川崎日誌 2021年3月 川崎日誌  HOME


 
■■ 2021年3月31日(水) 午後0時43分
 
 今朝は晴れており、暖かい。晴れていても青空が薄い日もある。黄砂とか、春霞か、そういう濁った空だと思っていたら、曇りだした。それで青いところが消えた。濁っているのではなく、ただの曇り日になっていたりする。
 今朝はそれどころではなく、遅起き。かなりの遅起きで、最近にはない遅さ。以前はあったが。かなり前だ。昨夜は夜更かしだったので、そんなものだろう。下手にいつもの時間に起きてきても眠いだけ。ただ、時間がずれ込むかもしれない。
 今年に入ってから、早起きはない。朝の喫茶店が開くのが遅い目なので、その時間に起きる。それより早い時間に起きても、部屋でじっとしているしかない。寝起きはすぐに外に出るのが習慣。まあ、台風で出られない日は別だが。
 今朝は時間が遅いし、気温も高い目なので、春物のコートのようなジャケットを羽織る。昼はそれでいいのだが、朝はまだ寝起きだし、寒さがあるので用心しいていた。
 昨日までは真冬の服装だったが、マフラーも消えた。帽子はまだニット帽。これも普通の帽子に換える時期。陽射し除けに。それと頭が蒸れるだろう。まあ、真夏でもニット帽を被っている人がいるが、それほど分厚くはない。
 それで、朝の喫茶店に入ったのだが、この時間の客層は知っている。いつもは出るときの客のため。しかし、店の前の余地、一台だけ自転車をねじ込めるのだが、二台止まっている。一台は折りたたみ自転車。見たことがない客。時間帯が違うと、違う客を見かけるのだろう。
 それで、遅起きだったので、ゴミを出し遅れた。もう車は行ったあと。そうだろうと思っていたので、用意しないで、外に出た。
 天気もそこそこいいし、気温はかなり高い目かもしれないし、桜も満開なので、絶好調な日だが、特に出掛ける気はない。それに今朝は遅起きなので、焦り気味。そういう日ほど開き直って、ゆっくり目に過ごした方がいいのかもしれない。
 春分も過ぎているので、昼と夜の時間が同じ日から、少し立つので、今は昼の方が長いほど。
 桜のような木も元気だが、気も元気になる。気候に引っ張られるのだろう。
 今はまだ過ごしやすいのは、寒さが消えているためだが、今度は暑さがやって来る。春分がその別れ目かもしれない。昼の方が長くなるので。
 昨日は徒歩散歩はしていない。一日置きにすることにしたので。
 日常移動ではない長さを歩く。といっても20分もないだろう。それをゾンビ歩きではなく、普通の速さで歩けるようになればいい。歩けることは歩けるが、足が怠いとか、鈍るとか、痛いとかが少しある。最初はいいが、半ば近くで、それが出る。後半はさらに怠くなる。
 歩きだして、しばらくはいいのだが、それがキープできればいい。そのキープしている距離が若干伸びたような感じがする。
 怠いとか痛いとかを我慢して無理に歩くと駄目なので、一日置きにした。
 僅かな距離だが、足の重さを感じなくなれば完成。まあ、少しは楽になっているのでいい。足が悪いのではない。歩き不足。
 これは日常移動で、買い物とかで店舗内を歩く程度で、支障はないのだが、たまに少しだけ長い距離を歩いたとき、足が出なかったので、歩き不足だと感じ、徒歩散歩を始めた。以前は毎日それをやっていたが、最近サボっていた。寒いとか、色々と理由を付けて。
 昨日は移動中撮影だけ。寄り道の散歩撮影はなし。しかし、少しだけ朝の喫茶店からの戻り道のコースを変えた。信号待ちが面倒なので、別の信号へ移動した。渡るところを変えただけ。そこもまた、赤で、なかなか変わらなければ、また変える。
 昼の移動中、タンポポを見た。これは桜が散る頃に咲き出す。地面に張り付いている。レンゲとタンポポは春になると見かけるはずだが、レンゲを見なくなった。別の草に取って代わられた。そしてレンゲがあると土筆も見かけるのだが、それもない。
 だから春の野、数十年前とは違っている。クローバーも見かけない。
 まあ、見かけなくなった人も多いので、そんなものだろう。
 
 
 
■■ 2021年3月30日(火) 午前10時36分
 
 今朝は空が濁っているが、晴れているはず。黄砂だろうか。まあ、春になっているので、色々なものが粉を吹いたりするのだろう。花粉もあるし。
 春霞なら情緒はあるのだが、その正体は何だろう。水蒸気ならいいのだが。
 山裾や、山の中腹あたりに、小さな雲のような塊が出ているのを見たことがある。煙かと思ったが、そうではなかった。
 昨夜は夜更かしだったのだが、いい感じの時間に起きてこられた。しかし、少し睡眠不足かもしれない。理想的な時間帯での起床。
 しかし、少し早いかもしれない。寝起きすぐに行く喫茶店がまだ閉まっている可能性がある。しかし、早い目に開いていたのでよかった。既に先客が二人か三人いた。だから、もっと早い時間に来ていたはず。
 その時間に行ってもまだ看板が出ていなかったりする。準備中だ。しかし時間は曖昧。営業時間は表示されていない。だが、大凡の時間は分かっている。その前後に行けばいいのだが、早すぎると閉まっている率が高いので、やや遅めが安全帯。
 早い目に出過ぎた場合、途中の道をゆっくりと自転車で走る。それだけでも時間調整がつく。数分遅れるので。
 昨日は朝にスーパーへ行く。朝の喫茶店の戻りで、少し寄り道してから、その戻りに入る。だから寄り道散歩もし、スーパーにも寄り、と朝からウロウロしている。本来は真っ直ぐ喫茶店へ行き、真っ直ぐ戻ってくる。道は真っ直ぐではないが。
 スーパーで久しぶりに天麩羅の盛り合わせを買う。出汁付きで、この出汁の量が多い。天麩羅定食屋へ行くよりも安い。それに遜色もない。
 むしろ、この店の天麩羅の盛り合わせの方がよかったりする。レンコンの天麩羅が柔らかい。これがいい。普通は固くて食べられない。またイカが問題。これも固いと駄目。しかし、このスーパーのは合格。天麩羅定食や、専門店のものよりよかったりする。流石阪急のスーパーだ。
 そのついでにカレーを買う。パックに入っている。レンジで温めればいい。角煮カレー。大きく柔らかい肉の塊が入っているようだ。柔らかいというのがポイント。メーカーを見るとハムの会社だ。
 昨夜は、それを食べる。夕食がカレー。これは外食のとき、たまにあるが、家にいるときはカレーは食べるが、作って食べる。
 しかし、夕食を作るのが面倒なとき、レトルトカレーで済ませることもあるが、滅多にない。カレーだけだと汁飯だけに近い。自分で作ればジャガイモとか人参とか玉葱とか、野菜類を結構入れるし、肉は入れないが、海老とか、イカとかを入れ、海鮮カレー。ところが、肉の塊がポツンと入っているだけのカレーでは今一つだが、まあ、作るのが面倒なので、そちらを優先。
 容器に入っているのだが、その容器がカレー皿になると思っていたが、違っていた。中に封をしたカレーが入っていて、それをその容器に流し込み、それをレンジで温めるらしい。だから皿がまたいる。
 その温める容器にご飯を入れればいいのだが、カレー汁の上にご飯を載せるようなもの。まあ、かき混ぜれば同じことだが。
 しかし、白いご飯の上にカレーが乗っている状態がいい。全部覆う必要はない。半分でもいい。白いご飯の状態だけのものがあるほうが。
 しかし、下手に自分でカレーを作ると、しばらくはカレー地獄になる。インスタントものなら一回で済む。晩ご飯にカレーを食べ、朝もカレーでは、やはり厳しい。さらにその日の晩も、翌朝も。
 今朝は暖かいらしいが、出るときそれほど暖かそうではなかったので、真冬の一番暑苦しい格好のまま出る。寒暖計は見ていないし、天気予報も見ていない。少し暑苦しい程度なら問題はないだろう。それよりも、少し冷える、というほうが問題。
 桜は満開で、もう散り始めている。地面に花びらが落ちている。咲き始めの頃、早くも落ちている花があるのだが、これは花の形をしたまま落ちている。今、落ちているのは花びらのビラになった状態。だから花の形をしていない。桜吹雪は、このビラの断片が舞うのだろう。
 まあ、桜も飽きた。葉桜になる状態の方が清々しい。薄い緑色。この色は綺麗だ。
 今朝のお供のカメラはキャノンのネオ一眼。あまり写す気がないときは、これを鞄の中に突っ込んでおけば、何とかなる。
 昨日もそのカメラで喫茶店からの戻り道散歩をしたが、葉桜程度しか写さなかった。しかも狙い定めてではなく、適当。だから撮影を楽しむという感じではない。このカメラは素早いので、さっと写せるので、気に入っている。写りはまずまずで、平凡なものだが。
 まあ、高画質で、凄い描写力のあるカメラやレンズでも、よく見ないと、違いが分からなかったりする。
 このカメラが出てから二年は経つかもしれない。上新で販売日の翌日に買ったのだが、その展示品がまだある。値段はミラーレスよりも高かったりする。ダブルズームキットの。
 ニコンの一番安いダブルズームキット付き一眼レフよりも高い。
 まあ、普通に、簡単に、さっさと写すのなら、このカメラだけで十分すぎるだろう。21ミリから1400ミリ近くあるので、レンズ交換は必要ではないし、それだけの画角を一眼レフやミラーレスで揃えるとなると、大変なことになる。それに重くて持てないだろう。実際には一寸写すだけなので、十分すぎるほどの過剰スペックだ。
 桜が飽きたので、桜の手前にある草のようなものを写す。主役をバックに。
 昼の喫茶店の戻りによく寄る古墳の堀の桜が水面に映っている。その写っているものを写す。住宅が入るので、情緒は今一つだが、日常内の写真。桜は堀の周囲に少しだけある。植えたのだろう。ただ、古墳の盛り土部には桜はない。松の巨木があるが、これは昔の人が植えたのかもしれない。
 ツツジなども植えられている。笹は自然に生えたものだろう。猪名野笹原と呼ばれた頃の古い品種かどうかは分からない。
 まあ、村ができるまで、一面の笹原だったのかもしれない。当然その村は開墾時の村だろう。
 しかし、この古墳ができた古墳時代はどうだろう。水田を作るため、水路を作ったときに掘った土で古墳を盛ったという説もある。
 その横に行基像がある。お坊さんだ。この人は土木事業で有名。昆陽池という大きな溜池を造り、田に水が引けるようになった。まあ、川の水もあるが。
 古墳時代と、行基時代。いずれも古い。その後、これというものはない。だから農村時代が非常に長かったのだろう。
 
 
  
■■ 2021年3月29日(月) 午前10時40分
 
 今朝は何とか晴れており、暖かい。寝起き行く喫茶店までの道が暑苦しい。真冬の服装のままなので。
 そういう朝が少し続けば、春物でいい。昼は春のコートのようなジャケットを着ているが、昨日は雨だったので、レインコートのようなのを着ていた。これも冬物だが、少し薄い。
 今朝はさらに春めいており、暑いほど。まあ、着込んでいるので、そのためだろう。息苦しくさえ思えるほど。だから薄着をすればいいのだ。
 今年も春が来ている。もっと前に来ていたのだが、暖かいというほどではなかった。今朝は暑いと思うほどの春。これは少しダレる。
 朝の喫茶店では、座ってからダウンジャケットを脱いだ。それほど暑いわけではないのだが、道中熱が籠もったのだろう。
 暖かさに徐々に慣れてきているのだが、寒い日もある。昨日も暖かかったが電気ストーブは昼間も付けていた。部屋にいるときは付けている。ただし、二灯立てだが一灯だけでよくなっている。冬の入りかけもそうだった。ストーブを出してきたときはまだ一灯でよかった。それでもムッとする熱を感じたものだ。まだ序の口の冬のため。これも早すぎたが。
 今度はもういらないかというほど遅くまでストーブを出している。まあ、これは梅雨頃までは片付けないだろう。肌寒い日がある。それが扇風機に変わるのだが。
 桜は満開だが、昨日は雨で人出はなかった。満開の頃はもう見飽きてしまうわけではないが。
 しかし、いい気候になってきたので、出かけやすく、身体も動かしやすい。暑い寒いがない日が一番いい。気温そのものを感じないような。
 昨夜は少し夜更かしだったが、朝はきっちりと起きることができた。夜中一度起きたが、時計は見なかった。次ぎに起きたときは丁度いい時間帯。理想的だ。
 ゴミの日を前回は忘れていたのだが、今朝は覚えていた。それで袋が増えたが、無事、出すことができた。最近は大きな袋ではなく、中ぐらいの袋に変えた。大きな袋だとまだ入ると思い、出さないため。
 スーパーなどへ行くと、どんどん入ってくる。食材だが、その包装や入れ物が。だからどんどん出さないといけないが。
 季候がよくなったので、出掛けたくなるが、部屋にもいやすくなる。部屋でも過ごしやすい。
 出掛けるときは何か用事があるとき。それが最近少ないので、出掛けないのだろう。用事でのお出掛けは、あまりしたくない。できれば出たくないし、行きたくない。しかし出てしまえば、問題はないが。
 ただの遊びで出掛ける方が逆に難しかったりする。これも出てしまえば、問題はない。立ち上がりの問題。
 まあ、朝の喫茶店へ行くというのも、出掛けることなのかもしれない。行かなくてもいいのだ。しかし部屋にいるよりもいい。
 バス散歩、電車散歩もしてみたいのだが、一日暇で暇で、暇を持て余しているわけではないので、暇潰しは必要ではない。
 
雨中移動撮影
 昨日は日常移動中、雨だっただけの話で、雨の中、撮影を決行したということではない。そのような用事はない。用事があるのは行き先だ。その毎日は日常的なもの。喫茶店とか、スーパーとか、また買い物とか。特に何もない日は、特別なメニューはない。
 それで撮影だが、雨なので、何ともならないので、写す隙を窺っていただけ。
 カメラはキャノンのネオ一眼。鞄の中に入っていたので、そのまま持ち出している。
 幸い雨は小雨なので、その程度なら前籠カバーはいらない。その中の鞄が濡れるので。
 しかし、写せたのは喫茶店手前の信号待ちのとき。これは人がそれなりに多く、見晴らしがいいので、写しにくい。さっと出して、さっと撮してさっと信号を渡る程度。キヤノンのネオ一眼は何処かでピントが合っている。いちいち見ていないが、勝手に探してきて、これだとAFフレームが出て、勝手にシーン自動モードで、適当なパラメーターに変えて写す。おそらく風景モードだろう。それに該当しなければプログラムモード。だから、どのシーンでもない。あとはプログラムモード時の若干の癖が出る。
 まあ、無難な写り方になる感じだ。
 あとは喫茶店内でテーブルの上のものを写す程度だが、これも客がいると駄目だ。写せるとしても低く構えて、カメラが誰にも見えないところで写す。21ミリ広角があるので、それなりに広い目に写るが。
 戻りはラーメン屋の前の道。来るときも通った道。一寸した店屋などがある。雑居ビルとか。こういう雑居ビルは住宅地にはない。
 さらに進むと、飲み屋がランチをやっていたりする。傘を差して向こうから来る人がいる。遠いので、問題なく写せる。望遠でなくても。
 一応ファイダー撮影。傘を片手に持ち、片手でカメラを持って写す。手かざしだとカメラが濡れるし、安定が悪い。ファインダーで写した方が濡れないし、安定もいい。ネオ一眼なのでコンパクト系なので片手だけでズームできる。レバーなので。グリップも飛び出ているので、構えやすい。それに軽い。
 この昼にランチをやる居酒屋の前。雨が降っているときだけ写す。晴れているときより、通りの雰囲気がいいからだ。
 そのあたりはまだ喫茶店から近い。そこから一気に戻るが、米がないので、スーパーに寄りたいが、食材をついでに買うのが面倒。雨で濡れそうだし。
 それに戻るだけで、もう一杯一杯。用事はしたくない。
 あと少しで、戻るところで、紫色の花が派手に咲いていた。そういう木だ。よく見かける。名前は忘れたが。
 花の数が多い。いい顔をした花を探す。そしてできればこちらを向いている花。そして背景がいい感じになる花。これは探してもなかったりする。その場合は、どアップで切り取る。
 このカメラ、広角から中望遠にかけての最短撮影距離が怖いほど短い。まだ寄れるか、というほどだ。まあ広角端は0センチまで寄れるのだから、大したものだ。
 広角でできるだけ寄るが、まだ小さい場合、ズームで希望の大きさまで持って行く。大きく写し取ると雨粒まで見える。
 草花や樹木よりも、市街地や、家並みなどをもっと写したいのだが、なかなかこれが食いつきにくい。
 昼の喫茶店往復も雨。だから最短コースで往復。途中畑で咲いている菜の花があったので、それを抜き取っただけ。
 このカメラ、あまりカリカリした描写ならず、わりとほんわかとしたフラットな絵になる。まあ、晴れておれば、結構鮮明な写りをしてくれることもあるが、光が弱いと、写りは大人しい。眠いような写り。まあ、菜の花なので、それでいいだろう。
 雨だし、一日置きに行くようにした徒歩散歩は休み。どちらにしても昨日は休み。別に歩きすぎて、たまには休まないと、というほどの距離ではないが、夕方なので、スーパーへ買い物へ行く時間と重なるのだ。一番近いところにあるスーパーで、行くのは毎日ではない。野菜など一度買えば、数日持つ。
 しかし、昨日は米が切れていたので、買いに行く必要がある。夕食が作れない。それで、朝はパスしたのだが、戻ってきて、よく見ると、炊飯器の蓋が開いている。夕食ではなく、朝食が作れない。それで、帰ったばかりだが、そのままコンビニへ行き、米を買う。ついでにコーヒー牛乳と、豆腐と、切りハムを。切りハムは毎日食べないが、米や豆腐は毎日。コーヒー牛乳も毎日飲んでいる。
 切りハムは朝のおかずだ。スーパーで買ったもっと安くて小パックが何枚も連なっているタイプがあるのだが、固い。コンビニの一番小さいパックのが柔らかくて美味しい。量は少ないが、ひとパックだけで十分ある。残る。二枚か三枚食べるだけなので。それでも多いほど。
 ホウレン草が切れている。流石にコンビニにはない。ネギは別のスーパーで買っていた。そのスーパー、不思議とホウレン草がなかったので、ネギと水菜を買った。ネギはいいが、水菜が煮ても固い。良いタイプではなかった。葉物野菜類が今一つのスーパーで、店内は倉庫のような感じ。その変わり安い。
 食材よりも、お菓子などの棚の方が多い。
 それで昨日は昼の喫茶店、といってもかなり遅い時間で夕方はすぐに来るのだが、そのあとは一歩も出ず、部屋にいた。
 湿気もあり、気圧も低いはず。こういう日は寝ていればいいのだろう。
 ニコンの水中カメラに気圧計が内蔵されている。欲しいものだ。
 
 

■■ 2021年3月28日(日) 午前10時58分
 
 今朝は雨。桜満開の日曜日が雨。そういう年がよくある。平日は晴れているのに、土日だけ雨。それも二週続けて。どちらも満開の手前と満開で散りかけの見所。桜は二週間ほどは花見範囲内。
 昨日は既に葉桜になっているのもあるし、これから咲き出すというのもある。
 桜はさっと咲きぱっと散る。これが長く咲き続けると、値打ちがないのかもしれない。花見のタイミングを逸しやすいが。
 今朝の雨も暖かい雨。しかし濡れるので、真冬のダウンジャケットを羽織っている。マフラーはいらないのだが、念のため。首元がスースーすることがある。
 傘はいらないかと思ったが、それなりに濡れるので、途中で差す。少し走ると、濡れたところがもう乾いたのか、しずくが消えている。この程度の雨ばかりなら楽。完全防水でなくても、何とかなる。濡れて染み込むとあまりよくない。
 今朝は雨で暗い。街も暗い。雨なので普段よりも人出が少ない。日曜のためだろうか。まあ、平日でも少ない日があるし、雨が降っていても人が多い日もある。人の一粒一粒に事情がある。理由はまちまち。一つではない。
 風がないので、傘が楽。この程度の雨風なら問題はない。前籠に入れている鞄は裸。カバーを付けなくてもいい程度。しかし綿の鞄なので、濡れると中まで染み込んでくるので、長い時間は無理。
 先日それでリュックを買ったのだが、やはりいつものトートバッグに戻ってしまった。使いやすいためだ。やはり、そのトートよりいいのがない。リュックもやはり駄目だった。
 理由は色々あるだろうが、開いている。というのがポイント。メインポケットには蓋がない。バケツ状態。だからカメラを取り出しやすい。また、手を突っ込めば、指の感覚で、中のものを探り出し、引っ張り出せる。ファスナーの面倒さがない。ただ逆さにすると落ちるが、そんな状態にはなったことがない。
 前ポケットが二つあり、一つは大きいが薄い。ここに13インチのノートが入る。本来は書類入れだろう。そこはファスナーがある。道端で開けるようなことはない。
 その前に、小さい目のポケットがあるが、小さい目のミラーレスなら入る。短いレンズ付きなら。軽く蓋があるが、無視出来る。だからすぐにアクセス出来る。小物入れだ。雨に降られると、このポケットが表側にあるので、濡れやすい。
 メインポケットには小さなポケットが上の方に付いているが、使っていない。チケットとか、携帯入れとかペン差しだが、引っかかるので、入れない。
 そして、内ポケットがもう一つあり、これはファスナー付き。メインポケットは常時開いているので、貴重品はこのファスナー付き内ポケットに入れている。
 また、このトートバッグ、コンビニなどに行ったとき、買い物袋になる。口が広いし、最初から開いているので、突っ込みやすい。
 また、ザワッとした綿の感触がいい。衣服と同じだ。
 
 今朝は雨で何ともならないので、朝の喫茶店の戻りしなのウロウロも出来ない。まあ、いつもの往復路だけでも十分だろう。小雨で、傘がいらない程度ならいいのだが。
 今日は月曜かと思っていたが、まだ日曜だった。何を勘違いしていたのだろう。ゴミ出しの準備をしていたためだろう。それが月曜。
 ゴミ入れが一杯になったので、中のゴミ袋を取り替えた。だからゴミ出しの準備ではなかったのだが。
 
 正月前後に買ったと思うのだが、電気掃除機のコードレスタイプでハンディータイプ。ブラシの方がよく取れるので、使ったり使わなかったりしていた。しかし、掃除機が吸い込んだゴミを見ていると、結構吸い取っている。それなりに仕事をしているのだ。
 それで、また使うようになった。吸い取れないものはブラシで掻き出せばいいのだ。
 
日常移動撮影
 昨日は朝も昼も、キヤノンのネオ一眼で写す。
 朝は少しコースを変える。スタンダードコースに乗るまでの道筋を少しだけ変えるが、よく通る道。帰り道などで。
 裏通り、路地伝いの抜け道。駅から近いのだが、普通の民家、それもかなり古い家が残っている。昔、町家があった場所だが、そのあたりは外れなので、下町だろう。店屋で働いていた奉公人の家だったかもしれない。家を持てるのだから、それなりの人だろうか。
 すぐ横に文化会館。市民会館だろうか。今風の呼び名になっているのだが、ピンとこない。その横に長屋があるのは痛快だ。文化会館の横に文化住宅があってもおかしくない。
 それで、いつもの神社でスタンダードコースと合流。境内には入らないが、亀がいるので、それだけ覗いてみた。流石超望遠だと、隙間が詰まっている柵の間から抜き取れる。
 まだ泥を付けている亀もいる。亀の数はそれなりに多いので、交代で目覚めるのだろうか。そして、甲羅が茶色いのがいる。長い間日に当たらなかったためかもしれない。ゴキブリ色だった。
 あとはまあ、気楽に写す。ピントが何処に来るのかはカメラ任せ。少しカメラを振ってやれば、別のところに合う。あまり中央部一点には合わないようだ。主要被写体が中央にあれば別だが、何を主要と見るのかはカメラが勝手に決めている。ただ、動くものは優先される。このあたり、人を撮ることを考えてのことだろう。
 また四角い看板などを四角く囲んだりする。囲みやすいもの優先ではないかと思われる。囲んだり、多点になったりで、所謂AFがドタバタするタイプ。
 まあ、ボタン一つで中央一点になり、追従モードになる。もう一度ボタンを押すと解除される。分かりやすい。
 ソメイヨシノがかなり咲いているので、花見の人が結構いる。それで桜は飽きたので、人を狙う、かなり遠くからの狙撃だが、あまりアップにすると、桜が入らない。
 遠くからでも写しているのは分かるはず。だからファインダーで覗くより、背面液晶で写す方がいい。また人ではなく、桜を写しているように見せる。
 椿か山茶花の花びらを柵の上に並べてある。例年だ。鉄の細い柵で、花びらだけの生け垣に見えなくもない。
 市街地の桜も咲いているので、それも写す。繁華街の裏だ。かなり大きいし、古い。
 戻り道の最後に、小鳥が止まっていたので、気付かれないように写す。雀ぐらいの大きさだ。このところ、よく見る。これも超望遠で抜き取る。このカメラ1400ミリ近くある。
 そして21ミリから一気にズームしても、ファインダーは鮮明なまま。だからズームしやすい。普通のネオ一眼は途中でボケる。広角から望遠までの距離が長いので。
 ファインダーはキヤノンミラーレスのそれとほぼ同じ。見やすい。
 
 昼の喫茶店までの道で、神社の桜が咲いているので、仕方なしに写す。もう桜の写真ばかりで、飽きているのだが。
 チューリップが咲いている路地に入る。これもよく写しているが、このカメラで写すときは適当。花の何処にピントが来ているのかまで見ていない。
 どちらにしても、写りはそれなりで、まずまずの画質。特に凄いわけではない。写りは優しいタイプで、カリカリとした写りではない。
 いつもの寝ている猫。二匹とも寝ていた。一匹は腹を出して寝ている。無防備だ。暑いのだろう。
 戻り道、公園のベンチで人形が置いてあるので、写す。何かよく分からない。猫がパンツを被ったようなオブジェ。園児のものだろうか。名前が書いてある。水筒ではないかと思われる。ショルダーが付いていた。昔なら真鍮の水筒だろう。革紐で包み、ぶら下げるところも付いている。袈裟懸けだろう。
 それがキャラ人形になっているとみた。
 いつもの古墳の堀に、サギがいた。最近よくいる。もう一匹大きいのがいるのだが、昨日はいなかった。
 真っ白な顔で目が怖い。そして一本足で立つのが好きなようだ。
 
 夕方の徒歩散歩は前日休んだが、昨日は歩いた。あまり変わらない。少しは楽に歩けるようになっている。別に足が悪いわけではない。鈍っているだけだ。
 まあ、長い目の距離を歩くというのは日常ではない。自転車で行くためだろう。だから、長い距離を歩くのは徒歩散歩ぐらい。しかし、何かの用事で出掛けたとき、結構歩かされることもあるだろう。
 しかし、徒歩散歩のお陰で、それなりの効果は出ている。
 その散歩道、年寄りも歩いているが、追い越される。追い越す相手がいない。きっと毎日歩いているので、早いのだろう。
 カメラは暗くなりだすので、パナソニックのネオ一眼に変える。レンズが明るいし、暗いところでも強いカメラなので。
 そこで赤い小さな花を付けている草を見付けた。最近咲き出している。
 いつの間にか、消えてしまう花。そういうのを写していると、忙しい。
 しかし、移動中に写している程度で、撮影のために出掛けるようなことはない。
 
 
 
■■ 2021年3月27日(土) 午前10時45分
 
 今朝は晴れており、暖かい目で風も弱い。昨日は風が強かったので、今日の方が穏やかだろう。晴れや曇りよりも、風があるなしで、穏やかさが違う。穏やかさが揃うのは珍しい。雨が降っていても穏やかな雨もある。雨でも曇っていてもいいのだ。風があると、穏やかではなくなる。風というのは空気だ。目に見えない。晴れや曇りは見える。雨も見える。しかし風そのもののは見えない。
 今朝はそれで穏やかな目覚め。いい時間帯に起きてきたのだが、少しだけ早いので、二度寝を考えたが、すっと起きてきた。夜中一度も起きてこなかったのはいい。寝付く前に一度トイレに立ったが。
 これは昼寝とか夕寝をしていないためだろう。夕寝とは晩ご飯を食べたあと、牛になることだ。食べたあと眠くなる。食後、眠いことをしていると、更に眠くなり、一度横になる。本当に寝入ってしまうわけではないが、たまにうとっとなり、落ちることもあるが、一瞬だ。
 桜はもう満開。四月を待たずに咲いてしまう。二週間程度は、それなりに花見範囲内。その前に咲いていた梅などは葉が出てきている。花から葉に。赤から緑に。しかし、もう誰も注目しなかったりしそうだ。柿の葉も出てきている。まだ茂るほどの量はない。柿の実がなっていないと、柿の木だとは分からなかったりする。そこに柿の木があることを知っている場合は別だが。
 この土日、日和がよいのなら絶好の花見日和でいい感じだろう。毎年そうだとは限らず、桜は咲いているが、天気が悪かったりする。
 そのへんの川の土手にも桜が咲いていたりする。そういうところをぶらりと通るのもいいかもしれないが、何かの用事でもない限り、敢えて行こうとは思わないが。
 最近行っている近所の徒歩散歩コース。その歩道、実は桜並木。そこを歩いていると、花見になる。しかし、見ていないが。
 今朝は暖かいのだが、相変わらず真冬の服装のまま。首輪までしている。朝、出るときの感じでは、まだ春の上着早いと思ったのだろう。
 昼間は春の上着でいい。冬の終わりがけではまだ薄着過ぎるが、今なら丁度。
 そうして、どんどん薄着になっていくのだろう。しかし段階があり、徐々にだ。
 昼間、半袖の人もいる。その人の横を真冬の服装で通っている人がいる。どちらが正しいのか。どちらも正しいだろう。その人の体感温度がメイン。あとはセンスだろう。薄着の人の方が元気そうに見える。
 帽子をそろそろニット帽から普通の帽子に代えたいところ。庇があるので。
 ニット帽を被るのは耳が冷たいため。しかし、ニット帽を年中被っている人もいるし、マフラーも年中巻いている人もいる。怪我をしたとき、包帯になっていいだろう。他にも使い道があるはず。マフラーだけの役目ではなく。
 
