはない。
 戻ってきて、早速開封。
 特に使い方に問題はなく、難しい話ではない。
 ただ、炊き方が出ていた。いままでそんな炊き方をしていなかったので、そうだったのかと、改めて学ぶ。
 噴き出した湯気が、飛び出すのは水が多いためだと分かった。柔らかい目がいいので多すぎる水量のため、吹きこぼれていたようだ。それで電気釜の問題ではなかったようだが、まだ分からない。
 ものは、いま使っているものとほぼ同じ。
 水の増減は目安の三分の一程度までとなっている。それを越えると吹き出しやすいことが分かった。だから吹きこぼれたのだろう。
 また保温時間も限られているようだ。いまの炊飯器でも点滅する。保温時間が長すぎるためだろう。そして保温するときはドーナツ状ではなく、中央部に集めて保温となっている。さらに炊き上がったときは、全体をかき混ぜるとか。そんなことなどやっていなかった。
 保温が上手な電気釜以前に、保温の仕方の方が大事なようだ。鍋の側面にくっついているような保温ではなく。これだけで、かなり違うのだろう。
 あとは、いま使っているタイプと、ほぼ同じようなものなので、変わった場所はない。
 まあ、内釜の加工が剥げてしまっているので、買い換え時かもしれない。しかし、まだ使えそうなので、捨てないで、置いておく。
 
 
 
■■ 2021年2月3日(水) 午前11時39分
 
 今朝も晴れているようだ。少しだけ寒いが、この時期としては暖かい方だろう。昨夜、寝るとき、少しだけひんやりとしていた。電気毛布が有り難い。
 今朝は少し風がある。生暖かい風が吹いていた日もあったが、今朝は普通。天気は晴れたり曇ったりを繰り返しているようだ。
 このあたりで、寒波が来そうだが、天気予報を見ていないので、分からない。
 昨夜は夜更かしになったので、起きると、当然遅い。いつもよりも遅いだろう。幸いゴミの車には間に合い、ゴミ出しができた。ギリギリかもしれない。それ以上遅いと、行ってしまう日もある。
 遅寝で遅起き。普通だろう。睡眠時間としては妥当。
 朝の喫茶店は珍しく満席近い。しかし、二つほどまだテーブル席が残っているので、満席とは言えないが、いつもの席が二つとも詰まっている。普段来ない人が二組来ているためだろう。
 しかし、そのあと、また客が来たので、満席状態。珍しい光景だ。遅い目に来ると、そんな感じになる可能性が高い。早い目だと誰もいなかったりするし。
 立春がいつだったのかは忘れたが、国語辞典によると2月4日頃となっている。大寒時期が終われば節分となり、そして立春。暦の上では春がもう来ている。まあ、暦の上での季節はかなり先を行っているので、予告程度。立秋も、まだまだ暑い。
 まあ、遅い目では感じが出ないだろう。今頃言っていると。
 春になり、暖かくなってから立春と言われても、遅いと思うだろう。春のスタート地点を過ぎているので。
 今は、梅が真っ盛り。まだ寒いときに咲くのだが、桜と同じで、季節を踏んでいる。そして長くは咲いていない。
 