朝の寄り道散歩
 昨日の朝は気楽に一寸寄り道散歩。いつもの自転車コースだが、より気楽にと、キヤノンのネオ一眼を持ち出す。
 明るく、晴れているが、風が強い。年中葉のある木から落葉、全部は落ちないが、入れ替えるのだろう。新緑の季節も近いので、その枯れ葉が路面を舞っている。意外と知られていない落ち葉の季節なのだ。
 これは掃除が大変だ。徐々に落ちるのではなく、ある時期に纏まって落ちるようだ。
 いつもの自転車散歩コースを逆流する感じで、逆回りで北へ。どちらにしても北へ向かう。寄り道ではなく、反対の方角へ行くのだから、妙だが。
 キヤノンネオ一眼は21ミリがあるので、これで、ざくっと前方を写したりする。これは気楽でいい。ポイントのない絵になるが。
 それで、児童公園に出た。親子が遊んでいる。背景に桜。それと滑り台のようなもの。それにカメラを向け、ざくっと写す。人はいるが、遠いし、さっと出してさっと撮せばいい。構えてじっとしていると駄目だ。
 そして北上しきる。そこから先へは行かないのが、スタンダードコース。伊丹坂といわれている場所。西国街道が走っている道だが、細い。旧街道なので。
 そこに六地蔵が並んでいる。背景は桜と幼稚園。よく写している写真だが、今年は初めて。桜が咲いたときに写そうと思っていた。桜付きの六地蔵になるので。それを21ミリでガバッと写す。
 そこからコースを逸れ、さらに北上。これもたまに行くコースで、まだまだ結界内。
 途中に子供神社がある。祭壇のように見える。時計があり、玩具が並んでいる。もう廃れたのか、子供の代が変わったのか、変化なし、あとを継ぐ子供の氏子がいないのだろう。
 道端に飛び出している花があるので、それを写す。植えた覚えのない草だろう。
 21ミリで構えると、その花びらをくっとAF枠が囲んだ。端にあるのだが、それを主要被写体と見たのだろうか。または揺れているので、追従し始めた。構図を変えても掴んで離さない。こういうハイテクは当たると便利だが、間違うと、余計なものを掴んで離さない。解除方法は簡単なので、その意味でいいカメラだ。まあ、それなりに最新のキヤノンミラーレス並のAF性能や、AFの振る舞いをする。
 戻りは伊丹坂の裏坂を上る。和泉式部の墓だと言われているところ。伝となっており、そう伝わっているだけとのこと。しかし、しっかりと保存されている。古い墓石で、その形から年代が分かる。それだけでも値打ちがあるだろう。そういうおでんの串刺しのような古い墓の形のものはお寺に隅にあったりする。これも子孫がまだいるためだろう。
 その坂は幅が一メートルもない。そして急坂。伊丹坂よりもこの裏坂の方が勾配がきつい。自転車を押して歩いていると、キッと膝が痛くなった。神経に障るピリッとした感じ。三歩目から何ともなかったが、最近徒歩散歩をやっているので、そのとき怠くなることが多いので、その疲労だろうか。それで昨日は徒歩散歩は休み。一日置きでもいいだろう。
 ただ、徒歩散歩の効果は坂では出ないようで、徒歩散歩などしていないときの方が軽快に登れたことがある。これは体調だろう。そして使うところが違うのかもしれない。
 徒歩散歩は瞬発力ではなく、長い目の距離を楽に歩けるように続けている。
 旧西国街道に出たので、その道に乗る。古い家があったので写すが、少し気が引けるので、さっと撮して、さっと立ち去った。こういうときもキヤノンのネオ一眼は素早いので重宝する。大きさ重さも手頃だ。
 散歩カメラは、これでいいのではないかと思ったりする。大層なカメラもいいのだが、写真の穴にはまってしまう。その穴にはまると、みんな同じような写真になるようだ。
 まあ、散歩中なので、さっさと写した方よい。
 毎日、同じ場所の移動で、同じ風景ばかり見ているので、写すものも限られる。しかし、アタックの仕方はそれなりに変わっている。これもカメラにもよる。
 同じコースでも、季節が変わると、風景も少し変わる。昨日なかったものが今日あったりする。
 また、同じ道筋を行くにしても、昨日とはまた違っている。これは天気と気分の問題だろう。当然体調も。
 
 
 
■■ 2021年3月26日(金) 午前10時52分
 
 今朝は晴れており暖かい。すっかりもう春だ。分かっていることだが、今年の春は早いような気がする。桜が咲くのも、早かったのではないかと思うが、調べていない。
 真冬がなかったような感じで、それがないので、真冬の底から抜け出す感じがない。暖かい目の冬だと思っていたら、いつの間にか春。
 まあ、暖冬だったとは言え、冬は冬、やはり寒いことは寒いので、春になると過ごしやすくなる。当然のことだが、今朝などは少し暑苦しいほど。真冬の服装のためだろうが、コートに着替えた。こちらの方がダウンジャケットよりも薄い。中に入っているアンコの量によるのだろう。その代わり、長い。そして意外とこちらの方が首元が暖かい。
 コートなので、ジャケットよりも長いので、雨のときはズボンが濡れにくい。
 真冬ずっと着ていたダウンジャケットだが、昼間は暑く感じる。それで、今年最終バーゲンで買った偽ウール地のジャケットが普通に着られるようになっている。
 真冬の頃、暖かい日があったとき、着ていたりするが。
 桜はもう少しで満開。ピークが早い。あっという間に咲き、あっという間に満開になり、その後だれだし、散り始める。そしてあっという間に葉桜。そして新緑の季節へと続く。さらに怠いゴールデンウイーク。それが明ける日が関所で、会社へ行きたくない新入社員が逃げ出す。
 昨夜はぐっすり眠れたのか、一度も夜中に起きなかったが、早い目に目が覚めてしまった。前日と同じだ。早すぎるので、当然二度寝。前日はそれで長く寝すぎたが、今朝はほどほど。
 季節により、睡眠状態も変わるのだろうか。気温の影響が強いようだ。しかし、昨夜は電気毛布を付けて寝た。最初起きたとき、少し寒いと感じたので、弱を中にした。起きると、暑苦しかった。
 電気ストーブは昼間でも付けている。二灯タイプだが、一灯に減った。ここに違いが出ている。暖かくなったためだろう。
 誰もお膳立てしたわけではないが、気候は変わる。まあ、四季がそれほど目立たない地域もあるのだろう。また、列島は四季があるが、北と南とでは違うだろう。昔は畿内を中心にしての話。しかも平野部か盆地の。
 まあ、自分が住んでいるか、立ち回り先の土地の気候しか、実感がない。
 旅の空、というが、少し離れると天地が違うのだろう。
 春らしさは春の草花が咲き乱れることで分かる。決して混乱して乱れているわけではないが、似たような花なのだが、違う品種だったりと、混乱するが。まあ、知らなければ、同じ花だと思う。同じ花でも、また咲き方や形や色が、少し違っていたりし、違う花だと勘違いすることもある。そういうことを咲き乱れるということでは当然ないが。冬場に比べ、見る花が多い。花畑も混雑している。
 
日常移動撮影
 昨日は小雨だったので、朝の喫茶店へ行く道で小学生などを写した程度。
 少し遅起きだったので喫茶店からの戻り道散歩はなし。散歩とは意味のない目的地もないところを通り抜けるだけ。そのコースも決まっているので、単に遠回りして戻ってきた程度だが、それも晴れていないと、行きくはしないし、また遅起きだと、時間がない。ずれ込むので。
 出来るだけいつもの時間帯近くに戻れるようにしている。散歩撮影省略は時間調整でもある。別にしなくてもいいのだが。
 それに前日、散歩コースで、桜などを十分写したので、もういいか、という感じ。もっと街中を写したいところ。
 
 昼の喫茶店往復も、単調なものだが、途中にある神社の桜が咲いていたので、それを写す。前日はまだ咲いていなかった。赤い花で、桜か梅か分からない別品種が、そろそろ散る頃なので、交代だろうか。桜は今からまだ勢いがありそうだ。本数は多くない。モミジもあるので、こちらは秋向けだ。春向けと秋向けの木を植えているようだ。
 桜の花びらなどを写すが、もう飽きているので、新鮮さがない。
 昨日は朝から小雨が降っていたためか、いつも寝ている猫二匹の姿がない。喫茶店前は花見ができるほど咲き始めており、立ち止まってスマホで写す人が多い。
 遠くの方の桜はぎゅっと詰まって見える。別の木と重なるため、密度が濃い。そこを望遠で抜き取るが、まだ咲きそろっていないので、今一。
 
 夕方前の徒歩散歩も、まだ続けているが、まあ何とか休憩なしでも歩ける程度で、少し歩くと、何処かで怠くなりだす。その怠くなる距離が伸びればいいのだろう。
 しかし、怠くても歩けることは歩ける。遅いだけ。少し立ち止まれば回復する。これを歩きながら回復させればいいのだ。二本の足、同時に使っているわけではないので。
 まあ、自転車も強く漕ぐと怠くなる。その度に筋肉や筋が強くなるわけではない。まあ、強く漕ぐことはほとんどないんで、筋肉も付かないのだろう。
 毎日自転車に乗っているが、強い目に漕げばいいのかもしれないが、急ぐ必要がないので、マイペース。
 この徒歩コースも、見慣れてしまうと、写すものがない。歩いている人程度だろうか。
 戻り際に少し寄り道をしてコンビニへ行く。だからいつものコースよりも少しだけ長い目。
 コーヒーとか、焼き魚とかを買う。
 スーパへ行けばいいのだが、ついでなので。
 夕食用の焼き魚はレンジで温めるタイピ。スーパーにもあるはずだが、探したことがない。ある程度保存が利く。簡単なので、たまに買っている。これとハンバーグが張り合っているわけではないが、肉にするか魚にするかで考えた場合、混ざり物がない魚の方がいいだろうという感じだ。その魚の味がするので。こねて作ったものではないので。
 しかし、少し割高だが。
 たまに買うスーパーで売っているカレイの唐揚げはあっさりしているのだが、コンビニのカレイはしつこかった。かなり油がきつい。値段の割りには身が少なかった。
 カレイの種類が違うのだろうか。スーパーのは薄い。だから唐揚げが出来るのだろう。コンビニのはぶつ切り。大きな骨がある。薄い身か分厚い身かの違い。
 まあ、賞味期限の短いスーパーのカレイの方が、いいのかもしれない。
 今朝はキヤノンのネオ一眼を持ちだしている。速写性があり、レスポンスがいいので、スナップではこれが効く。
 ネオ一眼の中で、一番反応が早いカメラではないかと思われる。
 
 
 
■■ 2021年3月25日(木) 午前11時32分
 
 今朝は雨。しかし小雨。傘を差す必要はないほどだが、少し濡れた程度。まさに春雨。この程度なら濡れていける。傘は持ってきているので、強くなればいつでも差せる。今日は一日雨かどうかは予報を見ていないので分からないが、気温は高い目のようだ。起きたとき、暖かく感じたが、よく眠れたようだ。夜中に一度も起きなかったので。
 しかし、早い目に起きてしまい、そこからの二度寝が長かった。それで少し遅い目の朝になった。
 すっかり春めいてきているのは気温だろう。温度。身体に直に来るのは気温。暑いか寒いか、蒸しているか、乾燥しているか。これは外に出なくても分かる。気圧もあるが。
 寝る前にも何となく分かる。季節感ではなく、ただの温度だ。
 しかし服装は真冬のまま。暖かくなってきたとはいえ、薄着をすると、暖かくなったぶん帳消しになる。だから外に出たとき、暖かくなっているのに、暖かくない。冬服のままだと気温が上がったぶん暖かい。しかし、この暖かさではまだ足りない。だから薄着になれない。まあ、そんなことはいちいち考えないで、判断するのだろう。ただ、新しく春服などを買った場合は別かもしれない。早まった行為でも。
 雨では何ともならないが、何ともなっても、遠出したりはしないだろう。それで、遠出ネタを考えている。出掛け先だ。それがないとやはりふらりと出るというようなことをあてにしていては出ないので。
 しかし、出たくない日でも、予定しているため、出るというのも何だ。出たいと思う盛り上がりがあるときに出るのがいい。
 まあ、自転車で一寸だけいつもより長い目の散歩に出る程度がいいのかもしれない。これなら日常からそれほど外れないし、また時間的にも何とかなる。
 一日中、何処かへ出ている、と言うのも悪くはない。その日はいつもの日常が消えている。たまにはいいだろう。
 そして翌日からまたいつもの日常に戻る。この戻ったときがいいのだろう。
 今朝は雨なので、やはり湿気があるのかもしれない。冬の乾燥した感じではなく、少し潤いがある。これが蒸し暑いになるのだが。
 予定し、実行する。予定通りの結果なら充実感を得られる。満足感とか。しかし、それはやってみないと分からない。約束された結果を得られるとは限らない。
 桜はかなり咲いており、土日は満開に近いのではないかと思われる。何故土日を意識するのか。これは人出が多いため。これだけで風景が変わる。場所にもよるが。
 人が少ないと、盛り上がらない場所もある。また土日に出る癖が出来ていたりする。いつでも出られるのだが。まあ、それも体調が悪くなければの話。
 
 毎朝行っていたファスト系の喫茶店。長期休業のまま再開されていない。かなり長い。本当に長期だ。そのままいってしまいそうだ。
 
 今朝はゴミの日だが、出すのを忘れた。出るときに思い出せなかったのだろう。自転車に乗ったとき、ゴミが出ているので、分かったが、もう遅い。それに遅起きだったので、急いでいるし。それほど溜まっていないので、いいだろう。
 これは寝る前に袋を出していた方がいい。それなら気付く。
 
散歩撮影
 昨日は朝の喫茶店からの戻り道大回り自転車散歩は定番コースで、スタンダードコースなので、変わり映えがしない。寒桜は散りかかっており、葉が見える。何故か箕面のモミジの天麩羅のように見えたりする。みずみずしさはなくなり、カリッとした花びらになっていた。
 そういう状態ではメジロも来ないようだ。咲き始めか蕾の頃の柔らかいのがいいのだろうか。
 ソメイヨシノは結構咲き始めており、白っぽい塊が遠くからでも見える。
 カメラは富士のT3だが、平凡なものしか写せなかったが、神社の境内にいる亀を写したりする。まだ泥亀、というか、甲羅に泥が付いている状態。今年になって初めて姿を出した亀。寝ていたのだろう。だから寝ぼけているのかもしれない。動きは鈍い。ある程度寄ると逃げるのだが、じっとしていた。垣根の隙間から写すが、もう少しアップが欲しい。300ミリ少しではかなり寄らないと、抜けない。しかし垣根があるので、入れないし、また寄りすぎると逃げる。うーむだ。
 あとは桜の花の模擬写真のようなのを写す。これは定番の風景写真。写りは見事なのだが、それだけだったりする。
 
 昼の喫茶店へは我慢出来ずパナソニックのネオ一眼を持ち出す。富士X-T3でのストレスが、すっと消える写しやすさと、安心感がある。ファイダーはそれなりに大きいが解像力がないので、あまり見やすいものではないが。
 それで畑の豆の花を射貫く。これができるのがネオ一眼の超望遠力。散漫な写真が、何を写しているのか分かる写真になる。300ミリでは余計なものが入り込むため、曖昧になる。
 品種の違う桜か梅かは分からないが、赤すぎる花の木がある。その花びらをアップで写す。気持ちがいい。
 チューリップはかなり離れたところから、花の横腹を写す。これも望遠のお陰だ。
 そして塀などを広角側でさっと撮したりと、ネオ一眼の独壇場。カメラもそれなりに軽いし、グリップも効いているので、楽々片手で持てる。
 いつもの二匹きの猫。これは揃って寝ていた。一匹は暑いのか伸びている。長くなりすぎだ。もう一匹は木の影に入って座っている。暑いので場所を少しだけ、変えたのだろう。
 次は橋越しに見える桜。橋を渡る人と背景の桜。まだそれほど咲いていないので、桜が目立たない。これは昼の喫茶店に入る手前にあるので、いつでも写せる。かなり離れたところから写している。
 喫茶店からの戻りは古墳の堀。最近二羽のサギが常駐しているのか、続けて見かける。
 ネオ一眼を持っているので、サギのアップが出来た。それで満足を得る。写りは富士のミラーレスとそれほど違うものではない。ここが何とも言えないところで、うーんとなるところ。
 しかもこのカメラ、デジタルズームで倍にして写している。それでもまだ見た感じ分からない。
 
 夕方の徒歩散歩にもそのネオ一眼を持って出る。道路の彼方にいるものを切り取れる。1000ミリを超えている。それで夕日が反射する路面、これは車道だが、それを写す。車道に入り込んでいる歩行者や自転車もいる。
 まあ、日があるうちに出れば、夕日が斜めから来るので、光線状態がいい。変化がある。それだけでも写すものが増える。
 そして夕日を浴びた鳥がいた。雀ほどの大きさだが、別の鳥。葉のないイチョウの枝に止まっている。こういうのを射抜けるのもネオ一眼のお陰。
 横に転がっているペットボトル。紫色の液体が少し残っている。逆光だが、地面すれすれで、レンズを寄せて横腹を写す。当然広角だ。液晶も回転する。横開きだが。
 やはり、この一台のカメラでの対応力は凄い。まあ、よく使っているカメラなので、それであたりまえのように思っているが、レンズ交換式のカメラだと、そうはいかない。逆に不便だったりする。そういう縛り撮影もいいのだが。
 その極めは50ミリ標準レンズだけで写すことだろう。まあ、50ミリでなくても、単焦点レンズ一本で写すというのも、逆に憧れるが、昔のコンパクトカメラはそんなものだった。
 またレンズ一本だけでいいのなら、最初からその画角の付いているコンパクトデジカメでいいのではないかと思ったりした。しかしズーム機が主流なので、数は少ないが。
 富士なら、昔、ビッグミニというのがあった。写りがかなりよかったので、評判になった。値段は普及機なので、安い。
 それで昨日はパナソニックのFZ300が大活躍した日になった。25から600ミリ、1470ミリまでいける。保存サイズにもよるが。劣化はほとんどない。
 それで全域F2.8で、防水性がある。バケモノだ。
 また、かなり暗くてもピントは来るし、普通に暗い場所でも写っている。感度は3200ぐらいまでしか上がらないがレンズが明るいので、望遠端で暗いところでも写せる。コンパクト系の方がブレに強い。
 
 

■■ 2021年3月24日(水) 午前11時05分
 
 今朝も何とか晴れているが、しっかりとしない空。蒸し暑いと言うほどではないが、気温は高い目だろう、湿気が強いのかもしれない。そうなると、雨が降る前兆。そろそろ来てもおかしくない。
 春は天気が変わりやすいはず。だから晴れているだけでも幸いだろう。傘を差さないで済むというのが仕合わせかどうかは分からないが。いい傘を買えば、早く差してみたいものだろう。これは子供の頃かもしれない。しかし、自分で買ったことなど記憶にない。子供なので。子供傘を差していたように思うが、どんな傘なのかは覚えていない。ただ、傘を差していたシーンは覚えている。
 昨夜は寒いのか暖かい目なのか分からない状態だったが、起きたとき上にせり上がっていた。枕も外れていた。これは暑苦しかったのだろう。
 布団から出たときは、暖かいとは思えなかったが外に出ると、少し怠いほどの暖かさ。空気が重いような。首輪が暑苦しいので、途中で外す。
 今朝は一日ぶりでいつもの喫茶店へ。一日空けただけなのに、何か久しぶりのような感じがする。習慣というのは毎日でないと駄目なのかもしれない。
 少しだけ遅い目に起きたので、朝一番に近い客ではなかったが、先客がひと組いただけ。見たことがない客。
 桜は既に咲き、一日で咲いて一日で既に落ちている花びらもある。咲いたすぐに散るのもあるようだ。花見は十分出来る。土日は丁度いいだろう。満開はまだ先で、今はまだ咲き始めの桜もあり、咲きそろっていない。
 一月の24日。今年は早い目に咲いているのかもしれない。もう咲いたか、という感じだ。まあ、気温も低くはないので、咲いてもおかしくない。ポカポカ陽気が続くのに桜が咲かないという方が妙だが。
 まだまだ、寒さはあり、薄着だと寒いはず。しかし、日中、陽射しがあるところでは暑苦しくて、バテそうな感じがする。春の気怠さというのがある。それは気のものでもあるし、身体もそうなるのだろう。身体が先だと思われる。
 携帯電話の電話が使えなくなるらしい。古い機種だ。それでスマホに変えないといけないが、普通の携帯でもいいかもしれない。ほとんど使っていないので。乗り換えで、安いスマホもあるようだ。そのお知らせが来ていた。
 出先でネット。これはしていない。ノートパソコンを持ち歩いているが、ネットに用はない。部屋でやれば済むこと。それよりも気圧計が欲しいところ。これがあると天気予報が出来る。気圧が下がると雨が近いとか。
 暖かいのか、真冬のゴツイ服装の人が減っている。冬服だが、少し薄い目。昼間なら春服でもいけそうだ。夕方になると、それでは頼りなく感じるかもしれないが。
 朝の喫茶店からの戻り道散歩で咲いていた寒桜は、その後どうなっただろうか。既に満開になっていたので、散る頃だと思われる。代わりにソメイヨシノが咲き出しているのをこの前に見た。白い。今朝はどうだろう。寄り道するかどうかは決めていないが。
 出掛けやすくなる気候だが、出不精が続いている。だが、気が向けば、いつもの自転車移動の結界からすっと出て、何処かへ行きそうだ。しかし、これという目的がないと、なかなか起動しない。
 
富士X-T3日常移動撮影
 どのカメラでもいいのだが、中古で買ったばかりなので、T3の癖に慣れるため、よく持ち出している。最初だけだろう。
 望遠と広角のズームがあるのだが、一緒に持ち出すことはない。だから広角ズームだけのときと望遠ズームだけのときになる。どちらかが必要なとき、持っていないと残念なので、パナソニックの旅カメラをポケットに入れている。それなら、最初から広角から超望遠域まで写せるこの旅カメラだけでもいいのではないかといいぅ話。まあ、これで写した方がよかったりするのだが。
 昨日の朝の喫茶店までの道、これは徒歩距離。そのあと、立ち寄り先があるので、いつもの喫茶店往復では時間がないので、近所にしたのだが、その道、よく通る近所。それを富士で写すと、何かやはり爽やかな道筋に見えてくる。そういう町ではないのだが。
 近所の喫茶店はお婆さんがやっており、お婆さんしか来ない喫茶店だが、これがカフェのように写る。そんな場所ではないのに。
 特にシネマ用のフィルムモードにしているわけではない。デフォルトのまま。プロビアだろうか。そういうカラーフィルムがあったのだろう。白黒なら富士のフィルムはよく使っていたが、カラーはフジカラーしか知らない。リバーサルフィルムも使っていたのだが、もう名前も忘れた。スライドで見るためだ。カラーは自分で現像焼き付けは大変なので、スライドで見る方が楽。
 喫茶店から戻ってきて、すぐに出掛けたが、用事は近所だ。だから自転車で行ける。すぐに済むので、その道筋を写す。そこも近いところで、よく通るので、珍しいものはなかったが。空き家になり、更地になりかけの農家があり、庭だけが残っている。そこにオレンジの欠片が西瓜のようにちょこんと枝に乗っている。鳥に興味のある人がいるのだろうか。
 昼の喫茶店には望遠ズームを付けて行った。すると、枚数が増えるし、被写体も増えた。
 神社に咲いている赤い花が咲く木とか、松とかを写す。いずれもずぼらして自転車に乗ったまま。その方が安定がいい。立って写すとフラフラしたりする。三脚ではないが、両足とタイヤの三点で支え、また片手撮影ならハンドルに手をやれば四点で支えるので、安定するのだ。
 次は農家の路地にある小さな花壇のチューリップ。ここは時間帯がいいと陽射しがあるので、きつい目の色目の花になるが、色も冴えて丁度いい。
 チューリップは深い花なので、底の方にある雄しべか雌しべか、昆虫の足か、よく分からないが、そこにピントを合わせる。最初からピントは中央一点なので、切り替えなくてもいい。最短撮影距離1メートル。望遠ズームなので、遠いが、斜め上から覗き込むようにして構えれば1メートル以上離れることが出来る。これは高倍率標準ズームなら50センチぐらいまで寄れるのだが、富士のレンズでは200ミリ程度になり。望遠ズームなら300ミリを少し越える。このレンズが一番安いので、キットレンズになっている。
 まあ、それでもチューリップなら画面一杯に入る。大きい目の花なので。
 次はこの季節、紫色の花を付ける木。塀の向こうに咲いている。塀越しに木の葉がある。それを被せながら奥の木を狙う。すると綺麗な前ボケ。それが木の葉のボケなのか何かよく分からない。もう抽象世界。手前に何か靄がかかったように見えたりする。
 次はいつもの猫だが、最近見ていない。白っぽい猫で上品で高そうな野良猫。いつもの姿勢で腹を付けてペタンと座っている。前足を折りたためない。左足だ。これは足だろう。手ではないと思うが、猫の手も借りたい場合、この前足だ。しかし足なら猫パンチではなく、猫キックになる。手か足かよく分からないが、手のように使うことがある。まあ人間も以前は手を足にして四つ足だったはず。手というか腕だが。
 だから今でも四つん這いになれる。ただ腕の方が短いので、足の裏ではなく、膝を足の裏にしないと進みにくいが。
 這ってでも行く、ときの姿勢もあるだろう。
 その猫、まだ前足が治っていないので、相変わらずだらっとさせている。
 この猫も手前の鉢植えの隙間から狙ったので、前景ボケになった。
 次に二匹の安そうな猫がいる場所。トラだ。
 二匹ともいつもの場所にいる。同じ位置だ。少しだけ離れている。間にもう一匹入れる程度に。
 次は桜が咲いている川。そこに猫がいた。この猫はボスのようで、先ほどの二匹の猫がいたところに以前はいた。その猫だけ色違い。明るい茶色。トラ猫が数匹いた頃があり、この茶色い猫が面倒を見ていたようなところがある。
 最近は、桜の木のある川沿いにベンチがあり、そこを餌場にしているようだ。弁当を食べる人が多いのだ。家族ずれも。花見だからではない。
 猫はいたが遠すぎる。300ミリでは何ともならないが、300ミリは望遠の広角といわれるだけあって、広い目に写すのに適している。射貫くのではなく、広角レンズで写したように拡がりのある構図で。しかし猫が小さすぎるので、構図で猫に視点を持っていく風に、とか考えても、絵ではないので、好きなものを入れられない。
 カラスもいたが、場所が悪い。そういうとき、アップなら何とかなるのだが。まあ一応写す。カラスだけにピントが来て、他はボケるという極めつけだ。ピントが来たところが凄い鮮明なのがライカレンズらしい。
 もう枝のほとんどの花が咲き、すし詰め状態の桜を至近距離で写す。望遠では無理なので、パナソニックでレンズすれすれで写す。風で揺れすぎているが、晴れているので、そのまま写しても、そこそこのシャッタースピードが出るはず。当然揺れているので、ピントが合わせにくい。動くので。しかしそこはピントの深いコンパクト系なので、適当でいい。
 喫茶店の戻りしなに、尼崎の中古屋へ行こうと、そちらへ向かったのだが、元気がないので、引き返した。無理をすることはない。
 途中までの道沿いで寺内町跡の寺などを写す。また、町並みも少しだけ写す。
 夕方前の徒歩散歩も望遠ズームを付けたままの富士ミラーレスを鞄に入れて歩く。少しスピードが出るようになったが、すぐに疲れて遅くなる。まあ、以前よりはましだ。何処かで頭打ちするようで、最初の頃のような変化は少ない。しかし、ゾンビ歩きから比べれば、かなりいい。短い距離なら日常的に歩いているが、少しだけ長い距離になると、話が違うようだ。やはり普段から長い目を歩く方がいいのだろう。自分でその機会を作らないと、日常移動ではそんなシーンはないので。
 といって自転車ではなく徒歩で、というわけにはいかない。徒歩距離から見ると、それなりに長いので、少し歩いただけでしんどいのに、その距離は無理だ。
 歩道に桜の花びらが散っている。散ったばかりの花びらは、まだ立っている。道は夕日が当たり、桜も逆光を受けて受け光っている。
 いいチャンスだ。液晶を上げ、カメラを地面すれすれに寝かして写す。
 昨日は日がまだあるうちに出たので、被写体が増えた感じだ。
 富士のカメラに桜。富士とサクラはライバルだが、富士の色目のサクラに見えてしまうのは富士のカメラを使っているためだろう。
 木の芽時なのか、まだ早いが新緑を思わせる木があった。明るい葉だと思ったのだが、夕日が横から来ていたため。それで明るい木になった。赤みはない。
 やはり光で景色が違ってくるし、質感も違ってくる。
 だから日がある内に徒歩散歩に出るのがいいだろう。
 
 