スーパー買い物
 昨日は夕方に近所のスーパーへ行く。一番近い距離にある店。
 すぐに食べられるメインの惣菜目当て。野菜はある。肉か魚が欲しいところ。肉といっても調理されたものなので、生肉を買うわけではない。魚は生でも食べるが、それは刺身。これは調理されたもの。さばいてきれいに切って並べて売っているので。
 だから肉といってもハンバーグとか、トンカツとか、そんなものだろう。
 非常に長細い蒲鉾が売られていた。ピンと来る人はピンとくる。節分なのだ。巻き寿司用だろう。それぐらいの長さのある板だった。蒲鉾巻きというわけではないが、蒲鉾も入っているだろう。色々詰め合わせた太巻きなら。
 それならカニ蒲鉾で良いのではないと思われる。こちらの方が蒲鉾よりも柔らかく、食べやすいし。
 その蒲鉾は珍しかったが、買わなかった。横ではなく、縦に切らないと意味のない長さだ。何のために長くしているのが分からなくなる。
 まずはハンバーグを買う。これは惣菜売り場ではなく、肉などが売れているコーナー。有名な人が作ったものらしい。バターがどうのとなっている。有名店とか、凄い店のハンバーグが、200円か300円ほどで簡単に買える時代になっているのだろう。そういった調理された惣菜のネット通販などもある。冷凍で届くようだ。
 冷蔵庫や冷凍庫にストックしてあるものはあまり食べる気にならない。また、これか、という感じになる。
 これで一食分の肉ケのものはゲットした。しかも日持ちする。
 次は特価台にうどんと蕎麦がある。80円ほど。原液の出汁付きで、天麩羅とかきつね。一番安いタイプだ。これは夜食に良い。久しぶりにたぬき蕎麦にした。
 賞味期限間近台に蓬莱の豚まんがあった。100円引きなので、少しだけ安い。この豚まんは固い。詰まりすぎている。生地も頑丈で、フワッとしていない。コンビニの豚まんの倍ほど重いだろう。
 これも夜食でいける。数日は保存できるし、冷凍もできる。
 カニが売られていた。既に身だけになったもので、生で食べるタイプらしい。値段的にも高くない。兵庫県か京都府の日本海側の地名が入っている。冬場、カニを食べに若狭とか、そちらへ行く人もいる。大阪からもバスが出ている。泊まりがけでカニを食べるのだ。食べ過ぎて帰れなくなるので、夕方に着いて、そこで食べて、カニ腹で満足して寝て、朝、一寸観光して戻るというコースだろう。大阪方面からなら、そうなる。
 生は怖いので、避ける。だから買わなかった。
 おやつも買う。生ケーキとか、バナナの形をした安いやつとか。鯛焼きのようなものだ。
 そして卵を買う。これもメインだった。10個入りのLサイズが100円台。ただし1000円以上買い物をした人だけ。そして卵その物は勘定に入れない。卵以外で千円使う必要がある。だから色々買いすぎた。スーパーの罠にかかった。まあ、どうせいるものだし、食べるものなので。だが、おやつは買わなくてもよいのだが。
 そして、メインはカレイの唐揚げ。これは高いので避けていたのだが、昨日は半額まで落ちていた。残り一つ。かなり大きい。
 このカレイ、薄いのだが、表も裏にも身が詰まっていた。高いはずだ。
 カレイといえば、先ほどの日本海側で捕れるカレイで、それを一夜干ししたのが美味しいらしい。小さなカレイの干し魚は、固いので厳しい。
 ご飯がなければ、弁当にするところだったが、昨日は残っていた。だからおかずだけ、しかもメインだけで良かった。メインがなければ魚肉ソーセージや卵があるので、何とかなる。そして野菜鍋の中に厚揚げとかを入れているので、それだけでも十分なのだが、やはりメインの一寸違うものがないと寂しい。
 違うものとして、お茶漬けでもいい。それ以外は食べないで。豪華なお茶漬けではないが、シャケではなく、焼き鯛などを入れれば、贅沢品だ。お茶漬けで済ませたという意味にならない。
 
電気釜
 電気釜の調子がおかしいので、買おうとしていたのだが、迷ってしまい、やめる。それでカタログだけを取ってきたのだが、1万円前後の二合炊きあたりは相手にされていないのか、スペックが載っているだけ。土鍋を越える電気釜とか。超高温で米粒を飛ばしながらとか、そういうのが前面に出ている。値段を見ると何万円もする。ここにお金を掛ける人がいるのだろう。毎日食べる白いご飯。まあ炊き込みご飯もピラフも炊けるので、白だけとは限らないが、ご飯はやはりメイン。いくらおかずがあってもご飯を食べないと、腹が落ち着かない。
 だから日に二回か三回食べるご飯なので、高いのを買う人もいるのだろう。
 土鍋はある。しかもご飯を炊くための土鍋で、鍋物用の土鍋ではない。だから深い。長く使っていないので、炊き方を忘れた。
 土鍋の良さは洗うのが楽。テフロン加工とか、ダイヤモンド何とかの加工でフライパンのように洗いやすいのは最初だけで、禿げてきて、地金が出ている。あまり丈夫ではないのだ。
 それと湯気がおかしくなり、汁を吹き出す。これはもう限界なので、早く買いたいところ。
 最高の電気釜ではなく、最下位争いをやっている。どちらの方がましかと。
 まあ、同じようなものだが、保温しているとき、滴が落ちて、お粥さんのように一部なったりしたとき、買い換えたのが今の電気釜。それがないだけいいのだが。
 こういうときは安いのから二番目に高いのが良かったりするが、これは使ってみないと分からない。それで、場所を取らない正方形に近いタイプが良さそうに見えた。まあ、象印かタイガーがいいだろう。そこにシャープとパナソニックが入り込んでいる。
 そのパナソニックの5合炊きが安い。シャモジを立てるケースがないとかで。欠品あり。そんなもの使わないし、いま使っている電気釜は最初から無い。
 チャンスだ。五合炊きの方が高い。
 ご飯は三食分しか炊かない。だから一合半炊きでいい。それも売っていたが、かなり小さい。骨壺かと思ったほど。
 昔、パナソニックの一合炊きの電気釜を買ったことがある。安かったので。結構美味しかった。ままごとの玩具のようだったが。
 それよりも、少量を炊くとき、電気釜は大きい方が良いか、小さい方が良いか、それを考えていると、買えなかった。
 五合炊きで一合だけ炊くとピザのようになる。これの方が美味しそうに見えたりするし、またシャモジで掬いやすい。小さな鍋だと、側面を撫ぜる感じになる。
 鍋が広いとシャモジ回しが楽。ケーキのような平たいご飯になり、ケーキを切るようにしてシャモジを使えばいい。
 小さいタイプは1万円前後、6千円のもある。しかしパナソニックのシャモジ立てのない5合炊きは2万円超。倍だ。
 これは想像だが、麺を湯がくとき、湯が多い方が良い。まあ、水をいっぱい電気釜に入れるわけではないし、それをすればお粥さんになるが。
 そうではなく、米粒の振る舞いだ。広い方が良いのではないかということだ。水の量は同じだが、沸騰し、飛び跳ねる空間が広いほど、万編なく炊けるのではないかと。
 それよりもシャモジ立てがないから安い。というのが気に入った。他にはない商品だ。ないのはシャモジ盾だが、そんな鞘のようなケース、いらない。
 シャモジはその都度洗っている。だから、いらないのだ。またはバイキングのときの電気釜のように、シャモジは水に浸してあるのを見たことがある。
 予算1万円が二万円になる。餅屋は餅屋で、タイガーか象印が良いのではないかと思うのだが。それは湯気やしずくの処理性能は分からない。
 しかし、大きな内釜は重そうなので、2合炊きか3合炊きで良いか、という感じもある。
 表面加工が剥がれ、地金が出たのは、その内釜の中で米を洗っていたためだと思われる。そこでは洗わないようにと注意書きがあった。昔はアルミで、表面加工などなかったので、米は鍋の中で洗う絵しかなかったのだろう。
 