■■ 2021年3月23日(火) 午前10時22分
 
 今朝は晴れているがかなり白っぽい。これは雲だろうか。だから曇っているように見えるが陽射しはある。妙な空だ。これが春の空かもしれない。
 気温は意外と低い目で、少し寒い。寒暖計を見ると、いつもよりも高くない。
 昨夜、少し寒かったのか、寝るとき、トイレに何度か立った。冷えたのだろう。
 今朝は昼過ぎにちょっと寄る用事が出来たので、歩いて行ける近所の喫茶店へ行く。往復時間がほとんどないので、朝の喫茶店が短くなる。その代わり、喫茶店からの戻り道散歩などはできないが。
 また、近所の喫茶店は雨風が強い日、行くことにしている。傘を差して自転車に乗れない風の強い雨の日だ。雨だけなら大雨でもいい。風がいけない。傘が差せないので。また風がきついだけの日でも大丈夫。もの凄い風が吹く日は雨も降っている台風の日なので、風だけ強い雨のない日などほとんどなかったりする。
 この近所の喫茶店、個人喫茶だが、モーニングサービスがある。どの喫茶店にもあるのだが、食べないと損な感じがするが、寝起きから食べられない。それに食べるのはもっと遅い。しかし、最近は喫茶店で菓子パンとかお菓子とか饅頭とか団子とか出る。客が持ってくるのだ。売りに来ているわけではない。
 それで、朝からクリームパンを食べたりしていた。だから、これもモーニングサービスと言えば、そうなので、トースト程度のモーニングサービスなら食べられる。しかし、戻ってからの朝食の量が減るだろう。
 また、寝起きに行く喫茶店でモーニングサービスを食べると、もう朝食はいらないか、となる。だが、それだけでは量が少なすぎる。やはりご飯とおかずの方が豪華で美味しい。おかずがなければ卵でも焼けばいい。野菜の煮物は作り置きがあるし。それと豆腐とホウレン草の味噌汁。
 しかし、朝から出掛けるとき、モーニングサービスは頼りになる。何か腹に入れてから出掛けたい。これは電車で行く場合だろう。最近はほとんどないが。
 さて、近所のその喫茶店、朝のその時間、客が結構いる。満席近かったりする。そんな風景を今まで見たことがない。ほとんど無人なので。
 だからモーニングサービス時間帯とランチタイムに客が来るようだ。
 しかし、今朝はいつもの喫茶店ではないので、一寸落ち着かない。習慣というのは恐ろしい。だが、寝起に喫茶店へ行く習慣だけは生きている。やっていることは同じだが、具が一寸違う程度。これが朝の喫茶店がない日だと、もっと落ち着かないだろう。そういう日は台風の日程度。外に出られない日か、寝込んでいるときだろう。
 日常というのは同じチャプターの繰り返しのようでいて、少しだけ違う。ずっと同じ繰り返しでは変化がないようだが、それなりに違う。日々違っていたりするのはそれなりの動きがあるためだろう。
 
富士X-T3での撮影
 昨日の朝の喫茶店へはT3に標準ズームを付けたものだけを持って行く。いつものように信号待ちで通りを写したりするが、24ミリなので、広々としている。写りの違いを見ようと、後で見るが、第一印象が大事。そこで違いが分からなければ、以下略になる。似たようなものとして。
 何故T3なのか、何故富士で写したのか、などの意味がなくなってしまう。だから違いがないと見方が違ってくる。これならコンパクトデジカメでいいか、と。
 で、その写りだが、地味。ただ、階調がよく出ているようで、自然な感じ。あまり強調がないのだろう。写りも大人しい。しっくりとした写りだろうか。しかし印象深い写りではないが。
 同じ場所で同じ被写体を撮らないと、違いは分からないかもしれない。条件がよければ、それなりの写りになるので。
 要するに拡大して見ないと、違いが見えなかったりする。だからウェブに上げる程度なら、もったいないほど。プリントするのなら別だが、そんなことはしないし、保存サイズも落としているし。
 あとは操作性だろう。これはどのカメラでもできることなので、特徴というわけではない。
 中央一点のAFを使っているが、レバーのようなものを傾けると移動してくれる。これでやや端にある被写体にピントを持ってくることができる。まあ最初はピントだけ取りに行き、写すとき、アングルを変えればいいだけの話なので、そちらの置きピンの方が早いのだが。
 また端っこにしたとき、戻さないと、そのままになる。だからそれなりに手間があるので、素早さでは今一つ。
 ファインダーを見ながら点を移動させることも出来るが、チマチマした感じだし、街中でファインダーを覗き込んで、ゴソゴソするのは避けたい。
 どちらにして、街中でのスナップは背面液晶で写している。ミラーレスなので、どちらで見ても同じなので。まあ、このあたり、コンパクト系では普通のことだ。
 喫茶店内での撮影は、ピントがやや浅くなるが、コンパクト系でもそこそこ浅くなるが、何となく形が分かる程度のボケ方。T3などのサイズではボケやすいので、ピントの合っているものは引き立つが、大した違いはない。まあ、付けているレンズが暗いためもあるが。
 モードは一番イージーなプログラムモード。露出はカメラ任せだが、まずまず。特に暗すぎず、明るすぎず。
 昨日は喫茶店を出てから、真っ直ぐに戻ったのだが、通り道をスナップ風に写す。安定感がある。しっかりと写っている。描写力に問題はない。
 戻り道に靴下が落ちていた。それを線路際のネットにぶら下げていた。赤とピンクと淡い緑、パステルカラーだろうか。赤ちゃんの靴下。色が綺麗だが、他のカメラで写しても、こんなものかどうか、それは分からない。やはり被写体の色がいいとカメラに関係なく、綺麗に出るのではないかと思われる。確かに綺麗な色が出ているが、それを富士の色と勘違いするケースだろう。ニコンやキャノンで写せばもっといい感じかもしれない。そこが謎。
 次は垣根の花。この時期、黄色い花が咲く。他で見ない花びらの形。去年も写したように記憶している。写したカメラは忘れた。
 広角は24ミリあり、レンズ先数センチまで寄れる。ミラーレスとしてはかなり寄れる方。しかも標準ズームで。
 寄れるのは広角端だけで、あとは一般的な最短撮影距離。それで、このレンズでは広角マクロが出来る。数センチ先なので、流石に手かざしでないと届かないが。これはもう後ろはボケボケ。どの通りで写したものか、もう分からなくなるほど。絞ればよいのだが、面倒なので、プログラムモードのまま。
 後で見ると、開放だった。シャッターは200分の一秒。感度は一番低い。シャッターに余裕があるので、絞ることが出来たようだ。
 このカメラ、そういうところを弄りたくなるカメラだが、道が狭く、そこで自転車を止めて、カメラを弄っていると車が来れば面倒。さっさと写して、さっと立ち去る。
 次はまた花。長い花だが、小さい花が積み重なっているのかもしれない。これは棒が何本も出ているように咲いている。ピントが難しい。どの花の坊に合わせるかだ。選べるのは一本ほど。あとは全部ピント外になるだろう。メインの花を探して、決めよとしたが、いいのがないので、適当に写した。
 これは背景が少し暗いので、それに持って行かれたのか、淡い写りになった。かなり明るい写真。
 次は昼の喫茶店までの道沿い。
 神社の境内に桜か梅か桃か分からないものが咲いている。近くまで寄ると、木の名前が書かれていた。聞いたことがない名で、桜でもなく、梅でもなかった。紛らわしい。境内には桜もあるが、まだ咲いていない。それに色が赤いので、桜らしくない。しかし綺麗だ。
 T3で写すが、遠くの方にあるてっぴん部分は離れてパナソニックの旅カメラで望遠で写す。この写りの方がよかった。さっさと写した方がいいのだろう。
 次は松。これはもう芽というか白い棒のようなものが出始めている。枝が横に伸び、橋の上からだと足元にある。上からの松というのも珍しいので、それを写す。
 偽タンポポがまた咲いていたが、違うタイプかもしれない。花びらは非常に小さい。ここもT3の広角端でレンズすれすれまで寄り、写す。
 そのためピントはピンポイントになり、花びらの周辺はソフトな感じになった。要するに花びら全体にピントが来るように写すにはうんと絞らないと駄目だが、ソフトな花もいいのでは、ということでそのまま。ただ中央部はしっかりとピントが来ている。
 このT3は、写りがえげつなくない。きつくない。ふんわりとしている方だ。優しい写り。だから結構穏やかな印象。
 次は古墳の堀の水面に反射する太陽。これは少し遠いので、パナソニックで望遠で写したのがよかった。望遠でないと写せないので。
 次は反対側からの順光での桜と堀。桜はまだまだだが、空の色が妙なので、いい感じだった。夕日も当たっているが、雲が濁っているので、妙なタッチになっていた。これは光のマジックで、これも富士の色といいたいところだが、そういう色目の風景なのだ。
 これは絵はがき的に写した。
 次は、たまに写す、田んぼの定点撮影。それを富士でやれば、違いが明解。
 やはり柔らかく、優しいタッチで、どぎつさがない。それとなく配色がいいのかもしれない。マイルド。
 まあ、遠方がマイルドに見えるのは、ピントがそこまで来ていないためフワッとしているだけかもしれない。もう暗くなりかけていたので開放になっていた。しかし広角なので、ピントはそれなりに深い。
 がっしりとしたカメラなので、撮影を楽しむカメラで、引き出しの多いカメラ。しかし、誰でも簡単に写せるという引き出しだけはないようだ。
 
 

■■ 2021年3月22日(月) 午後0時01分
 
 今朝は何とか晴れていた。雲は多いが。
 昨日は雨でさっぱりだったので、それが続かなかっただけまし。しかし、今朝は遅起き。かなり寝過ごした。
 いつも早い目に起き、また寝ないといけないのだが、少ししか二度寝にならないので、三度寝、四度寝しても大丈夫だった。春の目覚めは早いのだろう。だから二度寝といってもつい眠くて、ではなく、無理に寝ていた。そうでないと朝の喫茶店がまだ開いていないため。
 ところが今朝は予定時間の少し手前で目が覚めた。二度寝しても僅かな時間だと思い、寝た。
 これがいけない。短いと思った二度寝が非常に長かった。これはほとんど本寝の延長。だから、本寝と同じ。
 二度寝前にトイレに立ったのがいけなかったのかもしれないが、二度寝前にそんなことはしない。眠いので落ちるので。
 すると、きっちりと起きていたのかもしれない。すると、昼寝になる。朝起きて、次にまた寝るとすれば、昼寝なので。
 その昼寝、最近はやっていない。夕方前の喫茶店も行っていない。その代わり夕方前の徒歩散歩はやっている。そのため、少しずつ変わっていくのだろう。二年前、朝の喫茶店は、今朝来ている個人喫茶ではなかったし。
 日常は徐々に変わっていくのだろう。色々と都合があるので、変わるものと思われる。
 それで、遅起きで朝の喫茶店へ行ったのだが、客は常連一人だけ。結構すいている。時間的にはいつもは出る時間帯に入ったような感じ。だからギリギリセーフということだろう。
 今朝は暖かいはずだが、ひんやりとしている面もあるので、首輪を付けた。マフラーだ。そして真冬のダウンジャケット、いつものスタイルだ。真冬の。
 桜が咲いているのだが、そんなものだ。例年桜の時期、真冬の服装だったことを思い出す。
 久しぶりに十日間予報を見ると、気温は右肩上がりで高く高くなっていく。まあ、十日間なので、それほど高温にはならないが、そうなるのはもう少し先だろう。まあ、予報は十日間が限界で、それでも長すぎる。十日後の温度など、曖昧なもので、あくまでも目安だろう。そういう傾向があるという程度。まあ、誰でも予測出来たりしそうだが。
 天気予報が必要なのは予測外のときだろう。
 三月も下旬。桜が咲いてもおかしくない。三月下旬から四月上旬にかけて咲く。三月中はまだ咲いていない年もあった。
 既に花見をしている人がいる。寒桜ではなくソメイヨシノ。まだ咲き始めなのだが、枝いっぱいに花を付けている木もある。日当たりとか、根を張っている地面との関係で決まるのだろう。当然、木の個体差もあるが。
 いずれも植えられたもの。同じところで仕入れたのだろう。だから似たような時期に同時に咲くのかもしれない。猫の子でも個体差がかなりあるので、同じようには咲かない桜もあるだろう。
 今朝は先日買ったリュックで出たが、アクセスが悪い。いちいちファスナーを開けないと、カメラが取り出せない。その口がクニャクニャなので、引っかかったり擦れたりする。また曲がり込みやコーナーの多いファスナーで、しかも雨対策のファスナカバーに引っかかったりして、面倒。まあ、アクセスはショルダーバッグの方が上だろう。
 背負ったときは楽で、両手を使えるし、バランスもいいのだが、そちらが立てば、こちらが立たず状態。
 やはり長い間使っているトートバッグの方がいい。それに勝るものがないので、何年も使い続けているのだろう。
 行楽で、徒歩でお出掛けなら、リュックがいいのだが、そんなことはほとんどしなかったりする。
 
雨の日曜日
 昨日は一日中雨なので、移動中の撮影もさっぱり。昼の喫茶店往復はポケットに水中カメラを入れていたので、少し写しただけ。まあ、普通のコンパクトカメラでもよかった。水中カメラはシャッターが固いのと、ズームがボタンで、やりにくい。
 リュックを背負いだしたのだが、リュックカバーがあり、それを取り付けると、リュックは濡れないが、中のカメラを取り出すのは難しい。それで、持ち出さなかった。
 それよりも自転車の前籠にリュックを入れ、それにカバーを掛けた方が、まだ取り出しやすい。
 しかし、リュックカバー付きのリュックは背負えるので、自転車だけ止めればいい。手ぶらと同じ。というか籠のカバーを外して鞄を取り出し、またカバーを飛ばないように入れたり、掛けたりするのが面倒。それを傘を差しながらではさらに面倒。その手間、背負うことでなくなるが、ずっと背負っていないといけない。
 自転車を降り、濡れないところで、リックの底に、そのカバーを詰め込む。これは専用スペースで、ポケットだ。紐も付いている。カバーが落ちても、繋がっているように。
 しかし昨日の朝は濡れたリュックカバーを掛けたリュックのまま喫茶店内に入った。流石に椅子が濡れたり、床が濡れたりした。
 また、背負わなくても前籠の中にカバー付きのリュックを入れてもいい。背中面はノーガードだが、下を向ければいいが、結構しぶきがかかるものだ。
 その状態で、朝と昼、移動したのだが、鞄はまったく濡れなかった。リュックそのものにも水を弾く程度の力はあるが、濡れていないので、リュックカバーが水を中に入れなかったのだろう。
 まあ、昼はノートパソコンしか入れていなかったので、軽いが。
 富士のT3は防水性があるのだが、レンズにはない。同じキットレンズでもいいのと悪いのとがあるようだが、光学性能はそのままらしい。マウトや鏡胴が樹脂製になる程度。だから軽い。ただ、絞りリングが付いていなかったりする。
 まあ、絞り優先では使わないし、マニュアル露出もしないので、必要ではないが、プログラムモードのとき、前にある電子ダイヤルを回すと瞬時に絞り優先になる。少し回せば最小絞り。間違って、回してしまうと、スローシャッターになる。絞り位置をオートからマニュアルに変えたことになるので、絞り優先モードに入ってしまうことになる。辛口だ。これがシーン自動認識なら、そのレバーがあり、それでそのモードだけになるので、多少ダイヤルを回しても絞り優先にはならないのだが。
 T3なので、少し辛口。
 まあ、スローシャッターになりすぎると、ファインダーを見なくても、音で分かる。そんなに遅くなるわけがないと気付く。
 せめて立ち上がりが開放なら、問題はないのだが、最小絞りスタートなので、ぐるぐる回さないといけなかったりしそうだ。
 ファインダー内の情報で、絞り値の色が変わるので、それは動かせるという意味になる。目立たないので、分からない。
 まあ、昨日は雨でさっぱりで、夕方前の徒歩散歩も中止。
 今朝は、その富士のT3を持ち出す。マニュアル性が高いカメラで、写し方が丁寧になる。フルオートモードがないので、シャッターを押すだけで何とかしてくれるカメラではない。
 絞りやシャッタースピードや感度などをケチくさいことを考えるカメラ。感度をもう少し下げれば画質がよくなるという感じだが、見た目分からない。だから違いの分からない人には関係のない話になるが。
 よく使うのは露出補正ダイヤル。これはファイダーを見ながらでも回せるが、手が窮屈。それで、写す前に回したりしている。これは電子ダイヤルの方が軽いので、回しやすいだろう。しかし、露出補正しかできない専用ダイヤルをカチカチやるのも悪くない。
 カメラは多様性が高く、どんな流儀でも可能。自分の好きな方法に変えていくことが出来る。
 そんなのが、あったのだろうか。簡単な方法が流儀だったりする。
 
 

■■ 2021年3月21日(日) 午前10時48分
 
 今朝は雨。しかし、暖かい。冬にも暖かい雨が降っていたが、その暖かさよりも、さらに暖かい。そのため、首輪をしなくてもよかった。昼間はマフラー類はいらないが、朝とか夕方は必要だった。しかし、今朝はいらない。上着は真冬のままだが。
 防水性が必要なので、偽ウール地のコート風では、濡れる。まあ、傘を差しておれば、それほど濡れまくるわけではないが。
 昨日は夕方は少し気温は下がったが、夜から盛り返してきたのか、それなりに暖かい夜。まあ、電気ストーブを切らないといけないほどの暖かさではないが。
 そして、しっかりと寝るときは電気毛布をオンにしている。これは何処で決めるのだろう。
 暖かい夜なので、いらないと思う反面、まだまだ、と言う面もある。それで一応付けて寝る。まあ、どちらでもかまわないのだが、まだ電気毛布なしでは寒いという感じがする。これは頭なのか体感なのかは分からない。おそらく両方だろう。頭だけだと寒暖計を見て判断。
 しかし、そんな判断もしていなかったような感じで、何となく電気毛布のスイッチを入れていた。そうなると、習慣だろう。その習慣、時期により変わってくる。冬の週間と夏の習慣とは違うだろう。
 ただ、習慣や慣習というのは引っ張る。もう暖かいのに冬服を長く着ていたり、もう涼しいのに夏服をずっと着ていたりとか。
 まあ、暑いも寒いも感じなければ、そのままで行くだろう。それに対して何も感じていないし、考えていなかったりする。
 朝の喫茶店は、雨のためか、また日曜のためか、誰もいなかった。店の人はいるが。歩いて来る人と自転車の人は半々と言うより、歩きの人が多いように思われる。一台だけ止められる余地があるのだが、滅多に止まっていないし。
 しかし、周囲の店屋の前とか、止めることが出来るスペースは結構ある。そこに止めているのだろうか。一番止めやすいのはパチンコ屋。これは敷地内にあるので、道にはみ出さないで済む。
 あとは飲み屋の表。玄関口だ。開くのは夕方だろう。朝からは開かないが、昼頃、ランチ系の定食で、開けるかもしれない。
 狭い通り、トラックは入れない。車も滅多に入ってこない。店屋があるので、配達で入り込みたいものだが、別のところに止めて、ゴロゴロを押してくるようだ。入れないわけではないが、狭いので、厳しい。こういう狭い道に面した商店街の枝のような道は、消防車が入れるかどうかで、拡張されたりするが、取り壊せない店があったりする。まあ、その入口や出口からホースが届く距離なら、いいのだろう。
 店屋の数は多くないが、道幅の狭さで落ち着く。左の店と右の店、両方いける。まあ、寄ることはないが。
 商店街の裏道、枝道。狭い通路。意外と人の流れがある町もある。商店街の先に駅がある。裏道をくねくね行った方が歩きやすかったりするためだ。駅までの道は迷路だが、人が歩いているので、あとを付いて行けばいい。
 
 昨日は久しぶりに鞄を買った。リュックだ。夕方の徒歩散歩のとき、リュックの方がいいので、それで買った。リュックは持っているのだが、あまり使っていない。
 昼の喫茶店の近くに衣料品コーナーがある。そこに鞄類も置いてある。分散しているので、一箇所に並んでいるわけではない。
 リュックだけが並んでいるコーナーがあったので、試しに手に取る。それが一番小さいようだ。そして一番安い。他のリュックも順番に見る。かなり大きいのも、重いのもあり、生地が少し違うのもあるし、ほとんど箱形のもある。葛籠だ。最近よく見かける長方形の箱のようなリュック。
 一応ほとんどのタイプは揃っているようだ。
 決め手はノートパソコンの仕切りがあるタイプ。別にそれを意識した仕切りでなくても、浅く広いポケットが付いていればいい。
 結局、最初手に取ったリュックがそれだった。一番安く、やや小さいが、前ポケットが二階建てで二つある。アクセスしやすい。
 あとはすっきりとしており、シンプル。
 ノートパソコンの仕切りの幅や高さが小さい。これは入るかどうか曖昧なので、実際にノートを入れてみた。ギリギリ入る。頭がはみ出すが、テープで押さえ込めた。
 レジへ行き、すぐに買う。最近はレジ袋をくれない。それでペラペラの買い物袋を出すと、そこに鞄を捻じこねくれた。ギリギリ入った。
 そんな鞄など買わないで、この買い物袋でもいいのではないかと思った。
 それで、夕方の徒歩散歩で背負ったが、ノートは置いて出たので、カメラだけ。だから軽々。ただ、カメラを出すアクセスが面倒。横腹からそっと出すが、引っかかる。このとき、何かを引っかけて、その何かを落とすことがある。気付かないだろう。
 貴重品ポケットもある。これは買うとき、気付かなかった。ファスナー付き。これは奥の別室だ。ポケットはペラで浅く襠はないが。
 だからメインポケットは落としてもいいものを入れておけばいい。すぐに使うものは前ポケットに。最近は使っていないが、老眼鏡も入れる。余程小さな文字を読む機会がなければ、出さなくてもいい。老眼鏡よりも虫眼鏡の方がよかったりしそうだが。読書するわけではないので。
 一応水を弾く加工がされているが、雨の中ではやはり水が染み込むだろう。
 それで、今朝はそれを背負って雨の中、傘を差して自転車で。自転車の前籠カバーが、何処かで風で飛んだのか、なくしてしまった。
 しかし、このリュック、隠し部屋がまだあった。買うときは気付かなかったが、背中側に一寸した隙間がある。編み目のクッションかと思っていたが、指がスルッと入る。切符などを入れられるようだ。
 それよりも驚いたのは鞄の底。何かぶら下げたりするためのバンドが二つある。二箇所で止めて垂らすのだろう。服とか。
 驚いたのではそれではない。そのバンドの調整をしているとき、ファスナーを発見。まさか、鞄の底からもアクセス出来るのかと思ったが、それでは危ないだろう。底抜けになる。
 そうではなく、浅いポケットだが、何か入っている。しかも紐が付いている。それを引きずり出すと、大きな布。リュックカバーなのだ。自転車の後ろ籠を包むカバー並の大きさ。それがねじ込まれていた。雨の日は、それを被せればいいのだと言うことが分かり、今朝はカバー付きのまま背負った。周囲はゴムが効いている。だから自転車のワゴンカバーと同じだ。それをなくしたのだが、鞄に入っていた。ただ、紐が付いているので、なくさないだろう。
 どちらにしても、自転車の前籠に鞄を入れ、カバーを掛けるのだから、同じこと。守っているのは鞄なので。
 当然背中側はノーガード。ここは背中でガードしているので、いいのだろう。
 買うときはそこまで見ていないので、分からなかった。これが最初手にしたリュックで、一番安いタイプ。ただ一つしかなかった。いい感じなので、残り一つになったのだろうか。
 
富士X-T3での撮影とか
 昨日の朝の喫茶店へは久しぶりにパナソニックのネオ一眼を持って行った。それで道沿いを写すのだが、かなり軽快。しかし、喫茶店からの戻り道散歩はなしで、ひとの家の庭に咲いている桜の一種だろうが、それが満開なので、写した程度。それと喫茶店前とか、お寺の有り難いお言葉の文字とかを写す。やはり、ネオ一眼は気楽でいい。
 真っ直ぐに戻ったのだが、結構写している。最後は二人の小学生が歩いていたので、遠くから望遠で写す。600ミリが使える。しかも開放がF2.8あるので、遠くにいる子供の背景がボケている。一眼レフで写したようにピントが浅い。
 あまり解像力はないが、望遠だとピントの山がよく見え、それなりに鮮明。ファインダーの大きさは少しだけ大きいタイプだが、解像力が付いてこない。しかし、あまり目立たないのでいい。逆にT3のファインダーは5インチもあるので、かなり大きいので、アラまで見えてしまったりするが。
 塀際に咲いている桜の一種も、好きなような大きさで写せるのもいい。仕事が早い。
 
 昨日の昼はT3を持ち出す。望遠を付けて。
 前日も、その組み合わせだったので、同じ通り道なので、そんなに変化はない。
 だがタンポポに似た花が咲いていたので、それを写す。タンポポではない。結構背が高くなる。タンポポは地面に張り付いている。桜が散ったあとに見かける。
 それを1メートルまで寄り、300ミリ少しで写す。それが限界なので、それほど大きくは写せない。一輪写すつもりでも、横のもう一輪が入ったりする。構図がややこしくなる。
 やはり前日と同じなので、猫がいるところまでは何も写さなかった。
 二匹の猫が近付くのを見た。どういう関係なのかがそれで分かる。一匹は寝ていたが、頭を起こした。頭だけ。もう一匹が近くまで来たのだ。そして少しだけ挨拶をしたのか、横を通り過ぎた。しかし近い場所に座った。餌待ちの仕事中だろう。二匹とも。
 いつも赤い首輪をしているのに、青になっていた。変えて貰ったのだろう。飼い主ではなく、餌をやりに来る人の偽装。あたかも飼い猫のように見せるため。
 しかし、もう一匹は首輪なし。こちらの方が老いているのか、病んでいるのか元気がないので、人気がないのだろうか。
 しかし首輪の付いた方の猫。本当に買われているのかもしれない。誰かが引き取ったとか。しかし、それならその人の家にいるだろう。相も変わらずの場所で、じっとしている。ほとんどは寝ているが、餌をくれる人が来ると、起きるのだろう。
 変化があるとすれば、こういう生き物とか植物。当然空具合もそうだが。町並みの風景などはほとんど同じ。
 次は桜。この前、一つだけ咲いていただけなのに、昨日はかなり咲いている。まだまだ咲き始めだが空が白く、曇っていたりするので、桜も映えない。しかし、一枚だけ写す。
 流石ファインダーが大きいので、よく見える。朝のパナソニックネオ一眼とはかなり違う。見やすい。
 次は鳥。前日もいた白サギの大きいタイプ。これは派手なのでオスだろう。それとクロサギがいる。これは小さい。鴨よりは大きいが。これも水かきがあるのだが、泳いでいるのを見たことがない。鵜のように見える。
 白く大きい方は青い線模様があり、黄色い嘴のサギだが、それとクロサギが睨み合っていたことがある。その中に亀がいたが、まったく無視し合っている。サギも亀は食べない。固いので。それと上からしか突けないので、付きにくい。上からなら甲羅にしか当たらない。首をすっこめてしまえは、戦車だ。
 ひっくり返して腹をつけばいいのだろうか。しかし、亀のことなど眼中にないようで、無視している。亀もサギを怖がらないで、そちらも無視している。
 これは300ミリ少しの望遠ではきついが、全体が写せる。大きな鳥なので、何とかなるが、目の周囲だけを射貫くのは無理。それは2000ミリはいるだろう。それができるのはニコンP950。
 まあ、1000ミリでもいい。だから普通のネオ一眼なら射抜ける。サギの顔写だ。
 しかし、富士の写りはそれなりに写っているが、今一つパンチ力がない。まあ、優しい写りなので、それはそれでいい。
 あとは、ケシの花のようなのが出てきている。あちらこちらの余地で咲いている。ポ、何とかという名だと思う。
 これも1メールからの300ミリ少しのレンズなので、それほど大きくは写せない。だからその小ささの花びらで構図を取るしかない。余計なものがかなり入り込むので、面倒だが。
 豆がなる紫色の花が咲く草が結構多く生えている。既に春の草花の季節になっているのだ。
 
 夕方、日が落ちてからの薄暗い中での徒歩散歩も、富士を持ち出す。望遠だ。暗いが問題はない。
 ただ陽射しがないと絵が冴えない。桜の幹からいきなり出ている花を写すが、これも冴えない。これは広角で寄って写したいところだが、望遠だったので、また1メートル離れて写す。
 手前に農家の納屋。農家ではなく畑しかないが、畑の中の納屋。これが汚い。その背後に高層マンション。その対比がいい。
 しかし、その汚い納屋の持ち主が、実はマンションの地主だったりするかもしれない。このあたりは全部田んぼだった。だから何処かの農家が土地を売ったはず。
 汚い納屋だが、その持ち主は金持ちかもしれない。高層マンションの住人よりも。
 徒歩散歩にも慣れてきた。散歩ではなく、足が慣れてきた。しかしあるところまでで、そこから先の健脚レベルはほど遠い。ギリギリ何とか歩ける程度。本当は途中で休みたい。
 昨日は写すときに、立ち止まったので、結構楽だった。
 こういうのをひと月ほど続けると、楽に歩けるようになると思われる。
 
 そのあと、暗くなってからスーパーへ自転車で行く。カメラはパナソニックの一番安いミラーレス。ポケットに入る。雨がパラッとしてきた。
 写すものはないが、スーパー前での信号待ちで、横断歩道を写す。
 このカメラの方が富士よりよかったりするのだが、それは言ってはならない。
 意外と、富士よりも、パナソニックの方が、カメラ力は高いのかもしれない。
 そして富士の色。あまりこのカメラからは伝わらない。もう少し色目に特徴があれば楽しいと思うのだが、被写体によるのだろうか。設定は初期値。プログラムモードで、何も弄っていない状態。
 フィルムモードも初期設定のプロビア。
 コンパクト系の富士の方が色目が綺麗で、特徴があったのだが。
 だからこのカメラでないと出せない色、と言うのが分からない。
 大袈裟な宣伝を聞きすぎたためだろう。
 
 今朝は雨なので、ポケットにパナソニックのミラーレス。リュックには富士を入れているが、すぐには出せない。
 まあ、富士の方が重厚感があり、メカメカのメタルカメラなので、写していて充実するが、シャッターが切れないことがある。シャッターボタンの手前にある露出補正ダイヤルが障害になり、指がシャッターボタンの変なところにかかりやすいため。
 慣れが必要だ。そういうところ、カメラに合わせるしかない。左手でカメラを支え、右手は軽く当てるだけ、というカメラだ。
 
 
 
 
■■ 2021年3月20日(土) 午前10時44分
 
 今朝も晴れているようだが、それほどすっきりとしたものではない。春の晴れ方はそんなものだろう。五月晴れというのもあるが、それはまだ先。春の終わりがけだ。ゴールデンウイークの頃の空を思えばいい。初夏のお隣。
 当然今朝も暖かくなっているので、冬服はそろそろ脱いで、という感じだが、まだまだ。
 昨日は朝の喫茶店へ行く沿道に小学校があり、卒業式だったようだ。今朝はゲートボール大会。
 この小学校は新しい。もし、自分が子供なら、ここに通うことになるはず。一番近いので。しかし、昼の喫茶店へ行くときの沿道にも小学校がある。それほど離れていない。ここは子供の頃に通っていた。昔のものが残っているとすれば運動場だけかもしれない。大きな木があったのだが、そこまで見ていない。
 中学校も新しいのができている。だから、そちらへ通うことになるのだろう。新しくできた小学校と反対側だが、距離は似たようなもので、結構近い。
 それだけ人口が増えたのだろう。田んぼが減った分、人が生えた。
 卒業式は三月で、入学式は四月だろうか。どちらも桜がかかる頃。
 昨日は春の上着を昼の喫茶店へ行くときに着た。丁度だ。冬のバーゲンで買っていた偽ウール地のジャケットで、コートのようにも見える長さがある。ボタンは首元まである。朝はそれでは寒そうというわけではないが、外に出てみるまで分からないので、冬服のまま。さらに首巻きまでしている。朝と言っても昼に近いので、それほど寒くはないのだが、寝起きなので、寒いのは避けたい。
 しかし、夕方前に少しだけ歩く徒歩散歩は真冬ものになる。朝と同じスタイル。この徒歩散歩、ただただ歩くだけ。それに日も沈んでいる。だが、まだ明るい。冬だと日が短すぎて出来ないだろう。夜に歩くのと同じなので。
 足の怠さやスピードはあまり変わらないが、ゾンビ歩きではなくなった。たまにこうして歩かないと、一寸した距離をいきなり歩くと、怠くて足が出なくなる。
 それで、二週間ほど続いている。だが、まだ余裕がない。歩くだけで一杯一杯な感じ。ただ、信号待ちなどで立ち止まると、いい休憩になる。そして回復が早くなったように感じられる。そのあと、歩きだしたとき、新しい足を得たような気になる。
 この徒歩散歩、ただ歩いているだけで、何の用事もしていない。その近くにスーパーがある。コースをそこに変えれば、夕食のおかず程度は買いに行けるだろう。用事付き散歩ならただ歩いているだけよりもいいかもしれない。ただ、食材は重いのがあり、荷物が出来るが。
 暖かくなってきているが、まだ電気ストーブなどは付けている。昼も。
 室内は意外と寒いため。まだ火の気がないと寒い。消すとすぐに分かる。ひんやりしていることを。
 天気予報は見ていないが、季候はますます良くなり、気温も上がっていくはず。夏ではないので、それほどの高温にはならないはずなので、予報は見なくてもいい。
 
富士X-T3日常撮影編
 カメラが届いた翌日、早速いつもの散歩コースに出た。相変わらずのスタンダードコースなので、変化はないが、町並みとかを少し試写。写さなくてもいいような通り道だが。
 富士の色目というのはあまりよく分からない。違いが。それほどこのカメラ、極端な強調がないためか。他のカメラで写したものと、それほど変わらない。ああこれは富士で写した、と言うのは分からないので、少し物足りなかったりする。
 コンパクト系の富士は、それと分かる色の特徴がある。黄色が異様に冴えるとか、淡いブルーや緑が爽やかとか。
 富士の水中カメラの方が、富士らしい色が出ていたりする。またコンパクト系や、ネオ一眼系の富士も。
 色目は初期設定のまま。
 オリンパスなら、濃いと思ったりする色の出方がある。逆にキヤノンの方が鮮やかな色目で、派手だったりする。だからこのT3に関しては、大人しい。
 そのT3を喫茶店内で写すため、ソニーのコンパクトデジカメを持って行った。こちらの方が鮮明だったりするので、怖い話だ。
 ただ、富士の写りはどぎつくない。少し軟らかく感じるほどだが、シャープさはしっかりとある。ピントの合っているところなどは。
 しかし、他のカメラで写したものとの違いや特徴が明快に分からないので、悪く言えば平凡な写り。ただ、しっかりとした描写で、安心感はある。
 ペンタックスのように思っても見なかった絵になっていたという驚きはない。大体こんな感じだろうというのがそのまま来る。
 しかし、質感の再現性とか、立体感とか空気感とか、曖昧な言い方だが、そういう印象があるかもしれないと思わせる絵もある。
 ピントはかなり正確。AFスピードは気にならない程度の早さで、待たされることや、行ったり来たりはない。まあ、レンズにもよるのだろう。
 後ろ向きで望遠で構えると手ぶれ補正は効いていないようなほどぐらぐらする。レンズ内補正なので、これもレンズにもよるのだろう。だが、写したものはぐらぐらしているようでもブレていない。富士のコンパクト系のネオ一眼もそうで、画面がガタガタになっているのに、ブレていなかったというのがあった。
 ピントの合ったころは、ピシッと決まるので、気持ちがいい。
 しかし、同じものをキヤノンのネオ一眼で写したのもあるのだが、キヤノンの方が鮮明で逆転していたりする。コンパクト系は凄いと思いなおした。キヤノンのネオ一眼の株が逆に上がったりする。
 まあ、自分流にカスタマイズして、チューニングすればいいのだろう。シャープさとか、彩度とか、コントラストとか、そういうのを調整して。
 しかし、そういうのはあまり弄りたくない。虫眼鏡がいるし。
 ただ、鳥を撮したとき、かなり決まっていた。
 描写性能がいい。意外と地味なところが凄かったりする。当然レンズにもよるが、望遠ズーム、当然安っぽいキットレンズだが、写りはいい。
 まあ、画質やタッチはおまけで、写したものが大事。また、操作もおまけだろう。
 起動が速く、AFもそこそこ早い。それだけで十分だったりする。
 
 昨日の朝は、それでいつものコースなのだが、ソメイヨシノが咲き始めていたが、あまり多くない。寒桜の色目の派手さに喰われた感じで、ソメイヨシノの白っぽさが少し頼りなかった。
 通り道の道路や建物なども写すが、ピントが意外と浅い。
 
 昼の喫茶店は散歩ではないので、いつもの往復路風景。菜の花が咲いているが、あまり多くない。小さな塊が、あちらこちらにある程度で、菜の花畑とまではいかない。
 赤みの多い紫の花を付ける豆が栽培されているのでそれを手前に持ってきて背景に菜の花の黄色を入れる。豆はネットが張られていて、これはツル科のためだろう。そういう引っかけるものがいるのだろう。これも豆の花にピントを持ってきたのだが、ぴしゃりと当たった。
 AFは最初から中央一点。切り替えなくてもいいので、その方が楽。
 背面液晶はそれほど明るくはないが、調整していないため、一番明るい状態で使うのがいい。昼間はやはり見えにくいので。
 電子ファインダーはまずまず。肉眼で見た方が鮮明。やはりここは光学ファインダーの方がまだまだ鮮明で、見やすい。ただ露出が反映されるので、肉眼との違いがさらに大きい。カメラを振ると露出がどんどん変わる。いいところで、ロックすればいい。AFロックは使いやすい。押せばいいだけ。
 それでロックされ、離してもロックのまま。だからシャッターボタンだけを押せばいい。
 シャッターボタンはやや重い。半押しからの押し込みが結構固い。シャッター音はビシュンという感じで、余韻はない。そして少し高いが、写したことがはっきりと分かる。
 一眼レフのように、シャッターを切ると、一瞬画面が消える。これは分かりやすい。シャッターを切ったつもりで、切れていないことがあるためだ。
 まるでミラーがあるかのように瞬きするファインダー。ミラーレスではなく、ミラーありカメラを使っているような雰囲気だ。
 
 富士のカメラが欲しいと思った理由の一つがスポーツファインダー。
 画面にフレームが出る。フレーム外は写らない。採光式ブライトフレームではなく、ただの枠線。これがあるとレンジファインダー機、透視ファインダー機と同じ見え方になる。構図が取りやすい。切り取りやすいと言うことだろう。まあ、切り取るわけだが。
 まあ、周辺部はファインダーで覗いたとき、流れたりするし、実際にレンズ的にも周辺は一寸という感じなので、周辺を捨てた方が、美味しいところで写せるということだろう。
 まあ、スポーツファインダーは、画面の外から今まさに来るものを写すときのものだが、風景写真でも、写らない外側が見えていると、切り取りやすい。
 入れるか、入れないか、とかで。
 
 今朝はパナソニックのネオ一眼を持ち出したが、ファインダーを覗くと、何かくらい。露出補正をしたままのような感じ。しかし、普通だった。暗く感じたのは富士のT3が明るいためだろう。
 写し取ったものだけではなく、写すときの感じも大事。
 
 

■■ 2021年3月19日(金) 午前10時44分
 
 今朝はまずまず晴れている。しかし、空が白い。だが、陽射しはある。妙な空だが、青空もある。では空の白いところは何か。雲のようだが、そういった塊がない。輪郭がない。
 気温は高い目かもしれないが、夜は少し寒かった。といっても零下を切ったわけでもなく、5度台を切ってもいない。10度を切っているだけ。
 それでも寒いと思ったのは、晴れているためだろうか。朝、外に出ると暑いほど。真冬の服装では苦しいほど。寒暖差。その幅が広いようだ。
 桜も咲き出し、どんどん春めいてくる。気温が高く、高くなるのだろう。まあ、それで100度とか1000度とかが出るわけではないが。
 今朝は早い目に出たためか、喫茶店がまだ閉まっている。中で準備しているのか、置き看板が出ていない。これが合図。
 遠くからでも見えるので、前まで行く必要はない。
 それで、そのあたりをぐるっと回って、戻ってくると、看板が出ていた。ドアも開いていた。
 入ると先客がいた。二人連れ。おしぼりもお冷やもまだ出ていない。テーブルに灰皿はあるが、砂糖壺はまだ置いていない。そういう準備がまだなのだが、準備しながら客を入れるようだ。その開店時間は謎。曖昧。今朝の時間帯でも開いていることがあるし。
 それで朝の喫茶店からの戻り道ではなく行く道を遠回りしながらウロウロした。やはり喫茶店に入ってからでないとウロウロしにくい。アイスコーヒーを飲まないと、調子が出ない。それより、少し喫茶店内で過ごしたあとがいい。
 寒さではなく暑さが今度は来るかもしれない。陽射しのあるところをウロウロしたのだが、暑さが来る。季節は確かに変わりつつある。だが夕方などはまだ寒さが勝つだろう。
 昨日は久しぶりに朝の喫茶店の戻り道にスーパーへ寄る。おかずや野菜が切れていたため。野菜は水菜があったので、それを買う。ホウレン草も切れていたので買う。安い。水菜だけでは少ないが、白菜があるし、大根もある。まあ、青いのが切れていたので、買っただけ。ホウレン草も青いというか緑色だが、これは味噌汁専用。野菜の煮物は作り置きするので、そちらで使う葉物は別。まあ根とか茎とかもあるが。
 水炊きのフキがパックに入っていた。これは茎だろう。これはこれで鰹節と一緒に煮てもいいのだがそういう一品料理はあまりしない。
 アジのフライがあったので買う。小さい。イワシと間違えたほど。アジなので、少し苦みがある。骨はなかった。抜いたのだろうか。小さいサイズなので、食べやすかった。大きいのを買うと、開いているとこを半分に離して食べたりする。開きの片方だけで、もう十分なほど。小さいと、食べやすい。
 春うらら、春爛漫もいいのだが、暑苦しさが加わるようだ。
 
富士のカメラが届く
 中古で買った富士のX-T3が届いた。中古だが、かなりいい、非常にいいというランク。元箱付きで、欠品はない。新品を買ったように包み直されていた。
 早速試写。
 いつもの富士の写りではなく、かなり地味。これはプログラムモードのためだろうか。シーン自動認識などがないためかもしれない。
 シーン自動認識は自動認識するだけではなく、見てくれのいい画像処理をするようだ。
 写りは意外と特徴がないので、逆に驚いたりした。
 まだ外が明るかったので、徒歩散歩のときに持ち出した。日は沈んでいる。条件が悪いが、赤さが残っている空などを写す。
 普通に写っているので、一安心。室内でのいつもの薄暗い部屋でも、問題なく写る。AFもまずまず。
 初期不良もないというか、故障しているカメラだはない。ランクの高い中古なので、当然だろう。
 
 色目は素直だ。ほぼそのままの色に近いのではないかと思われる。初期設定のままなので、フィルムモードはディフォルトのプロビア。その他、何も弄っていない。
 忠実な色再現性とかまで見ていないが、ほぼ肉眼で見た色目に近い。まあ、露出も変わると色も変わるだろう。
 そういう意味で、あまり強調臭さがなく、色目も素直な感じと言うより、大人しい。
 t3とかになると、写りも大人なのだ。シーン自動認識のような強調したものがない。
 
 まあ、とりあえず使えるようにするには、中古品では設定のリセットで、出荷当時に戻すこと。そして画像サイズが大きいので、落とす程度。そして試しに写すだけなら、プログラムモードに合わす。このカメラはフルオートのお任せモードがないので、一番イージーなのはプログラムモードということになるが、モードダイヤルがないので、絞りもシャッターもオートに合わせればいい。感度もオートに合わせればいい。感度の上限などを決められるので、それはあとでいい。
 それだけセットすればいい。あとは出荷当時の設定でいい。まずまずの設定なので。
 そのあとは、自分の好みに合わせていくことだが、カメラの癖があり、また好み通りの設定がなかったりするが、このクラスのカメラになると、融通が利く。
 好みはあるにはあるが、このカメラではしんどいとかもある。
 初期設定のAFは中央部一点だった。やはりこれがスタンダードなのだ。ただ、被写体自動認識とかはしんどいだろう。富士はコントラストの高いものに合わすという分かりやすいもの。まあ、それでもとんでもないところに合うことがあるので中央部一点でいいだろう。これが初期設定。
 ただ、八方に動くレバーがあるので、好きなところにAFフレームを移動させることが出来る。戻すにはレバーの頭がボタンになっているので、それを押せばいい。分かりやすいし、元に戻しやすい。
 まあ、広角などで、手前ギリギリのものに合わせたいとき程度の使い方だろう。カメラを動かさなくてもいい。
 中央部一点はほぼスポット。それでは動いている小さいものに命中させるのは難しい。だから多点測距も当然ある。中央一点の周辺数点とか、色々と範囲を決められる。
 中央部周辺がいいだろう。画面の端に合うと難儀なので。より手前かコントラストの高いものに合うようだ。被写体を選択しているわけではない。スナップなどでは、これがいいだろう。その切り替えは簡単。大きさも変えられる。
 
 カメラのデザインはがしっとしたタイプだが、グリップが飛び出ていないので、昔のフィルム時代のノンAFメタルカメラの趣。シャッターボタンがボディー側にあるので、シャッターボタンと平行。傾いていない。垂直の突起。レリーズネジ穴があるのが凄い。水が溜まるのではないかと思うほど。
 垂直なので、背面液晶でウエストレベルにしたとき、親指シャッターが切りやすい。カメラを下に構えたときなども。
 そのため大きさ重さは昔のメタルカメラの普及機程度。小型一眼レフよりも大きいが、そのぶん構えやすい。
 まあ、フィルム時代のノンAFメタルカメラそのものだろう。
 富士はフルサイズミラーレスを作らない。だから、トップ機でも小型だし、それほど重くはない。まあ、フルサイズを飛び越えて中判機を出しているが。
 フルサイズミラーレスに行きたくない人は富士に来るだろう。またはハーフサイズのオリンパスやパナソニックへ。
 
 少し室内で試写した程度だが。感度をケチったり、シャッターを稼いだりと、ケチくさいことを考えてしまうカメラ。そんな高い感度はいらないと思うシーンもある。十分ブレないで切れるスピードがあるのに、などと思う。
 感度を上げると画質が、などとケチなことを考える。
 カメラの配置を見ていると、昔ながらのシャッターを決めて絞りは微調整というのがこのカメラには合っている。一番いい場所にシャッターダイヤルがあるためだ。ここは回してみたいと思うだろう。室内で標準ズームなら四分の一秒でも切れる。最初からそこに合わせておけばいい。これなら感度は低く抑えられるが、ブレやすい。だが、意外と早いシャッターで切ったときの方がブレやすかったりする。
 感度上限を1万少しにしておけば、大概の暗さでも写せる。シャッターダイヤルを小まめに変えれば、感度の上がりも抑えられる。感度はオートでも。
 このカメラが気になったのは、鳥の羽ばたき。ダイヤルを回せば、すぐに切り替えられる。
 このカメラなら、シャッタースピードを変えやすい。だから、このダイヤルが気に入っている。
 まあ、昔はそうだった。昼間なら250分の1秒あたりに、とりあえず合わせておけばいい。少し薄暗いところでは少し落とし、動きがあるのものは一つ上げる。
 まずはシャッタースピードを決めてから写すという感じだった。それで動くのは絞りと感度。それは成り行きでいい。
 面倒くさくなれば、シャッターボタンをオート位置に回せばいい。プログラムに戻る。
 画質優先の人は絞り優先が良いだろう。一番いい絞り値があり、画質が一番いいらしい。レンズによって、違うだろうが。
 まあシャッターを弄ることで絞り値をコントロールすることも出来る。当然逆もある。開放にしてやればシャッターは早くなる。
 それと、当然、感度。これを低くしたいところだろう。
 まあ、よく分からなければプログラムモードがいい。そしてお任せモードとかフルオートとか、シーン自動認識なら、絵作りもやってくれる。
 しかし、この富士のデジカメを触っていて、昔の三竦みを思い出した。シャッター、絞り、感度。
 
 このカメラは丁寧なカメラで、設定の幅があり、また選択ができるのもいい。
 AEロックとAFロックのボタンがあるのだが、二つある。分けているのだ。よくあるのは両方を使うとか、片方だけ使うとかだが、ボタンが二つあるのだから、贅沢だ。
 しかもロックボタンを押せば、ロックされるオプションもある。だから、ロックボタンを押しながらシャターを切るとかの面倒はない。ロックボタンから手を離してもいいのだ。欲しいと思っていた機能で、その切り替えが出来る。当然いくらシャッターを切ってもロックされたまま。同じ位置のピントが欲しいときなどは便利。当然マニュアルフォーカスに切り替えれば、ロックしたのと同じだが、こちらはカメラ正面の下にレバーがあり、それでMFに切り替わる。ボタンではなく、レバー。
 まあ、そういったのを使うのかどうかは怪しいが。
 
 ここだけでも、このカメラの特徴を現している。
 露出補正はダイヤル式。それを嫌う人もいるだろう。そのため、露出補正ダイヤルに使わないという位置がある。使うことは使うが、このダイヤルで操作しないと言うこと。電子ダイヤルでやりたい人向け。まあ、電源を落とすと、どうなるかは分からない。記録されると、戻すのが大変だったする。
 ダイヤル式なら、見れば分かる。戻しやすい。しかし、この露出補正ボタンにはロックボタンがないはずなので、鞄の中で動いてしまうかもしれないが、かなり固い。親指だけで回すのはきつい。摘まんで回すのがいいだろう。ファインダーを見ながらでも出来る。
 
 ファンクションボタンが二つある。少ないように思われるが、AEロックボタンとか、そういったものを使わなければ、それがファンクションボタンとして使えるはず。
 細かい設定などをやるとき、メニューから入るのが面倒なとき、ファンクションキーで一発で出せる方がいいだろう。また、クイックボタンがあり、それを押すと一覧が出るので、そこでもできるが、パレットのようにアイコンが並んでいるので、移動させないといけないが。
 
 このカメラにはストロボがない。また動画ボタンがない。すっきりしていていい。動画はドライブモードの中の一つとなっているのだろうか。詳しくは分からないが、その中に動画で写すという程度。個人的には動画ボタンが邪魔。ないほうがいい。
 また、ストロボは、何かの弾みで、突然飛び出るし、カラカラとした感じが軍艦部に出来るので、ないほうがいい。しかし、ストロボは付属する。普通にアクセサシーシューに付けないといけないが。まあ、ストロボは使わないので、なくてもいい。
 
 電源は、レバー式で、シャッターダイヤルの付け根にある。この位置が一番素早い。片手で操作出来るし、レバーを引いた状態で電源オン、起動は0.3秒ほど。人差し指をシャッターボタンに乗せ替える方が遅い。
 このあたりの起動時間は流石に下位機よりも早いが、数値だけでは似たようなものだろう。
 
 このカメラ、見たら分かるという感じだ。操作したいところ、変えたいところのほとんどが表側に出ている。逆に暗いところではカメラが見えなかったりすると、難儀だが。まあ、液晶画面でのマークが変わるので、それで分かるが。
 要するに至れり尽くせりのカメラで、昔のアナログ的なカメラよりもアナログ度が高い。デジカメになってから設置や操作箇所が増えたためだろう。それらをダイヤルとレバー、またボタンで、出来るだけ見える位置に並べている。
 ただしダイヤルの二階建てとかはない。そして誤操作のためのロックボタンが付くが、ロックを解除したままでもいける。ロックボタンを押しながらの回転とかではなく、押せばオン、もう一度押せばオフ。当然ロックボタンは機械式だ。
 
 このカメラにはシーン自動認識モードはない。下位機にはあるが。だから一番イージーなモードはプログラムモード。ただし、そんなモードは何処を探してもない。レンズがオート、シャッターダイヤルがオートになっておれば、プログラムモードになるというだけ。感度は好きな値でいいはず。これも感度オートでもかまわない。固定させると、感度が動かなくなるので、露出外になる可能性があるし、スローシャッター過ぎてしまうこともある。
 まあ、普段はオートでいいだろう。オートだと感度が上がりすぎると思えば、ダイヤルで、オートの位置から好きな感度まで下げればいいのだ。
 これは操作性が楽しいカメラだ。しかもそのいちいちがダイヤルやレバーなので。感度選択がダイヤルなので回せばいい。そして物理的に見えている。
 これは機能的に凄い仕掛けと見るか、もの凄く趣味性の高いカメラと見るかは、使う人次第。
 
 液晶は上下回転式。ただし横にも開くが、これはロックがかかっており、縦構図用。自撮りとかは頭からない。考えもしていないような感じ。
 液晶はあくまでもローアングルハイアングル用という感じでメインはファインダー。
 ペンタ部のようなのが飛び出ているが、横が広い。昔のヤシカ版コンタックスのように。そして尖っていない。富士の昔の一眼レフも尖ってなくて四角かったはず。
 その幅の広いところに巨大なアイカップが付いている。横からの光線を避けるためだ。また、接眼部は飛び出している、電子ファインダーは5インチ。像倍率は0.75倍ほどだろう。ロングアポイントで目をくっつけなくてもいい。
 こんなに立派な接眼部と高倍率で高精細なファインダーがあるのだから、液晶より、こちらで普通に覗いて写す方がいいだろう。しかし、手かざしや、ウエストレベルでないと、写しにくい場所などがあるので、そのときは液晶だろう。
 カメラなどを出して写すような場所ではない場合が日常では多いので。
 カメラはどこかコンタックスRTSに似ている。フィルム時代に使っていたメインカメラだ。
 横長ではなく、少し背があるタイプ。
 
 シャッターボタンの位置だが、グリップの飛び出しがほとんどなく、しかも上の方は切れている。だからグリップの先にシャッターボタンはない。軍艦部に少しだけ張りだしてある。その下に電子ダイヤルがある。グリップには何もない。だからグリップが浅いのでボディー側のシャッターボタンに指が行きやすい。まあ、昔のカメラは右手ではなく左手でカメラの重さを受けていたものだ。右手は軽く添えるだけだったことを思えば、そんなものだろう。
 ただ、ヨドバシで握ったときは、窮屈さがなくしっとりと吸い付いた。
 
 背面はすっきりとしている。ボタン類が少ない。ほとんどが軍艦部か、軍艦部近くの上の方にあるため、空き地が広い。窮屈さがないと思ったのは、親指の置き場所が広いためだろう。
 ボタンはすぐに指がかかるところにあるクイックメニュー。そしてその下に、ここも親指ですぐに届く位置にAFレバー。これは八方に動く。パソコンのカーソル移動用の杭に近い。これで測距点を移動させることができる。当然背面液晶で指で押しても出来るが、ファインダーを覗きながらなら、この機械式の方が明解。ボタンがあり、押すと元の位置に戻る。ここもアナログ式だ。しかも物理キーのようなもの。十字キーもあるが、メニューを繰っているときなどは、カーソル移動で使うことも出来る。
 
 ほんの触りだけの話だが、カメラとしての完成度は高いようだ。
 かなり玄人好みのカメラだが、全部オート位置にしておけば、気楽に写せるカメラでもある。使う人に合わせて、どうとでもなるカメラだ。
 結局、このカメラがカメラらしいカメラになるのだが、少しやりすぎではないかと思うほど、メカメカしている。
 
 

■■ 2021年3月18日(木) 午前10時39分
 
 今朝は晴れている。いい感じだ。風も穏やか。雲はそれほど多くないはず。しっかりと見ていないが。前方はそうだが、後方は雲が多かったりするかもしれない。横の一部は見えるが、後方は無理。後ろ向きでいけば見えるが、今度は前方が見えない。まあ、後方と似たような絵が続くのだろう。後方で見ていた塀など、前方でも続いていたりする。まあ、後方を見ていても横も見えるので、前方はお隣、それほど違うわけではないだろう。
 それに前方は後頭部とか背中とかで感じているかもしれない。当然前方の音も聞こえているはず。
 だから後ろ向きで進んでいても前方の様子は何となく分かるし、想像出来る。見えていないだけで、感じることは出来る。
 また、前へ進んでいるときでも、たまに振り返ったりするだろう。首を横に回しただけでも、反対側の一部は見えているし。
 前や後ろ。キョロキョロしながら進むわけではないが、変化を感じれば、そちらを向くだろう。
 朝の道で、信号のない大きな道を横切る場所がある。横断歩道はない。これぐらいの大きな道の場合、信号のあるところで渡るようになっているためだ。
 その大きな道に差し掛かったとき、音で分かる。見通しが悪いし、まだ近くまで来ていないので、車の流れは分からない。細い道の道幅程度の窓のようなところでで見えている車の横しか見えない。まあ、車が通過していくのが遠くから見える。
 しかし、今朝は車が通っていない。ひっきりなしに車が通っている場所。これは信号の都合あろう。左側と右側に信号があり、そこが赤なのかもしれない。
 これは渡れるチャンス。しかし、まだ交差点は遠い。そのうち左右にある信号が青になれば、車が流れ出す。間に合うかどうか分からない。
 結局、ギリギリ間に合った。渡るとき、離れたところにある左側と右側の信号を見ると青になったばかり。
 これは見ていなくても分かる。音だ。車の音がしない。あとは目で確認すればいい。
 当然前を走っている自転車や歩いている人が、渡っているのを見れば、分かることだが、それらの人はギリギリで渡っているのかもしれない。ずっと渡れるわけではないので。
 まあ、実際には、そんな予測などしないで、交差点の前で左右を確認すればいいこと。しかし、車が途絶えていることが分かっているとき、少し急げば渡れる。そのままでは、車が流れ出すタイミングになる。
 まあ、どちらでもいいことだ。急ぐ必要はない。しかし、待つのは邪魔臭い。
 
 昨日は暖かかったのだが、寝る前は少し気温が下がり、寝ているときも下がっていたようだ。起きて寒暖計を見ると、一寸低い。晴れているためだろう。寒いと晴れている。というパターンがある。晴れている日ほど最低気温も低いのだろう。
 それで今日は穏やかな春の日になる可能性が高い。桜も咲き始めているので、花見ができるかもしれない。見ているだけで、立ち止まるとすれば写真を撮るときだけ。鳥でもいれば、立ち止まる時間も長くなるが。
 暖かいと言うより、もう寒くない冬ではない日。
 待ち望んでいたことだが、今年は暖冬なので、それほど待っていなかったりする。真冬の底の日が春の日のように暖かいことがあったためだろう。春の上着を着て、外に出たこともある。今はまだ寒いので、着られないが、その頃は着られるほど暖かい真冬だった。
 やはり厳しい冬から抜け出して、という感じでないと、春の有り難みがなかったりする。
 まあ、桜が咲き出すと、間違いなく春だ。三月中旬、春本番だろう。覚えておこう。
 四月は真春。春のど真ん中。しかし、今朝は真冬の服装のまま。着ているものは冬。
 しかし、薄い目の冬の上着を着ている人が増えている。
 
 誕生日カメラとしてやっと選択し、やっと買った富士のX-T3だが、昨日着くはずだが、宅配便がなかなか来ない。
 アマゾンからのメールでもう一度確認すると、水曜ではなく木曜だった。昨日ではなく今日だった。
 翌日到着ではなく、翌日発送の読み違えだった。夜の遅い目に注文したので、翌日届くわけがない。もう少し早い目に注文すれば、次の日に届くが。
 まあ、中古でボディーだけなので、ヨドバシに行っても売っていないし、その近くの中古屋へ行っても見付からないだろう。
 それに梅田にある中古屋、今はどうなったのかは何年も見ていない。以前は梅田中古屋巡りコースがあった。まだフィルム時代の話。
 
散歩撮影
 昨日の朝の喫茶店からの戻り道散歩はスタンダードコース。晴れているので、行く気になったが、いつもの道程なので、どうということはない被写体ばかり。
 満開の寒桜はそろそろ散り始める頃。まだ下に花びらは落ちていないが。そして鳥は来なくなっている。やはり新芽がいいのだろうか。花びらよりも。桜の何処をつついているのかは分かりにくいが、甘い部分ではないかと思われる。
 寒桜はピークを過ぎようとしているが、ソメイヨシノが咲き出している。よく見ないと分からないほど。
 カメラはキャノンの一眼レフ。200ミリあればなんとか写せる。少し引き気味なので、花びらのアップとまではいかないが。
 寒桜を見ている人がいたので遠くから写す。寒桜はもう何枚も写したので、仕舞いだ。
 椿が山茶花の勢いはまだまだあり、目一杯咲いていたり、落ちたりしている。落ちてもまだ咲き始めるのがある。
 その椿が竹垣の上に乗っていた。誰かが乗せたのだろう。そのため、竹が赤い花を咲かせている風にも見えるが、切った竹なので、もう茶色い。青竹でないと。
 しかし、竹の花というのは滅多に見られないらしい。
 立派なお堂があり、コンクリートで固め、鉄の扉で締められている祠。そこに雪柳が生けられていた。すぐそこに雪柳が咲いているので、その枝を切ったのだろう。身元が割れている。
 喫茶店へ行くまでの道で、庭から出ている梅か桃か分からない花びらが見事なので、それを写す。光学ファインダーで覗くと綺麗だ。
 