日常撮影
 昨日の朝は暖かかったので、戻り道に散歩へ行く。帰る方角とは逆だが。
 散歩といっても自転車。
 カメラはパナソニックの旅カメラ。
 いつもとは違うコースに乗る。だからスタンダードコースとは別の道筋。最近続けて行くのでスタンダードになりすぎるので変える。
 まずは先日写した散髪屋を写す。先日は富士を持っていたので、それで写したが140ミリでは迫れなかったので、昨日は旅カメラなので700ミリ越え。余裕で散髪屋だけを切り取れた。それで、料金表なども読める大きさになった。白髪染めが4000円。女性の顔そりが1500円。
 順光なので鮮明に写せた。
 神社の境内を横切る。ここはスタンダードコース。雨のあとの水溜まりにお堂が映っていたので、写す。これはよくある。同じところにまた水溜まりができているのだ。そこは狭い通路で、秘密の抜け道。並行して普通の参道がある。石畳だし、段もあるので、自転車ではしんどい。
 お寺にお堂。これは馬の彫りもの、ほぼ実物大が奉納されていたり、絵馬などもかかっている。お堂というか、何だろう。休憩所かもしれない。絵馬堂だろうか。まあ、雨が降ればここに入ればいい。妙な空間で、土間だ。まあ、閻魔堂とかは、こんな感じだろう。メインの神社の神様とは違う系譜。しかし、このお堂。奉納馬がいることと、古い絵馬がかかっているのがメイン。だからやはり絵馬堂。
 その土間におみくじなどを結びつける縄が張られている。雨でも濡れない。
 それを写し、自然歩道へ入り込む。こは前回と同じ。まだスタンダードコースから出ていない。
 前回写した蝋燭に関係する黄色い梅をまた写す。花の数が増えているようだ。
 さらに前回も見た寒桜の蕾を写す。かなり膨らみ、赤くなってきている。これは咲くかもしれない。今、咲いてもおかしくない。寒桜なので。
 石垣の隙間から出ているシダを写す。影が良かった。
 まだ咲いている山茶花も写す。これは何度も写した。
 そこを抜けると猫がいる。前回とは違う猫。こちらの方が老いている。この猫も長くいる。二匹一緒にいることもある。この猫は、この場所が好きなようだ。一番日当たりが良いためだろう。そして逃げ込める繁みが後ろにある。退路の確保ができている。日当たりだけではなく、それがあるので、ここにいるのだろうか。
 鳥がいるが繁みの中で陽が当たらないのでシルエット。しかし、今一つはっきりしない鳥の絵になった。まあ、いれば写す程度。よく見かける鳥で、雀より大きい。
 日影に椿の花が落ちているので、アップで写すが、日影なので、冴えない。陽射しがあるときの日影は良くない。曇っている日ならいい。雨の日はコントラストが付くので、さらにいい。晴れている日は陽射しがあるところがいい。
 次は柿の木だと思うが、実がひとつだけ残っている。黒ずんでいる。いい感じなので、アップで抜く。700ミリあれば届く距離。やはり望遠があると有り難い。柿の質感がよく出ている。順光のおかげだ。
 このあたり、既にスタンダードコースから離れている。川へ向かっている。駄六川。その川を下るとJR伊丹駅に出る。まあ、そこまで下らなくても途中で曲がり込めばいつものスタンダードコースと交わる。
 カッパのようなのが川の中に落ちていた。人型に見えるので、怖い。
 鳥もいた。紫色だ。これは見たことがない。逆光なので、今一つ。それとピントが来ていない。背景に来ている。
 サギもいる。これも日影というより、橋の下。まあ、写っているという程度。サギは白飛びするので、写しにくい。しかし日陰に入ったサギなので、まだ、まし。
 川に注ぎ込む排水溝から滝のように水が落下している。雨あとなら、もっと凄いだろう。最初から段差がある。
 川はそこまでにして、スタンダードコースに戻る。その途中、お寺があったので、有り難いお言葉を写す。さらにもう一つ寺があるので、そこのお言葉も写す。ネタが大変だろう。写真ネタではなく、お言葉ネタの。
 そのネタが切れたのか、いつもよく通るお寺のお言葉が消えている。数ヶ月に一度ぐらいしか貼り替えなかったのはネタ切れのためだと思われる。小まめにお言葉を貼り替えているのは、ありふれたお言葉が多い。自分で考えたものではないのだろう。
 そして狭い道を通っていると、また梅の花。今度は赤い。それにウジャウジャ咲いている。多すぎる。これでは風情がない。商店街の祭りのように。
 それで、昨日は駄六川という川沿いを自転車で走ったのが、新味。久しぶりなので。しかし、お手軽コースで、距離は大したことはない。
 昼の喫茶店往復時もパナソニックの旅カメラ。
 今度は運河の橋の上から、丸い土管の口を写す。大きな排水溝なので、ここに流れ込むのだろう。雨水程度しか、流れてこない。そこに財布の大きなのがある。土管から流れてきたものか、誰かが土管の穴めがけて投げ入れたものかは分からないが、雑誌などが入っていたこともある。
 次は鳥。いつもいる畑があり、同じタイプの鳥がいる。700ミリでは小さめになる。距離を取らないと、その鳥は逃げる。それで1400ミリになるデジタルズーム域で写す。晴れているし、順光。デジタルズームでも鮮明。
 そして猫。昨日はいなかった。晴れていたのに。
 喫茶店の手前でまた梅を写す。この梅は枝振りがいい。しかし、前回も写したので、同じ絵になる。それに最近梅ばかり写しているのでもう飽きた。
 夜景を写す。それはスーパーへ行ったときだ。カメラは暗いところでは一番強いオリンパスの一番安いミラーレス。それにパナソニックの50ミリ相当の明るいレンズ。このレンズのおかげで、暗いところでも強いカメラとなっている。それで夕焼けとか、スーパーとかを写す。遠くの方にある鉄塔などが良く改造されており、シャープ。ただのシルエットだが、明解に写っていた。
 
 

■■ 2021年2月2日(火) 午前11時08分
 
 今朝は晴れており暖かい。これが真冬の只中かと思うと、妙な感じだ。拍子抜けしたような。
 寒さを期待し、寒さを望んでいるわけではないが、真冬らしくない。
 昨夜は雨で、さらに暖かさが増した感じ。蒲団に入ったとき、肩を出して寝ていた。電気毛布が暑苦しい。
 晴れていて暖かい。文句はない。そういうのを見せつけられると、春が近いのではないかと勘違いしそうだ。このまま春になると。
 春になっては困るわけではなく、春を待っているのだが、待つには、少し待たされないと、有り難みがない。やっと暖かくなったと思えるほど。
 まあ、いい感じの日和なので、気分は良い。
 それで春の目覚めではないが、今朝は早い目に目が覚めた。昨夜は夜更かしをしたのに、早い。これはまずと思い、また寝た。
 節分、立春が近いが、春は暦の上だけ、というのがこの時期の相場。一番寒かったりする。
 この暖かさで、調子が狂ってしまいそう。これは天気予報を見ていないので、よかったのかもしれない。一寸した変化。良い変化だろう。
 しかし、まだ分からない。寒さが何処かに隠れていて、どっと来るかもしれない。
 昨夜は暖かかったのだが、先日買った旭川ラーメン醤油味がもう一食分あったので、それを夜食で食べる。流石に汗ばんだ。寒い夜を想定してアツアツのラーメンを食べて温まろうとしたのだが、調子が狂う。
 まあ、暖かい冬、悪くはない。暑い冬なら異様で薄気味悪いが。熱でもあるのだろう。
 この暖かさなら、今朝は喫茶店からの戻り道に散歩ができそうだ。寒い冬でも暖かい日がある。そんなときは、チャンスなので、出掛けていたが、今年はそういう日が多すぎる。
 どちらにしても今年は妙に静かで、何もないような年明けだったが、その一月も過ぎ、二月に入っているのだが、結構穏やかだ。
 昨日と同じような今日をやっているためかもしれない。だから個人的なことだろう。
 朝の喫茶店はもう個人喫茶一本になった。節分絡みで豆が出た。まくのではなく、食べる。ファスト店では無いことだ。クリスマスにはチョコレートが出た。
 ファスト系のあっさりとした空間も良いのだが、たばこが吸えないし、それ以前に長期休業に入ったようで、行けなくなっている。毎朝行っていた店だ。
 伊丹駅前にはファスト系喫茶店が多くあった。マクドやドーナツ屋や。
 いずれも撤退している。カシワ屋は残っているが。
 いかに伊丹駅前では客が来ないかを言っているようなもの。ドーナツ化現象を物語っている。ドーナツ屋なら丁度いいはずなのだが、そうはいかなかったのだろう。
 だから、いつものファスト店、ハンバーガー屋だが、それが消えても不思議ではない。さもありなんということで。
 