 昼の喫茶店までの道でも、大きな屋敷の庭に花が咲いていたので、それを写す。木の花だ。この時期よく見る。大きな花が咲く。白いのもあるが、赤みの帯びたのや紫のも。珍しいものではないが、方々で見かける。
 カメラはオリンパスのEM1。300ミリまでのズームが効くので、切り取りやすい。朝のキヤノンは重いが、こちらは軽い。ハーフサイズミラーレスのためだろう。
 昼の喫茶店近くにいる二匹の猫。どちらも起きているようだが、身体は横になっており、寝ている体勢。人が通ると、餌をくれる人ではないかと思い。頭を上げることがある。だから餌待ちで来ているのだろう。いわばお仕事だ。ただ、単に寝ているわけではない。ただの寝待ち。
 そして喫茶店の手前にある桜。これはずっとチェックしている。見事に咲いていた。少ないが。
 これで個人的には開花したと見られると思われる。
 喫茶店からの戻りは、一寸品種の違う椿。白と赤との段だら模様。そういう種を作ったのだろう。
 生け垣として植わっていた。商業施設だ。だから、わざわざそれを選んだことになる。雪柳もある。
 次は古墳のある堀で、亀発見。冬眠から出てきたのだろうか。久しく見ていない。こういうのが蠢き出す季節になっている。
 
 夕方に行く徒歩散歩は、少し楽になった。立ち止まらないで、歩き切れた。そのため、撮影はしなかった。まあ、無理に被写体を探さないといけない場所なので、写さなくてもいい。
 足は常に力んでいるわけではない。交互に力が入っているはず。右足と左足のどちらかが、一瞬だが休んでいるはず。このとき、少しだけ回復するはず。だから歩きながら休憩していることになる。その戻りが遅いと、怠くなる。一方の足が力んでいないときにどれだけ早く回復するかだろう。それをが遅いと、怠く感じたりする。
 ゆっくりと歩くのはそのためだろう。早足だと一方が休憩している時間が短すぎる。
 当然立ち止まると、回復は早い。
 
 

■■ 2021年3月17日(水) 午前10時37分
 
 今朝は晴れている。下り坂ではなかったようだ。しかし、青さはやや頼りなく、濁ったような感じ。
 濁っているのだろうか、白っぽい。春なので、春霞や黄砂、花粉などを連想してしまうが、ただ単に青さがゆるいだけかもしれない。
 気温は暖かい目かもしれないが、この時期としては、こんなものだろう。特に寒くはない程度。昨夜などは電気毛布で寝ていると暑苦しかった。
 すぐに弱にしたが、この状態では触っても温かみがない。あるとすれば自分の温もりだろう。吉良上野介の蒲団のように。
 陽射しもあり、これで寒ければ、まだ冬だと思うかもしれない。そう思わないのは三月半ばだと知っているため。それと冬から春へ向かう日々をそれなりに覚えているためだろう。朝、布団から出たときの寒さや暖かさなどは毎日体験している。
 ただ、しいて記憶はしないが。思い出したときは、曖昧だが、何となく分かる程度。
 だが、ほとんどは意識しないで、気にもしない。特に暖かいとか、寒いとかでない限り。これは変化しているものしか感じないのかもしれない。いつもと同じようなものなら、以下同じで、さっと終わる。
 今朝も布団から出たとき、そんな感じだった。それよりも時計を見た。早すぎると、まだ喫茶店が開いていないため。
 しかし、肝心のゴミの日だというのを忘れていた。自転車に乗ったときに、分かったのだが、面倒くさいので、そのまま出た。
 天気の記憶より、ゴミの日が今日だということの方が大事だが、まあ、大した問題ではない。しかし、忘れていたので、残念。
 これは前夜に準備しなかったので、忘れたのだろう。まあ、間に合うのだが、出ようとしている勢いが勝った。
 昨日の昼間、桜が一つだけ開き、咲いていると言っても良い状態だった。一つだけ。これは目星を付けていた枝で、蕾が一番大きく、赤みも一番だった。ビラが出ていたのだが、それが開いていた。ソメイヨシノだ。
 これで、今年の花見は終わったようなもの。咲いてしまえばそれまで。
 それよりも早く咲くソメイヨシノが別の場所にある。昨日は見ていなかったが、今日は通り道なので、いくつかは咲いているのが見られるはず。
 しかし、寒桜を毎日のように見ているので、もう珍しくはないかもしれない。だが、寒桜は赤みが多いが、ソメイヨシノは白っぽい。
 今年もそんな時期になっている。だが、体調とか、その他色々な出来事で、桜どころではないこともあるだろう。ただ、単純素朴に花見ができるというのは貴重かもしれない。
 
誕生日カメラ
 誕生日カメラが決定した。
 これは誕生日に買うカメラで、今月中。無条件でどのカメラでも買えるが、まあ、それなりの予算もあり、高すぎるカメラは無理。
 それで、色々と物色していたのだが、富士のデジカメに決定。
 これは富士から最近出ていたミラーレスが気になっていたため。よく売れたとされる去年末のS10とか、つい最近出たE4などを調べているうちに、S10なら、その前に出ていた似た系統のT30でいいのではないかと思ったりした。
 またE4はコンパクトでいいのが、その前のE3の方が軽いし使いやすいのではないかと思ったりした。
 このクラスのカメラならニコンのZ50があるし、より軽いものならソニーやパナソニックもある。
 それでE3やE4の上位機を見ると、これが富士の実質的な最上位機、トップ機のT4。一桁がその証拠。まあ、中味はこのT4のお下がりのようなもの。
 T30を調べていると、これはT3の普及版。S10は少し感じが違うが、T4から来ているように思われる。T40がないので。そのかわりS10を出した感じ。
 このS10の評判がいいし、実際によく売れたらしい。その前のT30もそうだろう。
 E系は小さくコンパクト。そして愛玩機的なカメラで、レンジファインダー型のカメラ。つまり、軍艦部がフラット。これは上位機のプロ版がある。こちらは本物の透視ファインダーを搭載しているが、さすがにE系は電子ファインダーのみ。
 そしてT30も、S10も、E3も、E4も、ファインダーが今一つさえない。ここが最大のネック。これは先日ヨドバシで確認した。ただし、T3になると、流石上位機で、大きく綺麗なファインダーだった。値段はT4の前の機種なので、落ちている。新製品のS10や、その他のカメラよりも安いのだ。ただし中古の場合だが。
 T3とT4との違いは、あまりないようだ。ボディー内手ぶれ補正が大きいが、キットレンズならそちらに手ぶれ補正がある。
 まあ、このボディー内手ぶれ補正、動画なら別だが、スチールなら問題はないだろう。歩きながら写すわけではないので。
 要するに最上位機の型落ちを買うほうが、新製品の普及機よりも中味がいいと言うことだろう。逆に安い。これはあくまでも中古で、新品では値段差はしっかりとまだ付いている。
 ヨドバシでほとんど全てミラーレスの電子ファインダーを確認した中で、よかったのはニコン富士ではT3やT4あたりの最上位機。まあ、フルサイズミラーレスまでは見ていないが。こちらは問題なくいいだろう。
 手の届く範囲内で、これならいけると思えたのはニコン。富士は上位機でないと、しっかりとしたファイダーにはならないのか、と言うのが分かった程度。
 そして富士のT3はトップ機だっただけに解像力も像倍率もニコンZ50よりも大きい。ニコンがいいのは接眼レンズがいいからという話だが、富士も悪くはなかった。ちらっと見ただけだが。
 Z50もいいのだが、買える値段ではない。
 富士のレンズは持っている。かなり前に買った入門機に付いていたもの。だからボディーだけ買えばいい。ニコンミラーレスはマウントが新しいだけに、ニッコールを何本か持っていても、そのままでは使えない。まあ、ニコンはP950という巨力なネオ一眼があるので、Z50が入り込めないという事情もある。
 富士は、古い入門機しかない。あとは水中カメラや、昔のネオ一眼程度。まあ型は古いが、富士のコピーライカ風のカメラもあるので。
 富士のカメラは、メインではなく、別枠としての存在がある。ペンタックスもそうだが、写り方が一寸違うのだ。それに操作系も独自だ。まあ、昔のカメラなら、そんな感じのダイヤルが並んでいるのだが、今は違和感さえ覚えるが、軍艦部のダイヤルを見れば、今どのモードに入っているのかがすぐに分かる仕掛けで、液晶で数値を見なくてもよかったりする。まあ、昔はそうだったのだが。
 E4とか、軽快そうなS10や、ニコンのZ50に最初は目がいったが、ヨドバシで手を握ったとき、がしっときた。カメラに高さがあるのか飛び出しは少ないグリップだが小指まで入った。そのあとZ50の大きなグリップを握ったときの快適さも捨てがたいが。がしっと構えられるのはT3の方だろう。それなりの重さがあるし。
 といっても光学式の一眼レフから見れば、軽くて小さい。これぞミラーレスの恩恵と言うことだろう。
 昔使っていたフィルム時代のコンパクトな一眼レフ並。
 それで、富士のT3に決定した。雰囲気もいいし、イメージもいいし、機能性もいい。当然スペックも細かいことまで言わないが、トップ機だったのだから、悪いはずはない。
 
 このカメラは操作がアナログ。物理ダイヤルやレバーで、ほとんどのことをやってしまえる。
 ダイヤルの位置、レバーの位置で、カメラを見れば分かる。老眼では苦しいが、最近老眼がよくなり、眼鏡をかけなくてもノーパソコンの文字が読める。だから裸眼でもダイヤルの数字が見えるようになったので、富士のカメラでも使えるようになった。
 ドライブモードは分かるが、測光モードも軍艦部で合わせられる。電子ダイヤルを使わなくても。
 いつもは評価測光と、キヤノンが言っているような全体を見て、バランスのいい測光方法がメインだが、たまにスポット測光がいいときがある。そんなとき、メニューを繰ったり、ファンクションボタンを押したり、電子ダイヤルを回したり、などする必要がない。この加工だけでも高く付くだろう。
 凄いのは視度補正ダイヤル。これが勝手に回ることがある。だが、このカメラ、ロック付き。時計のネジを回すようなもので、つまみ上げてから回し、押すと引っ込み、ロックされる。芸が細かい。これは高く付くだろうという話だ。
 当然感度もダイヤル式。ただ、感度をオートにすれば、電子ダイヤルで変えることが出来るようだ。ダイヤルは円盤形。そこに数値が並んでいる。馴染みにある感度。さらにハイとローまである。オートのときの感度上限だろうか。
 まあ、間違って勝手に回っていたりしそうだが、感度ダイヤルはロック付き、シャッターダイヤルもそうだ。押せば解除、もう一度押せばロック。始終回すのなら、ロック解除のままでもいい。
 カメラの状態が、カメラを見れば分かるという感じだ。ただ、普通に写すときは、そのままでよかったりするし、弄らないままがほとんどだろうが。
 まさに戦艦の甲板部のようにゴチャゴチャしているが。コテコテの誕生日ケーキのようで、丁度いいのかもしれない。
 
 
 
■■ 2021年3月16日(火) 午前10時38分
 
 今朝は曇っているが、気温は高い目かもしれないが寒いようでもあるので、真冬の服装のまま。天気は下りのようだが、すぐにまた晴れるだろう。
 気温は全体的に暖かくなりつつあるはず。季節は何もしなくても進むのでそんなものだろう。夏に向かっているので、寒い季節に向かっているわけではない。しかし夏の向こうは冬への道だが。
 今日は雨になるらしいと、朝の喫茶店の客が話していたのを聞く。天気予報はいらない。
 しかし、その客は天気予報で聞いたのだろう。だが、その客も誰かから聞いたのかもしれない。家族の誰かから。しかし、家族の誰かは天気予報を見て言ったのかのしれない。
 今日は雨、と予報を見ないで勝手に言っている人は希だろうが、言わないだけで、呟いている人が多くいるかもしれない。空を見て、今日は雨じゃ。と。
 朝の喫茶店、早く着きすぎたのか、店の前を掃除しているので、そのへんを一周してから行く。
 すると、既に先客が来ていた。まだ若い青年だが、滞在時間は短かった。仕事か用事があるのだろう。その前にトーストを食べてから、と言う図。
 この店は一応喫茶店なので、一応モーニングサービスはあるはず。追加料金なしのはず。トーストだけのモーニングなら。
 だから、コーヒー代だけでパンが食べられる。少しでもいいから、何か腹に入れた方がいいのだろう。しかし朝食としては少なすぎるが、朝から食べ過ぎると、しんどいだろう。昼に沢山食べればいいのだ。また、朝食を抜く人もいるほど。これは腹がすかないこともある。食べなくても、腹がすかないのなら、無理をして食べる必要はないだろう。
 その青年、大きな角張ったリュックを背負っていた。ぺしゃんとなるタイプより、入れやすく出しやすいのだろう。長方形の箱形。これが流行かもしれない。手提げでその容量だと、小型のボストンバッグに近いだろう。まあ、最近のリュックは軽い。
 リュックで、パソコンを入れる面積のある内ポケットがあればいい。ビジネスリュックなら、あるだろう。遊び用や買い物用にはなさそうだ。以前試しに買ったことがあるが、ポケットはあるが、半口。だからお辞儀する。しっかりと、前ポケットとして独立しているタイプもあったので、そのリュックを使ってもいい。しばらくは使っていたのだが、トートバッグの方が楽なので、そればかり使っていた。リュックとの違いゴチャゴチャしていない。
 しかし、荷物が多いとか、重いとかになると、背負った方が楽。まあ、それはそれで背中が痒くなったり、首や肩が痛くなったり、腰に来たりするが。意外と胸も締め付けられたりする。
 ショルダーで、手提げにもなるタイプが楽かもしれない。リュックは背負い放しではしんどい。きつくなれば、手提げにし、そしてまた交代する感じがいい。また立ち止まったとき、リュックも背負ったまま。これを地面に置けるタイプがいい。ショルダーと手提げ兼用ならいけるだろう。
 そういうショルダーバッグが欲しいところだが、縦型でないと駄目。自転車の前籠に入らないためだ。横型を縦にして入れることも出来るが、カメラを取り出しにくい。
 まあ、自転車移動なら、大きさ重さは関係なくなる。徒歩のときがしんどい。
 春なので、徒歩散歩に出掛けるわけではないが、電車に乗って散歩に出たときは、現地では徒歩だろう。それ以前に駅までの道とか、乗り換えでの移動とかで、もう既に歩くことになるが。
 
散歩撮影
 昨日は朝の喫茶店へ行くとき、商店街の横口を写したりする。ここは毎朝見ているところ。しかし人が多いので、カメラを向けられない。車も多い。
 たまに人が後ろを向いていたり、前を向いているか、かなり遠いときに、やっと写せる。
 カメラはニコンの950で前日の続き。意外と片手で写せる。カメラは大きいのだが、見た目ほどの重さはない。
 喫茶店内を写すが、パソコンモニターに露出が来てしまい、店内が暗い。Windows付属のアルバムソフトを使っているのだが、それで明るく開ける。単純なことしか出来なソフトだが、それで十分。早いし。
 24ミリなので、キーボードも背景の店の奥までピントが来ていたりする。データを見ると、F2.8で別に絞っていない。感度は200ほどで、シャッタースピードは30分の1秒と妥当なところ。まだ余裕があるほど。このカメラ、レンズ側の手ぶれ補正で5段半もある。広角端なら楽なものだ。画面はピタリと止まるのが分かる。
 前日出掛けていたので、少し疲れ気味だが、いつものスタンダードコースに乗る散歩。当然自転車。徒歩に比べれば楽。
 雪柳が満開。近くまで寄って写すと、流石に背景はボケる。だが、何があるのかが分かる程度のボケなので、模様のようにはならないが。
 お目当ては相変わらずの寒桜に来る鳥。今回は2000ミリ砲があるので、期待出来るが、いい場所に鳥が来ない。来ても陽が当たっていない。花には陽が来ているのだが、鳥には来ていない。露出補正なしで、そのまま写す。
 まあ、これはタイミングもので、運がよければ、決まるが、ほとんどは決まらない。メジロは動きまくるので、見付けてもカメラを構えると、もういない。待ち伏せしているときに限って、飛んでこないし。だからほとんどが運任せ。
 桜など忘れて、鳥ばかり狙っていた。
 次は帰り道に猫がいた。飼い猫だろうか。車庫にいる。そしてドブの鉄板の上で寝転び、背中を当てている。見付けたときはその状態だったが、カメラで追うと、普通に横になって寝ていた。しかも後ろ姿。
 猫も気付いたのか、車の下に逃げ込んだ。
 やはり、このカメラがあると、先日ヨドバシで実機を見て、これだと思ったZ50が遠のく。不便になるためだろう。
 
 昼の喫茶店へはキャノンの一眼レフの中級機。光学式ファインダーで、ピントが安定している。少し重いが、28から200ミリ相当のキットレンズが付いている。まあ、昔なら、これで十分だろう。
 真っ赤な梅か桜か、よく分からないのが咲いている。幹や枝振りから見て桜かもしれない。そういう品種。梅なら蕾が丸いはず。それと桜の木にありがちな幹の横模様。それが確認出来る。
 200ミリなので、一つの花だけ抜くわけにはいかない。遠いので寄れない。それで、枝振りを含め、さらに背景の瓦屋根なども入れる。流石にピントが浅いので、屋根はよくボケてくれるので、梅が際立つ。
 ニコンほどにはキツイ写りではなく、ペンタックスほどには柔らかくない。一般的な絵になる。きっちりと写せるので気持ちがいい。
 そして、いつも寝ている猫二匹。これも200ミリで一杯一杯なので猫だけを抜き取ることは出来ないが。そんなにアップにしても、仕方がないので、少し引き気味になったが、それを写す。
 次は桜の蕾。かなり膨らんできて、赤いビラが少しはみ出している。これは近い。
 200ミリだが最短撮影距離がかなり寄れるので、大きく写せる。寄れる場所にあればの話だが。
 そこまで寄ると、ピントは浅くなるので、どの蕾にピントを合わせるかを選ばないといけない。背景はボケボケ。
 次は白い花が咲く木。最近よく見かける。露出はそのままだが、白飛びの反対になった。形のいい花びらがないので、一番ましなのを選んで写す。
 次は小さな畑で咲いている菜の花。しかし白菜でも似たような花が咲く。買った半切りの白菜から、菜の花が飛び出し、咲いていた。
 これも200ミリでかなり寄れるので、アップで写せた。階調はよく出ており、いい感じだった。流石キヤノンの中級機というわけではないが、抜群の安定感だ。
 この28から200付きのレンズだけのカメラでいいのではないかと思えるほど。少し大きく重いが。
 
 今朝もキヤノンの一眼レフ。ファインダーを覗いたときの違和感がない。光学式の良さだ。
 誕生日カメラ選択。
 ニコンのミラーレスや富士のミラーレスもいいのだが、レンズがない。28から200あたりでいいから、それがキットレンズとして付いているのが好ましい。まあ、標準ズームや、単焦点レンズだけで写すのなら別だが。
 それで、選択候補に浮上してきたのが、キヤノンの1インチタイプの高級コンパクト機。実機は先日ヨドバシで確認している。ポップアップ式の小さなファインダーだが、綺麗に見える。下手なミラーレスのファインダーよりもよかったりした。
 ポケットに入るし、レンズも非常に明るい。ズーム比は欲張れないので24から120と大人しいが。まあ、長くするとレンズが暗くなる。
 これは以前から狙っていたのだが、結構目出度いカメラで、愛玩具的。
 誕生日カメラとしてなら買えるかもしれない。
 
 
 
■■ 2021年3月15日(月) 午前10時33分
 
 今朝はまずまず晴れているが、下るのかもしれない。昨日はよく晴れていたが、気温はそれほど高くはなかった。今朝もそうだ。低気圧と高気圧がウロウロしているのだろう。北からの空気と南側の空気とがせめぎ合う頃。これは南が勝てば春。日本海側と太平洋側と言ってもいい。まあ、列島は長いので、場所により違うのだろう。
 今朝は早い目に朝の喫茶店へ来てしまったが、開いていた。しかもテーブルに誰かがいた形跡がある。先に来た人がいるのだから、もっと早く開いていたのかもしれない。しかし、朝一番の客はさっと来てさっと出る人が多いので、滞在時間は僅か。
 昨日は朝から出ていたので、いつもの朝の喫茶店へは行けなかったので、いつもが崩れたが、今朝は戻っている。朝から自転車で遠出することもあったが、最近はない。せいぜい寄り道散歩程度。しかし、先日は川西方面まで遠征に出ている。そのため、戻ってくると遅くなりすぎ、押し気味の一日になったが。まあ、気分次第で行くのはいい。別に縛りはないので。
 その朝の喫茶店までの道。工事をしていたので、自主的に迂回。それで調子がまた違ってしまう。いつもの通り道を通りたいもの。迂回は僅かな距離だが、普段あまり通らないところなので、一寸妙。いつもの通りなら、風景など気にならないが、見慣れていない通りはキョロキョロしてしまう。いつの間にか建っていた家とか。
 しかし、いつもの朝の喫茶店と行っても、これは今年に入ってから連日行くようになったもので、それまではファスト店に通っていた。だから、いつもと言っても最近なのだ。しかし数ヶ月、三ヶ月続くと、これが日常になってしまう。去年はそうではなかったので、日常というのも意外と浅かったりする。
 三日、三ヶ月、三年。スケール、規模は違うが、3という数字に何かあるのだろう。三日坊主とか、三日飼えば犬も恩を忘れずとか。二度だと、よくある。昨日と同じ。しかし三日だと、あまりない。三日続けては。
 三日続くと、これは長引く可能性が出てくるためだろうか。そのとば口だ。
 昨日は久しぶりに歩いたので、きつかったが、その前から徒歩散歩をやっていたので、少しはまし。少し距離が長いと、怠くなるので、スピードが落ちる。これを何とかするためには、徒歩散歩を続けることだろう。自転車ばかり乗っているので、ほとんど歩いていないのだ。歩いても少しの距離、少し長い目だと、足に来る。
 また、カメラなどを鞄に入れていると、重いのだが、自転車だと分からない。ノートパソコンも入っているのに。
 その程度の重さなら、問題はないが、それを越えるときついので、リュックの方が楽だろう。両手が使えるし。
 鞄は長くトートバッグを使っている。かなり長い。リュックも間に使っていたのだが、トートの方が使いやすい。しかし、肩掛けにしたとき、紐が短いのが問題。しゃがむとずり落ちる。
 桜の開花宣言などは見ていないが、意外と関東の方が早かったりする。空気が暖かくなると、咲くのだろうか。その空気の流れが問題かもしれない。海流の問題もある。
 まあ、大阪方面は四月前後が多い。三月半ばでは、まだまだ早いと思われるが、暖冬だったので、少し早いかもしれないが。
 彼岸桜というのがあるらしい。これは早い目に咲くようだ。つまり春の彼岸頃。春分の日。20日頃。だからまだ五日ある。これがお彼岸。だから彼岸桜もそのあたりに咲くのだろうが、見たことはない。しかし人の家の庭にあるのを見ていたりしそうだが、名前までは分からないだろう。
 このお彼岸、昼と夜の時間が同じ。大きなポイント点だ。そして分かりやすい。
 
石仏撮影
 昨日は珍しく、写すものを決めて写したが、用事が終わったので、写しただけ。だから石仏を写しに行ったわけではない。
 カメラはニコンの950。広角から望遠までいけるので、好きな距離から、好きな画角、好きなアングルで写す。まあ、地蔵というのはポートレートだ。ただ、手前に邪魔なものがあるので、かなり引いて、別の隙間から望遠で射貫いたりする。また同じ場所から、四方にある地蔵を円を描くように乱射したりとかも。艦砲射撃だ。
 地蔵にぐっと寄り、広角で写し、後ろを見ると、別の地蔵がいい角度にいる。その地蔵の前まで行って写すと、絵が違ってしまう。また、そこまで行けなかったりする。狭い場所なので。
 このカメラだと安心して写せる。滅多に来ないので、カメラを選びを間違うと、写せないものが出てくる。その意味でP950なら安心して写せる。
 線香を立てている人もいる。その地蔵と縁のある人だろうか。この寺に持ち込まれた地蔵がほとんどで、本来お参りしないといけない人が、ここまでやって来るのだろうか。
 また、寺の人が掃除をしている。出来るだけ信心深い顔をして、軽く挨拶をして、こっそりと、見ていないところで、地蔵を射貫く。
 まるで万引きだ。手前の地蔵を盾にして、死角で写す。
 まあ、こそこそ写さなくてもいいのだが、写している人を見かけない。
 画質は安定しており、そのまんまのフルオートで写せる。AFはバタバタしないので、中央一点にしたり、測距フレームを選んだりとかもしない。だから次々に写す。弄るようなところがないためだ。だからカメラ操作などはいらない。人と同じで、ピントが合わせやすいのだ。ただ、地蔵なので瞳はない。また、このカメラ、顔認識も効くはずなのだが、ほとんど死んでいる。あまり得意ではないのだろう。
 近所では探してもなかなか見付からない地蔵。ほとんどは村の墓地とかにある。また、寺に持ち込まれたのが少しある程度。それらはほぼ写しきっているので、新ネタが欲しいところ。だから、ついでに寄っただけだが、見慣れていない地蔵、石仏がいるので、新鮮。それもかなりいる。満腹するほど。
 それらは地蔵とか、観音が多いのだが、そうではない人っぽい石仏もある。仏がこんな顔や表情はしないと思われるものが。
 羅漢なら、そんな感じだろう。聖人とかも。偉い坊さんとかも。
 しかし出っ歯丸出しで歯茎を出して笑っている石仏では、妖怪だろう。
 古い時代に彫られたものは、その当時の人の顔に近いかもしれない。元々はインド人だったりしそうだが。
 仏様も、徐々に日本人の顔になっていったのだろう。これはなりすぎると有り難みがない。身近にはいないような顔の人ほど良かったりする。
 持ち込まれた野仏系が多いので、隅っこに集められていた。これは大発見で、置く場所がないのだろう。それを一体一体写せばいい。次回は、それを目当てに写しに行くかもしれないが、電車を乗り換えたりしないといけないし、遠いので、まあ、また何かのついでに寄ることにする。
 どちらにしても撮影目的で行ったことがない。
 
ニコンZ50の感じ
 ヨドバシカメラで、ほぼ全てのミラーレスを見た結果、一番印象がよかったのはこのニコン。カタログ的には大したことはない。売り文句も平凡。何処のカメラでも当てはまる。
 しかし、これをを手にしたとき、来たという感じが伝わる。珍しいカメラだ。写真やスペックで見る印象とは違い、かなり来ている。
 それほど小さくはないが、軽いし、余裕がある。これは写真でも分かるのだが、グリップと、その後ろ側にある親指かけがいいのだろう。持つと軽い。握ると軽い。そしてやや細長いので、バランスがいい。見た目では分からない。構えてみないと。そしてファインダーを覗いた瞬間、どどーと来た。同じ電子ファインダーでもこれだけの差が出るというか、光学ファインダーに近い。スペック的にはこのクラスの平凡な解像力と像倍率なのだが、見え方がまるで違う。当然その上位機のフルサイズ版よりもファインダー倍率は小さいはずだが。それにしても目に来た。
 そういうことがあるのだろう。噂では聞いていたが、接眼レンズを本気で作っているのだろう。デジモノは下手でも、光学ものはニコンのお家芸。そこで勝負したか、という感じだ。
 周辺の像が流れない。目の角度を変えてもしっかりしている。いいレンズを使っているのだ。これはコンパクト系の950でもいえる。そんなもの撮影レンズではないので、写りには関係しないが、絵心が生まれる。これで、写してみたいと。
 それで一応以前にも調べたのだが、二本のキットレンズ。それをもう一度確認した。
 これは分かっていることだが、望遠ズームの最短撮影距離がかなり短い。これは、このクラスでは一番かもしれない。ただ、画角によって変化するが。
 望遠ズームなので、75ミリあたりからの立ち上がりで375ミリまで。400に近い。一眼レフの望遠ズームで、このタイプは色々と出ている。その中では幅が広い方だろう。少しだが。
 それよりも驚くのは75ミリ側での最短撮影距離が50センチ。これはあり得ない。このタイプのズームでは。ほとんどは90センチか1メートルだろう。
 50センチ。これは喫茶店でギリギリテーブルものを写せる。しかし75ミリ相当なので、アップになりすぎるが。
 まあ400ミリ近くの望遠端では普通に1メートルになるが。
 その間も微妙に寄れる。最大で50センチ。まあ、ネオ一眼ではもっと寄れる高倍率標準ズームもあるのだが、ただの望遠ズームでは、他に類を見ない。
 キットレンズの標準ズームは平均的な最短撮影距離だが、中程で20センチまで寄れるという、妙なレンズだ。だから、二本のレンズとも、コンパクトデジカメのように最短撮影距離が変動するタイプ。
 Zマウンという、新マウントだが、どのメーカーのマウントよりも、少し大きい。フルサイズか、中判までいけそうな大きさだ。これでレンズ設計に自由度が生まれると解説にはあるが、それは写りに出るらしいが、最短撮影距離にも出るのだろうか。
 まあ、実機を触っただけで、写したわけではないので、細かいことは分からない。
 何せ、地味なカメラなので、売り文句がなかったりする。ボディー内手ぶれ補正とか、世界最速AFとか。世界最軽量とか。シンプルなカメラとか。凝ったカメラとか。
 しかし、このカメラなら、写してみたいと思わせるものがあるので、不思議だ。意外と軽いし。ボディーのベースがいいし、レンズもいい。
 
 それともう一台、ぐっときたのだがある。それは富士のT3。これは本気でカメラを写すとき、都合のいいカメラ。ただしちょい写しではなく、ややこしい被写体のときの対応が早く出来る、
 鳥が羽ばたいている、少し暗い。フルオートだと風景と認識し、レンズを絞り、シャッターが遅くなる。それでは鳥が止められない。そんなとき、シャッターダイヤルを回せばそれで済む。高速側に。露出は絞りで調整するのだが、開放でも限界、アンダーになる。すると感度が今度は上がり出す。上がってもいい。そういうとき、素早く切り替えられるのは、シャッターダイヤルがあるためだろう。
 当然感度ダイヤルもある。レンズ側には絞りリングも。これは早いだろう。ただ、そういうややこしいシーンは滅多にないが。
 当然露出補正もダイヤル式。
 しかし、このカメラ、ニコンのZ50から見ると、フルサイズミラーレスか、と思うほどの貫禄。それとキットレンズの望遠では余程大きい鳥で、近くからでないと、写せないだろう。
 軽快なZ50の方も好ましい。富士にはT30とか、新しいところではS10があるのだが、ファインダーが、となる。やはり目先は大事。
 S10は売れるが、Z50はそれほど売れているようには思えない。
 しかし、標準キットレンズはニコンも沈胴だが手動。ズームも手動。富士は全部電動でソニーに近い。ニコンはパナソニックと同じ手動沈胴。富士もコンパクト系では手動沈胴で、レンズを伸ばせば電源も入るといういいことをしていたのだが。
 高倍率ズームなら、電動ズームが楽だが、標準だと、手動の方がやりやすい。
 またZ50は標準ズームだけでもいいのではないかと思われる。またニコン機なので、スチール専用と考えた方がいい。ニコンで動画はあまり聞かないし。そのため、動画で自撮りのための横開き液晶ではなく、上下開きが付いている。動画は横開きが便利なようだが。ニコン機なので動画のことは無視していい。上下式に拘っているのはソニーだろう。
 ニコンのコンパクト系は横開きも多い。P950も横開きだが、重いので、支えられないので、使っていない。たまにローアングルのとき、使うが、カメラは地面に置いている。だから軽い。
 まあ、ちらっと触っただけだが、小股の切れ上がったカメラだ。見た感じほど大層なカメラではなく、気楽に扱える。ペンタ部のようなのが大きくて高いので、威圧感があるが、構えてみると、そうでもない。持ってしまうと、すっきりとしたカメラで、軽快だった。グリップや親指の返しが強いので、力はいらない。バランスがいいためだろう。
 
 今朝のお供のカメラは、昨日の続きで、ニコンのp950。やはり安定感抜群だ。
 これがあるので、ニコンのミラーレスZ50が遠のくのだろう。
 しかし、誕生日カメラとしては、欲しいカメラだ。24から75の標準レンズで、あのファインダーを見ながら写してみたい。これはニコン一眼レフからの乗り換えだろう。光学式ファインダー機からの。
 しかし、ニコンの光学式ファインダー機としてなら、中級機に相当するスペックを持っている。
 
 

■■ 2021年3月14日(日) 午後3時31分
 
 今朝は朝から出掛けていたので、まだ出先なので、更新していない。いつもは朝の喫茶店から戻ってから更新する。
 それで久しぶりに梅田の喫茶店でこの日誌を書いている。用事は終わった。
 梅田でいつも入る喫茶店は当然煙草の吸える店。二店あるある。他にもあるが、入りやすいのはその二店。
 しかし、満席。階段で少し待たないといけない。行列は出来ていないが。日曜のためだろか。しかし、平日の様子も最近は知らない。電車に乗って出掛ける用事がないためだ。ほとんどの用事は自転車距離内で出来る。買い物も。
 それで、席が空いたので、やっと座れた。昔からある古典的喫茶。おしぼりがないのが欠点だが、値段は高くない。
 梅田のど真ん中なのに分煙もない。そういう喫茶店が結構ある。
 それで、今朝は早い目に起きたのだが、よく目が覚める時間帯。だから特に早起きを心がける必要はないが、遅い目に起きると、用事に間に合わない。朝の喫茶店ならいくら遅れてもいいのだが。
 それで、目覚まし時計を使うことにしたが、前回使ったのいつだったのか、忘れた。それで探してもない。そして思い出した。電池が酸化しているのか、緑色が浮き、時計の接点もサビのようなのが浮いているので、捨てたことを。
 それで夜、百均へ買いに行く。百円だが、電池別。
 それで、セットして寝る。その時間なら目覚ましはいらないかと思ったが、寝ているとき、しっかりと音を聞いた。やはり寝ていた。危ないところだった。
 用事は四天王寺でのサイン会。聖徳太子のカルタだ。
 誰も来ないだろうと思っていたが、直前の告知なのに、知っている人が来たので、助かった。勿論お参りに来た見知らぬ人もいた。
 それを終えて、四天王寺に持ち込まれている地蔵さんなどを写す。写しきれないほどなので、丁寧に写せなかった。数年前も一度写している。既に崩れてしまって、消えたのもあるのだろう。
 朝の喫茶店はいつも自転車で行くが、今朝は歩いて駅まで出る。駅に自転車を止められないので。
 もう駅までで足が一杯一杯。そして電車に乗るのも久しぶり。駅周辺は数年ぶりなので変わったが、道とか、通路とかは変わっていないので、問題はない。
 もう少し粘って地蔵さんを写そうとしたが、飽きる前に戻ることにした。それに陽が高いうちに帰る方がいいだろう。
 そして梅田に戻り、先ほどの喫茶店に座り、すぐそこにあるヨドバシカメラへ寄る。近所の家電店だけでは限りがある。実物を触っていないカメラが。
 しかし、四天王寺で貰ったお土産が多いので、重い。重武装でのカメラ見学になる。鞄の中にはニコンのP950を入れている。以前地蔵を写したときは、このカメラの前のバージョンだった。
 やはり旗艦のカメラ。メインカメラなので、これを持ち出すことになったのだが。
 やはり写りはいい。
 それで、ヨドバシカメラでカメラの見学をやる、両手に鞄。いちいち鞄を下に置かないと、カメラを触れない。
 それで、気になっていたパナソニックの新しいミラーレスを見るが、問題の大きな電子ファインダー、凄い解像力で倍率も高いのだが、覗いてみると、さっぱり。像が流れている。周辺が。
 富士の普及機のファインダーもよくないとされているが、それも確認。T30で試したが、うーんと言う感じ。これはネオ一眼のファインダーの方がよかったりする。パナソニックもそうで、1インチタイプのネオ一眼の方がまだ見やすい。これは逆転だ。ミラーレスの方がファインダーが悪いというのは、何とも言えない。レンズ交換式で、中心になるボディーがこれでは。
 流石、T3とかになると、富士のトップ機だったカメラだけにカタログ通り高い解像力と高い倍率があり、見やすい。だからE3とか4やS10なども似たようなもの。トップ機でないと、駄目なのか、という感じ。
 それよりも、キヤノンのコンパクト系の方がファインダーが綺麗で見やすかったりする。1インチタイプだが。ポップアップ式なのに、綺麗だ。
 そして本命。それはニコン。Z50だ。これは流石に見事なファインダーで、ショックを受けたほど。覗いた瞬間すぐに分かる。解像力や像倍率云々ではなく、接眼レンズだろう。しっかりと見える。ほとんど光学ファインダー並み。これだろう。
 ヨドバシで、それだけ確かめて、戻ってきた。
 お土産が多いので、歩いて駅から帰るのに、往訪したが。
 
日常移動撮影
 昨日は空が怪しかったので、朝の喫茶店からの戻り道散歩は僅か。スタンダードコースに少しだけ乗っただけ。いつもの寒桜のところまでは行かず、かなり手前。だからコースには乗っていないのかもしれない。喫茶店の周りの通路を走っただけ。直接戻るよりもまし程度。
 雨が降っていないだけまし程度の空で、冴えない。
 まあ、こういうときは鮮明な写真はどのカメラを持ち出しても無理。ただ草花の接写なら光がフラットなので、写しやすいが。白飛びとか、しにくい。しかし光が欲しいところ。
 カメラはオリンパスEーM1で、28から300相当のレンズ。これで春の草花を接写。白い豆粒のような花が咲いている。ひょろ長い。だが、背は低いので、しゃがみ込まないと写せない。
 液晶を上げ、ローアングル撮影。相変わらずAFフレームが黒くて細いので、よく見えない。ファインダーで覗けば見えるのだが、寝ないと見えない。
 300ミリ相当で最短撮影距離まで寄り、そのあとテレコンで600ミリにして写す。ここが限界。それほど花は小さい。あとはマクロレンズでも使わないと、無理だろう。
 フラットな光線だったので、白い花だが、白飛びはまし。露出補正はしていない。
 商店街、果物屋だろうか。アーケードの下なので、暗い。これを望遠で抜くが、冴えない。人がいれば、何とかなるのだが。
 柳の枝も写すが、これは繊細。いい感じだが、柳が目立たない。川とか、その左右の草などの方が目立った。
 
 昼の喫茶店までの移動コースも昨日は天気が天気なので、何ともならない。陽射しがあるようでなかったりする。雲が多いのだろう。
 久しぶりに白っぽくて上品で高そうな猫がいた。崖から向こうのフェスの隙間に上がろうとしているところを写すが、まだ猫は上を見ているだけだった。
 次は桜の蕾。これはソメイヨシノ。これが咲かないと春らしくない。かなり赤くなってきている。
 カメラはニコンの950で、2000ミリまであるネオ一眼。冴えない空のときは、このカメラに限る。
 このカメラは広角端はいいが、中望遠ではそれほど寄れないので、ある程度距離を取って望遠で写した方がいい。レンズが槍なので。
 だからいつもは一番手前の枝を写すのだが、もう一つ向こうの、離れた枝の蕾を写す。望遠でぐっと寄れば大きく写る。別にマクロではない。
 流石旗艦という感じの写りで、電子ファインダーも鮮明。
 やはり、ニコンか、という感じだった。
 
 

■■ 2021年3月13日(土) 午前10時55分
 
 今朝は少しだけ青空が覗いている。僅かだ。雲の方が多いが、雨はどうなったのか。今朝はやんでいる。昨夜は雷が鳴り、振動するほど。音がしなければ地震だと思っただろう。音の威力は強いが、雷は強すぎる。
 落ちなければ問題はないのだが、音だけでも怖い、心理的に来る、まあ、耳にも目にも来る。雨も強く、風も吹いていたように思われるので、これは春一番だろうか。しかし、何でもかんでも春一番にしてしまいそうだ。
 今朝は雨がまだ降りそうなので、傘を自転車に突き刺してきた。これをすると傘が傷む。抜き差しのとき、引っかかるため。
 昨夜はそれで久しぶりに湿気が強かった。湿度計を見ると分かる。乾燥していた冬から抜け出しているのだろうか。雨の降る日でも冬場はそれほど湿気ない。意外と冬は安定していたりする。寒いが。
 しかし、今朝も真冬の服装。しかし、昼間は暖かいので、レインコート風のものを着た。中綿が入っているので、暖かいし、ダウンジャケットよりも首回りが暖かい。マフラーがいらないほど。しかし、長い。去年までメインで着ていた。それよりも暖かいのがあったのだが、ゴツゴツしていて着心地はよくなかった。
 冬服はなかなか取れないもので、それなりに暖かくなってきても、まだ真冬ものを着ていたりする。まだまだ寒い日があるので、真冬ものを仕舞い込むわけにはいかないのだろう。
 先日買った電気炊飯器、つゆが垂れて一部お粥さんになるので、保温が下手。それで古いタイプに戻したのだが、こびりつきがひどい。テフロン加工が禿げているのだ。それでご飯粒が固まっている。内釜洗いが面倒。それで、新しいのにタッチ。
 テフロンが禿げて、洗うのが大変だし、ご飯粒が残るので、買い換えたのだから、また同じことになってしまった感じ。
 まあ、新しい電気鍋の方がご飯は美味しい。ふっくらと炊ける。内釜が赤銅とか使っているためだろうか。それがポイントになっていたので、買った。かなり内釜は軽い。嘘のようにスカスカ。
 電気掃除機も、ホウキやブラシでやった方が早いのだが、また使い出した。吸い込んだのを見ると、結構細かいのを吸っている。仕事をしていることを認めないといけないだろう。しかしフィルターなどの掃除が面倒。掃除よりも掃除機の掃除に時間がかかったりしそうだが。
 それと外すとき、ホコリやゴミが散ったりする。元に戻すかのように。
 三月も中旬。四月の声が聞こえ出す。どんな声だろう。四月の言葉だろうか。漏れ聞こえる会話の中に四月の声がするのだろうか。
 夏なら、暑いですねえ、などの声が聞こえてくるだろう。
 
散歩撮影
 昨日は春の陽射しを受けながら、のんびりと散歩をしたかったのだが、朝から天気が悪く、そのうち雨が降ってきた。さっぱりだ。
 それでも朝の喫茶店からの戻り道は、いつものように寒桜のあるコースを走った。当然自転車で。
 しかし曇っているとあまりよくない。写真もそうだが、気分も今一つ。寒桜はまだ満開で散っていない。結構満開からこっち、持っている。メジロも来ていたが、いい場所に止まらない。これは咲き始めた頃に行ったときが一番よかった。通り道の近くにメジロは来なくなったためもある。
 まあ、同じような写真を写しても仕方がないので、いい場所にいれば写すだけ。しかし、鳥を探してウロウロするようなことはないが。
 やはり連日の自転車散歩で、しかも同じ場所なので、変化がないのだろう。
 昼の喫茶店は最初から雨。何ともならないので、パナソニックの水中カメラを持ち出すが、ズーム操作が面倒。雨が降っているのに猫が寝ていた。しかも二匹も、降り出してからしばらく経つので、敢えて動かないのだろう。ただ、壁際に寄っている。ここは少しだけ濡れにくい。二匹は少し離れているが、どちらも壁寄りにいる。やはり雨を避けているのだ。
 桜の蕾を見る。赤くなってきている。そして膨らんでいる。これは近いうちに咲くかもしれない。それを写した程度。
 雨なので、自転車置き場がすいている。猫と同じで壁際に止める人が多い。屋根はないが、雨がかからないのだ。まあ、サドルが濡れるのが、いやなのだ。拭くタオルとか雑巾など持ってきていないだろう。ほとんどは手で拭く。まだ濡れているが、水滴を払うだけでも、まし。
 移動撮影は面倒なので、余程いいものに遭遇しないと写すことはない。しかし、濡れたベンチがあったので、折角カメラを持ってきたので、一枚だけ写す。
 水中カメラだが、別に濡れない。傘を差しているので。それなら、普通のカメラでもいいのではないかという話だ。
 夕方の徒歩散歩は当然休み。雨の中、傘を差してまで歩くようなことはしない。余程元気なときなら別だが。
 それで、昨日は雨でさっぱり。しかし冷たい雨ではなかった。
 昨夜はカメラの整理などをやっているとき、オリンパスのミラーレスを弄っていた。EーM1でトップ機だったカメラ。今はマークBまで出ているはず。しかし、このカメラ、安定感がある。ファインダーも大きくよく見える。やはりトップ機だったカメラだけに、頑張って作ったのだろう。
 これに28から300ミリ相当のレンズを付けている。普通の風景写真なら、それで十分。またテレマクロが結構効く。
 同じようなレンズがあり、24から400になる。少し高いので、買えないまま。
 弱点だった広角での寄りが効く。しかし24ミリだけで、逆に望遠側の最短撮影距離が長くなる。痛し痒しだが、喫茶店なので、身体を引いて写さなくて済むようになる。だから普通の広角レンズ並みに寄れるのが大きい。だが、今のレンズよりも太く長く、重くなる。これも痛し痒しだ。
 まあ、広角マクロより、望遠マクロ、テレマクロの方が好きなので、このままでいいだろう。テレマクロでの寄りが遠くなるのがいやなので。
 誕生日カメラの時期。オリンパスやパンソニックのハーフサイズ系の方がコンパクトでいい。ボディーではなく、望遠系のレンズを付けたとき差が出る。
 
 

■■ 2021年3月12日(金) 午前10時35分
 
 今朝は曇っている。雨が降りそうな程。予測は当たっていた。といっても自分で思っただけのことだが、これはかなりの確実で当たるだろう。雨か曇りか晴れ程度なので。ただ、天気は崩れるのではないかとは思っていた。昨日は晴れすぎていたので。
 気温はそれほど低くはないが、陽射しがない分、いい感じではないが、日陰がないので、何処にいても同じような気温。こちらのほうが過ごしやすかったりする。
 今朝は早い目に喫茶店に行ったので、まだ開いていないかと思ったのだが、しっかりと開いていた。それに開けたままでの準備中ではなく。立て看板の前に自転車が止まっていたので、先客が既に入っていることが分かる。
 早く出過ぎたときは、ゆっくりと自転車を走らせれば、いい時間になる。それ以上早い時間には行かない。だから早い目と言っても十分ぐらいの早さだろう。まあ、いつもはきっちりではなく、開いて間もない時間で、少し遅い。さらに遅い日もある。これは寝過ぎたため。
 だからきっちり開店時間に合わすのではなく、開いてから少し立った頃に行く方が時間調整しなくてもいい。
 自転車でわざとゆっくり走ったりとか。その逆はない。急いで行く必要はないので。
 しかし、昨日の明るさに比べ、今朝の空は暗い。街も暗い。通りも暗い。これはやはり雨が降り出してもおかしくないが、傘は持ってこなかった。戻り、降り出せば、コンビニでビニール傘を買えばいい。丁度欲しいと思っていたので。
 いつもは大きな紳士傘。いい傘だが重い。
 コンビニ傘よりも、薬局で見かけた傘の方がいい。同じビニール傘だが、持つところが少し太い。その方が握りやすい。しかし、その傘、雨が降っていないと、店の前に出さないようだ。
 昨日は春を感じたが、今朝は静まっている。冬の沈鬱さがある。まあ、空が暗いと、そんなものだろう。そして少し寒いかもしれない。
 だから曇っていても、春の曇り方ではなく、冬の曇り方。
 昨日はご飯が切れていたので、スーパーで弁当を買うつもりだったが、切れていた。全滅だ。しかし焼きそばと焼きうどんが残っていた。焼きそばは一つだけだが焼きうどんは複数残っていた。そして焼きそばは100円引きだが、数の多い焼きうどんは半額。要するに焼きそばの方が人気があるのだ。具は同じ、うどんとそばが違うだけ。
 それで、焼きうどんにするが、量が少ない。半分ではないが、少ない目。それで、にぎり寿司を買う。高いのしか残っていない。前回寿司を買ったのは雛祭りの頃。雛祭り用のちらし寿司。これが美味しかった。ネタもよかった。
 都はるみ。という声が聞こえてきた。朝の喫茶店だ。話題にしている。今年何歳になるのかと言っていた。客は老紳士。話し相手は店の人。その店の人の年齢が分かった。同い年のようだ。
 その老紳士、何故都はるみの話を始めたのだろう。何か、きっかけがあるはず。しかし、分からなかった。都はるみの年を言っただけで、話は終わった。
 その老紳士が今朝の一番の客だろう。その人の自転車だと思われる。それが止まっていた。そのため、パチンコ屋に止め、少し歩いた。
 
ソニー散歩撮影
 昨日の喫茶店の戻り道の散歩はソニーコンビ。α6000に望遠。広角がないので、ソニーの旅カメラ。世界最小最軽量で24から700ミリ超え。まあ、この旅カメラだけでも十分なのだが、ファインダーを覗いての撮影や、背景をぼかしたいときなどは、ミラーレスの方がいい。
 喫茶店へ行く手前で市街地などを写すが、大したことはない。
 しかし望遠ズームとこのボディーはスナップ性が高く、ちょい写しに完全対応。ファインダーは見ないでも写しやすいし、片手撮影が出来る。軽いしグリップも効いているので、扱いやすい。手も痛くならない。
 信号待ちで、人の後ろ姿などを写す。AFは自動で、適当なところで合うが、あまりとんでもないところには合わない。画面の隅とか。α6000時代なので、AFも大人しい。AFフレームは数が少なく、コンパクト系並み。しかし、端にある人物などを上手く引っかけてくれた。
 路地に潜り込むと、コンパクト系になる。広角撮影なので。
 あとはいつもの寒桜と鳥コース。メジロはいたが、いい場所にいなかった。そういう日もある。満開の寒桜、写りは意外と地味。
 あとは石垣の割れ目から出ている野草などで写す。望遠では遠方が入らないので、ここはコンパクト系の出番。α6000よりも明解に写ったりする。
 α6000の写りは普通。この時代からピントは相変わらず早い。6400で世界最速を出したメーカーなので。まあ、そこまではいらないが、暗いところでもピントは来るし、早い。元々ソニーは早いのだ。
 ミラーレスもいいのだが、やはり便利なのはネオ一眼。だからニコンP950をメインカメラにしているほど。これは旗艦だ。
 このパナソニックのネオ一眼FZ85は暗いところでもピントが来るので驚く。しかも早い。感度は3200までフルオートでも上がるので、フルに感度を使っている。最高感度は拡張で6400まであるが、それは手動のはず。オートでも上限まで行けるのがいい。画質も悪くない。まあ、画質を売り物のカメラではないし、感度耐性がいいとかでもない。しかし暗いところにも対応しているので、撮影の幅が拡がる。
 まあ、かろうじてギリギリのレベルで、写っている程度なのだが、それで十分だ。ピントが合っていて、ブレていないので、それなりにシャープで、鮮明に見える。キヤノンのネオ一眼よりも、暗いところではよく写る。値段はキヤノンの方がかなり高いのだが。
 パナソニックFZ85は手ぶれ補正が売り物のカメラではない。レンズ側での補正だろうが、その補正段数など自慢できるほどないのだろう。ただ、カメラが持ちやすく、安定しているので、普通のコンパクトデジカメに比べればブレにくい。
 ただ開放はF2.8あり、望遠端の1200ミリでも約F5.6あるので、結構明るいのだ。
 パナソニックは上位機よりも下位機の方が凄かったりする。受光素子は、フルサイズでもなく、一般的な一眼タイプでもなく、ハーフサイズでもなく、1インチサイズでもなく、そこからガクンとさらに小さいコンパクト系だ。
 昔のフィルムカメラ時代の一眼レフに標準レンズを付けた程度の大きさで、重さは、それよりも軽いだろう。これで20ミリから1200ミリをカバーするのだから、凄い話だ。
 まあ、α6000が小さく軽いので、撮影も軽快なので、ある範囲内での撮影では、気持ちよく写せる。軽いというのは大事だ。ただし、グリップがないと駄目。指が痛い。
 今朝はパナソニックのネオ一眼を持ち出している。曇っているので、あまり撮影しないため。
 パナソニックやソニーとの相性がいい。どちらも家電メーカーだが、ソニーはミノルタを含んでいるので、ただの家電屋さんではない。
 誕生日カメラを考えてもいい時期。高級ネオ一眼がいいかもしれない。パナソニックの1インチタイプ。FZ1000マークUで、初代は持っている。だからFZ85の最上位機。20から1200が25から400になってしまう。ズーム比は一眼系の高倍率タイプ並みになる。受光素子が大きいと、こういうところが犠牲になり、不便になる。
 しかし、ファインダーはミラーレス並。これが旧機からの大きな変更。だが、少し良いファインダーに変えただけで、旧機でも結構ファインダーは大きいので、買い換える意味が薄いマークU。
 だが、このカメラ、α6000と同じように欲しかったカメラ。
 だからミラーレスを持ち出すのなら、このFZ1000マークUでいいという感じだろう。
 それと、コンパクトなG100がいいかもしれない。これは新製品なので、高いが、小さく軽いミラーレスなのが魅力。だから愛玩具的。
 
 
■■ 2021年3月11日(木) 午前10時38分
 
 今朝は晴れており、気温も高い目で、風もそれほどなく、いい感じだ。これは春が来ている。こういいう日があるのだろう。春の頭出し。また曇ったり雨になるのだろうが、今朝のような気温が一番いいのかもしれない。春とは言えまだ水が冷たいというような日。春も深まり出すと途端に暑く感じる。まだ寒さが残っている春がいい。暑苦しくないので。
 そして真冬の服装でまだいられる春。まあ、どの季節、どの時期でもそれなりにいい感じのときがある。薄曇りは薄曇りの眠さがいいし、雨は雨でまたいい。春雨というのは悪い感じを言っていないだろう。まあ、何処で使うかにもよるが、春雨前線となると、いい意味ではなくなるが、雨、水が必要な場合はいい意味になる。
 今朝は暖かいのだが、それは陽射し。晴れているため。
 実際の気温は低いかもしれない。昨夜など2度ぐらいだった。当然暖房は全開。だから冬。しかし、朝になると晴天。だから明け方などが寒かったのだろう。晴れている日の朝や夕方は寒かったりする。
 まあ、これからますます暖かい日になっていくのだろう。本格的に春めき出す。春は何処まで来ているのかではなく、もう来ている。暑さ寒さも彼岸までの春のお彼岸も近い。
 春を感じるのは色が付きだしたことだ。紅葉ではなく、花。冬場寂しかったのだが、木や草が花を付けているので、目立つようになった。黄色い花が咲く木をいくつか見かけるようになった。花の色は黄色だが、木の種類は違う。まあ、黄色い花を付ける木などいくらでもあるだろう。
 これは朝の喫茶店へ行くまでの道沿いで見た。黄信号ではない。
 冬の寒さから解放される頃。しかし解放されない方がよかったりする場合もある。
 
散歩撮影
 昨日の朝の喫茶店からの戻り道散歩は、用事があったので、そちらの方面へ向かう移動中撮影。しかし、いつもの散歩コースとだぶっているが。
 カメラはパナソニックのネオ一眼。画角に不足はないので、何でもいけるが、寒桜の鳥撮影はなかった。これをまたしたいのだが、次回。
 結局はよく散歩で来ているところで写す。普段通らないところよりも、よく通っているところで写すようだ。何があるのか、知っているためだろう。季節により、生えているもの、実っているものが違う。
 昆陽村を通過。ここはよく来ている。しかし、入り方が違うので、そこだとは気付かなかった。石仏が並んでいる。雁首揃えて並んでいるのだが、人型は少ないので、ただの石饅頭か、石塔風。いずれも小さい。雨で飛んだ砂などが付着している。屋根はない。
 メインの観音か地蔵かは分からないが、それが大きく、屋根付きだが、顔が分からないほど浅くなっていた。かなり古い。何せ昆陽村なのだから、古くて当然。
 まあ、そこは聖域だろう。
 祠の前に誰かが持ち込んだような金属仏などがある。それも古い。野ざらしなので、取られそうな気がするが、それほど由緒はなさそうだ。
 その石仏や、金属仏などを望遠で抜き取る。ストレスなし、好きなように切り取れる。
 まあ、それらのものは一度か二度、写しているので、繰り返しになる。
 昼の喫茶店往復時もパナソニックのネオ一眼。
 いつも通る農家の庭に梅が咲いている。これが真っ赤でいい品種なのだが、かなり切られた。そのへん一帯が真っ赤になっていたのだが、今は寂しい。それを写すが、青空バックなので、映える。
 写りは結構いい。一眼やミラーレスと変わらない。不思議だ。
 次は猫。これも自在に写せる。自分の影が猫に被る。少し外して写す。猫は無頓着と言うより、まったく無視している。
 次は椿。これが地面にごっそり落ちている。だから地面に咲いているようなもの。椿は落ちても元気。そして花の形そのままで落ちる。首が落ちたようなので、縁起が悪いとされている。
 これも20ミリで広く写す。
 次は橋の上から雪柳を写す。これも大きさ広さ、狭さは自在。写しやすい。
 まあ、平凡なコースで、いつも写しているようなものばかりだが、戻りは夕日が射し込む道で、自転車が夕日に向かう図。買い物帰りの主婦だろう。
 いつも通る古墳の横の桜の木に雀がいっぱいいる。逆光でしかも暗いので、シルエットになる。まだ蕾が出かかっているところの桜だが、今は裸。だから雀は丸見え。下を通っても逃げない。邪魔臭いのだろう。
 白い鳥、サギだろうか。一羽だけ居る。白飛びするサギ。露出はそのままで補正しないで写す。まあ、白鷺なので、白くてもいい。
 そして夕日が沈むところだが、まだ落ちていない。モロに入り込むが、かまわず写す。20ミリで広々と。
 そのため、手前の地面や建物はシルエットになった。いい感じだ。
 暗くなったが、徒歩散歩もまだ続けている。靴を柔らかいのに変えたので、軽快。靴の違いで、かなり変わるものだ。
 スタンダードコースの徒歩散歩。暗いので、歩いているだけ。地面が真っ平らではなく、色々とゴツゴツしていたり、角度が違っていたりする。桜の根が歩道の舗装を変えているのだろう。地面が水平ではなく、部分部分角度が違っている。
 最終コーナーに差し掛かったとき、少し怠くなった。写真撮影で立ち止まらなかったためだろう。僅かな距離なので、怠いとか、痛いとかがなくなるまで鍛えるしかない。使っていない筋や筋肉があるのだろう、歩けばこなれてくるはず。
 暗いので、カメラはパナソニックの一番小さくて安いミラーレス。キットレンズを付けたままポケットに入る。信号待ちで、一枚写しただけ。
 それで昨日はパナソニックネオ一眼が大活躍。液晶とファインダーとの自動切り替えはないし、液晶は回転しないのは、値段だろう。ピントの早さは普通。広角でも望遠でも、暗くても、すっと合う。
 キヤノンのネオ一眼の方が優れており、利便性は高いのだが、写りはパナソニックの方がカリッとした感じ。AFはキヤノンはばたつくが、パナソニックやニコンは大人しい。
 パナソニックも旅カメラはばたつくが、ネオ一眼は余計なことをあまりしない。
 それとパナソニックの方が暗いところでもピントはすっとくる。
 あまり上等なカメラでないので、普段着のようなカメラ。そう言う気分のとき、持ち出したくなるカメラだ。
 