日常移動撮影
 朝の喫茶店からの寄り道散歩が続くので、昨日は戻り道に筋を一つ変えた程度。カメラはキャノンネオ一眼。あまり写す気はないので、これでいい。それでもバス停前などを望遠で狙い撃ち。これもよくやっている。
 次はアーケードのある商店街を横切るのだが、そのとき、トンネルの左右を見る。幸い人が誰もこちらを向いていないので、これも望遠気味に写す。そういうチャンスは滅多にない。何度かそこを横切る日があるが、ほとんどそんなチャンスはない。
 ズームが早いので、さっと望遠になる。まだ序の口の望遠。しかしボリュームのある絵になる。広角だと道ばかり、天井ばかりになり、散漫。
 バス停も商店街も背面液晶で写す。そちらの方が早い。構えている時間がないので。また構えると大層になる。
 AFは自動選択。何処かに合っているだろう。
 いつも通る戻り道沿いにピアノ教室がある。ここの主人は自分の漫画を読んでいたらしい。顔も知っていたようだ。ある日、その人が車を出すとき、声を掛けられた。ピアノ教室は奥さんがやっているのだろう。
 その玄関前に季節ごとのパネルが張られる。正月も終わっているので、そのパネルは仕舞われており、何もないとき用の何もないような外国の絵本のような絵が張ってある。
 それが鬼に変わっていた。節分が近いためだろう。やっている芸は鬼の面を横に何枚か並べただけだが、これもそれなりのパネルで、しっかりとしたもの。被れないが。
 それを至近距離で写す。幅があるが、21ミリの広角だと両端まで入る。引かなくてもいい。寄って写しているのは車道が狭いわりには、車が来ることがあるため。要するにいつもの通り道はゆっくりと写せるような場所ではないので、さっさと写す。
 同じ道で同じ風景しかないようだが、たまに鬼が出たりする。次は御雛さんが出るだろう。
 昼の喫茶店往復は雨がぱらっと来ているので、これも写す気がないので、富士の水中カメラをポケットに入れる。雨なので濡れるため、このカメラを持ちだしたわけではない。降りはパラパラで傘は必要ないほど。
 このカメラだと余計なものを写してしまう。本格的なカメラでは写せないような、どうでもいいようなものでも写せる。これがこのカメラ、最大の特徴だろう。
 雨はパラッとした程度で、その後、持ったので、いつもの寝ている猫を発見。降り出すといなくなるはず。二匹の猫の間隔がまた開いている。偶然だろうか。距離的にはそれほど望遠でなくても写せる。猫と猫の間隔が長いので。
 戻りは雨が降り出した。買い物があったが、濡れるので、やめる。
 まだ日は沈んでいないが、暗い。戻り道にある商店街のまん丸い月のような電灯が既に点いている。商店街といっても探さないといけないほど。アーケードはない。
 商店はあるがシャッターが閉まっていたりする。その中の一テナントに手作りのパン屋があり、たまにそこで買っていた。コンビニのパンより当然いい感じだ。しかし、ある日、貼り紙があり、店主が入院とか。そして店を閉めた。その後、開かないが、店名の看板はまだ残っている。そう言う店が並んでおり、テナント安置所。
 富士の水中カメラで140ミリ相当で写す。広角端と望遠端でしか使わないような感じ。
 戻ってきてから、暗くなったが、米が切れていたので、ご飯が作れない。それでコンビニへ米買いに。近いところで買う方が重いし雨で濡れるので、仕方がない。
 雨の夜道の往復。歩道はあるが暗渠の蓋の上。排水用か、暗渠用かは分からないが、線の入った蓋。これが滑る。線にタイヤが入り込むためだ。
 そして戻りに夜景を写す。傘を差して水中カメラ撮影。カメラは濡れても良いが、撮影者が濡れるし、鞄も濡れる。中に米が入っている。
 このカメラ、種も仕掛けもないのに、それなりに夜景が写せる。スペック的には難しいはず。広角端はほぼF4だ。後でデータを見ると、開放で、4分の1秒のスピード。それ以下には、このカメラ、落ちないようだ。フルオートの場合、下限があるのだろう。感度は1000。このカメラ12000程まで上げられるのだが、手動になる。
 合成もしないで、よく写るものだと感心する。光源から出ているモヤッとしたものや、線のようなものも自然。
 先ほどの商店街に灯った丸い街灯のある風景も、それなりに写っている。
 写真に妙なフレアが出ている。どの写真も同じ位置。レンズを見ると、該当する箇所が汚れていた。水洗いしてもいい。この前面はレンズではなく、ガラスのプロテクターのはずなので、本当のレンズはその奥にある。大きな前玉のように見えるが、そうではない。
 このカメラ、気楽に写せるのが一番のメリット。画質や構図や被写体やシャッターチャンスや作画意図などは二の次。
 長年探していたコピーライカは、このカメラかもしれない。
 一番それらしくないカメラに実は王道が通っていたりする。
 今朝は一番コピーライカに近いパナソニックの旅カメラだけをポケットに入れる。AFがバタバタするので、設定を変えないといけないが、変えたはずなのだが、まだバタバタする。思っているところにピントが来て、掴んで離さないのなら良いが、ほとんどは違うものに反応する。まあ、カメラを振れば解除されるが。
 富士や、こういうカメラの方が市街地では撮しやすい。
 