 今朝はソニーのα6000と望遠ズームを持ち出す。この組み合わせだとネオ一眼並みの軽さになる。α6000のボディーが異様なほど軽いためだろう。軽くて薄いがグリップがそれなりに出ているので、握りやすい。片手撮影が似合う。望遠だが。
 望遠と言っても300ミリ少ししかないので、大したことはないが、スナップカメラとしても十分使えるほど軽快。
 標準電動沈胴レンズはパンケーキ並みに短くなるので、これもスナップ向けだろう。この組み合わせだと大きい目のポケットに入るのだが、取り出しにくい。鞄の前ポケットに入るので、上着のポケットよりも取り出しやすいかもしれない。
 大きい目のミラーレスがいいか、小振りなミラーレスがいいのか、このあたり、時代的には小さい方に傾いているのではないかと思われる。最近富士から出ている二台のミラーレスやパナソニックのミラーレスなどはいずれも小さく軽い。ソニーからもフルサイズで小さいのが出ている。
 要するに趣味性の問題になっている。小さく軽く軽快なお散歩カメラのようなのがいいのだろう。
 
 
 
■■ 2021年3月10日(水) 午後0時21分
 
 今朝は雲が多いようだが晴れている。しかし青さが薄い。濁っているようだ。色々なものが飛んできているのだろうか。秋の終わり頃や冬の初め頃の凄い青さとは違うようだ。去年は凄い秋晴れが続き、見事だった。青さが違う。
 まあ、雨でないだけ、まし。少しは晴れているのだから、どんよりとした曇り空よりも、まし。
 気温は高い目だろう。天気予報は見ていないが、別に困らない。
 そのかわり一時間置きの過去記録表を見ている。それで気温の上がり下がりが分かる。急に寒くなったとき、よく見る。温度の流れで、何となく、その続きだと「こうなるだろう」というのが分かったりする。予報は未来だが、過去を見ている。それと前日の一時間置きの数値も。
 これは昨日に比べて、どうだろうという感じ。また、昨日の今頃の気温を参考にする。当然、流れも。
 一期間毎の雨量、風速、風向きなどが分かる。表で。
 湿度や気圧は出ていない。しかし最高気温、最低気温、最大風速などは出る。瞬間的なもので、時間毎の数値とは違う。最低気温が出た時間も出る。
 それを昼頃見ると、昼までで一番気温が下がった数値が出る。
 まあ、あとで分かる程度のことだが、最大一時間のズレがある。おそらくその時間の頭に測った数字だろう。
 それとは関係しないが、今朝はかなり遅起きになってしまった。いつも早い目に目が覚める。早すぎるので、二度寝するが、起きても、まだ早かったりする。しかし今朝は、起きるとかなり遅い。短針を見間違えたのではないかと思うほど。昨夜寝付きが悪かったためだろう。まあ、それで睡眠を補ったのだと思えば納得できる。
 寝る前に夜食を食べたのだが、あまり食べない方がいいのだろう。胃もお休みの時間になっているのに、働かせているので。
 しかし朝の喫茶店へ行くと、朝によく見かける常連客がまだいたので、それほど無茶苦茶遅くはない。絶対に来ない時間帯ではないし。かなりの遅起きのときは、その時間に来ることがある。それを超える時間までは寝ていないだろう。最長不倒距離の二度寝は滅多に出ない。
 今朝は暖かいので春の上着でいいのだが、それは外に出てから分かること。まあ、布団から出たときも、寒くなかったのだが。
 それに昼頃になっているので、気温は朝とは違い、上がっているはず。
 三月も中旬に差し掛かろうとしているので、暖かい日がもっと続くかもしれない。気温のベースが上がっていくはず。
 そして肌寒い日もまだまだあり、四月にならないと、冬はまだ残っている。四月は春の中頃。ど真ん中、真春。冬はそこまで追いかけて来ないだろうが、今度は夏っぽさが顔を出す。
 
散歩撮影
 朝の喫茶店からの戻りの自転車散歩。
 最近続けて行っているので、同じようなもの。まあ、自転車を走らせるだけでもいいだろう。そのかわり、帰りが少しだけ遅くなるが。その分、日が長くなったので、余裕。
 相変わらずの寒桜。桜ばかり写しているわけではない。数枚写せばそれで十分。来ている鳥が狙い。しかしネオ一眼ではなかったので、あまり抜けない。まあ、小さくてもいいかという感じ。雀でもメジロでもなく、少し大きい。よく見かける鳥がいた。
 ホーホケキョの声がするが、その鳥かどうかは分からない。別の木の枝にいた。桜ではない。カメラを出したときは既に飛んでいた。
 木立の横の電柱にカラスがいる。そのてっぴんだ。カラスの巣への入口で、一度、その電柱に止まってから木立の中に入るのだろう。様子を見ながら飛び立つようだが、長い間止まっているので写しやすい。
 これも超望遠ではないので、カラスは抜けないが、電柱とか木立の高さが分かる広さで写す。それもありだろう。
 あとは商店街を横切るとき、その穴を覗き、こちらを向いている人がいないので、さっと撮す。こういうときは手かざしだが、低い目に構えている。液晶を立てる暇もないほど一瞬。
 そうでないと目立つ。結局ファインダーのあるカメラがあっても、こういうところでは覗けない。
 その戻りに田んぼの横を通る。ここはのんびりとしているので、ゆっくり写せる。道端に出てきている春の野草を地面すれすれで写す。こういうときは液晶でローアングルで写せるので楽だが、ファインダーを覗いた方が、ピントが分かりやすい。
 こういうのは去年もやっていたが、場所が違う。
 次はネコヤナギに混ざって黄色い小さな花が咲いている。この木の花、子供の頃に買ったことがある。それを玄関先に植えて育てた。それでよく覚えている。名前は忘れたが、それほど高くならない低木。灌木とも言うのだろうか。生け垣にふさわしい。ネコヤナギもそうだ。
 それで白と黄色が混ざり合っていいはずだが、それはマンションの入口で、黄色は一本しかなかった。しかし通りに面しているので、写しやすかった。
 昼の喫茶店への往復は、散歩ではないが、通り道に畑があり、菜の花が咲いていたが、一本か二本だけ。
 また、豆が植えられていた。もう赤い花が咲いている。白い花もある。赤と言うより紫に近い。
 鳥が来ていて、サラダの時間なのか、葉っぱを食べていた。これは別の野菜だ。鳥の餌を育てているわけではなさそうだが、パリパリと食べていた。大きい目の鳥だ。ムクドリだろうか。怖い頭をしている。ムクドリ狩りだ。頭の毛が尖っている。
このあたりはソニーのα6000と望遠。流石望遠を持ち出すと写すものが多くなる。
 ドブにかかる土管の穴とか。畑の畝のようなところに咲いているスミレとか。ここは託児所になったのだろうか。その庭だろうか。神木の真下。聖域なのだが。
 神木の根はかなり横に伸びているはず。
 次は猫、いつもの二匹の猫が場所違いで寝ていた。喧嘩をしたわけではないだろうが、場所違いは珍しい。それぞれ居たいところがあるのだろう。
 桔梗のような花が咲いているが、季節が違うので、別の花だろう。紫色の朝顔と同色。これは庭園にあり、植えたもの。しも草風だが花が咲く。
 その庭園の椿が散って地面が真っ赤。これも去年写している。
 桜の蕾をアップで写す。300ミリ少しの望遠だが1メートルまでしか寄れない。しかしピントはいい。合いにくいときはいきなり望遠にしないで、80ミリあたりで一度ピントを合わせ、そのままズームすればいい。ただしもう一度シャッターを半押しにし、ピントを取りに行かないと駄目だが、このときは合う。それにファインダーでも背景ではなく蕾を認識しているのが分かる。ズームしてもピントが変わらないカメラもある。パナソニックの動画の得意なネオ一眼などだ。
 あとは木蓮だろうか。白いが咲きかけだ。いい形の花びらがないので、横から写す。
 そして戻りのラストは、久しぶりの夕焼け前。太陽はまだ高い。しかし雲がかかっていて眩しくないので、写す。
 
 最近はミラーレスなどを使っているが、望遠側が頼りない。それでポケットに旅カメラなどを入れているのだが720ミリまで。もっと長いのが欲しいと思うのは鳥を撮すときだろう。
 最近気に入っているのはパナソニックのネオ一眼で、ネオ一眼の中でも一番安いのだが、これが結構よく写る。ミラーレスよりも、こちらの方がいいのではないかと思いながら、ミラーレスを使っているのだが、これは何だろう。
 いつも思うのだが、レンズ交換式のミラーレスなどを使っていると、不自由を感じる。
 今朝はそれでパナソニックのミラーレス。20から1200までの画角。これなら文句はない。ネオ一眼の利便性を考えると、ミラーレスは不便だと感じるのは自然だろう。そういう意味でもミラーレスは望遠をは無視した方がいいのかもしれない。
 
 

■■ 2021年3月9日(火) 午前11時08分
 
 今朝は晴れており、少し暖かいかもしれない。布団から出たとき、寒さがない。起きた直後は身体が温かいのだが、寒い日はその限りではない。または体調にもよる。
 久しぶりに晴れているように思うが、長持ちするのだろうか。最近は夕方前は曇っていたりする日が多いし、その時間から寒くなったりする。
 まあ、朝のスタートが晴れていて、気温もまずまずだと、それだけでもよかったりする。滑り出しはいいが、あとが悪くても。
 ただの天気なので、そこで何かがあったわけではない。
 今朝は少し遅い目に起きたので、朝の喫茶店ではいつもあとから来る人が先に座っていた。といっても二人だ。
 朝一番の客はもう来て帰ったのだろうか。その客も来ていない日があるようだ。
 それまで行っていたファスト系の喫茶店など遠い昔の話のように思えたりする。その近くを通るのだが、意識の中にない。たまにその後どうなったのかと思い出し、近くを通るとき、ちらっと見るのだが、まだシートが内側から貼られている。だから、まだメンテナンス中。長期休業となっていたが、本当に長い。しかし、やめるとは書かれていない。あくまでも休業。お休み。だから休みが終われば再開するのだろう。その期間が分からない。
 朝の喫茶店へ行くとき、信号待ちがある。そこから斜め向こうに見えるので、確認することが出来る。
 しかし、再開しても、行く機会があるかどうかだ。
 寒さが抜け出し、暖かさが増し出すと、春を感じる。まあ、その前に今は春だと言うことを知っているので、頭は先にそれを感じる。しかし、身体は別。冬も春もない。皮膚が気温に反応しているだけ。ただ反応するのは気温だけではない。こちらの方が直接的で、リアル。
 今朝のお供のカメラは富士の水中カメラ。いい天気なのに防水カメラどころか、水中カメラなど必要ではないのだが、カメラがフラットで、レンズの出し入れがない。ずっとフラットなまま。撮影後、すぐにポケットに入れたいのに、レンズがまだ縮んでくれないカメラもある。まだ書き込んでいたりとか。
 スペック的には大したことがないというより、最低限のスペックで、コンパクト系の中でも低い方。しかし、何故か扱いやすい。
 水中カメラなので、バッテリーやカードや接続穴が入っているところのカバーが頑丈。水が入らないように。そのためダイヤル錠を開けるとき、指が痛いが。ここだけはハードなカメラ。
 ただ一機種だけ生き延びているファインピクセル系のカメラ。
 ただ、レンズ交換ができない単焦点固定のカメラもある。見た目、コンパクトデジカメだが。28ミリレンズが付いている。35ミリ付きの高級コンパクト系のあとに出たカメラ。28ミリだけでいいのなら、このカメラがいいのだが。これは珍品だろう。
 しかし、水中カメラほどには気楽に扱えない。
 
散歩撮影
 昨日の朝の喫茶店からの戻り道散歩。カメラはペンタックスのK70。レンズは28ミリから400ミリ手前までの高倍率標準ズーム。まあ、一応何でも撮れる画角だが、広角は28ミリ止まり。望遠も超望遠とまではいかない。だから大人しい高倍率標準ズーム。
 そして写りもペンタックスは大人しい。絵が優しい。柔らかな描写で、カリカリの絵ではない。そして色の出方が、少しだけ違うが、それほど目立ったものではない。緑色が綺麗だ。
 寒桜コースは数日続いているので、飽きたので、適当に写す。同じ絵になるので。しかし、メジロではなく、雀が来ていた。遠いので目立たない。雀を写したのだが、小さすぎて、探さないと分からない程度。
 しかし、マメ科の野草が赤い花を付けていた。非常に小さい。豆がなる。最近咲き出している。
 まあ、散歩がメインで、撮影は適当。だからあまり写さなかったが、大人しいタッチもいいものだ。やはり光学式のファインダーは見やすい。それだけで十分だろう。
 こういうカメラに50ミリ標準ズームだけを付けて写すのも悪くはない。フィルム時代のMXなどで、それをやっていたのを思い出す。しかし、フィルム時代よりも、デジカメになってからの方が大きく重い。
 しかしミラーレスになってから軽く小さくなった。 ただし、ミラーレスの普及機で、フルサイズまで行くと、また戻ってしまう。大きく重い。昔のフィルム時代に比べての話だが。
 今年も誕生日カメラを買ってもいい月になっているが、誕生日を越えてからでいいだろう。
 
 

■■ 2021年3月8日(月) 午前10時39分
 
 今朝は少し曇っている。雨ではないだけましだろうか。曇りと晴れと雨の混合。どれでもお好きなようにと言う感じの天気。季節の変わり目なので、そんなものだろう。
 気温は高い目でもなく、低い目でもない。しかし真冬の服装でないと、寒い。起きたときは寒さを感じなかったので、暖かい方だろう。三月も中頃に入ってきているので、当然。
 四月が見えてきているが、四月でも寒い日があるので、真冬の服装だったりする。それと春服が着られるような暖かさになるので、それを着る。そこに寒い日や時間帯が来ると、余計に寒く感じる。薄着。真冬の服装なら問題はないのだが、春物だときつかったりする。
 気温はよく分からない。数値と体感温度は違うのだろう。ただ、寒いと思い、寒暖計をみると、下がっていると、安心する。しかし、室温というのはあまり変わらない。湿度計の方が反応がいいかもしれないが、雨が降っていれば湿気が強いというのは、見なくても分かる。また乾燥していると、喉とかが渇いたりしやすい。喉の潤いが少し違う。当然皮膚などでもそれが出るはずだが、そこまで見ていない。
 人にはそれなりにセンサーがあり、それは複数。感覚というやつだろう。犬や猫はもっと敏感かもしれない。空気を読むのが上手いのかもしれない。
 意外と影響があるのは気圧かもしれない。
 今朝は早い目に喫茶店に行ったので、まだ開いていないかもしれないと思い、ゆっくりと自転車で来たのだが、しっかりと開いていた。しかし客は誰もいなかった。開けていても、客が来ないのなら、もっと遅い目に開けてもいいと思うかもしれない。そして、今朝は朝一番の客は来ていない。毎朝ではないのかもしれないし、既に来ていて、帰ったのかもしれない。滞在時間の短い客で、コーヒーをがぶっと飲むと、さっと帰る。
 毎朝見かける人も、いたり、いなかったり。それぞれ事情があるのだろう。
 その事情は分かりやすいものから、分かりにくいものまで様々。また、言えない事情もあるだろう。
 
散歩撮影
 昨日、朝の喫茶店からの戻りは、スタンダードコースの自転車散歩。前日も行ったので、簡単に。
 寒桜満開も変わらず。しかし、メジロが来ていたのでそれを写す。カメラはパナソニックのミラーレスと、旅カメラ。ミラーレスの方は50ミリ単体レンズだけなので、無理。それで旅カメラの720ミリで切り取る。朝は、これが収穫。まさに狩りだ。
 夕方前の徒歩散歩は、前日と同じような天気。朝は晴れ間があったので、それも前日と同じ。しかし、気温は少しだけ高いので助かる。
 第四折り返し地点まで行けた翌日だが、同じことをする。その先はない。そこまで歩かないので。
 楽になっているが、多少は怠いとか痛いとかはある。歩いていなかったので、そういうことになったが、日常移動では問題はない。ただ、徒歩散歩になると、厳しかった。
 この徒歩散歩。既に目的を果たしたので、終えてもいいのだが、ヨレヨレの老人でも簡単に歩けるような距離。そういう人は毎日歩いているのだろう。
 スピードも少し出てきた。初日はゾンビ歩き。最近はスイスイとまではいかないが、気にしないで歩ける。あまり急ぎ足になると怠くなるが、まあ、信号待ちとか、ちょい写して立ち止まることがあるので、歩き続けているわけではない。
 かなりな年の老農夫は完全に腰が曲がっているのだが、自転車に乗れる。それを遠くから写す。
 カメラはオリンパスのミラーレスと、300ミリまでの高倍率標準ズーム。まあ、望遠寄りだが。
 300ミリでは遠いので、デジタルテレコンで600ミリまで上げるが、まだ小さい。まあ、ネオ一眼で1400ミリ近くで写したりしているので、600ミリ程度は無理な距離。あまり近付くと、分かってしまうので、寄れない。近いと分かってしまうので、それを避けるため、距離を置くため、超望遠を使っているだけ。
 そしてファインダー撮影などは無理。写していること、丸わかり。
 それで腰のところで構えて、液晶を立てて写すが、このカメラ、AFのフレームが何処にあるのか分からない。黒枠なのだ。見えない。まあ、中央部にあるのあろうが、ピンポイントなので、外しやすい。
 広域AFにすると、とんでもないところにあってしまうことが多い。近くの木とかに。
 ここで立ち止まったので、いい休憩になった。どちらにしても薄暗いので、条件が悪い。
 次は折り返し地点から戻るとき、黄色い花を写す。地面すれすれ。これもしゃがみ込んで液晶を立てて写すが、最短撮影距離が長いので、広角では無理。花が小さくなりすぎる。それで、望遠で写すが、今度は背景の通り道などが入らない。やはり広角でぐっと寄って写したいところだが、高倍率ズームなので、そこが厳しい。これがキヤノンネオ一眼なら超広角で0センチまで寄れる。
 それで、ミラーレス画質だが、今一つの花だった。まあ、薄暗いので、そんなものだ。光線具合が悪いと、どのカメラでも冴えない画質になる。
 鳥が止まっていたのだが、それも写すが、遠い。300ミリでは無理。まあ、鳥だとは分かるが。鳥だけを抜くと逆に図鑑になってしまい、風情がない。
 デジタルテレコンを使うが、写りは今一つ。やはり暗いためだろう。いい光ではない。だからそんなものだろう。
 そのすぐ後ろに先ほどの老農夫がいるので、そっと写す。このときもAFポイントが黒い線なので、液晶では見えない。せめて白だと分かるのだが。
 表示はあるのだが、黒なので見えないので、カンで画面の中央部を探して、そこで写す。合焦すると黒い枠が緑に変わる。それでやっとAFフレームが見えた。遅い。最初から緑なら、見えたのに。白でもいいが、黒は見えない。それに細い囲み線なので。
 ファインダーを覗けば分かるのだが、それができないときは、カンで真ん中を見付けるしかない。背面液晶撮影ででは少ししんどいカメラだ。
 色が変えられるオプションがあるのかもしれないが、このカメラのメニュー画面。迷路。辿り着けなかったりする。
 そのあと、煙草が切れたので、コンビニへ寄る。それで歩く距離が増えた。
 まあ、天気が天気なので、ここ数日の徒歩散歩。雨が降りそうな日もあったり、あまりいい印象はない。
 今朝のお供のカメラはペンタックスの一眼レフ。ミラーレスに比べると重いが、重いレンズを付ければミラーレスも重いものになるが。
 写す気満々で、鞄に入れたわけではないが、今朝も寄り道散歩に出るかもしれない。これは気分次第。
 そしてこのペンタックス一眼、のんびり出来る。長閑なカメラなので。
 最近は富士のミラーレスが気になっている。それでいろいろと調べていたのだが、最新機よりも、旧機だが、トップ機だったT3がいいのではないかと思われる。T30とかS10とかコンパクトなE系もあるのだが、値段が変わらない。T4が出ているためだろう。最新機と僅かな値段の違い。それだけ大きく重くなるが、望遠を付けているときは、小さいボディーでは逆に手が痛い。
 T3になると、ファインダーが大きくなる。解像力もよくなる。ここが大きい。
 T30も旧型になったが、T3との値段差はそれほどないのだ。当然、その後に出た最新機よりも安い。
 富士のデジカメなら、今は、これだろう。ただ、お散歩カメラとしては大きく重いが、望遠ズームを付けたときは、バランスがいいはず。グリップもそれなりにある。
 
 
 
■■ 2021年3月7日(日) 午前10時56分
 
 今朝は晴れているが寒い。風はましなので、助かる。まだまだ真冬の服装が必要。春物はまだ早いような気がするが、暖かい日もある。20度近い気温になっていた日もあるが、長くは続かなかったようだ。それがあるので、春物に替えるわけにはいかない。それと暖かい日でも冬服のままが多い。春物を出してきても、すぐに引っ込めないといけないので。
 しかし、春向けの偽ウール地のオーバー風なジャケットを着たこともある。着られた日があったのだ。数日以上、十日以上、もっと前かもしれない。まだ真冬ではないか。
 そんな日があったので、驚くほど。
 今年の二月の真冬、冬の底、それがなかった。お返しで三月が寒いかもしれないが、まあ、暖かくなってくる時期なので、逃げ切るだろう。
 まあ、朝起きてみないと分からないということ。天気も体調もそうだろう。しかし昨日のように、夕方から寒くなりだすと、その朝も寒かったりする。今朝のことだが。
 そのため、予測できるかもしれない。
 今朝は風は弱いが、風が冷たい。陽射しはあるのだが、寒い。底冷えと言うほどではないが、ベースが低いのだろう。
 朝の喫茶店。これはもう個人喫茶で、ファスト店は閉まったままなので、朝の喫茶店といえば、個人喫茶のことになる。その置き看板の手前に自転車が止まっていた。久しぶりだ。たまに止まっている自転車とタイプが違う。それをパチコンやの前で確認する。止まっておればパチンコ屋の入口に止めることになっている。
 赤い自転車で、初めて見る。中に入ってみると、それらしい人が二人いる。どちらかだ。
 一人は奥にいる小柄な老人。同じニット帽を被っている。烏帽子のように立てて。若い人が被るときは頭蓋骨の形になるように丸く被る。深く被るということだ。または立った烏帽子の先を後ろへ倒すか押さえる。
 このニット帽。正ちゃん帽とかスキー帽とかいわれていた。これを普通の帽子に変えるのはまだまだ早い。それにマフラーもまだまだまだ必要。しかし、暖かい昼間などは暑苦しく感じることがある。
 
散歩撮影
 昨日の朝は喫茶店からの戻り道、大回り散歩を久しぶりにする。結構暖かいので。少し間が開いたが、連日だと同じような絵になるため。
 朝の喫茶店でお菓子を食べる。ケーキとか、菓子パンとかも。注文したわけではない。ほとんどは甘いもの。中にはカレーパンもある。
 客のお婆さんが持ってくるのだ。そのお裾分け。しかし、手渡しではなく、店の人が皿に乗せて、フォークなども添えてくる。まるで注文した店の品のように。
 昨日はアップルパイのようなのを食べる。三角に切ってある。生地の方が美味しい。近くに行列の出来るパン屋があり、そこで買ってくるようだ。
 朝から甘いもの。しかし皿に載せて持ってくるので、その場で食べてしまう。糖尿になりそうだ。
 それで散歩だが、徒歩散歩ではなく、自転車散歩。寒桜見学。既に満開で、それをスマホで写している人がいる。これも前回見た。
 ただ、しばらく間が開いたので、満開になっていたようだ。
 カメラはパナソニックの水中カメラと予備で旅カメラ。しかし、水中カメラをメインにして写す。花びらのアップを写すとか、メジロを抜くとかでなければ128ミリまであれば何とかなる。昔でいえば135ミリの望遠を持ってきたようなもの。
 鳥はいたようだが、人がいるので、他所へ行ったのだろう。ある距離までなら、逃げない。
 寒桜と同時に、椿や山茶花が元気。また、春の草花が咲いているが、前回と同じ。
 桜を遠くから写す。これは流石に水中カメラでは届かないので、旅カメラで写す。
 椿が地面に落ちて、仲良く並んでいるので、それを水中カメラで写す。そんな並び方はしないはずなので、誰かが並べたのだろう。
 寒桜と椿。去年も同じものを写していたように思われる。
 次はソメイヨシノが咲くが、まだまだ先。そして葉桜となりかけ、緑が加わり、いい色目になる。これも去年も写した。
 カメラは水中カメラではなく、旅カメラだけでよかったような気もする。雨も降っていないし。
 
徒歩散歩
 徒歩散歩五日目だろうか。
 昨日は曇っており、雨が降りそう。そして暖かかったのだがガクンと気温が下がった。いつもの時間なら夕日がまだ見えていそうだが、全くなく。薄暗い。
 しかし、第四折り返し地点まで楽に行けた。まあ、途中で横断待ちや、信号待ちがあるので、休憩はしているが。
 雀が群がっており、列をなして電線に止まっていた。ここでも大休止。数枚写したので、手押し車の老婆が近付いて来たが、車道に避けてくれた。前を通ってもいいのに。別に大事なことをしているわけではない。まあ、お陰で雀は逃げなかったが。
 しかし、逃げても大事を逸したようなことではない。
 カメラは前日はソニーのα6000だったが、今回はパナソニックのGX7で、カメラの形は似ている。軍艦部の突飛がないフラットタイプ。そこに昔から持っている望遠電動ズームを付ける。手ぶれ補正1.5段とか2段とかで、頼りないが、GX7はボディー内手ぶれ補正があるので、問題はない。
 流石にポケットに入らないので、トートバッグに入れる。手提げしながらの撮影。ショルダーにもなるが、紐が短いので、窮屈。
 また、散歩なので、ノートパソコンは入れていないので、軽い。逆に軽いと肩にフィットしてくれないが。
 もう薄暗い中での鳥で、これは期待できないが、何とかなっていた。
 こういう休憩があるので、第四折り返し地点まで楽に行けた。
 足は痛くない。少し怠いだけ。この第四折り返しコースがスタンダードコースで、それより先へは行かない。だから徒歩散歩の標準コースに乗ることが出来た。
 マンション前に汚い畑があり、ドラム缶などがある。燃やすためのものだ。それを写す。鳥はファインダー撮影だが、こういうのは背面液晶だけで十分。
 黄色い花が萎んでいた。咲いていない。時間によるのだろう。それを写す。
 そしてまた畑、いつもの老農夫の畑で、カボチャが一つ転がっていた。置いているのだろうか。家の前で売るのだろうか。以前買ったことがある。
 この徒歩散歩コース。撮影コースにはなりにくい。
 今回は久しぶりなので、少しだけ変化があったが、このあとは、そのままだろう。
 パナソニックのGX7に望遠ズームなので、ポケットには入らないが。
 今朝は50ミリ単焦点レンズを付けて、鞄の中に入れた。
 喫茶店までの道とかをちょい写しするとき、最初から50ミリだと距離間が丁度いい。広角だと拡がりすぎるので。
 至近距離では背景はボケボケ。このGX7系にライカレンズを付けたキットも売られているほど。当然50ミリだ。定番の散歩カメラセット、ストリートフォト。しかし同じ50ミリでもパナソニック版なので、安い。
 それで今朝は広角でも望遠でもなく、大人しい50ミリ標準レンズ。一本だけ持っている単焦点レンズだ。
 こういう50ミリ単焦点レンズだけで済むのなら楽な話だ。
 信号待ちなどで、さっと液晶で手かざしで写すとき、その重さが丁度いい。軽すぎると、フラフラするので。
 
 

■■ 2021年3月6日(土) 午前10時48分
 
 今朝は雲が多いが、青空も少しある。陽射しが出るときもあるが、風が強い。これはビル風かもしれない。そこを通過すると、それほど強くはない。それで今日は風の強い日だと勘違いしそう。
 といって穏やかな日でもなさそうで、ビル風が強いのもそのためだろう。ただ分かっているのは暖かい。少し寒い日があったので、それに合わせて真冬の服装だが、それが緩み、戻ったのだろう。春に向かう暖かい日が続いていたので、再スタート。しかし、また天気が崩れたり、寒くなる。まあ、その繰り返し。三寒四温とかの言葉もあれば、三歩進んで二歩下がるもある。一歩進んで二歩下がるでは、後退だ。しかし、有り得る。下がりっぱなしではなく、進むこともある。しかし、全体から見れば後退しているが。
 しかし、その一歩が二歩になる可能性があるので、下がりっぱなしよりもいい。後退しながらの一歩の前進は期待できる。その一歩が芽になり、伸びるかもしれないので。二歩下がって一歩進むが二歩下がって二歩進むとなると同点。それが二歩下がって三歩進むになれば、前進に変わる。前へ進んでいることになる。時々下がるが。
 進んだり後退したりはどちらへ転ぶか分からない。進みっぱなしよりも、後退しっぱなしよりも複雑だ。
 まあ、前進していても、たまには後退するだろうし、後退していてもたまには前に出るだろう。
 一進一退という言葉もある。色々な言葉があるのだが、そのモデルがあったのだろう。まあ、状況により、言い方が変わったりする。
 
 一太郎の2021年版が出ているはずだが、すっかり忘れていた。買うとしても一太郎だけの一番安いバージョンでいい。ATOKが付いてくるので、それ狙い。そこだけが実用性が高いが、少しだけ賢くなっている程度だろう。分からないほどの変化かもしれないが。
 まあ、これは気分次第。最新の日本語変換ソフトを入れている方が気分がいい程度なので。
 絶対に必要なものではない。
 