 
■■ 2021年2月1日(月) 午前10時45分
 
 今朝も何とか晴れている。気温はそれほど低くはない。風が穏やか。しかも風向きがいつもと違うのか、喫茶店へ向かうとき、ペダルが軽い。ほぼ北風が吹いているのだが、たまには変わることもある。季節によっても変わる。しかし風向きまでは気にしてみていない。時間帯と方角で、行くとき風を前から受ける通りがあるとかが何となく分かる程度。それにより、支障があるわけではない。
 ただほんの少しペダルが重いとか、軽いとか感じる程度。
 こういうのは昔の帆船なら大事なことかもしれない。それと潮の流れ。漂流するように行くのが一番楽なような気がする。風待ちとか、潮待ちとかもあったのだろう。
 今朝はいつもの時間近くで起きたので、朝の喫茶店は開いていた。その時間に起きると、開いているのは分かっているので、問題はない。早い目に起きると微妙な時間帯に着くので、時計を見たいところ。しかし道中に時計はない。店屋の中に時計があれば覗けるのだが。また事務所の中にあれば、ガラス戸や硝子窓からちらっと見ることができる。
 銀行ならあるかもしれない。しかし、まだ開いていなかったりすると、覗けない。
 まあ、出るときに時計を見て出ることだろう。到着時間が何時になるのかは分からない。覚えていないし、計っていない。大凡の時間は分かる。一時間もかかるわけではないし、10分というわけではない。それと信号待ちもあるし、途中で写真を写すと、時間を取られる。
 昨夜は早い目に寝ることができたのだが、グズグズしていると遅くなった。寝付きは良かった。最近昼寝をしていないためだろう。
 しかし、早く蒲団に入りたいほどではなく、もう少し起きていたいという方が大きい。
 今朝も寒さはあるが、少しましだ。この時期としてはやはり暖かい。
 昨日はファスト系に入ったので、個人喫茶は久しぶりのように感じたりした。一日行かなかっただけなのに。昨日は早く着きすぎたようで、置き看板がなかったのだが、ファスト系からの戻りにもう一度見ると、出ていた。だから休みではなかった。少し店を開けるのが遅れただけかもしれない。
 今朝、ファスト店を見ると、暗い。ドアに白い紙が貼ってあるのが目立つ。長期間の休みとなると書いているはず。昨日それを読んだ。
 ファスト店と個人喫茶を交互に行っていたのだが、いつの間にか個人喫茶ばかりに行くような流れになっていた。しかし、そんなことをしなくても、ファスト店が頓挫したので、これもまた自然な流れかもしれない。何も作為しなくても、ファスト店への流れはなくなるので。
 ここ数日、寒さが戻っていたので、固まっていたのだが、また暖かくなるかもしれない。しかし、まだ二月に入ったばかり、末まで寒いだろう。冬本番はこれからだったりしそうだが、そういう寒くなる予報はなかったりする。
 寒いとき、部屋の中でじっと座っていると、鈍化する。座禅をしているわけではないが、座った姿勢でも寒いので、固まっているのだろう。用事をしているときは寒くないのだが、そのときは座っていない。立っている。身体を動かしている。座っていると寒い。
 昨夜の夜食は旭川ラーメン醤油味。高いラーメンだと思ったのだが、二食分入っていた。麺と濃縮スープだけ。だから安いのだろう。二食分だとかなり安いということだ。カップラーメンよりも。
 麺がかなり柔らかい。そしてすぐにほぐれる。これをゆでて、ラーメン鉢で濃縮スープを湯で溶かし、そこへ湯がいた麺だけを入れるタイプ。だからラーメン屋と同じだ。スープは煮込まない。
 この麺がネチネチとしたタイプで、良い食感だった。スーパーの中華麺なら30円であるが、それよりも柔らかい。この麺がメインだろう。スープは全部飲む必要はない。しかし、寒いときは、飲むといい感じで暖まる。まだ、一食分ある。餅もあるので、夜食には困らない。
 永谷園の松茸のお吸い物を買う。松茸風だろうか。これを出汁にすれば、すましのおつゆの雑煮ができる。いつもは味噌汁だ。すましは醤油を入れればそれでいいだけなのだが。まあ、鰹節をその中に入れればそれなりの味になるだろう。とろろ昆布でも良い。白湯ではなく、一寸だけ塩気が欲しいだけが目的の出汁なので。
 出汁が勝ちすぎると、素材の旨味が薄くなる。前回作った雑煮のときも、餅を入れると、香ばしい匂いを感じた。
 その旭川ラーメン、ネチネチ麺のためか、鍋の底にくっついてしまった。湯がくとき、やはり多い目の湯が必要だろう。まあ、そういうことも書かれていたのだが。インスタントラーメンの麺との違いはそこだろう。鍋の底にこびり付く。凄い粘着力だ。餅並み。
 餅で思い出したのだが、菱餅が食べたい。雛祭りの前になると売っているかもしれない。それとひなあられ。これはコンビニもあったりする。雛祭りが終わってから行くと、安くなっていたりする。
 