徒歩散歩撮影
 徒歩散歩四日目。あいにくの雨だが、降っていない時間帯だったようなので、傘を持たないで行く。
 カメラはパナソニックの水中カメラにしようかと思ったが、濡れないのでソニーのα6000に標準ズームを付けて出る。ギリギリポケットに入るが、出し入れのとき引っかかるので鞄の前ポケットに入れた。そこなら入るが、別の小物も入っている。一番アクセスがいい。
 前回は第二折り返し地点まで行ったと思う。その前も第二だったので、第二は二回。今回は第三折り返し地点を狙う。
 第一折り返し地点までは楽だったのだが、第二に来たとき、足が怠くなりだしたが、それは前回と同じ。そのまま第三折り返し点まで同じペースで進む。怠さは同じ。これなら行ける。
 それで無事距離を伸ばしたが、いつも歩いているコースの折り返し点はその先。見えているし、僅かな距離だが、折角第三折り返し点があるのだから、そこで折り返す。
 同じ距離をまた戻るのだが、すぐに花を見付けたので、それで立ち止まる。これが休憩になる。写している間。
 流石ミラーレス、ピントが浅い。これはかなり難しい。しっかりと合わすところ決めなと、いけない。ピントが来ていない花びらもある。損をした感じ。その見返りで、背景はボケるのだが。別にどうでもいいようなことだ。
 次は杭などを写す。これでまた足が止まるので、休憩になる。数秒だが、足は回復する。
 行くときよりも帰りときの方がきついので、休憩が効く。これならもっといけそうだが。だから写真を写すのが休憩。しかし被写体が少ない場所なので、これは探さないと見付からない。
 杭の写真は杭だけにピントが来て、背景はボケボケ。色目が綺麗だ。雨上がりではないが、それに近いので、いい感じだった。
 そのあと廃屋ではないが、庭だけが残っている家がある。農家だろう。ジャングルのようになっていたが、少し掃除したようだ。中は見えにくかったが、垣根を抜いたのか、全容が分かった。
 立派な庭。元々は庭園風。
 それで残っているものが並べられていたのだが、何かの呪文のよう。
 写真としては弱いが、痕跡としてはいい感じだ。庭だった痕跡が。
 梅の花が咲いていたが、硝子瓶に生けられていた。土から生えていなかったので、妙だった。梅の木は庭にもあるのだが。
 まあ、そこまで立ち止まる箇所が多いと、流石に楽。
 そして雨も降らなかったので、助かった。
 長く歩いていないとき、このコースで折り返し点を伸ばすことにしている。
 ミラーレスはピントが浅いので、ラフに写せない。パナソニックの水中カメラで適当に写した方がよかったかもしれない。
 このカメラは夜でも写せる。夜道でも。ただし合成だが、旅カメラよりもしっかり写るので不思議だ。まあ、広角端に限られるが。
 28から120ミリほどしかないが、標準ズーム機としてなら、望遠側に少し伸びているように見えるが。
 まあ、ズームも使いにくいので、立ち上がりの28ミリで写す方が多い。ただ128ミリ側で30センチまで寄れるので、これは便利。そのかわり広角端は5センチ。ただ、レンズ先端といっても、先端がない。レンズが飛び出さないタイプのためだ。だからフィルム面からの計算に近いので、かなり寄れるということだ。
 よく使っている24から720の旅カメラよりも、こちらの方がよかったりする。ちなみのこのカメラ、水中カメラだがファインダーが付いている。
 徒歩散歩というより、決まったコースを前を見て歩くだけで、これといった被写体がないので、このカメラで十分かもしれない。
 自転車に乗っての移動撮影では望遠がある方が好ましいが。
 それに徒歩散歩は、ポケットに入るカメラがいい。鞄は邪魔だ。
 今朝は思い出したように、そのパナソニックの水中カメラを持ち出す。ラフに写せるので、背面液晶をよく見ないで、写している。
 防水防塵パラショックなので、頑丈。使わないときは鞄の中に入れっぱなしでもいいほど。しかし、鞄の中に入れたのを忘れていたりしそうだが。
 こういうカメラを散歩カメラとして使うのもいいかもしれない。雨の日だけに活躍させるのは惜しい。
 小型軽量のミラーレスよりも、こちらの方が機動力がある。
 パナソニックから小型軽量のミラーレスが出ているのだが、気にはしている。動画用とされているが、ウェブ上に上げる動画用だろう。当然普通の写真も写せる。それよりも、ファイダーが豪華。上級機並みだ。解像力と像倍率が高い。しかし、接眼レンズはどうだろうか。
 まあ、ファインダーがいいと、気持ちがいい。それだけのことだが。
 カメラの小ささ軽さから考えると、オーバースペックなほどのファインダーだ。覗いたことがないので分からないが。
 
 
 
■■ 2021年3月5日(金) 午前10時50分
 
 今朝は雨。幸い小雨。傘を差さなくてもいい程度だったが、濡れていくのが分かるほどの降り方になってきたが、そこまで濡れれば、同じことだと思い、傘は差さなかった。風はそれほどなかったのだが、自転車で傘は相性が悪い。風だけの問題だが。
 こういうときツルッとしたダウンジャケットは濡れるとすぐに分かるし、水滴がつく。雨に降られたことが丸わかりだ。水を弾かないタイプだと分からない。また水で色が変わらないようなタイプだと。
 しかし、服が吸い込んでいるので、重くなったりする。雨量計だ。重かった分、雨量となる。
 まあ、水を弾くダウンジャケットは防水性があるが、完全防水ではない。しかし、分厚いので、染み込むまで時間がかかるだろう。だから水を弾かなくてもよかったりする。余程長い時間なら別だが、日常範囲、一寸移動するだけなら、問題はない。
 気温は高い目のようだが、それほど暖かいわけではない。しかし、冷たい雨ではなかっただけ幸い。晴れたり曇ったり雨が降ったりで忙しい。ベースの天気が見えない。春先はそんなものだろう。ひと雨ごとに暖かくなると言われている季節。
 雨が雪に変わる季節の逆。ただ、大阪方面は滅多に雪は降らない。ちらっと舞うのを今冬二回か三回見た程度。積もるほどではなかった。雪景色の年もあったが、何年前だろうか。ただ、一日か二日程度。
 しかし、大阪平野内で、山地に入ると、また別だろう。ただ、伊丹には山はない。坂はあるが。
 今年は雛祭りがあっという間に過ぎてしまった。いつも前を通るピアノ教室に季節ごとのパネルが出るのだが、御雛さんはないのだろう。西洋の絵本のようなタッチのパネルなので、雛祭りに該当するものがないのかもしれない。クリスマスが得意なようだ。ただ、節分のときは鬼の面が飾ってあった。タッチが違う。
 朝の喫茶店は煙草屋でもあるのだが、御雛さんが飾ってある。店内のテーブルに花があるので、そういう飾り付けが好きなのかもしれない。大した花ではなく、そのへんに咲いているようなもの。鉢植えでよく見かける。また、店の横の路地に鉢植えがあり、薔薇とかがある。その他、色々あるようで、咲けば硝子瓶に差すのだろう。花がないときは、茎と葉っぱだけ。観葉植物として売られているものもあるが、ただの木の枝だったりするし、草だったりする。
 しかしトイレにはしっかりとした花が飾ってある。これは花屋で買わないとないような花束。御雛さんもそこに飾ってある。
 喫茶店に御雛さんがあるのだが、気付かなかった。
 日々の暮らしや営みに、そういった飾り物が加わり、セットになっているのだろう。まあ、客商売なので、見る人がいる。客に見せるというより、自分が見たいのかもしれない。
 今朝は雨なので、お供のカメラはパナソニックの旅カメラ。防水性はないが、さっと出して、さっと撮せば、それほど濡れない。
 部屋を出る前にネットを見ると、ニコンのミラーレスの広告があった。一番安い50だろう。二桁台のカメラ。生活に寄り添う、とコピーが入っていた。そう出たかと言う感じだ。
 しかし、このカメラでなければ生活に寄り添えないわけではない。同じことは他のメーカーのカメラや機種でも出来るが、ニコンでやってくださいということだろう。
 コンパクト系に比べれば、少し大きいし、重い。しかしグリップがしっかりとしており、ファインダーの見え方が良いらしい。軍艦部の飛び出しが伊達ではない。接眼部のレンズが豪華。
 こういうオーソドックスでスタンダードなカメラは地味だが安心感がある。
 しかし、日常の中で、このカメラを持ち出すには鞄がいるだろう。ポケットには入らないが、ギリギリ入っても重いものをポケットに入れていると、厳しかったりするので、鞄に突っ込んでいた方がいいのだろう。
 
徒歩散歩
 三日目。距離は前日と同じだが、休憩なしで歩いた。前日よりも楽。距離を伸ばしたかったが、戻りがきついので、頑張らなかった。
 初日は足が痛かったが、三日目はまし。次は折り返し地点を一つ伸ばすことが出来そうだ。
 カメラはオリンパスペン10をポケットに入れて出たが、そのコースではほとんど写すものがない。老農夫が畑に出ていたが、そこが屋外物置のようになっている。それを写した程度。老農夫は他にも畑を持っている。このあたりの地主だ。すぐ横に大きな農家がある。だから家の前の畑だろう。その畑の作物は売り物ではなく、自分で食べているようだが、多いのか、屋敷前で売っている。
 買いに来た住宅地の人の方が貧しかったりしそうだ。他にも似たような畑を持っている。また、米も作っている。これも売りものではないようだ。
 機械類はもの凄くあり、ガレージがあるほど。サンダーバードの発着場のようになっている。
 しかし、滅多に機械で何かをやっているのを見かけない。鍬だ。
 それを写すのに、一秒ほど止まっただけ。
 まあ、カメラは適当なので、よかった。
 
 

■■ 2021年3月4日(木) 午前10時50分
 
 今朝は晴れており暖かくなっているが、室内は寒い。だから日陰は寒い。陽射しのある外は暖かい。陽も明るく、眩しいほど。太陽を直接見たわけではないが、陽射しで街が明るい。通り道も明るい。日影になっているところは逆に暗く感じる。曇っておれば同じトーンになるので、そちらの方が見やすいかもしれない。明暗差、コントラストの問題。
 少し寒い日が続いていたので、今度は暖かい日が少しは続くのだろう。そしてまた寒い日がポツンと来る。雨も降るだろう。そういう繰り返しだが、徐々に全体的に暖かくなっていくはず。そして、夏になると、もういらないというほどの暖かさ、暑さになるが。
 歩道に黄色い梅が咲いている。梅の並木道ではないが、数本ある。このあたり梅之木町が近いためだろうか。梅なのでそれほど高くはならない。だから伸びすぎて電線に当たることも少ないので、手入れしやすいかもしれない。何故黄色い梅なのかは分からない。それも植えるときに決めたのだろう。白では地味だし、赤では派手。しかし、本当に梅なのかどうかは確認していない。だが、この黄色い梅、庭先や玄関口でよく見かける。以前はそれを梅だとは知らなかった。黄色いためだ。
 別の場所で同じようなのが咲いており、木に名札が掛かっており「ろうばい」と書かれていた。それにも近いが、よく分からない。枝振りに特徴があればいいのだが。梅にも種類があり、小梅という小さな梅もある。背が低い。昔、畦道で苗を抜いてきて植えたことがある。子供の頃だ。赤い実がなった。食べることができた。
 その小梅泥棒をしたのは、今頃かもしれない。苗かと思ったが、別の木から出ているものだった。そのため、抜くのに力がいった。
 それから何十年も経つが、覚えているものは覚えているが、覚えていないものは覚えていない。あたりまえの話だが、何か印象がないと、何処かへ行ってしまうようだ。
 記憶は何処にあるのだろう。頭の中にファイル化されてあるのではなく、その都度作られるのではないかと思われる。そのままの記憶をストックするとすれば、何十年もの連続動画になる。あり得ない。そこまで容量は大きくないだろう。圧縮ファイルにするのかもしれないが、これはこれで最新の研究であるところまで分かっているのだろう。
 まあ、それよりも想像や思い付きで考える方が楽しいかもしれない。ただ、人には言わない方がいいが。
 梅のことを思い出すと、他のことも思い出す。しかし、限りはある。
 
徒歩散歩
 前日珍しく徒歩散歩に出たのだが、足が重くて怠くて、すぐに引き返してきた。散歩どころではない。まあ、この徒歩散歩は散歩ではなく、決まったコースを歩くもので、一本道。だからウロウロする散歩ではない。
 それで、二回目は、もう少し距離を伸ばそうと、頑張ってみた。折り返し地点が無数にあり、車道のこちら側の歩道から、あちら側の歩道へ渡り、戻ってくるコース。
 前日よりもひとつ向こうの折り返し場所まで足を伸ばしたが、それ以上は厳しい。怠いし痛い。歩いていない証拠だ。
 外をウロウロしているが、それは自転車。だから筋肉や筋の使い方が違うのだろう。
 折り返し地点からの戻りは、畑に菜の花が咲いていたので、それを写す。そこで立ち止まったので、これが休憩。パナソニックの旅カメラとソニーのα6000を持って出た。ソニー側は望遠ズーム。取り出すのが面倒なので、ほとんどパナソニックで写したが、菜の花だけはα6000を出した。手間取った方が休憩時間が長くなるので。
 写りは似たようなものだが、α6000の方が色目が濃い。パナソニックはさっぱりとしており、スケッチ風。
 まあ、見た目は分からない。
 さっと撮しただけなので、休憩とまではいかないが、足は少し楽になった。
 あまり距離を伸ばすと戻りが厳しくなるので、余裕のあるところで、折り返した方がよい。
 といっても僅かな距離。
 次回の目安は、目ではなく、足に聞け、ということだ。
 まだ寒いが日が長くなってきたので、出やすくなった。しかし寒いと、そちらの方が足よりも厳しかったりしそうだが。
 そして戻ってきて、少ししてスーパーへ自転車で行くが、途中まで同じ道。スイスイ進む。スーパーまでは歩いて行ける距離だが、近所の人はほとんどが自転車。荷物を持って戻るとなると、大変なためだろう。
 雛祭りだったのか、雛祭り寿司があった。高いので、売れ残っていた。ちらし寿司だ。海鮮。
 アルミ鍋焼きうどんが半額。賞味期限間際のため。前回も買ったような気がするが。
 どちらにしてもご飯もおかずも切れていたので、寿司買いが目的。しかし、遅かったのか、売り切れていた。弁当類も全滅。もし残っておれば半額だろう。
 余計なものは買わないつもりだったが、潰れたら子、明太子だ。潰れている。だから安い。食欲がないときは、これで捗る。
 あとは野菜の煮込み鍋に入れる絹こし厚揚げなどを買う。練り物でも良いのだが。
 徒歩よりは楽だが、自転車は寒い。
 
 パナソニックの旅カメラの話ばかりしているが、実はキヤノンもそれを越えるものを出している。ネオ一眼の話のときに度々出てくるSX70がそうで、キヤノンらしさがある。ただ、コンパクト系だけの話かもしれないが、動作が早いのだ。とにかくレスポンスが良い。だからポケットに入るキヤノンの旅カメラSX730も例外ではない。これは旧製品で、ひと世代前の機種だが、とにかく早い。AFだけではなく、動作が早い。ネオ一眼とほぼ共通している。
 散歩カメラ、街写しカメラとしてなら、この動作の速さは重宝する。特にスナップのとき。
 では何処が早いのか。それはズーム。ズームだけなら他機種も早いが、モニターが追従しない。だからピントが合わない状態で望遠にいってしまう。ぼんやりしているので、何処で止めて良いのか分からないので、途中下車のように、一度シャッターを半押しし、ピントを貰いにいかないといけない。ところがキヤノンは望遠端までノンストップで行ける。ピントの追従性が良いのだろう。そう言うのに強いはずのソニーはニコンやパナソニックと同レベル。コンパクト系はとりあえずピントを取りに行く。AFもスタートしている。とりあえず何処かに合わせ続けないとぼんやりとした画面になるので。
 これが早いのでネオ一眼撮影では、このカメラをよく使っている。仕事が早い。
 そのポケット版の旅カメラも同じように早い。またボタン類の反応も早く、一押しで動く。少し押し続けないといけないタイプではなく。
 このキヤノンの旅カメラ、ファインダーがないので、あまり使っていない。それと優等生過ぎるので、愛嬌がない。
 ただ、写すのが邪魔臭いとき、ファインダーなど見ないし、町中では背面液晶で撮す方が多い。だから、別になくてもかまわないような気もする。それは最近の話だが。
 それだけにカメラが小さく軽い。ソニーの旅カメラほどではないが、小さい方だろう。
 ただ写りはソニーが良い。キヤノンはソフト。生活範囲内での明かりのある場所なら、暗くても何とか写る。ただし、夜景は難しいが。それはパナソニックも同じ。そんなときソニーなら、合成で何とかしてくれる。だから夜でも持ち出せる。
 まあ、キヤノン旅カメラは、ニコン、パナソニック、ソニーよりも動作が早いので、撮影が俊敏。スナップでは有利だろう。
 またちょい写しを繰り返す場合、電源を入れれば即ズームができるし、撮影後、さっと電源を切れば、スーとレンズが格納される。待たされない。遅いとポケットに仕舞えないので。
 望遠で一枚写し、すぐに広角寄りへ戻してもう一枚というとき、ズームが動かないカメラがある。キヤノンはしっかりと動く。だからストレスがない。
 また、自転車で坂の途中での撮影ではブレーキをかけながらなので片手撮影になるが、このカメラ右手だけで出来る。電源も右手だし、ズームも右手。
 パナソニックの旅カメラを触っていて、ふと思い出したのが、キヤノン版だった。望遠端は900ミリ少しある。
 このタイプの1インチタイプは以前書いたことがある。24から120まで。望遠撮影しないのなら、いい感じのズーム比だ。120ミリは135ミリに近いので、一応立派な望遠域。ポケットにも入る。やや横長なので、構えやすい。デザインはクラシカル系ではなく、実用系。ファインダーも付くがポップアップ式。
 このカメラ、キヤノンの一眼レフ入門機キットレンズ付きよりも高い。ポケットに入り、片手撮影も出来るのがミソで、それ以上にレンズが明るい。まあ、1インチ高級コンパクト戦争での後出しキヤノンカメラなので、よくできている。
 ライバル機はソニーが200ミリ、パナソニックは360ミリほどだろうか。敢えて120ミリと抑えてきたのは、レンズが暗くなるためだろう。
 
 

■■ 2021年3月3日(水) 午前10時41分
 
 今朝は晴れているが寒い。風も強い。昨日は雨が降っていたので、それよりもましだが、気温はガクンと下がっている。雨よりも晴れている方が良いが、冬並みに寒い。
 電気毛布を強くしていたのか、そうなっていたのか、暑苦しかったが、布団から出ると、寒い。布団の中では暖かい日になっているのだが、それは電気毛布。実際には寒い朝。
 雨と晴れが入れ替わったが、寒さが加わった。しかし風は昨日と同じで、強い目のまま。晴れていても寒いというのはまだまだ冬だということだろう。一日だけで判断するわけにはいかないが、昨日は気温だけでは春。その前の日は暑いほどの気温。ここは春だろう。
 数日暖かく、数日寒いというのが、この季節だろうか。他の季節でもあるかもしれないが、いちいち覚えていない。
 昨日は雨で、風も強いので、いつもの喫茶店へは行けなかったが、今朝は早い目に行ったためか、一番の客だったらしい。本当の一番の客もおり、その人はカウンター席に座り、コーヒーを飲めばさっと出る。滞在時間数分だ。その人が店の前に自転車を止めている人ではないかと思われる。しかし、すぐに出るので、いつもは止まっていないように見える。自転車は一台しか止められない。自転車置き場ではなく、ただの余地。
 今日は先に来たので、その人は止める場所がなかったのではないかと思われる。まあ、パチンコ屋もあるし、まだ開いていない店の前とかにも止められるが。
 寒桜は見に行っていないが、満開に近いだろう。ソメイヨシノはまだまだだと思われる。四月前後だろう。三月の末。早くてその頃、遅いと四月になってから。
 まあ、桜は通り道でも見かけるので、咲いていればすぐに分かる。まだ、その時期ではないので、注意して見ていないが。
 そのかわり梅がよく咲いている。満開に近い。桜のようにも見える梅。紛らわしい。特に白い梅は。黄色いと間違わない。赤くても。
 昨日は久しぶりに徒歩散歩をする。といっても僅かな距離を歩くだけ。数分だ。
 あまり歩いていないので、少し距離があると、足が出ない。それに遅い。それですぐに引き返した。これはコースがあり、折り返し地点がある。初日はそんなものだ。徒歩散歩に出ただけで十分。
 忍者が、すぐに伸びる草を飛び越える練習のようなもの。日ごと伸びるので、高くなる。最初は跨げるほど。飛ばなくてもいい。しかし、何処かで飛べない高さになる。楽しいのは最初の頃だろう。
 何処かで頭打ちするのだが、頭を打つ前にやめればいい。楽しいのは初心者の頃。伸び代があるためだろう。
 初心を忘れるな、という名言があるが、同じことをずっとやっていると、忘れるもの。始めに戻れではなく、心持ちだろう。いつも初心者の気持ちで臨む。まあ、いいことかもしれない。ただ、自然とそうなるのならいいが、意識しないと出来なかったりする。
 まあ、初心というより、初心者、入門クラスのままでいる方が良いのかもしれない。素人に一寸毛が生えている程度で。
 
パナソニックGX7周辺
 パナソニックのストリートファイターではなく、ストリートフォトカメラと呼ばれているのが、このGX7系。まあ、どのカメラでもストリートフォトは写せるし、またストリートフォトとは街写しが多いので、でんと構えて写す風景写真系とは違い、スナップ系。しかし、どのカメラでもスナップは写せるし、またでんと構えた風景や造形ものやマクロものや鳥や猫でもGX7は写せる。
 それを踏まえた上で見ていくと、散歩カメラや旅カメラも、似たようなもので、残るのは大きさ重さ携帯性、デザインなどだけになりそうだ。
 GX7にオリンパスのパンケーキ電動ズームを付けると、非常に軽快になる。レンズは100グラムを切っているし、飛び出しも僅か。ただの輪のような程に小さい。リングだ。これは電動沈胴で短いのだろう。
 元々、オリンパスの一番安いミラーレスや、一番安いファンダー付きのミラーレスに付いてくるキットレンズ。
 これをオリンパスの一番小さくファインダーの付いていないカメラに付ける方が軽快だが、オリンパスのカメラは意外とずしっとしており、重い。だからカメラ的には上位機のGX7とそれほど重さは変わらない。
 この小さなレンズ、GX7ではなく、ファインダーのない一番安いミラーレスに付けると一番軽く小さくなる。ポケットにも楽々入る。
 しかし、パナソニックにも似たような沈胴パンケーキレンズがある。こちらは電動と手動の二つのタイプがあり、電動は消えたようだ。最近は手動式がキットレンズとして付いている。
 だから、パナソニックだけでも出来るので、オリンパスのレンズをわざわざ付けなくてもいいのだが、試しに付けると、それなりにいい感じだった。
 街写し、散歩撮影、スナップ。それに適したGX7だが、意外とファインダーを使わない。覗いている場合ではないこともあるが、邪魔臭い。
 ファインダーを使わないのなら、一番安いミラーレスでもいいのではないかという話。軽いし小さい。まあ、極めればそうなる。
 そしてファインダーのない軽いタイプはオリンパスよりもパナソニックの方が軽いし小さい。
 ということは買ったときのキットレンズでいいのではないかということだろう。
 写りに関してはよく見ても分からない。条件がよければ綺麗に見えるし、悪ければ、まずまずの写真になる程度。
 だから差が分からない。
 そうなると、ただの好みになる。
 GX7とオリンパスの小さなレンズを付けて、道端の植物の葉などを写したが、ポケットには入るが、出すときに引っかかりやすいので鞄の中に入れ、それを取りだし、さっと撮したが、いつもコンパクト系で写している絵と同じ。これは損をしたような感じ。これなら、ポケットにすんなり入る、一番安いタイプでいいのではないかと思った。さらにいえばやはりコンパクト系の方がカメラがフラットなので、取り出しやすい。
 まあ、ミラーレスで、カシャとシャッター音を聞きながら写す方が充実感はあるが。
 手動沈胴のレンズは全域で20センチほど寄れるだろうか。それなりに寄れるが、同じ旅カメラなら3センチ。うーんと言う感じだ。ギリギリまで寄れるので、近すぎてピントが来ないという警告音がないだけでもいい。
 それで今朝はパナソニックの旅カメラ。コンパクト系。今朝は写す気がないので、それで十分。
 
 
 
■■ 2021年3月2日(火) 午前11時06分
 
 今朝は雨。気温は高いかもしれない。冷たい雨ではない。昨日は暖かかったので、その続きだろうか。昨日は暖房を暑く感じたが、消すと寒くなる。そしてまた付けると暑くなる。寒いだけだと分かりやすい。暖房を付けていても寒い方が分かりやすい。
 今朝は近所の喫茶店へ行く。歩いて行ける。風があるので、自転車で傘を差していくのは面倒。しかし、歩いて傘を差していても風で煽られる。
 風の通り道のような通りがあり、そこの風が強い。しかも歩道はない。路肩で傘を差すと車道にはみ出る。車は多い。自転車よりもましかもしれないが、歩かないといけないので、足の力がいる。僅かな距離だが、厳しかった。
 これならいつもの喫茶店まで自転車で行けばよかったのだが、傘を差したままでは風で走れない箇所が多いし、いきなり風が来る。まあ、どちらも似たようなものだが、自転車の方が楽なのかもしれない。それに慣れているし。
 昨日は晴れていたのに、急に今日は雨。春は天気が変わりやすいというが、季節の変わり目は変わりやすいのだろう。
 今朝の喫茶店だが、煙草を持ってくるのを忘れた。近くにコンビニがあるので、買いにいけばいいのだが、もう座ってしまったし、面倒なので、そのままにした。
 この喫茶店は煙草が吸える。別に貼り紙も何もない。また分煙もない。ほとんど個人の家のような店だ。
 昼前だが客は来ない。しかし昼定食があるようで、ソーメン定食の文字が見える。おにぎり二個付きのようだ。
 この喫茶店へは、いつも行く喫茶店が臨時休業のとき来ている。わりと最近だ。その頃は中に入ると石油ストーブの匂いがムーンと来た。今朝はそれほど感じなかった。
 そのあと常連客が来た。昼なので。そのときの会話で雨は昼からやむとか。しかし、やみそうな気配はないようだ。
 今朝のお供のカメラは、パナソニックGX7にオリンパスの電動パンケーキズーム。非常に小さく軽い。
 ダウンジャケットのポケットに入る。
 
 
  
■■ 2021年3月1日(月) 午前10時49分
 
 今朝は晴れていて暖かい。しかし日影はひんやりとしている。暑いのか寒いのかがよく分からない。寒いと思い暖房を付けると、暑くなる。
 今日から三月。そして月曜日。さらに春らしく暖かい。今日は特別に暖かいのかもしれない。天気予報を見ると、その後も暖かいが、今日ほどではなく、少し寒い日もまだある。明日から右肩上がりで気温が上がり続けるわけではなさそうだ。
 しかし今日は昼間なら春服でいけるだろう。まあ、三月なので、季節は今日から春なので、おかしくはない。しかし夕方前には雨になりそうな感じだ。降らないまでも曇るらしい。天気はそれほど続かない。特に春の天気は変わりやすい。
 外は明るく、眩しいほど。寒さではなく、今度は暑さが気になる季節に入りつつある。しかし、部屋では暖房を切るとガクンと寒くなってきたりする。暖房も冷房もいらない気候がいいのだが、春にはそれがあるはず。秋にもあった。
 冬場寒いときは疲れないが、夏場の暑いときは何もしなくても疲れる。外に出て歩いたりする場合も、暑いときの方がしんどい。熱だれを起こすのかもしれない。冬場は身体を動かすほど暖かくなるが、歩いている程度なら暑いとまではいかないだろう。逆に外にいるだけで冷えてきたりする。空冷が効いているのだろう。
 暑いときは一寸歩くだけでもえらい。
 三月一日。春が始まったばかりなので、まだ浅い春。冬の波がまだ残っている。しかし春になりきると、真春なのだが、これは結構怠いかもしれない。当然暖かさで。だから早春の頃、つまり今が一番いいのかもしれない。
 また暖かくなってくると虫などが出てくる。草も出てくる。草と虫はセットもののような感じ。
 
パナソニック旅カメラとネオ一眼
 ポケットに入る旅カメラTZ95と、ミニ一眼レフ風のネオ一眼FZ85を比べて見た。どちらも似た時期に出ており、現役機。新機はまだない。
 どちらもマクロ機能が優れており、50ミリ相当でも3センチまで寄れる。これはレンズ先端からなので、フィルム面に相当するところかならネオ一眼の方は13センチほどになる。それでも近い。ミラーレスや一眼レフなら25センチほどだろうか。昔のフィルムカメラ時代は、フルサイズなので40センチとか50センチだったように記憶している。
 どちらも50ミリのときは3センチだが、旅カメラの方は薄いのでフィルム面からだと6センチほどだろう。
 広角端の最短撮影距離はネオ一眼の方が1センチ。旅カメラはここでも3センチ。しかしこれもレンズ先端からなので、ボディーが薄い旅カメラとの差はなくなる。フィルム面からだと6センチほどになる。これは24ミリ側だが、50ミリでも同じ。
 どちらも近距離というより、マクロに強い。
 差が出るのは望遠側。旅カメラは望遠端720ミリで2メートル。同じ画角でネオ一眼なら1.5メートル。少し差が出る。ネオ一眼の望遠端はさらに1200ミリまで伸び、そのときも1.5メートルを維持。これは凄い。
 至近距離では旅カメラが少しだけ有利だが、望遠撮影ではネオ一眼がかなり近付ける。フィールドカメラともいわれているだけに、幅が広い。
 値段は旅カメラが倍近く高いので、ネオ一眼の方がお得。しかしポケットに入らないが。
 写りは似たようなもの。操作性はネオ一眼の方が流石に良い。一眼レフスタイルなので。だから旅カメラの方がレンジファインダー機のようなライカ風。ポケットに入るものの、それなりの大きいので、片手で写せる。グリップも効いている。
 倍近く高いのは背面液晶が回転することや、ファインダーとの自動切り替えがあるため。
 ワイルドに使うときはネオ一眼の方がよい。写す気がない日で持ち歩いても邪魔にならないのは、旅カメラの方。
 どちらもコンパクト系なので、受光素子は小さい。ミラーレスや一眼レフとの違いはボケ具合が違う程度。広角で風景を写すときは、全部ピントが来ることが多いので、どのカメラで写しても似たようなもの。
 コンパクト系の絞り値は、開放が多い。絞るようなことはほぼない。余程明るいところでない限り。これはオートで写した場合。しかし、絞りは二段階解ぐらいしかないので、実質的に絞り優先オートに近い。開放になるのは、開放が一番レンズ性能を引き出せるため。絞ると駄目になるのは、受光素子が小さいため。
 だから、絞り値を気にしないで写せるのが、コンパクト系の良さかもしれない。
 
 
 

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