散歩撮影
 昨日は晴れていたし、風も穏やかだったので、少し寒いが喫茶店の戻り道、少しだけ散歩するが、スタンダードコースより少し長い距離を走る。当然自転車。歩くように走る。走っているのは自転車で人ではないが。
 持ち出したカメラはニコンのフルサイズ一眼レフ。このカメラが一番重い。だが、写りは地味。大人しい。余裕があるのだろう。こういうカメラ、あとで加工して使うものだが、そのままのJPEGを使っている。加工は先ずしない。
 24ミリからのズームなので、まずは広い目の道路を写す。これから行く喫茶店のあるところは、その先にあるが、見えない。この距離を歩くとなると、きついだろう。見えていないのだから。まあ、そのうち、いつの間にか着く距離だが。広角で撮ると、遠方がさらに遠く見えてしまう。
 流石に24ミリで晴れているので、全部にピントが来る。撮影モードはプログラムモード。フルオートでも良いのだが、AFを多点や一点に切り替えられないので、切り替えがきくプログラムモードに合わせていた。どちらでもかまわない。
 さらに喫茶店に近付いたところで、もう一枚。そのタイミングは風景ではなく、人が周囲にいないこと。後ろでも駄目だ。止まりにくい。
 これも一番近いところとの距離が少しあるので、パーンフォーカス。だからAFそのものがいらないのではないかと思われる。目測で行ける。キットレンズだが、一応距離目盛はある。機械式なので、電源を入れていなくてもピントリングは動き、レンズも動く。ファインダーも電気を使わないので、電源が入っていなくても見える。光学式ファインダーなので、あたりまえの話だが。だから電源を入れる前にファインダーを見ながらとか距離目盛を見ながらとかで合わせることも出来るが、面倒なことはしない。AFが付いているのだから、余程合いにくいものでない限り、マニュアルフォーカスは使わない。
 それで喫茶店に入り、そこを出てから寄り道散歩となる。
 散髪屋を写す。遠いところからなので85ミリ。散髪屋以外のものが色々入り込んでいる。近付けば散髪屋だけを切り取れるが、そうはいかない。散髪屋は硝子張り。写しているのが丸わかり。これは距離の問題。ある程度距離があると、何とかなる。
 その距離から望遠があれば切り取れるのだが、そこは縛り撮影。その範囲内でやる。それに散髪屋など写さなくても誰も困らない。だから写さなくてもいいので、適当でいい。
 次はお寺の塀の瓦と山門。山門は絶対にボケる。ここがフルサイズデジカメの見せ所。ボケやすい。
 これはぼかしやすくするため、望遠側で写す。
 次は梅。黄色い梅だが??ではない。木の名前が書かれていたのだが、忘れた。ろうばいだったか。老いた梅ではなく。蝋燭の蝋。蝋燭と関係するらしい。黄色く丸い梅のつぼみ。色は黄色だけではないかもしれない。
 これを写すが、何せ小さい。そして写りがほんわりとし、あまりピリッとしない。これもレタッチすれば、生き返るのだが、しない。
 逆にボーとした絵の方がよかったりする。あとでなんとでも加工できる情報が詰まっているはず。
 次は傘。置き傘ではなく、忘れ物。ピントが合ったときの切れが良い。背景がボケるので、際立つ。浮いて見える。ここがフルサイズ。
 ちなみにD610という名前がある。忘れるが。
 次は猫。よく見かけるいつもの猫。日曜なので、親子連れが歩いており、猫は人気者。のそのそと歩いているのを写す。この猫は子猫の頃から知っているが、老いたものだ。誰かがダミーの首輪を付けていたようだが、外されていた。
 猫の背景はほんの僅かだが離れている。50センチ後ろに塀や植え込みがある。それがボケてくれる。猫がそれで際立つ。その猫も全身ピントが来ていない。怖いカメラだ。目に合わせないといけないだろう。鼻でもいい。目は無理でも顔。85ミリのポートレート画角だが、それほど寄っていない。その距離からでもこれだけボケるか、と思うほど。
 要するに、標準ズームが一番美味しい距離に猫がいることになる。
 次は椿が山茶花かは分からないが、その生け垣。墓場を囲んでいる。
 かなり咲いていたので、それを写す。また椿か、という感じだが。これは普通に写す。背景も考慮して。
 あとは子供神社などを写したあと、枯れそうになっている細い枝を写すが、ピントが来ない。それでマニュアルフォーカス。光学式なので、肉眼で見てピントが合ったところまで回すのだが、分かりやすい。行きつ戻りつも早いので。これは機械式の良さ。
 AFで合わないときは、同じような距離のもので一度合わす。そして目的とするものにまた合わせすると、学習したわけではないが、すっと合うことがある。または遠くにピントを持って行かれるときは、近いところで一度ピントを合わす。一度遠くに持って行かれると、手前にあるものがぼやけてAF枠そのものが当てられない。ボケていて見えていないのだ。流石フルサイズ。ピントが浅い。
 次は季節外れの花が咲いていたので、写す。地面に這いつくばるように咲いている。24から85のキットレンズは38センチまで寄れるが、もっと寄れる。ピントは来る。それで85ミリが一番大きく写せるので、大活躍。
 これも花びらの何処にピントを合わすかを考えながら写さないといけないほど浅い。ただ、絞ったりの操作はしない。
 次はまた梅。紅い梅だ。これは目の前にあるので、いくらでも寄れるので、丁度良かった。しかし小さな花なので、小さくしか写せなかったが。
 まあ、フルサイズ一眼レフを持ち出したので、少し丁寧に撮した。それなりに充実した。
 
 昼の散歩のときは同じニコンのネオ一眼P950。このカメラが軽く感じる。2000ミリの大砲を持っているのに。
 早速渡り鳥。腹がオレンジで、まん丸い目で、顔はツルッとしている。雀のようにふさふさではない。
 かなり離れていたが2000ミリで射貫く。半逆光だったが、鮮明に写っていた。こちらを向いてくれればありがたいのだが、そうはいかない。半分以上後ろ姿。その距離からでは逃げないはず。遠いので。
 横位置では尻尾が切れるほどの大きさで写せる。距離を考えるともの凄い望遠なのだ。
 これがP950が本領を発揮した姿だろう。2000ミリが使えないまま終わる日も多いので。
 次はいつもお辞儀をしている花。花びらが白く真ん中が黄色い。しかし、昨日のは花びらも黄色いのを発見。真ん中はさらに黄色く、ほとんど橙色。これを写すが日を浴びている。ファインダーで覗いただけで白飛びしているのが分かるので、露出補正。これは一発でできる。ダイヤルを回せばいいだけ。
 しかし、戻ってきてから見ると、補正しなくても良かったようだ。
 次はザクロの実。もう枯れている。水分が抜けている実だろう。パクッと割れてブツブツが出ているのもある。ザクロ割ったような傷口と言われるあれだろう。
 そしてまた黄色い花。小さい。それをアップで写すにはキヤノンのネオ一眼の方が良い。ニコンは最短撮影距離が長いので、寄れるが、ズームを広角側にしないとピントが来ない。中望遠での寄りがやや弱い。まあ、キヤノンやパナソニックのネオ一眼が寄れすぎるのだろう。ほとんど望遠マクロレンズだ。キヤノンなどは広角端だと0センチまで寄れる。
 特に写したい花ではないので、そこは適当に写す。
 あとは落とし物を写したり、いつもの猫のいるところで二匹の猫が寝ているところを写す。一匹は腹を出している。だからこの二匹、隙を見せてもいい関係のようだ。ただ、完全に寝入ってしまって、腹を見せて寝ているのかもしれない。
 喫茶店からの戻り道は、古墳のあるところで、鳥の巣を発見して写した。高い枝のてっぺんにあった。
 そして夕焼けにはまだ早かったので、眩しい太陽が雲に隠れたとき、雲の後光を写す。こういうダイナミックな絵はニコンが似合っていたりする。
 ニコンのフルサイズ一眼、これに50ミリレンズを付けるとフナ釣りになる。50ミリがそのまま50ミリ画角として使えるのが、フルサイズの良さ。換算しなくてもいい。
 

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